JP3193969B2 - 車椅子用階段昇降機 - Google Patents

車椅子用階段昇降機

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JP3193969B2 JP17569695A JP17569695A JP3193969B2 JP 3193969 B2 JP3193969 B2 JP 3193969B2 JP 17569695 A JP17569695 A JP 17569695A JP 17569695 A JP17569695 A JP 17569695A JP 3193969 B2 JP3193969 B2 JP 3193969B2
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喜正 山本
直之 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子用階段昇降
機に関し、詳しくは車椅子用階段昇降機の本体フレーム
の上部両側に設けられた遮断棒の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子用階段昇降機は、図9に示される
ように、階段1の側壁に設けられたガイドレール2に沿
って昇降するもので、車椅子用階段昇降機3の本体フレ
ーム4の下部に車椅子5を搭載するかご床6を本体フレ
ーム4側へ折畳み可能に設けるとともに、本体フレーム
4の上部両側に、L字状に屈曲した一対の遮断棒7,7
を水平状態から上方へ回動可能に設け、利用者が乗降す
る際には、一方の遮断棒7を水平状態から上方へ跳ね上
げるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の構造
では、駐機時や回送時に、遮断棒を上方へ跳ね上げ、か
ご床を本体フレーム側へ折畳んでいるため、階段の天井
が低い場合や駐機場所の天井が低い場合には、跳ね上げ
た遮断棒が干渉するので昇降機の導入が困難であった。
【0004】そこで本発明は、遮断棒を上方へ跳ね上げ
ずに収納することのできる車椅子用階段昇降機を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明は、車椅子を搭載するかご床を下部に備えた
本体フレームの上部両側に、L字状に屈曲した一対の遮
断棒を水平状態から上方へ回動可能に設けた車椅子用階
段昇降機において、前記本体フレーム上部両側に、遮断
棒支持部材を水平状態から上方へ回動可能にそれぞれ設
け、前記遮断棒を、平行リンクと該平行リンクの先端に
回動可能に設けられる1本のバーとで構成し、前記遮断
棒支持部材に前記平行リンクを拡開状態から本体フレー
ム側へ回動可能に枢支するとともに、前記平行リンクを
回動する駆動手段を前記本体フレームに設けたので、利
用者が乗降する際には、利用者が乗降する側の遮断棒を
水平状態から上方へ跳ね上げ、利用者がかご床に乗り込
んだら、跳ね上げていた遮断棒を水平状態へ戻して、車
椅子用階段昇降機の昇降運行時の安全性を確保する。ま
た、駐機状態では、駆動手段により平行リンクを拡開状
態から本体フレーム側へ回動すると、この回動に伴って
平行リンクの先端のバーも本体フレームに沿うように平
行移動し、遮断棒が本体フレームに沿って収納される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態例に基づいて、さらに詳細に説明する。
【0007】図1乃至図7は本発明の第1実施形態例を
示すもので、車椅子用階段昇降機10は、階段11の側
壁12に設けられたガイドレール13に沿って昇降する
もので、本体フレーム14の下部に車椅子を搭載するか
ご床15を備えるとともに、本体フレーム14の上部両
側に、L字状に屈曲した一対の遮断棒16,16を水平
状態から上方へ略90度回動可能に設けている。
【0008】かご床15は、本体フレーム14側へ折畳
み可能に設けられ、開放側正面にガード板17を立設
し、進行方向前後にそれぞれ渡し板18,18を起伏可
能に設けている。
【0009】渡し板18,18は、利用者がかご床15
に乗降する際に、利用者が乗降する側の渡し板18を倒
してスロープとし、他方の渡し板18は立てておいてガ
ード板の役目をさせ、利用者がかご床15に乗り込んだ
ら、倒していた渡し板18を立ててガード板とし、かご
床15の開放された三方をガード板17と渡し板18,
18とで囲んで利用者の安全を確保する。
【0010】遮断棒16,16は、かご床15の上方で
開放された三方を手摺を兼ねて囲み、利用者がかご床1
5に乗降する際には、利用者が乗降する側の遮断棒16
を水平状態から上方へ略90度跳ね上げ、他方の遮断棒
16を水平状態にしておき、利用者がかご床15に乗り
込んだら、跳ね上げていた遮断棒16を水平状態へ戻し
て、車椅子用階段昇降機10の昇降運行時の安全性を確
保する。
【0011】この遮断棒16,16は、それぞれ平行リ
ンク19と該平行リンク19の先端に回動可能に設けら
れる1本のバー20とで構成されている。両平行リンク
19は、その基端を本体フレーム14の上部両側にそれ
ぞれ設けられた遮断棒支持部材21,21に回動可能に
枢支され、遮断棒支持部材21,21は、それぞれ高さ
方向に位相をずらして水平状態から上方へ略90度回動
可能に本体フレーム14の上部両側に設けられている。
【0012】平行リンク19は、遮断棒支持部材21に
枢支された内側リンク棒19aと外側リンク棒19bと
からなり、本体フレーム14から90度拡開する状態
と、本体フレーム14に沿った状態とに回動可能に枢支
されている。
【0013】バー20は、基端に外側リンク棒19bの
先端が、基端よりもやや先端側に内側リンク棒19aの
先端がそれぞれ回動可能に連結され、平行リンク19が
本体フレーム14から90度拡開した状態では、平行リ
ンク19と直角に屈曲して設けられている。
【0014】内側リンク棒19aの基端には、本体フレ
ーム14の上部内側に設けられた駆動手段であるシリン
ダ22のロッド22aが案内バー23、スイベル24を
介して連結され、シリンダ22のロッド22aの伸縮に
より、平行リンク19が本体フレーム14から90度拡
