JP3178669U - 放射線遮蔽容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】鉛板6(厚さ7mm)を内側に施して外面をFRP7(汎用品ポリエステル系の樹脂で厚さ約3.5mm)で覆い施こして、安価でかつ耐久性の高い放射線遮蔽容器を提供する。
【解決手段】放射性遮蔽容器1は角型容器でその上部のフタ2は容器1の出し入れ口1Aの上にかぶさっていてボルト3とナット3Aにて締め付けられている。容器1の内側に鉛板(7mm)を配し、その外側をFRP(3.5mm)で皮覆する。容器1を保管する為に支柱5(角パイプ)4本の枠内に入れている。支柱5間は補強パイプ(角パイプ)5A及び補強パイプ5B(小さい角パイプ)で補強されている。なお、容器1下の補強パイプ5Aは縦−横方向に格子状に施され、更に爪挿入用4の下にも補強パイプ5C(5Aと同寸法の角パイブ)で縦−横方向に格子状に施されている。運搬のため、リフト爪挿入用角パイプ4を、容器1の底部に配する。
【選択図】図1
【解決手段】放射性遮蔽容器1は角型容器でその上部のフタ2は容器1の出し入れ口1Aの上にかぶさっていてボルト3とナット3Aにて締め付けられている。容器1の内側に鉛板(7mm)を配し、その外側をFRP(3.5mm)で皮覆する。容器1を保管する為に支柱5(角パイプ)4本の枠内に入れている。支柱5間は補強パイプ(角パイプ)5A及び補強パイプ5B(小さい角パイプ)で補強されている。なお、容器1下の補強パイプ5Aは縦−横方向に格子状に施され、更に爪挿入用4の下にも補強パイプ5C(5Aと同寸法の角パイブ)で縦−横方向に格子状に施されている。運搬のため、リフト爪挿入用角パイプ4を、容器1の底部に配する。
【選択図】図1
Description
本考案は放射能を有する物質で汚染された物質(以下放射性汚染物とする)が人並びに他の生物への悪影響を与えずに安全に収納一保存する為の容器に関するものである。
今まで放射線を遮蔽する物質に鉛等有りましたが、鉛のみでは容器としての強度が不足していて、なお、他にも日本中で計画されている 地中に穴を掘って厚いコンクリートで囲み埋めこんで排水工事を行うと莫大な工事費もかかり場所も容易に選定できなくて復興が進まない原因でもある
今まで放射能で汚染された物質を人体や生物から隔離するのに鉛以外で覆う方法も有り(例−上記のコンクリ−ト囲み等)ましたが、長く使用する場合コストの面で問題が有った。
1 本考案は安価な鉛を用いて放射線を減量できるものである。図3のように鉛板6(厚さ7mm)を内側に施して外面をFRP7(汎用品ポリエステル系の樹脂で厚さ約3.5mm)で覆い施こす容器にして問題を解決している。この場合フタも同様な構造になっている。
2 上記の施工にて図1のような放射性汚染物を収納できる角型容器1を製作してその容器1内に低濃度の放射性汚染物を収納−保管できるようになっており、更にこの容器は積み重ねできるようになっていて何段でも積み重ねができる。又、積み重ねされた容器1に土嚢で覆う事で問題を解決している
本考案容器1内に低濃度放射性汚染物を収納して前述している手段を施す事により人体(生物)を放射線からの悪影響を無くす事ができる。
本考案の角型容器の側部断面構造は図3のようになっている。容器1内の放射性汚染物から出る放射線を図3は鉛板6(約7mm×1枚)で減量する事が可能である。
更に軽くて強く耐食性−耐久性の強いFRP7で覆い固定する事により従来の放射性遮蔽容器より安価で減量できる容器として使用できる。
以下添付図面に従って実施例を説明する。図1は本考案放射性遮蔽容器の正面図であり1は角型容器でその上部のフタ2は容器1の出し入れ口1Aの上にかぶさっていてボルト3とナット3Aにて締め付けられている。
容器1の外側の四隅は支柱(角パイプ)5を4本にて固定できる。
更に容器1の下部はリフト爪挿入用角パイプ4(2本)が施されられてリフトの爪(2本)が入る大きさでリフトによって爪挿入用角パイプ4にリフト爪を挿入して持ち上げ運搬反転ができる。
容器1を保管する為に支柱5(角パイプ)4本の枠内に入れている。支柱5間は補強パイプ(角パイプ)5A及び補強パイプ5B(小さい角パイプ)で補強されており、容器1が保管されている。なお、容器1下の補強パイプ5Aは縦−横方向(点線で示す)に格子状に施され、更に爪挿入用4の下にも補強パイプ5C(5Aと同寸法の角パイブ)で縦−横方向に格子状に施されている
図2は上から見た平面図でフタ2をかぶせボルト3とナット3Aで締め付けられている。
図3は図1に示す容器1のA−A’及びB−B’で示す箇所の1部断面図であり鉛板6(厚さ約7mm)は容器1内の低濃度放射性汚染物から出る放射線を減量する事が可能である。更に軽くて強く耐久性の高いFRP7(汎用性ポリエステル系の樹脂で厚さ約3.5mm)で外側を覆っている、この時容器内に入れる現状の焼却灰34ベクレルの場合に鉛6で約16.8ベクレルに減量できる。
放射線を半減に減量するに要する厚さは、鉛で7〜8mm要に対し、鉄15mm要で、コンクリートでは50mm要となりまして鉛が効果大です。
1 角型容器
1A 角型容器の出し入れ口
2 上部のフタ
3 フタ2を止める締め付けボルト
3A 締め付けボルト3の受けナット
4 リフト爪挿入口
5 支柱(角パイプ)
5A 補強パイプ(角パイプ)
5B 補強パイプ(小角パイプ)
5C 補強パイプ(角パイプ)
6 鉛板
7 外面のFRP
1A 角型容器の出し入れ口
2 上部のフタ
3 フタ2を止める締め付けボルト
3A 締め付けボルト3の受けナット
4 リフト爪挿入口
5 支柱(角パイプ)
5A 補強パイプ(角パイプ)
5B 補強パイプ(小角パイプ)
5C 補強パイプ(角パイプ)
6 鉛板
7 外面のFRP
Claims (1)
- 遮蔽能力の大きい鉛板(厚さ3mm以上)を内面に施してその外面をFRP(汎用性ポリエステル系樹脂厚さ2mm以上)の樹脂で被覆した放射線遮蔽容器
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JP2012004486U JP3178669U (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | 放射線遮蔽容器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014139565A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-07-31 | Showa Denko Kk | 放射性汚染物保管容器及びその製造方法 |
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2012
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