JP3171129B2 - 定電流制御機能を有する乗員保護装置の駆動回路および定電流制御回路 - Google Patents

定電流制御機能を有する乗員保護装置の駆動回路および定電流制御回路

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JP3171129B2
JP3171129B2 JP03048597A JP3048597A JP3171129B2 JP 3171129 B2 JP3171129 B2 JP 3171129B2 JP 03048597 A JP03048597 A JP 03048597A JP 3048597 A JP3048597 A JP 3048597A JP 3171129 B2 JP3171129 B2 JP 3171129B2
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    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/017Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including arrangements for providing electric power to safety arrangements or their actuating means, e.g. to pyrotechnic fuses or electro-mechanic valves
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
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    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定電流制御機能を
有する乗員保護装置の駆動回路および定電流制御回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗員保護装置としてのエアバッグ
の駆動回路においては、車載バッテリにバックアップコ
ンデンサが並列に接続されており、運転席、助手席のエ
アバッグを展開させるための複数の点火装置(以下、ス
クィブという)のそれぞれに直列に抵抗を挿入して、点
火エネルギーを各スクィブに分配するようにしたものが
ある(実開昭56−171361号公報参照)。
【0003】しかしながら、このものでは、スクィブに
点火電流を供給する経路に抵抗が挿入されているため、
その抵抗で点火エネルギーが消費され、点火電圧として
高い電圧が必要となる。その結果、バックアップコンデ
ンサの容量を大きくしなければならないという問題があ
る。また、特開平4−2544号公報には、図6に示す
ように、車両の衝突時に閉成する点火用トランジスタ等
のスイッチ手段101の閉成時に、図示しない車載バッ
テリ又はバックアップコンデンサからの電源供給によ
り、定電流回路102、103を用いて、運転席、助手
席のエアバッグを展開させるためのスクィブ104、1
05に点火用の定電流を供給するようにしたものが開示
されている。このものの定電流供給動作を定電流回路1
02を例にとって説明する。
【0004】電流検出抵抗102aの両端子間にはスク
ィブ104への通電電流に比例した電圧が発生する。ス
クィブ104の通電電流が増加し電流検出抵抗102a
の端子間電圧が大きくなると、トランジスタ102bか
ら抵抗102dに流れる電流により抵抗102dの端子
電圧が上昇し、トランジスタ102cは逆バイアスさ
れ、スクィブ104への通電電流が制限される。する
と、電流検出抵抗102aの端子間電圧は低下し、トラ
ンジスタ102bを非作動状態にする。その結果、トラ
ンジスタ102cの逆バイアスは減少してスクィブ10
4の通電電流は増加する。このようにしてスクィブ10
4には定電流が供給される。
【0005】このような構成にすれば、点火エネルギー
の損失を少なくし、バックアップコンデンサの容量が小
さくてもエアバッグを確実に展開させることができる。
しかしながら、このものではスクィブへの電流供給経路
に電流検出抵抗が挿入されているため、その電流検出抵
抗により点火エネルギーの損失が生じるという問題があ
る。
【0006】また、特開平4−500641号公報に
も、スクィブへの電流供給経路に電流検出抵抗を挿入し
て、スクィブに供給する電流を一定にするようにしたも
のが開示されている。このものにおいても、上記したの
と同様、スクィブへの電流供給経路に電流検出抵抗が挿
入されているため、点火エネルギーの損失が生じるとい
う問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みたもので、点火装置への電流供給経路に電流検出抵抗
を設けることなく、点火装置に定電流を供給できる定電
流機能を有する乗員保護装置の駆動回路を提供すること
を目的とし、また、負荷回路への電流供給経路に電流検
出抵抗を設けることなく、負荷回路に定電流を供給でき
る定電流制御回路を提供することを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、点火装置と直
列に接続された電流供給用のトランジスタ手段と、この
電流供給用のトランジスタ手段とともにカレントミラー
回路を構成する電流検出用のトランジスタ手段とを備
え、電流検出用のトランジスタ手段に定電流を流すよう
にすれば、カレントミラー回路のカレントミラー比に応
じた定電流を電流供給用のトランジスタ手段から点火装
置に流すことができるという基本的な着想に基づいてな
されたものである。
【0009】請求項1に記載の発明においては、点火装
置と直列に接続されたNチャンネル型の第1の電界効果
型トランジスタ(15)と、この第1の電界効果型トラ
