JP3186416B2 - 1h−1,2,3−トリアゾ−ルの製法 - Google Patents

1h−1,2,3−トリアゾ−ルの製法

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JP3186416B2 JP07352394A JP7352394A JP3186416B2 JP 3186416 B2 JP3186416 B2 JP 3186416B2 JP 07352394 A JP07352394 A JP 07352394A JP 7352394 A JP7352394 A JP 7352394A JP 3186416 B2 JP3186416 B2 JP 3186416B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1H−1,2,3−ト
リアゾ−ルの新規な製造方法に関する。1H−1,2,
3−トリアゾ−ルは、1H−1,2,3−トリアゾ−ル
を部分構造として含む抗真菌剤及び農業用殺菌剤の原料
化合物として有用である。このような抗真菌剤及び農業
用殺菌剤の原料としての使用方法は、例えば1H−1,
2,3−トリアゾ−ルを用いて2−置換オキセタン誘導
体を合成する方法が、特開平5−170763号公報の
23頁〜24頁に記載されている。
【0002】
【従来技術】本願出願人は、グリオキサ−ルを用いて1
H−1,2,3−トリアゾ−ルを製造する方法として、
特願平5−268840号公報において、ヒドロキシ
ルアミンの塩とヒドラジン1水和物との反応溶液中でグ
リオキサ−ル水溶液とを反応させてグリオキサ−ルモノ
オキシムヒドラゾンを製造することを、特願平4−2
38779号公報において、上記グリオキサ−ルモノオ
キシムヒドラゾンと五塩化リンなどの縮合剤とを用いて
環化反応を行わせて1H−1,2,3−トリアゾ−ルを
得る方法を提案した。
【0003】この方法は、グリオキサ−ルモノオキシム
ヒドラゾンを合成する必要があること、また環化反応に
おいて縮合剤を必要とするために、1H−1,2,3−
トリアゾ−ルを得るまでに2工程が必要であることか
ら、工業的には必ずしも満足する製法ではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、グリオキサ
−ルとアンモニアとを含む混合溶液中にスルホニルヒド
ラジン化合物を添加して反応させて、1工程で1H−
1,2,3−トリアゾ−ルを得るという工業的な製法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、グリオキサ−
ルとアンモニアとを含む混合溶液中に、一般式(I)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基ま
たは置換基を有していてもよいフェニル基を表す)で示
されるスルホニルヒドラジン化合物を、添加して反応さ
せる、1H−1,2,3−トリアゾ−ルの製法に関す
る。
【0008】本発明は、例えば以下に示す反応式(I)
で表すことができる。 反応式(I)
【0009】
【化3】
【0010】本発明において用いられる一般式(I)の
示すスルホニルヒドラジン化合物において、Rはアルキ
ル基、置換されていてもよいフェニル基を表し、置換さ
れていてもよいフェニル基とは、フェニル基、置換され
ているフェニル基を表す。
【0011】アルキル基としては、例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基、t−ブチル基のような直鎖または分枝状の炭
素数1〜4個のアルキル基を挙げることができ、
【0012】置換されているフェニル基としては、例え
ばo−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,3
−キシリル基、2,4−キシリル基、o−クメニル基、
m−クメニル基、p−クメニル基のような炭素数1〜2
の前記アルキル基で置換されているフェニル基、o−ク
ロルベンゼン、m−クロルベンゼン、p−クロルベンゼ
