JP3182993B2 - シリコーン樹脂とシリコーンゴムとの成形物及びその製造方法 - Google Patents

シリコーン樹脂とシリコーンゴムとの成形物及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気・電子機器、OA
機器、自動車、精密機器等の分野で有用なシリコーン樹
脂−シリコーンゴムとの複合体(成形物)及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
異なる2種のシリコーンが一体化した成形物を得る方法
は種々提案されているが、その方法の多くは、接合一体
化すべき異種のシリコーン組成物を別個に加熱成形した
後、接着剤を用いてこれらの成形物を貼合わせ、一体化
するという方法である。
【0003】しかし、この方法は、シリコーン同士の接
着が難しく、貼合わせ作業に時間を要するばかりでな
く、接着度が小さく、また、得られる一体化成形物の寸
法精度が低いという問題がある。
【0004】シリコーン樹脂とシリコーンゴムとを一体
化した成形物としては、上記の成形物の他に例えばシリ
コーンゴムをシリコーン樹脂で被覆した成形物が知られ
ているが、この成形物の製造は難しく、また、その用途
は被覆用としては有用であるが、シリコーン樹脂自体の
弱さやシリコーン樹脂とシリコーンゴムとの接着性の弱
さの点から複合体としての用途には不十分である。
【0005】なお、異なる硬度を持つシリコーンを組み
合わせた一体化成形物を光ファイバーの被覆剤として使
用する例も提案されているが、シリコーン間の接着方法
については何ら考慮されていない。
【0006】一方、近年、シリコーンゴムの持つ耐熱
性、耐候性、電気特性における高い信頼性が確認され、
電気・電子機器、OA機器、自動車等の分野でその用途
が広がりつつある。しかしながら、シリコーンゴムと炭
化水素系の熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂との複合体で
は、その特性を十分に活用することができず、このため
シリコーン樹脂とシリコーンゴムとが強固に接着したシ
リコーン樹脂とシリコーンゴムとの一体化成形物の開発
が望まれている。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
シリコーン樹脂とシリコーンゴムとが強固に接着したシ
リコーン樹脂とシリコーンゴムとの複合体及びその製造
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、シリコーン
樹脂主剤として下記一般式(1)で示されるフェニル基
含有オルガノポリシロキサンを使用し、このオルガノポ
リシロキサンを含む付加硬化型又は有機過酸化物硬化型
シリコーン樹脂組成物を硬化又は半硬化させ、該硬化物
又は半硬化物に付加硬化型又は有機過酸化物硬化型シリ
コーンゴム組成物を密着させ、加熱硬化させて一体化し
た場合、シリコーン樹脂とシリコーンゴムとが強固に一
体化した複合体が得られること、この場合、付加硬化型
又は有機過酸化物硬化型シリコーン樹脂組成物を硬化さ
せた後、この硬化物にシリコーンゴム組成物を密着させ
て硬化させるという方法を採用することにより、接着剤
を用いることなくシリコーン樹脂とシリコーンゴムとの
一体化を簡単かつ短時間で行うことができ、十分実用に
耐え得る接着力を持ったシリコーン樹脂とシリコーンゴ
ムとの複合体が得られることを知見し、本発明をなすに
至ったものである。
【0009】
【化3】 (ここで、Rは同種又は異種の置換もしくは非置換の脂
肪族又は脂環式一価炭化水素基で、Rの0.1〜50モ
ル%が脂肪族不飽和炭化水素基であり、n,mは1≦n
+m<2かつ0.05≦m/(n+m)≦0.8を満た
す正数である。)
【0010】従って、本発明は、上記一般式(1)で示
されるオルガノポリシロキサンを含む付加硬化型又は有
機過酸化物硬化型シリコーン樹脂組成物を硬化して得ら
れるJIS−A硬度が85以上のシリコーン樹脂硬化物
と付加硬化型又は有機過酸化物硬化型シリコーンゴム組
成物を硬化して得られるJIS−A硬度が85未満のシ
リコーンゴム硬化物との少なくとも2層からなり、前記
各層が強固に接合されて構成されたシリコーン樹脂とシ
リコーンゴムとの成形物、及び、上記一般式(1)で示
