JP3199641B2 - 帯状部材の貼付方法及び貼付装置 - Google Patents

帯状部材の貼付方法及び貼付装置

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JP3199641B2
JP3199641B2 JP22695996A JP22695996A JP3199641B2 JP 3199641 B2 JP3199641 B2 JP 3199641B2 JP 22695996 A JP22695996 A JP 22695996A JP 22695996 A JP22695996 A JP 22695996A JP 3199641 B2 JP3199641 B2 JP 3199641B2
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    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/38Textile inserts, e.g. cord or canvas layers, for tyres; Treatment of inserts prior to building the tyre
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C2793/0081Shaping techniques involving a cutting or machining operation before shaping
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    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
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    • B29D2030/241Auxiliary drums used for temporary storage of the layers before application to the building drums

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  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤの構成部材
等の帯状部材を円筒状に組み立てる際に用いる貼付方法
及び貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤ製造工程では、回転可能に設けら
れた成形ドラムに対してカーカスやサイドウォール等の
タイヤ構成部材を次々に貼り付けて、タイヤの原型とな
る筒状のグリーンケースを組み立てるようにする。上記
タイヤ構成部材は、加硫前のゴムによって連続した帯状
に形成されたものである(以下、「帯状部材」と言う)
が、この帯状部材のなかには補強のためのワイヤ等が埋
設されているものや埋設されていないもの(即ち、ゴム
だけのもの)、或いは幅方向の断面形状が左右非対称と
なるもの(肉厚が一定でないもの)等、種々のものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】帯状部材は、加硫前の
ゴムを素材としているために長手方向に伸縮し易く、ま
た曲がりやすいという性質を有している。特に、補強用
ワイヤ等が埋設されていないものや、幅方向の断面形状
が左右非対称のものでは、伸縮性及び曲がり性等も顕著
であった。
【0004】従って、これらの帯状部材を成形ドラムへ
向けて供給すると共に、成形ドラムに対して丁度1周す
るように巻回させ、またその後、帯状部材を所定寸法に
切断するという一連の工程を全て自動化することは、一
定の精度を得ようとするうえで極めて困難であった。そ
こで従来は、成形ドラムへ帯状部材を供給しつつ成形ド
ラムを1回転させて巻き付けさせ、その後、既に成形ド
ラムに巻き付けられている帯状部材の先端部に合わせて
当該帯状部材を所定長さに切断する作業、及び切断によ
って生じた終端部を上記先端部へ突き合わせて貼り付け
る作業については、人手に委ねるようにしていた。
【0005】そのため、非能率的であるばかりでなく、
作業に熟練を要し、且つ作業内容(精度)に均一性が保
てないという欠点があった。本発明は、上記事情に鑑み
てなされたものであって、帯状部材を成形ドラムへ供給
し、所定長さに切断するまでの一連の作業を全て自動化
できるようにして、従来の各種欠点を解消できるように