ンジスタとともにカレントミラー回路を構成する電流検
出用のNチャンネル型の第2の電界効果型トランジスタ
(19)とを備え、第2の電界効果型トランジスタのゲ
ート−ソース間電圧を一定にするとともに、第1、第2
の電界効果型トランジスタのソース電圧を等しくするよ
うに第1、第2の電界効果型トランジスタのゲート電圧
を制御するようにしたことを特徴としている。
【0010】第2の電界効果型トランジスタのゲート−
ソース間電圧を一定にすることによって、第1の電界効
果型トランジスタに流れる電流が増減変化し第1の電界
効果型トランジスタのゲート−ソース間電圧が変化した
場合でも、第1、第2の電界効果型トランジスタのソー
ス電圧が等しくなるようにそれぞれのゲート電圧が制御
されるため、第1の電界効果型トランジスタに流れる電
流が一定になる。従って、点火装置に流れる電流を定電
流制御することができる。
【0011】この場合、カレントミラー回路を用いてい
るため、従来技術のもののように、電流検出抵抗を必要
とせず、従って、点火エネルギーの損失を少なくするこ
とができる。なお、ゲート−ソース間電圧を一定にする
手段としては、請求項2に記載の発明のように、第2の
電界効果型トランジスタに定電流を流す定電流源(2
0)を用いることができる。
【0012】また、第1、第2の電界効果型トランジス
タのゲート電圧を制御する手段としては、第1の電界効
果型トランジスタのソース電圧が非反転入力端子に入力
され、第2の電界効果型トランジスタのソース電圧が反
転入力端子に入力される第1の演算増幅回路(21)を
有して構成することができる。この場合、請求項4に記
載の発明のように、第1の演算増幅回路に位相遅れ回路
を設けるようにすれば、出力電圧の位相を遅らせてその
発振を防止することができ、その位相遅れ回路を、抵抗
(21n)およびコンデンサ(21o)にて構成するこ
とにより、コンデンサの容量を小さくすることができる
ため、第1の演算増幅回路のIC化を容易に行うことが
できる。
【0013】また、請求項5に記載の発明のように、第
1の演算増幅回路を、第1、第2の電界効果型トランジ
スタのゲートを定電流にて充放電するように構成すれ
ば、第1、第2の電界効果型トランジスタの寄生容量を
利用してゲート電圧の位相を遅らせることができ、出力
電圧の発振を防止することができる。この場合、第1の
演算増幅回路に位相補償用のコンデンサを設ける必要が
ないため、第1の演算増幅回路のIC化を容易に行うこ
とができる。
【0014】また、請求項6に記載の発明のように、昇
圧手段(22)により電源手段の電圧を昇圧した電圧を
用いてゲート電圧を制御するようにすれば、電源電圧が
低下した場合でも、定電流回路を動作させることができ
る。さらに、請求項7に記載の発明においては、第1の
電界効果型トランジスタのソースに負電圧が発生して第
1の電界効果型トランジスタがオフ状態になったとき
に、負電圧の発生解消に伴って第1の電界効果型トラン
ジスタのソース電圧を正常電圧に復帰させる電圧復帰手
段(24、25)を設けたことを特徴としている。
【0015】第1の電界効果型トランジスタのソースに
負電圧が発生した場合、定電流回路は第1の電界効果型
トランジスタをオフさせ、このオフ状態が維持される。
しかし、その負電圧の発生解消に伴って第1の電界効果
型トランジスタのソース電圧が正常電圧に復帰されるた
め、点火装置に点火用の定電流を流すことができる。こ
の場合、請求項8に記載の発明のように、第1の電界効
果型トランジスタのソースに負電圧が発生しているとき
に点火用トランジスタをオフさせ、負電圧の発生解消に
伴って第1の電界効果型トランジスタおよび点火用トラ
ンジスタに並列接続された抵抗(17、18)により第
1の電界効果型トランジスタのソース電圧を正常電圧に
復帰させることができる。
【0016】具体的には、請求項9に記載の発明のよう
に、点火用トランジスタを電界効果型トランジスタで構
成し、第1の電界効果型トランジスタのソース電圧を基
準電圧に等しくするように作動して点火用トランジスタ
をなす電界効果型トランジスタのゲート電圧を制御する
第2の演算増幅回路(24)により、上記した点火用ト
ランジスタをオフさせる手段を構成することができる。
【0017】この場合、請求項10、11に記載した発
明のように、第2の演算増幅回路に対し請求項4、5に
記載したような位相補償を行う構成とすれば、第2の演
算増幅回路のIC化を容易に行うことができる。請求項
12に記載の発明においては、点火装置と直列に接続さ
れた第1の電界効果型トランジスタ(15、15a)
と、この第1の電界効果型トランジスタとともにカレン
トミラー回路を構成する電流検出用の第2の電界効果型
トランジスタ(19、19a)とを備え、第2の電界効
果型トランジスタに定電流源(20)から定電流を流
し、第1、第2の電界効果型トランジスタにおけるソー
スおよびドレインのうちの他方の電圧がそれぞれ等しく
なるように第1、第2の電界効果型トランジスタのゲー
ト電圧を制御するようにしたことを特徴としている。
【0018】この発明においても請求項1に記載の発明
と同様、点火装置への電流供給経路に電流検出抵抗を設
けることなく、点火装置に定電流を供給することができ
る。請求項13に記載の発明においては、点火装置と直
列に接続された電流供給用トランジスタ(15、15
a)と、この電流供給用トランジスタとともにカレント
ミラー回路を構成する電流検出用トランジスタ(19、
19a)とを備え、電流検出用トランジスタに定電流源
(20)から定電流を流し、点火トランジスタのオン時
に、電流検出用トランジスタに供給される定電流に対し
カレントミラー回路のカレントミラー比に応じた定電流
が電流供給用トランジスタから点火装置に流れるように
したことを特徴としている。
【0019】この発明においても請求項1に記載の発明
と同様、点火装置への電流供給経路に電流検出抵抗を設
けることなく、点火装置に定電流を供給することができ