されるオルガノポリシロキサンを含むJIS−A硬度が
85以上のシリコーン樹脂硬化物を形成する付加硬化型
又は有機過酸化物硬化型シリコーン樹脂組成物を硬化又
は半硬化させ、該硬化物又は半硬化物にJIS−A硬度
が85未満のシリコーンゴム硬化物を形成する付加硬化
型又は有機過酸化物硬化型シリコーンゴム組成物を密着
させ、加熱硬化させて、前記両硬化物からなる少なくと
も2層を形成すると共に、前記各層を強固に接合させる
ことを特徴とする上記シリコーン樹脂とシリコーンゴム
との成形物の製造方法を提供する。
【0011】以下、本発明を更に詳しく説明すると、本
発明のシリコーン樹脂−シリコーンゴム複合体は、下記
一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサンを含む
付加硬化型又は有機過酸化物硬化型シリコーン樹脂組成
物と付加硬化型又は有機過酸化物硬化型シリコーンゴム
組成物とが加熱硬化されて、JIS−A硬度が85以上
の硬化物(シリコーン樹脂)とJIS−A硬度が85未
満の硬化物(シリコーンゴム)とが一体化してなるもの
である。
【0012】
【化4】
【0013】ここで、Rは好ましくは炭素数1〜20、
特に好ましくは炭素数1〜10の同種又は異種の非置換
もしくは置換の脂肪族又は脂環式一価炭化水素基であ
り、このような炭化水素基として具体的にはメチル基,
エチル基,プロピル基等のアルキル基、シクロアルキル
基などの飽和炭化水素基、ビニル基,アリル基,プロペ
ニル基,ブテニル基などの不飽和炭化水素基、3,3,
3−トリフルオロプロピル基等のハロゲン置換炭化水素
基、シアノ置換炭化水素基などが挙げられる。この場
合、Rの0.1〜50モル%、好ましくは1〜20モル
%が脂肪族不飽和炭化水素基、好ましくはアルケニル基
であることが必要であるが、不飽和炭化水素基の含有量
が0.1%よりも少ないとシリコーン樹脂として必要な
硬度が得られないばかりか、シリコーンゴムとの接着性
も悪くなってしまう。また、不飽和炭化水素基含有量が
50モル%より多いと架橋点が多すぎるため、シリコー
ン樹脂が脆くなってしまう。また、n,mは1≦n+m
<2で、フェニル基の含有量は全有機基の5〜80モル
%(0.05≦m/(n+m)≦0.8)、好ましくは
5〜50モル%であるが、フェニル基の含有量がこれよ
り少なくても多くてもシリコーン樹脂が脆くなってしま
い、成形体として好ましくない。
【0014】このようなオルガノポリシロキサンは公知
の方法によって製造することができ、例えばジメチルク
ロロシラン、フェニルトリクロロシラン、メチルビニル
ジクロロシランの共加水分解、あるいはジメチルジメト
キシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ビニルトリ
メトキシシランのアルカリ又は酸触媒下での共加水分解
などにより得ることができる。
【0015】本発明で用いる付加硬化型シリコーン樹脂
組成物は、(a)上記式(I)で示されるオルガノポリ
シロキサン、(b)常温で液体のオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサン、(c)付加反応触媒を主成分とする
ものであり、更に必要により、シリコーン樹脂組成物の
硬度を上記値に調整したり、粘度等を調整するために、
(d)常温で液状又は生ゴム状で、1分子中に2個以上
のアルケニル基を含むオルガノポリシロキサンを添加す
ることが好ましい。
【0016】ここで、(b)成分のオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサンとしては、両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端
トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチル
ハイドロジェンポリシロキサン共重合体、両末端ジメチ
ルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン、
両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンポリシロキサン共重
合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロ
ジェンポリシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合
体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジ
ェンポリシロキサン・ジフェニルシロキサン・ジメチル
シロキサン共重合体、(CH32HSiO1/2単位とS
iO4/2単位とからなる共重合体、(CH33SiO1/2
単位と(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位とか
らなる共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO
4/2単位と(C653SiO3/2単位とからなる共重合
体などが挙げられる。
【0017】このオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンの配合量は、(a)成分のオルガノポリシロキサン1
00部(重量部、以下同じ)に対して1〜50部、特に
5〜30部とすることが好ましい。配合量がこれよりも
少ないとシリコーン樹脂として充分な硬度が得られない
場合があり、また、これよりも多いと硬化物が脆くなっ
てしまい充分な強度が得られない場合がある。
【0018】(c)成分の付加反応触媒としては、白金
黒、塩化第二白金、塩化白金酸、塩化白金酸と一価アル
コールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類との錯
体、白金ビスアセトアセテート、パラジウム系触媒、ロ
ジウム系触媒などが挙げられる。なお、この付加反応触
媒の配合量は触媒量とすることができる。
【0019】(d)成分の1分子中に少なくとも2個の
アルケニル基を含む液状又は生ゴム状のオルガノポリシ
ロキサンとしては、両末端ジメチルビニルシリル基封鎖
ジメチルポリシロキサン、両末端ジメチルビニルシリル
基封鎖ジメチルポリシロキサン・メチルビニルシロキサ
ン共重合体、両末端ジメチルビニルシリル基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン・ジフェニルシロキサン・メチルビニ
ルシロキサン共重合体、両末端メチルフェニルビニルシ
リル基封鎖ジメチルポリシロキサン・ジフェニルシロキ
サン・メチルビニルシロキサン共重合体、両末端ジメチ
ルビニルシリル基封鎖メチル(3,3,3−トリフルオ
ロプロピル)ポリシロキサンなどが挙げられる。
【0020】この(d)成分のオルガノポリシロキサン
の配合量は(a)成分のオルガノポリシロキサン100
部に対して100部以下、特に樹脂の強度を阻害しない
ためには50部以下とすることが好ましい。
【0021】更に、上記成分以外に、流動性を調節した
り成形品の機械的強度を向上させるために充填剤を配合
してもよいし、また、必要に応じて顔料、耐熱剤、難燃
剤、可塑剤などを配合してもよい。
【0022】充填剤としては、沈殿シリカ,ヒュームド
シリカ,焼成シリカ,ヒュームド酸化チタン等の補強性
充填剤,粉砕石英,ケイ藻土,アスベスト,アミノケイ
酸,酸化鉄,酸化亜鉛,炭酸カルシウム等の非補強性充
填剤が挙げられる。これらの充填剤はそのまま用いて
も、ヘキサメチルジシラザン、トリメチルクロロシラ
ン、ポリメチルシロキサン等の有機ケイ素化合物で表面
処理したものを用いてもよい。
【0023】また、本発明で用いる有機過酸化物硬化型
シリコーンゴム組成物は、(a)上記式(1)で示され
るオルガノポリシロキサン、(e)触媒量の有機過酸化
物を主成分とするものであり、更に必要により、シリコ
ーン樹脂組成物の硬度を上記値に調整したり、粘度等を
調整するために、(d)常温で液状又は生ゴム状で、1
分子中に2個以上のアルケニル基を含むオルガノポリシ
ロキサンを添加することが好ましい。
【0024】ここで、(e)成分の有機過酸化物は、
(a)成分の架橋反応を促進するための触媒として使用
されるものであり、下記のものを例示することができる
が、これらのものにに限定されるものではない。
【0025】
【化5】
【0026】上記有機過酸化物の配合量は、硬化速度に
応じて適宜選択することができるが、通常は(a)成分
のオルガノポリシロキサン100部に対して0.1〜1
0部、特に0.2〜2部とすることが好ましい。
