JP3189937B2 - 負荷制御装置に用いる制御仕様設計管理システム - Google Patents
負荷制御装置に用いる制御仕様設計管理システムInfo
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Description
イッチと制御対象である負荷との接続対応関係にかかる
制御仕様情報が保持されるとともに随時書き換え可能な
記憶部を有し、制御仕様情報に基づく負荷制御情報を用
いた負荷の制御が可能な負荷制御装置に用いる制御仕様
設計管理システムに関し、特に、制御対象である負荷と
して車両に搭載されているランプ、エアコン等の電装品
と操作盤に配列された複数の制御スイッチとの接続対応
関係にかかる制御仕様情報が保持されるとともに随時書
き換え可能な記憶部と、制御仕様情報に基づく負荷制御
情報を多重伝送ラインを介して多重化処理するマスター
多重通信ユニットと、制御仕様情報に基づく負荷制御情
報を多重伝送ラインを介して多重化処理するとともに多
重化処理された負荷制御情報に基づく負荷の制御が可能
な複数のスレーブ多重通信ユニットとが多重伝送ライン
を介して接続されて成る車両用の負荷制御装置に用いる
制御仕様設計管理システムに関するものである。
仕様設計管理システムとしては、例えば、図23に示す
ようなものがある。すなわち、負荷制御装置2bに用い
る制御仕様設計管理システム5においては、操作盤6に
配列された複数の制御スイッチ6aと制御対象である負
荷3,…,3との接続対応関係にかかる各制御仕様情報
を、それに応じた専用の負荷制御装置2bに各々記憶さ
せていたので、制御仕様情報の種類に応じた種類の専用
の負荷制御装置2bが用意されていた。また、制御仕様
情報の設計作業は専ら人手に依っていた。
報に基づく負荷制御情報1を用いて、各々に接続された
負荷3,…,3の制御を実行していた。制御仕様情報に
基づく負荷制御情報1を多重伝送ライン8を介して多重
化処理するマスター多重通信ユニット2aと制御仕様情
報に基づく負荷制御情報1を多重伝送ライン8を介して
多重化処理するとともに多重化処理された負荷制御情報
1に基づく負荷3,…,3の制御を行う複数のスレーブ
多重通信ユニット2b,…,2bとが接続されて成る負
荷制御装置2に用いる制御仕様設計管理システム5にお
いても同様に、各制御仕様情報を、それに応じた専用の
マスター多重通信ユニット2aや各スレーブ多重通信ユ
ニット2b,…,2b毎にに各々記憶させていたので、
制御仕様情報の種類に応じた種類の専用のマスター多重
通信ユニット2aや各スレーブ多重通信ユニット2b,
…,2bが用意されていた。また、制御仕様情報の設計
作業は専ら人手に依っていた。
スレーブ多重通信ユニット2b,…,2bは、制御仕様
情報に基づく負荷制御情報1を用いて、各々に接続され
た負荷3,…,3の制御を実行していた。例えば、車両
のように、ユーザ毎にさらには車種毎に制御仕様情報が
異なる場合、ユーザ数や車種数に応じた種類の専用のマ
スター多重通信ユニット2aや各スレーブ多重通信ユニ
ット2b,…,2bが用意されていた。
荷制御情報1とは、負荷3,…,3の種類(例えば、車
両に搭載されている電装品であるランプ、エアコン
等)、制御方法(例えば、ランプの点滅周期点灯照度の
制御、エアコンのON/OFF等の電力供給の制御)を
意味する。
うな従来の制御仕様設計管理システムでは、各制御仕様
情報の種類に応じた種類の専用の負荷制御装置(または
専用のマスター多重通信ユニットやスレーブ多重通信ユ
ニット)を用意する必要があったので、負荷制御装置の
標準化が難しく、生産性の向上、コストダウンを図るこ
とが難しいという問題点があった。
に依っていたので、制御仕様情報の追加や変更が難し
く、設計工数の削減、生産性の向上、コストダウンを図
ることが難しかった。さらに、ワイヤーハーネスの標準
化においても、設計工数の削減、生産性の向上、コスト
ダウンを図ることが難しいという問題点があった。
してなされたもので、各制御スイッチと負荷との接続対
応関係を設計する際に、ルックアップテーブルまたは前
回の設計時の帳票ファイルを参照して制御スイッチに接
続して制御可能な負荷の候補を提示し、提示した負荷の
候補の中からの選択を促すことにより制御仕様情報を作
成するとともに、帳票ファイルの内容を印刷することに
より、負荷制御装置やワイヤーハーネスの標準化が容易
となり、設計工数の削減が実現でき、生産性の向上、コ
ストダウンが可能となる制御仕様設計管理システムを提
供することを目的としている。
めの要旨とするところは、以下の各項に存する。[1]
項 操作盤(20)に配列された複数の制御スイッチ
(22,…,22)と制御対象である負荷(24,…,
24)との接続対応関係にかかる制御仕様情報(32)
が保持されるとともに随時書き換え可能な記憶部(3
0)と、当該制御仕様情報(32)に基づく負荷制御情
報(44)を多重伝送ライン(40)を介して多重化処
理するマスター多重通信ユニット(46)と、当該制御
仕様情報(32)に基づく負荷制御情報(44)を多重
伝送ライン(40)を介して多重化処理するとともに当
該多重化処理された負荷制御情報(44)に基づく負荷
(24,…,24)の制御が可能な複数のスレーブ多重
通信ユニット(48,…,48)とが多重伝送ライン
(40)を介して接続されて成る負荷制御装置(42,
…,42)に用いる制御仕様設計管理システム(10)
であって、各制御スイッチ(22,…,22)に接続し
て制御可能な負荷(24,…,24)の接続対応関係を
記録したルックアップテーブル(12)を備え、前記各
制御スイッチ(22,…,22)と前記負荷(24,
…,24)との接続対応関係を設計する際に、前記ルッ
クアップテーブル(12)を参照して当該制御スイッチ
(22,…,22)に接続して制御可能な負荷(24,
…,24)の候補を提示するとともに、当該提示した負
荷(24,…,24)の候補の中からの選択を促すこと
により、前記各スレーブ多重通信ユニット(48,…,
48)毎の前記制御仕様情報(32)を作成することを
特徴とする制御仕様設計管理システム(10)。
(32)に基づいて帳票ファイル(14)を作成すると
ともに、当該帳票ファイル(14)の内容を印刷するこ
とができる[1]項に記載の制御仕様設計管理システム
(10)。
…,22)と前記負荷(24,…,24)との接続対応
関係を設計する際に、前記ルックアップテーブル(1
2)または前回の設計時の前記帳票ファイル(14)を
参照して当該制御スイッチ(22,…,22)に接続し
