JPH1160109A - 簡易階段昇降装置 - Google Patents
簡易階段昇降装置Info
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- JPH1160109A JPH1160109A JP23076597A JP23076597A JPH1160109A JP H1160109 A JPH1160109 A JP H1160109A JP 23076597 A JP23076597 A JP 23076597A JP 23076597 A JP23076597 A JP 23076597A JP H1160109 A JPH1160109 A JP H1160109A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】建物内の階段はそのまま存在させて、昇降ステ
ージだけを傾斜昇降でき、かつ構造が簡単で、メンテナ
ンスも簡単であり、安価に製造することができる簡易階
段昇降装置の提供。 【解決手段】階段の両側斜面にガイドレールを並設し、
該ガイドレールには、それに係合して傾斜昇降する支持
体を係着し、かつ該支持体には、手摺を有するフレーム
を立設した昇降ステージを水平状態を保持するように固
定し、さらに前記支持体を傾斜昇降させるための移動手
段を設け、前記昇降ステージを前記階段に添って傾斜昇
降させるように構成する。支持体には、ガイドレールに
嵌合して回転する車輪を取付け、支持体を傾斜昇降可能
に挿設することが好ましい。昇降ステージを傾斜昇降さ
せるための移動手段としては、ワイヤーによる牽引又は
弛緩によって、あるいはボールねじを駆動モーターによ
り回動させる等によって行うことができる。
ージだけを傾斜昇降でき、かつ構造が簡単で、メンテナ
ンスも簡単であり、安価に製造することができる簡易階
段昇降装置の提供。 【解決手段】階段の両側斜面にガイドレールを並設し、
該ガイドレールには、それに係合して傾斜昇降する支持
体を係着し、かつ該支持体には、手摺を有するフレーム
を立設した昇降ステージを水平状態を保持するように固
定し、さらに前記支持体を傾斜昇降させるための移動手
段を設け、前記昇降ステージを前記階段に添って傾斜昇
降させるように構成する。支持体には、ガイドレールに
嵌合して回転する車輪を取付け、支持体を傾斜昇降可能
に挿設することが好ましい。昇降ステージを傾斜昇降さ
せるための移動手段としては、ワイヤーによる牽引又は
弛緩によって、あるいはボールねじを駆動モーターによ
り回動させる等によって行うことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段の昇降装置に
関するものであり、特に１個の昇降ステージを、階段の
両側に設けた傾斜昇降装置によって昇降させるように構
成した簡易階段昇降装置に関する。
関するものであり、特に１個の昇降ステージを、階段の
両側に設けた傾斜昇降装置によって昇降させるように構
成した簡易階段昇降装置に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
階段を昇降するための装置としては、エスカレーターが
あるが、エスカレーターは多数の階段そのものが昇降す
るものであるから、機構が複雑でメンテナンスが煩雑で
あり、故障する率が高く、また高価であった。
階段を昇降するための装置としては、エスカレーターが
あるが、エスカレーターは多数の階段そのものが昇降す
るものであるから、機構が複雑でメンテナンスが煩雑で
あり、故障する率が高く、また高価であった。
【０００３】一方、エレベーターは、多数の階段を必要
としないが、万一故障したときのために、別の階段を設
置しておく必要がある。そこで、階段は存在していて、
人力で階段を昇降することもでき、しかも、足の弱い人
や、階段を自力で昇降することを避けたい人が、前記階
段を、人力によらないで昇降できるような装置の提供が
望まれる。
としないが、万一故障したときのために、別の階段を設
置しておく必要がある。そこで、階段は存在していて、
人力で階段を昇降することもでき、しかも、足の弱い人
や、階段を自力で昇降することを避けたい人が、前記階
段を、人力によらないで昇降できるような装置の提供が
望まれる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決し、人力で昇降できるような階段が存在していて、且
つ、足の弱い人や、階段を自力で昇降することを避けた
い人が、人力に依らないで昇降できるような階段の昇降
装置を提供するものであって、以下の構成の簡易階段昇
降装置である。 （１）階段の両側斜面にガイドレールを並設し、該ガイ
ドレールには、それに係合して傾斜昇降する支持体を係
着し、かつ該支持体には、手摺を有するフレームを立設
した昇降ステージを水平状態を保持するように固定し、
さらに前記支持体を傾斜昇降させるための移動手段を設
け、前記昇降ステージを前記階段に添って傾斜昇降させ
るように構成したことを特徴とする簡易階段昇降装置。 （２）階段の両側斜面にガイドレールを並設し、該ガイ
