JPH07317447A - 板材固定部材 - Google Patents

板材固定部材

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JPH07317447A
JPH07317447A JP10731394A JP10731394A JPH07317447A JP H07317447 A JPH07317447 A JP H07317447A JP 10731394 A JP10731394 A JP 10731394A JP 10731394 A JP10731394 A JP 10731394A JP H07317447 A JPH07317447 A JP H07317447A
Authority
JP
Japan
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molding
door frame
plate
male
female
Prior art date
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Pending
Application number
JP10731394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Matsushita
康士 松下
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観品質を向上させた板材固定部材を提供す
る。 【構成】 ドア框(10)の一面側に位置して板ガラス(20)
の端部を支持し、ドア框(10)に固定される雄モール(30)
と、その雄モール(30)に固定されることによって、ドア
框(10)の他面側に位置するとともに雄モール(30)が支持
する板ガラス(20)をはさんで固定する雌モール(40)とを
備えて形成する。雄モール(30)と雌モール(40)とは、板
ガラス(20)の平面方向にて係合させることとし、外観上
現れる釘は用いない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材固定部材、更に詳
しくは、ドア框の枠内に板材を固定する場合に用いられ
る部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の板材固定部材につき、図3及び図
4に基づいて説明する。ここで、図3は、従来の内部ド
アを示す斜視図である。図4は、従来の板材固定部材を
示す断面図である。図3においては、建物内部の建具と
して用いられる内部ドアを示している。
【0003】この内部ドアは、四角枠状のドア框10
と、そのドア框10の枠内にはめ込まれる板ガラス20
と、板ガラス20を支持してドア框10に固定されるこ
とによって板ガラス20を支持してドア框10にはめこ
む従来モール60とを備えて形成されている。なお、一
般的な内部ドアでは、板ガラス20の代わりに、合板な
どの板材が採用されることも多い。
【0004】図4を用いてさらに詳しく説明する。ドア
框10は、板状の芯材11と、その芯材11の表裏面に
固定される薄板状の飾り板12,12とから形成されて
いる。また、従来モール60は、ドア框10の表裏両面
から板ガラス20を挟み込む対称形の部材である。すな
わち、ドア框10の枠内周面に当接する側面当接部61
と、その側面当接部61から延設されてドア框10の枠
内周の角部をつつみこむ角のみこみ部62と、板ガラス
20の端面に当接する板材端面当接部63と、板ガラス
20の端部をのみこむ板材端部のみこみ部64を備えて
形成される。
【0005】続いて、上記板材固定部材たる従来モール
60を用いて、ドア框10へ板ガラス20を固定する組
立手順について説明する。まず、一方の従来モール60
をドア框10に固定する。すなわち、側面当接部61が
ドア框10の枠内周面に当接し、角のみこみ部62が角
部をつつみこむように、釘69を用いて固定する。
【0006】次に、ドア框10へ固定した従来モール6
0の板材端面当接部63に板ガラス20の端面を当接さ
せながら、他方の従来モール60を釘69を用いてドア
框10へ固定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した板材固定部材
においては、以下のような問題点があった。すなわち、
従来モール60をドア框10へ固定するのに用いる釘6
9の頭が目視できてしまうので、外観品質に問題があっ
た。一方、釘69を用いず、従来モール60のドア框1
0への固定を接着剤にて行うこともできるが、その場合
には、接着剤を多く塗りすぎるとはみ出して外観を損ね
る一方、少なく塗ると剥がれが起きやすくなるととも
に、板ガラス20(板材)が破損した場合に板ガラス2
0(板材)の取り換えや修理ができないという問題があ
った。
【0008】本発明が解決すべき課題は、外観品質を向
上させた板材固定部材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1および請求項2記載の発明を提供する。請
求項1記載の発明は、枠状のドア框(10)と、そのドア框
(10)の枠内にはめこまれる板材(20)との間に介在させる
板材固定部材であって、ドア框(10)の一面側に位置して
板材(20)の端部を支持し、ドア框(10)に固定される雄モ
ール(30)と、その雄モール(30)に固定されることによっ
て、ドア框(10)の他面側に位置するとともに、雄モール
(30)が支持する板材(20)をはさんで固定する雌モール(4
0)とを備えて形成され、雄モール(30)は、ドア框(10)の
枠内周面に当接する内周面当接部(31)と、その内周面当
接部(31)における雌モール(40)寄りの部分から反ドア框
(10)側へ向かって形成される係合部(33)と、雄モール(3
0)における反ドア框(10)側の端部に位置するとともに板
材(20)の雄モール(30)側の平面の端部を当接して支持す
る板材平面当接部(35)とを備え、雌モール(40)は、雄モ
ール(30)の係合部(33)が係合されることによって雌モー
ル(40)の雄モール(30)への固定をなすための被係合部(4
3)と、雌モール(40)における反ドア框(10)側の端部に位
置するとともに板材(20)の雌モール(40)側の平面の端部
を当接して支持する板材平面当接部(44)とを備えて形成
されたことを特徴とする板材固定部材である。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明を技術的に限定したものであり、セルロース系材料の
微粉末の表面にこの微粉末よりも小径で、かつ硬い微粉
末を担持させて作成した粉体を混合した樹脂を着色成形
することによって木目模様を呈するように形成したこと
を特徴とする板材固定部材である。
【0011】
【作用】請求項1記載の板材固定部材の組立手順につい
て説明する。まず、ドア框(10)の枠内周面に雄モール(3
0)の内周面当接部(31)を当接させて固定する。次に、板
材(20)の端部を雄モール(30)の板材平面当接部(35)に当
接させて支持させる。
【0012】次に、雌モール(40)を雄モール(30)へ固定
する。すなわち、雄モール(30)の係合部(33)と雌モール
(40)の被係合部(43)とを係合させる。すると、雌モール
(40)の板材平面当接部(44)が板材(20)の雌モール(40)側
の平面の端部に当接し、雄モール(30)の内周面当接部(3
1)とともに板材(20)を支持して固定することとなる。板
材(20)が破損したとしたら、まず雌モール(40)を雄モー
ル(30)から外し、破損した板材(20)を外し、新たな板材
(20)に交換すればよい。
【0013】次に、請求項2記載の発明の作用を説明す
る。請求項2記載の板材固定部材は、セルロース系材料
の微粉末に無機材料の微粉末を打ち込んで作製した粉体
を混合した樹脂を成形して形成しており、木目模様を呈
しているので、木目模様を見ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例および図面に従って更
に詳しく説明する。ここで使用する図面は図1および図
2である。図1および図2は、本発明の実施例を示すた
めの断面図である。二つの実施例とも、若干の形状の違
いはあるものの、各部材、各部分の機能はほぼ同一であ
るので、同時に説明する。
【0015】本実施例は、四角枠状のドア框10と、そ
のドア框10の枠内にはめこまれる板材としての板ガラ
ス20との間に介在させる板材固定部材であって、ドア
框10の一面側に位置して板ガラス20の端部を支持し
ドア框10に固定される雄モール30と、その雄モール
30に固定されることによって、ドア框10の他面側に
位置するとともに雄モール30が支持する板ガラス20
をはさんで固定する雌モール40とを備えて形成され
る。
【0016】ドア框10は、板状の芯材11と、その芯
材11の表裏面に固定される薄板状の飾り板12,12
とから形成されている。雄モール30および雌モール4
0は長尺部材であり、それらの両端は、45度カットし
ており、いわゆる「留め」にて四角枠とする。雄モール
30は、ドア框10の枠内周面に当接する内周面当接部
31、ドア框10の枠内周から角部へ向かって形成され
る角のみこみ部32、内周面当接部31における雌モー
ル40寄りの部分から反ドア框10側へ向かって形成さ
れる係合部33、板ガラス20のドア框10側の端面に
当接する板材端面当接部34、および雄モール30にお
ける反ドア框10側の端部に位置するとともに板ガラス
20の雄モール30側の平面の端部を当接して支持する
板材平面当接部35を備えて形成される。
【0017】雌モール40は、ドア框10における反雄
モール30側の枠内周から角部に合致して形成される角
のみこみ部32、雄モール30の係合部33が係合され
ることによって雌モール40の雄モール30への固定を
なすための被係合部43、および雌モール40における
反ドア框10側の端部に位置するとともに板ガラス20
の雌モール40側の平面の端部を当接して支持する板材
平面当接部44を備えて形成される。
【0018】係合部33および被係合部43は、それら
両者が係合したら外れにくいように、それら外表面には
凹凸が設けられている。次に、本実施例の組立手順につ
いて説明する。まず、ドア框10の枠内周面に雄モール
30の内周面当接部31を当接させ、内周面当接部31
の適宜箇所へ釘69,69を用いて、雄モール30をド
ア框10へ固定する。この釘69,69は、組立後にお
いては外観に現れないので、外観を損ねることはない。
【0019】次に、板ガラス20の端面を雄モール30
の板材端面当接部34に当接させるとともに、板ガラス
20の端部を板材平面当接部35に当接させて支持させ
る。次に、雌モール40を雄モール30へ固定する。す
なわち、雄モール30の係合部33と雌モール40の被
係合部43とを係合させる。すると、雌モール40の板
材平面当接部44が板ガラス20の雌モール40側の平
面の端部に当接し、雄モール30の内周面当接部31と
ともに板ガラス20を支持して固定することとなる。
【0020】板ガラス20が破損したとしたら、まず雌
モール40を雄モール30から外し、破損した板ガラス
20を外し、新たな板ガラス20に交換して、再度組み
立てればよい。なお、上記実施例では、板材固定部材た
る雄モール30および雌モール40は、長手方向に直角
な断面形状が同一であり、木目模様を有する熱可塑性樹
脂の押し出し成型(射出成形)にて形成する。具体的に
は、セルロース系材料の微粉末に無機材料の微粉末を打
ち込んで作成した粉体を混合した樹脂を成形することに
よって木目模様を呈するように形成する。ここで、「セ
ルロース系材料」とは、木粉である。「無機材料」と
は、酸化チタン、フェライト、アルミニウム、ニッケ
ル、銀などの金属材料、またはセラミック等の非金属材
料である。しかし、雄モール30および雌モール40の
形成手段についてはこれに限られるものではなく、例え
ば、木材を材料に加工しても形成できるし、通常の熱可
塑性樹脂を成型してもよい。
【0021】上記実施例の効果について説明する。上記
実施例によれば、雄モール30と雌モール40とは、板
ガラス20の平面方向にて係合させることとし、外観上
現れる釘は用いないので、外観品質を向上させた板材固
定部材を提供することができた。また、木目模様を有す
る熱可塑性樹脂の押し出し成型(射出成形)にて形成し
たので、木目模様を呈する外観品質の優れた板材固定部
材を提供することができた。
【0022】次に、上記実施例のバリエーションについ
て説明する。上記実施例では、ドア框10を四角枠とし
たが、ドア框の形状は四角枠に限られない。また、上記
実施例では板材として板ガラス20を採用したが、合板
などでもよい。また、係合部33を突出片とし、被係合
部43を凹部として形成したが、係合部33および被係
合部43は、それら両者が係合できればどのような形状
であってもよい。「雄モール」および「雌モール」の部
品名称は便宜的なものであり、例えば、雄モール30に
凹部を、雌モール40に突部を設けて係合可能としても
よい。
【0023】
【発明の効果】請求項1および請求項2記載の発明によ
れば、外観品質を向上させた板材固定部材を提供するこ
とができた。特に、請求項2記載の発明によれば、木目
模様を呈する外観品質の優れた板材固定部材を提供する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すための断面図である。
【図2】本発明の実施例を示すための断面図である。
【図3】従来の内部ドアを示す斜視図である。
【図4】従来の板材固定部材を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ドア框 11 芯材 12 飾り板 20 板ガラス(板材) 30 雄モール 31 内周面当接
部 32 角のみこみ部 33 係合部 34 板材端面当接部 35 板材平面当
接部 40 雌モール 42 角のみこみ
部 43 被係合部 44 板材平面当
接部 60 従来モール 61 側面当接部 62 角のみこみ部 63 板材端面当
接部 64 板材端部のみこみ部 69 釘

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠状のドア框と、そのドア框の枠内にはめ
    こまれる板材との間に介在させる板材固定部材であっ
    て、 ドア框の一面側に位置して板材の端部を支持し、ドア框
    に固定される雄モールと、その雄モールに固定されるこ
    とによって、ドア框の他面側に位置するとともに、雄モ
    ールが支持する板材をはさんで固定する雌モールとを備
    えて形成され、 雄モールは、ドア框の枠内周面に当接する内周面当接部
    と、その内周面当接部における雌モール寄りの部分から
    反ドア框側へ向かって形成される係合部と、雄モールに
    おける反ドア框側の端部に位置するとともに板材の雄モ
    ール側の平面の端部を当接して支持する板材平面当接部
    とを備え、 雌モールは、雄モールの係合部が係合されることによっ
    て雌モールの雄モールへの固定をなすための被係合部
    と、雌モールにおける反ドア框側の端部に位置するとと
    もに板材の雌モール側の平面の端部を当接して支持する
    板材平面当接部とを備えて形成されたことを特徴とする
    板材固定部材。
  2. 【請求項2】セルロース系材料の微粉末の表面にこの微
    粉末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持させて作成し
    た粉体を混合した樹脂を着色成形することによって木目
    模様を呈するように形成したことを特徴とする請求項1
    記載の板材固定部材。
JP10731394A 1994-05-23 1994-05-23 板材固定部材 Pending JPH07317447A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091722A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Takiron Co Ltd パネル取付構造体
JP2020084713A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 三和シヤッター工業株式会社 板材の支持構造

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