て制御可能な負荷(24,…,24)の候補を提示する
とともに、当該提示した負荷(24,…,24)の候補
の中からの選択を促すことにより、前記各スレーブ多重
通信ユニット(48,…,48)毎の前記制御仕様情報
(32)を作成することを特徴とする[1]項又は
[2]項に記載の制御仕様設計管理システム(10)。
ム(10)にかかる負荷制御装置(42,…,42)の
作用について説明する。負荷制御装置(42,…,4
2)は、多重化処理用の負荷制御装置(42,…,4
2)である。
42)は、記憶部(30)に保持されている制御仕様情
報(32)を随時読み出すことができる。これらの負荷
制御装置(42,…,42)は、操作盤(20)に配列
された複数の制御スイッチ(22,…,22)の中の何
れかが押されてON状態となった際に、記憶部(30)
から読み出した制御仕様情報(32)に基づく負荷制御
情報(44)を用いた負荷(24,…,24)の制御を
実行することができる。
…,42)においては、マスター多重通信ユニット(4
6)と複数のスレーブ多重通信ユニット(48,…,4
8)とが多重伝送ライン(40)を介して負荷制御情報
(44)の多重化処理を実行することができる。
42)におけるマスター多重通信ユニット(46)は、
制御仕様情報(32)に基づく負荷制御情報(44)を
多重伝送ライン(40)を介して多重化処理することが
できる。同様に、多重化処理用の負荷制御装置(42,
…,42)における各スレーブ多重通信ユニット(4
8,…,48)は、制御仕様情報(32)に基づく負荷
制御情報(44)を多重伝送ライン(40)を介して多
重化処理するとともに多重化処理された負荷制御情報
(44)に基づく負荷(24,…,24)の制御が可能
である。
である負荷制御情報(44)とは、負荷(24,…,2
4の種類(例えば、車両に搭載されている電装品である
ランプ、エアコン等)、制御方法(例えば、ランプの点
滅周期点灯照度および扉連動点灯の制御、エアコンのO
N/OFF等の電力供給の制御)を意味する。
(10)の作用について説明する。記憶部(30)は、
多重化処理用の負荷制御装置(具体的には、マスター多
重通信ユニット(46))(42,…,42)に対して
電気的に着脱自在であり、操作盤(20)に配列された
複数の制御スイッチ(22,…,22)と制御対象であ
る負荷(24,…,24)との接続対応関係にかかる制
御仕様情報(32)が保持されている。
2)とは、制御スイッチ(22,…,22)をONした
際に、駆動する負荷(24,…,24)を指定するため
の情報である。さらに、制御仕様情報(32)が保持さ
れている記憶部(30)は随時書き換え可能であって、
負荷制御装置(42,…,42)から電気的に取り外し
て制御仕様情報(32)を変更することができる。
随時書き換え可能な記憶部(30)に保持させるととも
に、この記憶部(30)を電気的に着脱自在な状態で接
続してマスター多重通信ユニット(46)やスレーブ多
重通信ユニット(48,…,48)に設計した制御仕様
情報(32)を適時伝送することが可能となり、設計変
更の際には、記憶部(30)の中の制御仕様情報(3
2)のみを従来の制御仕様設計管理システム(10)の
ように各制御仕様情報(32)の種類に応じた種類の専
用のマスター多重通信ユニット(46)やスレーブ多重
通信ユニット(48,…,48)を用意する必要がなく
なるので、負荷制御装置(42,…,42)やワイヤー
ハーネスの標準化(つまり、共通化)が容易となり、設
計工数の削減が実現でき、生産性の向上、コストダウン
が可能となる。
2,…,42)に電気的に装着した状態で、外部の書換
手段を負荷制御装置(42,…,42)に直接電気的に
接続することにより、制御仕様情報(32)を変更する
こともできる。ルックアップテーブル(12)には、各
制御スイッチ(22,…,22)に接続して制御可能な
負荷(24,…,24)の接続対応関係が記録されてい
る。
ている接続対応関係とは、制御スイッチ(22,…,2
2)の種類情報、制御スイッチ(22,…,22)の操
作盤(20)上での配列位置情報、制御スイッチ(2
2,…,22)のシリアルナンバー、負荷制御装置(4
2,…,42)(または複数のスレーブ多重通信ユニッ
ト(48,…,48))毎のコネクタ配列情報、これら
のコネクタにおける出力端子情報、負荷(24,…,2
4)に接続可能な出力端子の情報、負荷(24,…,2
4)毎の制御条件情報(例えば、駆動電力条件、駆動周
期条件、扉連動の有無)、負荷(24,…,24)の名
称情報、登録年月日、ユーザーコード、ルックアップテ
ーブル(12)のシリアルナンバー、各種デフォルト設
定情報等が予め組み合わされて構成されている。
制御仕様設計管理システム(10)は、各制御スイッチ
(22,…,22)と負荷(24,…,24)との接続
対応関係を設計する際に、このルックアップテーブル
(12)に記録されている接続対応関係を参照して、制
御スイッチ(22,…,22)に接続して制御可能な負
荷(24,…,24)の候補を提示することができる。
(10)は、提示した負荷(24,…,24)の候補の
中からの選択を促すことにより、負荷制御装置(42,
…,42)の制御仕様情報(32)を作成することがで
きる。つまり、従来専ら人手に依っていた制御仕様情報
(32)の設計作業のコンピュータ化が容易になり、制
御仕様情報(32)の追加や変更が容易になり、設計工
数の削減が実現でき、生産性の向上、コストダウンを図
ることが可能となる。
用いる制御仕様設計管理システム(10)は、作成され
た制御仕様情報(32)に基づいて帳票ファイル(1
4)を作成するとともに、帳票ファイル(14)の内容
を印刷することができる。なお、用紙上への印刷に代え
てディスプレイ等の表示手段上への表示も可能である。
は、各制御スイッチ(22,…,22)と負荷(24,
…,24)との接続対応関係を設計する際に、ルックア
ップテーブル(12)または前回の設計時の帳票ファイ
ル(14)を参照して制御スイッチ(22,…,22)
に接続して制御可能な負荷(24,…,24)の候補を
提示するとともに、提示した負荷(24,…,24)の
候補の中からの選択を促すことにより、制御仕様情報
(32)を作成することもできる。
御仕様情報(32)の設計作業のコンピュータ化が容易
になり、制御仕様情報(32)の追加や変更が容易にな
り、設計工数の削減が実現でき、生産性の向上、コスト
ダウンを図ることが可能となる。
内容を印刷または保存することができるので、従来専ら