ン、o−ブロモベンゼン、m−ブロモベンゼン、p−ブ
ロモベンゼンのようなハロゲン原子で置換されているフ
ェニル基を挙げることができる。
【0013】Rは、好ましくはメチル基、エチル基、フ
ェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル
基、p−フルオロフェニル基、p−クロロフェニル基、
p−ブロモフェニル基であり、更に好ましくはメチル
基、p−トリル基、p−クロロフェニル基であり、最も
好ましくはp−トリル基である。
【0014】前記スルホニルヒドラジン化合物の具体的
な化合物としては、例えばメチルスルホニルヒドラジ
ン、エチルスルホニルヒドラジン、プロピルスルホニル
ヒドラジン、i−プロピルスルホニルヒドラジン、ブチ
ルスルホニルヒドラジン、i−ブチルスルホニルヒドラ
ジン、t−ブチルスルホニルヒドラジンなどの炭素数1
〜4個の直鎖または分枝状の炭素数1〜4個のアルキル
基で置換されたアルキルスルホニルヒドラジン類、
【0015】o−トルエンスルホニルヒドラジン、m−
トルエンスルホニルヒドラジン、p−トルエンスルホニ
ルヒドラジン、2,3−キシリルスルホニルヒドラジ
ン、2,4−キシリルスルホニルヒドラジン、o−クメ
ニルスルホニルヒドラジン、m−クメニルスルホニルヒ
ドラジン、p−クメニルスルホニルヒドラジンなどのア
ルキル置換フェニルスルホニルヒドラジン類、o−クロ
ルベンゼンスルホニルヒドラジン、m−クロルベンゼン
スルホニルヒドラジン、p−クロルベンゼンスルホニル
ヒドラジン、o−ブロモベンゼンスルホニルヒドラジ
ン、m−ブロモベンゼンスルホニルヒドラジン、p−ブ
ロモベンゼンスルホニルヒドラジンなどのハロゲン置換
フェニルスルホニルヒドラジン類、ベンゼンスルホニル
ヒドラジンを挙げることができ、
【0016】好ましくは炭素数1〜2のアルキル基で置
換されたアルキルスルホニルヒドラジン類、トリル置換
スルホニルヒドラジン類、クロル置換フェニルスルホニ
ルヒドラジン類、ベンゼンスルホニルヒドラジンであ
り、さらに好ましくはベンゼンスルホニルヒドラジン、
p−トルエンスルホニルヒドラジン、p−クロルベンゼ
ンスルホニルヒドラジンであり、最も好ましくは、入手
の容易さなどの点で、p−トルエンスルホニルヒドラジ
ンである。
【0017】スルホニルヒドラジン化合物は市販の化合
物を用いればよいが、市販品以外の化合物は、例えばオ
ルガニック シンセシス(ORGANIC SYNTH
ESES ,Vol.40,93〜95,1960)の
記載に準じて製造できる。すなわち、対応するスルホニ
ルクロライド(RSO2 Cl)をテトラヒドロフランに
溶解し、10℃に冷却した後、ヒドラジンの水溶液を、
テトラヒドロフラン溶液の温度が10〜15℃を保つよ
うな速度で添加して反応液を得る。得られた反応液よ
り、分液することによって得られた有機層を、飽和食塩
水で2度洗浄した後、乾燥することにより目的とするス
ルホニルヒドラジン化合物が得られる。
【0018】本発明において用いられるグリオキサ−ル
は、通常40%水溶液を用いる。グリオキサ−ルの使用
量は、スルホニルヒドラジン化合物1モルに対して通常
1〜50倍モルであり、好ましくは1〜10倍モルであ
る。
【0019】本発明において用いられるアンモニアは、
アンモニアガス、液体アンモニア、アンモニア水溶液ま
たは有機溶媒に溶解させたアンモニアとしても使用でき
る。有機溶媒に溶解させたアンモニアは、例えば氷冷し
たメタノ−ルにアンモニアガスを吹き込むという通常の
方法で作製できる。アンモニアの使用量は、スルホニル
ヒドラジン化合物1モルに対して、通常2〜200倍モ
ルであり、好ましくは5〜50倍モルである。
【0020】本発明においては、例えば液体アンモニア
のような液体の物質を使用する場合には必ずしも反応溶
媒を添加する必要はないが、その他の場合は反応溶媒を
添加して行う。その場合、使用する反応溶媒としては、
反応に関与せず必要な量のスルホニルヒドラジン化合
物、グリオキサ−ル、アンモニアを溶解する反応溶媒で
あれば特に制限はない.