る。請求項14に記載の発明においては、負荷回路(1
1)に直列に接続さた電流供給用トランジスタ(15、
15a)と、この電流供給用トランジスタとカレントミ
ラー回路を構成する電流検出用トランジスタ(19、1
9a)と、電流検出用トランジスタに定電流を流す定電
流源(20)と、電流検出用トランジスタの端子電圧
と、電流検出用トランジスタの端子電圧とが等しくなる
ように、電流検出用トランジスタと電流検出用トランジ
スタのそれぞれの制御端子に制御信号を供給する制御手
段(20〜23)とを備え、電流検出用トランジスタに
流れる定電流に対し、カレントミラー回路のカレントミ
ラー比に応じた定電流が電流供給用トランジスタから負
荷回路に供給されるようにしたことを特徴としている。
【0020】従って、カレントミラー回路を用い、定電
流源からの定電流に対しカレントミラー比に応じた定電
流を負荷回路に供給しているから、電流検出抵抗を必要
とすることなく、負荷回路を定電流制御することができ
る。なお、「特許請求の範囲」および「課題を解決する
ための手段」に記載した括弧内の符号は、後述する実施
形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1に、本発明の一実施形態を示す
エアバッグ装置の回路構成を示す。この図1において、
車載バッテリ1から図示しない昇圧回路を介し後述する
エアバッグ駆動回路に昇圧した電圧が供給される。ま
た、その昇圧した電圧は、エネルギー貯蔵手段としての
バックアップコンデンサ2に蓄えられる。
【0022】そして、イグニッションスイッチ3のオン
時に、車載バッテリ1からの昇圧した電圧もしくはバッ
クアップコンデンサ2からの電圧がエアバッグ駆動回路
に供給される。以下、車載バッテリ1、バックアップコ
ンデンサを電源手段といい、エアバッグ駆動回路に供給
される電圧を電源電圧として説明する。衝突検出部4
は、半導体式の加速度センサにて車両の加速度を検出
し、その検出した加速度により車両が衝突したことを検
出すると、ローレベルの衝突検出信号を出力する。
【0023】上記したエアバッグ駆動回路は、衝突検出
部4からの衝突検出信号を受けて運転席用、助手席用等
のエアバックをそれぞれ展開させる複数の駆動回路A、
B…にて構成されている。これらの駆動回路A、B…は
同一構成のものであるため、以下、駆動回路Aを例にと
ってその構成および作動を説明する。駆動回路Aにおい
て、スクィブ11と直列に、機械式衝突センサ(セーフ
ィングセンサ)12、点火用電力トランジスタ(Nチャ
ンネル型の電力用MOSトランジスタ)13が設けられ
ている。また、点火用電力トランジスタ13を駆動する
駆動トランジスタ14が設けられており、衝突検出部4
からローレベルの衝突検出信号が出力されると、駆動ト
ランジスタ14がオフし、点火用電力トランジスタ13
がオンする。
【0024】また、スクィブ11と直列にNチャンネル
型の電流供給用MOSトランジスタ(以下、フォースT
rという)15が設けられている。このフォースTr1
5は、後述するように点火用電力トランジスタ13のオ
ン時にスクィブ11に定電流を供給するためのものであ
る。上記した機械式衝突センサ12、フォースTr1
5、点火用電力トランジスタ13には、抵抗16、1
7、18がそれぞれ並列接続されている。これらは、図
示しないダイアグ(自己診断)回路によりダイアグを行
う時に、点火用電力トランジスタ13をオンさせて、ス
クィブ11に点火動作させない程度の微小電流を流し、
各部の電圧を検出して故障検出を行うために設けられて
いる。
【0025】フォースTr15には、ゲートおよびドレ
インがフォースTr15と共通接続されてフォースTr
15とともにカレントミラー回路を構成するNチャンネ
ル型の電流検出用MOSトランジスタ(以下、センスT
rという)19が並列接続されている。また、このセン
スTr19に定電流を供給する定電流源20が設けられ
ている。
【0026】演算増幅回路21は、反転入力端子にセン
スTr19のソースが接続され、非反転入力端子にフォ
ースTr15のソースが接続されている。これにより演
算増幅回路21が、フォースTr15のソース電圧とセ
ンスTr19のソース電圧とが等しくなるように、フォ
ースTr15とセンスTr19のゲート電圧を制御し、
点火用電力トランジスタ13のオン時に、フォースTr
15からスクィブ11に定電流が流れるように作動す
る。
【0027】この場合、演算増幅回路21は、電源電圧
を昇圧する昇圧回路22から定電流回路23を介した昇
圧電圧を用いてフォースTr15とセンスTr19のゲ
ート電圧を制御する。このことによって、電源電圧が5
Vより低下した場合でもゲート電圧を例えば15V程度
に高くし、フォースTr15とセンスTr19による定
電流供給動作を十分可能にしている。なお、定電流回路
23は、昇圧回路22から各駆動回路A、B…に昇圧電
圧が供給できるように設けられている。
【0028】そして、上記したフォースTr15、セン
スTr19、定電流源20、演算増幅回路21、昇圧回
路22、定電流回路23にて定電流回路を構成してい
る。この定電流回路は次のように動作する。まず、車両
が衝突状態になく、衝突検出部4から衝突検出信号が出
力されていないときには、駆動トランジスタ14がオン
し、点火用電力トランジスタ13はオフしている。
【0029】この場合、定電流回路は、フォースTr1
5、センスTr19がともにオンするように動作する。
このことを具体的な数値を用いて説明する。カレントミ
ラー回路を構成するフォースTr15とセンスTr19
のカレントミラー比を例えば1000:1とすると、フ
ォースTr15のオン抵抗とセンスTr19のオン抵抗
の比は1:1000になり、例えばセンスTr19のオ
ン抵抗を200Ωとすると、フォースTr15のオン抵
抗は200mΩとなる。
【0030】この場合、定電流源20の定電流値を1.
