JPH0796815A - エアバック装置のための電気制御装置 - Google Patents

エアバック装置のための電気制御装置

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JPH0796815A
JPH0796815A JP5240010A JP24001093A JPH0796815A JP H0796815 A JPH0796815 A JP H0796815A JP 5240010 A JP5240010 A JP 5240010A JP 24001093 A JP24001093 A JP 24001093A JP H0796815 A JPH0796815 A JP H0796815A
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JP
Japan
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power supply
airbag
failure
cut
auxiliary power
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JP5240010A
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Inventor
Masahiro Shindo
政廣 神藤
Norihiko Nagae
典彦 長江
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障診断回路用の第2の補助電源を小型にし
たエアバック装置のための電気制御装置を提供する。 【構成】 エアバック展開用の第1の補助電源としての
コンデンサ18と、エアバックの展開時期判定用及び作
動制御部の故障診断用の第2の補助電源としてのコンデ
ンサ23との間にトランジスタ32を介装した選択接続
手段を設ける。通常、コンデンサ18をコンデンサ23
にトランジスタ32を介して電気的に接続しておき、バ
ッテリ12から電力供給遮断時にもレギュレータ22を
介して故障診断回路25bを長時間作動させる。バッテ
リ12からの電力供給遮断後、スクイブ16に電流を流
してエアバックを展開させるときには、セーフィング回
路24又は点火判定回路25aからのハイレベル信号に
よりトランジスタ33を介してトランジスタ32をオフ
して、エアバックの展開を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エアバックを作
動させるとともにエアバックの作動制御部の故障を診断
することが可能なエアバック装置のための電気制御装置
に係り、特にバッテリからの電力供給が遮断された場合
に利用される補助電源を備えたエアバック装置のための
電気制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば実開平2
−49772号公報に示されているように、主電源から
の電力を蓄積して同主電源からの電力供給が遮断された
ときエアバックを展開させる展開手段に電力を供給する
第1の補助電源と、主電源からの電力を蓄積して同主電
源からの電力供給が遮断されたときエアバックの展開時
期を判定する判定手段及びエアバックの作動制御部の故
障を診断する故障診断手段に電力を供給する第2の補助
電源とを備え、イグニッションスイッチのオフ、衝突に
よる電力供給線の切断などにより、主電源から展開手
段、展開判定手段及び故障診断手段への電力の供給が停
止されても、エアバックを展開させることができるとと
もにエアバックの作動制御部の故障を診断できるように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来装置にあっては、故障診断装置は通常故障診断時に
故障内容を記憶する不揮発性メモリを有しており、同メ
モリは電力を比較的多く消費するので、第2の補助電源
にて多くの電力を蓄積できるようにする必要があり、こ
の第2の補助電源が大型化してしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記問題に対処するためになさ
れたもので、その目的は第1の補助電源に蓄積された電
力を有効に利用することにより、第2の補助電源を小型
にしたエアバック装置のための電気制御装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、エア
バック展開用の第1の補助電源とエアバックの展開時期
判定用及びエアバックの作動制御部の故障診断用の第2
の補助電源との間に選択接続手段を設け、通常第1の補
助電源を第2の補助電源に電気的に接続しておき、エア