した帯状部材の貼付方法及び貼付装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る帯状部材の貼付方法では、帯状部材の組み立て
に供される成形ドラムに対して帯状部材を供給するのに
先立ち、所要長さ分の帯状部材を1周以内に巻回可能な
中間ドラムへ帯状部材を供給し、巻回させるようにして
いる。
【0007】中間ドラムに対して帯状部材を巻回保持さ
せる場合には、まず、帯状部材の先端部を、中間ドラム
の外周部に設けられた先端用吸着部とクランプ装置とに
よって保持させる。そして、帯状部材の長手方向にたる
みが生じないようにしつつ、これを中間ドラムへ巻き付
けてゆき、先端部から所定長さだけ離れた位置、即ち、
切断予定部分を、上記先端用吸着部とは別のドラム外周
位置に設けられた終端用吸着部へ吸着保持させるように
なっている。そして、この状態にしたうえで、帯状部材
を切断するものである。
【0008】従って、この切断までの間には、帯状部材
に対して、無用な伸縮や曲がりが生じることはない。ま
た、帯状部材を中間ドラムへ巻回保持させるうえでは、
帯状部材に吸引作用しか生じさせていないので、帯状部
材に傷が付いたり変形したりするということもない。こ
のように、帯状部材として、成形ドラムにおいて必要と
される所定長さに切り出す作業を予め(下準備として)
行ってから、これを中間ドラムを通じて成形ドラムへ転
着させるものである。
【0009】本発明に係る帯状部材の貼付装置は、上記
の貼付方法を実施するうえで、帯状部材の供給手段と、
これを巻回保持する中間ドラムと、中間ドラムへ供給さ
れる帯状部材を所定長さに切断するカッター装置と、成
形ドラムとを有した構成となっている。そして、中間ド
ラムには、帯状部材の巻付け開始位置に先端用吸着部及
びクランプ装置が設けられていると共に、巻付け終了位
置に終端用吸着部が設けられている。また、前記供給手
段には、中間ドラムへ送り出した帯状部材を上記終端用
吸着部等に対して押し付けるようにして、確実な吸着を
可能にするための送り渡し部が設けられている。
【0010】そのため、供給手段から中間ドラムを介し
て所定長さの帯状部材を成形ドラムへ供給するという一
連の作業が、高精度且つ高能率のもと、自動化できるも
のとなる。中間ドラムに対し、先端用吸着部及び終端用
吸着部に吸着された帯状部材の端部を、その吸着状態を
保持したまま径方向外方へ移動させて成形ドラムへ押圧
する材料転圧手段を設ければ、中間ドラムに吸着保持さ
れた帯状部材を剥離すること、及び成形ドラムに対して
帯状部材を止め付けることが、確実且つ綺麗に行えるよ
うになる。
【0011】前記カッター装置は、中間ドラムに内蔵さ
せるようにしてもよい。この場合、カッター装置は、帯
状部材の切断時にだけカッター刃が中間ドラムの径方向
外方へ突出する構成とすれば、中間ドラムの外周面を有
効に帯状部材の巻回保持面として利用できる他、カッタ
ー刃が帯状部材や周辺構造物等に衝突して破損するとい
ったことを防止できる利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施形態の一つ
である貼付装置1を示している。この貼付装置1におけ
る概略的な構成は、帯状部材WのロールRを保持するセ
ット部2と、このセット部2から帯状部材Wを巻き出し
可能にした供給手段3と、この供給手段3から送られる
帯状部材Wを一旦、巻き付け状態で仮保持する中間ドラ
ム4と、中間ドラム4の隣でこれと回転軸心を平行させ
て設置された成形ドラム7とを有したものとなってい
る。
【0013】なお、本実施形態は、タイヤの製造工程中
における第1ステージの開始段階に該当し、成形ドラム
7上ではこの後インナーライナーやプライ等が組み立て
られていく。従って、サイドウォールが帯状部材Wに相
当しており、その幅方向の断面形状は、左右で肉厚の異
なるものとなっている。また、この帯状部材Wは、タイ
ヤの表裏面用に左右対称配置で2本あることになる。
【0014】中間ドラム4は、スライドフレーム9上に
おいて水平軸心廻りで回転自在に保持されており、モー
タ10により、正逆方向へそれぞれ1回転程度の回動が
可能となっている。また、上記スライドフレーム9は、
装置フレーム11の上をロッドレスシリンダ等の駆動装
置12によって前後進可能となっている。従って、中間
ドラム4は成形ドラム7に対する近接・離反も可能であ
る。
【0015】スライドフレーム9による中間ドラム4の
前後進は、中間ドラム4が供給手段3に近接した位置
と、成形ドラム7に近接した位置、及び供給手段3にも
