JP3163348B2 - 形鋼加工機 - Google Patents
形鋼加工機Info
- Publication number
- JP3163348B2 JP3163348B2 JP21739999A JP21739999A JP3163348B2 JP 3163348 B2 JP3163348 B2 JP 3163348B2 JP 21739999 A JP21739999 A JP 21739999A JP 21739999 A JP21739999 A JP 21739999A JP 3163348 B2 JP3163348 B2 JP 3163348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- shaped steel
- punching
- section steel
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
- Turning (AREA)
Description
するものである。
るワーク押えおよび加工について説明する。まず、スタ
ートすると(ステップSS)、送材装置に形鋼が供給さ
れてこの形鋼の尾端をキャレッジのクランパが把持する
(ステップS101)。キャレッジを前進させて、所定
長さだけ形鋼を送り込む(ステップS102)。
ング加工用の形鋼把持手段により形鋼を押えて(ステッ
プS103)、パンチング加工を行う(ステップS10
4)。パンチング加工が完了すると形鋼をアンクランプ
する(ステップS105)。キャレッジの前進により必
要な長さだけ送材し(ステップS106)、続いてパン
チング加工を行うか判断して(ステップS107)、パ
ンチング加工を継続する場合にはステップS103に戻
って以上の工程を繰り返す。
ティング加工用の形鋼把持手段により形鋼を押えて(ス
テップS108)、カッティング加工を行う(ステップ
S109)。
われている。
うな従来の技術にあっては、パンチング加工の場合には
パンチング加工用の形鋼把持手段により形鋼を押え、カ
ッティング加工の場合にはカッティング加工用の形鋼把
持手段により形鋼を押えて加工が行われている。
ッジがパンチング加工用の形鋼把持手段よりも送材方向
前方へ出た場合にはパンチング加工用の形鋼把持手段の
使用ができなくなるため、キャレッジは通常パンチング
加工用の形鋼把持手段の手前までしか移動できず、長い
残材が生じるので無駄が大きいという問題がある。
ング加工を行う場合にパンチング加工用の形鋼把持手段
による押えのみでは不安定になるという問題がある。
来の問題に鑑みてなされたもので、本発明は、形鋼に加
工を行う加工機本体と、この加工機本体に形鋼を搬入す
る送材装置と、上記加工機本体及び送材装置を制御する
NC装置とを備えてなる形鋼加工機において、前記加工
機本体は、形鋼をカットするカッティングユニット及び
形鋼にパンチング加工を行うパンチングユニットを備え
ると共に、前記形鋼のカッティング加工の際に形鋼を押
さえるための第1の形鋼把持手段及びパンチング加工時
に形鋼を押える第2の形鋼把持手段を備え、前記送材装
置は、形鋼を把持自在のクランパを備えたキャリッジを
移動・位置決め自在に備えると共に形鋼の先端および尾
端の位置を検出する位置検出手段を備えており、形鋼の
先端が上記位置検出手段によって検出されたときの上記
キャリッジの位置から形鋼の尾端の位置をNC装置にイ
ンプットし、上記キャリッジの位置を上記NC装置によ
って管理する構成としてなるものである。
を図面に基づいて説明する。
の例えばアングル材にパンチング加工やカッティング加
工を行う形鋼加工機1は、形鋼Wに加工を行う加工機本
体3と、この加工機本体3に形鋼Wを搬入する送材装置
5を有している。この加工機本体3および送材装置5は
共に制御部であるNC装置7により制御される。
には形鋼Wをカットするカッティングユニット9が設け
られており、このカッティングユニット9の図中右側に
はカッティング加工の際に形鋼Wを押えるための前方の
形鋼把持手段であるホールドダウン11が設けられてい
る。このホールドダウン11は、図3,図4より明らか
なように、カッティングユニット9とパンチングユニッ
トとの間に設けられている。
チング加工を行う左右一対のパンチングユニット13
L、13Rが設けられており、このパンチングユニット
13L、13Rの図中右側の近接した位置にはパンチン
グ加工時に形鋼Wを押える手前側の形鋼把持手段である
固定グリッパ15が設けられている。この固定グリッパ
15の図中右側面には、形鋼Wの先端KHを検出するた
めの先端検出センサ17が設けられている。
れており、この搬送テーブル19には形鋼Wを加工機本
体3に搬入するための送材ローラ21が回転自在に設け
られている。また、送材装置5には、搬送テーブル19
に沿ってガイドレール23が設けられており、このガイ
ドレール23上を走行モータ25により移動・位置決め
自在のキャレッジ27が設けられている。
るためのクランパ29が設けられており、クランパシリ
ンダ31により形鋼Wを把持するようになっている。ま
た、このキャレッジ27の位置は、図示しないが例えば
走行モータ25に装着されるロータリーエンコーダや、
ガイドレール23に沿って設けられるリニアスケール等
により常に正確に検出されNC装置7により管理される
ようになっている。
サ17により検出された時のキャレッジ27の位置か
ら、形鋼Wの長さおよび尾端KBの位置がNC装置7に
インプットされる。
グ加工を行うと共に、前述のホールドダウン11及び固
定グリッパ15を作動させるための油圧回路が示されて
いる。
のカッティングユニット9用のカットシリンダ33、パ
ンチングユニット13L、13R用の左右のパンチング
シリンダ35L、35R、キャレッジ27のクランパシ
リンダ31、ホールドダウン用シリンダ37及び固定グ
リッパ用シリンダ39等を駆動するものである。また、
