JP3183986B2 - 真空蒸発式造水装置 - Google Patents

真空蒸発式造水装置

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JP3183986B2 JP04273593A JP4273593A JP3183986B2 JP 3183986 B2 JP3183986 B2 JP 3183986B2 JP 04273593 A JP04273593 A JP 04273593A JP 4273593 A JP4273593 A JP 4273593A JP 3183986 B2 JP3183986 B2 JP 3183986B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海水から淡水を真空蒸
発によって製造するための真空蒸発式造水装置のうち、
給水加熱器を備えた真空蒸発式造水装置の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の真空蒸発式造水装置
は、真空蒸発室に供給した給水海水を、ボイラーからの
蒸気又はディーゼル機関に対する循環冷却水等を加熱源
とする間接熱交換式の加熱器にて加熱することによって
沸騰蒸発し、前記真空蒸発室内で発生した蒸気を、冷却
海水を冷却源とする多管式の凝縮器にて凝縮すること
によって、淡水を製造する一方、前記凝縮器から排出さ
れる冷却用海水の一部を、前記真空蒸発室内に給水海水
として供給すると言う構成にしている。
【0003】ところで、前記凝縮器から排出される冷却
用海水の温度は、真空蒸発室内における温度よりも可成
り低いから、従来の真空蒸発式造水装置においては、例
えば、実公昭53−26436号公報等に記載されてい
るように、前記凝縮器から排出される冷却用海水の一部
を、前記真空蒸発室内で発生した蒸気を加熱源とする間
接熱交換式の給水加熱器に導いて、その温度を更に高め
たのち前記真空蒸発室内に供給することによって、熱効
率の向上を図るように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の真空蒸
発式造水装置においては、間接熱交換式の給水加熱器
を、凝縮器とは別個に設けると言う構造にしていること
により、この給水加熱器を配設するためのスペースを確
保しなければならないと共に、この給水加熱器を支持す
るための手段、及び前記凝縮器における冷却用海水の一
部をこの給水加熱器に導くための管路等が必要であるか
ら、真空蒸発式造水装置の大型化を招来するばかりか、
構造が複雑になると共に、製造工数が増大して、製造価
格の大幅なアップを招来すると言う問題があった。
【0005】本発明は、この問題を解消し、給水加熱
機能を備えた真空蒸発式造水装置の小型化と、低価格化
とを図ることを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「真空蒸発室と、その内部の給水海水
に対する加熱器と、前記真空蒸発室内で発生した蒸気に
対する多管式の凝縮器とから成り、前記凝縮器の両端
に、当該凝縮器における各伝熱管の両端が連通するヘッ
ダーを各々設けて成る真空蒸発式造水装置において、前
記凝縮器における両ヘッダー内に、当該ヘッダー内を
凝縮器における各伝熱管のうち大部分の伝熱管が連通す
る冷却海水用入口室及び冷却海水用出口室と、凝縮器に
おける各伝熱管のうち残りの伝熱管が連通する給水用入
口室及び給水用出口室とに区画する仕切り板を各々設け
て、前記冷却海水用入口室内に供給した冷却用海水が凝
縮器における各伝熱管のうち大部分の伝熱管を通って前
記冷却海水用出口室から排出するように構成する一方、
前記仕切り板に、前記冷却海水用出口室内における冷却
用海水の一部を前記真空蒸発室における給水海水として
前記給水用入口室内に導入するようにした連通孔を設
け、この給水用入口室内に導入した前記給水海水を、凝
縮器における各伝熱管のうち残りの伝熱管を通って前記
給水用出口室から給水管路を介して前記真空蒸発室に至
るように構成した。」ことを特徴としている。
【0007】
【作 用】この構成において、真空蒸発室内における
給水海水は、加熱器による加熱にて沸騰蒸発し、この沸
騰蒸発で発生した蒸気は、凝縮器によって凝縮して、淡
水として取り出される。
【0008】一方、前記凝縮器のヘッダーにおける冷却
海水用入口室内に供給された冷却用海水は、凝縮器にお
ける各伝熱管のうち大部分の伝熱管内を、冷却海水用出
口室に向かって流れたのち、この冷却海水用出口室から
排出される一方、この冷却海水用出口室内における冷却
用海水の一部が、仕切り板に設けた連通孔から給水用入
口室に流入する。
【0009】このようにして給水用入口室内に流入した
海水は、凝縮器における各伝熱管のうち残りの伝熱管内