バックの展開判定時に前記電気的な接続を切り離すよう
にしたことにある。
【0006】また、上記請求項2に記載の発明の構成上
の特徴は、主電源からの電力供給が遮断されてから所定
時間の経過を計測するタイマ手段を設けるとともに、エ
アバック展開用の第1の補助電源とエアバックの展開時
期判定用及びエアバックの作動制御部の故障診断用の第
2の補助電源との間に選択接続手段を設け、少なくとも
主電源からの電力供給が遮断されてからは第1の補助電
源を第2の補助電源から電気的に切り離しておき、タイ
マ手段が前記所定時間の計測を終了したときから同第1
の補助電源を同第2の補助電源に電気的に接続するよう
にしたことにある。
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1に係る発明にお
いては、主電源からの電力供給が遮断された後、エアバ
ックが展開されないときには、第1の補助電源に蓄積さ
れた電力が選択接続手段を介して第2の補助電源に供給
されるので、第2の補助電源を小さくしても故障診断手
段を長時間作動させることができる。一方、主電源から
の電力供給が遮断された後、エアバックが展開されると
きには(エアバックは、展開されるとしても、イグニッ
ションスイッチのオフ、衝突による電力供給線の断線な
どにより主電源からの電力供給の遮断直後に起こる)、
第1の補助電源に蓄積された電力が選択接続手段を介し
て第2の補助電源に供給されることはなくエアバックの
展開に利用されるので、エアバックを確実に展開させる
ことができる。そして、このようにエアバックが展開さ
れてしまった後には、故障診断手段を長時間作動させる
必要はないので、故障診断手段の機能は制限されない。
【0008】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、主電源からの電力供給が遮断された
後、タイマ手段が所定時間の計測を終了するまでは、第
1の補助電源の電力が選択接続手段を介して第2の補助
電源に供給されることはない。一方、エアバックは展開
されるとしても、イグニッションスイッチのオフ、衝突
による電力供給線の断線などにより主電源からの電力供
給の遮断直後に起こる。したがって、主電源からの電力
供給が遮断された後、エアバックが展開される場合に
は、第1の補助電源に蓄積された電力が選択接続手段を
介して第2の補助電源に供給されることはなくエアバッ
クの展開に利用されるので、エアバックを確実に展開さ
せることができる。そして、この場合も、このようにエ
アバックが展開されてしまった後には、故障診断手段を
長時間作動させる必要はないので、故障診断手段の機能
は制限されない。また、主電源からの電力供給が遮断さ
れた後、エアバックが展開されない場合には、故障診断
手段には、初め第2の補助電源からのみの電力が供給さ
れ、かつ所定時間後には選択接続手段を介して第1の補
助電源からの電力も供給されるようになるので、第2の
補助電源を小さくしても故障診断手段を長時間作動させ
ることができる。
【0009】
【発明の効果】上記作用説明からも理解できるとおり、
上記請求項1,2に係る両発明によれば、エアバックの
展開制御機能及びエアバックの作動制御部の故障診断機
能を損なうことなく、第2の補助電源を小型化すること
ができる。
【0010】
【実施例】
a.第1実施例 以下、本発明の第1実施例を図面を用いて説明すると、
図1は同第1実施例に係るエアバック装置のための電気
制御装置を示している。この電気制御装置は、イグニッ
ションスイッチ11を介装した比較的長い電力供給線L
1を介してバッテリ12に接続された昇圧器13を備え
ている。昇圧器13はバッテリ12からの電圧を第1所
定電圧(例えば、12〜16v)に昇圧して、同昇圧さ
れた第1所定電圧を電源ラインL2に供給する。この電
源ラインL2とアースとの間には、逆流阻止用のダイオ
ード14、ゲート回路15、エアバック装置の火薬に点
火するためのスクイブ16及びゲート回路17が直列に
接続されている。ダイオード14とゲート回路15の接
続点と、アースとの間には第1の補助電源を構成するコ
ンデンサ18(例えば、4700μF)が接続されている。
また、電源ラインL2にはダイオード21及びレギュレ
ータ22が直列に接続されており、レギュレータ22は
電源ラインL2からの第1所定電圧を第2所定電圧+V
(例えば、5v)に変換するとともに安定化して出力す
る。ダイオード21とレギュレータ22の接続点と、ア
ースとの間には第2の補助電源を構成するコンデンサ2
3(例えば、9400μF)が接続されている。さらに、こ
の電源ラインL2はエアバック装置のための他の電気制
御装置にも接続されている。
【0011】レギュレータ22は、第2所定電圧+V
を、セーフィング回路24を包含する第1マイクロコン