【0027】(d)成分の1分子中に少なくとも2個の
アルケニル基を含む液状又は生ゴム状のオルガノポリシ
ロキサンとしては、両末端ジメチルビニルシリル基封鎖
ジメチルポリシロキサン、両末端ジメチルビニルシリル
基封鎖ジメチルポリシロキサン・メチルビニルシロキサ
ン共重合体、両末端ジメチルビニルシリル基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン・ジフェニルシロキサン・メチルビニ
ルシロキサン共重合体、両末端トリビニルシロキシ基封
鎖ジメチルポリシロキサン、両末端トリビニルシロキシ
基封鎖ジメチルポリシロキサン・メチルビニルシロキサ
ン共重合体、両末端メチルフェニルビニルシリル基封鎖
ジメチルポリシロキサン・ジフェニルシロキサン・メチ
ルビニルシロキサン共重合体、両末端ジメチルビニルシ
リル基封鎖メチル(3,3,3−トリフルオロプロピ
ル)ポリシロキサンなどが挙げられる。
【0028】このオルガノポリシロキサンの配合量は
(a)成分のオルガノポリシロキサン100部に対して
100部以下、特に樹脂の強度を阻害しないためには5
0部以下とすることが好ましい。
【0029】更に、上記成分以外に、流動性を調節した
り成形品の機械的強度を向上させるために充填剤を配合
してもよいし、また、必要に応じて顔料、耐熱剤、難燃
剤、可塑剤などを配合してもよい。
【0030】充填剤としては、沈殿シリカ,ヒュームド
シリカ,焼成シリカ,ヒュームド酸化チタン等の補強性
充填剤,粉砕石英,ケイ藻土,アスベスト,アミノケイ
酸,酸化鉄,酸化亜鉛,炭酸カルシウム等の非補強性充
填剤が挙げられる。これらの充填剤はそのままでも用い
ても、ヘキサメチルジシラザン、トリメチルクロロシラ
ン、ポリメチルシロキサン等の有機ケイ素化合物で表面
処理したものを用いてもよい。
【0031】更に、用途によっては、その硬度や粘度を
調節するために、シリコーンの耐熱性、耐候性、電気特
性などを損なわない量で下記に示す反応性ビニルモノマ
ーやオリゴマーを添加してもよい。
【0032】
【化6】
【0033】
【化7】
【0034】一方、シリコーンゴム組成物は、付加反応
硬化型又は有機過酸化硬化型であればよく、特に限定さ
れるものではないが、付加型シリコーンゴム組成物とし
ては、 (f)1分子中に少なくとも平均2個の低級アルケニル
基を含有するオルガノポリシロキサン、 (g)1分子中に少なくとも2個の珪素基に直接結合し
た水素原子を持つオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ン、 (h)付加反応触媒 を主成分とし、常温で液状又は生ゴム状であるものが好
ましい。
【0035】ここで、(f)成分のオルガノポリシロキ
サンとしては、両末端ジメチルビニルシリル基封鎖ジメ
チルポリシロキサン、両末端ジメチルビニルシリル基封
鎖ジメチルポリシロキサン・メチルビニルシロキサン共
重合体、両末端ジメチルビニルシリル基封鎖ジメチルポ
リシロキサン・ジフェニルシロキサン・メチルビニルシ
ロキサン共重合体、両末端メチルフェニルビニルシリル
基封鎖ジメチルポリシロキサン・ジフェニルシロキサン
・メチルビニルシロキサン共重合体、両末端ジメチルビ
ニルシリル基封鎖メチル(3,3,3−トリフルオロプ
ロピル)ポリシロキサンなどが挙げられる。なお、これ
らのオルガノポリシロキサンの25℃における粘度は1
00cp〜100万cpであることが好ましい。
【0036】(g)成分のオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンとしては、両末端トリメチルシロキシ基封鎖
メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端トリメチ
ルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロ
ジェンポリシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイド
ロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン、両末端ジ
メチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサ
ン・メチルハイドロジェンポリシロキサン共重合体など