成形ドラム7にも干渉しない中間位置との、合計3位置
で停止可能になっている。このうち、中間位置を除くそ
れぞれの停止位置は、ストッパボルト装置13による当
て止め構造が採用されており、位置調節が容易で、且つ
その調節において高精度が得られるようになっている。
【0016】なお、上記したように帯状部材Wは左右2
本あるので、中間ドラム4についてもスライドフレーム
9上に左右一対のものが設けられている(図11参
照)。また同様に、上記供給手段3についても左右一対
のものが設けられている(図示略)。まず、供給手段3
について説明する。
【0017】供給手段3は、セット部2のフリーローラ
15上で回転自在に保持されたロールRから、引出し装
置16が、ボール埋め込み床(図4参照)を有した材料
通路17に対して帯状部材Wを一定張力のまま巻き出さ
せ、また送り渡し部18が、必要に応じてこの帯状部材
Wを中間ドラム4へ供給するようになっている。上記送
り渡し部18は、図2乃至図4に示すように帯状部材W
をその下部から支持する支承板20と、この支承板20
の上部に帯状部材Wを跨ぐように設けられた門型フレー
ム21と、この門型フレーム21の前面部にガイドバー
22を介して前後動自在に保持され、位置替えシリンダ
23によって前後動する押圧シリンダ24と、この押圧
シリンダ24によって下向きに昇降可能とされた押圧部
材25とを有している。
【0018】また、この送り渡し部18は、支承板20
及び門型フレーム21の全体が、材料通路17と固定関
係にある支持フレーム27に対し、ガイドバー28によ
って前後動自在に保持されている。そして、支持フレー
ム27上に設けられて、門型フレーム21の背部へロッ
ド端部を接続させた前後動シリンダ29により、前後動
可能となっている。
【0019】従って、この送り渡し部18では、位置替
えシリンダ23を後退動作させたままで押圧シリンダ2
4を下降動作させれば、押圧部材25が帯状部材Wを支
承板20上へ押し付けて挟持するので、このまま、前後
動シリンダ29を前進動作させることにより、材料通路
17上の帯状部材Wを中間ドラム4へと引き出すことが
できる。
【0020】なお、支承板20は、帯状部材Wの密着に
よる滑り不良を防止するため、硬質アドロン処理等の非
密着表面仕上げをしたり、ラミネートを施したりしてお
くのが好適である。一方、この送り渡し部18では、位
置替えシリンダ23を前進動作させると共に、前後動シ
リンダ29にも前進動作を行わせ、そのうえで押圧シリ
ンダ24を下降動作させれば、図7又は図9に示すよう
に中間ドラム4の外周面に送り出した後の帯状部材Wに
対して押圧部材25を押し付けるといったことが可能で
ある。
【0021】なお、図7及び図9に示すように上記押圧
部材25は、断面H形をしたスポンジ30によって厚み
1mm程度のディスクの組合せよりなる樹脂パッド31
をバックアップする構造になっており、帯状部材Wにお
ける幅方向の断面形状が左右非対称であることに対応可
能になっている。すなわち、肉厚差に伴う押圧度合のバ
ラツキが生じず、確実に押圧できる。
【0022】次に、中間ドラム4について説明する。図
1によって明らかなように、中間ドラム4は成形ドラム
7よりも径大であり、従って成形ドラム7へ供給すべき
帯状部材Wの長さよりも、その外周寸法が長くなってい
る。そのため、この中間ドラム4へ帯状部材Wを巻き付
かせたとき、その1周以内で必要長さの帯状部材Wの巻
回ができる。
【0023】この中間ドラム4の外周面は鏡面仕上げさ
れており、帯状部材Wの密着度を上げてその保持効果が
高められるようになっている。この中間ドラム4には、
図5に示すようにその外周部へ向けて先端用吸着部3
2、終端用吸着部33、クランプ装置34及びカッター
装置35が設けられている。上記先端用吸着部32及び
終端用吸着部33は、それぞれ、材料転圧手段36を兼
ねた構成となっている。
【0024】中間ドラム4において、先端用吸着部32
及びクランプ装置34は扇形をした外周部パーツ4Aに
対して設けられている。そして、この外周部パーツ4A
は、ドラム本体4Bに対して着脱可能とされ、周方向へ
の位置変更が可能になっている。すなわち、図6に示す
ように外周パーツ4Aと、ドラム本体4Bの外周構成部
4Cとの間には、種々の形状、厚みを有したスペーサ部
材38〜42が挟み込まれており、それらの使用数や使
用厚さ等を変更できるようになっている。このような外
周部パーツ4Aの周方向位置付け、即ち、先端用吸着部
32の周方向位置付けを変更することは、中間ドラム4
の外周部に対し、帯状部材Wの先端部を止め付ける位置