開する状態と、本体フレーム14に沿った状態とに回動
し、平行リンク19の回動に伴って、バー20は、平行
リンク19の作用により、平行リンク19と直角に屈曲
した状態と、本体フレーム14に沿った状態とに平行移
動する。
【0015】シリンダ22は、本体フレーム14の上部
両内側にそれぞれ設けられ、ロッド22aの縮小により
平行リンク19を本体フレーム14から90度拡開した
状態に回動し、ロッド22aの伸長により平行リンク1
9を本体フレーム14に沿った状態に回動する。
【0016】したがって、両シリンダ22のロッド22
aの縮小により、図6(a)に示されるように、両平行
リンク19が本体フレーム14から90度拡開して、両
平行リンク19がかご床15の上方で進行方向前後に横
架され、バー20,20がかご床15の開放側正面上方
に横架され、これにより、遮断棒16,16がかご床1
5の上方で開放された三方を囲む。
【0017】また、両シリンダ22のロッド22aの伸
長により、図6(b)に示されるように、両平行リンク
19が本体フレーム14側へ回動し、これに伴ってバー
20も本体フレーム14に沿った状態になるように平行
移動し、これにより、図6(c)に示されるように、遮
断棒16,16が本体フレーム14に沿って格納され
る。さらに、格納された遮断棒16,16は、図7に示
されるように、本体フレーム14側へ折畳まれたかご床
15とガード板17によって覆われる。
【0018】したがって、車椅子用階段昇降機10は、
階段の天井が低い場所や駐機場所の天井が低い場所にも
導入でき、また、駐機状態では、図7に示されるよう
に、格納された遮断棒16,16が折畳まれたかご床1
5によって覆われ外部から見えないので、いたずら等に
よって破損されるおそれもない。
【0019】図8は、平行リンク30を、パイプ状の外
リンク31と該外リンク31内に挿通される棒リンク3
2とで構成し、駆動手段としてラック33とピニオン3
4とを用いた本発明の第2実施形態例を示すもので、前
記第1実施形態例と同様に作動するとともに、平行リン
ク30に利用者の衣服等を巻き込むおそれがない。
【0020】尚、上記各実施形態例では、遮断棒の駆動
手段にシリンダやラック&ピニオンを用いたもので説明
したが、ウォームとギヤの組合わせや送りネジの回転に
よるものでもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車椅子用
階段昇降機は、車椅子を搭載するかご床を下部に備えた
本体フレームの上部両側に、遮断棒支持部材を水平状態
から上方へ回動可能にそれぞれ設け、各遮断棒支持部材
に、平行リンクと該平行リンクの先端にL字状に屈曲し
て回動可能に設けられる1本のバーとで構成した遮断棒
を、拡開状態から本体フレーム側へ回動可能に枢支する
とともに、平行リンクを回動する駆動手段を本体フレー
ムに設けたので、利用者が乗降する際には、利用者が乗
降する側の遮断棒を水平状態から上方へ跳ね上げ、利用
者がかご床に乗り込んだら、跳ね上げていた遮断棒を水
平状態へ戻して、車椅子用階段昇降機の昇降運行時の安
全性を確保する。また、駆動手段によって平行リンクを
拡開状態から本体フレーム側へ回動することにより、平
行リンクの先端のバーも本体フレームに沿うように平行
移動し、遮断棒が本体フレームに沿って収納される。
【0022】したがって、駐機状態では、遮断棒を本体
フレームの上方へ突出させずに収納できるから、車椅子
用階段昇降機を階段の天井が低い場所や駐機場所の天井
が低い場所にも導入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態例を示す車椅子用階段
昇降機の平面図である。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 車椅子用階段昇降機の設置状態を示す正面図
である。
【図4】 車椅子用階段昇降機の側面図である。
【図5】 遮断棒の拡大図である。
【図6】 遮断棒の拡開から収納状態を示す平面図であ
る。
【図7】 かご床を本体フレーム側へ折畳んだ状態の側
面図である。
【図8】 本発明の第2実施形態例を示す遮断棒の拡大
図である。
【図9】 従来の車椅子用階段昇降機の斜視図である。
【符号の説明】
10…車椅子用階段昇降機、11…階段、12…側壁、
13…ガイドレール、14…本体フレーム、15…かご
床、16…遮断棒、19,30…平行リンク、20…バ
ー、21…遮断棒支持部材、22…シリンダ、33…ラ
ック、34…ピニオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郷 彰彦 愛知県名古屋市熱田区三本松町1番1号 日本車輌製造株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−167188(JP,A) 特開 昭59−153785(JP,A) 実開 昭61−38183(JP,U) 実開 昭60−30174(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 9/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子を搭載するかご床を下部に備えた
    本体フレームの上部両側に、L字状に屈曲した一対の遮
    断棒を水平状態から上方へ回動可能に設けた車椅子用階
    段昇降機において、前記本体フレーム上部両側に、遮断
    棒支持部材を水平状態から上方へ回動可能にそれぞれ設
    け、前記遮断棒を、平行リンクと該平行リンクの先端に
    回動可能に設けられる1本のバーとで構成し、前記遮断
    棒支持部材に前記平行リンクを拡開状態から本体フレー
    ム側へ回動可能に枢支するとともに、前記平行リンクを
    回動する駆動手段を前記本体フレームに設けたことを特
    徴とする車椅子用階段昇降機。
JP17569695A 1995-07-12 1995-07-12 車椅子用階段昇降機 Expired - Fee Related JP3193969B2 (ja)

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