【0021】反応溶媒としては、例えば水または有機溶
媒を挙げることができ、本発明の目的化合物(1H−
1,2,3−トリアゾ−ル)は水溶性が高いため、反応
後の分離方法などの点で有機溶媒が好ましい。この場
合、反応溶媒として用いる有機溶媒と原料化合物を溶解
する有機溶媒が同一であることが好ましい。
【0022】有機溶媒としては、例えばメタノ−ル、エ
タノ−ル、プロパノ−ル、イソプロパノ−ルなどの低級
アルコ−ル系溶媒、メチルエ−テル、エチルエ−テル、
プロピルエ−テルなどのエ−テル系溶媒、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミド、アセトニトリルなど
の非プロトン性極性溶媒を挙げることができ、好ましく
はアンモニアを効率良く溶解する点で、メタノ−ル、エ
タノ−ル、プロパノ−ル、イソプロパノ−ルなどの低級
アルコ−ル系溶媒であり、更に好ましくは共沸温度が低
いなどの点でメタノ−ル、エタノ−ルであり、特に好ま
しくはメタノ−ルである。有機溶媒の使用量としては、
特に制限はないが、通常スルホニルヒドラジン化合物1
モルに対して50〜500倍モルであり、好ましくは1
00〜500倍モルである。
【0023】本発明における反応温度は、一般には−3
0〜150℃であり、好ましくは0〜120℃である。
この範囲より低いと温度制御が難しくなるという欠点が
あり、この範囲より高いと熱分解等を起こし、収率が著
しく低下するという欠点がある。
【0024】本発明においては、反応時間は反応温度、
原料の仕込み量などに依存するが、通常1〜150時間
であり、好ましくは1〜60時間である。反応時間を過
度に長くしても収率は向上せず、過度に短いと反応が十
分に進行しない。
【0025】本発明は、通常常圧下又は加圧下で行うこ
とができるが、加圧下で行ったほうが収率が向上する点
から好ましい。この場合、密閉容器内で、反応温度を7
0〜150℃に昇温させることによる自然加圧法を用い
ることができる。
【0026】本発明を以下にさらに詳しく説明する。例
えば、液体アンモニアを使用した場合には、密閉容器中
で、液体アンモニアの中にグリオキサ−ルを滴下した
後、スルホニルヒドラジン化合物を滴下し混合攪拌する
方法を挙げることができる。この場合、グリオキサ−ル
を前記の有機溶媒に溶解させて、液体アンモニア中に滴
下した後に、スルホニルヒドラジン化合物を前記の有機
溶媒に溶解させものを滴下後、混合攪拌してもよい。
【0027】また、アンモニア水溶液または有機溶媒に
溶解させたアンモニア溶液を使用した場合には、アンモ
ニア溶液中にグリオキサ−ルを滴下し、その後に、スル
ホニルヒドラジン化合物を加え、攪拌溶解し、均一な溶
液とした後に常圧又は加圧下で反応させてもよい。この
場合、グリオキサ−ルおよびスルホニルヒドラジン化合
物を前記の有機溶媒に溶解させたものを使用してもよ
い。
【0028】本発明は、アンモニアとして有機溶媒に溶
解させたアンモニア溶液に、グリオキサ−ルとして40
%グリオキサ−ル水溶液を有機溶媒に溶解させたグリオ
キサ−ル溶液を添加し、その後にスルホニルヒドラジン
化合物としてスルホニルヒドラジン化合物を有機溶媒に
溶解させたスルホニルヒドラジン溶液を添加後、攪拌す
ることにより反応させることが好ましい。この場合、原
料物質の添加量などの反応条件は前記の反応条件に準じ
ればよい。
【0029】反応が終了した後、未反応のアンモニアお
よび有機溶媒、水を留去し、残留物を塩化メチレンある
いはクロロホルムなどに溶解させ、未溶解物を濾別し
て、濾液を得る。得られた濾液から、濃縮した後蒸留す
るか、もしくはカラムクロマトグラフィ−で分離するこ
とにより、容易に1H−1,2,3−トリアゾ−ルを得
ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明のように、グリオキサ−ルとアン
モニアとを含む混合溶液中にスルホニルヒドラジン化合
物を添加し、反応させることにより、1工程で1H−
1,2,3−トリアゾ−ルを得ることができる。すなわ
ち、爆発性の少ない安全な化合物を用い、また1工程で
1H−1,2,3−トリアゾ−ルを得ることができるこ
とから、本発明は、安全で、簡便な工業的に利用可能な
