JP3194134U - 装束 - Google Patents

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Abstract

【課題】葬儀の際に遺体に着せられる装束において、死後硬直した遺体に対して、着付けが容易に行え、また、着付け後の着崩れが防止され見栄えが良い装束を提供する。【解決手段】装束であって、第1のパーツ11aと、第2のパーツ11bとに分離して形成され、第1のパーツの端縁部の所定の位置に、第1の留め具18aが設けられ、第2のパーツの端縁部の第1の留め具に対応する位置に、第2の留め具18bが設けられ、第1の留め具と第2の留め具とは、係脱自在に構成され、第1の留め具と第2の留め具とを係着することにより、第1のパーツと第2のパーツとを結合可能に構成され、たことを特徴とする。【選択図】図4

Description

この考案は、葬儀において遺体に着装させる装束に関し、特に、遺体への着付けを容易にする装束に関するものである。
従来、葬儀において、棺に収容される遺体には、一般的に、遺族あるいは葬祭業者によって、いわゆる死装束(「白装束」、「仏衣」とも称される。)が着装される。死装束としては、古来より、男女ともに白無垢の正装が一般的に用いられていたが、近年では、白無垢に代わり、男性にはモーニング、女性にはドレス等の正装を着装させることも行われている。これは、生前に着装する機会の少ないモーニングあるいはドレスを人生の最後に着て、きれいに着飾って逝きたい、また、人生の最後にはより高位の正装で旅立ちたいという生前の本人の希望、あるいは、故人をそのように着飾って見送りたいという遺族の希望によるものである。 また、白無垢に代えて、故人が生前に愛用した衣服を着装させることも行われている。
しかしながら、従来の白無垢も含め、一般のモーニング、ドレスでは、遺体の硬直が障害となり、遺体への着付けが非常に困難であった。故人が生前に愛用した衣服についても、同様に遺体への着付けが非常に困難であった。このため、遺体への着付けが容易な白無垢(特許文献1参照。)、モーニングコート(特許文献2参照。)、ドレス(特許文献3参照。)が提案されている。
以下、上記した死装束としての白無垢、ドレス、モーニングコート等を総称して、あるいは、各個別の衣装を、単に装束ということがある。
特許文献1には、遺体への着付けが容易な、白無垢が記載されている。この白無垢は右パーツと左パーツとを備えてなり、この右パーツと左パーツを遺体の側面から装着し、正面側を面ファスナーで接着し、各パーツの端縁部を背面側に回し込むようにして着付けするものである。
特許文献2には、遺体への着付けが容易なモーニングコートが記載されている。このモーニングコートは、左右に分割した後身頃の縫い合わせ目となる後ろ中心縫い目を縫い合わせることなく開放し、かつ、両袖部のそれぞれの内側縫い目を開放して着付けするようにしたものである。この際、シャツは、モーニングコートと同様に後身頃は左右に開放され、シャツ自体は、モーニングコートに縫い付けることが望ましいとされている。このシャツが縫い付けられたモーニングコートを、遺体に被せる状態で着衣させることで、遺体への着付けを容易にするという効果を達成している。
特許文献3には、遺体への着付けが容易なドレスが記載されている。このドレスは、左右に分離された後身頃を備え、遺体を覆うようにしてドレスを広げてのせ、左右の後身頃の内側に設けられた面ファスナー対を接着するようにして着付けするものである。
特開平07−178138号公報 特開2002−348705号公報 特開2013−153787号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載の従来の装束は、着付けしやすさ、着付けした後の見栄えといった観点から、以下の問題点を有していた。
特許文献1に記載の白無垢においては、分割した右パーツと左パーツの正面側は面ファスナーで接着されるが、背面側は、接着手段が無く、着付けした後、着崩れをおこし見栄えが悪くなる可能性が高い。
上記特許文献2に記載のモーニングコートにおいては、左右に分割した後身頃の縫い合わせ目となる後ろ中心縫い目を開放しているので、遺体に着付けした後、着崩れをおこし見栄えが悪くなる可能性が高い。なお、特許文献2には、シャツをモーニングコートと分離させて着衣させてもよいことが記載されているが、具体的なシャツの構成については記載されていない。
上記特許文献3に記載のドレスにおいては、遺体を数回に亘って動かさねばならず、着付け作業に時間が掛かり、また、ドレスそのものを調整するため、例えば、ドレスに局部的に皺、捩れ、膨らみ等が発生し、見栄えが悪くなる可能性が高い。
