JP3184413B2 - 読取装置 - Google Patents
読取装置Info
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Description
し、読み取ることのできる読取装置に関する。
れをガラス面下にある読取走査部が移動することで原稿
を読み取る装置は複写機等でよく知られている。例え
ば、複写機では押圧板に自動給紙部が備えられており、
自動給紙部から原稿を自動的に給紙して、ガラス面に原
稿を送り、これを読取走査部が読み取り、排出すること
ができ、また、自動給紙できない本のような原稿に対し
ては、押圧板を開いて本をガラス面に載置することで、
原稿を読み取ることができるものであった。
読取装置は、自動給紙部を駆動するためのモータは押圧
板に備えられていた。また、ガラス面に原稿を載置し
て、読取部が移動することで原稿を読み取るため、本体
側にもモータを必要としており、自動給紙部を有する押
圧板と本体側とにモータを2つ必要としていた。
らず、コストがかかるものであった。
星ギアを用いて駆動先を切り換えることはよく知られて
いる技術である。ところが、この遊星ギアにより駆動先
を切り換える技術は単に駆動先を切り換えるだけであ
り、実際の読取系の走査の安定性を考慮すると、押圧板
に備えられている自動給紙部と本体側との駆動先を単純
に遊星ギアを用いるだけでは切り換えることはできな
い。
れている自動給紙部と、本体側の読取走査部の駆動を行
うことができるようにすることを目的とする。
め、請求項1に係る読取装置の発明は、ガラス面に載置
された原稿を走査して読取る読取光学手段と、この読取
光学手段を駆動する駆動源と、前記ガラス面に載置され
た原稿を押圧する押圧板と、この押圧板上に設けられ原
稿を前記ガラス面に自動的に給紙する自動給紙手段と、
前記押圧板が閉じているときのみ前記自動給紙手段に前
記駆動源の動力を伝える伝達手段とを、備えたものであ
る。
係る読取装置の発明において、前記伝達手段は前記押圧
板の開閉に応じて揺動可能に付勢されたギアで構成した
ものである。
ガラス面に載置された原稿を走査して読取る読取光学手
段と、この読取光学手段を駆動する正逆回転可能な駆動
源と、前記ガラス面に載置された原稿を押圧する押圧板
と、この押圧板上に設けられ原稿を前記ガラス面に自動
的に給紙する自動給紙手段と、前記押圧板が閉じている
ときのみ前記自動給紙手段に前記駆動源の動力を伝える
伝達手段と、この伝達手段と前記読取光学手段に対して
前記駆動源からの駆動力を選択切換可能な遊星ギアと、
前記読取光学手段を引戻す場合に前記遊星ギアの移動を
規制するストッパとを備え、前記自動給紙手段を駆動す
る場合前記駆動源を正回転させて前記遊星ギアを介して
前記駆動源の動力を前記伝達手段に伝達させ、一方、前
記読取光学手段で原稿を読取る場合前記駆動源を逆回転
させて前記遊星ギアを介して前記駆動源の動力を前記読
取光学手段に伝達させ、前記読取光学手段を引戻す場合
前記駆動源を正回転させると共に前記スットパにより前
記遊星ギアの移動を規制して前記遊星ギアを介して前記
駆動源の動力を前記読取光学手段に伝達させるようにし
たものである。
けた押圧板が閉じるときに駆動源の駆動力を前記自動給
紙手段に伝達するようにしている。
閉じてギア同士が係合するとき、ギアが弾力性を有して
いるため、ギアの破損を防止する。
に、遊星ギアの回転に応じて駆動源からの駆動力を伝達
するときはは、前記読取光学手段の原稿の読取りとし、
逆回転してストッパにより規制されて、読取光学手段に
伝達しているときには読取光学手段の引戻しのみを行
う。
る。
ガラス面との関係を示した斜視図である。
面、2はガラス面1に載置される原稿を押圧する押圧板
であり、原稿の自動給紙部を上面に備えるものである。
3は押圧板2に備えられている自動給紙部に駆動力を伝
達するギア、4は読取装置に備えられているモータの駆
動力をギア3に伝達する走査系伝達ギアである。
えられており、この駆動力をギアを介して押圧板にある
自動給紙部に伝達するようになっている。そして、装置
本体側にモータを備えているため、押圧板側にモータを
備えるより、配線を容易にすることができる。
に光を照射する光源、6はミラー、7はレンズ、8はC
CD、9は光源5、ミラー6を移動させるワイヤー、1
0はワイヤー9に動力を伝えるギア、11はワイヤー9
のテンションを安定させるスプリングである。
向に進むとき原稿の読み取りを行い、装置端部まで読み
取る。そして、光源5が端部に達し、読み取りが終了す
ると、ギア10は逆回転し、光源を元の位置に戻す。
下に遊星ギアの動作について説明する。図3、4にギア
4の詳細図を示す。
15は駆動力を発するモータ、16はモータ15からの
駆動力を自動給紙部、読取光学系のいずれかに伝達する
ギア、17はギア16を介して読取光学系にモータ15
の駆動力を伝達するギア、18はギア16を介してモー
タ15の駆動力をギア4に伝達し、押圧板の自動給紙部
に伝達するギア、19はソレノイドであり、読取光学
系、自動給紙部のいずれかを選択したときに動作する。
20はソレノイド19の作用点であるストッパ、21は
モータの回転方向に応じてギア16を振り分け、モータ
を中心に回動するアーム、22はギア23を中心に回動
するアームであり、ギア4とギア3とが係合するときギ
ア4はアーム22に支持されているため、ギア4は下方
に沈み込みギアどうしの接触による破損を防止する。
ることでモータ一つで押圧板に備えられている自動給紙
部と本体側の光学読取系とを選択して、動作させること