が挙げられる。なお、これらのオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンの25℃における粘度は1cp〜100
0cpであることが好ましい。
【0037】(g)成分のオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンの配合量は(f)成分のオルガノポリシロキ
サン100部に対して0.1〜50部、特に0.5〜2
0部とすることが好ましい。
【0038】(h)成分の付加反応触媒としては、白金
黒、塩化第二白金、塩化白金酸、塩化白金酸と一価アル
コールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類との錯
体、白金ビスアセトアセテート、パラジウム系触媒、ロ
ジウム系触媒などが挙げられる。なお、この付加反応触
媒の配合量は触媒量とすることができる。
【0039】更に、上記成分以外に、流動性を調節した
り成形品の機械的強度を向上させるために充填剤を配合
してもよいし、また、必要に応じて顔料、耐熱剤、難燃
剤、可塑剤などを配合してもよい。。
【0040】充填剤としては、沈殿シリカ,ヒュームド
シリカ,焼成シリカ,ヒュームド酸化チタン等の補強性
充填剤,粉砕石英,ケイ藻土,アスベスト,アミノケイ
酸,酸化鉄,酸化亜鉛,炭酸カルシウム等の非補強性充
填剤が挙げられる。これらの充填剤はそのままでも用い
ても、ヘキサメチルジシラザン、トリメチルクロロシラ
ン、ポリメチルシロキサン等の有機ケイ素化合物で表面
処理したものを用いてもよい。
【0041】また、有機過酸化物硬化型シリコーンゴム
組成物としては、 (i)1分子中に少なくとも平均2個の低級アルケニル
基を含有するオルガノポリシロキサン、 (j)有機過酸化物触媒を主成分とする常温で液体又は
生ゴム状であるものが好ましい。
【0042】(i)成分のオルガノポリシロキサンとし
ては、両末端ジメチルビニルシリル基封鎖ジメチルポリ
シロキサン、両末端ジメチルビニルシリル基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体、
両末端ジメチルビニルシリル基封鎖ジメチルポリシロキ
サン・ジフェニルシロキサン・メチルビニルシロキサン
共重合体、両末端トリビニルシロキシ基封鎖ジメチルポ
リシロキサン、両末端トリビニルシロキシ基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体、
両末端メチルフェニルビニルシリル基封鎖ジメチルポリ
シロキサン・ジフェニルシロキサン・メチルビニルシロ
キサン共重合体、両末端ジメチルビニルシリル基封鎖メ
チル(3,3,3−トリフルオロプロピル)ポリシロキ
サンなどが挙げられる。
【0043】(j)成分の有機過酸化物触媒としては、
ベンゾイルパーオキサイド、o−モノクロロベンゾイル
パーオキサイド、ビス−2,4−ジクロロベンゾイルシ
ーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルベ
ンゾエート、ジ−t−ブチルパーオキサイド、p−モノ
クロロベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルクミルパ
ーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメ
チル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、1,6−ビス(t−ブチルパーオキシカルボキシ)
ヘキサンなどが挙げられ、その配合量は触媒量とするこ
とができる。
【0044】更に、上記成分以外に、流動性を調節した
り成形品の機械的強度を向上させるために充填剤を配合
してもよいし、また、必要に応じて顔料、耐熱剤、難燃
剤、可塑剤などを配合してもよい。
【0045】充填剤としては、沈殿シリカ,ヒュームド
シリカ,焼成シリカ,ヒュームド酸化チタン等の補強性
充填剤,粉砕石英,ケイ藻土,アスベスト,アミノケイ
酸,酸化鉄,酸化亜鉛,炭酸カルシウム等の非補強性充
填剤が挙げられる。これらの充填剤はそのまま用いて
も、ヘキサメチルジシラザン、トリメチルクロロシラ
ン、ポリメチルシロキサン等の有機ケイ素化合物で表面
処理したものを用いてもよい。
