JP4735452B2 - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP4735452B2
JP4735452B2 JP2006192320A JP2006192320A JP4735452B2 JP 4735452 B2 JP4735452 B2 JP 4735452B2 JP 2006192320 A JP2006192320 A JP 2006192320A JP 2006192320 A JP2006192320 A JP 2006192320A JP 4735452 B2 JP4735452 B2 JP 4735452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable piece
elastic arm
case
push
push button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006192320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008021528A (ja
Inventor
正次 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006192320A priority Critical patent/JP4735452B2/ja
Publication of JP2008021528A publication Critical patent/JP2008021528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4735452B2 publication Critical patent/JP4735452B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Description

本発明は、各種電子機器の入力操作部に用いられるプッシュスイッチに関するものである。
各種電子機器における入力操作部としては、操作ボタンを押し下げて入力するものが多い。その入力操作部には、通常、押圧操作でスイッチ状態が切り換わる各種プッシュスイッチが搭載され、特に、操作したことが感触的にも判別できるように、操作時において節度感触が得られるプッシュスイッチが多く用いられている。
そのような従来のプッシュスイッチについて、以下に図面を用いて説明する。
図5は従来のプッシュスイッチの断面図、図6は同上面図である。
同図において、1は、上面開口の凹部を備えた樹脂からなるケースで、その外形は上面視正方形に形成されている。そして、上記凹部の底面には、外側固定接点2および中央固定接点3がインサート成形で固定され、それらの接点に繋がる端子は、図示は省略するがそれぞれケース1の側壁から外方に導出されている。
そして、外側固定接点2に外周下端を載せて円形ドーム状の可動接点5が配され、その中央部の下面は、中央固定接点3に間隔をあけて対峙している。
さらに可動接点5の中央部上には、押しボタン7が上下動可能に載せられ、押しボタン7の操作部7Aは、ケース1の開口を覆うようにしてケース1に組み付けられたカバー9の中央孔9Aから上方に突出している。
以上のようにして従来のプッシュスイッチは構成されている。
その動作は、押しボタン7への押し下げ操作が行われると、押しボタン7を介して可動接点5の中央部に押し下げ力が加わっていき、その大きさが所定の大きさを超えると可動接点5の中央部が節度感触を伴いつつ反転動作し、その下面が中央固定接点3に接触する。これによって、可動接点5を介して外側固定接点2と中央固定接点3との間が電気的に接続され、各々に対応する端子間が短絡したスイッチON状態となる。
そして、上記操作力を除くと、可動接点5は元の上方凸型形状に自己復元して押しボタン7を押し戻すと共に、その中央部下面が中央固定接点3から離れて図5に示したスイッチOFF状態に戻るものであった。
上記従来のプッシュスイッチは各種電子機器などの入力操作部に搭載されて使用されるが、各種電子機器の小型薄型化が進展していくにつれて、その入力操作部の領域としても徐々に狭い範囲で設定されることが多くなり、上記従来のプッシュスイッチにおいても搭載面積の小さいものや細幅のものなどを要求されることが多くなってきた。
そして、上記従来のプッシュスイッチは、良好な節度感触などが得られかつ接触信頼性なども高くて好適ではあったが、その接触構造として外形が円形ドーム状の可動接点5を用いたものであったため、スイッチ外形の細幅化には限界があり、節度感触が得られると共にスイッチ外形の細幅化可能な接触構造を備えさせたプッシュスイッチの開発が急務になりつつあった。