2mAとすると、センスTr19のドレイン−ソース間
電圧VDSは、200Ω×1.2mA=240mVとな
る。また、抵抗16、抵抗17、抵抗18の抵抗値をそ
れぞれ1kΩ、2kΩ、4kΩとし、スクィブ11の抵
抗値が約2Ωであるとすると、フォースTr15のドレ
イン−ソース間に流れる電流は、数mA、例えば2mA
となる。従って、フォースTr15のドレイン−ソース
間電圧VDSは200mΩ×2mA=400μVとなり、
センスTr19のドレイン−ソース間電圧VDSよりはる
かに小さい電圧となる。
【0031】センスTr19、フォースTr15のドレ
イン電圧は等しいため、それぞれのソース電圧には、上
記した電圧差が生じる。このため、演算増幅回路21
は、センスTr19、フォースTr15のゲート電圧を
上昇させるが、センスTr19、フォースTr15のソ
ース電圧には上記した大きな電圧差があるため、センス
Tr19、フォースTr15はともにオンした状態にな
る。
【0032】次に、車両の衝突時で衝突検出部4から衝
突検出信号が出力され、駆動トランジスタ14がオフ
し、点火用電力トランジスタ13がオンした場合につい
て説明する。この場合、機械式衝突センサ12は、衝突
検出部が衝突検出する前にオン状態になっている。従っ
て、電源手段から機械式衝突センサ12、フォースTr
15、スクィブ11、点火用電力トランジスタ13の経
路で点火電流が流れる。この点火電流は、定電流源20
を流れる電流が1.2mAであり、フォースTr15と
センスTr19のカレントミラー比が1000:1であ
るため、1.2Aとなる。
【0033】ここで、フォースTr15に流れる電流が
1.2Aより増加すると、フォースTr15のゲート−
ソース間電圧VGSが大きくなり、フォースTr15のソ
ース電圧が低下する。また、センスTr19に流れる電
流は1.2mAで一定であるため、センスTr19のゲ
ート−ソース間電圧VGSは一定である。このため、演算
増幅回路21は、センスTr19、フォースTr15の
ゲート電圧を低下させ、フォースTr15に流れる電流
を低下させる。
【0034】また、フォースTr15に流れる電流が
1.2Aより低下すると、フォースTr15のゲート−
ソース間電圧VGSが小さくなり、フォースTr15のソ
ース電圧がセンスTr19より大きくなるため、演算増
幅回路21は、センスTr19、フォースTr15のゲ
ート電圧を上昇させ、フォースTr15に流れる電流を
増加させる。
【0035】従って、このような作動により、フォース
Tr15に流れる電流、すなわちスクィブ11に流れる
点火電流を1.2Aの定電流にすることができる。すな
わち、上記した定電流回路は、カレントミラー回路を構
成するフォースTr15とセンスTr19のドレイン、
ゲート、ソースの各電圧を等しくするように動作し、セ
ンスTr19に流れる電流を一定にすることにより、フ
ォースTr15に流れる点火電流を一定にする。また、
定電流回路をMOSトランジスタで構成することによ
り、温度特性を非常に良好にすることができ、実験によ
れば±3%の精度で定電流制御を行うことが確認でき
た。
【0036】図2に、定電流源20の構成を示す。定電
流源20は、ベースが接続された一対のバイポーラトラ
ンジスタ20a、20bを有するカレントミラー回路構
成のもので、電源手段から図示しない安定化電源回路を
介した安定化電圧Vccにより調整抵抗20cを介して一
方のバイポーラトランジスタ20bに流れる電流と等し
い電流が他方のバイポーラトランジスタ20aに流れる
ようにしている。
【0037】図1に示す構成において、点火用電力トラ
ンジスタ13がオンしたとき、ノイズ等によりフォース
Tr15のソースが負電圧になった場合、あるいはスク
ィブ11にインダクタ成分が含まれていてフォースTr
15のソースがフライホイールにより負電圧になった場
合、定電流源20のバイポーラトランジスタ20aはそ
のコレクタ−エミッタ間の飽和電圧が約0.1Vである
ため、コレクタ電圧は0.1V以下にはならず、このた
め、演算増幅回路21は、出力電圧を下げセンスTr1
9、フォースTr15をともにオフさせる。
【0038】このようにフォースTr15が一旦オフす
ると、フォースTr15のソース電圧が点火用電力トラ
ンジスタ13のオンにより接地電圧レベルになるため、
負電圧の発生が解消されてもフォースTr15はオフ状
態に維持される。すなわち、フォースTr15はオフに
ロックされる。このため、スクィブ11に点火電流を供
給できなくなるという不具合が生じる。
【0039】このような問題を解決するため、本実施形
態では、演算増幅回路24を設け、上記した負電圧の発
生時に点火用電力トランジスタ13をオフさせ、負電圧
の発生解消に伴ってフォースTr15のソース電圧を正
常電圧に復帰させるようにしている。具体的には、フォ
ースTr15のソースが負電圧になり、基準電源25の
電圧(例えば、0.3V)より低くなると、この演算増
幅回路24の出力がローレベルになり、点火用電力トラ
ンジスタ13をオフさせる。この後、負電圧の発生がな
くなると、抵抗17、18の分圧比に従ってフォースT
r15のソース電圧が上昇しフォースTr15のソース
電圧が正常電圧に復帰する。
【0040】その結果、演算増幅回路21は、センスT
r19、フォースTr15のゲート電圧を上昇させ、定
電流制御を再開する。また、フォースTr15のソース
電圧の上昇により、演算増幅回路24の出力はハイレベ
ルになり、点火用電力トランジスタ13をオンさせて、
正常な点火動作に移行する。また、ダイアグ時に点火用
電力トランジスタ13がオンできるかチェックする際、