ドレールにはそれに嵌合して回転する車輪を取付けた支
持体を傾斜昇降可能に挿設し、かつ該支持体には手摺を
有するフレームを立設した昇降ステージを水平状態を保
持するように固定し、さらに前記支持体を傾斜昇降させ
るための移動手段を設け、前記昇降ステージを前記階段
に添って傾斜昇降させるように構成したことを特徴とす
る簡易階段昇降装置。 （３）前記昇降ステージを傾斜昇降させるための移動手
段として、階段の一方の側の上方に昇降ワイヤーの一端
を取付け、該昇降ワイヤーの他の一端は、前記昇降ステ
ージの両端に設けた転向滑車を巻架して、階段の他の一
方の側の上方に設けた巻取りドラムに取付け、該巻取り
ドラムを、駆動モーターによって回動させて、前記昇降
ワイヤーを牽引又は弛緩させることによって、前記転向
滑車を設けたステージを傾斜昇降させるように構成した
ことを特徴とする（１）項又は（２）項記載の簡易階段
昇降装置。 （４）前記昇降ステージを傾斜昇降させるための移動手
段として、階段の両側にボールねじを取付け、該ボール
ねじの一端には駆動モーターを取付け、前記昇降ステー
ジの支持体の両側には、前記ボールねじに螺合させたボ
ールねじナットを取付けて、前記駆動モーターによって
前記ボールねじを回動させて、前記支持体の両側に取り
付けた前記ボールねじナットを昇降させることによっ
て、前記昇降ステージを傾斜昇降させるように構成した
ことを特徴とする（１）項又は（２）項記載の簡易階段
昇降装置。 （５）前記昇降ステージを傾斜昇降させるためる移動手
段として、階段の両側にチェーンラックを設け、前記昇
降ステージの支持体の両側には、前記チェーンラックに
係合させてピニオンスプロケットを取付け、該ピニオン
スプロケットを前記昇降ステージの支持体の両側に設け
た駆動モーターによって回動させて、前記支持体に取り
付けたピニオンスプロケットを昇降させることによっ
て、前記昇降ステージを傾斜昇降させるように構成した
ことを特徴とする（１）項又は（２）項記載の簡易階段
昇降装置。 （６）支持体の手摺の一部に、前記支持体を傾斜昇降さ
せるための移動手段の駆動用スイッチ及び停止用スイッ
チを取着したことを特徴とする（１）項〜（５）項のい
ずれか１項に記載の簡易階段昇降装置。 （７）手摺を有するフレームが、昇降ステージの片側に
のみ立設されていることを特徴とする（１）項〜（６）
項のいずれか１項に記載の簡易階段昇降装置。 （８）手摺を有するフレームが、昇降ステージの両側に
立設されていることを特徴とする（１）項〜（６）項の
いずれか１項に記載の簡易階段昇降装置。
決し、人力で昇降できるような階段が存在していて、且
つ、足の弱い人や、階段を自力で昇降することを避けた
い人が、人力に依らないで昇降できるような階段の昇降
装置を提供するものであって、以下の構成の簡易階段昇
降装置である。 （１）階段の両側斜面にガイドレールを並設し、該ガイ
ドレールには、それに係合して傾斜昇降する支持体を係
着し、かつ該支持体には、手摺を有するフレームを立設
した昇降ステージを水平状態を保持するように固定し、
さらに前記支持体を傾斜昇降させるための移動手段を設
け、前記昇降ステージを前記階段に添って傾斜昇降させ
るように構成したことを特徴とする簡易階段昇降装置。 （２）階段の両側斜面にガイドレールを並設し、該ガイ
ドレールにはそれに嵌合して回転する車輪を取付けた支
持体を傾斜昇降可能に挿設し、かつ該支持体には手摺を
有するフレームを立設した昇降ステージを水平状態を保
持するように固定し、さらに前記支持体を傾斜昇降させ
るための移動手段を設け、前記昇降ステージを前記階段
に添って傾斜昇降させるように構成したことを特徴とす
る簡易階段昇降装置。 （３）前記昇降ステージを傾斜昇降させるための移動手
段として、階段の一方の側の上方に昇降ワイヤーの一端
を取付け、該昇降ワイヤーの他の一端は、前記昇降ステ
ージの両端に設けた転向滑車を巻架して、階段の他の一
方の側の上方に設けた巻取りドラムに取付け、該巻取り
ドラムを、駆動モーターによって回動させて、前記昇降
ワイヤーを牽引又は弛緩させることによって、前記転向
滑車を設けたステージを傾斜昇降させるように構成した
ことを特徴とする（１）項又は（２）項記載の簡易階段
昇降装置。 （４）前記昇降ステージを傾斜昇降させるための移動手
段として、階段の両側にボールねじを取付け、該ボール
ねじの一端には駆動モーターを取付け、前記昇降ステー
ジの支持体の両側には、前記ボールねじに螺合させたボ
ールねじナットを取付けて、前記駆動モーターによって
前記ボールねじを回動させて、前記支持体の両側に取り
付けた前記ボールねじナットを昇降させることによっ
て、前記昇降ステージを傾斜昇降させるように構成した
ことを特徴とする（１）項又は（２）項記載の簡易階段
昇降装置。 （５）前記昇降ステージを傾斜昇降させるためる移動手
段として、階段の両側にチェーンラックを設け、前記昇
降ステージの支持体の両側には、前記チェーンラックに
係合させてピニオンスプロケットを取付け、該ピニオン
スプロケットを前記昇降ステージの支持体の両側に設け
た駆動モーターによって回動させて、前記支持体に取り
付けたピニオンスプロケットを昇降させることによっ