また、その一方で、テープ等の記録媒体やトレイなどの有無を検出するための各種メカ検知機構に多く搭載されているプッシュスイッチもあり、その一例としては、図7の断面図に示すもの等が挙げられる。
その従来のプッシュスイッチは、例えば、図7に示したように樹脂製のケース11の底面に一対の固定接点12が固定されていると共に、ケース11内に細幅直線状で略U字型に折り曲げ形成された可動片14が、やや撓められた状態で収容配置されている。
その可動片14は、一端側がケース11で保持された固定状態にして組み込まれ、上記各固定接点12への接触部としてなる他端側の弾性アーム15先端が二股に形成されていると共に、その接触部がケース11の平坦な水平面に形成された底面に弾接している。
なお、固定接点12は、そのインサート成形固定時における樹脂バリなどの影響をなくすために、ケース11底面に対して若干低い位置に水平に固定されており、図7ではその段差を判り易く大きく拡大した記載としている。
そして、その可動片14の屈曲部分上から押し下げ力を加えるための操作体17は、ケース11上端に回動可能に係合されている。
上記構成とされた従来の他のプッシュスイッチの動作は、操作体17を押すと、操作体17が図7中に記載した矢印方向に回動して上記可動片14のU字状の部分を押し下げ、それに伴って上記可動片14は回動しつつ上記弾性アーム15先端がケース11の底面上から複数の固定接点12上に水平移動してスイッチON状態となり、操作力を除くと、上記可動片14などが上記とは逆に回動して図7の断面図に示すスイッチOFF状態に戻るものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開2004−263274号公報 特開2005−026035号公報
上記に説明した従来のプッシュスイッチの内、前者は、良好な節度感触などが得られるもののため入力操作部用として好適ではあったが、上述したように構成的にスイッチ外形の細幅化に限界があり、後者は、細幅のスイッチ外形のものに構成できたが、節度感触が得られない構成であったため、入力操作部用としては不向きであり、両者の長所を併せ持つ新たなプッシュスイッチの開発が急務であった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、従来の円形ドーム状の可動接点を用いずとも節度感触が得られ、スイッチ外形の細幅化にも対応可能なスイッチ接点部構成を備えさせたプッシュスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、樹脂製のケースと、上記ケースの底面に固定された一対の固定接点と、細幅直線状で、その長手方向となる略中央位置で屈曲された形状に形成され、下方に延びる弾性アームの先端が対応する上記固定接点に接触して上記固定接点間を導通させる弾性金属板製の可動片と、その可動片を押し下げる押しボタンとを備えたプッシュスイッチであって、上記可動片の一端側の第1弾性アームが上記ケース内で移動しないように規制されると共に、上記押しボタンで、上記可動片の屈曲された形状が広がる方向に若干撓まされ、その状態で上記可動片の他端側の第2弾性アームの先端が上記ケース底面に設けた傾斜面部に位置し、その傾斜面部は、上記押しボタンへの押し下げ操作で上記第2弾性アームの先端が摺動移動していく方向にしたがって高くなり、所定高さの水平面に達するものとして構成されていることを特徴とするプッシュスイッチとしたものである。
当該構成であれば、押圧操作された際、弾性アームの先端が上記ケースの傾斜面部を登っていき、その後所定高さの水平面上に移って摺動移動する仕様のものにでき、上記ケースの傾斜面部を弾性アームの先端が摺動移動する時に必要とする力に対し、所定高さの水平面に移る際およびその後に必要とする力としては小さくて済むため、スイッチ接点部に細幅直線状の可動片を採用しているにも拘わらず、上記角度の切り換わり位置における上記力の差が節度感触(クリック感触)として感じられるものにできる。つまり、当該構成のものとすれば、円形ドーム状の可動接点を用いずとも節度感触が得られ、かつスイッチ外形の細幅化も容易に対応可能なプッシュスイッチが実現できるという作用を有する。