演算増幅回路24を帰還制御することによりスクィブ1
1の電圧を定値制御し観測性を向上させている。すなわ
ち、機械式衝突センサ12がオフで微小な電流しか流れ
ない時、点火用電力トランジスタ13をオンさせると、
点火用電力トランジスタ13、演算増幅回路24、基準
電源25は、帰還制御によってスクィブ11の上側電圧
と基準電圧25が等しくなるように制御する。
【0041】しかしながら、演算増幅回路24を、例え
ばコンパレータに置き換えた場合には、スクィブ11の
電圧は発振し、観測性は非常に悪くなる。つまり、コン
パレータの場合、スクィブ11の上側電圧が基準電圧よ
りも高くなると、コンパレータの出力がハイレベルとな
り点火用電力トランジスタ13をオンさせるように動作
する。点火用電力トランジスタ13がオンすると、機械
式衝突センサ12がオフで微小な電流しか流れない時に
はスクィブ11による電圧ドロップが小さいため、スク
ィブ11の上側電圧は基準電圧25よりも低くなる。こ
れによりコンパレータの出力がローレベルに切り換わ
り、点火用電力トランジスタ13をオフさせる。この繰
り返しにより演算増幅回路24としてコンパレータを用
いた場合にはスクィブ11の電圧が発振してしまう。
【0042】なお、帰還制御を行う演算増幅回路24を
用いる場合、機械式衝突センサ12、点火用電力トラン
ジスタ13がオンしてスクィブ11に1.2A程度の電
流を流す際には、点火用電力トランジスタ13がオンし
た状態でスクィブ11の上側電圧は基準電圧25の電圧
値に比べて十分高い値となるため、演算増幅回路24の
出力はハイレベルの状態に保持される。
【0043】また、機械式衝突センサ12、点火用電力
トランジスタ13がオンしてスクィブ11に1.2A程
度の電流を流すことのみを考えれば、演算増幅回路24
はコンパレータであっても構わない。また、図1に示す
構成において、フォースTr15のソースとスクィブ1
1との間の配線が噛み込み等で接地した場合、フォース
Tr15のソース電圧は0Vになるため、演算増幅回路
21は、センスTr19、フォースTr15のゲート電
圧を下降させ、センスTr19、フォースTr15をと
もに完全にオフした状態にする。この場合、この駆動回
路Aには抵抗17を介して微小電流しか流れないため、
車両衝突時に他の駆動回路B…への点火電流供給動作に
何ら影響を与えることはない。
【0044】また、車両の衝突時に車載バッテリ1から
の電源供給が遮断され、バックアップコンデンサ2によ
り電源供給を行う場合、その電源電圧が低下していく
が、その場合でも昇圧回路22からの昇圧電圧を用いて
フォースTr15とセンスTr19のゲート電圧を高く
しているから、定電流回路の動作を保証し、また、フォ
ースTr15のドレイン−ソース間の抵抗が非常に小さ
くできるため、電源電圧が非常に低くなっても定電流を
スクィブ11に供給することができる。
【0045】次に、上記した演算増幅回路21、24の
構成について説明する。一般に、L成分を含む負荷を演
算増幅回路を用いて制御する場合、その負荷により入力
電圧と出力電圧の間に位相ずれが生じると出力電圧が発
振してしまうため、演算増幅回路には位相ずれを補償す
るためのコンデンサが内蔵されている。ここで、スクィ
ブ11にはL成分が含まれているため、スクィブ11を
演算増幅回路21、24により制御する場合、演算増幅
回路21、24には位相補償用のコンデンサが必要とな
る。しかしながら、位相補償用のコンデンサは大きな容
量を必要とするため、演算増幅回路21、24をIC化
する上で不利となる。
【0046】そこで、本実施形態においては、大きな容
量の位相補償用のコンデンサを用いずに演算増幅回路2
1、24を構成している。まず、演算増幅回路21の構
成について説明する。図3に、その詳細な回路構成を示
す。演算増幅回路21は、反転入力端子21a、非反転
入力端子21b、センスTr19とフォースTr15に
ゲート電圧を出力する出力端子21cを有し、さらにト
ランジスタ21d〜21j、定電流源21k〜21m、
および位相遅れ回路を構成する抵抗21n、コンデンサ
21oを備えている。
【0047】この演算増幅回路21の作動について説明
する。反転入力端子21aの電圧が非反転入力端子21
bの電圧に対し低下した状態になると、トランジスタ2
1dを流れる電流が増大し、トランジスタ21e、21
fはオンする。その結果、トランジスタ21hがオン、
トランジスタ21iおよび21jがオフし、出力端子2
1cの出力電圧を上昇させる。一方、反転入力端子21
aの電圧が非反転入力端子21bの電圧に対して上昇し
た状態になると、トランジスタ21gを流れる電流の方
が増大するため、トランジスタ21hがオフ、トランジ
スタ21iおよび21jがオンし、出力端子21cの出
力電圧を低下させる。従って、この演算増幅回路21
は、反転入力端子21aの電圧と非反転入力端子21b
の電圧が等しくなるように作動する。
【0048】このような作動において、出力端子21c
にはフォースTr15を介してスクィブ11が接続され
ているため、出力電圧の位相が進むことになるが、抵抗
21nおよびコンデンサ21oにて構成される位相遅れ
回路により出力電圧の位相を遅らせているため、全体と
して位相が調整されたものとなり、出力電圧の発振を防
止することができる。
【0049】この場合、コンデンサ21oと抵抗21n
とで位相遅れ回路を構成しているため、コンデンサ21
oの容量を小さくしても、十分な位相補償を行うことが
でき、演算増幅回路21のIC化を容易に行うことがで
きる。次に、演算増幅回路24の構成について説明す
る。図4に、その詳細な回路構成を示す。演算増幅回路