したがって、本考案の目的は、着付けが容易に行え、見栄えの良い装束を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案の装束は、第1のパーツと、第2のパーツとに分離して形成され、前記第1のパーツの端縁部の所定の位置に、第1の留め具が設けられ、前記第2のパーツの端縁部の前記第1の留め具に対応する位置に、第2の留め具が設けられ、前記第1の留め具と前記第2の留め具とは、係脱自在に構成され、前記第1の留め具と前記第2の留め具とを係着することにより、前記第1のパーツと前記第2のパーツとを結合可能に構成され、たことを第1の特徴とする。
また、本考案の装束は、前記第1の特徴において、前記第1のパーツと、前記第2のパーツとは、背中線方向に沿って前後に分離され、前記第1のパーツは、前身頃を備え、前記第2のパーツは、後身頃を備え、たことを第2の特徴とする。
また、本考案の装束は、前記第1の特徴において、前記第1のパーツと、前記第2のパーツとは、背中線方向に沿って左右に分離され、前記第1のパーツは、右襟、右後身頃、右前身頃、右袖を備え、前記第2のパーツは、左襟、左後身頃、左前身頃、左袖を備え、たことを第3の特徴とする。
本考案によれば、着衣者の生前に仕立てられ、着衣者の死後、葬儀の際に遺体に着付けされる装束において、死後硬直した遺体に対して、装束の着付けが容易に行え、かつ、着付け後の着崩れを防止することで、遺体への装束の着付け時間が短縮され、着付けした装束の見栄えが良いという効果を奏する。
着物の補正着の正面図である。 着物の補正着の背面図である。 補正着の補正の説明図である。 着物の上衣の正面図である。 着物の上衣の背面図である。 着物の下衣の展開図である。 着物の薄衣の正面図である。 着物の薄衣の背面図である。 着物を着付けした状態の正面図である。 タキシードのシャツ本体の正面側展開図である。 タキシードのシャツ本体の背面側展開図である。 タキシードのシャツの袖部の正面図である。 タキシードの上着の正面図である。 タキシードの上着の背面図である。 タキシードのスラックスの正面図である。 タキシードのスラックスの背面図である。 タキシードを着付けした状態の正面図である。 ドレスの肌着の展開図である。 ドレスの肌着の正面図である。 ドレスの胴衣の前身頃の背面図である。 ドレスの胴衣の後身頃の背面図である。 ドレスの胴衣の結合を説明するための要部拡大図である。 ドレスの胴衣の正面図である。 ドレスの第1の上衣の正面図である。 ドレスの第2の上衣の前身頃の正面図である。 ドレスの第2の上衣の後身頃の正面図である。 ドレスの第2の上衣の正面図である。 ドレスを着付けした状態の正面図である。
以下、本考案の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。
なお、本考案の装束は、着衣者の希望で、生前の着衣者の体型に合わせて仕立てられているが、病気による体重増減、手術による身体の一部切除等のため、葬儀の際、遺体への着付けにおいては、補正用の部材を用いて、装束を見栄え良くするための補正が必要なことも想定されている。
(実施の形態1)
本考案の第1の実施の形態の装束は、和装の装束であり、以下、「着物」という。本考案の着物は、補正着1、上衣10、下衣20、帯30、薄衣40を基本的な構成とする。
まず、補正着1について説明する。
図1は補正着1の正面図、図2は補正着1の背面図、図3は補正の説明図である。補正着1は、前身頃2と、右後身頃3aと、左後身頃3bと、右襟4aと、左襟4bとを備え、前身頃2は、矩形状の生地を身体の首部に対応する部分が略V字状に裁断されて形成されている。この略V字状のラインを被うようにして、右襟4aと左襟4bが形成されている。襟の合わせは、左前に形成されている。つまり、右襟4aと左襟4bとの交差部は、左襟4bが、右襟4aの内側になるように形成されている。これは、葬儀の際は生前と逆の合わせにする、つまり、男女に限らず、生前に着装する着物は、襟の合わせが右前であり、葬儀の際は、襟の合わせが左前であるという古来からの風習に沿ったものである。なお、右、または、右側とは、右襟側を意味し、左、または、左側とは、左襟側を意味する。他の実施の形態においても同様である。
右襟4a、左襟4bのそれぞれの上端部には留め具5a、留め具5bが設けられている。本実施の形態1では、留め具5a,5bとして、合成樹脂を素材とし、凹部材と凸部材とで一組のボタンを構成し、凹部材と凸部材とは係脱自在であるスナップボタンを用いている。例えば、留め具5aを凹部材、留め具5bを凸部材にしてスナップボタンを構成する。このようなスナップボタンは、プラスチックスナップボタン、あるいは、プラスチックスナップとも呼ばれており、当業者には周知である。
前身頃2と、右後身頃3aおよび左後身頃3bとの境界は、肩山(不図示)である。右襟4a、左襟4bは、前身頃2には縫着されているが、右後身頃3aおよび左後身頃3bには逢着されない。このため、右襟4a、左襟4bの肩山より上部は、身体の首に着装されて、上端部は留め具5a,5bで係着され、また、右後身頃3aは身体の右肩部に、左後身頃3bは身体の左肩部に、それぞれ着装される。
