JP3171001U - 操作スイッチ - Google Patents

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俊憲 工藤
俊憲 工藤
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Abstract

【課題】部品点数を削減するとともに、所望の操作荷重が得られるスイッチ装置を提供する。【解決手段】固定接点51を備えた基材50と、固定接点51と対向する位置に配設され、内部に可動接点40を設けた反転動作可能な絶縁材からなる弾性体33と、弾性体33を押圧可能な押しボタン21とを備える。押しボタン21は弾性体33の上方に位置し、レバー部材20の一端部に配設されるとともに、レバー部材20の他端部は基材50に片持ち支持されている。基材50と対向し、押しボタン21の下方には押しボタン21の荷重を調整可能な調整部32を備えており、調整部32は反転動作可能であって、弾性体33の近傍に位置し、基材50から調整部32の下端部までの距離が、固定接点51から可動接点40の下端部までの距離より大きく形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、押圧操作されるキースイッチ装置に関し、特に、電子機器の入力装置であるリモコンに搭載されるキースイッチ装置に関する。
従来、電子機器等に使用されるスイッチ装置は、種々の提案がなされている。
特許文献1には、ボタンの下方に上方へ膨出する接点部(可動接点)が2個ずつ設けられ、この接点部の薄肉部の弾性によりボタンが上方へ付勢されており、各接点部下方のプリント基板に接点部により導通される接点(固定接点)が形成されている。
特許文献2に記載のスイッチ装置100は、図7に示す構造をしており、長寸の押しボタン111の下面には、安定部材113が回動可能に保持されるとともに、X字状に交差連結されたリンク部材105が回動可能に保持されており、押しボタン111はラバードーム103によって上方へ付勢されている。
特開平4−324212号 特開2000−11797号
しかしながら、特許文献1に記載されたスイッチ装置では、ボタンの端部を押下した場合でも導通するように、ボタンの下方に可動接点を2個ずつ設けられている。そのため、長寸のボタンでは、接点を複数設ける必要があり、部品点数が多くなる欠点がある。また、接点を1個にした場合は、特許文献2の安定部材のような、ボタンが水平に押下される部品が必要となり、部品点数が多くなるとともに構造も複雑となる。
また、特許文献2に記載されたスイッチ装置では、押しボタン111の上面を押し下げると、リンク部材105が回動しながら下方へ移動するとともに、安定部材113が回動しながら下方へ移動することにより、長寸の押しボタンでもガタツキが抑えられ水平に押圧可能となっているが、部品点数が多くなるとともに構造が複雑となる欠点がある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、長寸の押しボタンでも水平に押下可能とし、部品点数を削減するとともに、所望の操作荷重が得られるスイッチ装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案は、固定接点を備えた基材と、前記固定接点と対向する位置に配設され、内部に可動接点を設けた反転動作可能な絶縁材からなる弾性体と、前記弾性体を押圧可能な押しボタンとを備えたスイッチ装置において、前記押しボタンは前記弾性体の上方に位置し、板状部材の一端部に配設されるとともに、前記板状部材の他端部は前記基材に片持ち支持されており、前記基材と対向し、前記押しボタンの下方には前記押しボタンの荷重を調整可能な調整部を備えており、前記調整部は反転動作可能であって、前記押しボタンの下方への押圧により前記弾性体および前記調整部がそれぞれ前記固定接点および前記基材と接触する際に、前記弾性体よりも前記調整部が遅れて接触することを特徴とする。
このようにして構成された本考案は、押しボタンで押圧可能な位置に可動接点を設けた弾性体と荷重を調整可能な調整部を備えているので、弾性体の形状や厚み等を変更することなく荷重を効率よく調整することが可能である。また、押しボタンの押圧により可動接点を設けた弾性体および調整部がそれぞれ固定接点および基材と接触する際に、弾性体に設けられた可動接点が固定接点に接触するよりも調整部が基材に接触するのが遅れることにより、確実に電気的導通を確保することができる。
また、前記調整部は前記弾性体の近傍に位置し、前記基材から前記調整部の下端部までの距離が前記固定接点から前記絶縁材に設けられた可動接点の下端部までの距離よりも大きいことを特徴とする
このようにして構成された本考案は、調整部は弾性体の近傍に位置し、基材から調整部の下端部までの距離が固定接点から絶縁材に設けられた可動接点の下端部までの距離よりも大きいことにより、押しボタンで調整部および絶縁材を押圧した際に、絶縁材の可動接点が調整部よりも先に固定接点に接触する。このことにより、より確実に電気的導通を確保することができる。
また、前記調整部は可動接点がない絶縁材からなることを特徴とする。