ができる。
給紙部を駆動するときのギア郡の噛み合わせを示す。
転すると、アーム21が上方に回動することになる。そ
して、アーム21の先端に備えられているギア16はギ
ア18に係合し、ギア23、ギア4を介して押圧板の自
動給紙部に駆動力が伝達される。自動給紙部に駆動する
ときにはモータ15の回転方向が矢印a方向であるとと
もに、ソレノイド19がonしてストッパ20がアーム
21を規制しないようにすることが必要である。
取光学系が読み取るときのギア郡の噛み合わせを示す。
転すると、アーム21は下方に回動することになる。そ
して、アーム21の先端に備えられているギア16はギ
ア17に係合し、ギア17を介して読取光学系が走査さ
れ、原稿を読み取る。原稿を読み取るときには読取光学
系の走査速度は安定しなければならない。このため、モ
ータの回転方向が矢印d方向のときがアーム21はギア
17に対して、力がかかっているため、ギア同士の噛み
合わせは安定し、安定した走査速度を実現することがで
きる。このときのソレノイド19はon/offいずれ
でもよい。逆に、読取光学系が原稿の走査を終了し、読
取開始位置に引戻すことが必要である。このときソレノ
イド19はoff、つまりストッパ20でアーム21の
先端を規制し、モータ15の回転方向を矢印g方向に回
転させ、ギア17とギア16とを係合させる。読取光学
系を引戻すときは特に安定した走査を必要とするわけで
もないため、ギア16とギア17とのピッチ間距離が変
動しても何等問題はない。このとき重要なのは原稿を読
み取るときに読取光学系の走査を安定させることが必要
である。
に読取光学手段を駆動する駆動力を伝達するようにした
ため、1つのモータで2種類の動作を行わせることがで
きるとともに、押圧板が閉っていないと自動給紙部を駆
動できないため、誤動作を防止することができる。
で形成し、ギアが揺動可能に設けられているため、ギア
同士が係合するときのギアの破損を防止することができ
る。
選択する方向に応じて読取光学手段の読取と、引戻しを
使い分けるため、読取のときは安定した走査を行うこと
ができる。
ファクシミリ装置の斜視図
伝達するときの説明図
を伝達するときの説明図
Claims (3)
- 【請求項1】 ガラス面に載置された原稿を走査して読
取る読取光学手段と、この読取光学手段を駆動する駆動
源と、前記ガラス面に載置された原稿を押圧する押圧板
と、この押圧板上に設けられ原稿を前記ガラス面に自動
的に給紙する自動給紙手段と、前記押圧板が閉じている
ときのみ前記自動給紙手段に前記駆動源の動力を伝える
伝達手段とを、具備する読取装置。 - 【請求項2】 前記伝達手段は前記押圧板の開閉に応じ
て揺動可能に付勢されたギアで構成したことを特徴とす
る請求項1記載の読取装置。 - 【請求項3】 ガラス面に載置された原稿を走査して読
取る読取光学手段と、この読取光学手段を駆動する正逆
回転可能な駆動源と、前記ガラス面に載置された原稿を
押圧する押圧板と、この押圧板上に設けられ原稿を前記
ガラス面に自動的に給紙する自動給紙手段と、前記押圧
板が閉じているときのみ前記自動給紙手段に前記駆動源
の動力を伝える伝達手段と、この伝達手段と前記読取光
学手段に対して前記駆動源からの駆動力を選択切換可能
な遊星ギアと、前記読取光学手段を引戻す場合に前記遊
星ギアの移動を規制するストッパとを具備し、前記自動
給紙手段を駆動する場合前記駆動源を正回転させて前記
遊星ギアを介して前記駆動源の動力を前記伝達手段に伝
達させ、一方、前記読取光学手段で原稿を読取る場合前
記駆動源を逆回転させて前記遊星ギアを介して前記駆動
源の動力を前記読取光学手段に伝達させ、前記読取光学
手段を引戻す場合前記駆動源を正回転させると共に前記
スットパにより前記遊星ギアの移動を規制して前記遊星
ギアを介して前記駆動源の動力を前記読取光学手段に伝
達させることを特徴とする読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27367594A JP3184413B2 (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27367594A JP3184413B2 (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08139855A JPH08139855A (ja) | 1996-05-31 |
JP3184413B2 true JP3184413B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=17530987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27367594A Expired - Fee Related JP3184413B2 (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3184413B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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-
1994
- 1994-11-08 JP JP27367594A patent/JP3184413B2/ja not_active Expired - Fee Related
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