さらに、当該構成であれば、上記可動片の屈曲された形状が広がる方向に若干撓まされていることで、可動片や押しボタンのがたつきを防ぎ、安定して配置されたものにできるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、下方開口のくの字状に形成された可動片が用いられ、その可動片の一端側の第1弾性アームが、対応する固定接点に常接状態になされてケース内で移動しないように規制され、その可動片の屈曲部上に配された押しボタンで、上記くの字の角度が広がる方向に若干撓まされ、その状態で上記可動片の他端側の第2弾性アームの先端が上記ケース底面の傾斜面部に位置する構成とされたものであり、請求項1記載の発明による作用に加えて、上記一端側の第1弾性アームが上記対応する固定接点に付勢され、安定した接触状態が維持できるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、可動片の第2弾性アーム側となるケースの底面の他端側に一対の固定接点が並べて配され、押しボタンの押し下げ操作で、上記可動片の二股に形成されている上記第2弾性アームによって、上記一対の固定接点間が電気的に接続されるものとしたものであり、請求項1記載の発明による作用に加えて、電気的接続部分を上記第2弾性アーム側に集約させることができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、従来の円形ドーム状の可動接点を用いずとも節度感触が得られ、スイッチ外形の細幅化にも対応可能なスイッチ接点部構成を備えさせたプッシュスイッチを実現することができると共に、可動片や押しボタンのがたつきを防ぎ、安定して配置されたものにできるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるプッシュスイッチの断面図、図2は同分解斜視図、図3は同要部であるケースの凹部に可動片を収容した状態の上面図、図4は同動作状態を示す断面図である。
同図において、30は、上面開放の凹部31を有する略直方体状の外形に形成された樹脂製のケースである。その凹部31は、上面視長方形の直線部31Aと、その直線部31Aの長手の一端側に矩形状の広幅部31Bが連結一体化された形状で形成されている。そして、上記直線部31Aは、ケース30の長手方向に沿ってその中央位置に形成され、上記広幅部31Bは、ケース30の一端側に対応させて形成されている。
その凹部31内における広幅部31B位置には第1固定接点41が、またその広幅部31Bに繋がった側とは反対側となる直線部31Aの他端側の位置には第2固定接点42がインサート成形で固定され、それぞれに対応する端子はケース30の側壁から導出されている。
上記第1固定接点41および第2固定接点42は、装着される配線基板面などと水平関係になるようにしてケース30に固定され、かつその露出した上面高さ位置は合わせられている。
そして、第1固定接点41、第2固定接点42間の凹部31底面の高さ位置は、上記各接点よりも一段低い平面部32として形成されていると共に、その平面部32と第2固定接点42との間の底面部分は、第2固定接点42の上面高さ位置に繋がる傾斜面部35で形成されている。
50は、細幅で略直線状の弾性金属板が、その長手方向側の略中央位置で下方開口のくの字状に屈曲され、その屈曲部を中心として下方斜めに延出された第1弾性アーム51および第2弾性アーム52を備えさせた可動片である。
その第1弾性アーム51の先端には、凹部31の広幅部31Bよりも若干小さい相似の広幅矩形状に形成された平板部51Aが設けられており、その平板部51Aは、その根元の近傍位置で全体的に水平状態になるように曲げ形成されて構成されている。なお、上記平板部51Aは、凹部31の直線部31Aの幅よりも広幅の寸法設定とされていると共に、平板部51A以外の第1弾性アーム51および第2弾性アーム52の幅は、上記直線部31Aの幅より細幅のものとして設定している。また、第2弾性アーム52の先端は、接触部としてなるように略円弧状に形成されている。
そして、上記可動片50は、ケース30に設けた凹部31内に収容状態で配置されている。その配置状態は、第1弾性アーム51の先端の平板部51A下面が、露出している第1固定接点41の上面に接するように凹部31の広幅部31B内に平板部51Aが挿入配置され、またそれ以外の第1弾性アーム51部分および第2弾性アーム52が凹部31の直線部31A内に位置するように挿入配置されている。当該構成であれば、簡素な組み合わせ形状であっても、第1弾性アーム51先端側の水平方向に向けての移動規制がケース30で確実になされるものとして実現できる。
なお、平板部51Aと凹部31の広幅部31Bとの組み合わせ状態としては挿入配置する以外に、広幅部31Bを構成する内壁に対して平板部51Aを圧入保持させる形態などとしてもよい。
そして、可動片50の屈曲部上には、フランジ部60Aおよびその上面中央に突出形成された操作部60Bを有する押しボタン60が上下動可能に載せられ、その操作部60Bは、ケース30上を覆うようにしてケース30に結合されたカバー70の中央孔70Aから上方に突出している。