1H−1,2,3−トリアゾ−ルの製法であるというこ
とができる。
【0031】
【実施例】以下に実施例を示す。実施例中の収率はp−
トルエンスルホニドヒドラジン(モル)基準の1H−
1,2,3−トリアゾ−ル(モル)の収率である。
【0032】実施例1 200ml容量の三つ口丸底フラスコに、アンモニア・
メタノ−ル混合溶液〔アンモニア:メタノ−ル=1:3
(重量比);アンモニアとして590ミリモル〕40g
を添加した。該混合溶液に、攪拌下、40%グリオキサ
−ル水溶液4.35g(グリオキサ−ルとして30ミリ
モル)をメタノ−ル5mlに溶解した溶液を滴下し、更
に30分間攪拌した後、p−トルエンスルホニドヒドラ
ジン5.58g(30ミリモル)をメタノ−ル20ml
に溶解した溶液を添加して混合液を得た。該混合液を室
温で48時間攪拌しながら反応させて反応液を得た。得
られた反応液から、過剰のアンモニアを留去し、残った
反応液の一部を採り、ガスクロマトグラフィ−内部標準
法で定量を行うと、1H−1,2,3−トリアゾ−ルが
0.65g(収率:31.5%)生成したことがわかっ
た。
【0033】反応液よりメタノ−ルを留去して得られた
残渣物を、展開溶媒として酢酸エチル:ヘキサン=7:
3を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィ−処理を
行った結果、生成物として1H−1,2,3−トリアゾ
−ル0.57gを得た。生成物のNMR分析結果は、ジ
ャ−ナル・オブ・ケミカル・ソサイティ− (B)
(J.Chem.Soc.(B),516(196
7))記載の結果と、IR分析はジャ−ナル・オブ・ケ
ミカル・ソサイティ− (B)(J.Chem.So
c.(B),307(1969))記載の結果と一致し
た。
【0034】実施例2 p−トルエンスルホニドヒドラジンの添加量を、1.8
6g(10ミリモル)とした他は、実施例1と同様の操
作を行い、1H−1,2,3−トリアゾ−ル0.28g
を得た(収率:40.6%)。生成物のNMR分析結果
は、ジャ−ナル・オブ・ケミカル・ソサイティ−
(B)(J.Chem.Soc.(B),516(19
67))記載の結果と、IR分析はジャ−ナル・オブ・
ケミカル・ソサイティ− (B)(J.Chem.So
c.(B),307(1969))記載の結果と一致し
た。
【0035】実施例3 反応容器を200mlの密封容器とし、反応温度を90
℃、反応時間を15時間とした他は、実施例1と同様の
操作を行い、1H−1,2,3−トリアゾ−ル1.00
gを得た(収率:48.3%)。生成物のNMR分析結
果は、ジャ−ナル・オブ・ケミカル・ソサイティ−
(B)(J.Chem.Soc.(B),516(19
67))記載の結果と、IR分析はジャ−ナル・オブ・
ケミカル・ソサイティ− (B)(J.Chem.So
c.(B),307(1969))記載の結果と一致し
た。
【0036】実施例4 反応容器を200mlの密封容器とし、反応温度を90
℃、反応時間を15時間とした他は、実施例2と同様の
操作を行い、1H−1,2,3−トリアゾ−ル0.40
gを得た(収率:58.3%)。生成物のNMR分析結
果は、ジャ−ナル・オブ・ケミカル・ソサイティ−
(B)(J.Chem.Soc.(B),516(19
67))記載の結果と、IR分析はジャ−ナル・オブ・
ケミカル・ソサイティ− (B)(J.Chem.So
c.(B),307(1969))記載の結果と一致し
た。
【0037】前記本発明の好ましい態様は以下のとうり
である。
【0038】1.前記スルホニルヒドラジン化合物が 一般式(I)
【0039】
【化4】
【0040】(式中、Rが炭素数1〜2個のアルキル
基、フェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−ト
リル基、p−クロロフェニル基、p−ブロモフェニル基
を表す)で示されるスルホニルヒドラジン化合物である
請求項1に記載の1H−1,2,3−トリアゾ−ルの製
法。
【0041】2.前記スルホニルヒドラジン化合物が Rがフェニル基、p−トリル基、p−クロロフェニル基
である一般式(I)で示されるスルホニルヒドラジン化
合物である請求項1に記載の1H−1,2,3−トリア
ゾ−ルの製法。
【0042】3.前記スルホニルヒドラジン化合物がR
がp−トリル基である一般式(I)で示されるスルホニ
ルヒドラジン化合物である請求項1に記載の1H−1,
2,3−トリアゾ−ルの製法。
【0043】4.混合溶液の溶液が有機溶媒である請求
項1に記載の1H−1,2,3−トリアゾ−ルの製法。
【0044】5.混合溶液の溶液が低級アルコ−ルであ
る請求項1に記載の1H−1,2,3−トリアゾ−ルの
製法。
【0045】6.混合溶液の溶液がメタノ−ルである請
求項1に記載の1H−1,2,3−トリアゾ−ルの製
法。
【0046】7.混合溶液の溶液が有機溶媒であり、前
記スルホニルヒドラジン化合物が、Rが炭素数1〜2個
のアルキル基、フェニル基、o−トリル基、m−トリル
基、p−トリル基、p−クロロフェニル基、p−ブロモ
フェニル基である一般式(I)で示されるスルホニルヒ
ドラジン化合物である請求項1に記載の1H−1,2,
3−トリアゾ−ルの製法。
【0047】8.混合溶液の溶液が有機溶媒であり、前
記スルホニルヒドラジン化合物が、Rがフェニル基、p
−トリル基、p−クロロフェニル基である一般式(I)
で示されるスルホニルヒドラジン化合物である請求項1
に記載の1H−1,2,3−トリアゾ−ルの製法。
【0048】9.混合溶液の溶液が有機溶媒であり、前
記スルホニルヒドラジン化合物が、Rがp−トリル基で
ある一般式(I)で示されるスルホニルヒドラジン化合
物である請求項1に記載の1H−1,2,3−トリアゾ
−ルの製法。
【0049】10.混合溶液の溶液が低級アルコ−ルで
あり、前記スルホニルヒドラジン化合物が、Rが炭素数
1〜2個のアルキル基、フェニル基、o−トリル基、m
−トリル基、p−トリル基、p−クロロフェニル基、p
−ブロモフェニル基である一般式(I)で示されるスル
ホニルヒドラジン化合物である請求項1に記載の1H−
1,2,3−トリアゾ−ルの製法。
【0050】11.混合溶液の溶液が低級アルコ−ルで
あり、前記スルホニルヒドラジン化合物が、Rがフェニ
ル基、p−トリル基、p−クロロフェニル基である一般
式(I)で示されるスルホニルヒドラジン化合物である
請求項1に記載の1H−1,2,3−トリアゾ−ルの製
法。
【0051】12.混合溶液の溶液が低級アルコ−ルで
あり、前記スルホニルヒドラジン化合物が、Rがp−ト
リル基である一般式(I)で示されるスルホニルヒドラ
ジン化合物である請求項1に記載の1H−1,2,3−
トリアゾ−ルの製法。
【0052】13.混合溶液の溶液がメタノ−ルであ
り、前記スルホニルヒドラジン化合物が、Rが炭素数1
〜2個のアルキル基、フェニル基、o−トリル基、m−
トリル基、p−トリル基、p−クロロフェニル基、p−
ブロモフェニル基である一般式(I)で示されるスルホ
ニルヒドラジン化合物である請求項1に記載の1H−
1,2,3−トリアゾ−ルの製法。
【0053】14.混合溶液の溶液がメタノ−ルであ
り、前記スルホニルヒドラジン化合物が、Rがフェニル
基、p−トリル基、p−クロロフェニル基である一般式
(I)で示されるスルホニルヒドラジン化合物である請
求項1に記載の1H−1,2,3−トリアゾ−ルの製
法。
【0054】15.混合溶液の溶液がメタノ−ルであ
り、前記スルホニルヒドラジン化合物が、Rがp−トリ
ル基である一般式(I)で示されるスルホニルヒドラジ
ン化合物である請求項1に記載の1H−1,2,3−ト
リアゾ−ルの製法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 249/04 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリオキサ−ルとアンモニアとを含む混合
    溶液中に、一般式(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基または置換基を
    有していてもよいフェニル基を表す)で示されるスルホ
    ニルヒドラジン化合物を添加して、反応させる1H−
    1,2,3−トリアゾ−ルの製法。
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