必要な場合には、フラットバー用固定グリッパ41の如
き把持手段をさらに設ける場合もある。
により駆動される二連ポンプ45を用いており、例えば
200Kgf/cm2 程度の高油圧用ポンプ47及び例
えば70Kgf/cm2 程度の低油圧用ポンプ49を備
えている。従って、油圧モータ43の駆動により高油圧
用ポンプ47を用いてタンクTから圧油を供給すると高
圧力が得られるし、低油圧用ポンプ49を用いてタンク
Tから圧油を供給すると低圧力が得られる。
ンチングシリンダ35L、35Rのように加工用の強い
圧力が必要なものには、ソレノイドバルブ51、53
L、53Rを介して前記高油圧用ポンプ47が接続自在
となっている。また、キャレッジ27のクランパシリン
ダ31や前述の固定グリッパ用シリンダ39やフラット
バー用固定グリッパ41のように強い力を必要としない
ものには、ソレノイドバルブ55、57、59を介して
低油圧用ポンプ49が接続自在となっている。
カッティング加工時には強い力で形鋼Wを押えるために
高圧力が要求されるが、パンチング加工時や形鋼Wをつ
かみかえる時には単に形鋼Wの移動を止めるだけで十分
なので低圧力で足りる。このため、ホールドダウン用シ
リンダ37は、ソレノイドバルブ61及び圧力切換えバ
ルブ63を介して高油圧用ポンプ47及び低油圧用ポン
プ49に選択的に接続されるようになっている。
てこの発明にかかる形鋼加工機1におけるワーク押え方
法の手順を説明する。
S)、加工準備を行う(ステップS1)。加工準備が完
了すると、既に前述したようにして形鋼Wの先端KHお
よび尾端KBの検出を行う(ステップS2)。自動運転
が可能か否かを判断して(ステップS3)、自動運転が
できない場合には加工を完了する(ステップSE)。
ッジ27を前進・位置決めさせる(ステップS4)。な
お、加工中における形鋼Wの先端KHと尾端KBの位置
は常にNC装置7により管理されている。
形鋼把持手段であるホールドダウン11よりも前(送材
方向の前、図3および図4中左方向)にあるか否かを判
断する(ステップS5)。先端KHがホールドダウン1
1に達していない場合には(図2(A)の状態)、固定
グリッパ15を作動させて形鋼Wをクランプして(ステ
ップS6)、パンチング加工を行う(ステップS7)。
その後、ステップS4に戻って以後の過程を実行する。
11より前方にある場合には、形鋼Wの尾端KBが固定
グリッパ15より前方にあるか否かを判断して(ステッ
プS8)、前方にある場合(図2(B)の状態)には前
述の圧力切換えバルブ63によりホールドダウン用シリ
ンダ37を低油圧用ポンプ49と接続して、低圧で形鋼
Wをクランプする(ステップS9)。
あるが尾端KBが固定グリッパ15に到っていない場合
(図2(C)の状態)には、固定グリッパ15及びホー
ルドダウン11の両方を用いて前述の場合と同様にして
低圧でクランプする(ステップS10)。
(ステップS11)、カッティング加工でない場合には
パンチング加工を行う(ステップS12)。パンチング
加工の場合には、ホールドダウン11についても強い力
を要求されないので、ホールドダウン用シリンダ37は
低油圧用ポンプ49と接続されている。
ルドダウン11は強い力で形鋼Wを押える必要があるの
で、圧力切換えバルブ63でホールドダウン用シリンダ
37を高油圧ポンプ47に切換えて(ステップS13)
形鋼Wをクランプした状態でカッティング加工を行う
(ステップS14)。
プS15)、加工をまだ続行する場合には前述のステッ
プ4に戻り、以後の過程を実行する。加工を続行しない
場合には加工を完了する(ステップSE)。
把持するキャレッジ27が加工機本体3の手前(図3お
よび図4中右側)に設けられている固定グリッパ15よ
りも前方(図3および図4中左側)まで形鋼Wを送材す
ることができ、形鋼Wの先端KHおよび尾端KBの位置
に応じて固定グリッパ15およびホールドダウン11を
使用するので、形鋼Wの尾端KB付近まで加工すること
が可能になる。これにより、残材を短くすることができ
る。
15およびホールドダウン11の両方を用いることによ
り、形鋼Wが長い場合でも安定して加工を行うことがで
きる。
ドダウン用シリンダ37を低圧で作動させるので、油圧
の負荷を小さくして騒音を抑えることができる。
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、前述の実施
の形態においては、形鋼Wの先端KH位置の管理をNC
装置7におけるプログラムにより行っていたが、固定グ
リッパ15の前側およびホールドダウン11の前側にセ
ンサを設けて検出するようにしても同様の作用・効果を
得ることができる。
プ45を使用したが、単ポンプで二圧制御としてもよ
い。
に、本発明によれば、搬送される形鋼の先端位置および
尾端位置と形鋼把持手段との位置関係により選択して形
鋼把持手段を使用でき、加工状態に合せて適正に形鋼を
押えることができる。
え方法および加工方法の手順を示すフローチャートであ
る。
関係を示す説明図である。
び加工方法の手順を示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 形鋼(W)に加工を行う加工機本体
(3)と、この加工機本体(3)に形鋼(W)を搬入す
る送材装置(5)と、上記加工機本体(3)及び送材装
置(5)を制御するNC装置(7)とを備えてなる形鋼
加工機において、前記加工機本体(3)は、形鋼(W)
をカットするカッティングユニット(9)及び形鋼
(W)にパンチング加工を行うパンチングユニットを備
えると共に、前記形鋼(W)のカッティング加工の際に
形鋼(W)を押さえるための第1の形鋼把持手段及びパ
ンチング加工時に形鋼(W)を押える第2の形鋼把持手
段を備え、前記送材装置(5)は、形鋼(W)を把持自
在のクランパ(29)を備えたキャリッジ(27)を移
動・位置決め自在に備えると共に形鋼(W)の先端およ