を、給水用出口室に向かって流れるとき、前記真空蒸発
室内で発生した蒸気によって温められた(給水加熱)の
ち、給水用出口室から給水管路を介して、前記真空蒸発
室内に供給されるのである。
【0010】
【発明の効果】すなわち、前記の構成により、多管式凝
縮器における伝熱管の一部を使用して給水加熱を行うこ
とができ、換言すると、多管式凝縮器の一部を給水加熱
器として使用することができるから、前記従来のよう
に、給水加熱器を凝縮器とは別個に配設するためのスペ
ースを確保することを省略することができるのであり、
しかも、凝縮器から排出される冷却用海水の一部を、ヘ
ッダー内に仕切り板に穿設した連通孔を介して給水海水
として真空蒸発室に導くことができることにより、凝縮
器から排出される冷却海水の一部を給水海水として真空
蒸発室に導くための管路を完全に省略することができる
のである。
【0011】従って本発明によると、給水加熱の機能を
備えた真空蒸発式造水装置を、大幅に小型・軽量化でき
ると共に、給水加熱器に対する支持構造及び管路が簡単
になって、製造コストを大幅に低減できる効果を有す
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面について説明
する。
【0013】図1〜図5は、単効用型の真空蒸発式造水
装置に適用した場合を示す。
【0014】この図において符号1は真空蒸発室を示
し、この真空蒸発室1の底部には、下端に給水海水供給
室3を備えた多管式の加熱器2が設けられている一方、
前記真空蒸発室1内の上部には、複数本の伝熱管を束ね
た伝熱管群5の左右両端にヘッダー6,7を備えた多管
式の凝縮器4が横向きに配設されている。
【0015】前記給水海水供給室3に供給した給水海水
を、多管式の加熱器2に対して入口2aから入って出口
2aより流出するように供給した加熱流体にて加熱する
ことによって沸騰蒸発し、この沸騰蒸発で発生した蒸気
を、前記多管式凝縮器4における伝熱管群5に導いて凝
縮することにより、この凝縮水を、凝縮器4の底部にお
ける淡水出口8より淡水として取り出すように構成す
る。
【0016】一方、前記凝縮器4における両ヘッダー
6,7内には、当該両ヘッダー6,7内を、前記伝熱管
群5における多数本の各伝熱管のうち大部分の凝縮用伝
熱管5bに連通する凝縮用ヘッダー室11,12と、前
記伝熱管群5における多数本の各伝熱管のうち残りの給
水海水加熱用伝熱管5aに連通する給水加熱用ヘッダー
室9,10とに区画するための仕切り板6a,7aを各
々設ける。
【0017】前記両ヘッダー6,7のうち一方のヘッダ
ー6における凝縮用ヘッダー室11内に、当該凝縮用ヘ
ッダー室11内を冷却海水用入口室11aと折り返し室
11bとに区画する仕切り板6bを、また、他方のヘッ
ダー7における凝縮用ヘッダー室12内に、当該凝縮用
ヘッダー室12内を冷却海水用出口室12aと折り返し
室12bとに区画する仕切り板7bを各々設けて、前記
一方のヘッダー6における冷却海水用入口室11aに入
口13より供給した冷却用海水が、前記各凝縮用伝熱管
5b内を通って前記他方のヘッダー7における冷却海水
用出口室12a内に導き、この冷却海水用出口室12a
に設けた出口14より流出するように構成する。
【0018】そして、前記両ヘッダー6,7のうち一方
のヘッダー6における給水加熱用ヘッダー室9内に、当
該給水加熱用ヘッダー室9内を給水用出口室9aと、二
つの折り返し室9b,9cとに区画するための仕切り板
6c,6dを設けて、その給水用出口室9aからの出口
15を、給水管路16を介して前記給水海水供給室3に
接続する。
【0019】一方、他方のヘッダー7における給水加熱
用ヘッダー室10内に、当該給水加熱用ヘッダー室10
内を給水用入口室10aと、二つの折り返し室10b,
10cとに区画するための仕切り板7c,7dを設け、
更に、ヘッダー7における仕切り板7aのうち前記給水
用入口室10aの部分に、当該給水用入口室10aと前
記冷却海水用出口室12aとを互いに連通するための連
通孔17を穿設することにより、前記冷却海水用出口室
12a内における冷却用海水の一部を前記真空 蒸発室1
における給水海水として前記給水用入口室10a内に導
入し、この給水用入口室10a内の給水海水を、前記給
水海水加熱用伝熱管5a内を通って前記給水用出口室9
a内に導き、この給水用出口室9a内から前記給水管路
16を介して前記給水海水供給室3に供給するように構
成する
【0020】この構成において、一方のヘッダー6にお
ける冷却海水用入口室11aに対して入口13より供給
された冷却用海水は、各凝縮用伝熱管5b内を、他方の
ヘッダー7における冷却海水用出口室12aに向かって
折り返し状に流れたのち、この冷却海水用出口室12a
における出口14から排出される一方、この冷却海水用
出口室12a内における冷却用海水の一部が給水海水と
して仕切り板7aに設けた連通孔17から給水用入口室
10a内に流入する。
【0021】このようにして給水用入口室10a内に流
入した給水海水は、凝縮器4における伝熱管群5のうち
一部の給水加熱用伝熱管5a内を、一方のヘッダー6に
おける給水用出口室9aに向かって折り返し状に流れる
とき、前記真空蒸発室1内で発生した比較的高い温度の
蒸気によって温められた(給水加熱)のち、給水用出口
室9aから給水管路16を介して、前記海水供給室3に
供給され、加熱器2にて加熱されて沸騰蒸発したのち、
ブライン出口18から流出するのである。
【0022】この場合において、多管式凝縮器4の伝熱
管群5における一部の伝熱管5aを使用して給水加熱を
行うことができるから、前記従来のように、給水加熱器
を凝縮器とは別個に配設するためのスペースを確保する
ことを省略することができるのであり、しかも、凝縮器
から排出される冷却用海水の一部を、ヘッダー7内の仕
切り板7aに穿設した連通孔17を介して給水海水に導
くことができることにより、凝縮器4から排出される冷
却用海水の一部を給水海水して導くための管路を完全に
省略することができるのである。
【0023】図6〜図12は、二重効用型の真空蒸発式
造水装置に適用した場合を示す。
【0024】この図において、符号20は、一つの密閉
缶胴を示し、該密閉缶胴20内は、仕切り板20aによ
って第1段真空蒸発室21と、第2段真空蒸発室22と
に区画されている。
【0025】前記両真空蒸発室21,22内の底部に
は、各々多管式の加熱器23,24が設けられ、前記第
1段真空蒸発室21内において、当該第1段真空蒸発室
21内における給水海水を、ボイラーからの蒸気等の熱
源とする第1段加熱器23による加熱にて沸騰蒸発し、
この発生蒸気を、蒸気出口25aからダクト25を介し
て、前記第2段加熱器24に導いてその熱源とすること
により、第2真空蒸発室22内における給水海水を加熱
して、沸騰蒸発し、この発生蒸気を、前記密閉缶胴20
内の上部に設けた多管式の凝縮器26にて凝縮し、この
凝縮水を凝縮器26における底部の淡水出口27より取
り出すように構成されている。
【0026】なお、前記第1段真空蒸発室21内におい
て蒸発した後の給水海水(ブライン)は、管路28を介
して第2段真空蒸発室22に供給され、この第2段真空
蒸発室22内において蒸発した後の給水海水(ブライ
ン)は、ブライン出口29から排出される。また、前記
両真空蒸発室21,22内の上部には、蒸発蒸気中のミ
ストを捕集するためのデミスター30,31が各々設け
られている。
【0027】そして、凝縮器26における左右両ヘッダ
ー32,33の間には、多数本の凝縮用伝熱管34と、
複数本の給水加熱用伝熱管35とを、一つ束の伝熱管群
として設ける一方、前記各凝縮用伝熱管34と、各給水
加熱用伝熱管35との間に仕切り板36を設けて、前記
各凝縮用伝熱管34の表面に、前記第2段真空蒸発室2
2内で発生した蒸気を導き、前記各給水加熱用伝熱管3
5の表面に、前記第1段真空蒸発室21内で発生した高
い温度の蒸気を導くように構成する。
【0028】一方、前記凝縮器26における両ヘッダー
32,33内には、当該両ヘッダー32,33内を、前
記各給水加熱用伝熱管35に連通する給水加熱用ヘッダ
ー室37,38と、前記各凝縮用伝熱管34に連通する
凝縮用ヘッダー室39,40とに区画するための仕切り
板32a,33aを各々設ける。
【0029】前記両ヘッダー32,33のうち一方のヘ
ッダー32における凝縮用ヘッダー室39内に、当該凝
縮用ヘッダー室39内を冷却海水用入口室39aと折り
返し室39bとに区画する仕切り板32bを、また、他
方のヘッダー33における凝縮用ヘッダー室40内に、
当該凝縮用ヘッダー室40内を冷却海水用出口室40a
と折り返し室40bとに区画する仕切り板33bを各々
設けて、前記一方のヘッダー32における冷却海水用入
口室32aに、冷却用海水を入口41より供給する一
方、前記他方のヘッダー33における冷却海水用出口室
40aに設けた出口42より冷却用海水が流出するよう
に構成する。
【0030】そして、前記両ヘッダー32,33のうち
一方のヘッダー32における給水加熱用ヘッダー室37
内に、当該給水加熱用ヘッダー室37内を三つの折り返
し室37a,37b,37cに区画するための仕切り板
32c,32dを設ける。
【0031】また、前記他方のヘッダー33における給
水加熱用ヘッダー室38内に、当該給水加熱用ヘッダー
室38内を給水用入口室38aと、二つの折り返し室3
8b,38cと、給水用出口室38dとに区画するため
の仕切り板33c,33d,33eを設け、更に、ヘッ
ダー33における仕切り板33aのうち前記給水用入口
室38aの部分に、当該給水用入口室38aと前記冷却
海水用出口室40aとを互いに連通するための連通孔4
3を穿設する一方、前記給水用出口室38dの出口44
を、給水管路45を介して前記第1真空蒸発室21に対
する海水供給口46に接続する。
【0032】この構成において、凝縮器26における一
方のヘッダー32における冷却海水用入口室39aに対
して入口41より供給された冷却用海水は、各凝縮用伝
熱管34内を、他方のヘッダー33における冷却海水用
出口室40aに向かって折り返し状に流れたのち、この
冷却海水用出口室40aにおける出口42から排出され
る一方、この冷却海水用出口室40a内における冷却海
水の一部が、仕切り板33aに設けた連通孔43から給
水用入口室38a内に、給水海水として流入する。
【0033】このようにして給水用入口室38a内に流
入した給水海水は、凝縮器26における各給水加熱用伝
熱管35内を、他方のヘッダー33における給水用出口
室38dに向かって折り返し状に流れるとき、前記第1
段真空蒸発室21内で発生した高い温度の蒸気によって
温められた(給水加熱)のち、給水用出口室38dから
給水管路45を介して、前記第1段真空蒸発室21内に
供給され、加熱器23にて加熱されて沸騰蒸発するので
ある。
【0034】この場合においても、多管式凝縮器26に
おける一部の伝熱管35を使用して給水加熱を行うこと
ができるから、前記従来のように、給水加熱器を凝縮器
とは別個に配設するためのスペースを確保することを省
略することができるのであり、しかも、凝縮器から排出
される冷却用海水の一部を、ヘッダー33内の仕切り板
33aに穿設した連通孔43を介して真空蒸発室への給
水海水に導くことができることにより、凝縮器26から
排出される冷却用海水の一部を給水海水として導くため
の管路を完全に省略することができるのである。
【0035】なお、前記実施例は、単効用及び二重効用
型について説明したが、本発明は、これに限らず、その
他の多重効用型についても同様に適用できることは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例を示す縦断正面図
である。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】図1のIII −III 視拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】図1のV−V視拡大断面図である。
【図6】本発明における第2の実施例を示す縦断正面図
である。
【図7】図6のVII −VII 視拡大断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII視拡大断面図である。
【図9】図8のIX−IV視断面図である。
【図10】図8のX−X視断面図である。
【図11】図8のXI−XI視断面図である。
【図12】図8のXII −XII 視断面図である。
【符号の説明】
1,21,22 真空蒸発室 2,23,24 加熱器 4,26 凝縮器 6,7,32,33 ヘッダー 5b,34 凝縮用伝熱管 5a,35 給水加熱用伝熱管 6a,7a,32a,33a 仕切り板 11a,39a 冷却海水用入口室 12a,40a 冷却海水用出口室 10a,38a 給水用入口室 9a,38d 給水用出口室 17,43 連通孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空蒸発室と、その内部の給水海水に対す
    る加熱器と、前記真空蒸発室内で発生した蒸気に対する
    多管式の凝縮器とから成り、前記凝縮器の両端に、当該
    凝縮器における各伝熱管の両端が連通するヘッダーを各
    々設けて成る真空蒸発式造水装置において、 前記凝縮器における両ヘッダー内に、当該ヘッダー内
    、凝縮器における各伝熱管のうち大部分の伝熱管が連
    通する冷却海水用入口室及び冷却海水用出口室と、凝縮
    器における各伝熱管のうち残りの伝熱管が連通する給水
    用入口室及び給水用出口室とに区画する仕切り板を各々
    設けて、前記冷却海水用入口室内に供給した冷却用海水
    が凝縮器における各伝熱管のうち大部分の伝熱管を通っ
    て前記冷却海水用出口室から排出するように構成する一
    方、前記仕切り板に、前記冷却海水用出口室内における
    冷却用海水の一部を前記真空蒸発室における給水海水と
    して前記給水用入口室内に導入するようにした連通孔を
    設け、この給水用入口室内に導入した前記給水海水を、
    凝縮器における各伝熱管のうち残りの伝熱管を通って前
    記給水用出口室から給水管路を介して前記真空蒸発室に
    至るように構成したことを特徴とする真空蒸発式造水装
    置。
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