て、前記昇降ステージを傾斜昇降させるように構成した
ことを特徴とする（１）項又は（２）項記載の簡易階段
昇降装置。 （６）支持体の手摺の一部に、前記支持体を傾斜昇降さ
せるための移動手段の駆動用スイッチ及び停止用スイッ
チを取着したことを特徴とする（１）項〜（５）項のい
ずれか１項に記載の簡易階段昇降装置。 （７）手摺を有するフレームが、昇降ステージの片側に
のみ立設されていることを特徴とする（１）項〜（６）
項のいずれか１項に記載の簡易階段昇降装置。 （８）手摺を有するフレームが、昇降ステージの両側に
立設されていることを特徴とする（１）項〜（６）項の
いずれか１項に記載の簡易階段昇降装置。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例に基づいて説明する。図１は本発明を実
施せる簡易階段昇降装置の、傾斜昇降手段の図示を省略
した一部切欠側面概略図であり、図２は図１の上面図で
あり、図３は図２のＡ−Ａ線断面図の一部拡大図であ
り、図４は図３のＢ−Ｂ線断面図但し、階段１とガイド
レール３と支持体４と車輪５との位置関係のみを表示し
た図であるが、前記各図に示すように、階段１、１、…
の両側には取付け金具２、２…を介して、ガイドレール
３、３が取り付けてある。
面に示す実施例に基づいて説明する。図１は本発明を実
施せる簡易階段昇降装置の、傾斜昇降手段の図示を省略
した一部切欠側面概略図であり、図２は図１の上面図で
あり、図３は図２のＡ−Ａ線断面図の一部拡大図であ
り、図４は図３のＢ−Ｂ線断面図但し、階段１とガイド
レール３と支持体４と車輪５との位置関係のみを表示し
た図であるが、前記各図に示すように、階段１、１、…
の両側には取付け金具２、２…を介して、ガイドレール
３、３が取り付けてある。
【０００６】ガイドレール３の形状は、図４に図３のＢ
−Ｂ線断面図但し、階段１とガイドレール３と支持体４
と車輪５との位置関係のみを示す図に示すように、車輪
５は支持体４に取付けられた車軸６に軸設されて、ガイ
ドレール３に嵌合している。従って、後に述べる傾斜昇
降手段によって、支持体４を昇降させれば、支持体４に
取り付けられた車輪６がガイドレール３と嵌合したまま
で、階段１に添って昇降することになる。
−Ｂ線断面図但し、階段１とガイドレール３と支持体４
と車輪５との位置関係のみを示す図に示すように、車輪
５は支持体４に取付けられた車軸６に軸設されて、ガイ
ドレール３に嵌合している。従って、後に述べる傾斜昇
降手段によって、支持体４を昇降させれば、支持体４に
取り付けられた車輪６がガイドレール３と嵌合したまま
で、階段１に添って昇降することになる。
【０００７】ところが、前記のように支持体４には、手
摺７を有するフレーム８を立設した昇降ステージ９を、
水平になるように固定してあるから、支持体４を昇降さ
せれば、昇降ステージ９が水平な姿勢を保ったままで、
前記階段１に添って昇降することになるのである。
摺７を有するフレーム８を立設した昇降ステージ９を、
水平になるように固定してあるから、支持体４を昇降さ
せれば、昇降ステージ９が水平な姿勢を保ったままで、
前記階段１に添って昇降することになるのである。
【０００８】よって本発明の簡易階段昇降装置を利用す
る人は、図１、図２及び図３に示すように、前記手摺７
につかまって、昇降ステージ９の上に立てば、体の両側
はフレーム８に保護されて昇降ステージ９と共に階段を
昇降することになるのである。すなわち、図１に実線で
示す手摺７を有するフレーム８を立設した昇降ステージ
９は、人１０が乗ったままの状態で、同図に２点鎖線で
示すように、階段１、１…に添って次第に斜め上方へと
上がって行き、また逆に下降することもできるのであ
る。
る人は、図１、図２及び図３に示すように、前記手摺７
につかまって、昇降ステージ９の上に立てば、体の両側
はフレーム８に保護されて昇降ステージ９と共に階段を
昇降することになるのである。すなわち、図１に実線で
示す手摺７を有するフレーム８を立設した昇降ステージ
９は、人１０が乗ったままの状態で、同図に２点鎖線で
示すように、階段１、１…に添って次第に斜め上方へと
上がって行き、また逆に下降することもできるのであ
る。
【０００９】手摺７には図示を省略した昇降スイッチが
取り付けてあり、本発明の簡易階段昇降装置を利用する
人は、この昇降スイッチを操作することによって、昇降
ステージ９を上昇させ、又は下降させることも、途中で
止めることもできるのである。
取り付けてあり、本発明の簡易階段昇降装置を利用する
人は、この昇降スイッチを操作することによって、昇降
ステージ９を上昇させ、又は下降させることも、途中で
止めることもできるのである。
【００１０】図示は省略したが、階段の上端と、階段の
下端とに取り付けたスイッチ盤にも、昇降スイッチが取
り付けてあり、該スイッチ盤の昇降スイッチを操作する
ことによって、人が乗っていない昇降ステージを階段の
上端から下端に下げたり、又は階段の下端から上端に上
昇させることもできるものである。
下端とに取り付けたスイッチ盤にも、昇降スイッチが取
り付けてあり、該スイッチ盤の昇降スイッチを操作する
