JP3161091B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP3161091B2
JP3161091B2 JP29282092A JP29282092A JP3161091B2 JP 3161091 B2 JP3161091 B2 JP 3161091B2 JP 29282092 A JP29282092 A JP 29282092A JP 29282092 A JP29282092 A JP 29282092A JP 3161091 B2 JP3161091 B2 JP 3161091B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置に係
わり、特に半導体基板の第1の主面側から第2の主面側
に電流を流す電力用の絶縁ゲート電界効果トランジスタ
(以下、MOSFET、と称す)とこのMOSFETを
制御する制御回路を同じ半導体チップ(半導体基板)に
設けたパワーICに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるこの種の半導体集積回路
の一例の断面を図4に示す。高不純物濃度のN+ 型シリ
コン基体3上にP- 型シリコンエピタキシャル層25が
形成され、このP- 型エピタキシャル層25内にN+
埋込層26が形成されている。また、P- 型エピタキシ
ャル層25上にはN- 型シリコンエピタキシャル層27
が形成され、このN- 型エピタキシャル層27を貫通し
て素子分離用のP+ 型拡散層28が形成されている。N
- 型エピタキシャル層27とP+ 型拡散層28を逆バイ
アスすることによって、N- 型エピタキシャル層27は
島状の領域27a,27b,27cに電気的に分離され
る。N- 型エピタキシャル層27の領域27aには、そ
れぞれが電極17に接続されたP+ 型コレクタ4,P+
型エミッタ5,N+ 型ベースコンタクト部6を有しN-
型領域27aの表面箇所をベースとするPNPバイポー
ラトランジスタ36が電力用のパワーMOSFETを制
御する制御回路の素子の一つとして形成されている。N
- 型エピタキシャル層27の領域27bにはPウエル2
9が形成されそこに、それぞれが電極17に接続された
+ 型コレクタ8,N+ 型エミッタ9,P+ 型ベースコ
ンタクト10を有しPウエル29の表面箇所をベースと
するNPNバイポーラトランジスタ37が電力用のパワ
ーMOSFETを制御する制御回路の素子の一つとして
形成されている。また、N+ 型埋込層26とつながって
その上に位置するN- 型エピタキシャル層27の領域2
7cには、P型領域22内のN+ 型ソース11、P型領
域22の表面のチャンネル領域24,N- 型領域27c
とN+ 型埋込層26とN+ 型シリコン基体3からなるド
レイン,N+ 型ソース11に接続するソース電極16,
+ 型シリコン基体3の裏面に接続するドレイン電極1
5,チャンネル領域24上のゲート絶縁膜41,その上
のゲート電極42を有する電力用のパワーMOSFET
39が形成されている。
【0003】このような構成のパワーICでは通常P-
型エピタキシャル層25をグラウンド電位に、N- 型領
域27cとN+ 型埋込層26とN+ 型シリコン基体3と
をプラス電位にして使うので、この間のPN接合は逆バ
イアスされ、バイポーラトランジスタ36,37とMO
SFET39は電気的に分離される。
【0004】このときのP- 型エピタキシャル層25と
+ 型シリコン基体3の間にできるP- + 接合の逆バ
イアスブレークダウン電圧は、P- 型エピタキシャル層
25の厚さによって決まり、ブレークダウン電圧が60
Vの場合は約20μmが必要である。
【0005】一方、MOSFETのドレイン耐圧は、N
- 型エピタキシャル層27の厚さによって決まり、通常
約10μmの厚さが必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の図4に示したパ
ワーICでは、制御用トランジスタ36,37、電力用
素子であるMOSFET39を電気的に分離するために
+ 型拡散層28を形成しているが、このP+ 型拡散層
28は広い面積を必要とし、かつその形成に長時間を必
要とするという欠点を有する。
【0007】この欠点を解決するために、小信号用のバ
イポーラIC等で用いられるトレンチ分離法(溝分離