ピュータと、点火判定回路25a、故障診断回路25b
及び不揮発性メモリ(E2PROM)25cを包含する第2マ
イクロコンピュータ25とにそれぞれ供給する。セーフ
ィング回路24は、第1マイクロコンピュータによるプ
ログラム処理により、加速度センサ26から入力した加
速度を所定時間に渡って積分して、この積分値が第1所
定値を越えたとき所定時間だけハイレベルとなるセーフ
ィング信号をゲート回路15に出力する。点火判定回路
25aは、第2マイクロコンピュータ25によるプログ
ラム処理により、加速度センサ26から入力した加速度
を所定時間に渡って積分して、この積分値が第2所定値
(第1所定値より大きい)を越えたとき所定時間だけハ
イレベルとなる点火判定信号をゲート回路17に出力す
る。故障診断回路25bは、第2マイクロコンピュータ
25によるプログラム処理により、加速度センサ26自
体の故障、同センサ26の接続線の断線及びショート、
スクイブ16の接続線の断線及びショート、バッテリ1
2及びコンデンサ18,23の端子電圧の上昇及び下
降、図示しない警告ランプの接続線の断線及びショート
などのエアバック装置の作動制御部の故障を所定時間毎
に診断して、故障診断時には不揮発性メモリ25cに故
障内容、故障時刻などを書き込む。
【0012】コンデンサ18の一端は逆流阻止用のダイ
オード31を介してスイッチング用のPNP型のトラン
ジスタ32のエミッタに接続されている。トランジスタ
32のコレクタはコンデンサ23の一端に接続されてい
る。トランジスタ32のベースはスイッチング用のNP
N型のトランジスタ33のコレクタに接続されている。
トランジスタ33のエミッタはアースされ、同トランジ
スタ33のベースには、レギュレータ22からの第2所
定電圧+Vが印可されるインバータ回路34の出力が接
続されている。インバータ回路34の入力にはダイオー
ド35,36を介してセーフィング回路24及び点火判
定回路25aの各出力がそれぞれ接続されている。
【0013】次に、上記のように構成した第1実施例の
動作を説明する。イグニッションスイッチ11がオンさ
れると、バッテリ12からの電圧が昇圧器13に供給さ
れ、昇圧器13は同供給電圧を第1所定電圧まで上昇さ
せて電源ラインL2に供給する。この電源ラインL2の
第1所定電圧はダイオード21を介してレギュレータ2
2に供給されるとともに、ダイオード14,21を介し
てコンデンサ18,23にも供給される。レギュレータ
22は第1所定電圧を第2所定電圧+Vに変換してセー
フィング回路24、第2マイクロコンピュータ25、イ
ンバータ回路34などに供給するので、各回路24,2
5,34が作動する。コンデンサ18,23は前記供給
された電圧により充電されて電力を蓄積する。
【0014】車体に対する衝撃がなく、加速度センサ2
6により検出される加速度が小さければ、セーフィング
回路24及び点火判定回路25aはローレベル信号をゲ
ート回路15,17に出力し続けるので、ゲート回路1
5,17がオフ状態に保たれてスクイブ16には電流が
流れない。一方、車体が受ける衝撃が大きくて、加速度
センサ26により検出される加速度が非常に大きくなる
と、セーフィング回路24及び点火判定回路25aは前
記検出加速度の積分値に基づいてハイレベル信号をゲー
ト回路15,17に出力する。これにより、コンデンサ
18に蓄積されていた電荷が放電してスクイブ16には
瞬間的に大きな電流が流れるので、エアバックが展開さ
れる。放電したコンデンサ18は昇圧器13からの第1
所定電圧でふたたび充電される。また、故障診断回路2
5bはエアバック装置の作動制御部の故障を所定時間毎
に診断しており、故障診断時には故障内容、故障時刻を
不揮発性メモリ25cに書き込む。
【0015】このような状態で、なんらかの理由によっ
てバッテリ12から電力供給線L1を介した電力供給が
遮断された後には、コンデンサ23に蓄積されている電
力がレギュレータ22に供給され、レギュレータ22が
セーフィング回路24、第2マイクロコンピュータ2
5、インバータ回路34などの作動を確保するので、セ
ーフィング判定及び点火判定は続行されるとともに、故
障の診断及び記憶も続行される。前記電力遮断後にセー
フィング判定又は点火判定がなされなければ、インバー
タ回路34の入力はローレベルに保たれたままであるの
で、インバータ回路34からトランジスタ33のベース
にはハイレベル信号が供給される。したがって、この場
合には、トランジスタ33がオンしてトランジスタ32
をオンさせるので、コンデンサ18に蓄積された電力は
レギュレータ22及びコンデンサ23にダイオード31
及びトランジスタ32を介して供給される。その結果、
レギュレータ22には両コンデンサ18,23からの電
力が供給されることになり、コンデンサ23を小型化し
ても(コンデンサ23の容量を小さくしても)、故障診
断回路25bによる故障診断及び故障記憶が長時間に渡
って実行され続ける。
【0016】次に、バッテリ12からの電力供給の遮断
後に、セーフィング回路24がセーフィング判定すると
ともに、点火判定回路25aが点火判定した場合につい
て説明する。このような現象は、車両の衝突によりエア
バックを展開すべき事態が発生するとほぼ同時に、前記
衝突に起因して電力供給線L1が切断されてしまった場
合などに生じる。このような状況下では、バッテリ12
からの電力供給のほぼ遮断時に、セーフィング回路24
は少なくともセーフィング信号を出力しているので、イ
ンバータ回路34の入力にはダイオード35を介してハ
イレベル信号が供給される。したがって、トランジスタ
33がオフすると同時にトランジスタ32もオフし、コ
ンデンサ18に蓄積されていた電力はレギュレータ22
及びコンデンサ23に供給されない。この場合、点火判
定回路25aが点火判定信号を出力した時点で、両ゲー
ト回路15,17がオンして、コンデンサ18に蓄積さ
れていた電力によりスクイブ16には大きな電流が流れ
るので、エアバックは確実に展開される。一方、レギュ
レータ22にはコンデンサ23に蓄積されていた電力が
しばらくの間供給されるので、前記バッテリ12からの
電力供給の遮断後にも故障診断回路25bは作動し続け
て不揮発性メモリ25cには故障内容及び故障時刻が記
憶され続ける。そして、このようにエアバックが展開さ
れてしまった後には、故障診断手段を長時間作動させる
必要はないので、故障診断手段の機能は制限されない。
【0017】b.第2実施例 次に、本発明の第2実施例について図面を用いて説明す
ると、図2は同第2実施例に係るエアバック装置のため
の電気制御装置を示している。この電気制御装置におい
ては、前記第1実施例のセーフィング回路24からダイ
オード35を介したインバータ34への信号路及び点火
判定回路25からダイオード36を介したインバータ3
4への信号路が削除され、レギュレータ22から第2所
定電圧+Vが供給される電力供給遮断検知回路41及び
タイマ回路42が付加されている。それ以外は、前記第
1実施例と同じである。
【0018】電力供給遮断検知回路41は電力供給線L
1の昇圧器13の近傍位置に接続されていて、入力電圧
が正の値であるときハイレベル信号を出力し、かつ入力
電圧が零になるとローレベル信号を出力する。これによ
り、バッテリ12から昇圧器13への電力供給の遮断が
検出される。タイマ回路42は、電力供給遮断検知回路
41からの信号がハイレベルであるときにはハイレベル
信号をインバータ回路34に出力し、同信号がローレベ
ルになった時間から時間計測を開始して所定の短時間
(例えば、103ミリ秒)の計測終了後にローレベル信
号をインバータ回路34に出力する。
【0019】このように構成した第2実施例において
も、イグニッションスイッチ11がオンされていて昇圧
器13にバッテリ12からの電圧が供給されている場合
には、前記第1実施例と同様に動作する。一方、なんら
かの理由により、バッテリ12からの電力供給が遮断さ
れると、電力供給遮断検知回路41及びタイマ回路42
は前記電力供給の遮断から所定の短時間だけインバータ
回路34にハイレベル信号を供給し続けるので、同短時
間の間、トランジスタ32,33をオフする。したがっ
て、前記短時間の間にはコンデンサ18に蓄積された電
力がレギュレータ22及びコンデンサ23に供給される
ことはなく、バッテリ12からの電力供給の遮断後にエ
アバックを展開させる必要がある場合(前記第1実施例
で説明したように、このような事態はバッテリ12から
の電力供給の遮断直後に起こる)でも、コンデンサ18
に蓄積された電力により、エアバックは確実に展開され
る。この第2実施例においても、前記のようにエアバッ
クが展開された場合には、コンデンサ23に蓄積された
電力によってのみ故障診断回路25bは作動可能である
ので、故障診断を長時間継続して行うことは無理であ
る。しかし、この場合には、前述のように、故障診断を
長時間継続して行う必要はないので、故障診断に支障を
来すことはない。
【0020】また、バッテリ12からの電力供給の遮断
後にエアバックを展開する必要がない場合には、前記所
定の短時間の間はレギュレータ22はコンデンサ23に
蓄積された電力により作動し、その後にはコンデンサ2
3及びコンデンサ18の両者に蓄積された電力により作
動するので、コンデンサ23を小型にしても、故障診断
回路25bの作動は長時間確保され、エアバック装置の
作動制御部の故障が長時間不揮発性メモリ25cに記憶
され続けることになる。
【0021】c.第3実施例 次に、本発明の第3実施例について図面を用いて説明す