を調節することに繋がり、これによって終端用吸着部3
3へ止め付けられる切断予定部(終端部)へ至る帯状部
材Wの長さが決定される。
【0025】先端用吸着部32は、図7及び図8に示す
ように中間ドラム4の外周面へ先端部を臨ませて設けら
れる左右一対の吸引ブロック45を有しており、それら
の先端部に形成された吸引凹部45aによって帯状部材
Wの下面を吸引する。なお、吸引ブロック45は、帯状
部材Wとの形状的又は表面粗さ的な馴染み乃至即応性を
よくし、且つ傷つけを防止するためにウレタンやゴム等
の適度や柔らかさを有したものにより形成したり、或い
は他の硬質材料を用いた上にラミネートを施して形成し
たりするのが好適である。また、耐久性に重点をおいて
金属製とし、その先端部に剥離性を高めるための溝を設
けるといった構造にすることも可能である。
【0026】この先端用吸着部32において、両吸引ブ
ロック45を支持するホルダ46にはガイドバー47が
設けられており、これらガイドバー47は、中間ドラム
4側に固定されたブラケット48に挿通されている。ま
た、ホルダ46は、複数のピンシリンダ49によって支
持されている。このような構成により、先端用吸着部3
2は中間ドラム4の径方向に沿って突出したり退入した
りするものであり、これが上記した材料転圧手段36に
相当する。
【0027】すなわち、中間ドラム4に対して帯状部材
Wが供給されてこれを先端用吸着部32が吸着した状態
から、材料転圧手段36を突出動作させると、帯状部材
Wを中間ドラム4の外周面から剥離させることが確実に
行えることになる。また、このとき中間ドラム4を成形
ドラム7へ外接させておけば、帯状部材Wをそのまま成
形ドラム7へ押し付けることが可能になる。
【0028】上記クランプ装置34は、先端用吸着部3
2と共同して、その両者間で帯状部材Wを挟持させるよ
うに構成されたもので、クランプシリンダ52によって
中間ドラム4の径方向へ移動可能とされたクランプ部材
53を有している。このクランプシリンダ52は、枢軸
54を中心として揺動可能とされており、必要時以外に
はクランプ部材53を含めた全体として、中間ドラム4
の径方向内方に収納されるようになっている。このクラ
ンプシリンダ52の揺動は、平歯車を利用したセクタ駆
動部56と、このセクタ駆動部56を駆動させる仰起動
用シリンダ57とによって、枢軸54を回動させること
により行われる。
【0029】なお、クランプ部材53は、断面H形をし
たスポンジ59によって厚み1mm程度のディスクの組
合せよりなる樹脂パッド60をバックアップする構造に
なっており、帯状部材Wにおける幅方向の断面形状が左
右非対称であることに対応可能になっている。すなわ
ち、肉厚差に伴うクランプ度合のバラツキが生じず、確
実なクランプが可能となっている。
【0030】上記終端用吸着部33(図9参照)は、中
間ドラム4の外周部に対する位置付けが異なる点を除
き、前記した先端用吸着部32(図7及び図8参照)と
略同じ構造を有している。また、この終端用吸着部33
に付設された材料転圧手段36も先端用吸着部32のも
のと略同じである。そのため、これらに関する詳説は省
略する。
【0031】上記カッター装置35は、図9及び図10
に示すようにロッドレスシリンダ等を用いた走行駆動具
63により、カッター刃64が帯状部材Wの幅方向へ移
動する構造となっている。このカッター刃64は、走行
駆動具63と平行に設けられたスプライン軸65に対し
て貫通保持された刃ホルダ66に支持されている。ま
た、このスプライン軸65は、その両端部を支持するブ
ラケット板67に対して回動自在に保持されており、こ
のスプライン軸65の回動に連れて、刃ホルダ66も一
体に回動するようになっている。
【0032】刃ホルダ66には、走行駆動具63の走行
部63aへ向けて突出する係合片68が設けられてい
る。この係合片68は円弧状に形成されており、走行部
63aに対し、その走行方向へは係合するが、刃ホルダ
66がスプライン軸65と共に回動するときには、この
動きが許容されるようになっている。そして、スプライ
ン軸65には、角度設定シリンダ69によって揺動可能
とされる揺動レバー70が、当該スプライン軸65に対
して回転不能な状態で挿通されている。
【0033】従って、角度設定シリンダ69を揺動動作
させると、スプライン軸65及び刃ホルダ66の回動を
通じてカッター刃64の角度が変更されることになる。
カッター刃64におけるこのような角度変更は、カッタ
ー刃64を、中間ドラム4に対して収納し且つ加熱させ
る待機角度Xと、帯状部材Wに対する切断走行角度Y
と、切断後の復帰走行角度Zとの3ポジションに切り換
えるためのものとなる。
【0034】ところで、このような構成を有した中間ド
ラム4は、前記したように帯状部材Wが左右2本あるこ
とに起因して、図11に示すようにスライドフレーム9
上に左右一対のものが設けられている。そして、これら
左右の中間ドラム4は、間隔変更装置73によって相互
間隔が調節可能になっている。この間隔変更装置73
は、両中間ドラム4の中心部を貫通して設けられる中空
の回転軸74と、この回転軸74内に回転自在に挿通さ
れてその両端部に互いに逆ねじ関係を有したねじ部が設
けられた送りねじ軸75と、回転軸74の一端部に対し
て設けられ、一方の中間ドラム4に半没状態とされたね
じ駆動モータ76と、送りねじ軸75の各ねじ部に螺合
されたナット部材77とを有している。各ナット部材7
7には、回転軸74の周壁を貫通して設けられた長孔7
8を通り抜けて、各中間ドラム4の中心筒部へ係合可能
とされた張出翼80が設けられている(図12参照)。
【0035】従って、ねじ駆動モータ76によって送り
ねじ軸75を回動させると、ナット部材77が相互近接
又は相互離反するようになり、これにより左右の中間ド
ラム4も相互近接又は相互離反するものである。このよ
うな左右の中間ドラム4の相互間隔変更は、セット部2
や供給手段3(いずれも図1参照)等を、中間ドラム4
と同様に左右2組づつ設けるに際して必要とされるスペ
ース的寸法と、成形ドラム7に対して左右の帯状部材W
を貼り付けるピッチ寸法とが、一致しないときに、この
寸法差を吸収するうえで必要とされている。
【0036】なお、各中間ドラム4を回転させるモータ
10(図1参照)の駆動は、左右の中間ドラム4の中央
部に設けられた伝動車輪82へ伝えられ、この伝動車輪
82から回転軸74へと伝えられるようになっている。
また、左右の中間ドラム4の相互間隔は、回転軸74の
他端部側に設けられたロータリエンコーダ83を介して
検出される送りねじ軸75の回転数から、演算により求
められるようになっている。
【0037】前記成形ドラム7は、図13及び図14に
示すように直径変更機構85を有しており、そのドラム
直径が可変になっている。この直径変更機構85は、中
空構造を有する成形ドラム7の回転軸86と、この回転
軸86内に摺動自在に挿通されたスライド軸87と、こ
のスライド軸87の外面から回転軸86の周壁に形成さ
れた長孔88を通り抜けて揺動自在に保持された長リン
ク89と、この長リンク89の突端部に連結された外周
板90と、回転軸86の外面に揺動自在に保持されて上
記長リンク89の中央部に接続された短リンク91と、
スライド軸87を摺動駆動する駆動部(図示略)と、上
記外周板90から周方向一方へ延出する繋ぎ外周板92
とを有している。
【0038】すなわち、スライド軸87を摺動させるこ
とによって長リンク89と短リンク91との交差角が変
化し、これに伴って回転軸86の回転中心から外周板9
0及び繋ぎ外周板92までの径寸法が変化するというも
のである。外周板90は、図15に示すように外板94
と内板95との二重構造となっており、両板間に吸気通
路96が形成されている。そして、外板94には吸気通
路96に連通する複数の吸引孔97が形成され、内板9
5には吸気通路96に連通する吸気パイプ98が接続さ
れている。従って、外周板90に対し、帯状部材W等を
吸引保持させることができる。
【0039】なお、吸引力を高めるには、吸引孔97ま
わりに粘着性ゴムを取り付けるような構造を採用するこ
とができる。また反対に、幾つかの吸引孔97に盲ネジ
(図示略)等を取り付けて、栓をするようにすれば、吸
引圧を一定にしたままでも、吸引力を調節することがで
きる。一方、この外周板90には、吸気通路96が設け
られ、吸着状態の帯状部材W等(組み立て後のものを含
む)を成形ドラム7から外し易くなっている。
【0040】この成形ドラム7には、その外周面へ向け
てフリーローラを接離可能とされたステッチング装置
(図示略)が付設されており、帯状部材W等の貼り付け
を補強することができるようになっている。次に、上記
のように構成された貼付装置1の稼働状況に基づいて、
本発明の貼付方法を説明する。
【0041】当初、中間ドラム4は、図1に示すように
最も供給手段3寄りに位置付けられ、そして先端用吸着
部32が図5に示すように上向きに角度設定される。ま
た、クランプ装置34及びカッター装置35のカッター
刃64は、中間ドラム4内に収納されている。供給手段
3において、送り渡し部18(図2乃至図4参照)で
は、位置替えシリンダ23が後退動作状態のまま、押圧