法)を使うことが考えられる。この方法を図5に示す。
尚、図5において図4と同一もしくは類似の箇所は同じ
符号で示してあるので重複する説明は省略する。図5で
は、素子分離領域をトレンチ30およびトレンチ30の
内部に充填された絶縁体層13で行っている。しかし、
従来のパワーICにトレンチ分離法を適用した場合、先
に説明したようにMOSFETのドレイン耐圧のために
- 型エピタキシャル層27は約10μmの厚さが必要
であるからトレンチ30は12〜15μmの深さに深く
形成しなければならず、その工程が複雑かつ困難となり
実用的ではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
基板の第1の主面側から第2の主面側に電流を流す電力
用のMOSFETと、前記半導体基板の第1の主面側に
形成された、前記MOSFETを制御する制御素子と、
前記MOSFETと前記制御素子とを分離する素子分離
領域とを有する半導体集積回路装置において、前記半導
体基板は、第1導電型の半導体基体と、前記半導体基体
より低い不純物濃度を有して前記半導体基体上に形成さ
れた第1導電型の第1の半導体層と、前記第1の半導体
層上に形成された第2導電型の第2の半導体層とを具備
して構成され、たがいに同じ深さを有する第1及び第2
のトレンチが前記第2の半導体層を貫通して前記第1の
半導体層に達して設けられており、前記素子分離領域
は、前記第1のトレンチおよびその内面に形成された絶
縁体層(誘電体層)を有して構成され、前記MOSFE
Tのチャンネル領域は前記第2の半導体層内において前
記半導体基板の第1、第2の主面と垂直の方向の前記第
2のトレンチの側壁に形成され、第2導電型の前記第2
の半導体層の表面が前記半導体基板の第1の主面であ
り、前記素子分離領域に囲まれた第2導電型の前記第2
の半導体層の箇所に第1導電型のウエルが形成され、第
1導電型の前記ウエル内に前記制御素子が形成されてい
半導体集積回路装置にある。
【0009】本発明の特徴は、半導体基板の第1の主面
側から第2の主面側に電流を流す電力用の絶縁ゲート電
界効果トランジスタと、前記半導体基板の第1の主面側
に形成された、前記絶縁ゲート電界効果トランジスタを
制御する制御素子と、前記絶縁ゲート電界効果トランジ
スタと前記制御素子とを分離する素子分離領域とを有す
る半導体集積回路装置において、前記半導体基板は、第
1導電型の半導体基体と、前記半導体基体より低い不純
物濃度を有して前記半導体基体上に形成された第1導電
型の第1の半導体層と、前記第1の半導体層上に形成さ
れた第2導電型の第2の半導体層と、第2導電型の前記
第2の半導体層上に形成された第1導電型のエピタキシ
ャル層とを具備して構成され、前記素子分離領域は、前
記第2の半導体層を貫通して前記第1の半導体層に達す
る第1のトレンチおよびその内面に形成された絶縁体層
を有して構成され、前記絶縁ゲート電界効果トランジス
タのチャンネル領域は前記第2の半導体層内の第2のト
レンチの側壁に形成され、かつ、前記第1導電型のエピ
タキシャル層を前記絶縁ゲート電界効果トランジスタの
ソースとし、前記制御素子として第1及び第2のバイポ
ーラトランジスタを有し、前記第1導電型のエピタキシ
ャル層を前記第1のバイポーラトランジスタのベースと
し、前記第1導電型のエピタキシャル層を前記第2のバ
イポーラトランジスタのコレクタとした半導体集積回路
装置にある。
【0010】
【実施例】以下、次に図面を参照して本発明を説明す
る。
【0011】図1は本発明の第1の実施例の半導体チッ
プを示す断面図である。図1と同図の半導体チップを製
造する方法を工程順に示した図2(a)〜(e)とを同
時に説明する。
【0012】まず、高不純物濃度のN+ 型シリコン基体
3上にN- 型シリコンエピタキシャル層2を膜厚約10
μmに成長し、さらにその上にP型シリコンエピタキシ
ャル層1を膜厚約3μmに成長して半導体基板50を構
成させる。半導体基板50は、P型シリコンエピタキシ
ャル層1の表面を第1の主面51とし、N+ 型シリコン
基体3のN- 型シリコンエピタキシャル層2が形成され
た面とは反対方向の面を第2の主面52とし、この第1
および第2の主面51,52は実質的にたがいに並行な
平坦面である(図2(a))。
【0013】次に、P型シリコンエピタキシャル層1を