ことによって、人が乗っていない昇降ステージを階段の
上端から下端に下げたり、又は階段の下端から上端に上
昇させることもできるものである。
【００１１】そして、前記いずれかの昇降スイッチによ
って、昇降ステージ９を、階段の最下段に降ろした状態
では、昇降ステージ９は階段の最下段の１階の床面２８
の上に重なり、また昇降ステージ９を最上段に上げたと
きは、階段ステージ９は２階の床面２９の上に重なるか
ら、人が歩いて階段を昇降するのに邪魔にならず、階段
はそのままで人が歩行して昇降することもできるのであ
る。
って、昇降ステージ９を、階段の最下段に降ろした状態
では、昇降ステージ９は階段の最下段の１階の床面２８
の上に重なり、また昇降ステージ９を最上段に上げたと
きは、階段ステージ９は２階の床面２９の上に重なるか
ら、人が歩いて階段を昇降するのに邪魔にならず、階段
はそのままで人が歩行して昇降することもできるのであ
る。
【００１２】次に、昇降ステージを昇降させるための傾
斜昇降手段として、昇降ワイヤーによって昇降させる発
明について説明する。図５は昇降ステージ９を昇降させ
るための傾斜昇降手段として、昇降ワイヤーによって昇
降させる発明を実施せる簡易階段昇降装置の、ガイドレ
ール３の上面を取り除いて、ガイドレール３の内部にあ
る車輪５や車軸６が見えるように図示した一部切欠断面
上面図であるが、同図に示すように、階段１、１…の一
方の側、図示の場合、左側の側の上方に、ワイヤー取付
け金具１１によって、昇降ワイヤー１２の一端を取り付
けてあり、該昇降ワイヤー１２は昇降ステージ９の両側
に設けた転向滑車１３、１４を巻架して、階段の他の
側、右側の上方に設けられた巻取りドラム１５に取り付
けてあり、該巻取りドラム１５は、駆動モーター１６に
よって回動される構造になっている。
斜昇降手段として、昇降ワイヤーによって昇降させる発
明について説明する。図５は昇降ステージ９を昇降させ
るための傾斜昇降手段として、昇降ワイヤーによって昇
降させる発明を実施せる簡易階段昇降装置の、ガイドレ
ール３の上面を取り除いて、ガイドレール３の内部にあ
る車輪５や車軸６が見えるように図示した一部切欠断面
上面図であるが、同図に示すように、階段１、１…の一
方の側、図示の場合、左側の側の上方に、ワイヤー取付
け金具１１によって、昇降ワイヤー１２の一端を取り付
けてあり、該昇降ワイヤー１２は昇降ステージ９の両側
に設けた転向滑車１３、１４を巻架して、階段の他の
側、右側の上方に設けられた巻取りドラム１５に取り付
けてあり、該巻取りドラム１５は、駆動モーター１６に
よって回動される構造になっている。
【００１３】従って、駆動モーター１６を回動させるこ
とによって、前記巻取りドラム１５が回動され、該巻取
りドラム１５に取り付けられた昇降ワイヤー１２の一端
は、牽引又は弛緩されることになる。このようにして、
昇降ワイヤー１２が牽引されれば、昇降ステージ９の両
側に設けられた転向滑車１３、１４を介して、該転向滑
車１３、１４を取り付けた昇降ステージ９が牽引されて
上方に昇ることになり、また昇降ワイヤー１２を弛緩さ
せれば、昇降ステージ９が下方に下降することになるの
である。この場合、昇降ステージ９の昇降する速さは、
牽引ワイヤー１２を牽引又は弛緩する速さの２分の１の
速さとなる。
とによって、前記巻取りドラム１５が回動され、該巻取
りドラム１５に取り付けられた昇降ワイヤー１２の一端
は、牽引又は弛緩されることになる。このようにして、
昇降ワイヤー１２が牽引されれば、昇降ステージ９の両
側に設けられた転向滑車１３、１４を介して、該転向滑
車１３、１４を取り付けた昇降ステージ９が牽引されて
上方に昇ることになり、また昇降ワイヤー１２を弛緩さ
せれば、昇降ステージ９が下方に下降することになるの
である。この場合、昇降ステージ９の昇降する速さは、
牽引ワイヤー１２を牽引又は弛緩する速さの２分の１の
速さとなる。
【００１４】次に、昇降ステージを昇降させるための傾
斜昇降手段として、階段の両側に取り付けたボールねじ
を用いて昇降させる発明について説明する。図６は昇降
ステージ９を昇降させるための傾斜昇降手段として、階
段の両側に取り付けたボールねじを用いて昇降させる発
明を実施せる簡易階段昇降装置の、ガイドレール３の上
面を取り除いて、ガイドレール３の内部にある車輪５や
車軸６が見えるように図示した一部切欠断面上面図であ
るが、同図に示すように、階段１、１…の両側には二つ
のボールねじ１７、１７を取り付けてあり、該二つのボ
ールねじ１７、１７はそれぞれ、その上端にモーターボ
ックス１８、１８が連結している。
斜昇降手段として、階段の両側に取り付けたボールねじ
を用いて昇降させる発明について説明する。図６は昇降
ステージ９を昇降させるための傾斜昇降手段として、階
段の両側に取り付けたボールねじを用いて昇降させる発
明を実施せる簡易階段昇降装置の、ガイドレール３の上
面を取り除いて、ガイドレール３の内部にある車輪５や
車軸６が見えるように図示した一部切欠断面上面図であ
るが、同図に示すように、階段１、１…の両側には二つ
のボールねじ１７、１７を取り付けてあり、該二つのボ