び尾端の位置を検出する位置検出手段を備えており、形
鋼(W)の先端(KH)が上記位置検出手段によって検
出されたときの上記キャリッジ(27)の位置から形鋼
(W)の尾端(KB)の位置をNC装置(27)にイン
プットし、上記キャリッジ(27)の位置を上記NC装
置(7)によって管理する構成としてなることを特徴と
する形鋼加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21739999A JP3163348B2 (ja) | 1995-10-25 | 1999-07-30 | 形鋼加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21739999A JP3163348B2 (ja) | 1995-10-25 | 1999-07-30 | 形鋼加工機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27783295A Division JP3701715B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 形鋼加工機におけるワーク押え方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000042805A JP2000042805A (ja) | 2000-02-15 |
JP3163348B2 true JP3163348B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=16703590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21739999A Expired - Fee Related JP3163348B2 (ja) | 1995-10-25 | 1999-07-30 | 形鋼加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3163348B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4920727B2 (ja) | 2009-07-17 | 2012-04-18 | 大東精機株式会社 | 長尺材搬送位置決め装置 |
JP6161516B2 (ja) * | 2013-10-30 | 2017-07-12 | 株式会社ササクラ | スパイラル管の製造装置 |
CN116871910B (zh) * | 2023-09-09 | 2023-12-01 | 福建省永春双恒铝材有限公司 | 一种铝型材连续定距切割设备 |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP21739999A patent/JP3163348B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000042805A (ja) | 2000-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2906116B2 (ja) | 長尺ワークの順送り自動加工方法及びその装置 | |
JP3163348B2 (ja) | 形鋼加工機 | |
JPS5828450A (ja) | 工作機械に於て工作物を自動的に交換する方法と装置 | |
JP3701715B2 (ja) | 形鋼加工機におけるワーク押え方法およびその装置 | |
JP3792831B2 (ja) | 複合加工ラインにおける板材加工方法および複合加工機 | |
JP4288091B2 (ja) | 板材加工装置及び板材加工方法 | |
JP3808150B2 (ja) | 板材加工方法及び装置 | |
JPH10296334A (ja) | 板材加工方法およびその装置 | |
JPH06114451A (ja) | パイプベンダー | |
JP3297172B2 (ja) | 長尺形材の端部切断加工ユニット | |
KR970000799Y1 (ko) | 파이프의 자동절단 및 면취장치 | |
JP3297557B2 (ja) | 切断機 | |
CN213053856U (zh) | 一种一体化集成切管机 | |
JPH10314859A (ja) | 板材加工方法およびその装置 | |
JP2601408Y2 (ja) | 形鋼加工機 | |
JP2000202537A (ja) | 板材加工方法及び複合加工機 | |
JP2000005963A (ja) | 原点セット装置及びその装置を使用する原点セット方法 | |
JPH1128528A (ja) | パンチプレスにおけるワーク搬入方法およびその装置 | |
JP4313179B2 (ja) | 木材プレカット加工機 | |
JP3727713B2 (ja) | 切断機におけるワークの切断方法及び同方法に使用する切断機 | |
JP2001334329A (ja) | 板材加工機 | |
JP3768620B2 (ja) | 板材加工方法 | |
JP4301651B2 (ja) | 板材加工機における原点位置決め方法及びその装置 | |
JP2000015366A (ja) | 板材供給加工システム | |
JP2786478B2 (ja) | 切断機におけるワーク搬出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080302 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090302 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140302 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |