JP3167918B2 - 化粧枠構造 - Google Patents

化粧枠構造

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JP3167918B2
JP3167918B2 JP06044496A JP6044496A JP3167918B2 JP 3167918 B2 JP3167918 B2 JP 3167918B2 JP 06044496 A JP06044496 A JP 06044496A JP 6044496 A JP6044496 A JP 6044496A JP 3167918 B2 JP3167918 B2 JP 3167918B2
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愛子 遠藤
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健治 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は化粧枠、更に詳し
くは、複数の部品を組み合わせることによって建物の開
口部を化粧する化粧枠を形成する構造を有する化粧枠に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドア枠、いわゆる壁10の開口部
11の開口面12および開口部11よりの平板面13,
14を化粧するための化粧枠は、一体形成された単一の
部品からなるものがあった。例えば、図5の化粧枠50
は、壁10の開口部11の形状に合わせて凹型形状に一
体形成したものであり、壁10の開口面12および開口
部11寄りの平板面13,14に化粧枠50をはめ込ん
で化粧をしていた。
【0003】しかし、一体形成した化粧枠50では次の
ような問題点があった。すなわち、化粧枠50に製造誤
差があったり、開口部11の取付寸法に誤差がある場合
に、化粧枠50と壁10との間に隙間が生じたり、ま
た、化粧枠50が壁10にはめ込みにくくなったりして
いた。このような場合に、一体形成された化粧枠50に
おいては、壁との間の隙間にスペーサーをはさんだり、
あるいは、化粧枠を変形させたり、削るといった調整方
法しかとれなかった。
【0004】そこで、三つの部品により形成する化粧枠
が使用されるようになった。例えば図6においては、化
粧枠は開口面12を化粧する開口面部品60と、開口部
11寄りの平板面13, 14を化粧する二つの平板面部
品70,71とにより化粧枠を形成する。ここで、開口
面部品60の平板面部品70,71との接合面61,6
2は、化粧面63に対して45度の傾斜を持たせて形成
する。同様に、平板面部品70,71の開口面部品60
との接合面72,73は、化粧面74,75に対して4
5度の傾斜面として形成してする。化粧枠は、開口面部
品60の接合面61と平板面部品70,71の接合面7
2,73とが合うように位置させたのち、開口面部品6
0を開口面12に、平板面部品70,71を平板面1
3,14に固定する。
【0005】これらの化粧枠により、壁10の開口部1
1口面12と開口部よりの平板面13,14の外観品質
の向上を図る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の化粧枠
構造においては、以下のような問題があった。開口面部
品60と二つの平板面部品70,71とにより化粧枠を
形成する場合には、開口面部品60の接合面61と平板
面部品70の接合面72との接合部76、および開口面
部品60の接合面62と平板面部品71の接合面73と
の接合部77とにより化粧枠の角部を形成することにな
るが、接合面61,62,72,73が傾斜面として形
成されていたため、接合部76,77にずれが生じない
ように、角部をきれいに仕上げるのに手間がかかるとい
った問題があった。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、化粧枠
を形成する部品間の接合作業を簡易化し、さらに化粧枠
角部をきれいに仕上げるのに手間がかからない化粧枠を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。請求項1記載の化粧枠構
造は、壁(10)の開口部(11)の開口面(12)および壁(10)の
平板面(13,14)の開口部(11)寄りを化粧するための化粧
枠構造であって、壁(10)の開口部(11)の開口面(12)を化
粧する開口面部品(30)と、壁(10)の平板面(13,14)の開
口部(11)寄りを化粧する二つの平板面部品(40,41)と、
開口面部品(30)および平板面部品(40,41)の間に位置し
て開口面(12)の角部を化粧する二つの角部品(20,21)と
を備え、角部品(20,21)は、開口面部品(30)における平
板面部品(40,41)側の端面(31,32)と、平板面部品(40,4
1)における開口面部品(30)側の端面(42,43)とを連続さ
せる化粧面(22,23)とを備えると共に、この化粧面(22,2
3)は、前記開口面部品(30)および平板面部品(40,41)の
外表面よりも壁内側に位置付けされ、化粧面(22,23)と
開口面部品(30)および平板面部品(40,41)の外表面との
間に段差が形成されていることを特徴とする化粧枠構造
である。
【0009】請求項1記載の発明の組立手順の一例を以
下に述べる。まず、壁(10)の平板面(13)に平板面部品(4
0)を、壁(10)の平板面(14)に平板面部品(41)を、壁(10)
の開口面(12)に開口面部品(30)をそれぞれ固定する。こ
の固定には、接着剤を使用してもよいし、釘やネジを使
用してもよい。次に、開口面部品(30)の平板面部品(40)
側の端面(31)と、平板面部品(40)の開口面部品(30)側の
端面(42)との間に化粧面(22)が位置するように角部品(2
0)を固定する。角部品(20,21)は、壁(10)に固定しても
よいが、開口面部品(30)と平板面部品(40,41)とに固定
してもよい。この場合には、角部品(20)と開口面部品(3
0)および平板面部品(40)と、角部品(21)と開口面部品(3
0)および平板面部品(41)とを相互にはめ込む構造を採用
できる。この構造を採用した場合には、接着剤を使用し
た場合に比べて養生時間がかからないため、組立作業の
効率化が図れる。
【0010】さらに、角部品(20)は、その固定に際し、
開口面部品(30)の平面板部品(40)側の端面(31)と、平板
面部品(40)の開口面部品(30)側の端面(42)との間に、段
差ができるように角部品(20)が位置するようにさえすれ
ばよく、固定精度はそれほど要求されず、固定作業が簡
単になる。なお、組立手順としては、まず開口面部品(3
0)を壁(10)の開口面(12)に固定した後、開口面部品(30)
の平板面部品(40)側の端面(31)に角部品(20)を固定し、
その後、角部品(20)に平板面部品(40)の開口部(11)より
の端面(42)を位置させてから平板面部品(40)を壁(10)の
平板面(13)に固定させてもよい。あるいは、まず、平板
面部品(40)を壁(10)の開口部(11)寄りの平板面(13)に固
定した後、平板面部品(40)の開口部(11)側の端面(42)に
角部品(20)を固定させ、その後、角部品(20)に開口面部
品(30)の平板面部品(40)側の端面(31)を位置させから開
口面部品(30)を開口面(12)に固定してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態及び図
面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図
面は、図1乃至図3である。図1は、本願発明の第一の
実施形態を示すための水平断面図である。図2は、本願
発明の第二の実施形態を示すための水平断面図である。
図3は、本願発明の第三の実施形態をしめすための水平
断面図である。
【0012】本発明は、上記した目的を達成するための
ものである。請求項1記載の化粧枠構造は、壁10の開
口部11の開口面12および壁10の平板面13,14
の開口部11寄りを化粧するための化粧枠構造であっ
て、壁10の開口部11の開口面12を化粧する開口面
部品30と、壁10の平板面13、14の開口部11寄
りを化粧する二つの平板面部品40,41と、開口面部
品30および平板面部品40,41の間に位置して開口
面12の角部を化粧する二つの角部品20,21を備
え、角部品20,21は、開口面部品30における平板
面部品40,41側の端面31,32と平板面部品4
0,41における開口面部品30側の端面42,43と
を連続させる化粧面22,23とを備えたことを特徴と
する化粧枠構造である。さらに、前記化粧面22,23
は、前記開口面部品30および平板面部品40,41の
外表面よりも壁内側に位置付けされ、化粧面22,23
と開口面部品30および平板面部品40,41の外表面
との間に段差が形成されていることも特徴としている。
【0013】開口面部品30、平板面部品40,41、
および角部品20,21は開口部11の長手方向に沿っ
た長尺部材により形成され、その材質は例えばドア枠の
場合は木材を使用し、窓のサッシ枠の場合はアルミニウ
ムを使用するなど、開口部11の用途に応じて選択する
ことができる。また、開口面部品30と平板面部品4
0,41とは、材質および寸法を共通にし、これら三つ
の部品間に互換性を持たせることができる。同様に角部
品20,21においても互換性を持たせることができ
る。
【0014】さらに、角部品20,21の化粧面22,
23の形状を変えることにより、化粧枠のデザインを変
えることができる。例えは、図1においては、化粧枠面
22,23を二面により形成して化粧枠の角を直角にす
るが、図2のように平板面部品40,41の開口部11
側の端面42,43と、開口面部品30の平板面部品4
0,41側の端面とを連続させる一面により形成しても
よい。なお、化粧面22,23は図2においては、平面
上に形成しているが、曲面状に形成してもよい。
【0015】ここで、実施の形態に係る発明の作用及び
効果について説明する。壁10の平板面13に平板面部
品40を、壁10の平板面14に平板面部品41を、壁
10の開口面12に開口面部品30をそれぞれ固定す
る。次に、開口面部品30の平板面部品40側の端面3
1と、平板面部品40の開口面部品30側の端面42と
の間に化粧面22が位置するように角部品20を固定す
る。角部品20は、その固定に際し、開口面部品30の
平面板部品40側の端面31と、平板面部品40の開口
面部品30側の端面42との間に、段差ができるように
角部品20が位置するようにさえすればよく、固定精度
はそれほど要求されず、固定作業が簡単になる。
【0016】また、開口面部品30と平板面部品40,
41との間、および角部品20,21との間に互換性を
持たせることにより、化粧枠を形成するために用意する
部品の種類を減らし、化粧枠の生産効率を向上させるこ
とができる。次に、図3および図4に基づいて説明す
る。図3の状態は、壁10の開口部にドアを取り付ける
場合を示している。また、図4は図3において使用する
角部品を示す。まず、この開口部の開口面12に取り付
ける化粧枠部品を説明し、次に壁10の平板面に取り付
ける化粧枠部品を説明する。
【0017】開口部の開口面12に取り付ける化粧枠部
品は、角部品20,21とそれらを両端に係合させる開
口面部品30とからなる。まず、角部品20,21につ
いて更に詳しく説明する。ここで、角部品20と21と
は同一形状をした部品である。角部品20は、図4に示
すように、長手方向に垂直な断面形状が正方形を基準と
して三面に欠設部を有するような形状をなし、欠設部を
有しない面を基準面部27とするとともに、その基準面
部27の一端の角を基準角部20Aとし、基準面部27
に対して基準角部20Aを境に隣接する呑み込み面部2
6においては、基準面部27とは反対側の端部から中央
付近までを欠設した端部呑み込み欠設部26Aを備え、
基準面部27と向き合う第一挿入面部24においては、
その中央付近において基準面部27側に向かって欠設し
た第一挿入溝部24Aを備え、端部呑み込み欠設部26
Aと向き合う第二挿入面部25においては、その中央付
近において端部呑み込み欠設部26A側に向かって欠設
した第二挿入溝部25Aを備えて形成する。第一挿入溝
部24Aおよび第二挿入溝部25Aに挟まれる角部は4
5度の角度で切り落とされている。第一挿入溝部24A
および第二挿入溝部25Aの溝側面には、凹凸を設けて
おり、挿入される部分を抜けにくくしている。
【0018】次に開口面部品30について、更に詳しく
説明する。下地耐火板材、例えば石膏製の耐火ボード1
9を壁10の開口面12に固定し、その下地耐火板材1
9の開口側に固定する開口面部品30であって、開口面
12の両端に当接し、間には下地耐火板材19を挟むよ
うに位置させた壁当接部33,33と、その壁当接部3
3,33の間に位置し、下地耐火板材19の開口側に当
接する下地材当接部38と、壁当接部33,33から反
下地材当接部38側に突出して角部品20,21の第二
挿入溝部25A,25Aに挿入可能な突出部35,35
と、角部品20,21の各基準角部20A,20Aより
も内側に両端が位置するように基準面部21に当接して
開口面12を化粧する化粧面部34とを備えている。そ
して、開口面部品30の突出部35,35が第二挿入部
24A,24Aと係合することによって化粧枠角部材2
0が簡単に固定可能であるように形成している。なお、
開口面部品30の化粧面部34の中央付近の長手方向に
は、開口面部品30を壁10へ固定する固定ネジ30A
の頭を埋め込むための固定溝部37を備えている。
【0019】なお、それぞれの開口面部品30に対して
要求される機能を満たすため、それぞれの固定溝部37
には、固定ネジ30Aの頭を隠すために固定溝部37に
挿入固定される頭隠し38か、固定ネジ30Aの頭を隠
すために固定溝部37に挿入される部分と挿入されない
で開口面部品30の化粧面部34から突出する部分とを
有する戸当たり39かのいずれかを係合することとなっ
ている。いずれかを係合すれば、固定ネジ30Aでの固
定後でもネジ頭が突出せず、且つ見えないので、すっき
りした外観を得ることができる。また、挿入固定さえす
ればよいので、施工が簡単である。
【0020】戸当たり39におけるドアパネル80側の
面には、ドアパネル80の衝突をやわらげる緩衝材が一
体に設けられている。この緩衝材は戸当たり39の製造
時に一体成形してもよいし、別々に製造したものを固定
することとしてもよい。図2に示す場合にあっては、開
口部に臨む一の開口面部品30のみに戸当たり39が係
合され、他の開口面部品30には頭隠し48が係合され
る。開口部に臨む他の一の開口面部品30には、ドアパ
ネル80がヒンジ81を介して固定される。
【0021】ここで、角部品20と開口面部品30との
作用について説明する。壁10の開口部の開口面12に
は下地耐火板材19を固定し、その下地耐火板材19を
挟むようにして壁当接部33,33を開口面12の両端
に当接させながら開口面部品30を、固定ネジ30Aを
用いて下地耐火板材19へ固定する。この固定ネジ30
Aによれば、下地耐火板材19を貫通して壁10へ達す
るので、固定が確実なものとなる。そして、開口面部品
30の突出部35,35へ角部品20の第二挿入部24
A,24Aを係合させることによって、開口面部品30
へ角部品20,21を固定する。したがって、取付作業
が簡単になる。
【0022】次に壁10の平板面に取り付けられる化粧
枠部品を説明する。この化粧枠部品は、前述の角部品2
0を反開口面12側の一端に係合させることによって壁
10の平板面を化粧する化粧枠を形成する平板面部品4
0である。すなわち、開口部を形成する壁10の平板面
に室内側仕上げ板材、例えば石膏製の耐火ボード19を
固定し、その室内側仕上げ板材19側の端部に角部品2
0が位置し、その角部品20の反室内側仕上げ板材19
側に位置する平板面部品40である。その平板面部品4
0は、壁10における角部品20の反室内側仕上げ板材
19側に固定される石膏製の下地耐火板材19を挟むよ
うに位置させた壁当接部49,49と、その壁当接部4
9,49の間に位置し、下地耐火板材19の反壁10側
に当接する下地材当接部46と、室内側仕上げ板材19
側の壁当接部49から室内側仕上げ板材19側に突出し
て角部品20の第二挿入溝部25Aに挿入可能な突出部
45と、角部品20の基準角部20Aよりも内側に両端
が位置するように基準面部21に当接して開口面12を
化粧する化粧面部44とを備えている。そして、平板面
部品40の突出部45が第二挿入部25Aと係合するこ
とによって角部品20が固定可能であるように形成して
いる。
【0023】ところで、角部品20の第二挿入溝部25
Aに挿入可能な突出部45は、反室内側仕上げ板材1
9、すなわち開口側にも設けてある。そして、開口面1
2の端部に固定される角部品20の第二挿入溝部25A
に挿入されて係合するのである。結果的に、前述した開
口面12を化粧する開口面部品30と平板面部品40と
同じ形状をなすこととなる。
【0024】次に、壁10の平板面を化粧する平板面部
品40との作用について説明する。この壁10の平板面
を化粧する平板面部品40の取り付け作業は、前述した
開口面12を化粧する開口面部品30の取付が終わった
後で取り付けられる。まず、開口部を形成する壁10の
平板面に下地耐火板材10を固定し、その下地耐火板材
19を挟むようにして壁当接部49,49を開口面12
の両端に当接させながら平板面部品40を下地耐火板材
19へ固定する。そして、開口面12側にある平板面部
品40の突出部45へ角部品20の第二挿入部24Aを
係合させることによって、既に取り付けられている角部
品20へ平板面部品40を固定する。一方、反開口面1
2側の突出部45に対しても角部品20の第二挿入部2
4Aを係合させることによって、角部品20を固定す
る。
【0025】最後に、角部品20の反下地耐火板材19
側に位置する端部呑み込み欠設部26Aに端部が呑み込
まれるように室内側仕上げ板材19を、壁10に固定す
る。なお、平板面部品40と平板面部品41とは同一形
状をした部品であり、その平板面部品41と角部品21
とは、平板面部品40と角部品20とが係合するのと同
様に、係合することができる。
【0026】上述してきた化粧枠部品20,21,3
0,40,41は、すべてセルロース系材料の微粉末の
表面にこの微粉末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持
させて作成した粉体を混合した樹脂を着色成形すること
によって木目模様を呈するように形成している。これら
の化粧枠部品20,21,30,40,41は、長手方
向に直角な断面形状が同一であり、木目模様を有する熱
可塑性樹脂の押し出し成形にて製造する。具体的には、
セルロース系材料の微粉末に無機材料の微粉末を打ち込
んで作成した粉体を混合した樹脂を成形することによっ
て木目模様を呈するように形成する。ここで、「セルロ
ース系材料」とは、木粉である。「無機材料」とは、酸
化チタン、フェライト、アルミニウム、ニッケル、銀な
どの金属材料、またはセラミック等の非金属材料であ
る。
【0027】このように製造すると、その化粧枠部品2
0,21,30,40,41は、木目模様を呈している
ので、天然木材を用いたときのように木目模様を見るこ
とができる。また、押出成形によって製造されるので、
天然木材を材料とする場合に比べて製品品質のばらつき
が少なく、製品の均質化が図れる。なお、製造手段につ
いてはこれに限られるものではなく、木材を材料に加工
しても形成できる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明により、化粧枠の取
付作業を容易にすることにより、化粧枠の取付作業を簡
易化することができる化粧枠を提供できた。さらに、化
粧枠角部の形状に変化を付けることにより、化粧枠の装
飾的効果を奏し、化粧枠の外観品質を向上させることが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一の実施形態を示すための水平断
面図である。
【図2】本願発明の第二の実施形態を示すための水平断
面図である。
【図3】本願発明の第三の実施の形態を示すための水平
断面図である。
【図4】本願発明の第三の実施の形態に使用する部品を
示すための水平断面図である。
【図5】先行技術の一実施形態を示すための水平断面図
である。
【図6】先行技術の一実施形態を示すための水平断面図
である。
【符号の説明】
10 壁 11 開
口部 12 開口面 13 平
板面 14 平板面 19 下
地耐火板材 20 角部品 20A 基
準角部 21 角部品 22 化
粧面 23 化粧面 24 第
一挿入面部 24A 第一挿入溝部 25 第
二挿入面部 25A 第二挿入溝部 26 呑
み込み面部 26A 呑み込み面部欠設部 27 基
準面部 30 開口面部品 30A 固定ネジ 31 端
面 32 端面 33 壁
当接部 34 化粧面部 35 突
出部 36 頭隠し 37 固
定溝部 38 下地当接部 39 戸
当たり 40 平板面部品 40A 固
定ネジ 41 平板面部品 42 端面 43 端
面 44 化粧面部 45 突
出部 46 下地材当接部 47 固
定溝部 48 頭隠し 49 壁
当接部 50 化粧枠 60 開
口面部品 61 接合面 62 接
合面 63 化粧面 70 平
板面部品 71 平板面部品 72 接
合面 73 接合面 74 化
粧面 75 化粧面 76 接
合部 77 接合面 80 ド
アパネル 81 ヒンジ
フロントページの続き (72)発明者 小川 健治 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミサワホーム株式会社内 (72)発明者 中條 輝幸 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミサワホーム株式会社内 (72)発明者 中野 義則 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミサワホーム株式会社内 審査官 新井 夕起子 (56)参考文献 実開 平7−21985(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁の開口部の開口面および壁の平板面の開
    口部寄りを化粧するための化粧枠構造であって、 壁の開口部の開口面を化粧する開口面部品と、 壁の平板面の開口部寄りを化粧する二つの平板面部品
    と、 開口面部品および平板面部品との間に位置して開口面の
    角部を化粧する二つの角部品とを備え、 角部品は、開口面部品における平板面部品側の端面と、 平板面部品における開口面部品側の端面とを連続させる
    化粧面とを備えると共に、この化粧面は、前記開口面部
    品および平板面部品の外表面よりも壁内側に位置付けさ
    れ、化粧面と開口面部品および平板面部品の外表面との
    間に段差が形成されていることを特徴とする化粧枠構
    造。
JP06044496A 1996-03-18 1996-03-18 化粧枠構造 Expired - Fee Related JP3167918B2 (ja)

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