ールねじ１７、１７はそれぞれ、その上端にモーターボ
ックス１８、１８が連結している。
【００１５】前記モーターボックス１８、１８の内部に
はそれぞれ図示を省略した駆動モーターが備えてあり、
該駆動モーターにはそれぞれ減速機１９、１９が備えて
あり、モーターボックス１８、１８内の各駆動モーター
による駆動力は、減速機１９、１９を介して、前記二つ
のボールねじ１７、１７を回動させる構造になってい
る。
はそれぞれ図示を省略した駆動モーターが備えてあり、
該駆動モーターにはそれぞれ減速機１９、１９が備えて
あり、モーターボックス１８、１８内の各駆動モーター
による駆動力は、減速機１９、１９を介して、前記二つ
のボールねじ１７、１７を回動させる構造になってい
る。
【００１６】一方、昇降ステージ９の両側に取り付けら
れた支持体４、４の両側には、２対のボールねじナット
２０、２０、２０、２０が取り付けてあり、前記二つの
ボールねじ１７、１７が回動することによって、前記ボ
ールねじナット２０、２０…が上昇又は下降されること
になるから、該ボールねじナット２０、２０…を取り付
けた支持体４、４が、昇降することになる。これによっ
て、前記支持体４、４に取り付けられた昇降ステージ９
は、前記駆動モーターをにより、減速機１９、１９を介
して、前記二つのボールねじ１７、１７を回動させるこ
とによって、昇降することになるのである。
れた支持体４、４の両側には、２対のボールねじナット
２０、２０、２０、２０が取り付けてあり、前記二つの
ボールねじ１７、１７が回動することによって、前記ボ
ールねじナット２０、２０…が上昇又は下降されること
になるから、該ボールねじナット２０、２０…を取り付
けた支持体４、４が、昇降することになる。これによっ
て、前記支持体４、４に取り付けられた昇降ステージ９
は、前記駆動モーターをにより、減速機１９、１９を介
して、前記二つのボールねじ１７、１７を回動させるこ
とによって、昇降することになるのである。
【００１７】次に昇降ステージを昇降させるための傾斜
昇降手段として、階段の両側にチェーンラックとピニオ
ンスプロケットを設け、これによって昇降ステージを昇
降させる発明について説明する。
昇降手段として、階段の両側にチェーンラックとピニオ
ンスプロケットを設け、これによって昇降ステージを昇
降させる発明について説明する。
【００１８】図７は、昇降ステージ９を昇降させるため
の傾斜昇降手段として、階段の両側にチェーンラックと
ピニオンスプロケットを設け、これによって昇降ステー
ジを昇降させる簡易階段昇降装置の、ガイドレール３の
上面を取り除いて、内部にある車輪５や車軸６が見える
ように図示した一部切欠断面上面図であるが、同図に示
すように、階段１、１…の両側には一対のチェーンラッ
ク２１、２１が固定してある。
の傾斜昇降手段として、階段の両側にチェーンラックと
ピニオンスプロケットを設け、これによって昇降ステー
ジを昇降させる簡易階段昇降装置の、ガイドレール３の
上面を取り除いて、内部にある車輪５や車軸６が見える
ように図示した一部切欠断面上面図であるが、同図に示
すように、階段１、１…の両側には一対のチェーンラッ
ク２１、２１が固定してある。
【００１９】一方、昇降ステージの両側に設けた支持体
４、４には、一対のモーターボックス１８、１８が取り
付けてあり、該モーターボックス１８、１８内には図示
を省略した駆動モーターが備えてあり、該駆動モーター
には減速機１９、１９が取り付けてあって、該減速機１
９、１９の外側には、駆動軸２２、２２を介して、ピニ
オンスプロケット２３、２３が取り付けられており、該
ピニオンスプロケット２３、２３は、前記一対のチェー
ンラック２１、２１に係合している。
４、４には、一対のモーターボックス１８、１８が取り
付けてあり、該モーターボックス１８、１８内には図示
を省略した駆動モーターが備えてあり、該駆動モーター
には減速機１９、１９が取り付けてあって、該減速機１
９、１９の外側には、駆動軸２２、２２を介して、ピニ
オンスプロケット２３、２３が取り付けられており、該
ピニオンスプロケット２３、２３は、前記一対のチェー
ンラック２１、２１に係合している。
【００２０】従って、前記モーターボックス１８、１８
内の図示を省略した駆動モーターを駆動させて、前記一
対のピニオンスプロケット２３、２３を回動させること
によって、前記チェーンラック２１，２１に係合してい
るピニオンスプロケット２３、２３が昇降することにな
る。これによって、該ピニオンスプロケット２３、２３
が取り付けられた支持体４、４が昇降することになり、
そのため、前記支持体４、４に固定された昇降ステージ
９が昇降することになるのである。
内の図示を省略した駆動モーターを駆動させて、前記一
対のピニオンスプロケット２３、２３を回動させること
によって、前記チェーンラック２１，２１に係合してい
るピニオンスプロケット２３、２３が昇降することにな
る。これによって、該ピニオンスプロケット２３、２３
が取り付けられた支持体４、４が昇降することになり、
そのため、前記支持体４、４に固定された昇降ステージ
９が昇降することになるのである。