貫通してN- 型シリコンエピタキシャル層2に達する第
1のトレンチ(溝)14aおよび第2のトレンチ(溝)
14bを第1の主面51から垂直に形成する。第1のト
レンチ14aは素子分離用のものでこれによりP型エピ
タキシャル層1は島状の領域1a,1b,1cに電気的
に分離される。第2のトレンチ14bは島状の領域1c
内に形成され、MOSFETの縦チャンネルのゲート構
造用のものである(図2(b))。
【0014】次に、第1のトレンチ14aを二酸化シリ
コン等の絶縁膜13で充填させて素子分離領域を構成さ
せる。一方、第2のトレンチ14bの内壁上に熱酸化に
よる二酸化シリコン等のゲート絶縁膜21を形成し、そ
の上にトレンチ14bを充填するようにポリシリコンを
堆積してゲート電極12を形成し、ゲート電極12上に
絶縁膜43を形成する(図2(c))。
【0015】次に、フォトリソグラフィー技術を用い
て、P型エピタキシャル層1の島状の領域1aの内にP
NPバイポーラトランジスタのN型ベース7を形成し、
その内にこのトランジスタのP+ 型コレクタ4,P+
エミッタ5,N+ 型ベースコンタクト部6を形成する。
また、P型エピタキシャル層1の島状の領域1bにN型
ウエル19を形成しそこにNPNバイポーラトランジス
タのP型ベース18を形成し、その内にこのトランジス
タのN+ 型コレクタ8,N+ 型エミッタ9,P+型ベー
スコンタクト部10を形成する。また、P型エピタキシ
ャル層1の島状の領域1cのトレンチ14bの外周表面
に電力用パワーMOSFETのN+ 型ソース11を形成
する。そして全面に二酸化シリコン等の絶縁膜33を披
着する(図2(d))。
【0016】最後に、絶縁膜33にコンタクトホールを
開孔して、それぞれの不純物領域に電極17を接続し
て、島状の領域1aにはPNPバイポーラトランジスタ
36が電力用のパワーMOSFETを制御する制御回路
の素子の一つとして形成され、島状の領域1bにはNP
Nバイポーラトランジスタ37が電力用のパワーMOS
FETを制御する制御回路の素子の一つとして形成され
る。
【0017】一方、N+ 型ソース11にソース電極16
を接続し、半導体基板50の第2の主面52であるN+
型シリコン基体3の裏面にドレイン電極15を接続し
て、チャンネル領域20が半導体基板50の主面51と
垂直の方向に第2のトレンチ14bの側壁に形成され、
半導体基板の一方の主面51のソース電極16と半導体
基板の他方の主面52のドレイン電極15間を電流通路
とする電力用のパワーMOSFET38が、P型シリコ
ンエピタキシャル層1の島状の領域1cからドレインと
なるN- 型シリコンエピタキシャル層2およびN+ 型シ
リコン基体3にかけて形成される(図2(d)および図
1)。
【0018】尚、MOSFETについて図2では図1の
左半分を図示してある。そして、図1の断面で示される
第2のトレンチ14bは平面形状でリング状となってい
るから、左右に図示された第2のトレンチ14bは連続
的に形成されている。したがって、チャンネル領域2
0,ゲート絶縁膜21,ソース11は平面形状でリング
状の第2のトレンチ14b内周と外周とにそれぞれに沿
って形成されている。
【0019】上記した本発明ではP型シリコンエピタキ
シャル層1の膜厚は、MOSFET38のチャンネル長
(縦方向にソースとドレイン間)が得られる厚さおよび
バイポーラトランジスタ36,37が形成できる厚さが
あればよく、約3μm程度で十分である。したがって、
素子分離の第2のトレンチ14bも3〜4μmの深さで
十分であるからパワーICにトレンチ分離を用いること
ができる。
【0020】すなわち、MOSFETのドレイン耐圧は
- 型シリコンエピタキシャル層2の膜厚により決定さ
れるが、トレンチはP型シリコンエピタキシャル層1を
貫通するのであってN- 型シリコンエピタキシャル層2
は貫通しないから、ドレイン耐圧とトレンチの深さとは
無関係となるのである。
【0021】さらに本発明の半導体集積回路装置では通
常、P型シリコンエピタキシャル層1をグラウンド電位
に、N- 型シリコンエピタキシャル層2およびN+ 型シ
リコン基体3をプラス電位にして使用する。このとき
に、P型シリコンエピタキシャル層1とN- 型シリコン
エピタキシャル層2とのブレークダウン電圧は、MOS
FETのドレイン耐圧と同様にN- 型シリコンエピタキ
シャル層2の膜厚により決定される。このように、図
4,図5の従来技術においてブレークダウン電圧がP-
型エピタキシャル層25の膜厚に依存しMOSFETの
ドレイン耐圧がN-型エピタキシャル層27の膜厚に依
存するという異なる二つの層にそれぞれ依存するのと異
なり、本発明ではブレークダウン電圧もドレイン耐圧も
- 型シリコンエピタキシャル層2の一層のみに依存す
るから、図4,図5のMOSFETにおけるN+ 型埋込
層26を省くことができ、さらに工程が簡素化される。
【0022】次に図3は本発明の第2の実施例の半導体
チップを示す断面図である。尚、図3において図1,図
2と同一もしくは類似の箇所は同じ符号で示してあるの
で重複する説明は省略する。
【0023】この第2の実施例では、P型シリコンエピ
タキシャル層1上にさらにN- 型シリコンエピタキシャ
ル層32を成長して半導体基板を構成させる。第1およ
び第2のトレンチ14a,14bはN- 型シリコンエピ
タキシャル層32を貫通してからP型シリコンエピタキ
シャル層1を貫通し、トレンチ14aによりN- 型シリ
コンエピタキシャル層32も島状の領域32a,32
b,32cに素子分離される。MOSFETはN- 型シ
リコンエピタキシャル層32の島状の領域32c内にソ
ースコンタクト部となるN+ 型ソース11が形成され、
- 型シリコンエピタキシャル層の島状の領域32cが
チャンネル領域20に当接するN- 型ソースとなる。
【0024】そして、PNPバイポーラトランジスタ3
6ではN- 型シリコンエピタキシャル層32の領域32
aがそのままベースとなり、NPNバイポーラトランジ
スタ37はNウエルの形成を省略してN- 型シリコンエ
ピタキシャル層32の領域32bがそのままコレクタと
なりN+ 型コレクタ埋込層34およびN+ 型引き出し領
域35を形成する。この様な構造にすることで高性能な
バイポーラトランジスタを得ることができる。
【0025】以上、制御用の素子としてバイポーラトラ
ンジスタを例示して説明したが、制御用素子としてはバ
イポーラトランジスタに限定されることはなく、制御用
素子としてCMOSやダイオードなどを用いた場合でも
本発明は適用できる。また、実施例の半導体の極性を逆
にした場合、すなわちN型をP型にしP型をN型にした
場合でも本発明は適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、N+ 型基
体上にN- 型エピタキシャル層を有し、さらにその上に
P型エピタキシャル層を有して半導体基板を構成させて
いるので、半導体基板の第1の主面側から第2の主面側
に電流を流す電力用のMOSFETと半導体基板の第1
の主面側に形成された制御素子とを分離する素子分離領
域にトレンチ分離法を用いることができる。また、MO
SFETのチャンネル領域はP型エピタキシャル層内に
おいて半導体基板の第1および第2の主面と垂直の方向
にトレンチの側壁に形成されているから、埋込層をなく
し構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を製造する方法を工程順
に示した断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図4】従来技術の一例を示す断面図である。
【図5】従来技術の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 P型シリコンエピタキシャル層 1a,1b,1c P型エピタキシャル層1の島状の
領域 2 N- 型シリコンエピタキシャル層 3 N+ 型シリコン基体 4 PNPバイポーラトランジスタのP+ 型コレクタ 5 PNPバイポーラトランジスタのP+ 型エミッタ 6 PNPバイポーラトランジスタのN+ 型ベースコ
ンタクト部 7 PNPバイポーラトランジスタのN型ベース 8 NPNバイポーラトランジスタのN+ 型コレクタ 9 NPNバイポーラトランジスタのN+ 型エミッタ 10 NPNバイポーラトランジスタのP+ 型ベース
コンタクト部 11 MOSFETのN+ 型ソース 12 MOSFETのゲート電極 13 素子分離用の第1のトレンチ内の絶縁膜 14a 素子分離用の第1のトレンチ 14b MOSFETのゲート構造用の第2のトレン
チ 15 MOSFETのドレイン電極 16 MOSFETのソース電極 17 バイポーラトランジスタの電極 18 NPNバイポーラトランジスタのP型ベース 19 NPNバイポーラトランジスタ形成用のN型ウ