人手に依っていた制御仕様情報(32)の追加や変更の
作業のコンピュータ化が容易になり、設計工数の削減が
実現でき、生産性の向上、コストダウンを図ることが可
能となる。
テム(10)は、作成された制御仕様情報(32)に基
づいて帳票ファイル(14)を作成するとともに、帳票
ファイル(14)の内容を印刷することができる。な
お、用紙上への印刷に代えてディスプレイ等の表示手段
上への表示も可能である。
御装置(42,…,42)に用いる制御仕様設計管理シ
ステム(10)によれば、従来専ら人手に依っていた制
御仕様情報(32)の追加や変更や設計の作業のコンピ
ュータ化が容易になり、制御仕様情報(32)の追加や
変更が容易になり、さらに負荷制御装置(42,…,4
2)やワイヤーハーネスの標準化(つまり、共通化)が
容易となる結果、設計工数の削減が実現でき、生産性の
向上、コストダウンを図ることが可能となる。
する。図1は本発明の一実施例にかかる負荷制御装置4
2,…,42に用いる制御仕様設計管理システム10の
機能ブロック図である。図2は本発明の一実施例にかか
る負荷制御装置42,…,42の機能ブロック図であ
る。図5は本発明の一実施例にかかる制御仕様情報32
作成モードにおける制御スイッチ22,…,22の設定
についての画面表示例を示す図である。図6は本発明の
一実施例にかかる制御仕様情報32作成モードにおける
負荷24,…,24の設定画面表示例を示す図である。
図7は本発明の一実施例にかかる制御仕様情報32のデ
ータ構造を示す図である。図8は本発明の一実施例にか
かる帳票ファイル14のデータ構造を示す図である。図
13は本発明の一実施例にかかる制御仕様設計管理シス
テム10における帳票ファイル14の内容(制御スイッ
チ22,…,22と負荷24,…,24との接続対応関
係)を示す印刷例である。図14は本発明の一実施例に
かかる制御仕様設計管理システム10における帳票ファ
イル14の内容(コネクタにおける端子と制御スイッチ
22,…,22との接続対応関係)を示す印刷例であ
る。
る制御仕様設計管理システム10におけるルックアップ
テーブル12である。図21は本発明の一実施例にかか
る制御仕様設計管理システム10において作成された制
御仕様情報32の一例を示すテーブルである。
御装置42,…,42の構成を説明する。なお、単一の
負荷制御装置42,…,42は、多重化処理用の負荷制
御装置42,…,42を簡易化した構成を有するので、
説明を省略する。本実施例の制御仕様設計管理システム
10において設計および管理対象となる車両用の多重化
処理負荷制御装置42,…,42は、操作盤20に配列
された複数の制御スイッチ22,…,22と制御対象で
ある負荷24,…,24との接続対応関係にかかる制御
仕様情報32が保持されるとともに随時書き換え可能な
記憶部30を有し、制御仕様情報32に基づく負荷制御
情報44を用いた負荷24,…,24の制御が可能なも
のであって、図1に示すように、制御対象である負荷2
4,…,24として車両に搭載されているテールラン
プ、エアコン、白熱灯、蛍光灯、ミラー、ワイパー、換
気扇、TVスライダー、時計、等の電装品と操作盤20
に配列された複数の制御スイッチ22,…,22との接
続対応関係にかかる制御仕様情報32が保持されるとと
もに随時書き換え可能な記憶部30と、制御仕様情報3
2に基づく負荷制御情報44を多重伝送ライン40を介
して主系としての多重化処理するマスター多重通信ユニ
ット46と、制御仕様情報32に基づく負荷制御情報4
4を多重伝送ライン40を介して従系としての多重化処
理するとともに多重化処理された負荷制御情報44に基
づく負荷24,…,24の制御が可能な複数のスレーブ
多重通信ユニット48,…,48とが多重伝送ライン4
0を介して接続されて成る。
あって、読取手段に設けられた金属電極コネクタをを介
した信号処理可能状態を意味するが、特にこれに限定さ
れるものではなく、電磁気力(例えば、無線電波、静電
誘導)を応用した接続、赤外線や可視光線を応用した光
接続、等の各種接続方法を用いることができる。
ば、運転席側に設置されている。複数の制御スイッチ2
2,…,22は、操作盤20上に所定の規則に従って配
列されている。制御スイッチ22,…,22としては、
ON−ONスイッチ、ON−OFFスイッチ、ボリュー
ムスイッチ等を用いている。
置されたマスター多重通信ユニット(主系)46および
複数のスレーブ多重通信ユニット(従系)48,…,4
8は、図1に示すように、多重伝送ライン40を介して
接続されている。負荷24,…,24の制御内容である
負荷制御情報44とは、負荷24,…,24の種類(例
えば、車両に搭載されている電装品であるテールラン
プ、エアコン等)、制御方法(例えば、テールランプの
点滅周期、点灯照度および扉連動点灯の制御、エアコン
のON/OFF等の電力供給の制御)を意味する。
等の自動車車両や電車や飛行機や船舶等を意味するが、
特にこれに限定されるものではなく、広義には、操作盤
上の制御スイッチをONまたはOFFすることにより機
本体に装置された各種の負荷を制御する負荷制御装置を
備えたシステムを含むものである。
は、多重伝送ライン40を介して負荷制御情報44を相
互間で転送(つまり、多重通信)するための通信用イン
ターフェース(以降、I/Fとする)回路と、制御スイ
ッチ22,…,22などが接続される入力I/F回路
と、予め定めた制御プログラム(多重伝送の通信プロト
コルを含む)や固定データを格納する読出専用のメモリ
であるROMと、制御プログラムによって定められた仕
事を実行する際に負荷制御情報44の展開が実行される
ワークエリアとして使用される読出書込自在のメモリで
ある一時記憶部(RAM)と、記憶部30を電気的に装
着してそこに保持されている負荷制御情報44を読み出
すための金属電極コネクタと、通信モードの異常時の多
重化処理のための内部タイマーと、多重化処理等を実行
するためのCPUとを内装している。なお、出力I/F
回路には、負荷の不具合状態を示す信号を出力するダイ
アグ出力も設けられている。
手段に設けられた金属電極コネクタをを介した信号処理
可能状態を意味するが、特にこれに限定されるものでは
なく、電磁気力(例えば、無線電波、静電誘導)を応用
した接続、赤外線や可視光線を応用した光接続、等の各
種接続方法を用いることができる。
8,…,48の各々は、図1または図2に示すように、
車両内の所定の位置(例えば、天井裏や床下や運転席近
傍)に装置されており、多重伝送ライン40を介して負
荷制御情報44を相互間で転送(つまり、多重通信)す
るための通信用I/F回路と、複数のセンサ(例えば、
温度センサ)などが接続される入力I/F回路と、負荷
制御情報44に基づく負荷24,…,24(例えば、テ
ールランプ、モータ、エアコンなど)の制御を実行する
ための電力制御手段(例えば、IPS)やスイッチング
手段(例えば、リレー)と、これらの電力制御手段(例
えば、IPS)やスイッチング手段(例えば、リレー)
の各出力端が接続されているコネクタと、予め定めた制
御プログラム(多重伝送の通信プロトコルを含む)や固
定データを格納する読出専用のメモリであるROMと、
制御プログラムによって定められた仕事を実行する際に
負荷制御情報44の展開が実行されるワークエリアとし
て使用される読出書込自在のメモリである一時記憶部
(RAM)と、負荷制御情報44を記録保持するための
不揮発性メモリ(本実施例では、EEPROMを使用し
ている)と、通信モードの異常時の多重化処理のための
内部タイマーと、多重化処理を実行するためのCPUと
を内装している。
8,…,48のコネクタは、コネクタ1とコネクタ2と
から構成されており、コネクタ1とコネクタ2の各々に
は、8個の端子(1番端子,…,8番端子)が設けられ
ている。また、各スレーブ多重通信ユニット48,…,
48のコネクタの各出力端子には、図1または図2に示
すように、制御対象となる負荷24,…,24が各々電
気的に接続されている。
受を行うための信号線であって、一本の光ファイバーケ
ーブルによって構成されている。なお、本実施例の多重
伝送ライン40として同軸ケーブル、ツイストペア線を
束ねたワイヤーハーネス(WH)を用いることも可能で
あるが、径や重量が大きくなることを考慮して光ファイ
バーケーブルを用いている。
2が保持されるとともに随時書き換え可能なものであっ
て、図1に示すように、マスター多重通信ユニット46
に対して電気的に着脱自在である。本実施例では、記憶
部30として不揮発性メモリ、例えばEEPROM、を
用いている。
揮発性メモリを用いているが、特にこれに限定されるも
のではなく、負荷制御情報44の更新、記憶保持が随時
所定回数可能な記憶手段であればよく、随時書き換え可
能であり電気的に脱着可能な、磁気記録手段(例えば、
磁気カード、磁気ディスク(例えば、リムーバブルハー
ドディスク、フロッピーディスク、バブルメモリ)、光
磁気記録手段(例えば、MOディスク)等を用いること
も可能である。
ム10の構成を説明する。本実施例の多重化処理用の負
荷制御装置42,…,42に用いる制御仕様設計管理シ
ステム10は、各制御スイッチ22,…,22に接続し
て制御可能な負荷24,…,24の接続対応関係を記録
したルックアップテーブル12を備えている。
を不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に記憶させて
制御仕様設計管理システム10に装置されている。本実
施例では、ルックアップテーブル12として、制御スイ
ッチ22,…,22の種類を示すルックアップテーブル
12(図15参照)、制御スイッチ22,…,22の位
置と対応番号との対応関係を示すルックアップテーブル
12(図16参照)、負荷24,…,24の制御条件を
示すルックアップテーブル12(図17参照)、制御ス
イッチ22,…,22の種類別に選択可能な制御条件を
示すルックアップテーブル12(図18参照)、制御ス
イッチ22,…,22の種類別に選択可能なスイッチの
位置を示すルックアップテーブル12(図19参照)、
制御スイッチ22,…,22の種類別に選択可能な端子
を示すルックアップテーブル12(図20参照)、およ
びは作成された制御仕様情報32のアドレスと端子位置
との対応関係を示すルックアップテーブル12(図22
参照)を予め準備している。
は、多重化処理用の負荷制御装置42,…,42に用い
られる制御仕様情報32の設計および管理を実行するも
のであって、各制御スイッチ22,…,22と負荷2
4,…,24との接続対応関係を設計する際に、ルック
アップテーブル12を参照して制御スイッチ22,…,
22に接続して制御可能な負荷24,…,24の候補を
提示するとともに、提示した負荷24,…,24の候補
の中からの選択を促すことにより、各スレーブ多重通信
ユニット48,…,48毎の制御仕様情報32を作成す
ることができるように、演算主体であるCPU、ルック
アップテーブル12を保存するための記憶手段(本実施
例では、光磁気記録手段や磁気記録手段)が装置される
とともに、マスター多重通信ユニット46と記憶部(本
実施例では、EEPROM)30とに接続されて成る。
各スレーブ多重通信ユニット48,…,48毎の制御仕
様情報32のデータ構造(所謂、データフォーマット)
を図7および図21に示す。ただし、図7のデータフォ
ーマットは、設計者や作業者が理解しやすいような表現
方法で記載されており、図21のデータフォーマット
は、演算主体であるCPU等のコンピュータリソース
(資源)が実行しやすい表現方法で記載されており、両
者は実質上同一の意味を持つ。
PU)は、作成された制御仕様情報32に基づいて帳票
ファイル14を作成するとともに、帳票ファイル14の
内容を印刷するよう、印刷手段(本実施例では、プリン
ター(例えば、レーザープリンター、熱転写プリンタ
ー、インクジェットプリンター、放電プリンター、感熱
プリンター)を用いている)を備えて成る。帳票ファイ
ル14のデータ構造(所謂、データフォーマット)を図
8に示す。なお、印刷手段に代えてディスプレイ等の表
示手段を用いても良い。
は、各制御スイッチ22,…,22と負荷24,…,2
4との接続対応関係を設計する際に、CPUが、ルック
アップテーブル12または前回の設計時の帳票ファイル
14を参照して制御スイッチ22,…,22に接続して
制御可能な負荷24,…,24の候補を提示するととも
に、提示した負荷24,…,24の候補の中からの選択
を促すことにより、制御仕様情報32を作成することが
できるように、前回の設計時の帳票ファイル14を保存
するための記憶手段(本実施例では、光磁気記録手段や
磁気記録手段)が装置されている。
は、演算主体であるCPUと帳票ファイル14およびル
ックアップテーブル12を保存するための記憶手段に加
えて、記録部30の制御仕様情報32の書き込みをする
ためのI/F回路と、帳票ファイル14の印字をするた
めのプリンターI/F回路と、予め定めた制御プログラ
ムや固定データ(例えば、ファームウェアープログラ