【００２１】以上、いずれの傾斜昇降手段によっても、
本発明の昇降ステージは階段に添って昇降することにな
るから、該昇降ステージ９に乗った人は、階段を歩かな
いで、階段を昇降することができるのであり、また昇降
ステージ９を最下段に降ろして、床面２８の上に重ねた
とき、及び昇降ステージ９を最上段に上げて、２階の床
面２９の上に重ねたときは、人は昇降ステージ９を使用
しないで、階段を歩行して昇降することもできるのであ
る。
本発明の昇降ステージは階段に添って昇降することにな
るから、該昇降ステージ９に乗った人は、階段を歩かな
いで、階段を昇降することができるのであり、また昇降
ステージ９を最下段に降ろして、床面２８の上に重ねた
とき、及び昇降ステージ９を最上段に上げて、２階の床
面２９の上に重ねたときは、人は昇降ステージ９を使用
しないで、階段を歩行して昇降することもできるのであ
る。
【００２２】
【実施例】なお、図５、図７に示すように、昇降ステー
ジ９の両側に設けた支持体４、４の両外側に、サイドガ
イドローラーの保持部２４、２４を取付け、該サイドガ
イドローラーの保持部２４、２４の外側に各一対のサイ
ドガイドローラー２５、２５、２５、２５を回動自在に
軸設しておき、前記サイドガイドローラーの保持部２
４、２４と前記支持体４、４との間には、それぞれバネ
２６、２６を取り付けて、該バネは前記サイドガイドロ
ーラーの保持部２４、２４を外側に与圧するように構成
しておけば、昇降ステージが左右に揺動するのを防ぐこ
とができる。
ジ９の両側に設けた支持体４、４の両外側に、サイドガ
イドローラーの保持部２４、２４を取付け、該サイドガ
イドローラーの保持部２４、２４の外側に各一対のサイ
ドガイドローラー２５、２５、２５、２５を回動自在に
軸設しておき、前記サイドガイドローラーの保持部２
４、２４と前記支持体４、４との間には、それぞれバネ
２６、２６を取り付けて、該バネは前記サイドガイドロ
ーラーの保持部２４、２４を外側に与圧するように構成
しておけば、昇降ステージが左右に揺動するのを防ぐこ
とができる。
【００２３】また、図２、図５、図６、図７にそれぞれ
表示している、つま先保護板２７は、昇降ステージ９の
前方に、斜め上方に向かって立設してあり、昇降ステー
ジ９に乗った人のつま先が、前に出過ぎて、階段１、１
…に引っ掛かるのを防止するための保護板であって、昇
降ステージ９に乗った人の足を保護するものである。
表示している、つま先保護板２７は、昇降ステージ９の
前方に、斜め上方に向かって立設してあり、昇降ステー
ジ９に乗った人のつま先が、前に出過ぎて、階段１、１
…に引っ掛かるのを防止するための保護板であって、昇
降ステージ９に乗った人の足を保護するものである。
【００２４】もちろん、前記本発明において、傾斜昇降
手段が故障したときに、昇降ステージ９が急落すること
を防止するために、前記支持体４に取り付けた車輪５、
６に、ブレーキ装置を設けておくことが望ましいこと
は、言うまでもない。
手段が故障したときに、昇降ステージ９が急落すること
を防止するために、前記支持体４に取り付けた車輪５、
６に、ブレーキ装置を設けておくことが望ましいこと
は、言うまでもない。
【００２５】
【発明の効果】本発明は前記のように、階段の両側にガ
イドレールを設け、該ガイドレールに嵌合して回転する
車輪を、支持体を介して取付け、該支持体には、手摺を
有するフレームを立設した昇降ステージを水平になるよ
うに固定し、別に設けた傾斜昇降手段によって、前記昇
降ステージを、前記階段に添って傾斜昇降させるように
構成したことを特徴とする簡易階段昇降装置であるか
ら、エスカレーターのように多数の階段を動かす必要は
なく、前記昇降ステージだけを傾斜昇降手段によって昇
降させるものであるから、構造が簡単で、メンテナンス
も簡単であり、安価に製造することができる。
イドレールを設け、該ガイドレールに嵌合して回転する
車輪を、支持体を介して取付け、該支持体には、手摺を
有するフレームを立設した昇降ステージを水平になるよ
うに固定し、別に設けた傾斜昇降手段によって、前記昇
降ステージを、前記階段に添って傾斜昇降させるように
構成したことを特徴とする簡易階段昇降装置であるか
ら、エスカレーターのように多数の階段を動かす必要は
なく、前記昇降ステージだけを傾斜昇降手段によって昇
降させるものであるから、構造が簡単で、メンテナンス
も簡単であり、安価に製造することができる。
【００２６】また、階段はそのまま存在させて、昇降ス
テージだけを取り付けたものであるから、昇降ステージ
を最下段に降ろして１階の床面の上に重ねたとき、又は
昇降ステージを最上段に上げて２階の床面２９の上に重
ねたときは、階段はそのまま、歩行して上下できるもの
であり、エレベーターのように、故障した場合に備えて
別の階段を設置しておく必要もない。
テージだけを取り付けたものであるから、昇降ステージ
を最下段に降ろして１階の床面の上に重ねたとき、又は
昇降ステージを最上段に上げて２階の床面２９の上に重
ねたときは、階段はそのまま、歩行して上下できるもの
であり、エレベーターのように、故障した場合に備えて
別の階段を設置しておく必要もない。
【００２７】また昇降ステージの傾斜昇降手段として、
昇降ワイヤーを用いたものは、昇降ワイヤーの牽引・弛
緩だけで昇降ステージを昇降させることができるから、
一層構造が簡単であり、故障も少ない。
昇降ワイヤーを用いたものは、昇降ワイヤーの牽引・弛
緩だけで昇降ステージを昇降させることができるから、
一層構造が簡単であり、故障も少ない。
【００２８】また、昇降ステージ９の昇降する距離は、
昇降ワイヤー１２、１２の牽引・弛緩する距離の２分の
１になるから、滑車の原理によって、駆動モーターによ
って、昇降ワイヤーを牽引する力が少なくて済み、それ
だけトルクの小さいモーターの使用で間に合うことにな
る。
昇降ワイヤー１２、１２の牽引・弛緩する距離の２分の
１になるから、滑車の原理によって、駆動モーターによ
って、昇降ワイヤーを牽引する力が少なくて済み、それ
だけトルクの小さいモーターの使用で間に合うことにな
る。
【００２９】次に、昇降ステージの傾斜昇降手段とし
て、階段の両側にボールねじを取り付けたものは、構造
が簡単であることは前記と同様であるが、前記昇降ワイ
ヤーを用いたものに比較して、ワイヤーが切れる等の事
故が起こることもない。
て、階段の両側にボールねじを取り付けたものは、構造
が簡単であることは前記と同様であるが、前記昇降ワイ
ヤーを用いたものに比較して、ワイヤーが切れる等の事
故が起こることもない。
【００３０】次に、昇降ステージの傾斜昇降手段とし
て、階段の両側にチェーンラックとピニオンスプロケッ
トを設けたものは、構造が簡単であることは、前記各発
明と同様であるが、ピニオンスプロケットの回動によっ
て昇降ステージを昇降させるものであるから、ピニオン
スプロケットの回動が直接昇降ステージの昇降に繋がる
から、昇降が安定しており、非常停止や、昇降の途中で
方向を変更するのにも好都合である。
て、階段の両側にチェーンラックとピニオンスプロケッ
トを設けたものは、構造が簡単であることは、前記各発
明と同様であるが、ピニオンスプロケットの回動によっ
て昇降ステージを昇降させるものであるから、ピニオン
スプロケットの回動が直接昇降ステージの昇降に繋がる
から、昇降が安定しており、非常停止や、昇降の途中で
方向を変更するのにも好都合である。
【図１】 本発明を実施せる簡易階段昇降装置の、昇降
手段の図示を省略した一部切欠側面概略図である。
手段の図示を省略した一部切欠側面概略図である。
【図２】 図１の上面図である。
【図３】 図２のＡ−Ａ線断面図の一部拡大図である。
【図４】 図３のＢ−Ｂ線断面図但し、階段とガイドレ
ールと支持体との位置関係のみを表示した図である。
ールと支持体との位置関係のみを表示した図である。
【図５】 本発明の傾斜昇降手段として昇降ワイヤーに
よって昇降させる簡易階段昇降装置の、ガイドレールの
上面を取り除いて、ガイドレールの内部が見えるように
図示した一部切欠断面上面図である。
よって昇降させる簡易階段昇降装置の、ガイドレールの
上面を取り除いて、ガイドレールの内部が見えるように
図示した一部切欠断面上面図である。
【図６】 本発明の傾斜昇降手段として階段の両側に取
り付けたボールねじを用いて昇降させる簡易階段昇降装
置の、ガイドレール３の上面を取り除いて、内部が見え
るように図示した一部切欠断面上面図である。
り付けたボールねじを用いて昇降させる簡易階段昇降装
置の、ガイドレール３の上面を取り除いて、内部が見え
るように図示した一部切欠断面上面図である。
【図７】 本発明の傾斜昇降手段として、階段の両側に
チェーンラックとピニオンスプロケットを設けた簡易階
段昇降装置の、ガイドレール３の上面を取り除いて、内
部が見えるように図示した一部切欠断面上面図である。
チェーンラックとピニオンスプロケットを設けた簡易階
段昇降装置の、ガイドレール３の上面を取り除いて、内
部が見えるように図示した一部切欠断面上面図である。
１：階段 ２：（ガイドレールの）取付け金具 ３：ガイドレール ４：支持体 ５：車輪 ６：車軸 ７：手摺 ８：フレーム ９：昇降ステージ １０：（昇降ステージに乗った）人 １１：（昇降ワイヤーの）取付け金具 １２：昇降ワイヤー １３：転向滑車 １４：転向滑車 １５：巻取りドラム １６：駆動モーター １７：ボールねじ １８：モーターボックス １９：減速機 ２０：ボールねじナット ２１：チェーンラック ２２：駆動軸 ２３：ピニオンスプロケット ２４：サイドガイドローラーの保持部 ２５：サイドガイドローラー ２６：バネ ２７：つま先保護板 ２８：１階の床面 ２９：２階の床面
Claims (8)
- 【請求項１】階段の両側斜面にガイドレールを並設し、
該ガイドレールには、それに係合して傾斜昇降する支持
体を係着し、かつ該支持体には、手摺を有するフレーム
を立設した昇降ステージを水平状態を保持するように固
定し、さらに前記支持体を傾斜昇降させるための移動手
段を設け、前記昇降ステージを前記階段に添って傾斜昇
降させるように構成したことを特徴とする簡易階段昇降
装置。 - 【請求項２】階段の両側斜面にガイドレールを並設し、
該ガイドレールにはそれに嵌合して回転する車輪を取付
けた支持体を傾斜昇降可能に挿設し、かつ該支持体には
手摺を有するフレームを立設した昇降ステージを水平状
態を保持するように固定し、さらに前記支持体を傾斜昇
降させるための移動手段を設け、前記昇降ステージを前
記階段に添って傾斜昇降させるように構成したことを特
徴とする簡易階段昇降装置。 - 【請求項３】前記昇降ステージを傾斜昇降させるための
移動手段として、階段の一方の側の上方に昇降ワイヤー
の一端を取付け、該昇降ワイヤーの他の一端は、前記昇
降ステージの両端に設けた転向滑車を巻架して、階段の
他の一方の側の上方に設けた巻取りドラムに取付け、該
巻取りドラムを、駆動モーターによって回動させて、前
記昇降ワイヤーを牽引又は弛緩させることによって、前
記転向滑車を設けたステージを傾斜昇降させるように構
成したことを特徴とする請求項１又は２記載の簡易階段
昇降装置。 - 【請求項４】前記昇降ステージを傾斜昇降させるための
移動手段として、階段の両側にボールねじを取付け、該
ボールねじの一端には駆動モーターを取付け、前記昇降
ステージの支持体の両側には、前記ボールねじに螺合さ
せたボールねじナットを取付けて、前記駆動モーターに
よって前記ボールねじを回動させて、前記支持体の両側
に取り付けた前記ボールねじナットを昇降させることに
よって、前記昇降ステージを傾斜昇降させるように構成
したことを特徴とする請求項１又は２記載の簡易階段昇
降装置。 - 【請求項５】前記昇降ステージを傾斜昇降させるためる
移動手段として、階段の両側にチェーンラックを設け、
前記昇降ステージの支持体の両側には、前記チェーンラ
ックに係合させてピニオンスプロケットを取付け、該ピ
ニオンスプロケットを前記昇降ステージの支持体の両側
に設けた駆動モーターによって回動させて、前記支持体
に取り付けたピニオンスプロケットを昇降させることに
よって、前記昇降ステージを傾斜昇降させるように構成
したことを特徴とする請求項１又は２記載の簡易階段昇
降装置。 - 【請求項６】支持体の手摺の一部に、前記支持体を傾斜
昇降させるための移動手段の駆動用スイッチ及び停止用
スイッチを取着したことを特徴とする請求項１〜５のい
ずれか１項に記載の簡易階段昇降装置。 - 【請求項７】手摺を有するフレームが、昇降ステージの
片側にのみ立設されていることを特徴とする請求項１〜
６のいずれか１項に記載の簡易階段昇降装置。 - 【請求項８】手摺を有するフレームが、昇降ステージの
両側に立設されていることを特徴とする請求項１〜６の
いずれか１項に記載の簡易階段昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23076597A JPH1160109A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 簡易階段昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23076597A JPH1160109A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 簡易階段昇降装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1160109A true JPH1160109A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16912922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23076597A Withdrawn JPH1160109A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 簡易階段昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1160109A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104098013A (zh) * | 2013-04-08 | 2014-10-15 | 胡可材 | 住宅自动扶梯 |
| CN105984784A (zh) * | 2015-02-17 | 2016-10-05 | 韩燕� | 一种楼梯的电动载人运送设备 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP23076597A patent/JPH1160109A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104098013A (zh) * | 2013-04-08 | 2014-10-15 | 胡可材 | 住宅自动扶梯 |
| CN105984784A (zh) * | 2015-02-17 | 2016-10-05 | 韩燕� | 一种楼梯的电动载人运送设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040525 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |