JP3177263U - コンテナ - Google Patents

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敬彦 西岡
俊夫 岩澤
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株式会社ファイブ・シーズンズ
株式会社シャトルメディア
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Abstract

【課題】放射性廃棄物を密封して輸送・保管するための、製造が容易なコンテナを提供する。
【解決手段】放射性廃棄物を密封して輸送・保管するコンテナであって、収容部と、収容部を開放可能な扉部又は蓋部とを備え、収容部、扉部及び蓋部は、鉛を含む第1層と、鋼材を含む第2層と、第1層と第2層を接着する結合層と、コルゲート鋼板又はリブ構造を備えた鋼板からなる外壁と、を有する積層体によって形成される。
【選択図】図1

Description

本考案はコンテナに関する。特に、放射性廃棄物を収納するコンテナに関する。
放射性廃棄物の収納容器に関する技術について、特許文献1には、放射性廃棄物処分容器、放射性廃棄物処分容器の製造方法及び放射性廃棄物処分容器の製造装置が記載されている。
特許文献2には、放射性廃棄物の地層処分容器が記載されている。
特許文献3には、放射性廃棄物の輸送保管容器が記載されている。
特開2009−295055号公報 特開2001−40622号公報 特開2005−415803号公報
平成23年3月11日に発生した東日本大震災によって多くの建物や樹木が倒壊し、膨大な量の瓦礫をうんだ。これらの瓦礫は、続く福島第一原発の事故によって被爆し、その処理がさらに困難となっている。被災から1年余の本考案の出願時において、岩手県で476万トン、宮城県で1569万トンの廃棄物が未処理のまま放置されている。この量は宮城県の一般廃棄物の19年分、岩手県でも11年分に相当するといわれている。
上述の先行技術は、いずれも平成23年3月11日以前に発明されたものであり、大量の放射性廃棄物を処理することは想定されていない。いずれの文献も、排出量が予測可能な放射性廃棄物の処理には適しているものの、突発的に大量に発生した瓦礫には対応できない。
一方、これらの放射性廃棄物は表面が汚染されているだけで危険性は低い。したがって、収納容器に要求される安全基準も低いので、できるだけ簡易かつ廉価で大量生産でき、収容作業の簡単な容器を提供することが急務となっている。
また、その他の放射性の物質を収納する容器を提供することも急務になっている。ここで、その他の放射性の物質とは、例えば、放射線の中、又は、放射能を有する物質が存在する空間内で作業する作業員の作業服、フレキシブルコンテナバッグ等であってよい。
これらの実情に鑑み、本考案は、放射性廃棄物を密封して輸送・保管するための、製造が容易なコンテナを提供することを課題とする。
課題を解決するため、第1の考案は、上壁部と、床部と、側壁部と、前記側壁部の横手方向側の片面に設けられた開口と、を有する略直方体の収容部と、前記開口を閉塞可能に設けられた扉部と、を備えた放射性廃棄物を密封して輸送・保管するコンテナであって、前記上壁部と、前記側壁部と、前記扉部とは、鉛を含む第1層と、前記第1層の一方の面に接合し、鋼材を含む第2層と、前記第1層の他方の面に接合し、鋼材を含む第3層と、コルゲート鋼板又はリブ構造を備えた鋼板からなる外壁と、を有する第1の積層体によって形成される。
第2の考案は、さらに、前記床部が、鉛を含む第4層と、前記第4層の一方の面に接合し、鋼材を含む第5層と、前記第4層の他方の面に接合し、合板である第6層と、を有する第2の積層体によって形成される第1の考案のコンテナである。
第3の考案は、さらに、前記第1の積層体が、前記第1層が3mm、前記第2層が1mm、前記第3層が1mmの厚さを有する第1又は第2の考案のコンテナである。
第4の考案は、さらに、前記第2の積層体が、前記第4層が3mm、前記第5層が1mm、前記第6層が20mmの厚さを有する第2又は第3の考案のコンテナである。
第5の考案は、方形の開口を備えた上壁部と、床部と、側壁部と、を有する略直方体の収容部と、上面視にて前記上壁部の面積を超えない面積に形成され、前記開口を閉塞可能に設けられた蓋部と、を備えた放射性廃棄物を密封して輸送・保管するコンテナであって、前記上壁部と、前記側壁部と、前記蓋部とは、鉛を含む第1層と、前記第1層の一方の面に接合し、鋼材を含む第2層と、前記第1層の他方の面に接合し、鋼材を含む第3層と、コルゲート鋼板又はリブ構造を備えた鋼板からなる外壁と、を有する第1の積層体によって形成される。