このように構成した本考案は、調整部が可動接点を有していないので、基材の固定接点が最小数で設計可能である。このことにより、効率のよいパターン設計を行うことができる。
また、前記調整部は前記弾性体と一体形成されていることを特徴とする。
このようにして構成された本考案は、調整部と弾性体とが同一部品で形成されるため、部品点数の軽減を図ることができる。
以上のように本考案によれば、押しボタンで押圧可能な位置に可動接点を設けた弾性体と荷重を調整可能な調整部を備えているので、効率よい荷重の調整が可能であるとともに、押しボタンの押圧により可動接点を設けた弾性体および調整部がそれぞれ固定接点および基材と接触する際に、弾性体に設けられた可動接点が固定接点に接触するよりも調整部が基材に接触するのが遅れることにより、確実に電気的導通を確保することができる。
本考案の実施形態に係るスイッチ装置の構成を説明する分解斜視図である。 本考案の実施形態に係るスイッチ装置の初期状態を示す断面図である。 本考案の実施形態に係るスイッチ装置において、押しボタンを下方に押圧した場合の状態を示す断面図である。 図3における要部拡大図である。 本考案の実施形態に係るスイッチ装置において、変形例を示す断面図である。 図5における要部拡大図である。 従来例を示す断面図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本考案の実施形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係るスイッチ装置は、押しボタン21が配設されているレバー部材(板状部材)20と、調整部32と弾性体33とが形成されている弾性部材30と、可動接点40と、基板(基材)50と、ピン10とを含んで構成される。
最初にレバー部材20について図1を参照して説明する。レバー部材20は、例えば、絶縁性の樹脂材料で形成されている。このレバー部材20には、一端部側に押しボタン21が形成され、他端部側は挿通孔23と後述する基板50の貫通孔52がピン10によって押圧可能に片持ち支持されている。また、レバー部材20には屈曲部22が設けられており、この屈曲部22により後述する弾性部材30との隙間を一定に保っている。また、押しボタン21は後述する弾性体33の上方に位置し、上部から下方にむかって押圧した際にはこの屈曲部22が支点となって押しボタン21が回動動作することにより、後述する弾性部材30に形成されている調整部32および弾性体33を下方に変移させる。
次に、弾性部材30について図1および図2を参照して説明する。この弾性部材30は、例えば絶縁性の樹脂材料等で形成され、弾性体33と弾性体33の近傍に配置された調整部32が台部31上に反転動作可能に一体形成されている。この台部31は後述する基板50の上部に配置され、調整部32と弾性体33は、押しボタン21の下面に形成されている押し子部24と一定の隙間を介して対向している。また、調整部32および弾性体33の内部には凸部34および凸部35がそれぞれ形成されており、凸部35の下面には導電性の材料を用いた可動接点40が形成されている。そして、この調整部32および弾性体33は、押しボタン21から押圧力が伝達されることにより、反転動作を伴いながら下方に変位し、凸部34の下端部34aおよび凸部35の下面に形成された可動接点40の下端部40aはそれぞれ基板50の上面および固定接点51と接触する。なお、基板50の上面から凸部34の下端部34aまでの距離は、固定接点51から凸部35に形成された可動接点40の下端部40aまでの距離より長くなるように凸部34および凸部35の長さを設定している。また、調整部32を設けることにより、押しボタン21の操作荷重を調整している。さらに、調整部32には可動接点を形成していない。
このため、押しボタン21で押圧可能な位置に可動接点40を設けた弾性体33と荷重を調整可能な調整部32を備えているので、弾性体33の形状や厚み等を変更することなく荷重を効率よく調整することが可能である
また、調整部32および弾性体33は台部31を介して一体に形成されているので、部品点数を削減することができる。
また、調整部32には可動接点が形成されていないため、部品点数を更に削減することができる。
次に、基板50について図1を参照して説明する。この基板50は弾性体33の凸部35と対向する位置に固定接点51が形成されている。また、この固定接点51と反対方向には貫通孔52が形成されており、上述したように、この貫通孔52およびレバー部材に形成された挿通孔23にピン10を挿入することにより固定される。
なお、調整部32が可動接点を有していないので、基板50の固定接点が最小数で設計可能である。このことにより、効率のよいパターン設計を行うことができる。
次に、本考案のスイッチ装置の動作について、図2〜図4を用いて説明する。初期状態においては、図2に示すように、押しボタン21に押圧力が加わっていない状態であり、調整部32および弾性体33に変形は見られない。このため、調整部32および弾性体33の下面に形成されている凸部34および凸部35はそれぞれ基板50の表面および固定接点51と接触していない状態である。
この状態から、押しボタン21に押圧力を加えると、図3および図4に示すように、押しボタン21の下部に形成されている押し子部24が調整部32および弾性体33の上部を押し下げることにより、調整部32および弾性体33を下方に移動させる。そして、ある押圧力に達すると、調整部32および弾性体33が反転動作することにより感触が得られ、調整部32および弾性体33の下面に形成されている凸部34および凸部35は基板50の表面および固定接点51と接触する。
このとき、上述したように、基板50の上面から凸部34の下面までの距離は、固定接点51から凸部35の下面までの距離より長くなるように設定しているので、先に凸部35の下面に形成された可動接点40の下端部40aが固定接点51に接触した後に、凸部34の下端部34aが基板50の上面と接触する。つまり、可動接点40の下端部40aが固定接点51に接触するよりも調整部32に形成された凸部34の下端部34aが基材に接触するのが遅れることにより、確実に電気的導通を確保することができる。
そして、押しボタン21の押圧力を解除すると、調整部32および弾性体33は弾性的に復元し、初期状態の位置に戻ることにより、可動接点40と固定接点51の接触が解除される。また、押しボタン21も弾性的に復元し、初期状態の位置にもどる。
なお、本考案は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
例えば、上記実施形態では、調整部32が弾性体33に対してレバー部材20の先端側に配置されているが、基板50のパターンレイアウトによって変更可能であり、固定接点がレバー部材20の先端側に位置している場合には、図5および図6のように弾性体33は調整部32に対してレバー部材20の先端側に形成してもよい。この場合、基板50の上面から凸部37の下端部37aまでの距離は、固定接点51から凸部36に形成された可動接点45の下端部45aまでの距離より短くなるように設定する。このことにより、凸部36に形成された可動接点45の下端部45aが固定接点51に接触した後に、凸部37の下端部37aが基板50の上面と接触するため、確実に電気的導通を確保することができる。
また、上記実施形態では、調整部32の凸部34および弾性体33の凸部35の長さを調整することにより、調整部32の凸部34よりも先に、弾性体33の凸部35に形成されている可動接点40が固定接点51と接し、確実に電気的導通を確保することができる構成としたが、図には示さないが例えば押し子部24の形状を変更することにより、調整部32に形成された凸部34の下端部34aよりも先に、弾性体33の凸部35に形成されている可動接点40の下端部40aが固定接点51と接することができる構成としてもよく、この場合にも上記実施した形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、調整部32を1箇所設けることにより押しボタン21の荷重を調整可能としているが、例えば大きい荷重を必要としている場合には、図には示さないが調整部32を複数設けても良い。この場合、弾性体33と一体で形成されることにより、部品点数を増やすことなく、必要な荷重を得ることができる。また、ひとつの弾性体によって大きな荷重を得る場合には、弾性体の厚みを厚くする必要があるため、耐久性が劣化する可能性があるが、弾性体の厚みを変更することなく大きな荷重を得ることができるので、耐久性の劣化を抑えることができる。
10 ピン
20 レバー部材
21 押しボタン
22 屈曲部
23 挿通孔
30 弾性部材
31 台部
32 調整部
33 弾性体
34 凸部
35 凸部
36 弾性体
37 調整部
40 可動接点
50 基板(基材)
51 固定接点
52 貫通孔
100 スイッチ装置
103 ラバードーム
105 リンク部材
111 押しボタン
113 安定部材

Claims (4)

  1. 固定接点を備えた基材と、前記固定接点と対向する位置に配設され、内部に可動接点を設けた反転動作可能な絶縁材からなる弾性体と、前記弾性体を押圧可能な押しボタンとを備えたスイッチ装置において、前記押しボタンは前記弾性体の上方に位置し、板状部材の一端部に配設されるとともに、前記板状部材の他端部は前記基材に片持ち支持されており、前記基材と対向し、前記押ボタンの下方には前記押ボタンの荷重を調整可能な調整部を備えており、前記調整部は反転動作可能であって、前記押ボタンにより前記弾性体および前記調整部がそれぞれ前記固定接点および前記基材と接触する際に、前記弾性体よりも前記調整部が遅れて接触することを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記調整部は前記弾性体の近傍に位置し、前記基材から前記調整部の下端部までの距離が前記固定接点から前記絶縁材に設けられた可動接点の下端部までの距離よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記調整部は可動接点がない絶縁材からなることを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記調整部は前記弾性体と一体形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
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