ると、図3は同第3実施例に係るエアバック装置のため
の電気制御装置を示している。この電気制御装置におい
ては、前記第1実施例に前記第2実施例にて付加した電
力供給遮断検知回路41及びタイマ回路42が付加され
ている。
【0022】前記のように構成した第3実施例において
は、セーフィング判定回路24若しくは点火判定回路2
5aからのハイレベル信号、又はタイマ回路42からの
ハイレベル信号によりトランジスタ33がオフするの
で、セーフィング判定回路24若しくは点火判定回路2
5aがハイレベル信号を発生中に誤動作によりローレベ
ル信号を発生しても、コンデンサ18に蓄積された電力
がレギュレータ22及びコンデンサ23に供給されてし
まうことがなくなる。また、タイマ回路42がハイレベ
ル信号を発生中に誤動作によりローレベル信号を発生し
ても、コンデンサ18に蓄積された電力がレギュレータ
22及びコンデンサ23に供給されてしまうことがなく
なる。その結果、第3の実施例によれば、前記第1及び
第2実施例に比べて、エアバックの展開がより確実に実
行されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るエアバック装置の
ための電気制御装置の回路図である。
【図2】 本発明の第2実施例に係るエアバック装置の
ための電気制御装置の回路図である。
【図3】 本発明の第3実施例に係るエアバック装置の
ための電気制御装置の回路図である。
【符号の説明】
11…イグニッションスイッチ、12…バッテリ(主電
源)、13…昇圧器、15,17…ゲート回路(展開手
段)、16…スクイブ(展開手段)、18…コンデンサ
(第1の補助電源)、22…レギュレータ、23…コン
デンサ(第2の補助電源)、24…セーフィング回路
(判定手段)、25a…点火判定回路(判定手段)、2
5b…故障診断回路(故障診断手段)、25c…不揮発
性メモリ(記憶部)、26…加速度センサ、32,33
…トランジスタ(選択接続手段)、34…インバータ回
路(選択接続手段)、35,36…ダイオード(選択接
続手段)、41…電力供給遮断検知回路、42…タイマ
回路(タイマ手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバックの展開時期を判定する判定手
    段と、前記判定手段によるエアバックの展開判定に応答
    してエアバックを展開させる展開手段と、記憶部を有し
    エアバックの作動制御部の故障を診断して故障診断時に
    は故障内容を同記憶部に記憶する故障診断手段と、前記
    判定手段、展開手段及び故障診断手段に電力を供給する
    主電源と、前記主電源からの電力を蓄積して同主電源か
    らの電力供給が遮断されたとき前記展開手段に電力を供
    給する第1の補助電源と、前記主電源からの電力を蓄積
    して同主電源からの電力供給が遮断されたとき前記故障
    診断手段及び判定手段に電力を供給する第2の補助電源
    とを備えたエアバック装置のための電気制御装置におい
    て、通常第1の補助電源を第2の補助電源に電気的に接
    続させていて前記判定手段がエアバックを展開させるこ
    とを判定したとき前記電気的な接続を切り離す選択接続
    手段とを設けたことを特徴とするエアバック装置のため
    の電気制御装置。
  2. 【請求項2】 エアバックの展開時期を判定する判定手
    段と、前記判定手段によるエアバックの展開判定に応答
    してエアバックを展開させる展開手段と、記憶部を有し
    エアバックの作動制御部の故障を診断して故障診断時に
    は故障内容を同記憶部に記憶する故障診断手段と、前記
    判定手段、展開手段及び故障診断手段に電力を供給する
    主電源と、前記主電源からの電力を蓄積して同主電源か
    らの電力供給が遮断されたとき前記展開手段に電力を供
    給する第1の補助電源と、前記主電源からの電力を蓄積
    して同主電源からの電力供給が遮断されたとき前記故障
    診断手段及び判定手段に電力を供給する第2の補助電源
    とを備えたエアバック装置のための電気制御装置におい
    て、前記主電源からの電力供給が遮断されてから所定時
    間の経過を計測するタイマ手段と、少なくとも前記主電
    源からの電力供給が遮断されてから前記第1の補助電源
    を前記第2の補助電源から電気的に切り離していて前記
    タイマ手段が前記所定時間の計測を終了したときから同
    第1の補助電源を同第2の補助電源に電気的に接続する
    選択接続手段とを設けたことを特徴とするエアバック装
    置のための電気制御装置。
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