24は、反転入力端子24a、非反転入力端子24b、
および点火用電力トランジスタ13にゲート電圧を出力
する出力端子24cを有し、さらにトランジスタ24d
〜24m、定電流源24n、24oを備えている。な
お、トランジスタ24l、24mは、定電流源24n、
24oから定電流を流すために設けられている。
【0050】この演算増幅回路24の作動について説明
する。反転入力端子24aの電圧が非反転入力端子24
bの電圧に対し上昇した状態になると、ダーリントン接
続されたトランジスタ24e、24fおよびトランジス
タ24h、24iにおいて、トランジスタ24iのベー
ス電圧がトランジスタ24fのベース電圧より高くな
り、トランジスタ24lを流れる定電流がトランジスタ
24fのコレクタ−エミッタ間を流れる。
【0051】トランジスタ24jとトランジスタ24k
はカレントミラー回路を構成しているため、トランジス
タ24fを流れる定電流と等しい定電流がトランジスタ
24kに流れる。この場合、トランジスタ24kは、点
火用電力トランジスタ13のゲートから電荷を引き抜い
て定電流を流すようにするため、点火用電力トランジス
タ13のゲートは定電流放電される。
【0052】逆に、非反転入力端子24bの電圧が反転
入力端子24aの電圧に対し上昇した状態になると、ト
ランジスタ24fのベース電圧がトランジスタ24iの
ベース電圧より高くなるため、トランジスタ24mを流
れる定電流がトランジスタ24iのコレクタ−エミッタ
間を流れる。このとき、カレントミラー回路を構成する
トランジスタ24jとトランジスタ24kはオフしてい
るため、トランジスタ24iを流れる定電流により点火
用電力トランジスタ13のゲートを定電流充電する。
【0053】すなわち、この演算増幅回路24は、点火
用電力トランジスタ13のゲート−ソース間に約500
〜3000pFの寄生容量があることを利用し、その容
量を用いて定電流充電あるいは定電流放電を行い、出力
電圧を遅延させて出力電圧の発振を防止している。従っ
て、演算増幅回路24に位相補償用のコンデンサを設け
る必要がないため、演算増幅回路24のIC化を容易に
行うことができる。
【0054】なお、上記した演算増幅回路24におい
て、トランジスタ24e、24f、およびトランジスタ
24h、24iを、ダーリントン接続にて構成するもの
を示したが、1つのトランジスタ24f、24iにてそ
れぞれを構成するようにしてもよい。また、演算増幅回
路21、24を図3、図4に示す回路にてそれぞれ構成
するものを示したが、演算増幅回路21に図4で示した
定電流充放電回路構成のものを用いてもよく、また演算
増幅回路24に図3で示した位相遅れ回路を設けた回路
構成のものを用いてもよい。また、演算増幅回路21、
24を、図3あるいは図4に示す回路構成のいずれか一
方にて同様の構成としてもよい。
【0055】また、図1に示す実施形態では、フォース
Tr15、センスTr19をNチャンネル型にて構成す
るものを示したが、図5に示すようにPチャンネル型の
フォースTr15a、センスTr19aにて構成しても
よい。この図5に示す構成において、フォースTr15
a、センスTr19aのソースは共通接続されている。
そして、それぞれのドレイン電圧が等しくなるように演
算増幅回路21aがそれぞれのゲート電圧を制御する。
この場合、フォースTr15aのドレインが演算増幅回
路21aの反転入力端子に接続され、センスTr19a
のドレインが演算増幅回路21aの非反転入力端子に接
続される。
【0056】この構成の場合、センスTr19aに定電
流源20から定電流が供給されているので、センスTr
19aのソース−ドレイン間電圧は一定になり、フォー
スTr15aに流れる電流が増加すると、フォースTr
15aのソース−ドレイン間電圧が大きくなり、演算増
幅回路21aはフォースTr15a、センスTr19a
のゲート電圧を上昇させ、フォースTr15aに流れる
電流を低下させる。逆に、フォースTr15aに流れる
電流が低下すると、フォースTr15aのソース−ドレ
イン間電圧が小さくなり、演算増幅回路21aはフォー
スTr15a、センスTr19aのゲート電圧を低下さ
せ、フォースTr15aに流れる電流を上昇させる。従
って、この実施形態においても、スクィブ11に定電流
を供給することができる。
【0057】また、フォースTr15、センスTr19
をMOSトランジスタのような電界効果型トランジスタ
でなく、バイポーラトランジスタで構成してもよい。例
えば、図1に示す構成に対し、フォースTr15、セン
スTr19をNPNトランジスタで構成し、図5に示す
構成に対し、フォースTr15a、センスTr19bを
PNPトランジスタで構成する。そして、演算増幅回路
21にてそれぞれのトランジスタのベース(制御端子)
電圧を制御する。
【0058】但し、図1、図5に示すようにMOSトラ
ンジスタで構成した方が、ドレイン−ソース間の電圧を
小さくできるため、電源電圧が低下した場合の定電流動
作を確実に行うことができる。また、また、バイポーラ
トランジスタにより定電流回路を構成した場合には、そ
の温度特性および製造上のばらつきにより定電流を供給
する精度が悪くなる。従って、MOSトランジスタでカ
レントミラー回路を構成した方が好ましい。
【0059】また、上述した実施形態では、機械式衝突
センサ12を電源側に設けるものを示したが、点火用電
力トランジスタ13と接地との間に設けるようにしても
よい。また、スクィブ11の位置も定電流回路の下側で
なく上側でもよい。さらに、乗員保護装置としてエアバ
ッグに適用するものを示したが、プリローダ等に適用し
てもよい。
【0060】また、本発明は、乗員保護装置の駆動回路
に適用されるものに限らず、負荷回路としてモータ等の
誘導性負荷やランプ、ブザー等を用い、それらを上記し
たカレントミラー回路構成のものにて定電流制御するよ
うにしてもよい。また、定電流源20は、外部からの指
示等によりその電流値を可変にできるものであってもよ
い。あるいは、不揮発性メモリ等の記憶回路による指令
値に応じて定電流を流すように構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すエアバッグ装置の回
路構成を示す図である。
【図2】図1中の定電流源20の回路構成を示す図であ
る。
【図3】図1中の演算増幅回路21の回路構成を示す図
である。
【図4】図1中の演算増幅回路24の回路構成を示す図
である。
【図5】本発明の他の実施形態を示すエアバッグ装置の
部分回路構成を示す図である。
【図6】従来のエアバッグ装置の部分回路構成を示す図
である。
【符号の説明】
1…車載バッテリ、2…バックアップコンデンサ、3…
イグニッションスイッチ、4…衝突検出部、11…スク
ィブ、12…機械式衝突センサ、13…点火用電力トラ
ンジスタ、14…駆動トランジスタ、15…フォースT
r、19…センスTr、20…定電流源、21…演算増
幅回路、22…昇圧回路、23…定電流回路、24…演
算増幅回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 勝一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (56)参考文献 特開 平5−319201(JP,A) 特開 平3−57748(JP,A) 特開 平7−2050(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/01 B60R 21/32

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員保護装置を作動させる点火装置(1
    1)に点火用トランジスタ(13)が直列接続されてお
    り、前記点火用トランジスタがオンしたとき、電源手段
    (1、2)からの電源供給により定電流回路を用いて前
    記点火装置に点火用の定電流を供給するようにした乗員
    保護装置の駆動回路において、 前記定電流回路は、 前記点火装置と直列に接続されたNチャンネル型の第1
    の電界効果型トランジスタ(15)と、 ゲートおよびドレインが前記第1の電界効果型トランジ
    スタと共通接続されて前記第1の電界効果型トランジス
    タとカレントミラー回路を構成する電流検出用のNチャ
    ンネル型の第2の電界効果型トランジスタ(19)と、 前記第2の電界効果型トランジスタのゲート−ソース間
    電圧を一定にする手段(20)と、 前記第1、第2の電界効果型トランジスタのソース電圧
    に応じ、両電圧を等しくするように前記第1、第2の電
    界効果型トランジスタのゲート電圧を制御するゲート電
    圧制御手段(21〜23)とを有することを特徴とする
    乗員保護装置の駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記ゲート−ソース間電圧を一定にする
    手段は、前記第2の電界効果型トランジスタに定電流を
    流す定電流源(20)であることを特徴とする請求項1
    に記載の乗員保護装置の駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電圧制御手段は、前記第1の
    電界効果型トランジスタのソース電圧が非反転入力端子
    に入力され、前記第2の電界効果型トランジスタのソー
    ス電圧が反転入力端子に入力される第1の演算増幅回路
    (21)を有することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の乗員保護装置の駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の演算増幅回路は、前記第1、
    第2の電界効果型トランジスタのゲートへの出力電圧の
    位相を遅らせる位相遅れ回路を有し、この位相遅れ回路
    は、抵抗(21n)およびコンデンサ(21o)から構
    成されていることを特徴とする請求項3に記載の乗員保
    護装置の駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の演算増幅回路は、前記第1、
    第2の電界効果型トランジスタのゲートを定電流にて充
    放電するように構成されていることを特徴とする請求項
    3に記載の乗員保護装置の駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記ゲート電圧制御手段は、前記電源手
    段の電圧を昇圧する昇圧手段(22)を有し、この昇圧
    された電圧を用いて前記ゲート電圧を制御することを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の乗員保
    護装置の駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記第1の電界効果型トランジスタのソ
    ースと前記点火装置の一端側が接続され、前記点火装置
    の他端側が前記点火用トランジスタを介して接地されて
    おり、 前記第1の電界効果型トランジスタのソースに負電圧が