エル 20 MOSFETのチャンネル領域 21 MOSFETのゲート絶縁膜 22 P型領域 24 MOSFETのチャンネル領域 25 P- 型エピタキシャル層 26 N+ 型埋込層 27 N- 型シリコンエピタキシャル層 27a,27b,27c N- 型エピタキシャル層2
7の島状の領域 28 P+ 型拡散層 29 Pウエル 30 トレンチ 32 N- 型シリコンエピタキシャル層 32a,32b,32c N- 型シリコンエピタキシ
ャル層32の島状の領域 33 半導体基板上の絶縁膜 34 N+ 型コレクタ埋込層 35 N+ 型引き出し領域 36 PNPバイポーラトランジスタ 37 NPNバイポーラトランジスタ 38 本発明のMOSFET 39 従来技術のMOSFET 41 ゲート絶縁膜 42 ゲート電極 43 絶縁膜 50 半導体基板 51 半導体基板の第1の主面 52 半導体基板の第2の主面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の第1の主面側から第2の主
    面側に電流を流す電力用の絶縁ゲート電界効果トランジ
    スタと、前記半導体基板の第1の主面側に形成された、
    前記絶縁ゲート電界効果トランジスタを制御する制御素
    子と、前記絶縁ゲート電界効果トランジスタと前記制御
    素子とを分離する素子分離領域とを有する半導体集積回
    路装置において、 前記半導体基板は、第1導電型の半導体基体と、前記半
    導体基体より低い不純物濃度を有して前記半導体基体上
    に形成された第1導電型の第1の半導体層と、前記第1
    の半導体層上に形成された第2導電型の第2の半導体層
    とを具備して構成され、 たがいに同じ深さを有する第1及び第2のトレンチが前
    記第2の半導体層を貫通して前記第1の半導体層に達し
    て設けられており、 前記素子分離領域は、前記第1のトレンチおよびその内
    面に形成された絶縁体層を有して構成され、 前記絶縁ゲート電界効果トランジスタのチャンネル領域
    は前記第2の半導体層内の前記第2のトレンチの側壁に
    形成され、第2導電型の前記第2の半導体層の表面が前記半導体基
    板の第1の主面であり、 前記素子分離領域に囲まれた第2導電型の前記第2の半
    導体層の箇所に第1導電型のウエルが形成され、第1導
    電型の前記ウエル内に前記制御素子が形成されている
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板の第1の主面側から第2の主
    面側に電流を流す電力用の絶縁ゲート電界効果トランジ
    スタと、前記半導体基板の第1の主面側に形成された、
    前記絶縁ゲート電界効果トランジスタを制御する制御素
    子と、前記絶縁ゲート電界効果トランジスタと前記制御
    素子とを分離する素子分離領域とを有する半導体集積回
    路装置において、 前記半導体基板は、第1導電型の半導体基体と、前記半
    導体基体より低い不純物濃度を有して前記半導体基体上
    に形成された第1導電型の第1の半導体層と、前記第1
    の半導体層上に形成された第2導電型の第2の半導体層
    と、第2導電型の前記第2の半導体層上に形成された第
    1導電型のエピタキシャル層とを具備して構成され、 前記素子分離領域は、前記第2の半導体層を貫通して前
    記第1の半導体層に達する第1のトレンチおよびその内
    面に形成された絶縁体層を有して構成され、 前記絶縁ゲート電界効果トランジスタのチャンネル領域
    は前記第2の半導体層内の第2のトレンチの側壁に形成
    され、 かつ、前記第1導電型のエピタキシャル層を前記絶縁ゲ
    ート電界効果トランジスタのソースとし、 前記制御素子として第1及び第2のバイポーラトランジ
    スタを有し、前記第1導電型のエピタキシャル層を前記
    第1のバイポーラトランジスタのベースとし、前記第1
    導電型のエピタキシャル層を前記第2のバイポーラトラ
    ンジスタのコレクタとしたことを特徴とする半導体集積
    回路装置。
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