第6の考案は、さらに、前記床部が、鉛を含む第4層と、前記第4層の一方の面に接合し、鋼材を含む第5層と、前記第4層の他方の面に接合し、合板である第6層と、を有する第2の積層体によって形成される第5の考案のコンテナである。
第7の考案は、さらに、前記第1の積層体が、前記第1層が3mm、前記第2層が1mm、前記第3層が1mmの厚さを有する第5又は第6の考案のコンテナである。
第8の考案は、さらに、前記第2の積層体が、前記第4層が3mm、前記第5層が1mm、前記第6層が20mmの厚さを有する第6又は第7の考案のコンテナである。
第9の考案は、さらに、前記収容部が、前記上壁部の前記開口の縁部において上向きに突出した収容部側突出部が周設され、前記蓋部は、外縁に下向きに突出した第1の蓋部側突出部と、前記第1の蓋部側突出部より内側に下向きに突出した第2の蓋部側突出部と、前記第1の蓋部側突出部と前記第2の蓋部側突出部の間に設けられた平面部と、が周設され、前記収容部側突出部が前記平面部に当接されることによって、前記収容部は前記蓋部によって閉塞される第5乃至8の何れかの考案のコンテナである。
第10の考案は、さらに、前記収容部が、前記上壁部と、対向する1組の前記側壁部との接合辺の略全長に渡って第1の補強部材が配設され、前記収容部は、前記第1の補強部材が前記収容部の上面及び側面において略面一となるように配設される第1の凹部を備え、前記蓋部は、前記第2の蓋部側突出部の内側に第2の補強部材が周設され、前記蓋部は、前記第2の補強部材が前記蓋部の上面において略面一となるように周設される第2の凹部を備える第9の考案のコンテナである。
本考案によれば、調達が容易で廉価な材料を用いることができるので、より迅速に大量生産可能なコンテナを提供することができる。また、鉛を含む層を設けたので、放射能の遮蔽効果を確保できる。
また、開口を側面に設けたことによって、放射性廃棄物を収容する際にクレーン等の設備が不要である。また、搬出入作業に従事する作業員の負担が軽減される。
また、開口を上面に設けたことによって、作業員がじかに放射性廃棄物に触れることなく、コンテナを開閉し、放射性廃棄物を収容して確実に密閉することができる。
本考案の第1実施形態に係るコンテナの断面説明図である。 図1のコンテナの外観を示す説明図である。 第1の積層体及び第2の積層体の説明図である。 本考案の第2実施形態に係るコンテナの断面説明図である。
<第1実施形態>
図1は、本考案の実施形態に係るコンテナ1の断面説明図である。図1(a)はコンテナ1の長手方向の断面説明図であり、図1(b)は、図1(a)と直交する横手方向の断面説明図である。
コンテナ1は、上壁部2aと、床部2dと、対向する2組の側壁部2b,2cと、側壁部の横手方向側の片面(片妻面)、すなわち側壁部2cの片面に設けられた開口(図示なし)と、を有する略直方体の収容部2と、前記開口を閉塞可能に設けられた扉部3(図2参照)とを備える。
コンテナ1は、すみ部と稜部に沿って一体的に設けられた外枠41を備える。外枠41は、略直方体のフレーム構造であり、8つのすみ金具42と、2本の上はり43と、2本の下はり44と、2本の上けた45と、2本の下けた46と、4本のすみ柱47を有する。
すみ金具42は、コンテナ1の荷役、積重ね、緊締及び固縛のためにコンテナ1のすみ部に設けた内実または中空の角型部材である。すみ金具42には、コンテナ1を輸送用機器等に取り付けるための取付構造を42a備える。この取付構造42aは、ツイストロック、フック、シャックル等、従来の部材として実施することができる。
上はり43は、上部のすみ金具42を横手方向で結合している、角材又は板材からなる部材である。扉部3が設けられた面の上はり43には、扉部3に緊締具80の封止部80aを取り付けるための取付具43a(図2参照)が設けられる。本実施形態では、扉部3の中央の開放位置より等間隔に所定距離離間して2つの取付具43a,43bが設けられる。
下はり44は、下部のすみ金具42を横手方向で結合している、角材又は板材からなる部材である。扉部3が設けられた面の下はり44には、扉部3に緊締具80の封止部80a取り付けるための取付具44a(図2参照)が設けられる。本実施形態では、扉部3の中央の開放位置より等間隔に所定距離離間して2つの取付具44a,44bが設けられ、対向する取付具43a,43bとの間に封止部80aが取り付けられる。
コンテナ1の下面にトンネルリセス等を設ける場合は、下はり44又は下けた46に所定形状の下向きに開口した凹部(図示なし)を設ける。
上けた45は、上部のすみ金具42を長手方向で結合している、角材又は板材からなる部材である。
下けた46は、下部のすみ金具42を長手方向で結合している、角材又は板材からなる部材である。また、下けた46は、フォークリフトのフォークの幅に対応する所定間隔離間して配置されたフォークポケット15を備える。
すみ柱47は、上部と下部のすみ金具42を結合し、コンテナ1の4すみにある垂直の角材又は横手断面L字形状の板部材である。
なお、荷役機器の誤動作及びはめ違い等に起因してコンテナが損傷するのを防止するために、たとえば上はり43に沿って、上部すみ金具に近接してダブラープレート等の補強板部材を設けてもよい。
図2は、図1のコンテナ1の外観を示す説明図である。図2(a)は側壁部2bを、図2(b)は扉部3を取り付けた側壁部2cを、図2(c)は、図面上半分が床部2dを、図面下半分が上壁部2aを示す。
図2(a)に示すように、長手方向の側面である側壁部2bは、上けた45と、下けた46と、すみ柱47とで外周を補強され、さらに外壁54(後述)は、コルゲート等の形状による補強加工が施されている。図示されていないが、内壁面はリブ構造を備えることによってさらに強度を確保することができる。このコルゲート形状の外壁54は、コンテナ1を構成する、床部2d以外の全ての面の外壁に用いられる。
図2(b)に示すように、扉部3は、側壁部2cに両開き可能に取り付け固定された左右一対の扉部3a,3bと、取手3cと、を備える。取手3cは、扉部3bの開放側端部の中央付近に取付けられる。扉部3を開くときは、まず取手3cを用いて扉部3bを開放し、その後、扉部3aを開放する。閉塞するときはその逆の手順で閉塞する。
扉部3の端部には、コンテナ1を上下に緊締するための緊締具80が設けられている。コンテナ1が閉鎖状態となった後、この緊締具80を収容部2に係止することによってコンテナ1は完全に密閉させることができる。本実施形態では、緊締具80は封止部80aと操作部80bとして実施される。封止部80aの上端を上はり43に設けられた取付具43a結合し、操作部80bを介して、下端を下はり44に設けられた取付具44a、と結合する。作業者が操作部80bを操作することによって封止部80aが緊締され、コンテナ1が密閉される。なお、左右の操作部80bを逆向きに設置することによって、作業に必要な動線を短縮することができる。
図2(c)に示すように、床部2dは、後述する第2の積層体601で構成され、特に積載重量に耐えうる強度を備えている。また、上壁部2aは、コルゲート形状により強度を備えている。
図3は、第1の積層体501及び第2の積層体601の説明図である。図3(a)は、上壁部2a及び側壁部2bを形成する第1の積層体501である。図3(b)は、床部2dを形成する第2の積層体601である。
第1の積層体501は鉛を含む第1層51と、鋼材を含む第2層52と、前記第1層の他方の面に接合し、鋼材を含む第3層53と、コルゲート鋼板又はリブ構造を備えた鋼板からなる外壁54と、を有する第1の積層体501から形成される。
第1層51は、鉛を含む板材からなる。鉛は、放射性能の遮蔽効果と材料コストの観点において、本考案のコンテナ1の材料として好適である。本考案のコンテナ1に収容することが予定されている放射性廃棄物は、削り取った土壌表面や、表面のみ被爆した瓦礫等であるため、第1層51は、3mm程度の厚みでよい。
第2層52は、第1層51の一方の面56に接合し、鋼材を含む板材からなり、その厚さは約1mmにて実施される。
第3層53は、第1層の他方の面55に接合し、鋼材を含む板材からなり、その厚さは約1mmにて実施される。第1層51の硬度が低いため、第2層52を設けることによって硬度を確保することができる。その際、第2層52の厚さは約1mm程度でよい。また、第3層53の厚さを約1mm程度とすることによって、上壁部2a及び側壁部2b,2cの硬度を確保することができる。
さらに、第1の積層体501の最外層として、鋼材からなる外壁54が設けられる。外壁54には、コルゲート鋼板又はリブ構造を備えた鋼板を用いる。この外壁54によって、上壁部2a及び側壁部2b,2cの強度を確保することができる。
さらに、第1層51〜第3層53までの各層の接合面に、結合層57,58(図示なし)を設けてもよい。隣り合う各層は、素材が異なることから、直接接合することが難しく、たとえ接合しても分離しやすい。したがって、各層の間に合板の層を挟み、合板と各層とを接着剤等により接着することにより、各層が剥がれにくくすることができる。
図3(b)は、床部2dを形成する第2の積層体601である。床部2dは、鉛を含む第4層61と、第4層61の一方の面に接合し、鋼材を含む第5層62と、前記第4層61の他方の面に接合し、合板である第6層63と、を有する第2の積層体601によって形成される。
第2の積層体601において、第4層61及び第5層62の構成は、第1の積層体501における第1層51及び第2層52の構成と同一でよい。つまり、この2層のみによって、放射性廃棄物を密封し、放射漏れを防止可能なコンテナを製造できるので、製造費用も安価ですみ、材料も入手しやすいことから大量生産が可能である。
第2の積層体601では、さらに第6層63が20mm程度の合板にて設けられる。この第6層によって、収容部2に収容される放射性廃棄物の重量に対する強度を確保することができる。
なお、第6層63は、上述のように第2の積層体601の一部として構成してもよいが、収容部2と外枠41の間の構成部材として挟みこんでもよい。
<第2実施形態>
図4は、本考案の第2の実施形態に係るコンテナ101の断面説明図である。図1(a)はコンテナ101の長手方向の断面説明図であり、図1(b)は、図1(a)と直交する横手方向の断面説明図である。また、図1(c)は図1(a)の部分拡大図である。
コンテナ101は、収容部102と、廃棄物を収容した後に収容部102を閉塞する蓋部103とを備える。収容部102は、対向する2組の側壁部(長手方向側の側壁部102b及び横手方向側の側壁部102c)、床部102d、上壁部102aを有する略直方体に形成される。上壁部102aに方形の開口102hが形成される。蓋部103は、上面視にて上壁部102aの面積を超えない面積に形成され、開口102hを閉塞可能に設けられる。
収容部102の上壁部102aには、コンテナ101を補強するための中空又は内実の第1の補強部材12が設けられている。第1の補強部材12は、収容部102の上壁部102aと側壁部102bとの接合辺の略全長にわたって配設されている。第1の補強部材12を配設したときに、第1の補強部材12の上面と収容部102の上壁部102aが面一となるように、上壁部102aと側壁部102bとの接合箇所に、コンテナ101の外側に開口した断面L字形状の第1の凹部102gを備えている。
上壁部102aの開口102hの縁部には、上向きに突出した収容部側突出部102fが周設されている。
蓋部103は、収容部102の上壁部102aの上面視の面積を超えない面積に形成され、形状は略方形である。蓋部103は外縁に下向きに突出した第1の蓋部側突出部103bと、第1の蓋部側突出部103bより下向きに突出した第2の蓋部側突出部103cと、第1の蓋部側突出部103bと第2の蓋部側突出部103cの間に平面部103dとが周設されている。
コンテナ101に瓦礫等を収容した後、コンテナ101は、蓋部103を収容部102に近接させ、収容部側突出部102fが平面部103dに当接されることによって、収容部102は蓋部103によって閉塞される。収容部側突出部2fを保護し、より高い密閉性を確保するために、平面部103dに弾性部材等を設けてもよい。
さらに、第2の蓋部側突出部103cの内側には、蓋部103を補強するための第2の補強部材13が蓋部103を囲うように上面視略ロ字形状に設けられている。蓋部103は、第2の補強部材13を配設したときに、第2の補強部材13の上面と上面部103aが面一となるように、下方に向かって第2の凹部103fを備えている。
コンテナ101は、さらに外枠141を備える。外枠141は、4つの上部すみ金具142aと、4つの下部すみ金具142bと、2本の上はり143(図示なし)と、2本の下はり144と、2本の上けた145(図示なし)と、2本の下けた146と、4本のすみ柱147を有する。
4つの上部すみ金具142aは、内部空間側、すなわちコンテナ101側に開口した凹部を備え、この凹部に収容部102の上壁部102a上の四隅に設けられた保護部材21が嵌合されることによって、コンテナ101の上面及び側面上側においてコンテナ101と係合する。4つの下部すみ金具142bは、第1の実施形態と同様に実施される。
また、上部すみ金具142aの高さは、蓋部103の高さより高く形成することによって、外枠141を嵌め合わせた状態でコンテナ101を複数積重ねたときに、蓋部103を保護することができる。