ここで、凹部31内に収容配置されるフランジ部60Aの外形としては、上面視では略長方形で、かつ、その長手方向側にあたる端部位置のそれぞれに、その幅全体で下方に突出形成された側辺部60Cを有したものとしている。そして、そのフランジ部60Aは、凹部31の直線部31Aよりも若干細幅で、その長手方向の寸法としては凹部31の長手寸法よりも若干小さい寸法のものとしている。そして、上記フランジ部60Aに設けられた側辺部60Cの外側面のそれぞれを、凹部31の長手方向側のケース30内壁それぞれに所定隙間があいた対向状態で位置させることにより、押しボタン60の長手方向側の傾倒防止が図られるものとして構成している。なお、直線部31A側に配された側辺部60Cは、その側面が直線部31Aの短手側のケース30内壁に沿うことともなるので、その方向側への傾倒防止に対しても寄与することとなる。
そして、可動片50は、上記押しボタン60の配置状態で、くの字の角度が広がる方向に若干撓まされており、その付勢力で、押しボタン60は上方に付勢され、フランジ部60A上面が、カバー70の下面に当接して押しボタン60のがたつき防止などがなされていると共に、第1弾性アーム51の先端の平板部51Aと第1固定接点41上面との安定した接触状態が維持されるものとなっている。さらに、上記状態で、可動片50の第2弾性アーム52先端の接触部は、ケース30の傾斜面部35の略中間位置に弾接状態で位置しており、上記可動片50による付勢力で可動片50自身もがたつきなど少なく凹部31内に配置されたものとなっている。
以上のように、当該実施の形態によるプッシュスイッチは構成されており、続いて、その動作について説明する。
まず、押しボタン60の操作部60Bを下方に押し下げると、押しボタン60は側辺部60Cなどで規制されつつ垂直に下方に移動し、それに伴って可動片50の屈曲部が押し下げられていく。ここで、可動片50は、第1弾性アーム51先端の平板部51Aが水平方向には動かないように凹部31の広幅部31Bで規制されているため、結果として第2弾性アーム52が移動していき、可動片50は押しボタン60の下方移動に伴ってくの字の角度が広がりつつ、第2弾性アーム52の接触部が傾斜面部35を登っていく。
そして、第2弾性アーム52の接触部が、その傾斜面部35から水平関係で配置された第2固定接点42上に摺動移動し、その時点で第1固定接点41と第2固定接点42との間が可動片50を介して短絡され、対応する端子間が導通したスイッチON状態となる。なお、その後も操作に応じて引き続き第2弾性アーム52の接触部は、第2固定接点42上を摺動移動していく。
以上のように本実施の形態によるものでは、操作に応じて、可動片50における第2弾性アーム52の接触部が、傾斜面部35から水平関係で配置された第2固定接点42上に移動していくものとしており、ここで、上記傾斜面部35を第2弾性アーム52の接触部が移動する時に必要とする力に対し、所定高さの水平面に移る際およびその後に必要とする力としては小さくて済むので、その角度の切り換わり位置での上記力の差が節度感触(クリック感触)として感じられることとなる。
そして、押しボタン60の最大の操作ストロークとしては、例えば図4に示したように、押しボタン60の操作部60Bの上端がカバー70上面に面一になる状態まで押し込み可能なものなどとすればよい。
なお、当該構成のプッシュスイッチにおいては、その最大の操作ストローク位置においても可動片50のくの字が上方開口のくの字に反転しないようにストローク設定などをしておくことが重要であり、その反転を確実に防止するために、上記各接点の高さ位置よりも一段低い位置で形成された平面部32に移動規制用突起を設けて可動片50下面に当接させて機構的に停止させ、その反転防止を図るもの等としてもよい。
そして、上記押しボタン60の操作部60Bへの操作を解除すると、可動片50が元のくの字の角度形状に自己復元していき、押しボタン60を押し上げると共に、第2弾性アーム52の接触部が第2固定接点42上から傾斜面部35上に移動して図1に示したスイッチOFF状態に戻る。
以上のように、当該プッシュスイッチは、細幅で略直線状に形成された可動片50を用いてスイッチ接点部を構成しているにも拘わらず、操作時に節度感触が得られる仕様のものとして実現することができる。つまり、従来の円形ドーム状の可動接点を用いずとも節度感触が得られる当該構成のものであれば、そのスイッチ外形の細幅化への対応なども容易に可能となる。なお、当該構成によるものは、必要最小限の部品点数で構成できる上、その主要部分としてはケース30における可動片50の摺接する箇所の高さ設定をすることにより実現できるため、部品点数の増加などもなく、しかも複雑な製造工程なども必要としないということも利点である。