図3に示すように、補正着1と遺体との間に、補正用部材6を挿着する。補正用部材6は、衣装を着装する際に補正用に一般的に用いられているものでよい。補正用部材6の大きさは適宜選択して、見栄え良くなるよう遺体に挿着される。また、保冷用部材を補正用部材6として用いてもよい。なお、図3では、遺体に補正着1を着装する前に、晒し7が巻かれている。
次に、着物の上衣10、下衣20について説明する。
図4は、上衣10の正面図、図5は、上衣10の背面図、図6は、下衣20の展開図である。本考案の着物は、一般的な着物を身体の腰部近傍で上衣10と下衣20とに上下に分離し、さらに、上衣10を右パーツ11aと左パーツ11bとに左右に分離した構成となっている。
上衣10の右パーツ11aは、一般的な着物と同様に、右前袖12a、右前身頃13a、右衽14a、右後身頃15a、右前襟16a、右後襟17a等を備え、左パーツ11bは、同様に、左前袖12b、左前身頃13b、左衽14b、左後身頃15b、左前襟16b、左後襟17b等を備えており、左右対照の構成となっている。なお、右後襟17a、左後襟17bは、いずれか一方の長さを他方よりも長く形成してもよい。
ここで、上衣10の着付けにおいて、前述した左前になるように、左前襟16bが右前襟16aの内側に合わされるように着付けされる。また、右パーツ11aと左パーツ11bとを結合する際に、右後身頃15aの背中線側の端縁部と左後身頃15bの背中線側の端縁部が重ね合わされて結合される。なお、背中線とは、身体の背部の中心を通る線のことである。また、内側とは、身体に接する側、外側とは、その反対側を意味する。他の実施の形態においても同様である。
本実施の形態1では、右パーツ11aと左パーツ11bとを結合する際の留め具18a,18bとして、面ファスナーが用いられている。面ファスナーは、留め具として周知のものであり、鉤状とパイル状の表面を持つ2枚一組からなり、係脱自在である。留め具18a,18bは、右後身頃15aの背中線側の端縁部、左後身頃15bの背中線側端縁部に、それぞれ、背中線に沿って、お互いの対応する位置に、所定の間隔で複数個縫着され、右後身頃15aの背中線側の端縁部と左後身頃15bの背中線側の端縁部を重ね合わせた状態で、留め具18aの面ファスナーと留め具18bの面ファスナーとが係着される構成となっている。このとき、右後襟17b端縁部と左後襟17a端縁部も重ね合わせられる構成となっている。また、図示していないが、右後襟17aの端縁部および左後襟17bの端縁部にも、それぞれ留め具を設けても良い。また、面ファスナーは生地に縫着されているが、接着剤で貼着されてもよい。
遺体に、右パーツ11a、左パーツ11bを着付けするときは、それぞれに留め具18a,18bとして設けられた面ファスナーを係着することで、右パーツ11aと左パーツ11bとがしっかりと遺体に着装され、着崩れが防止される。一組の面ファスナーの一方を他方よりも大きなサイズ、例えば、幅が同じで、一方を他方より長い形状に形成して、アジャスト機能を備えるようにしてもよい。
このように、上衣10を構成したことで、遺体に着付けする際に、右側面から右前袖12aに腕を通して右パーツ11aを右上半身に着装し、左側面から左前袖12bに腕を通して左パーツ11bを左上半身に着装し、その後、留め具18a,18bにより、右後身頃15aと左後身頃15bとを結合することで、遺体が硬直していても容易に着付けができ、着崩れすることなく見栄えの良い上衣10を提供することができる。
次に、着物の下衣20について説明する。図6は、下衣20の展開図であり、内側を示している。
下衣20は、矩形の一枚の生地からなり、右側から、右衽21a、右前身頃22a、後身頃23、左前身頃22b、左衽21bで構成されている。右衽21aは上衣10の右衽14aに対応し、右前身頃22aは上衣10の右前身頃13aに対応し、後身頃23は上衣10の右後身頃15aと左後身頃15bに対応し、左前身頃22bは上衣10の左前身頃13bに対応し、左衽21bは上衣10の左衽14bに対応している。右衽21aの右端縁部に、留め具24aとして面ファスナーが所定間隔で複数個縫着されている。また、左前身頃22bの留め具24aに対応する位置に、留め具24bとして面ファスナーが所定間隔で複数個縫着されている。
本考案の装束は、前述したように、着衣者本人の生前に仕立てるものであるから、生前の着衣者の体型にできるだけ合わせながら、ある程度の調整(アジャスト)範囲を持たせて仕立てられる。そして、着衣者の死後、遺体への着付けの順序は、まず後身頃23の上に遺体を仰臥させ、次に、遺体に左前身頃22b、左衽21bの順に着装し、次に、右前身頃22a、右衽21aの順に着装するものであるが、右衽21aの右端縁部が身体の左腰部に着装されるように採寸されるため、留め具24aに対応する留め具24bの取り付け位置は、左前身頃22bと後身頃23との境界部近傍であって、留め具24a対応する位置に設定される。
なお、上衣10について説明したように、留め具24a,24bとしての面ファスナーは、アジャスト機能を備えるように構成してもよい。
