JP3197394U - 車両用障害物警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイブリッド車等の低騒音車両において、コーナーセンサーの検知情報をもとに必要な場合にのみ擬似音等の警告音を車外に発する車両用障害物警報装置を提供する。【解決手段】障害物50を検知する複数のコーナーセンサー5と、車両20の構成部材を振動させて警告音40を車外に向けて発生させるための複数の振動子6と、車速を検知する車速センサーと、制御手段と、を有し、コーナーセンサーと振動子は隣接してセンサー・振動ユニット10の支持本体部11に設置されている。制御手段は、コーナーセンサーの検知情報と車速センサーの車速情報に基づいて、コーナーセンサーに隣接する振動子を振動させて警告音を発するよう制御する。【選択図】図1

Description

本考案は、コーナーセンサーを用いた車両用障害物警報装置に関する。
ハイブリッド車や電気自動車等は、近年登録台数が急増し、今後更に増加するものと予想されている。ハイブリッド車や電気自動車の普及は、低炭素化社会の実現に資するものと考えられる。一方、これらの自動車は、構造的に音がしなくて危険と感じるとの意見が、ユーザーや視覚障害者団体から寄せられ、一部の専門家からも指摘されている。
この静か過ぎる走行音の問題を解消して歩行者の安全を確保すべく、例えば発進時から車速20km/hまでの速度域や車の後退時に、擬似エンジン音を発して車両の存在を周囲の歩行者に報知する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、現在コーナーセンサーを用いた車両用の障害物警告装置が普及している。この障害物警告装置は、クリアランスソナーと同様に、超音波センサーを前後バンパーの四隅に装着し、障害物との距離を検知し、音声やアラーム、ディスプレイ表示で障害物の接近をドライバーに知らせる装置である。例えば、特許文献3には、車両に搭載のオーディオ装置用スピーカを利用して、障害物と接触しそうな位置にある距離センサーの検出出力に基づき、運転席から見て当該距離センサーと同じ方向に位置するスピーカから警告音を出す車両用障害物警報装置に関する技術が開示されている。
図5は、車両に設置されたコーナーセンサーの使用例を示す図である。図5(a)は、車両20の前後に設置されたコーナーセンサーから発せられる超音波30により縦列駐車を行っている場合を示している。図5(b)は、車両20の後部に設置されたコーナーセンサーの超音波30により背後の障害物を検知しつつ車庫入れを行う場合を示している。図5(c)は、車両20の運転者から見て死角にある三輪車80やボール70等の障害物を検知している場合を示す。いずれの場合も、車両20の運転者はコーナーセンサーが対象物を検知した場合、車内の警報音を聞くことになる。
特開平7−32948号公報 特開平5−208636号公報 特開平10−203275号公報
しかし、上記した擬似音発生装置は所定の車速以下では常に擬似音を発生させるため、擬似音の発生が不要である場合にも擬似音を発生してしまい、車両の周囲の住民に対して騒音となってしまうという課題があった。また、上記した従来のコーナーセンサーでは、コーナーセンサーが障害物等を検知した場合、車両20の運転者には検知情報が報知されるものの、検知した対象が人である場合、その検知された人には警告音を伝達できないという課題があった。このような状態は、交通渋滞の原因にもなりかねない。
本考案は、上記した課題を解決するためになされたものであって、ハイブリッド車等の低騒音車両において、コーナーセンサーの検知情報をもとに必要な場合にのみ擬似音等の警告音を車外に向けて発する車両用障害物警報装置を提供することを目的とする。
本考案は上記の目的を達成するため、以下の構成を備えるものである。
(1)障害物を検知する複数のコーナーセンサーと、
車両の構成部材を振動させて警告音を車外に向けて発生させるための複数の振動子と、
車速を検知する車速センサーと、
制御手段と、を有し、
前記コーナーセンサーと前記振動子は隣接して設置されており、
前記制御手段は、前記コーナーセンサーの検知情報と前記車速センサーの車速情報に基づいて、該コーナーセンサーに隣接する前記振動子を振動させて警告音を発するよう制御することを特徴とする車両用障害物警報装置。
(2)障害物を検知する複数のコーナーセンサーと、
警告音を車外に向けて発生させるための複数のスピーカと、
車速を検知する車速センサーと、
制御手段と、を有し、
前記コーナーセンサーと前記スピーカは隣接して設置されており、
前記制御手段は、前記コーナーセンサーの検知情報と前記車速センサーの車速情報に基づいて、該コーナーセンサーに隣接する前記スピーカに警告音を発するよう制御することを特徴とする車両用障害物警報装置。
(3)1個の前記コーナーセンサーと所定数の前記振動子または前記スピーカが一体化されていることを特徴とする前記(1)または(2)に記載の車両用障害物警報装置。
(4)前記制御手段は、前記車速センサーが所定の車速以上の車速情報を検知した場合には、前記警告音を車外に向けて発しないように制御することを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の車両用障害物警報装置。
