JP2886471B2 - 窓枠の枠組構造 - Google Patents

窓枠の枠組構造

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JP2886471B2 JP33610994A JP33610994A JP2886471B2 JP 2886471 B2 JP2886471 B2 JP 2886471B2 JP 33610994 A JP33610994 A JP 33610994A JP 33610994 A JP33610994 A JP 33610994A JP 2886471 B2 JP2886471 B2 JP 2886471B2
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frame
resin
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ridge
vertical frame
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光一 瀬川
秀隆 福原
浩行 佐々木
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WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、塩化ビニルや
アクリル樹脂等から成る樹脂枠を金属枠に組み込んだ、
いわゆる複合サッシュにおける樹脂枠叉は単独の樹脂枠
の枠組構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、この種の従来の樹脂枠の枠組構
造を、下枠と縦枠の接合部分を例に示したものである。
同図に示すように、この樹脂枠31の枠組構造では、下
枠32及び縦枠33共に見込み方向に段部を有してお
り、この段部を挟んで屋外側の半部は、下枠32の側面
32aに縦枠33の切断端面33aが突き当てられ、ま
た屋内側の半部は、縦枠33の側面33bに下枠32の
切断端面32bが突き当てられて、下枠32と縦枠33
とが接合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の各枠
などの樹脂成形品は、材料の特性上、角部のアールが比
較的大きく成形される。したがって、上記従来の樹脂枠
31のように、下枠32の側面32aに縦枠33の切断
端面33aを突き当て、或いは縦枠33の側面33bに
下枠32の切断端面32bを突き当てると、アールのあ
る側面とアールの無い切断端面が突き合わされ、見付け
面を面一に揃えた下枠32と縦枠33との接合部分に、
アールによって生ずる溝が筋(図示の斜線部分)34,
34として表れる。また、熱収縮によっても、下枠32
と縦枠33との接合部分に隙間が生ずる。このため、面
一に揃えた下枠32と縦枠33との接合部分に意匠的な
違和感が生じ、樹脂枠31の意匠性が損なわれる問題が
あった。
【0004】本発明は、各枠の相互の接合部分の間隙を
隠し、意匠的に違和感なく仕上げることができる樹脂枠
の枠組構造を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、アルミ枠に屋内側から樹脂成形品の樹脂枠を組
み込んで構成され建物の開口部に設けられる窓枠の枠組
構造であって、樹脂枠の上枠の端部下面または下枠の端
部上面に、樹脂枠の縦枠の端面を突き当てて枠組みした
ものにおいて、上枠の端部下面または下枠の端部上面の
見込み方向屋内側に、縦枠側に突出する突条部を形成
し、突条部に縦枠の端部を添わせた状態で、縦枠の端面
を上枠の端部下面または下枠の端部上面に突き当てたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】第1の枠材の側面の見付け面側の端部に第2の
枠材側に突出する突条部を形成し、第2の枠材の端面
を、第1の枠材の側面の突条部を逃げた位置に突き当て
ることにより、第1の枠材と第2の枠材との間の接合部
分には、見付け面に突条部の厚み分の段差が生ずるが、
第1の枠材の側面の角部に生ずるアールが突条部に呑み
込まれてしまい、見かけ上の違和感が生ずることがな
く、すっきりした接合状態となる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る樹脂枠の枠組構造を、複合サッシュの窓枠に適
用した場合について説明する。図1は窓枠における下枠
と縦枠の接合部分の斜視図であり、図2はこの部分の施
工状態を表した平面図である。両図に示すように、この
窓枠1は、主体を為すアルミ枠2に、屋内側から樹脂枠
3を組み込んで構成され、アルミ枠2の持つ強度、耐候
性及び耐防火性に、樹脂枠3の持つ、断熱性及び意匠性
を加味した構造になっている。
【0008】樹脂枠3は、図外の上枠、下枠(第1の枠
材)4及び縦枠(第2の枠材)5を方形に枠組みして構
成されており、各枠4,5はそれぞれ塩化ビニル樹脂な
どの樹脂成形品で形成されている。下枠4と縦枠5との
接合部分は、下枠4の上面(側面)4aに縦枠5の切断
端面5aを突き当てて、いわゆる下枠4通しで接合され
ている。縦枠5は、断面方向に2つの中空部11,11
と2つの係合部12,12とを有し、この2つの係合部
12,12によりアルミ枠2に取り付けられている。
【0009】同様に、下枠4は、断面方向に2つの中空
部21,21と2つの係合部22,22とを有し、この
2つの係合部22,22によりアルミ枠2に取り付けら
れている。また、下枠4の上面の見付け面側の端部に
は、その肉厚分の厚みで上方にわずかに突出させた突条
部23が形成されている。この場合、縦枠5は、この突
条部23を逃げた位置に突き当てられている。すなわ
ち、縦枠5の切断端面5aは、その見付け面を突条部2
3の内側の面に位置決めするように添わせた状態で、下
枠4の上面4aに突き当てられるようにして接合されて
いる。なお、特に図示しないが、上枠と縦枠との接合部
分も上記と全く同様に接合される。また、縦枠5通しで
下枠4及び縦枠5を接合する場合には、縦枠5に突条部
23が形成される。
【0010】このようにして枠組みされた窓枠1は、図
2に示すように、建物の開口部Aに組み込まれる。この
窓枠(窓)1は、半外付けタイプのものであり、窓枠1
の見込み方向の半部が外壁から屋外側に突出している。
屋内側には、窓枠1と内装材Bとの境界を為す額縁Cが
設けられており、額縁Cは、樹脂枠3の見付け面に突き
当てるようにして配設されている。この場合、下枠4と
縦枠5の接合部分には、その見付け面に、下枠4の突条
部23によって生ずる段差があり、この段差により生ず
る縦枠5と額縁Cとの間の隙間は、同図に示すように、
穴埋め部材6で閉塞することが好ましい。
【0011】以上のように本実施例によれば、下枠4と
縦枠5の接合部分において、下枠4の突条部23に縦枠
5の下端部を呑み込ませるようにして、下枠4の上面4
aに縦枠5の切断端面5aを突き当てて接合しているの
で、下枠4と縦枠5との間の見付け面に突条部23の厚
み分の段差が生ずるが、製造上生ずる下枠4及び縦枠5
の角部のアールが、見付け面に違和感のある筋として表
れることがない。また、熱収縮により、下枠4と縦枠5
との接合部分に隙間が生じても、突条部23により、こ
の隙間が見付け面に表れることがない。したがって、樹
脂枠3の見付け面には、縦枠5の切断端面5aが表れる
ことがなく、上記のアールによる柔らかい線があらわ
れ、良好な意匠とすることができる。しかも、突条部2
3は下枠4の上面から立上がっており、結露水等を受け
止める堰としても機能する。
【0012】なお、上記実施例では、本発明をアルミ枠
と樹脂枠とから成る窓枠に適用した場合について説明し
たが、樹脂枠単独の窓枠に適用できることは、いうまで
もない。また、窓に限らず、樹脂製のドアその他樹脂製
の各種の建具などに適用できることは、いうまでもな
い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の樹脂枠の枠組構造
によれば、第1の枠材の側面に突条部を形成し、第2の
枠材の端面をこの突条部に呑み込ませるように接合して
いるので、見付け面に第2の枠材の端面が表れることが
なく、接合部分の見付け面を意匠的に柔らかく且つすっ
きりした違和感のないものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る樹脂枠の枠組構造を適
用した窓枠の部分拡大斜視図である。
【図2】実施例の窓枠の施工状態を表した部分拡大裁断
平面図である。
【図3】従来の樹脂枠の枠組構造が適用された窓枠の部
分拡大斜視図である。
【符号の説明】
3 樹脂枠、4 下枠、4a 上面、5 縦枠、5a
切断端面、23 突条部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ枠に屋内側から樹脂成形品の樹脂
    枠を組み込んで構成され建物の開口部に設けられる窓枠
    の枠組構造であって、前記樹脂枠の上枠の端部下面また
    は下枠の端部上面に、前記樹脂枠の縦枠の端面を突き当
    てて枠組みしたものにおいて、 前記上枠の端部下面または前記下枠の端部上面の見込み
    方向屋内側に、前記縦枠側 に突出する突条部を形成し、前記突条部に前記縦枠の端部を添わせた状態で、前記縦
    枠の端面を前記上枠の端部下面または前記下枠の端部上
    に突き当てたことを特徴とする窓枠の枠組構造。
JP33610994A 1994-12-22 1994-12-22 窓枠の枠組構造 Expired - Lifetime JP2886471B2 (ja)

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JPH08177333A JPH08177333A (ja) 1996-07-09
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