ム)を格納する読出専用のメモリであるROMと、制御
プログラムによって定められた仕事を実行する際にワー
クエリアとして使用される読出書込自在のメモリである
一時記憶部(RAM)と、記憶部30(または記憶部3
0に接続されたコネクタ)を電気的に装着してそこに保
持されている制御仕様情報32を読み出すための金属電
極コネクタと、が設けられている。
れる帳票ファイル14(またはディスプレイ等の表示手
段によってい表示される帳票ファイル14)は、図13
および図14に示す[スイッチレイアウト一覧表]、
[端子配置一覧表]ようなフォーマットを有している。
施例にかかる制御仕様情報32の作成モードのフローチ
ャートである。図4は本発明の一実施例にかかる制御仕
様情報32の保存モードのフローチャートである。図9
は本発明の一実施例にかかる制御仕様設計管理システム
10における制御仕様情報32の書き換えモードのフロ
ーチャートである。図10は本発明の一実施例にかかる
制御仕様設計管理システム10におけるルックアップテ
ーブル12または前回の設計時の帳票ファイル14の参
照(検索)モードのフローチャートである。図11は本
発明の一実施例にかかる制御仕様設計管理システム10
における帳票ファイル14の内容の印刷モードのフロー
チャートである。図12は本発明の一実施例にかかる記
憶部30に保存されている制御仕様情報32のダンプ表
示モードのフローチャートである。図22は本発明の一
実施例にかかる制御仕様設計管理システム10において
作成された制御仕様情報32のアドレスと端子位置との
デフォルトの対応関係を示すルックアップテーブル12
である。
ステム10にかかる負荷制御装置42,…,42の作用
について説明する。負荷制御装置42,…,42は、単
一の負荷制御装置42,…,42、または車両用の多重
化処理負荷制御装置42,…,42である。
2、または車両用の多重化処理負荷制御装置42,…,
42は、記憶部(本実施例では、不揮発性メモリ、例え
ばEEPROM)30に保持されている制御仕様情報3
2を随時読み出すことができる。記憶部(本実施例で
は、不揮発性メモリ、例えばEEPROM)30に保持
されている制御仕様情報32のデータフォーマットを図
7および図21に示す。ただし、図7のデータフォーマ
ットは、設計者や作業者が理解しやすいような表現方法
で記載されており、図21のデータフォーマットは、演
算主体であるCPU等のコンピュータリソース(資源)
が実行しやすい表現方法で記載されており、両者は実質
上同一の意味を持つ。
操作盤20に配列された複数の制御スイッチ22,…,
22の中の何れかが押されてON状態となった際に、記
憶部(本実施例では、不揮発性メモリ、例えばEEPR
OM)30から読み出した制御仕様情報(図7および図
21参照)32に基づく負荷制御情報44を用いた負荷
24,…,24の制御を実行することができる。
2,…,42においては、マスター多重通信ユニット4
6と複数のスレーブ多重通信ユニット48,…,48と
が多重伝送ライン40を介して負荷制御情報44の多重
化処理を実行することができる。
…,42におけるマスター多重通信ユニット46は、制
御仕様情報(図7および図21参照)32に基づく負荷
制御情報44を多重伝送ライン40を介して主系として
多重化処理することができる。
に装置された通信用I/F回路は多重伝送ライン40を
介して負荷制御情報44を相互間で転送(つまり、多重
通信)し、入力I/F回路は制御スイッチ22,…,2
2などの入力の制御を実行し、読出専用のメモリである
ROMは予め定めた制御プログラム(多重伝送の通信プ
ロトコルを含む)や固定データ(例えば、ファームウェ
アープログラム)を格納することができ、読出書込自在
のメモリである一時記憶部(RAM)は制御プログラム
によって定められた仕事を実行する際に負荷制御情報4
4の展開が実行されるワークエリアとして使用され、金
属電極コネクタは記憶部(本実施例では、不揮発性メモ
リ、例えばEEPROM)30の電気的な装着を可能と
し、内部タイマーは通信モードの異常時の多重化処理を
可能とし、演算主体であるCPUは多重化処理等を実行
する主体となる。
42,…,42における各スレーブ多重通信ユニット4
8,…,48は、制御仕様情報(図7および図21参
照)32に基づく負荷制御情報44を多重伝送ライン4
0を介して従系として多重化処理するとともに多重化処
理された負荷制御情報44に基づく負荷24,…,24
の制御が可能である。本実施例のスレーブ多重通信ユニ
ット48,…,48の各々に装置されている通信用I/
F回路は多重伝送ライン40を介して負荷制御情報44
を相互間で転送(つまり、多重通信)することができ、
入力I/F回路は複数のセンサ(例えば、温度センサ)
などからの入力を可能とし、コネクタは負荷24,…,
24(例えば、テールランプ、モータ、エアコンなど)
とこれらの制御を実行するための電力制御手段(例え
ば、IPS)やスイッチング手段(例えば、リレー)と
を電気的に接続し、読出専用のメモリであるROMは予
め定めた制御プログラム(多重伝送の通信プロトコルを
含む)や固定データ(例えば、ファームウェアープログ
ラム)を格納することができ、読出書込自在のメモリで
ある一時記憶部(RAM)は制御プログラムによって定
められた仕事を実行する際に負荷制御情報44の展開が
実行されるワークエリアとして使用され、不揮発性メモ
リ(本実施例では、EEPROMを使用している)は負
荷制御情報44を記録保持することができ、内部タイマ
ーは通信モードの異常時の多重化処理を可能とし、演算
主体であるCPUは従系としての多重化処理を実行する
ことができる。
8,…,48のコネクタは、コネクタ1とコネクタ2と
から構成されており、コネクタ1とコネクタ2の各々に
は、8個の端子(1番端子,…,8番端子)が設けられ
ている。なお、負荷24,…,24の制御内容である負
荷制御情報44とは、図17、図18、または図19に
示すように、負荷24,…,24の種類(例えば、車両
に搭載されている電装品であるテールランプ、エアコン
等)、制御方法(例えば、テールランプの点滅周期、点
灯照度および扉連動点灯の制御、エアコンのON/OF
F等の電力供給の制御)を意味する。
0の作用について説明する。記憶部(本実施例では、不
揮発性メモリ、例えばEEPROM)30は、単独処理
用の負荷制御装置42,…,42、または多重化処理用
の負荷制御装置(具体的には、マスター多重通信ユニッ
ト46)42,…,42に対して電気的に着脱自在であ
り、操作盤20に配列された複数の制御スイッチ22,
…,22と制御対象である負荷24,…,24との接続
対応関係にかかる制御仕様情報(図7および図21参
照)32が保持されている。
および図21参照)32とは、制御スイッチ22,…,
22をONした際に、駆動する負荷24,…,24を指
定するための情報である。さらに、制御仕様情報(図7
および図21参照)32が保持されている記憶部(本実
施例では、不揮発性メモリ、例えばEEPROM)30
は随時書き換え可能であって、負荷制御装置42,…,
42から電気的に取り外して制御仕様情報32を変更す
ることができる。
び図21参照)32を随時書き換え可能な記憶部(本実
施例では、不揮発性メモリ、例えばEEPROM)30
に保持させるとともに、この記憶部30を電気的に着脱
自在な状態で接続して負荷制御装置42,…,42(ま
たはマスター多重通信ユニット46やスレーブ多重通信
ユニット48,…,48)に設計した制御仕様情報32
を適時伝送することが可能となり、設計変更の際には、
記憶部(本実施例では、不揮発性メモリ、例えばEEP
ROM)30の中の制御仕様情報32のみを従来の制御
仕様設計管理システム10のように各制御仕様情報32
の種類に応じた種類の専用の負荷制御装置42,…,4
2(または専用のマスター多重通信ユニット46やスレ
ーブ多重通信ユニット48,…,48)を用意する必要
がなくなるので、負荷制御装置42,…,42やワイヤ
ーハーネスの標準化(つまり、共通化)が容易となり、
設計工数の削減が実現でき、生産性の向上、コストダウ
ンが可能となる。
リ、例えばEEPROM)30は、負荷制御装置42,
…,42に電気的に装着した状態で、外部の書換手段を
負荷制御装置42,…,42に直接電気的に接続するこ
とにより、制御仕様情報(図7および図21参照)32
を変更することもできる。
図20に示すように、各制御スイッチ22,…,22に
接続して制御可能な負荷24,…,24の接続対応関係
が記録されている。本実施例では、制御仕様設計管理シ
ステム10に装置された不揮発性メモリ(例えばEEP
ROM)にルックアップテーブル12を記憶させてい
る。
る接続対応関係とは、制御スイッチ22,…,22の種
類情報、制御スイッチ22,…,22の操作盤20上で
の配列位置情報、制御スイッチ22,…,22のシリア
ルナンバー、負荷制御装置42,…,42(または複数
のスレーブ多重通信ユニット48,…,48)毎のコネ
クタ配列情報、これらのコネクタにおける出力端子情
報、負荷24,…,24に接続可能な出力端子の情報、
負荷24,…,24毎の制御条件情報(例えば、駆動電
力条件、駆動周期条件、扉連動の有無)、負荷24,
…,24の名称情報、登録年月日、ユーザーコード、ル
ックアップテーブル12のシリアルナンバー、各種デフ
ォルト設定情報等が予め組み合わされて構成されてい
る。
仕様設計管理システム10に装置された演算主体である
CPUは、各制御スイッチ22,…,22と負荷24,
…,24との接続対応関係を設計する際に、制御仕様設
計管理システム10に装置された不揮発性メモリ(例え
ばEEPROM)に記憶されているルックアップテーブ
ル12に記録されている接続対応関係を参照して、制御
スイッチ22,…,22に接続して制御可能な負荷2
4,…,24の候補を提示することができる。
M)に記憶されているルックアップテーブル12に記録
されている接続対応関係の参照に併せて、制御仕様情報
32のアドレスと端子位置とのデフォルトの対応関係を
示すルックアップテーブル12(図22参照)を参照す
ることもできる。
0は、提示した負荷24,…,24の候補の中からの選
択を促すことにより、負荷制御装置42,…,42の制
御仕様情報(図7および図21参照)32を作成するこ
とができる。ただし、図7のデータフォーマットは、設
計者や作業者が理解しやすいような表現方法で記載され
ており、図21のデータフォーマットは、演算主体であ
るCPU等のコンピュータリソース(資源)が実行しや
すい表現方法で記載されており、両者は実質上同一の意
味を持つ。
様情報(図7および図21参照)32の設計作業のコン
ピュータ化が容易になり、制御仕様情報32の追加や変
更が容易になり、設計工数の削減が実現でき、生産性の
向上、コストダウンを図ることが可能となる。
る制御仕様設計管理システム10における演算主体であ
るCPUは、印刷手段(本実施例では、プリンター(例
えば、レーザープリンター、熱転写プリンター、インク
ジェットプリンター、放電プリンター、感熱プリンタ
ー)を用いている)を用いて、作成された制御仕様情報
(図7および図21参照)32に基づいて帳票ファイル
14を作成するとともに、帳票ファイル14の内容を印
刷することができる。印刷される帳票ファイル14は、
スイッチレイアウト一覧表(図13参照)と端子配置一
覧表(図14参照)とに分けてプリントアウトしてい
る。なお、用紙上への印刷に代えてディスプレイ等の表
示手段上への表示も可能である。
を、光磁気記録手段や磁気記録手段等の記憶手段に保存
している。光磁気記録手段や磁気記録手段等の記憶手段
に保存される帳票ファイル14のデータフォーマットを
図8に示す。プリンター等の印字手段によってい印字さ
れる帳票ファイル14(またはディスプレイ等の表示手
段によってい表示される帳票ファイル14)は、図13
および図14に示す[スイッチレイアウト一覧表]、
[端子配置一覧表]ようなフォーマットを有している。
る演算主体であるCPUは、各制御スイッチ22,…,
22と負荷24,…,24との接続対応関係を設計する
際に、制御仕様設計管理システム10に装置された不揮
発性メモリ(例えばEEPROM)に記憶されているル
ックアップテーブル12または制御仕様設計管理システ
ム10に装置された光磁気記録手段や磁気記録手段等の
記憶手段に保存している前回の設計時の帳票ファイル1
4を参照して制御スイッチ22,…,22に接続して制
御可能な負荷24,…,24の候補を提示するととも
に、提示した負荷24,…,24の候補の中からの選択
を促すことにより、制御仕様情報32を作成することも
できる。
M)に記憶されているルックアップテーブル12または
制御仕様設計管理システム10に装置された光磁気記録
手段や磁気記録手段等の記憶手段に保存している前回の
設計時の帳票ファイル14に記録されている接続対応関
係の参照に併せて、制御仕様情報32のアドレスと端子
位置とのデフォルトの対応関係を示すルックアップテー
ブル12(図22参照)を参照することもできる。