下衣20を遺体に着付けするときは、上述したように、まず、予め敷かれた下衣20の後身頃23の略中央位置に遺体を仰臥させ、次に、下衣20を遺体の下半身に着装し、留め具24aと留め具24bとを係着することで、下衣20をしっかりと遺体に着付けすることができる。着物を上衣10と下衣20とに分離したことにより、まず上衣10をしっかりと着付けした後、下衣20を遺体にしっかりと着付けすることができるので、遺体が硬直していても容易に着付けができ、着崩れすることなく見栄えの良い上衣10と下衣20とを提供することができる。
なお、着物の帯30は、下衣20と同様に、矩形の一枚の生地からなり、右側端縁部に留め具として面ファスナーが所定間隔で複数個縫着され、また、左側の前記留め具に対応する位置に留め具として面ファスナーが所定間隔で複数個縫着される。留め具は、身体の左脇部に位置するように、生前に採寸される。
次に、着物の薄衣40について説明する。
図7は薄衣40の正面図、図8は薄衣40の背面図である。
薄衣40は、補正着1と上衣10と下衣20と帯30が全て着付けされた後に、着装される。薄衣40の着丈は、上衣10と下衣20を着付けした際の着丈と同等または長めに仕立てられる。生地となるオーガンジーは、薄手の平織りであり、軽く透けており、上品な透け感と適度の張り感を持ち、固い風合いと光沢を有する生地である。
薄衣40は、上衣10と同様にように、右パーツ41aと左パーツ41bとに左右に分離された構成となっている。左右パーツ41a,41bは、それぞれ、左右前袖42a,42b、左右前身頃43a,43b、左右後身頃44a,44b、左右前襟45a,45b、左右後襟46a,46bを備えており、これらは左右対照の構成となっている。一般的な羽織と同様に、衽は設けられていない。なお、「左右パーツ41a,41b」という表現は、「左パーツ41b,右パーツ41a」を意味するものとする。他の構成についても同様である。
ここで、右パーツ41aと左パーツ41bとを結合した際に左前になるように、左前襟45bが右前襟45aの内側に合わされるように着付けされる。そして、右後身頃44aの背中線側の端縁部が左後身頃44bの背中線側の端縁部の内側に重ね合わせられ、右後襟46aの背中線側の端縁部が左後襟46bの背中線側の端縁部の内側に重ね合わせられて、結合される。
薄衣40では、留め具47a,47b,48a,48bとして、前述したスナップボタンが用いられている。留め具47aは、右後身頃44aの背中線側の端縁部に、留め具47bは、左後身頃44bの背中線側の端縁部に、それぞれお互いの対応する位置に、所定の間隔で複数個縫着され、右後身頃44aの前記端縁部が後身頃44bの前記端縁部の内側に重ね合わされた状態で、留め具47a,47bが係着される構成となっている。このとき、留め具48a,48bが、右後襟46aの背中線側の端縁部、左後襟46bの背中線側の端縁部にも、それぞれお互いの対応する位置に縫着され、右後襟46aの前記端縁部が、左後襟46bの前記端縁部の内側に重ね合わされた状態で、留め具48a,48bが係着される構成となっている。
遺体に、左右パーツ41a,41bを着付けするときは、留め具47a,47b,48a,48bとして設けられたスナップボタンを係着することで、左右パーツ41a,41bがしっかりと遺体に着装され、着崩れが防止される。一組のスナップの一方側、例えば、凸部材を1個設け、他方の凹部材を複数個設けることで、襟廻りのアジャスト機能を備えるようにしてもよい。
このように、薄衣40を構成したことで、遺体の右側面から右前袖42aに腕を通して右パーツ41aを右半身に着装し、左側面から左前袖42bに腕を通して左パーツ41bを左半身に着装し、その後、留め具47a,47bを係着し,留め具48a,48bを係着するにより、右後身頃44aと左後身頃44bとを結合し、右後襟48aと左後襟48bとを結合することで、遺体が硬直していても容易に着付けができ、着崩れすることなく見栄えよい薄衣40を提供することができる。
留め具の生地への付け方は、留め具が生地から外れないように付けることができれば、縫着、貼着、その他いずれの付け方でもよい。
図9は、女性用の着物を着付けした状態の正面図である。図示するように、花飾り35や綿帽子36などの小物を着装してもよい。両手は合掌されている。
本実施の形態1では、上衣10の裾部よりも上方で帯30を締めることで、上衣10を折り曲げずに、お端折り部37が形成されるように仕立てられている。男性用の着物の場合は、帯の位置を下げ、お端折り部37が形成されないように仕立てられる。
なお、実施の形態1では、履物38a,38bについては、特に説明していないが、足袋、草履等、必要に応じ適宜用いれば良い。
(実施の形態2)
本考案の第2の実施の形態の装束は、男性用の洋装の装束であり、以下、「タキシード」という。本考案のタキシードは、シャツ50、上着60、スラックス70を基本的な構成とする。本考案のシャツ50は、本体50aと袖部50bとに分離されている。図10は、本体50aの正面側展開図であり、図11は、本体50aの背面側展開図であり、図12は、袖部50bの正面図である。