    発生し前記第1の電界効果型トランジスタがオフ状態に
    なったときに、前記負電圧の発生解消に伴って前記第1
    の電界効果型トランジスタのソース電圧を正常電圧に復
    帰させる電圧復帰手段(24、25)を有することを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の乗員保
    護装置の駆動回路。
  8. 【請求項8】 前記第1の電界効果型トランジスタおよ
    び前記点火用トランジスタには、抵抗(17、18)が
    それぞれ並列接続されており、前記電圧復帰手段は、前
    記第1の電界効果型トランジスタのソースに負電圧が発
    生しているときに前記点火用トランジスタをオフさせる
    手段(24、25)であることを特徴とする請求項7に
    記載の乗員保護装置の駆動回路。
  9. 【請求項9】 前記点火用トランジスタは電界効果型ト
    ランジスタで構成されており、前記点火用トランジスタ
    をオフさせる手段は、前記第1の電界効果型トランジス
    タのソース電圧を基準電圧に等しくするように作動して
    前記点火用トランジスタをなす電界効果型トランジスタ
    のゲート電圧を制御する第2の演算増幅回路(24)を
    有することを特徴とする請求項8に記載の乗員保護装置
    の駆動回路。
  10. 【請求項10】 前記第2の演算増幅回路は、前記点火
    用トランジスタをなす電界効果型トランジスタのゲート
    を定電流にて充放電するように構成されていることを特
    徴とする請求項9に記載の乗員保護装置の駆動回路。
  11. 【請求項11】 前記第2の演算増幅回路は、前記点火
    用トランジスタをなす電界効果型トランジスタのゲート
    への出力電圧の位相を遅らせる位相遅れ回路を有し、こ
    の位相遅れ回路は、抵抗(21n)およびコンデンサ
    (21o)から構成されていることを特徴とする請求項
    9に記載の乗員保護装置の駆動回路。
  12. 【請求項12】 乗員保護装置を作動させる点火装置
    (11)に点火用トランジスタ(13)が直列接続され
    ており、前記点火用トランジスタがオンしたとき前記点
    火装置に点火用の電流を供給するようにした乗員保護装
    置の駆動回路において、 前記点火装置と直列に接続された第1の電界効果型トラ
    ンジスタ(15、15a)と、 ソースおよびドレインのうちの一方とゲートが前記第1
    の電界効果型トランジスタと共通接続されて前記第1の
    電界効果型トランジスタとカレントミラー回路を構成す
    る電流検出用の第2の電界効果型トランジスタ(19、
    19a)と、 前記第2の電界効果型トランジスタに定電流を流す定電
    流源(20)と、 前記第1、第2の電界効果型トランジスタにおけるソー
    スおよびドレインのうちの他方の電圧がそれぞれ等しく
    なるように前記第1、第2の電界効果型トランジスタの
    ゲート電圧を制御するゲート電圧制御手段(20〜2
    3)とを備え、 前記点火用トランジスタの作動時に前記第1の電界効果
    型トランジスタから前記点火装置に点火用の定電流を供
    給するようにしたことを特徴とする乗員保護装置の駆動
    回路。
  13. 【請求項13】 乗員保護装置を作動させる点火装置
    (11)に点火用トランジスタ(13)が直列接続され
    ており、前記点火用トランジスタがオンしたとき前記点
    火装置に点火用の電流を供給するようにした乗員保護装
    置の駆動回路において、 前記点火装置と直列に接続された電流供給用トランジス
    タ(15、15a)と、 前記電流供給用トランジスタに並列接続され前記電流供
    給用トランジスタとカレントミラー回路を構成する電流
    検出用トランジスタ(19、19a)と、 前記電流検出用トランジスタに定電流を流す定電流源
    (20)とを備え、 前記点火トランジスタのオン時に、前記電流検出用トラ
    ンジスタに流れる定電流に対し前記カレントミラー回路
    のカレントミラー比に応じた定電流が前記電流供給用ト
    ランジスタから前記点火装置に流れるようにしたことを
    特徴とする乗員保護装置の駆動回路。
  14. 【請求項14】 負荷回路(11)と、 前記負荷回路に直列に接続され前記負荷回路に負荷電流
    を供給する電流供給用トランジスタ(15、15a)
    と、 前記電流供給用トランジスタに並列接続され前記電流供
    給用トランジスタとカレントミラー回路を構成する電流
    検出用トランジスタ(19、19a)と、 前記電流検出用トランジスタに定電流を流す定電流源
    (20)と、 前記電流検出用トランジスタにおいて前記定電流源によ
    る定電流が流れる端子の電圧と、前記電流検出用トラン
    ジスタにおいて前記負荷回路に負荷電流を供給する端子
    の電圧とが等しくなるように、前記電流検出用トランジ
    スタと前記電流検出用トランジスタのそれぞれの制御端
    子に制御信号を供給する制御手段(20〜23)とを備
    え、 前記電流検出用トランジスタに流れる定電流に対し、前
    記カレントミラー回路のカレントミラー比に応じた定電
    流が前記電流供給用トランジスタから前記負荷回路に供
    給されるようにしたことを特徴とする定電流制御回路。
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