シリンダ24が押圧部材25を下降させ、帯状部材Wの
先端部を支承板20上へ押し付ける。そして、前後動シ
リンダ29が送り渡し部18を前進させ、帯状部材Wの
先端部を中間ドラム4の上部へ引き出す。
【0042】次に、中間ドラム4のクランプ装置34
(図7参照)において、横倒し状態にあるクランプシリ
ンダ52がクランプ部材53を解放方向へ移動させ、続
いて仰起動用シリンダ57がクランプシリンダ52を起
立さすべくセクタ駆動部56を駆動する。従って、クラ
ンプ部材53が、上記支承板20から中間ドラム4上へ
向けて差し出された帯状部材Wに対し、その先端部上方
へ位置付けられる。
【0043】次に、クランプシリンダ52がクランプ部
材53をクランプ方向へ移動させ、帯状部材Wの先端部
を先端用吸着部32へ押し付ける。またこれと入れ代わ
り状に、送り渡し部18の押圧シリンダ24が押圧部材
25を上昇させ、帯状部材Wの押圧を解放させる。ま
た、先端用吸着部32が、帯状部材Wの吸着を開始す
る。
【0044】次に、上記クランプ装置34によるクラン
プと先端用吸着部32による吸着を継続させたまま、中
間ドラム4が回転を開始し、帯状部材Wの巻き取りを行
う。なお、このとき上記送り渡し部18(図2乃至図4
参照)では、前後動シリンダ29が前進したままの状態
にある。従って帯状部材Wは、供給手段3の材料通路1
7だけでなく、送り渡し部18の支承板20によっても
その引き出しがガイドされ、蛇行しない安定した状態と
なる。
【0045】中間ドラム4は、図9に示すように終端用
吸着部33が上を向く角度に達したときに、回転を停止
する。次に、位置替えシリンダ23が押圧シリンダ24
を前進させる。そして、押圧シリンダ24が押圧部材2
5を下降させ、帯状部材Wの切断予定部を中間ドラム4
へ押し付け、またこの状態で終端用吸着部33が帯状部
材Wの吸着を開始する。
【0046】次に、押圧シリンダ24が押圧部材25を
上昇させ、位置替えシリンダ23が押圧シリンダ24を
後退させる。そして、押圧シリンダ24は再び押圧部材
25を下降させ、支承板20上で帯状部材Wの押圧保持
を行う。この間、終端用吸着部33は帯状部材Wを吸着
したままであり、帯状部材Wの位置ズレは生じない。こ
こまでの一連の動きから明らかなように、帯状部材Wは
先端用吸着部32から終端用吸着部33にわたり、伸縮
や曲がりが無い状態で中間ドラム4の外周面に巻回保持
されることになる。また、この状態にあって帯状部材W
には、所定の張力を保持させることも可能になる。
【0047】次に、カッター装置35において、角度設
定シリンダ69がカッター刃64を切断走行角度Y(図
9参照)に設定すべく揺動レバー70を揺動させ、続い
て走行駆動具63が、カッター刃64を走行させる。従
って、終端用吸着部33を過ぎたあたりで帯状部材Wが
切断され、これによって帯状部材Wに終端部が形成され
る。
【0048】このように、カッター装置35はカッター
刃64を横に走行させて帯状部材Wを切断しているの
で、帯状部材Wの終端部は、丸みを帯びた形にはなら
ず、鋭利な切断面が得られる。従って、後の工程におい
て帯状部材Wをジョイントさせるうえで、綺麗なジョイ
ント部が得られる利点がある。帯状部材Wの切断後、角
度設定シリンダ69はカッター刃64を切断後の復帰走
行角度Z(図9参照)に設定すべく揺動レバー70を揺
動させ、続いて走行駆動具63が、カッター刃64を元
の位置へ復帰走行させる。そして、角度設定シリンダ6
9は、カッター刃64を中間ドラム4に対して収納し且
つ加熱させる待機角度X(図9参照)に設定すべく揺動
レバー70を揺動させる。
【0049】次に、供給手段3(図2及び図3参照)に
おいて、前後動シリンダ29が送り渡し部18を後退さ
せる。また、中間ドラム4を支持するスライドフレーム
9(図1参照)は、駆動装置12によって前進され、中
間ドラム4が供給手段3にも成形ドラム7にも干渉しな
い中間位置へ位置付けるようにする。次に、中間ドラム
4のクランプ装置34(図7参照)において、帯状部材
Wをクランプ状態にあるクランプシリンダ52が、クラ
ンプ部材53を解放方向へ移動させる。また、仰起動用
シリンダ57がクランプシリンダ52を横倒しにすべく
セクタ駆動部56を駆動して、その装置全体を中間ドラ
ム4内へ収納する。クランプシリンダ52は、横倒し後
に再びクランプ部材53をクランプ方向へ移動させ、次
の動作に備える。
【0050】次に、中間ドラム4は回転され、帯状部材
Wの先端部を吸着している先端用吸着部32が、成形ド
ラム7へ正対する状態とされる(図1の二点鎖線参
照)。また、左右の中間ドラム4の相互間隔を可変とす
る間隔変更装置73(図11参照)において、ねじ駆動
モータ76が駆動され、中間ドラム4の相互間隔と、成
形ドラム7に対して左右の帯状部材Wを貼り付けるピッ
チ寸法とが合わせられる。
【0051】そして、上記スライドフレーム9が、駆動
装置12によって更に成形ドラム7側へ向けて前進さ
れ、これによって中間ドラム4は成形ドラム7に対する
最接近状態とされる。次に、成形ドラム7に材Wを押し
つけ、成形ドラム7の吸気が働いた後、中間ドラム4が
エアーブロー(逆噴射)をすることにより、中間ドラム
4から帯状部材Wの先端部が剥離されると同時に、この
帯状部材Wは成形ドラム7へ受け渡される。
【0052】更に、成形ドラム7においては、その外周
板90(図15参照)に設けられた吸引孔97で吸引が
開始される。そのため、帯状部材Wは成形ドラム7に転
着されることになる。次に、中間ドラム4と成形ドラム
7とが、互いの周速度が等しく且つ互いに逆回転となる
ように同調回転する。従って、中間ドラム4から成形ド
ラム7へと帯状部材Wの転着が続けられる。
【0053】そして、帯状部材Wの終端部を止め付けた
終端用吸着部33(図9参照)が成形ドラム7へ正対し
たときに、中間ドラム4は回転を停止する。そして、こ
の終端用吸着部33は吸引を停止すると共に、空気を逆
噴射させる。またこれと同時に、この終端用吸着部33
に付設の材料転圧手段36において、ピンシリンダ49
が終端用吸着部33を径方向外方へ突出動作させる。従
って、中間ドラム4から帯状部材Wの先端部が剥離され
ると同時に、この帯状部材Wは成形ドラム7へ押し付け
られる。
【0054】このようなことにより、成形ドラム7の全
周を丁度1周すべく帯状部材Wが貼り付けられることに
なる。次に、中間ドラム4は、スライドフレーム9が、
駆動装置12によって供給手段3側へ向けて後退させら
れるのに伴って、供給手段3にも成形ドラム7にも干渉
しない中間位置へと移動し停止する。そして、この中間
位置で、初期状態の角度、即ち、先端用吸着部32を上
向きにする角度へ向けて逆回転した後、再びスライドフ
レーム9の後退によって最も供給手段3寄りとなる初期
位置へ移動する。また、間隔変更装置73(図11参
照)も、左右の中間ドラム4を元の相互間隔に戻すべく
ねじ駆動モータ76を駆動する。
【0055】また、成形ドラム7においては、その回転
と共に、必要に応じてステッチング装置(図示略)によ
る帯状部材Wの押え付けが行われ、帯状部材Wにおける
先端部と終端部とのジョイント部分が平らに均し成形さ
れる。また、中間ドラム4をはじめとする各部分でそれ
ぞれ初期状態への復帰動が行われ、次のサイクルに控え
るようになる。
【0056】ところで、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではない。例えば、帯状部材Wは、その用途、
断面形状、材質等が限定されるものではない。従って、
インナーライナーやトレッド等の組み立てに用いること
も可能であるし、タイヤ製造以外でも使用可能である。
また、各部で用いているシリンダ等は、全てモータ駆動
によるねじ送り機構、巻き掛け伝動機構、歯車機構等に
置換可能である。
【0057】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る帯状部材の貼付方法及び本発明に係る帯状部材の貼
付装置では、成形ドラムに対して帯状部材を供給するの
に先立ち、帯状部材の所定長さ分を中間ドラムへ仮保持
状態にし、その後、中間ドラムから成形ドラムへ帯状部
材を転着させている。そのため、帯状部材としては、長
手方向に所定の張力が与えられつつも、無用な伸縮や曲
がりは生じることなく、また傷が付いたり変形したりす
ることなく、所定長さ分の切り出しが可能になる。従っ
て、この切り出された帯状部材を成形ドラムへ転着すれ
ば、高精度の帯状部材組み立て作業ができることにな
る。また、これら一連の作業においてその自動化が可能
となる。
【0058】ところで、中間ドラムの外周面二箇所に吸
着部を設けておき、これら各吸着部へ帯状部材の先端部
及び切断予定部を吸着することで、帯状部材の仮保持長
さを保持させるようにすれば、中間ドラムに対して帯状
部材の先端部や切断予定部を止め付けることが簡単且つ
確実に行えるものとなる。勿論、帯状部材の伸縮や曲が
りを阻止することが確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一つである貼付装置を示す
側面図である。
【図2】供給手段の送り渡し部を示す平面図である。
【図3】図2に対する側面図である。
【図4】送り渡し部の斜視図である。
【図5】中間ドラムを示す側面図である。
【図6】中間ドラムにおいて用いられるスペーサ部材を
分解して示す側面図である。
【図7】中間ドラムに設けられる先端用吸着部、材料転
圧手段及びクランプ装置を示す側面図である。
【図8】先端用吸着部及び材料転圧手段の斜視図であ
る。
【図9】中間ドラムに設けられる終端用吸着部、材料転
圧手段及びカッター装置を示す側面図である。
【図10】カッター装置を一部破砕して示す平面図であ
る。
【図11】左右の中間ドラムに対して設けられる間隔変
更装置を示す正面断面図である。
【図12】図11のA−A線拡大断面図である。
【図13】成形ドラムを示す正面断面図である。
【図14】成形ドラムの一部を示す側面図である。
【図15】成形ドラムの外周部を示す正面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 貼付装置 2 セット部 3 供給手段 4 中間ドラム 7 成形ドラム 18 送り渡し部 32 先端用吸着部 33 終端用吸着部 34 クランプ装置 35 カッター装置 36 材料転圧手段 64 カッター刃 W 帯状部材 R ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−104047(JP,A) 特開 平5−77341(JP,A) 特開 昭58−45042(JP,A) 特開 平5−4293(JP,A) 特開 昭57−181840(JP,A) 特開 平8−11238(JP,A) 特開 昭54−131681(JP,A) 特開 平9−193259(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/00 - 30/72 B26D 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状部材(W)の巻回組立用成形ドラム
    (7)に対して帯状部材(W)を供給するのに先立ち、
    所要長さ分の帯状部材(W)を1周以内に巻回可能な中
    間ドラム(4)へ帯状部材(W)を供給し、該中間ドラ
    ム(4)の外周部に設けられた先端用吸着部(32)と
    クランプ装置(34)とによって帯状部材(W)の先端
    部を保持させると共に、中間ドラム(4)へ帯状部材
    (W)を巻回させ、上記先端用吸着部(32)とは別の
    ドラム外周位置に設けられた終端用吸着部(33)で帯
    状部材(W)の切断予定部分を吸着させたうえで、帯状
    部材(W)を切断し、次に中間ドラム(4)に巻回保持
    された帯状部材(W)を上記成形ドラム(7)へ転着さ
    せることを特徴とする帯状部材の貼付方法。
  2. 【請求項2】 帯状部材(W)の供給手段(3)と、該
    供給手段(3)からの帯状部材(W)を一時的に巻回保
    持する中間ドラム(4)と、該中間ドラム(4)へ供給
    される帯状部材(W)を所定長さに切断するカッター装
    置(35)と、中間ドラム(4)に巻回保持された帯状
    部材(W)を受け取って円筒状への組み立てに供される
    成形ドラム(7)とを有する帯状部材の貼付装置におい
    て、 前記中間ドラム(4)には、帯状部材(W)の巻付け開
    始位置に先端用吸着部(32)及びクランプ装置(3
    4)が設けられていると共に、巻付け終了位置に終端用
    吸着部(33)が設けられており、前記供給手段(3)
    には、中間ドラム(4)へ送り出した帯状部材(W)の
    適所を必要に応じて中間ドラム(4)へ押圧可能とする
    送り渡し部(18)が設けられていることを特徴とする
    帯状部材の貼付装置。
  3. 【請求項3】 前記中間ドラム(4)には、先端用吸着
    部(32)及び終端用吸着部(33)に吸着された帯状
    部材(W)の端部を、その吸着状態を保持したまま径方
    向外方へ移動させて成形ドラム(7)へ押圧する材料転
    圧手段(36)が設けられていることを特徴とする請求
    項2記載の帯状部材の貼付装置。
  4. 【請求項4】 前記カッター装置(35)は中間ドラム
    (4)に内蔵されており、帯状部材(W)の切断時にカ
    ッター刃(64)が中間ドラム(4)の径方向外方へ突
    出可能とされていることを特徴とする請求項2又は請求
    項3記載の帯状部材の貼付装置。
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