さらに、コンテナ101を積み重ねたときに上下のコンテナ101が安定するように、上部すみ金具142aの上面と下部すみ金具の142bの下面に対応する一対の係合部材を設けてもよい。
なお、第2実施形態について、上述に説明した点以外は第1実施形態と同一であるので、説明を省略する。
1 コンテナ
2 収容部
2a 上壁部
2b,2c 側壁部
2d 床部
3 扉部
15 フォークポケット
41,141 外枠
42,142 すみ金具
44,144 はり
45,145 上けた
46,146 下けた
47,147 すみ柱
51 第1層
52 第2層
53 第3層
54 外壁
61 第4層
62 第5層
63 第6層
80 緊締具
80a 封止部
80b 操作部
103 蓋部
501 第1の積層体
601 第2の積層体

Claims (10)

  1. 上壁部と、床部と、側壁部と、前記側壁部の横手方向側の片面に設けられた開口と、を有する略直方体の収容部と、
    前記開口を閉塞可能に設けられた扉部と、
    を備えた放射性廃棄物を密封して輸送・保管するコンテナであって、
    前記上壁部と、前記側壁部と、前記扉部とは、
    鉛を含む第1層と、
    前記第1層の一方の面に接合し、鋼材を含む第2層と、
    前記第1層の他方の面に接合し、鋼材を含む第3層と、
    コルゲート鋼板又はリブ構造を備えた鋼板からなる外壁と、
    を有する第1の積層体によって形成されるコンテナ。
  2. 前記床部は、
    鉛を含む第4層と、
    前記第4層の一方の面に接合し、鋼材を含む第5層と、
    前記第4層の他方の面に接合し、合板である第6層と、
    を有する第2の積層体によって形成される請求項1に記載のコンテナ。
  3. 前記第1の積層体は、前記第1層が3mm、前記第2層が1mm、前記第3層が1mmの厚さを有する請求項1又は2に記載のコンテナ。
  4. 前記第2の積層体は、前記第4層が3mm、前記第5層が1mm、前記第6層が20mmの厚さを有する請求項2又は3に記載のコンテナ。
  5. 方形の開口を備えた上壁部と、床部と、側壁部と、を有する略直方体の収容部と、
    上面視にて前記上壁部の面積を超えない面積に形成され、前記開口を閉塞可能に設けられた蓋部と、
    を備えた放射性廃棄物を密封して輸送・保管するコンテナであって、
    前記上壁部と、前記側壁部と、前記蓋部とは、
    鉛を含む第1層と、
    前記第1層の一方の面に接合し、鋼材を含む第2層と、
    前記第1層の他方の面に接合し、鋼材を含む第3層と、
    コルゲート鋼板又はリブ構造を備えた鋼板からなる外壁と、
    を有する第1の積層体によって形成されるコンテナ。
  6. 前記床部は、
    鉛を含む第4層と、
    前記第4層の一方の面に接合し、鋼材を含む第5層と、
    前記第4層の他方の面に接合し、合板である第6層と、
    を有する第2の積層体によって形成される請求項5に記載のコンテナ。
  7. 前記第1の積層体は、前記第1層が3mm、前記第2層が1mm、前記第3層が1mmの厚さを有する請求項5又は6に記載のコンテナ。
  8. 前記第2の積層体は、前記第4層が3mm、前記第5層が1mm、前記第6層が20mmの厚さを有する請求項6又は7に記載のコンテナ。
  9. 前記収容部は、前記上壁部の前記開口の縁部において上向きに突出した収容部側突出部が周設され、
    前記蓋部は、
    外縁に下向きに突出した第1の蓋部側突出部と、
    前記第1の蓋部側突出部より内側に下向きに突出した第2の蓋部側突出部と、
    前記第1の蓋部側突出部と前記第2の蓋部側突出部の間に設けられた平面部と、
    が周設され、
    前記収容部側突出部が前記平面部に当接されることによって、前記収容部は前記蓋部によって閉塞される
    請求項5乃至8の何れか1項に記載のコンテナ。
  10. 前記収容部は、前記上壁部と、対向する1組の前記側壁部との接合辺の略全長に渡って第1の補強部材が配設され、
    前記収容部は、前記第1の補強部材が前記収容部の上面及び側面において略面一となるように配設される第1の凹部を備え、
    前記蓋部は、前記第2の蓋部側突出部の内側に第2の補強部材が周設され、
    前記蓋部は、前記第2の補強部材が前記蓋部の上面において略面一となるように周設される第2の凹部を備える
    請求項9に記載のコンテナ。
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