なお、スイッチ状態の切り換わり位置は、上述したものに限られず、傾斜面部35を登って繋がる水平面の所定距離分を樹脂面で形成してスイッチの切り換わりタイミングを遅らせたり、またはその逆で傾斜面部35の上方部分を第2固定接点42で形成して上記切り換わりタイミングを早く設定したもの等としてもよい。
また、可動片50としての形状も略くの字状に屈曲されたものに限られず、押しボタンへの操作で押されて接触部が傾斜面部35を登る構成にできるものであればよい。さらには、その接触部が傾斜面部35を登りきった後に移動していく面としても水平面以外にその移動方向に沿って低くなる傾斜面などに形成されていてもよい。
また、固定接点としても、ケース30の両端それぞれに配したものを事例として説明したが、ケースの他端側に独立した二つの固定接点を並べて配し、可動片の二股に形成された接触部の接触で上記固定接点間を電気的に接続させるものなどとしてもよい。
本発明によるプッシュスイッチは、円形ドーム状の可動接点を用いずとも節度感触が得られ、スイッチ外形の細幅化にも対応可能なスイッチ接点部構成を備えさせたものとして実現できると共に、可動片や押しボタンのがたつきを防ぎ、安定して配置されたものにできるという有利な効果を有し、各種電子機器の入力操作部を構成する際等に有用である。
本発明の一実施の形態によるプッシュスイッチの断面図 同分解斜視図 同要部であるケースの凹部に可動片を収容した状態の上面図 同動作状態を示す断面図 従来のプッシュスイッチの断面図 同上面図 従来の他のプッシュスイッチの断面図
符号の説明
30 ケース
31 凹部
31A 直線部
31B 広幅部
32 平面部
35 傾斜面部
41 第1固定接点
42 第2固定接点
50 可動片
51 第1弾性アーム
51A 平板部
52 第2弾性アーム
60 押しボタン
60A フランジ部
60B 操作部
60C 側辺部
70 カバー
70A 中央孔

Claims (3)

  1. 樹脂製のケースと、上記ケースの底面に固定された一対の固定接点と、細幅直線状で、その長手方向となる略中央位置で屈曲された形状に形成され、下方に延びる弾性アームの先端が対応する上記固定接点に接触して上記固定接点間を導通させる弾性金属板製の可動片と、その可動片を押し下げる押しボタンとを備えたプッシュスイッチであって、上記可動片の一端側の第1弾性アームが上記ケース内で移動しないように規制されると共に、上記押しボタンで、上記可動片の屈曲された形状が広がる方向に若干撓まされ、その状態で上記可動片の他端側の第2弾性アームの先端が上記ケース底面に設けた傾斜面部に位置し、その傾斜面部は、上記押しボタンへの押し下げ操作で上記第2弾性アームの先端が摺動移動していく方向にしたがって高くなり、所定高さの水平面に達するものとして構成されていることを特徴とするプッシュスイッチ。
  2. 下方開口のくの字状に形成された可動片が用いられ、その可動片の一端側の第1弾性アームが、対応する固定接点に常接状態になされてケース内で移動しないように規制され、その可動片の屈曲部上に配された押しボタンで、上記くの字の角度が広がる方向に若干撓まされ、その状態で上記可動片の他端側の第2弾性アームの先端が上記ケース底面の傾斜面部に位置する構成とされた請求項1記載のプッシュスイッチ。
  3. 可動片の第2弾性アーム側となるケースの底面の他端側に一対の固定接点が並べて配され、押しボタンの押し下げ操作で、上記可動片の二股に形成されている上記第2弾性アームによって、上記一対の固定接点間が電気的に接続される請求項1記載のプッシュスイッチ。
JP2006192320A 2006-07-13 2006-07-13 プッシュスイッチ Expired - Fee Related JP4735452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006192320A JP4735452B2 (ja) 2006-07-13 2006-07-13 プッシュスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006192320A JP4735452B2 (ja) 2006-07-13 2006-07-13 プッシュスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008021528A JP2008021528A (ja) 2008-01-31
JP4735452B2 true JP4735452B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=39077334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006192320A Expired - Fee Related JP4735452B2 (ja) 2006-07-13 2006-07-13 プッシュスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4735452B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4956583B2 (ja) 2009-06-15 2012-06-20 アルプス電気株式会社 可動接点部材およびスイッチ装置
DE102010026516B4 (de) 2010-07-08 2013-04-11 Austriamicrosystems Ag Feder für einen Drucktaster, Federanordnung und Tasteranordnung
US10790100B1 (en) * 2019-04-01 2020-09-29 GM Global Technology Operations LLC Panel assembly switch having a sensing element
JP2022116382A (ja) * 2019-06-26 2022-08-10 アルプスアルパイン株式会社 プッシュスイッチ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845169U (ja) * 1971-10-01 1973-06-13
JPH0817286A (ja) * 1994-06-29 1996-01-19 Omron Corp スイッチ機構
JP2005353545A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Hosiden Corp プッシュスイッチ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845169A (ja) * 1971-10-12 1973-06-28

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845169U (ja) * 1971-10-01 1973-06-13
JPH0817286A (ja) * 1994-06-29 1996-01-19 Omron Corp スイッチ機構
JP2005353545A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Hosiden Corp プッシュスイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008021528A (ja) 2008-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5083057B2 (ja) プッシュスイッチ
JP4735452B2 (ja) プッシュスイッチ
JP6155580B2 (ja) 操作スイッチ
JP2009224127A (ja) 複合操作型入力装置
JP4508957B2 (ja) 押釦スイッチ
JP2006120395A (ja) プッシュオンスイッチ
JP2010118336A (ja) プッシュスイッチおよびそれを搭載する電子機器
JP4531793B2 (ja) 複合操作型入力装置
JP2007128731A (ja) スライド操作式スイッチ
JP5428890B2 (ja) プッシュオンスイッチ
JP4278529B2 (ja) 多方向入力装置
JP4227916B2 (ja) プッシュスイッチ
JP2022043622A (ja) プッシュスイッチ
JP5358391B2 (ja) レバースイッチ
JP4414279B2 (ja) スライドスイッチ
JP4619196B2 (ja) 押圧スイッチ付き摺動式電子部品
JP5573291B2 (ja) プッシュスイッチ
JP2011108429A (ja) 押圧スイッチ
JP5209688B2 (ja) スイッチ装置
JP4810454B2 (ja) レバースイッチ
JP4326987B2 (ja) スイッチ装置
JP4266876B2 (ja) 操作ボタン
JP4311147B2 (ja) スイッチの操作機構
JP4560499B2 (ja) 2段動作プッシュスイッチ
KR200368770Y1 (ko) 택트 스위치 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090213

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110411

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees