JP3102405U - 荷崩れ及び衝撃防止ダンボ−ル容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】一枚のダンボ−ルで作ることの出来る、複数の内包装容器を収容する収容部を、仕切り組み立てが一体化でき、通気性の良い、荷崩れのしない又振動・衝撃にも強いダンボ−ル箱を提供する。
【解決手段】一枚のダンボ−ルに、収容する鍔付きの内包装容器の大きさ・数等に合わせた切り込み部を設け、内側或は外側に折り畳んで内包装容器の収納部を形成する、衝撃を緩和し、荷崩れのしない、通気性を良くして容器内の品物の品質を保つことの出来る一体型ダンボ−ル箱とした。
【選択図】図2
【解決手段】一枚のダンボ−ルに、収容する鍔付きの内包装容器の大きさ・数等に合わせた切り込み部を設け、内側或は外側に折り畳んで内包装容器の収納部を形成する、衝撃を緩和し、荷崩れのしない、通気性を良くして容器内の品物の品質を保つことの出来る一体型ダンボ−ル箱とした。
【選択図】図2
Description
本考案は、サクランボ・ぶどう等の果物やイチゴ・ミニトマト等の野菜、更にはカボチャ、馬鈴薯をスライス冷凍したもの等ミニ系の食品をPET等で出来ている鍔付きの内装容器に入れ、この容器を複数収容し、保管・輸配送する時、荷崩れや衝撃を防止し且通気性も良くし品質保持が出来る、一枚のダンボ−ル紙を織り込んで組み立てる一体型の包装箱に関する。
従来の包装箱は一枚のダンボ−ル紙を折り込んで箱状に組み立てたものであって、仕切りが無い或いはあっても別組み立てで形成されたものである。品物を入れたダンボ−ル包装箱を積み重ねて保管・輸配送すると荷崩れを起す。振動によって直接包装された品物に衝撃として加わったりして損傷する。また、数多く積み重ね長時間、保管・輸配送する場合、通気性が悪く劣化を早める等の問題点が生じていた。
本考案は、従来の上記問題を解消し一枚のダンボ−ルで外包と複数のPET等で出来ている鍔付きの内包装容器を収納でき、その仕切りも外包装箱の組み立てと一体化にする。通気性を保ち、内包装内にこもった熱やガス等による品物の劣化を防ぐ。強度があって数多くの積み重ねによる保管・輸配送による潰れを防ぐ。数多くの積み重ねによる荷崩れ損傷をなくす。振動で品物が衝撃を受けての損傷を防止する。品質保持とコストの低減を図れる。以上の機能を有する包装箱を提供することが課題である。
本考案は課題を解決するため、外包装箱に収納する鍔付き内包装容器の数や大きさに合わせ、各内包装容器の鍔部が、その上部四方縁部で支え吊られ、または箱を重ね、ずれ、荷崩れ状態を防止できるよう一枚のダンボ−ル紙を切り抜き、嵌め込み、組み立てることが特徴である包装箱にすることである。
即ち、既製のPET等でできている鍔付き内包装容器を収容する、ダンボ−ルの平板を折り畳んで形成する箱において、収容しようとする内包装容器の大きさ及び数に合わせて、ダンボ−ル平板の対向する端部近傍面にそれぞれ該内包装容器を収納する支持部及び四側面部を形成するための切込部を一辺を残して対称的に施し、箱の底板となる中央部には前記切込部の一部に形成する爪と嵌合する爪孔を穿ち、前記ダンボ−ル平板の他の対向する端面部には、上面の保持板となる折曲部の外側両側面にはみ出し、前記ダンボ−ル平板の隣接する折曲部に穿つ爪孔と嵌合する爪部を切り込むとともに、箱の多面体側面部を形成する切り込みを各辺の外方より施して、折り曲げながら組み立てることの出来ることを特徴とする上面が大きく開口するダンボ−ル箱として課題を解決している。
本考案により、保管・輸配送中、包装品物への通気性が良く、外包装と内包装容器仕切りが一体になっているので強度が増し高く積み重ねても下の箱が潰れないものとなる。外包装箱の二箇所に凸部と孔部があり嵌め合わすので、高く積んでも、振動があっても荷崩れしずらく、内包装容器仕切りが内包装容器底部と外包装箱中底部が触れないように間隔があるので振動などによる衝撃を緩和することが出来る。従って品物への損傷が極めて少なくなったので良品質保持が望まれる市場・生産・輸配送の現場から期待が大きい。
包装箱の材質はある程度の弾力性に富み、振動や衝撃に比較的強いまた加工もし易いダンボ−ルで形成するものである。
包装箱の形成は接着剤等を一切使用しないで、内包装容器嵌め込みにより複数収納を可能とし、組み立てが簡単に出来、且つ解体も容易に出来る。
包装箱は外包装、内包装容器の仕切りが一体組み立て、嵌め込み式になっているので全部が連結して壁部二重の形成となっているので積み重ね、上下左右振動、衝撃が加わったとき全体で支え合うので分散緩和があり、強度が保たれる。
内包装が内包装容器の仕切りと連結し一体組み立てで壁部二重の形成と通気口が両横と底部にあるので通気性に富み品質保持に良い。
包装品物購入要請による包装箱内の内包装容器数や大きさに合わせた仕切り数でダンボ−ルを加工し対応が容易にできる。
包装箱を数多く積み重ねて保管・輸配送する時、箱両横上下にある凸部と孔部との嵌合により横ずれを防ぐので荷崩れがなくなる。
内包装容器の収納が四方に設けられた縁部によって、吊った状態になるので品物への振動・衝撃が緩和され、それによる損傷を防げる。
包装箱の形成は接着剤等を一切使用しないで、内包装容器嵌め込みにより複数収納を可能とし、組み立てが簡単に出来、且つ解体も容易に出来る。
包装箱は外包装、内包装容器の仕切りが一体組み立て、嵌め込み式になっているので全部が連結して壁部二重の形成となっているので積み重ね、上下左右振動、衝撃が加わったとき全体で支え合うので分散緩和があり、強度が保たれる。
内包装が内包装容器の仕切りと連結し一体組み立てで壁部二重の形成と通気口が両横と底部にあるので通気性に富み品質保持に良い。
包装品物購入要請による包装箱内の内包装容器数や大きさに合わせた仕切り数でダンボ−ルを加工し対応が容易にできる。
包装箱を数多く積み重ねて保管・輸配送する時、箱両横上下にある凸部と孔部との嵌合により横ずれを防ぐので荷崩れがなくなる。
内包装容器の収納が四方に設けられた縁部によって、吊った状態になるので品物への振動・衝撃が緩和され、それによる損傷を防げる。
以下、図面に示す実施例に従って本考案の実施態様について詳述する。
図1は、組み立て以前のダンボ−ルの展開図であり、切込部を実線で、折曲部を点線で示してある。
谷折線F1、F2、F4、F5及び山折線F3で折り曲げて内包装容器の台座部を形成し、谷折線F8及びF9で折り曲げて内包装容器の収納部を構成する。又、谷折線F6、F7及びF8を折り曲げて、上面が大きく開口する箱全体を構成するもので、谷折線F12で折り曲げて上面の保持板14としている。
組み立てる際には、各折り曲げ線に沿って折り曲げて箱状に組み立て、底板1に設ける2ヶ所の爪孔aに、鍔付きのない包装容器16の収納側面部を構成する側面支持版8に施す爪9を両側からそれぞれ挿入し、巾の狭い上面周縁辺に設ける爪孔cに、上面の保持板14の両側にはみ出して設ける爪13を挿入して、接着剤等を一切使用せずに形状を保ち得る箱を形成することが出来る。また、箱を側面部となる測板3に切り込む凸部15及び底板1に穿つ孔部bを設け、箱を多段に重ね合わせた時に箱がずれないように凸部15と上段の箱の孔部bとは嵌合するものである。
また、側面版2と側板3に、両面を重ねた時に一致する位置に通気孔d、eを設けるものである。
図1は、組み立て以前のダンボ−ルの展開図であり、切込部を実線で、折曲部を点線で示してある。
谷折線F1、F2、F4、F5及び山折線F3で折り曲げて内包装容器の台座部を形成し、谷折線F8及びF9で折り曲げて内包装容器の収納部を構成する。又、谷折線F6、F7及びF8を折り曲げて、上面が大きく開口する箱全体を構成するもので、谷折線F12で折り曲げて上面の保持板14としている。
組み立てる際には、各折り曲げ線に沿って折り曲げて箱状に組み立て、底板1に設ける2ヶ所の爪孔aに、鍔付きのない包装容器16の収納側面部を構成する側面支持版8に施す爪9を両側からそれぞれ挿入し、巾の狭い上面周縁辺に設ける爪孔cに、上面の保持板14の両側にはみ出して設ける爪13を挿入して、接着剤等を一切使用せずに形状を保ち得る箱を形成することが出来る。また、箱を側面部となる測板3に切り込む凸部15及び底板1に穿つ孔部bを設け、箱を多段に重ね合わせた時に箱がずれないように凸部15と上段の箱の孔部bとは嵌合するものである。
また、側面版2と側板3に、両面を重ねた時に一致する位置に通気孔d、eを設けるものである。
図2には本考案の箱の全体形状は解るように、図1に示す実施例の組み上がり後の箱の斜視図を示してある。図において、底板1と左右の側面版2、12とにより箱の外側の五面を形成し、箱の内部においては、図1における側板3と側面版2とが重なり、側面版2及び側面版12の巾と同一寸法の巾の長さを有する支持板7、5が側面版12の内側に重なって指示版5が内側面として現れている。また、側板3から折曲がって鍔付きの内包装容器16の鍔部を支える面を構成するそこいた1に平行な水平支持板4とこの水平支持板4部に施される一辺を残して切り込まれている内包装容器16の側面を支える側面支持板8、10および11とにより組み立ての出来る上面が大きく開口しているダンボールの多面体箱としている。
図3は、図1に示す実施例の平面図であり、図におけるA−A断面、B−B断面を、破線で示す鍔付きのない包装容器16が収納されている状態で、図5および図6に示す。側面板2と側板3の一部が重なってその部分が二重になり、また側面板12が内側で支持板5、7が三重に重なり強度が出るようになっている。
図4は、通常はPRT等のプラスチックで形成されている鍔(符号省略)付きのない包装容器16の形状を示すが、この容器の鍔部が箱の水平支持板4の面で落下しないように支持され、容器の側面が箱の側面支持板8、10および11により横ずれが防止される。
完成された箱における、内包装容器16の深さよりも大きな長さに側面板2および側面板12の長さを採ることで、内包装容器16が底板1に接することはない。
完成された箱における、内包装容器16の深さよりも大きな長さに側面板2および側面板12の長さを採ることで、内包装容器16が底板1に接することはない。
内包する容器の大きさに合わせ且つ数を考慮して使用するダンボールの大きさを選定できる設計の自由度が高く、また、角型の内包装容器のみでなく鍔付きの容器であれば、同様の効果を、例えば円形容器であっても鍔部で落下を防ぎ側面を側面支持板によって点接触で支えることの出来る等の効果を有するものとなる。
1 底板
2、12 側面板
3、6 側板
4 水平支持板
5、7 支持板
8、10、11 側面支持板
9、13 爪
14 上面保持板
15 凸部
16 内包装容器
a、c 爪孔
b 孔部
d、e 通気孔
2、12 側面板
3、6 側板
4 水平支持板
5、7 支持板
8、10、11 側面支持板
9、13 爪
14 上面保持板
15 凸部
16 内包装容器
a、c 爪孔
b 孔部
d、e 通気孔
Claims (1)
- 鍔付きの既製内包装容器を収容するダンボールの平板を折り畳んで形成する箱において、一枚のダンボール平板の対向する二つの端部近傍面に内包装容器を収容する支持部および四側面部を形成するための切り込み部を、一辺を残して対称的に施し、箱の底板となる中央部には前記切り込み部の一部に形成する爪部と嵌合する爪孔を穿ち、前記ダンボール平板の他の対向する端面部には、上面の保持板となる折り曲げ部の外側両側面にはみ出し、前記ダンボール平板の隣接する折り曲げ部に穿つ爪孔と嵌合する爪部を切り込むとともに、箱の多面体側面部を形成する切込みを辺の外方より施して、折り曲げながら組み立てることを特長とする上面が大きく開口する荷崩れ及び衝撃防止ダンボール箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273676U JP3102405U (ja) | 2003-12-20 | 2003-12-20 | 荷崩れ及び衝撃防止ダンボ−ル容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273676U JP3102405U (ja) | 2003-12-20 | 2003-12-20 | 荷崩れ及び衝撃防止ダンボ−ル容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3102405U true JP3102405U (ja) | 2004-07-08 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2003273676U Expired - Fee Related JP3102405U (ja) | 2003-12-20 | 2003-12-20 | 荷崩れ及び衝撃防止ダンボ−ル容器 |
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JP (1) | JP3102405U (ja) |
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2003
- 2003-12-20 JP JP2003273676U patent/JP3102405U/ja not_active Expired - Fee Related
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