【0046】なお、上記シリコーン樹脂組成物は、その
硬化物(シリコーン樹脂)のJIS−A硬度が85以
上、特に90以上、シリコーンゴム組成物は、その硬化
物(シリコーンゴム)のJIS−A硬度が85未満、特
に70以下であることがシリコーン樹脂、シリコーンゴ
ムそれぞれの特徴を引き出すという点から好ましい。
【0047】本発明の複合体の構成は特に限定されない
が、通常はシリコーン樹脂組成物の硬化物(シリコーン
樹脂)の一面の一部又は全面にシリコーンゴム組成物の
硬化物(シリコーンゴム)の一面の一部又は全面が積層
された形態であり、或いはシリコーン樹脂又はゴムがシ
リコーンゴム又は樹脂でサンドウィッチされた形態など
とすることもできる。
【0048】本発明の複合体は、このようにシリコーン
樹脂とシリコーンゴムとが接着剤を用いず、強固に一体
化しているため、他樹脂とシリコーンゴムとの複合体に
比べ、熱膨脹係数の違いによるひずみの発生の防止やど
ちらもシロキサン結合が主鎖であるため、その耐熱性、
低温特性、耐候性等の特徴を有し、このため電気・電子
機器、OA機器、自動車、精密機器などの部品として好
適に用いることができる。
【0049】このようなシリコーン樹脂とシリコーンゴ
ムとの複合体を製造する方法としては、まずシリコーン
樹脂組成物を所望の形状に注入成形、圧縮成形、射出成
形、押出成形、トランスファー成形などの適宜な成形法
により成形し、加熱硬化又は半硬化させ、次いでこの硬
化物又は半硬化物に密着させてシリコーンゴム組成物を
適宜な成形法により成形し、これを硬化するという方法
を採用することができる。なお、上記シリコーン樹脂組
成物の半硬化物は、シリコーンゴム組成物を成形、密着
させた場合、両者が混ざり合わずに界面を形成し得る以
上の硬化状態である。また、シリコーン樹脂組成物及び
ゴム組成物の硬化条件は適宜選定し得、更に両者を硬化
後、必要により後硬化することもできる。
【0050】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。
【0051】[実施例1]下記平均組成式(2)で示さ
れるオルガノポリシロキサン100部、下記平均組成式
(3)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ン10部、塩化白金酸のイソプロパノール溶液(白金含
有量0.20%)1.2部を混合し、シリコーン樹脂組
成物(A)を得た。
【0052】
【化8】
【0053】また、25℃における粘度が100ポイズ
の両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシ
ロキサン100部に比表面積が200m2/gの乾式シ
リカ30部、ジメトキシジメチルシラン5部、水1部を
加えて150℃で3時間加熱混合し、これに上記ポリシ
ロキサン50部、25℃における粘度が10cs(セン
チポイズ)の両末端トリメチルシリル基封鎖ジメチルシ
ロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位50モル
%、メチルハイドロジェンシロキサン単位50モル%)
0.4部、塩化白金酸のイソプロパノール溶液(白金含
有量0.50%)0.1部を加え、シリコーンゴム組成
物(B)を得た。
【0054】次に、図1に示す下金型1のキャビティ2
に半量ほどシリコーン樹脂組成物(A)を注入し、15
0℃で5分間加熱し、硬化させた後、上金型3を下金型
1上に載せて下金型1を閉じ、上金型3の上部に設けら
れた注入口4からシリコーン樹脂硬化物Aの上にシリコ
ーンゴム組成物(B)を射出圧60kg/cm2程度で
射出し、150℃で5分間加熱硬化させ、シリコーン樹
脂とシリコーンゴムとが強固に接着した一体化物を得
た。なお、脱型の際、金型への付着は全くなかった。
【0055】[実施例2]分子鎖両末端がトリビニルシ
ロキシ単位で封鎖され、25℃における粘度が1,00
0ポイズのジメチルポリシロキサン100部に比表面積
が200m2/gの乾式シリカ30部、ジメトキシジメ
チルシラン5部、水1部を加えて150℃で3時間加熱
混合し、更に上記ポリシロキサン50部、1,6−ビス
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン1.0部を加え、シ
リコーンゴム組成物(C)を得た。
