JP3198478B2 - 屋根切欠き及び風そらせ板を持つ車両屋根 - Google Patents
屋根切欠き及び風そらせ板を持つ車両屋根Info
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- JP3198478B2 JP3198478B2 JP36142199A JP36142199A JP3198478B2 JP 3198478 B2 JP3198478 B2 JP 3198478B2 JP 36142199 A JP36142199 A JP 36142199A JP 36142199 A JP36142199 A JP 36142199A JP 3198478 B2 JP3198478 B2 JP 3198478B2
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- 230000001788 irregular Effects 0.000 claims description 11
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/22—Wind deflectors for open roofs
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動屋根部分によ
り閉鎖可能な屋根切欠きに、通常の走行方向に見て前部
端縁の範囲で、不動作位置と動作位置との間で可動に支
持される不整形断面形状の風そらせ板が付属している車
両屋根及び風そらせ板に関する。
り閉鎖可能な屋根切欠きに、通常の走行方向に見て前部
端縁の範囲で、不動作位置と動作位置との間で可動に支
持される不整形断面形状の風そらせ板が付属している車
両屋根及び風そらせ板に関する。
【0002】
【従来の技術】このような車両屋根はドイツ連邦共和国
特許第4012569号明細書から公知である。乗用自
動車の公知の車両屋根には、滑り屋根により閉鎖可能な
屋根切欠きが設けられ、通常の走行方向に見てこの屋根
切欠きの前部端縁に、揺動運動可能な不整形断面形状の
風そらせ板が設けられている。滑り屋根が開かれている
と、風そらせ板はその動作位置で屋根表面から突出す
る。屋根表面から突出する風そらせ板の区域は、車両横
方向に等間隔に設けられる複数のカム状の不整形断面形
状区域を持ち、これらの区域が上方へ突出して、***体
を形成する。個々の***体の間に、平たい内側凹所が形
成されている。風そらせ板のこの不整形断面形状によ
り、滑り屋根が開かれる際、特定の走行速度で車両内部
空間のいわゆる「鈍く響く音」が減少されるか又は除去
されるようにする。
特許第4012569号明細書から公知である。乗用自
動車の公知の車両屋根には、滑り屋根により閉鎖可能な
屋根切欠きが設けられ、通常の走行方向に見てこの屋根
切欠きの前部端縁に、揺動運動可能な不整形断面形状の
風そらせ板が設けられている。滑り屋根が開かれている
と、風そらせ板はその動作位置で屋根表面から突出す
る。屋根表面から突出する風そらせ板の区域は、車両横
方向に等間隔に設けられる複数のカム状の不整形断面形
状区域を持ち、これらの区域が上方へ突出して、***体
を形成する。個々の***体の間に、平たい内側凹所が形
成されている。風そらせ板のこの不整形断面形状によ
り、滑り屋根が開かれる際、特定の走行速度で車両内部
空間のいわゆる「鈍く響く音」が減少されるか又は除去
されるようにする。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第4126568号
明細書から、滑り屋根により閉鎖可能な屋根切欠きを持
つ別の車両屋根が公知である。この屋根切欠きも、その
前部端縁の範囲に異形断面形状の風そらせ板を持ち、動
作位置で屋根表面から突出する範囲に、上方へ突出する
短い環流突起を備えている。この環流突起により、自動
車の走行運転中に極めてエネルギに富んだ馬蹄形渦が形
成されて、風そらせ板の他の直線縁範囲に起因する整流
されて整然とした流れ構造を滑り屋根開口の範囲で破壊
する。到来する空気流は対称な馬蹄形渦に解かれ、それ
により車両内部空間における「鈍く響く音」を減少する
か又は除去できるようにする。
明細書から、滑り屋根により閉鎖可能な屋根切欠きを持
つ別の車両屋根が公知である。この屋根切欠きも、その
前部端縁の範囲に異形断面形状の風そらせ板を持ち、動
作位置で屋根表面から突出する範囲に、上方へ突出する
短い環流突起を備えている。この環流突起により、自動
車の走行運転中に極めてエネルギに富んだ馬蹄形渦が形
成されて、風そらせ板の他の直線縁範囲に起因する整流
されて整然とした流れ構造を滑り屋根開口の範囲で破壊
する。到来する空気流は対称な馬蹄形渦に解かれ、それ
により車両内部空間における「鈍く響く音」を減少する
か又は除去できるようにする。
【0004】ドイツ連邦共和国特許第3146908号
明細書は、滑り屋根の開かれる場合斜め上方へ突出して
風そらせ面として役立つ外側屋根面を持つ自動車滑り屋
根用縁間隙密封片を記載している。外側屋根面には内側
屋根面が続いて、滑り屋根の下側にある密封支持用の直
角に突出する密封リツプを持っている。
明細書は、滑り屋根の開かれる場合斜め上方へ突出して
風そらせ面として役立つ外側屋根面を持つ自動車滑り屋
根用縁間隙密封片を記載している。外側屋根面には内側
屋根面が続いて、滑り屋根の下側にある密封支持用の直
角に突出する密封リツプを持っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、屋根
切欠きの開かれる際車両速度とは無関係に車両内部空間
の「鈍く響く音」を確実に防止する、最終にあげた種類
の車両屋根を提供することである。
切欠きの開かれる際車両速度とは無関係に車両内部空間
の「鈍く響く音」を確実に防止する、最終にあげた種類
の車両屋根を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、風そらせ板に、上方へ突出する少なくとも1つの励
振縁及び励振縁の後流範囲に位置しかつ弾性的に撓む少
なくとも1つの妨害リツプが設けられている。励振縁
は、車両横方向になるべく一貫して風そらせ板の全長に
わたって、従って屋根切欠きの全幅にわたって延びてい
る。妨害リツプも、風そらせ板の全長にわたって、従っ
て屋根切欠きのほぼ全幅にわたって延びている。励振縁
は、流れて来る走行風に対して形状の安定な妨害体とし
て作用する。これに続く弾性的に撓む妨害リツプは、励
振縁の後流範囲にある位置によって、走行運転中流れて
来る走行風により振れ、振動し、ばたつくか、又は別の
仕方で均一又は不均一な振動数で交互に往復運動する。
それにより車両内部空間で煩わしい鈍く響く騒音が、強
く減少されるか又は完全に除去される。本発明による解
決策は非常に簡単に製造可能で、従来技術に比較して改
善された効果を持ち、気に入る視覚的全体印象を保証す
る。励振縁は、風そらせ板の動作位置で斜め又は垂直に
上方へ突出することができる励振縁は可動にも形成可能
で、風そらせ板が走行風の中に出される場合に初めて安
定な動作位置へ動かされることができる。可動屋根部分
装置として、一体の滑り屋根、複数部分から成る多板屋
根、折畳み屋根等を設けることができる。励振縁及び妨
害リツプを風そらせ板に設けることにより、励振縁を位
置させるため、車両屋根又は屋根切欠きの縁の別の範囲
における付加的な構造空間は不必要である。
め、風そらせ板に、上方へ突出する少なくとも1つの励
振縁及び励振縁の後流範囲に位置しかつ弾性的に撓む少
なくとも1つの妨害リツプが設けられている。励振縁
は、車両横方向になるべく一貫して風そらせ板の全長に
わたって、従って屋根切欠きの全幅にわたって延びてい
る。妨害リツプも、風そらせ板の全長にわたって、従っ
て屋根切欠きのほぼ全幅にわたって延びている。励振縁
は、流れて来る走行風に対して形状の安定な妨害体とし
て作用する。これに続く弾性的に撓む妨害リツプは、励
振縁の後流範囲にある位置によって、走行運転中流れて
来る走行風により振れ、振動し、ばたつくか、又は別の
仕方で均一又は不均一な振動数で交互に往復運動する。
それにより車両内部空間で煩わしい鈍く響く騒音が、強
く減少されるか又は完全に除去される。本発明による解
決策は非常に簡単に製造可能で、従来技術に比較して改
善された効果を持ち、気に入る視覚的全体印象を保証す
る。励振縁は、風そらせ板の動作位置で斜め又は垂直に
上方へ突出することができる励振縁は可動にも形成可能
で、風そらせ板が走行風の中に出される場合に初めて安
定な動作位置へ動かされることができる。可動屋根部分
装置として、一体の滑り屋根、複数部分から成る多板屋
根、折畳み屋根等を設けることができる。励振縁及び妨
害リツプを風そらせ板に設けることにより、励振縁を位
置させるため、車両屋根又は屋根切欠きの縁の別の範囲
における付加的な構造空間は不必要である。
【0007】本発明の構成では、励振縁が風そらせ板の
上側に一体に形成されている。それにより風そらせ板の
特に簡単な製造可能性が得られる。
上側に一体に形成されている。それにより風そらせ板の
特に簡単な製造可能性が得られる。
【0008】本発明の別の構成では、妨害リツプがゴム
から製造され、風そらせ板に固定的に結合されている。
妨害リツプは、それが風そらせ板から斜め又は垂直に上
方へ励振縁の後流範囲へ突出するように、風そらせ板に
固定されている。
から製造され、風そらせ板に固定的に結合されている。
妨害リツプは、それが風そらせ板から斜め又は垂直に上
方へ励振縁の後流範囲へ突出するように、風そらせ板に
固定されている。
【0009】本発明の別の構成では、妨害リツプが不整
形断面形状の基部を持ち、この基部が対応する不整形断
面形状の受入れ溝内に保持され、受入れ溝が少なくとも
1つの端面の方へ開いている。それにより妨害リツプを
端面から簡単に受入れ溝へ押込み、こうして風そらせ板
における妨害リツプの確実なはまり合いを得ることが可
能である。
形断面形状の基部を持ち、この基部が対応する不整形断
面形状の受入れ溝内に保持され、受入れ溝が少なくとも
1つの端面の方へ開いている。それにより妨害リツプを
端面から簡単に受入れ溝へ押込み、こうして風そらせ板
における妨害リツプの確実なはまり合いを得ることが可
能である。
【0010】本発明のそれ以外の利点及び特徴は、図面
に示されている本発明の好ましい実施例の以下の説明か
ら明らかになる。
に示されている本発明の好ましい実施例の以下の説明か
ら明らかになる。
【0011】
【実施例】乗用自動車の車両屋根1は、図1及び2によ
れば、滑り屋根3により閉鎖可能な屋根切欠き2を持っ
ている。乗用自動車の走行運転中に屋根切欠き2が開か
れる場合、即ち走行方向Fとは逆に後方へ滑り屋根3が
移動される場合、走行風の流れにより車両内部空間にお
ける強い吸込みを防止するため、屋根切欠き2の前部端
縁5の範囲に不整形断面形状の風そらせ板4が設けら
れ、図2によれば、車両横方向に延びる揺動軸線6の周
りに両方向矢印の方向に揺動可能に支持されている。滑
り屋根3が閉じている場合、風そらせ板4は没入した不
動作位置にある、滑り屋根3が開かれると、風そらせ板
4は、自動的になるべくばね力により、図1及び2に示
す動作位置へ揺動され、この揺動位置で風そらせ板4の
上部範囲は、車両屋根の表面から上方へ突出し、従って
走行風の中へ突出する。
れば、滑り屋根3により閉鎖可能な屋根切欠き2を持っ
ている。乗用自動車の走行運転中に屋根切欠き2が開か
れる場合、即ち走行方向Fとは逆に後方へ滑り屋根3が
移動される場合、走行風の流れにより車両内部空間にお
ける強い吸込みを防止するため、屋根切欠き2の前部端
縁5の範囲に不整形断面形状の風そらせ板4が設けら
れ、図2によれば、車両横方向に延びる揺動軸線6の周
りに両方向矢印の方向に揺動可能に支持されている。滑
り屋根3が閉じている場合、風そらせ板4は没入した不
動作位置にある、滑り屋根3が開かれると、風そらせ板
4は、自動的になるべくばね力により、図1及び2に示
す動作位置へ揺動され、この揺動位置で風そらせ板4の
上部範囲は、車両屋根の表面から上方へ突出し、従って
走行風の中へ突出する。
【0012】風そらせ板3は車両横方向に屋根切欠きの
全幅にわたって延び、一体の不整形断面形状体としてな
るべくプラスチツクから製造されている。風そらせ板4
の上部範囲は、走行方向Fに見て前部終端縁の範囲に、
ひれ状に上方へ突出する励振縁7を持ち、従ってこの励
振縁7は動作位置で風そらせ板4を越えて少し垂直上方
へ、走行風の流れの中へ突出している。励振縁7によ
り、風そらせ板4のこれに続く上部範囲に段部が生じ、
それにより励振縁7の後にある後流範囲に、走行風の流
れの渦が得られる。
全幅にわたって延び、一体の不整形断面形状体としてな
るべくプラスチツクから製造されている。風そらせ板4
の上部範囲は、走行方向Fに見て前部終端縁の範囲に、
ひれ状に上方へ突出する励振縁7を持ち、従ってこの励
振縁7は動作位置で風そらせ板4を越えて少し垂直上方
へ、走行風の流れの中へ突出している。励振縁7によ
り、風そらせ板4のこれに続く上部範囲に段部が生じ、
それにより励振縁7の後にある後流範囲に、走行風の流
れの渦が得られる。
【0013】この後流範囲には、弾性的に撓む妨害リツ
プ8が付加的に設けられて、風そらせ板4の後側終端縁
に固定され、風そらせ板4の上部範囲を越えてほぼ垂直
上方へ突出している。妨害リツプ8は励振縁7の高さか
ら更に突出し、図示した実施例では、妨害リツプ8はほ
ぼ励振縁7の高さの2倍だけ風そらせ板4の上部範囲か
ら上方へ突出している。妨害リツプ8は自由に上方へ突
出する範囲で弾性的に撓むように構成されているので、
励振縁7の後流範囲で渦巻く走行風の流れに応じて、両
方向矢印Sの方向に交互の傾倒運動を行う。妨害リツプ
8も車両横方向に風そらせ板4の全長にわたって、従っ
て屋根切欠き2のほぼ全幅にわたって延びている。図示
した実施例では、妨害リツプ8はゴムから製造され、そ
の下部区域を風そらせ板4の後側終端縁に加硫接着され
ている。しかし妨害リツプ8は、別のやり方で風そらせ
板4に固定できることはもちろんである。妨害リツプを
ゴムとは異なる別のエラストマから製造することも可能
である。
プ8が付加的に設けられて、風そらせ板4の後側終端縁
に固定され、風そらせ板4の上部範囲を越えてほぼ垂直
上方へ突出している。妨害リツプ8は励振縁7の高さか
ら更に突出し、図示した実施例では、妨害リツプ8はほ
ぼ励振縁7の高さの2倍だけ風そらせ板4の上部範囲か
ら上方へ突出している。妨害リツプ8は自由に上方へ突
出する範囲で弾性的に撓むように構成されているので、
励振縁7の後流範囲で渦巻く走行風の流れに応じて、両
方向矢印Sの方向に交互の傾倒運動を行う。妨害リツプ
8も車両横方向に風そらせ板4の全長にわたって、従っ
て屋根切欠き2のほぼ全幅にわたって延びている。図示
した実施例では、妨害リツプ8はゴムから製造され、そ
の下部区域を風そらせ板4の後側終端縁に加硫接着され
ている。しかし妨害リツプ8は、別のやり方で風そらせ
板4に固定できることはもちろんである。妨害リツプを
ゴムとは異なる別のエラストマから製造することも可能
である。
【0014】励振縁7と走行運転中に振動する妨害リツ
プ8との組合わせにより、鈍く響く音の騒音及びそれに
より生じる車両内部空間内の吸込み現象が、走行速度と
は無関係に少なくとも大幅に防止される。
プ8との組合わせにより、鈍く響く音の騒音及びそれに
より生じる車両内部空間内の吸込み現象が、走行速度と
は無関係に少なくとも大幅に防止される。
【0015】図3による風そらせ板4aは、その基本構
造及び基本機能において図1及び2による風そらせ板4
に一致しているので、以下図3による実施例の相違のみ
を説明する。風そらせ板4aでは、妨害リツプ8aは同
様に走行方向において励振縁7aの後に位置している
が、この場合風そらせ板4aに一体化されている。この
ため風そらせ板4aの上側に、車両横方向に延びる受入
れ溝10aが設けられて、1つの端面又は両端面へ向か
って開いている。妨害リツプ8aは、受入れ溝10aの
中空不整形断面形状に一致して不整形形状に形成され、
下端に円柱状に太くされる不整形断面の基部9aを持
ち、この基部9aが一致する断面の受入れ溝10a内に
おけるはまり合い固定を保証する。従って妨害リツプ8
aは片側から簡単に風そらせ板4aの受入れ溝10aへ
押込まれることができ、受入れ溝10aの寸法に合わさ
れて、力を費やして側方引込みが行われるので、妨害リ
ツプ8aは車両横方向に摩擦結合で位置せしめられてい
る。基部9aと受入れ溝10aとのはまり合いは、風そ
らせ板4aから上方への妨害リツプ8aの外れを防止す
る。
造及び基本機能において図1及び2による風そらせ板4
に一致しているので、以下図3による実施例の相違のみ
を説明する。風そらせ板4aでは、妨害リツプ8aは同
様に走行方向において励振縁7aの後に位置している
が、この場合風そらせ板4aに一体化されている。この
ため風そらせ板4aの上側に、車両横方向に延びる受入
れ溝10aが設けられて、1つの端面又は両端面へ向か
って開いている。妨害リツプ8aは、受入れ溝10aの
中空不整形断面形状に一致して不整形形状に形成され、
下端に円柱状に太くされる不整形断面の基部9aを持
ち、この基部9aが一致する断面の受入れ溝10a内に
おけるはまり合い固定を保証する。従って妨害リツプ8
aは片側から簡単に風そらせ板4aの受入れ溝10aへ
押込まれることができ、受入れ溝10aの寸法に合わさ
れて、力を費やして側方引込みが行われるので、妨害リ
ツプ8aは車両横方向に摩擦結合で位置せしめられてい
る。基部9aと受入れ溝10aとのはまり合いは、風そ
らせ板4aから上方への妨害リツプ8aの外れを防止す
る。
【図1】開かれた滑り屋根を持つ本発明による乗用自動
車用車両屋根の実施例の一部切欠いた側面図である。
車用車両屋根の実施例の一部切欠いた側面図である。
【図2】図1による車両屋根の部分IIの拡大断面図で
ある。
ある。
【図3】変わった風そらせ板を持つ本発明による車両屋
根の部分の図2に対応する断面図である。
根の部分の図2に対応する断面図である。
1 車両屋根 2 屋根切欠き 3 可動屋根部分(滑り屋根) 4,4a 風そらせ板 5 前部端縁 7,7a 励振縁 8,8a 妨害リツプ
Claims (5)
- 【請求項1】 可動屋根部分により閉鎖可能な屋根切欠
きに、通常の走行方向に見て前部端縁の範囲で不動作位
置と動作位置との間で可動に支持される不整形断面形状
の風そらせ板が付属しているものにおいて、風そらせ板
(4,4a)に、上方へ突出する少なくとも1つの形状
の安定な励振縁(7,7a)及び励振縁(7,7a)の
後流範囲に位置しかつ弾性的に撓む少なくとも1つの妨
害リツプ(8,8a)が設けられていることを特徴とす
る、屋根切欠き及び風そらせ板を持つ車両屋根。 - 【請求項2】 励振縁(7,7a)が風そらせ板(4,
4a)の上側に一体に形成されていることを特徴とする
請求項1に記載の車両屋根。 - 【請求項3】 妨害リツプ(8,8a)がゴムから製造
され、風そらせ板(4,4a)に固定的に結合されてい
ることを特徴とする、請求項1又は2に記載の車両屋
根。 - 【請求項4】 妨害リツプ(8a)が不整形断面形状の
基部(9a)を持ち、この基部(9a)が対応する不整
形断面形状の受入れ溝(10a)内に保持され、受入れ
溝(10a)が車両横方向に延びて風そらせ板(4a)
の少なくとも1つの端面の方へ開いていることを特徴と
する、請求項1〜3の1つに記載の車両屋根。 - 【請求項5】 風そらせ板(4,4a)が、請求項1〜
4の1つに記載の励振縁(7,7a)及び妨害リツプ
(8,8a)を備えていることを特徴とする、自動車の
車両屋根用風そらせ板。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19853358A DE19853358C2 (de) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | Windabweisprofil für ein Fahrzeugdach |
DE19853358.6 | 1998-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000158949A JP2000158949A (ja) | 2000-06-13 |
JP3198478B2 true JP3198478B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=7888329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36142199A Expired - Fee Related JP3198478B2 (ja) | 1998-11-19 | 1999-11-16 | 屋根切欠き及び風そらせ板を持つ車両屋根 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6234567B1 (ja) |
JP (1) | JP3198478B2 (ja) |
DE (1) | DE19853358C2 (ja) |
FR (1) | FR2786135B1 (ja) |
GB (1) | GB2343872B (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI20011342A0 (fi) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | Nokia Corp | Menetelmä ja laite tiedon hankkimiseksi |
DE10206091A1 (de) | 2002-02-13 | 2003-08-28 | Arvinmeritor Gmbh | Windabweiser für die Dachöffnung eines Kraftfahrzeugs |
DE10256753B4 (de) * | 2002-12-05 | 2007-04-19 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Luftleiteinrichtung |
DE10300395A1 (de) * | 2003-01-09 | 2004-07-22 | Daimlerchrysler Ag | Windabweiser für Kraftfahrzeuge |
DE10319506A1 (de) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Webasto Ag | Fahrzeugdach mit einem Windabweiserelement mit Störkörper sowie Herstellungsverfahren dafür |
US6971710B1 (en) | 2004-06-07 | 2005-12-06 | Arvinmeritor Technology, Llc | Simplified wind deflector for vehicle sunroof applications |
DE102004048532B4 (de) * | 2004-10-06 | 2007-10-04 | Daimlerchrysler Ag | Vorrichtung |
DE102006006553B3 (de) * | 2006-02-13 | 2007-06-14 | Webasto Ag | Windabweiser |
US9850154B2 (en) | 2013-12-30 | 2017-12-26 | Ecolab Usa Inc. | Method of reducing industrial water use |
CN112026502A (zh) * | 2020-08-04 | 2020-12-04 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种优化声品质的可调高度乘用车天窗导流板控制*** |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB453086A (en) * | 1935-11-23 | 1936-09-04 | Peter Maurice Staunton | Improvements in motor cars |
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