本考案によれば、ハイブリッド車等の低騒音車両において、コーナーセンサーの検知情報をもとに必要な場合にのみ擬似音等の警告音を車外に向けて発する車両用障害物警報装置を提供することができる。
実施例の車両用障害物警報装置のセンサー・振動ユニットの構成と機能を説明するための図 実施例のセンサー・振動ユニットの設置状態を示す図 実施例の車両用障害物警報装置の構成を示すブロック図 実施例の車両用障害物警報装置の発音パターンを示す図 従来のコーナーセンサーの使用状態を説明するための図
以下、本考案を実施するための形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は、本考案の車両用障害物警報装置の構成と機能を説明するための図である。図1(a)は、本考案の車両用障害物警報装置に使用されるセンサー・振動ユニット10を示す図である。センサー・振動ユニット10は、4個の振動子6と1個のコーナーセンサー5で構成され、これらの構成品が支持本体部11に固定されている。そして、コーナーセンサー5は、支持本体部11の中央部分に設置されている。なお、振動子6の数は必要最小数あればよく、例えば2個であってもよい。
コーナーセンサー5は、超音波送信機、超音波受信機、及び距離演算回路を備えている。このコーナーセンサー5は、超音波送信機が送信する超音波が障害物により反射されて超音波受信機により受信されると、距離演算回路が、超音波受信機の受信時期と超音波送信機の送信時期との時間差に基づき障害物との距離を演算し測定距離データとしてA/D変換器に出力する。
図1(b)は、複数のセンサー・振動ユニット10が設置された車両20を上方から見た図である。なお、センサー・振動ユニット10が設置されている車両は、ハイブリッド車、EV等の低騒音車であるものとする。センサー・振動ユニット10は、車のフロント側に3箇所、リヤ側に4箇所設置されている。フロント側の3個のコーナーセンサー5はフロントコーナーセンサー5aであり、リヤ側の左右2個のコーナーセンサーはリヤコーナーセンサー5b、リヤ側の内側2個のコーナーセンサーはバックセンサー5cである。各々のコーナーセンサー5は、超音波30を発生する。図の右上のセンサー・振動ユニット10のリヤコーナーセンサー5bが障害物50を検知して警告音40を発している。この障害物が人であった場合には、この警告音40を聞くことによって車両20の接近を認識することができる。
図2は、センサー・振動ユニット10の設置状態を示す図であり、図2(a)はフロント部の設置状態を、図2(b)はリヤ部の設置状態を示している。センサー・振動ユニット10は、いずれもフロントバンパー90、リヤバンパー91の内側に設置されていて、振動子6が発生する機械的振動によりバンパーを振動させ警報音40を発生させる。なお、振動子6はマグネットとコイルからなる振動子以外に振動を発生する圧電素子を備えた半導体デバイス等であってもよい。また、設置場所はバンパーに限らず、トランク、ヘッドライトカバー、テールライトカバーの内側であってもよい。
図3は、本考案の車両用障害物警報装置の構成を示すブロック図である。音響信号供給手段2は、図3に示すように、音響信号を再生する再生手段3と、車両の速度に応じて再生手段3を制御する制御手段4と、再生された音響信号を増幅し、変換トランスを介して振動子6に音響信号を供給するアンプ7とより構成されている。
コーナーセンサー5で検知した信号は、A/D変換器8によってデジタル信号に変換された後、制御手段4に入力される。そして、制御手段4は入力された信号に基づいて再生手段3に音響信号を再生させ、この再生された音響信号はアンプ7で増幅された後、振動子6に入力される。振動子6は、入力された音響信号に基づいてフロントバンパー90、リヤバンパー91等のボディー構成部材を振動させて車体から車外に向けて警報音40を発生させる。また、車両20に設置された車速センサー9から車速データが制御手段4に入力される。なあお、上記振動子6の代わりに小さなスピーカを使用してもよい。
本考案の車両用障害物警報装置は、装置の起動スイッチがオン状態であって、車両20が原動機(モーター等)による自力走行中にのみ作動するものとする。また、車両20の走行速度が2km/h〜20km/hの状態で、車両20が前進または後進している状態で作動する。従って、車両20が20km/h以上の速度で走行している場合には、装置は作動しない。更に、コーナーセンサー5と対象物(人・物)の距離が15cm〜2mの範囲で作動するものとし、2m以上離れている場合には作動しない。図4に装置の発音パターンの一例を示す。図から分かるように、1秒間隔で発音と無音を繰り返す。丸の大きさは、音量の大きさを表している。
本考案によれば、ハイブリッド車等の低騒音車両において、コーナーセンサーの検知情報をもとに必要な場合にのみ擬似音等の警告音を車外に向けて発する車両用障害物警報装置を提供することができる。
2 音響信号供給手段
3 再生手段
4 制御手段
5 コーナーセンサー
5a フロントコーナーセンサー
5b リヤコーナーセンサー
5c バックセンサー
6 振動子
7 アンプ
8 A/D変換器
9 車速センサー
10 センサー・振動ユニット
11 支持本体部
20 車両
30 超音波
50 障害物
40 警告音
70 ボール
80 三輪車
90 フロントバンパー
91 リヤバンパー

Claims (4)

  1. 障害物を検知する複数のコーナーセンサーと、
    車両の構成部材を振動させて車外に向けて警告音を発生させるための複数の振動子と、
    車速を検知する車速センサーと、
    制御手段と、を有し、
    前記コーナーセンサーと前記振動子は隣接して設置されており、
    前記制御手段は、前記コーナーセンサーの検知情報と前記車速センサーの車速情報に基づいて、該コーナーセンサーに隣接する前記振動子を振動させて警告音を発するよう制御することを特徴とする車両用障害物警報装置。
  2. 障害物を検知する複数のコーナーセンサーと、
    警告音を車外に向けて発生させるための複数のスピーカと、
    車速を検知する車速センサーと、
    制御手段と、を有し、
    前記コーナーセンサーと前記スピーカは隣接して設置されており、
    前記制御手段は、前記コーナーセンサーの検知情報と前記車速センサーの車速情報に基づいて、該コーナーセンサーに隣接する前記スピーカに警告音を発するよう制御することを特徴とする車両用障害物警報装置。
  3. 1個の前記コーナーセンサーと所定数の前記振動子または前記スピーカが一体化されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用障害物警報装置。
  4. 前記制御手段は、前記車速センサーが所定の車速以上の車速情報を検知した場合には、前記警告音を車外に向けて発しないように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用障害物警報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109421588A (zh) * 2017-08-21 2019-03-05 郑州宇通客车股份有限公司 一种车外发声***与客车

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