【0056】次に、実施例1と同様の方法でシリコーン
樹脂組成物(A)を硬化させ、その上にシリコーンゴム
組成物(C)を射出し、150℃で5分間硬化させるこ
とにより、シリコーン樹脂とシリコーンゴムとが強固に
接着した一体化成形物を得た。なお、脱型の際、金型へ
の成形物の接着は全くなかった。
【0057】[実施例3]下記平均組成式(2)で示さ
れるオルガノポリシロキサン100部、下記平均組成式
(4)で示されるオルガノポリシロキサン20部、1,
6ビス(t−ブチルパーオキシカルボキシ)ヘキサン
1.0部を混合し、シリコーン樹脂組成物(D)を得
た。
【0058】
【化9】
【0059】次に、実施例1と同様の方法でシリコーン
樹脂組成物(D)を170℃で5分間加熱して硬化さ
せ、その上に実施例1と同じシリコーンゴム組成物
(B)を射出し、170℃で5分間硬化させることによ
り、シリコーン樹脂とシリコーンゴムとが強固に接着し
た一体化成形物を得た。なお、脱型の際、金型への成形
物の接着は全くなかった。
【0060】[実施例4] 実施例3と同様の方法でシリコーン樹脂組成物(D)を
硬化させ、その上に実施例2と同じシリコーンゴム組成
物(C)を射出し、180℃で5分間硬化させることに
より、シリコーン樹脂とシリコーンゴムとが強固に接着
した一体化成形物を得た。なお、脱型の際、金型への成
形物の接着は全くなかった。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、シリコーン樹脂とシリ
コーンゴムとが強固に接着したシリコーン樹脂とシリコ
ーンゴムとの複合体を容易に得ることができ、この複合
体は電気・電子機器、OA機器、自動車、精密機器等の
分野で有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリコーン樹脂とシリコーンゴムとの
複合体の製造に用いた金型の一例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 下金型 2 キャビティ 3 上金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 83/07 C08L 83/05 C08K 5/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で示されるオルガノポ
    リシロキサンを含む付加硬化型又は有機過酸化物硬化型
    シリコーン樹脂組成物を硬化して得られるJIS−A硬
    度が85以上のシリコーン樹脂硬化物と付加硬化型又は
    有機過酸化物硬化型シリコーンゴム組成物を硬化して得
    られるJIS−A硬度が85未満のシリコーンゴム硬化
    物との少なくとも2層からなり、前記各層が強固に接合
    されて構成されたシリコーン樹脂とシリコーンゴムとの
    成形物。 【化1】 (ここで、Rは同種又は異種の置換もしくは非置換の脂
    肪族又は脂環式一価炭化水素基で、Rの0.1〜50モ
    ル%が脂肪族不飽和炭化水素基であり、n,mは1≦n
    +m<2かつ0.05≦m/(n+m)≦0.8を満た
    す正数である。)
  2. 【請求項2】 下記一般式(1)で示されるオルガノポ
    リシロキサンを含むJIS−A硬度が85以上のシリコ
    ーン樹脂硬化物を形成する付加硬化型又は有機過酸化物
    硬化型シリコーン樹脂組成物を硬化又は半硬化させ、該
    硬化物又は半硬化物にJIS−A硬度が85未満のシリ
    コーンゴム硬化物を形成する付加硬化型又は有機過酸化
    物硬化型シリコーンゴム組成物を密着させ、加熱硬化さ
    せて、前記両硬化物からなる少なくとも2層を形成する
    と共に、前記各層を強固に接合させることを特徴とする
    請求項1記載のシリコーン樹脂とシリコーンゴムとの成
    形物の製造方法。 【化2】 (ここで、Rは同種又は異種の置換もしくは非置換の脂
    肪族又は脂環式一価炭化水素基で、Rの0.1〜50モ
    ル%が脂肪族不飽和炭化水素基であり、n,mは1≦n
    +m<2かつ0.05≦m/(n+m)≦0.8を満た
    す正数である。)
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