まず、本体50aについて説明する。
図示するように、本体50aは、ウィングカラーの襟51、前立て52、前身頃53、右後身頃54a、左後身頃54b、ベスト55を備えている。前身頃53と左右後身頃54a,54bとの境界にはそれぞれ肩線が設けられている。前身頃53には、前立て52が縫着され、襟元のボタンおよびベストのボタンも本体50aに縫着されている。ベスト55は、略V字状の裾部を除いて、前身頃53に縫着される。これは、スラックス70とシャツ50を着付けした際に、ベスト55の略V字状の裾部が、スラックス70の上部を被う構成にするためである。
左右後身頃54a,54bは、肩部を残して、その余の部分(略中央部)は切除された構成である。左右後身頃54a,54bの肩部、前身頃53の両脇部の領域には、それぞれ芯地が装着されている。本体50aが左右後身頃54a,54bの略中央部を切除する構成であるので、そのままでは着付けした際に着崩れをおこしやすい。芯地を装着することで、前身頃53,左右後身頃54a,54bの張りを持たせ、かつその状態を固定することで、着崩れを防止するという効果を奏している。なお、芯地は、一般的なシャツ、スーツ、その他の衣装に広く用いられているものであり、本考案において、通常の技術で芯地を設ける箇所については、説明を省略する。芯地の形成は、トップ芯、フラシ芯のいずれでも良い。また、芯地の素材は必要に応じて適宜選択すればよい。
本体50aの台襟は背中線側で左右に分離されて右台襟56a、左台襟56bを形成し、右台襟56aの背中線側端部には、留め具57aとしてのスナップボタンが1個逢着され、左台襟56bの背中線側端部には、留め具57bとしてのスナップボタンが3個縫着されている。これは、遺体の首廻りサイズに合わせて左右台襟56a,56bの結合位置を調整し、襟廻りを見栄え良くするためである。留め具57a,57bを係着することで、右台襟56aと左台襟56bとが結合される。
図示するように、本体50aの襟元では、左台襟56bの端部が、右台襟56aの端部の内側になるように構成されている。また、前立て52は比翼仕立てとなっているが、比翼あきは、前立ての左側に設けられた構成となっている。さらに、ベスト55は、ベスト55の前身頃の左側が右側の内側になるように、本体50aに縫着された構成となっている。このような構成は、前述したように、葬儀の際は生前と逆の合わせにするという古来からの風習に沿ったものである。洋装の場合、生前は、男性が右前、女性が左前なので、葬儀のときは、男性が左前、女性が右前になる。
次に、袖部50bについて説明する。
図12に示すように、袖部50bは、右袖58aと左袖58bとを備えており、左右袖58a,58bは対象に形成され、それぞれの袖口にはカフリンクスが設けられたカフスが形成されている。カフリンクスは、一般的にはカフスボタンとも称され、カフスの形式(シングルカフス、ダブルカフス、コンパチブルカフス等々。)に合わせたものが選択される。カフリンクスは、予めカフスに縫着さられていてもよいし、カフスら着脱自在でもよい。また、袖部50bには、剣ボロ、袖ダーツが設けられている。
タキシードを遺体に着付けした際には、シャツ50の袖部50bの肩側の端部は、タキシードの上着60の袖部に被われており外部からは見えないので、袖部50bの長さは遺体の腕の手首から肘まで位の長さであればよく、また、袖部50bの肩側の端部59はゴム紐を用いて伸縮自在に加工されており、遺体の腕に袖部50bを着付けした際に、ズレないように装着される構成となっている。
次に、タキシードの上着60について説明する。
図13は上着60の正面図、図14は、上着60の背面図を示す。タキシードの上着60は、上記の着物と同様、右パーツ61aと左パーツ61bとに分離されている。右パーツ61aは、右袖62a、右前身頃63a、右後身頃64a、右襟65aを備えている。右襟65aは、右台襟66a、右上襟、ピークド・ラペルから構成されている。右前身頃63aには、ダーツ、腰ポケット、ボタンホールが設けられている。左前身頃63bには、ダーツ、腰ポケット、胸ポケット、ポケットチーフ、フラワーホールが設けられ、前記ボタンホールと対応する位置に拝み合わせボタンが設けられている。
右台襟66aの背中線側の端部と、左台襟66bの背中線側の端部とには、それぞれ、留め具67a,67bとしての面ファスナーが設けられている。面ファスナーは、上着60を遺体に着付けした際に、首廻りサイズに合わせて襟廻りを見栄え良く調整できるように設けられている。
左右後身頃64a,64bの背中線側の端縁部には、背中線に沿って、留め具68b,68aとしての面ファスナーが所定間隔でお互いの対応する位置に縫着されている。
このように上着60を構成したことで、まず、遺体の上半身に対して、右側面から右袖62aに腕を通して右パーツ61aを着装し、左側面から左袖62bに腕を通して左パーツ61bを着装し、その後、留め具67aと67bとを係着することで右台襟66aと左台襟66bとを結合し、また、留め具68aと68bとを係着することで、右後身頃64aと左後身頃64bとを結合することにより、遺体が硬直していても容易に着付けができ、着崩れすることなく見栄えの良い上着60を提供することができる。
次に、スラックス70について説明する。
図15はスラックス70の正面図、図16はスラックス70の背面図である。スラックス70の正面部には、ウェストベルト、サイドポケット、フライ(比翼)部71、プリーツ(タック)、クリースが設けられている。フライ部71の留め具72a,72bは、一般的なジッパー、ボタンでもよく、本実施の形態では、面ファスナーが用いられている。なお、フライの比翼あきは、左側に設けられる。つまり、左前である。
背面部には、ウェストベルト、ヒップポケットが設けられている。そして、本考案のスラックス70では、ヒップ側の股上が左右に分離されて、この左右に分離された端縁部には、留め具73a,73bとしての面ファスナーがお互いの対応する位置に縫着されている。
このようにスラックス70を構成したことで、スラックス70の前部の留め具72a,72b、および、ヒップ部の留め具73a,74bを外した状態で、遺体の下半身部にスラックス70を着装することができるので、遺体が硬直していても容易に着付けができ、その後、留め具72aと72b、留め具73aと73bとを、それぞれ係着することで、着崩れすることなく見栄えの良いスラックスを提供することができる。
なお、上着60の腰ポケットやスラックス70のサイドポケットの袋布等は、保冷用部材を収納するために用いても良いし、これらのポケットは、単に外観だけを形成するようにしても良い。
図17は、本発明のタキシード(シャツ50、上着60、スラックス70)を着付けした状態の正面図である。襟元には蝶ネクタイが着装され、胸ポケットには、ブートニアが挿着されている。胸ポケットに、ポケットチーフを着装して、フラワーホールにブートニアを挿着してもよい。両手は合掌されている。図示していないが、タキシードを着付けする際には、カマーバンド等も着装されてよい。蝶ネクタイ、カマーバンドは、予め、シャツに縫着されていても良い。
(実施の形態3)
本考案の第3の実施の形態の装束は、洋装の女性用のドレスである。本実施形態3のドレスは、肌着80、胴衣110、上衣120を基本的な構成とする。
まず、肌着80について説明する。
図18は、肌着80の展開図であり、内側を示している。肌着80は、右前身頃81a、左前身頃81b、後身頃82、スカート83を備えている。スカート83のウェスト部83aは、ゴム紐を用い、伸縮可能に形成されている。これは、着付けした際の補正が容易に行えるためである。また、後身頃82、右前身頃81a、左前身頃81bにそれぞれ設けられた見返し101,102,103には、図示のように、補正用部材、保冷用部材等を挿着しても良い。
左右前身頃81a,81b、後身頃82、スカート83のそれぞれには、着付けした後の着崩れを防止するために留め具84〜100としての面ファスナーが縫着されている。ここで、図18において、左右前身頃81a,81b、後身頃82、スカート83の内側に設けられている留め具を内留め具といい、外側に設けられている留め具を外留め具という。また、内留め具と外留め具が設けられているものを両留め具という。
図18においては、右前身頃81aの四隅に両留め具84〜87が縫着され、左前身頃81bの四隅に内留め具88〜91が縫着され、スカート83の左端上下部の2カ所に内留め具98,100が縫着され、中央部の1カ所に両留め具99が縫着されている。また、後身頃82の右端の上部から下部に亘って4カ所に外留め具92〜95がが縫着され、左端上中部の2カ所に外留め具92〜97が縫着されている。
以下、各留め具の対応関係を着付け順に従って説明する。
スカート83の内留め具98,100は、後身頃82の外留め具93,95に係着され、スカート83の両留め具99の内留め具は、後身頃82の外留め具94に係着される。次に、右前身頃81aの両留め具84,86,87の3つの内留め具は、後身頃82の外留め具92,97,96に係着され、右前身頃81aの両留め具85の内留め具は、スカート83の両留め具99の外留め具に係着される。最後に左前身頃81bの内留め具88〜91は、右前身頃81aの両留め具84〜87の外留め具に係着される。
図19は、後身頃82、スカート83、右前身頃81a、左前身頃81bの順に全て結合した状態の正面図である。留め具や結合部は見えず、見栄えの良い肌着80を提供することができる。なお、後身頃82およびスカート83の裾丈を短くして、男性用肌着として用いることもできる。
次に、ドレスの胴衣110について説明する。
胴衣110は、身体の胸元から足元にかけて着装される。
図20は胴衣の前身頃111aの背面図であり、前身頃111aの内側、つまり、身体に接する側を示す。図21は、胴衣の後身頃111bの背面図であり、後身頃111bの外側、つまり、背面側からみた様子を示している。
胴衣110は、前記着物や前記タキシードと異なり、左右に分離されるのではなく、背中線方向に沿って、前身頃111aと後身頃111bとに、前後に分離されて構成されている。胸元には、ダーツが設けられている。前身頃111a内側の外周端縁部には、見返し112が設けられ、裾の見返し112を除く全ての見返し112に留め具113aとして、面ファスナーが所定の間隔で複数個逢着されている。後身頃111b内側の外周端縁部にも見返し(不図示。)が設けられている。後身頃111b外側の外周端縁部の対応する位置にも、留め具113bとしての面ファスナーが所定の間隔で複数個縫着されており、対応する位置の留め具113aと113bとをそれぞれ係着することで、前身頃111aと後身頃111bとが着崩れをおこすことなく結合される。胴衣110の頂部2カ所には、留め具116aとしてスナップボタンが貼着されている。また、胴衣110は、本体114と、本体114の重ね布として形成された外衣115で構成されている。本体114の生地は、例えばサテン(satin)であり、外衣115の生地は、例えば、オーガンジー(organdy)である。
後身頃111bには、左右の肩ひも117が逢着され、肩ひも117の先端近傍にはそれぞれ留め具116bとしてスナップボタンが設けられ、この留め具116bは、前身頃111aに設けられた留め具116aに係着される。これにより、後身頃111bの肩ひも117は、前身頃111aに結合される。
図22は、前身頃111aと後身頃111bとの結合を説明するための要部拡大図である。後身頃111aに逢着された左右の肩ひも117は、前身頃111aの内側に留め具116a,116bを用いて係着される。また、前身頃111a内側の外周端縁部の見返し112に設けられた留め具113aは、後身頃111b外側の外周端縁部に設けられた留め具113bに係着される。つまり、前身頃111aの外周端縁部が後身頃111bの外周端縁部を被装して結合される。
このように胴衣110を構成することで、図23に示すように、胴衣110を正面側からみた際に、結合部が全て隠れるため、見栄えの良いドレスを提供することができる。
次に、ドレスの上衣120,130について説明する。
ドレスの上衣120,130は、身体の上半身部に着装され、周知のオーバーブラウス風の外観を呈するものである。図24〜図27に2種類の上衣を示す。
図24は、第1の上衣120の正面図である。第1の上衣120は、背中線に沿って、右パーツ121aと左パーツ121bとに左右に分離されている。左右パーツ121a,121bのそれぞれの背中線側の端縁部には、背中線に沿って、留め具123a,1223bとしてのスナップボタンが所定の間隔で複数個縫着されている。右袖122aと左袖122bとは、それぞれ、筒袖に形成されている。
このように第1の上衣120を構成したことで、容易に着付けすることができ、着崩れすることなく見栄えの良い第1の上衣120を提供することができる。
図25〜図27に第2の上衣130を示す。第2の上衣130は、前パーツ131と後パーツ132とに前後に分離され、前パーツ131は、さらに右133aと左パーツ133bとに左右に分離される。左右パーツ133a,133bは、左右前身頃、左右袖、左右袖口、左右襟を備える。図25は前パーツ131の正面図である。図26は後パーツ132の正面図であり、内側、つまり、身体に接する側を示す。図25に示すように、左右パーツ133a,133b内側の外周端縁部には、見返し134が設けられ、この見返し134には、留め具135としてスナップボタンが所定間隔で複数個縫着される。右パーツ133aに縫着された留め具135の取り付け位置は、後パーツ132の右側に縫着された留め具135の取り付け位置と対応している。左パーツ133bも同様である。左右パーツ133a,133bのそれぞれは、後パーツ132と着脱自在である。
図26に示すように、後パーツ132は、後身頃、左右袖、左右袖口、襟を備え、内側の外周端縁部には、見返し136が設けられ、見返し136の外側には、留め具137としてスナップボタンが所定間隔で複数個縫着されている。
図27に第2の上衣130の正面図を示す。
第2の上衣130を着付けする際は、前パーツ131の左右パーツ133a,133bの留め具135を、後パーツ132の留め具137に係着する、つまり、左右パーツ133a,133bの外周端縁部で後パーツ132の外周端縁部を被装するように結合するので、前パーツ131と後パーツ132との結合部が見えにくくなる。
このように、第2の上衣130を構成することで、容易に着付けができ、着崩れすることなく見栄えの良い第2の上衣130を提供することができる。
なお、上衣として、ショールの外観を呈するものを用いてもよい。その際には、分離された袖部を用いるとよい。また、上衣は、生地がオーガンジーで、襟、胸元、裾、袖口には、フリルを設け、ヘムはメロウ加工するとよい。
図28は、本発明のドレスを着付けした状態の正面図である。肌着80、胴衣1100、第1の上衣120の順に着付けされた例を示す。図では、頭部にティアラ、胸元、両手には花飾りが着装されている。着付けが容易で、着崩れせず見栄えの良いドレスが提供される。
以上、本考案の装束につて第1〜第3の実施形態を示したが、本考案は、上述の実施の形態に記載したものに限定されることはない。実用新案登録請求の範囲に記載した事項の範囲内で、さまざまな設計変更が可能である。
例えば、着物は、肌襦袢、長襦袢、羽織等に適用でき、タキシードは、燕尾服、モーニング、スーツ等に適用でき、ドレスは、種々の形態のドレスに適用できる。また、留め具は、スナップボタン、面ファスナーに限らず、必要に応じて、ボタン、ホック、線ファスナー等の係脱自在の留め具を用いることができる。留め具の個数、形状、大きさ、間隔は、必要に応じて適宜設ければ良い。
また、本考案の装束の生地の素材は、例えば、綿、ポリエステル、シルク等のように、可燃性であるだけでなく、火葬設備・遺体への損傷がなく、不公害性のものを使用する。
なお、本考案の肌着は、死装束としてだけではなく、病気、怪我等で身体の動作が不自由で介護を必要とする患者用の肌着としても適用可能である。この際、死装束とならないよう、右前、左前の構成は、適宜変更する必要がある。
1 補正着、2 前身頃、3a 右後身頃、3b 左後身頃、4a 右襟、4b 左襟、5a,5b 留め具、10 上衣、11a 右パーツ、11b 左パーツ、12a 右前袖、12b 左前袖、13a 右前身頃、13b 左前身頃 14a 右衽、14b 左衽、15a 右後身頃、15b 左後身頃、16a 右前襟、16b 左前襟、17a 右後襟、17b 左後襟、18a,18b 留め具、20 下衣、21a 右衽、21b 左衽、22a 右前身頃、22b 左前身頃、23 後身頃、24a,24b 留め具、30 帯、35 花飾り、36 綿帽子、37 お端折り部、38a,38b 履物、40 薄衣、41a 右パーツ、41b 左パーツ、42a 右前袖、42b 左前袖、43a 右前身頃、43b 左前身頃、44a 右後身頃、44b 左後身頃、45a 右前襟、45b 左前襟、46a 右後襟、46b 左後襟、47a,47b,48a,48b 留め具、50 シャツ、50a 本体、50b 袖部、51 ウィングカラーの襟、52 前立て、53 前身頃、54a 右後身頃、54b 左後身頃、55 ベスト、56a 右台襟、56b 左台襟、57a,57b 留め具、58a 右袖、58b 左袖、59 端部、60 上着、61a 右パーツ、61b 左パーツ、62a 右袖、62b 左袖、63a 右前身頃、63b 左前身頃、64a 右後身頃、64b 左後身頃、65a 右襟、65b 左襟、66a 右台襟、66b 左台襟、67a,67b,68a,68b 留め具、70 スラックス、71 フライ部、72a,72b 留め具、73a,73b 留め具、80 肌着、81a 右前身頃、81b 左前身頃、82 後身頃、83 スカート、84〜87,99 両留め具、88〜91,98,100 内留め具、92〜97 外留め具、110 胴衣、111a 前身頃、111b 後身頃、101,102,103,112 見返し、113a,113b 留め具、114 本体、115 外衣、116a,116b 留め具、117 肩ひも、120 第1の上衣、121a 右パーツ、121b 左パーツ、122a 右袖、122b 左袖、123a,123b 留め具、130 第2の上衣、131 前パーツ、132 後パーツ、134、136 見返し、135,137 留め具

Claims (3)

  1. 第1のパーツと、第2のパーツとに分離して形成され、
    前記第1のパーツの端縁部の所定の位置に、第1の留め具が設けられ、
    前記第2のパーツの端縁部の前記第1の留め具に対応する位置に、第2の留め具が設けられ、
    前記第1の留め具と前記第2の留め具とは、係脱自在に構成され、
    前記第1の留め具と前記第2の留め具とを係着することにより、前記第1のパーツと前記第2のパーツとを結合可能に構成され、
    たことを特徴とする装束。
  2. 前記第1のパーツと、前記第2のパーツとは、背中線方向に沿って前後に分離され、
    前記第1のパーツは、前身頃を備え、
    前記第2のパーツは、後身頃を備え、
    前記第1の留め具は、前記第1のパーツの内側に設けられ、
    前記第2の留め具は、前記第2のパーツの外側に設けられ、
    たことを特徴とする請求項1に記載の装束。
  3. 前記第1のパーツと、前記第2のパーツとは、背中線方向に沿って左右に分離され、
    前記第1のパーツは、右襟、右後身頃、右前身頃、右袖を備え、
    前記第2のパーツは、左襟、左後身頃、左前身頃、左袖を備え、
    たことを特徴とする請求項1に記載の装束。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017210708A (ja) * 2016-05-18 2017-11-30 早苗 淺倉 簡易着付け式着物

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