図7および図21に示す。ただし、図7のデータフォー
マットは、設計者や作業者が理解しやすいような表現方
法で記載されており、図21のデータフォーマットは、
演算主体であるCPU等のコンピュータリソース(資
源)が実行しやすい表現方法で記載されており、両者は
実質上同一の意味を持つ。
の中からの選択に併せて、制御仕様情報32のアドレス
と端子位置とのデフォルトの対応関係を示すルックアッ
プテーブル12(図22参照)を用いることもできる。
これにより、従来専ら人手に依っていた制御仕様情報3
2の設計作業のコンピュータ化が容易になり、制御仕様
情報32の追加や変更が容易になり、設計工数の削減が
実現でき、生産性の向上、コストダウンを図ることが可
能となる。
いる制御仕様設計管理システム10における演算主体で
あるCPUは、印刷手段を用いて、作成した帳票ファイ
ル14の内容を印刷または保存することができるので、
従来専ら人手に依っていた制御仕様情報32の追加や変
更の作業のコンピュータ化が容易になり、設計工数の削
減が実現でき、生産性の向上、コストダウンを図ること
が可能となる。
テム10における演算主体であるCPUは、作成された
制御仕様情報32に基づいて帳票ファイル14を作成す
るとともに、帳票ファイル14の内容を印刷することが
できる。なお、用紙上への印刷に代えてディスプレイ等
の表示手段上への表示も可能である。
1、図12のフローチャートを用いて、本発明の制御仕
様設計管理システム10の作用を具体的に説明する。制
御仕様設計管理は、制御仕様情報32(または帳票ファ
イル14)の作成モード(図3参照)、制御仕様情報3
2(または帳票ファイル14)の保存モード(図4参
照)、制御仕様情報32(または帳票ファイル14)の
書き換えモード(図9参照)、制御仕様情報32(また
は帳票ファイル14)の参照(検索)モード(図10参
照)、帳票ファイル14の内容の印刷モード(図11参
照)、制御仕様情報32(または帳票ファイル14)の
ダンプ表示モード(図12参照)から構成されており、
メインメニューから各々を選択することができる。以下
に、各々の作用を説明する。
4)の作成モード(図3参照): 本実施例では、ユーザーインターフェース性を考慮し
て、制御仕様情報32(または帳票ファイル14)の作
成モードの設定を、図5および図6に示すようなグラフ
ィックとテーブルを用いた入力形態を用いている。
録されている接続対応関係を参照して、制御スイッチ2
2,…,22に接続して制御可能な負荷24,…,24
の候補を提示している。候補の提示方法としては、例え
ば、候補のみをハイライト表示にすることが考えられ
る。
ると、登録年月日、ユーザーコード(または顧客名)、
シリアルナンバー(またはユーザ毎の登録番号)等のキ
ー情報の入力を促すとともに、入力されたキー情報に基
づいて検索を実行し、検索結果に基づいて、前回に設計
した制御仕様情報32(または帳票ファイル14)のフ
ァイルの検索を行う(ステップS1−1)。
テップS1−2)、参照したいファイルが検索された場
合、制御スイッチ22,…,22の種類の選択を行う
(ステップS1−4)。また、このとき、制御スイッチ
22,…,22の種類毎の制御条件を設定する(ステッ
プS1−3)。制御条件の設定を実行する際には、図1
7のルックアップテーブル12が参照される。
た)、制御スイッチ22,…,22の種類の選択のファ
イルを検索して利用することもできる(ステップS1−
6)。また、図22に示すようなデフォルトのルックア
ップテーブル12を参照することもできる。
を実行する際には、図15〜図21のルックアップテー
ブル12が参照される。制御スイッチ22,…,22の
種類の選択が終了した場合は、保存モードにジャンプし
て種類のデータを保存(ステップS1−5)した後、制
御スイッチ22,…,22の位置の選択、および制御ス
イッチ22,…,22の名称の選択が実行される(ステ
ップS1−7)。
択、および制御スイッチ22,…,22の名称の選択を
実行する際には、図15〜図21のルックアップテーブ
ル12が参照される。また、図22に示すようなデフォ
ルトのルックアップテーブル12を参照することもでき
る。
制御スイッチ22,…,22の位置の選択、および制御
スイッチ22,…,22の名称の選択のファイルを検索
して利用することもできる(ステップS1−9)。ま
た、図22に示すようなデフォルトのルックアップテー
ブル12を参照することもできる。
択、および制御スイッチ22,…,22の名称の選択が
終了した場合は、保存モードにジャンプして種類のデー
タを保存(ステップS1−8)した後、コネクタの選択
を実行する(ステップS1−10)。
〜図21のルックアップテーブル12が参照される。ま
た、前回設計した(または設計した)、コネクタの選択
のファイルを検索して利用することもできる(ステップ
S1−12)。コネクタの選択が終了した場合は、保存
モードにジャンプして種類のデータを保存(ステップS
1−11)した後、負荷24,…,24の名称の表示を
実行する(ステップS1−13)。
4,…,24の名称の選択のファイルを検索して利用す
ることもできる(ステップS1−4)。また、図22に
示すようなデフォルトのルックアップテーブル12を参
照することもできる。制御仕様情報32(または帳票フ
ァイル14)の保存モード(図4参照):主として制御
仕様情報32(または帳票ファイル14)の作成モード
からサブルーチンコールの形式で実行されるルーチンで
ある。
取って、これをファイルとして磁気記憶媒体等に保存す
る(ステップS2−1)。保存処理中はその旨のメッセ
ージが表示される(ステップS2−2)。制御仕様情報
32(または帳票ファイル14)の書き換えモード(図
9参照):登録年月日、ユーザーコード(または顧客
名)、シリアルナンバー(またはユーザ毎の登録番号)
等のキー情報の入力(ステップS3−1)に基づいて検
索を実行し、検索結果に基づいて、前回設計した(また
は設計した)制御仕様情報32(または帳票ファイル1
4)のファイルの書き換えを実行する(ステップS3−
2〜ステップS3−4)。
4)の参照(検索)モード(図10参照):登録年月
日、ユーザーコード(または顧客名)、シリアルナンバ
ー(またはユーザ毎の登録番号)等のキー情報の入力
(ステップS4−1)に基づいて検索を実行し、検索結
果に基づいて、前回設計した(または設計した)制御仕
様情報32(または帳票ファイル14)のファイルの検
索する(ステップS4−2〜ステップS4−4)。
11参照):登録年月日、ユーザーコード(または顧客
名)、シリアルナンバー(またはユーザ毎の登録番号)
等のキー情報の入力(ステップS5−1)に基づいて検
索を実行し、検索結果に基づいて、前回設計した(また
は設計した)制御仕様情報32(または帳票ファイル1
4)のファイルのプリントアウトを実行する(ステップ
S5−2〜ステップS5−3)。
4)のダンプ表示モード(図12参照):登録年月日、
ユーザーコード(または顧客名)、シリアルナンバー
(またはユーザ毎の登録番号)等のキー情報の入力(ス
テップS6−1)に基づいて検索を実行し、検索結果に
基づいて、前回設計した(または設計した)制御仕様情
報32(または帳票ファイル14)のファイルのダンプ
表示を実行する(ステップS5−2)。
制御装置42,…,42に用いる制御仕様設計管理シス
テム10によれば、従来専ら人手に依っていた制御仕様
情報32の追加や変更や設計の作業のコンピュータ化が
容易になり、制御仕様情報32の追加や変更が容易にな
り、さらに負荷制御装置42,…,42やワイヤーハー
ネスの標準化(つまり、共通化)が容易となる結果、設
計工数の削減が実現でき、生産性の向上、コストダウン
を図ることが可能となる。
御仕様設計管理システムによれば、各制御スイッチと負
荷との接続対応関係を設計する際に、ルックアップテー
ブルまたは前回の設計時の帳票ファイルを参照して制御
スイッチに接続して制御可能な負荷の候補を提示し、提
示した負荷の候補の中からの選択を促すことにより制御
仕様情報を作成することができるので、従来専ら人手に
依っていた制御仕様情報の設計作業のコンピュータ化が
容易になり、制御仕様情報の追加や変更が容易になり、
設計工数の削減が実現でき、生産性の向上、コストダウ
ンを図ることが可能となる。
または保存することができるので、従来専ら人手に依っ
ていた制御仕様情報の追加や変更の作業のコンピュータ
化が容易になり、設計工数の削減が実現でき、生産性の
向上、コストダウンを図ることが可能となる。
換え可能な記憶部に保持させるとともに、この記憶部を
電気的に着脱自在な状態で接続して負荷制御装置(また
はマスター多重通信ユニットやスレーブ多重通信ユニッ
ト)に設計した制御仕様情報を適時伝送することが可能
となり、設計変更の際には、記憶部の中の制御仕様情報
のみを従来の制御仕様設計管理システムのように各制御
仕様情報の種類に応じた種類の専用の負荷制御装置(ま
たは専用のマスター多重通信ユニットやスレーブ多重通
信ユニット)を用意する必要がなくなるので、負荷制御
装置やワイヤーハーネスの標準化(つまり、共通化)が
容易となり、設計工数の削減が実現でき、生産性の向
上、コストダウンが可能となる。
る制御仕様設計管理システムの機能ブロック図である。
ブロック図である。
モードのフローチャートである。
モードのフローチャートである。
モードにおける制御スイッチの設定についての画面表示
例を示す図である。
モードにおける負荷の設定画面表示例を示す図である。
タ構造を示す図である。
タ構造を示す図である。
ステムにおける制御仕様情報の保持モードまたは書き換
えモードのフローチャートである。
システムにおけるルックアップテーブルまたは前回の設
計時の前記帳票ファイルの参照(検索)モードのフロー
チャートである。
システムにおける帳票ファイルの内容の印刷モードのフ
ローチャートである。
ている制御仕様情報のダンプ表示モードのフローチャー
トである。
システムにおける帳票ファイルの内容(制御スイッチと
負荷との接続対応関係)を示す印刷例である。
システムにおける帳票ファイルの内容(コネクタにおけ
る端子と制御スイッチとの接続対応関係)を示す印刷例
である。
システムにおける制御スイッチの種類を示すルックアッ
プテーブルである。
システムにおける制御スイッチの位置と対応番号との対
応関係を示すルックアップテーブルである。
システムにおける負荷の制御条件を示すルックアップテ
ーブルである。
システムにおける制御スイッチの種類別に選択可能な制
御条件を示すルックアップテーブルである。
システムにおける制御スイッチの種類別に選択可能なス
イッチの位置を示すルックアップテーブルである。
システムにおける制御スイッチの種類別に選択可能な端
子を示すルックアップテーブルである。
システムにおいて作成された制御仕様情報の一例を示す
テーブルである。
システムにおいて作成された制御仕様情報のアドレスと
端子位置とのデフォルトの対応関係を示すルックアップ
テーブルである。
理システムを示す機能ブロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 操作盤に配列された複数の制御スイッチ
と制御対象である負荷との接続対応関係にかかる制御仕
様情報が保持されるとともに随時書き換え可能であって
着脱自在な記憶部を有し当該制御仕様情報に基づく負荷
制御情報を多重伝送ラインを介して多重化処理するマス
ター多重通信ユニットと、制御仕様情報に基づく負荷制
御情報を多重伝送ラインを介して多重化処理するととも
に当該多重化処理された負荷制御情報に基づく負荷の制
御が可能な複数のスレーブ多重通信ユニットと、が多重
伝送ラインを介して接続されて成る負荷制御装置に用い
る制御仕様設計管理システムであって、 各制御スイッチに接続して制御可能な負荷の接続対応関
係を記録したルックアップテーブルを備え、 前記各制御スイッチと前記負荷との接続対応関係を設計
する際に、前記ルックアップテーブルを参照して当該制
御スイッチに接続して制御可能な負荷の候補を提示する
とともに、当該提示した負荷の候補の中からの選択を促
すことにより、前記各スレーブ多重通信ユニット毎の前
記制御仕様情報を作成することを特徴とする制御仕様設
計管理システム。 - 【請求項2】 前記作成された制御仕様情報に基づいて
帳票ファイルを作成するとともに、当該帳票ファイルの
内容を印刷することができる請求項1に記載の制御仕様
設計管理システム。 - 【請求項3】 前記各制御スイッチと前記負荷との接続
対応関係を設計する際に、前記ルックアップテーブルま
たは前回の設計時の前記帳票ファイルを参照して当該制
御スイッチに接続して制御可能な負荷の候補を提示する
とともに、当該提示した負荷の候補の中からの選択を促
すことにより、前記各スレーブ多重通信ユニット毎の前
記制御仕様情報を作成することを特徴とする請求項1又
は2に記載の制御仕様設計管理システム。
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