JP3153561U - 箱昇降運搬車 - Google Patents

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公道 木原
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Abstract

【課題】不整地でも走行性が良く、方向転換などハンドル操作性にも優れている上、重い箱を運搬するのに好適で、しかも停車時にスタンドを掛けてタイヤをロックする、安定性にも優れた箱昇降運搬車を提供する。【解決手段】2輪のタイヤ2を取付けた台車フレーム3に、左右2本の支柱4を立設し、ここに後方に向かってハンドル5をそれぞれ取付けると共に、両支柱間に昇降フレーム7を昇降自在に支持し、昇降フレーム7の上部に手動の巻上げウインチ11のワイヤー8を連結し、昇降フレーム7の前面に左右に間隔をおいて、巣箱30を支持する2本のアーム12を水平に突設し、前記タイヤ2の前後に延びたスタンド17を上下に回動自在に取付けて、走行時にスタンド17を跳ね上げて、ハンドル5を押して走行し、停車時にスタンド17を掛けてタイヤ2をロックするようにしたものである。【選択図】図1

Description

本考案は、蜂箱や作物収納箱などの箱昇降運搬車に関するものである。
一般に、重量のある箱を運搬する場合に台車が用いられている。この台車としては、例えばフォーク状のフレームの下部に車輪を設け、このフレームの後方にハンドルを取付けると共に、前記フレームにリンク機構により昇降する側部昇降台を取付け、これに連結された踏みバーを踏むことにより、箱(コンテナ)の底部に差し込んだ側部昇降台が上昇して箱を持ち上げた状態で運搬するようになっている(特許文献1)。
しかしながらこれは工場や駐車場など平坦な路面を運搬することはできるが、養蜂を行なっている畑などの不整地を走行することができない。また養蜂では、巣箱の重量が1個50Kg程度もあり、これをトラックから降ろして畑に並べ、次の場所に移動する時には、トッラクの所まで手で持って運び、更に荷台に載せる作業は重労働であった。また巣箱の上部には蜂が採取してきた蜜が溜る蜜巣が形成され、この蜜巣を取り出して別の箱に移し、この箱を、遠心分離器を搭載しているトラックの荷台まで運んで蜂蜜を分離しているが、この運搬作業も重労働であった。
また収穫した果実や野菜などを収納するプラスチック製の箱を、トラックに載せて運搬する場合や、倉庫や選果場まで運ぶ場合、2輪車で運搬しているが、2輪車へ積み降ろし作業も重労働であった。またりんごなどの高い枝の上になる果実を収穫する場合、脚立の上に乗って採取した果実を箱に直接入れることができず作業性が悪かった。
このため本考案者は、4輪のタイヤを取付けた台車に2本の支柱を立設し、この両支柱の間に、昇降フレームを昇降自在に支持し、昇降フレームの上部に、巻上げウインチのワイヤーを連結し、前記昇降フレームの前面に間隔をおいて2本のアームを前方に向かって水平に突設し、このアームを横方向に可動自在に支持して、この間に箱を支持する箱昇降運搬車を先に開発した(特許文献2)。
この箱昇降運搬車は、箱の幅に合わせてフォーク状のアームの間隔を調整できると共に、手動の巻上げウインチで昇降するので、重い箱を運搬するのに好適である。しかしながら4輪のタイヤが取付けられているので、傾斜地や不整地を走行しにくく、また方向転換などの操作性も悪い問題があった。
特開2005−262902 実用新案登録第3149739号公報
本考案は上記問題を改善し、傾斜した不整地でも走行性が良く、方向転換などハンドル操作性にも優れている上、巻上げウインチで昇降するので、重い箱を運搬するのに好適で、しかも停車時にスタンドを掛けてタイヤをロックするので、安定性にも優れた箱昇降運搬車を提供するものである。
本考案の請求項1記載の箱昇降運搬車は、2輪のタイヤを取付けた台車フレームに、左右2本の支柱を立設し、ここに後方に向かってハンドルをそれぞれ取付けると共に、両支柱間に昇降フレームを昇降自在に支持し、昇降フレームの上部に手動の巻上げウインチのワイヤーを連結し、昇降フレームの前面に左右に間隔をおいて、箱を支持する2本のアームを水平に突設し、前記タイヤの前後に延びたスタンドを上下に回動自在に取付けて、走行時にスタンドを跳ね上げて、ハンドルを押して走行し、停車時にスタンドを掛けてタイヤをロックするようにしたことを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載の箱昇降運搬車は、請求項1において、スタンドが、台車フレームの前後に回動自在に取付けたレバーにそれぞれ連結され、このレバーがコイルスプリングに連結されたカム板に接続され、このカム板と係合するフックを形成した解除ペダルを設けたことを特徴とするものである。
本考案の請求項3記載の箱昇降運搬車は、請求項1において、支柱をローラーのガイドレールとし、昇降フレームの両側にローラーを取付けて、このローラーをガイドレールとなる支柱に昇降自在に支持したことを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載の箱昇降運搬車によれば、箱昇降運搬車1は2輪のタイヤ2で、ハンドル5を手で握って押して走行するので、傾斜した不整地でも安定して走行でき、方向転換などハンドル操作性にも優れている。また停車した時に、タイヤの前後に延びたスタンドを掛けてタイヤをロックするので安定性に優れていいると共に、巻上げウインチで昇降するので、小さな力で箱を昇降することができ、女性でも作業が容易である。
また請求項2記載の箱昇降運搬車によれば、スタンドを掛ける時は足で踏むだけで簡単に掛けることができ、解除する時には解除ペダルを足で踏むだけで良いので、ロックや解除が容易である。
また請求項3記載の箱昇降運搬車によれば、支柱をローラーのガイドレールとし、昇降フレームの両側にローラーを取付けて、このローラーをガイドレールとなる支柱に昇降自在に支持したので昇降フレームを滑らかに昇降させることができる。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図5を参照して詳細に説明する。図において1は箱昇降運搬車を示すもので、左右に2輪のタイヤ2、2を取付けた台車フレーム3に2本の支柱4、4が立設されている。この左右の支柱4、4には後方に向かってハンドル5、5がそれぞれ取付けられている。また支柱4、4の前面には昇降フレーム7が昇降自在に取付けられ、昇降フレーム7の上部にワイヤー8が連結され、図2に示すように支柱4、4の上部の連結材9の上部に取付けたプーリー10にワイヤー8を通して反転させ、支柱4、4の背面中間に取付けた手動の巻上げウインチ11に連結されている。
前記昇降フレーム7の前面に、左右に間隔をおいて2本のアーム12、12が前方に向かってフォーク状に水平に突設されている。また昇降フレーム7は図3に示すように上下両側にローラー13、13が取付けられ、これはローラー13、13のガイドレール14となる断面コ字形をなす左右の支柱4、4の内側に上下動自在に支持されている。
また前記両タイヤ2、2の間には、図1および図2に示すようにタイヤ2の前後に延びたスタンド17、17が取付けられている。このスタンド17の一端は図4および図5に示すように、台車フレーム3の前後に設けた軸18、18で回動自在に支持されたT字形のレバー19A、19Bに連結されている。前側のレバー19Aは、調整ボルト20を介してカム板21に連結されている。このカム板21には係合部22が形成されている。また後側のレバー19Bは、連結片25を介して前記カム板21の下部側に連結されている。更にカム板21は軸23に回動自在に支持されていると共に、下部側が台車フレーム3にコイルスプリング24で連結されている。
カム板21の上方には係合部22に係合するフック26が軸29で回動自在に設けられ、このフック26の上部に解除ペダル27が形成されている。更にこのフック26は台車フレーム3にコイルスプリング28で連結されている。
上記構成の箱昇降運搬車1で、蜂の巣箱30を運搬する場合、図1に示すように箱昇降運搬車1のハンドル5を手で握って押して行き、畑に設置してある巣箱30の前まで移動する。箱昇降運搬車1は2輪のタイヤ2で、ハンドル5を手で握って押しながら走行するので、傾斜した不整地でも安定して走行でき、方向転換などハンドル操作性にも優れている。巣箱30の手前まで移動させたら、前進させて図3に示すようにフォーク状のアーム12、12を巣箱30の枠縁31の下方に位置させる。
この状態で図4に示すようにハンドル5側の左右のスタンド17、17を足で踏んで押し下げると、レバー19Bが回動すると共に連結片25が矢印方向に引かれ、この先端で連結されたカム板21が軸23を中心に回動する。この結果、調整ボルト20が押し出されて、この先端に連結されたレバー19Aが回動し、ここに接続したスタンド17が下方に回動して接地する。
この過程で、カム板21の円弧部に、コイルスプリング28で引っ張られながらフック26が摺接して行くので、スタンド17、17が接地した時点で、フック26がカム板21の係合部22に係合してロックされる。このため、タイヤ2の前後に延びたスタンド17、17が接地しているのでタイヤ2は回転せずに停止した状態に保持される。
このようにタイヤ2の回転がロックされた状態で図2に示すように、巻上げウインチ11のハンドル15を手で回転させると、ワイヤー8が巻き取られて、支柱4、4の内側のガイドレール14内を昇降フレーム7の上下左右に取付けたローラー13が走行して昇降フレーム7が上昇し、巣箱30はアーム12、12で保持されて持ち上げられる。所定に高さまで巣箱30を上昇させたら、図5に示すようにタイヤ2、2の内側の左右に取付けた解除ペダル27、27を足で踏むと、フック26は軸29を中心として回動し、カム板21の係合部22から解除される。
カム板21の下部は、常時コイルスプリング24で引っ張られているので、軸23を中心として矢印方向に回動する。この結果、連結片25は前方に引っ張られてレバー19Bが回動して、ここに接続したスタンド17が跳ね上げられる。また同時に調整ボルト20が引かれてレバー19Aが回動し、前側のスタンド17も跳ね上げられ、タイヤ2のロックか解除される。
この後、ハンドル5を握って箱昇降運搬車1をトラックまで押して行き、ここで図4に示すように再びハンドル5側の左右のスタンド17、17を踏んで押し下げると、カム板21が回動し、前側のスタンド17、17も回動して接地すると共にフック26が係合してタイヤ2の回転がロックされる。この状態で、巻上げウインチ11のハンドル15を手で回転させて、図2に仮想線で示すように巣箱30を荷台の高さまで持ち上げてから荷台に積み込む。またトラックの荷台から、巣箱30を降ろして畑まで運搬する場合は、この逆の動作となる。また蜜巣を巣箱30から取出して空の巣箱30に移し、これを遠心分離器を搭載しているトラックの荷台まで運ぶ時も同様である。
なお上記説明では、左右のアーム12の間隔を固定した構造について示したが、一方のアーム12は昇降フレーム7に固定され、他方のアーム12を左右に可動自在に支持して、両アーム12、12の間隔を箱の幅に合わせて調整するようにした構造でも良い。また巣箱30の運搬に限らず、収穫した作物を入れるコンテナの運搬にも広く利用することができる。またりんごなどの高い枝の上になる果実を収穫する場合、箱昇降運搬車のアームを上昇させて収穫箱(コンテナ)を高い位置に保持して、脚立の上で収穫した果実を直接、入れることができ、収穫の作業性を向上させることができる。
本考案の実施の一形態による箱昇降運搬車を押している状態を示す斜視図である。 図1に示す箱昇降運搬車の側面図である。 昇降フレームの昇降構造を示す水平断面図である。 スタンドを掛けて接地している状態のロック機構を示す側面図である。 スタンドを跳ね上げてロックを解除した状態のロック機構を示す側面図である。
1 箱昇降運搬車
2 タイヤ
3 台車フレーム
4 支柱
5 ハンドル
7 昇降フレーム
8 ワイヤー
9 上部の連結材
10 プーリー
11 巻上げウインチ
12 アーム
13 ローラー
14 ガイドレール
15 ハンドル
17 スタンド
18 軸
19A、19B レバー
20 調整ボルト
21 カム板
22 係合部
23 軸
24 コイルスプリング
25 連結片
26 フック
27 解除ペダル
28 コイルスプリング
29 軸 30 巣箱
31 枠縁

Claims (3)

  1. 2輪のタイヤを取付けた台車フレームに、左右2本の支柱を立設し、ここに後方に向かってハンドルをそれぞれ取付けると共に、両支柱間に昇降フレームを昇降自在に支持し、昇降フレームの上部に手動の巻上げウインチのワイヤーを連結し、昇降フレームの前面に左右に間隔をおいて、箱を支持する2本のアームを水平に突設し、前記タイヤの前後に延びたスタンドを上下に回動自在に取付けて、走行時にスタンドを跳ね上げて、ハンドルを押して走行し、停車時にスタンドを掛けてタイヤをロックするようにしたことを特徴とする箱昇降運搬車。
  2. スタンドが、台車フレームの前後に回動自在に取付けたレバーにそれぞれ連結され、このレバーがコイルスプリングに連結されたカム板に接続され、このカム板と係合するフックを形成した解除ペダルを設けたことを特徴とする請求項1記載の箱昇降運搬車。
  3. 支柱をローラーのガイドレールとし、昇降フレームの両側にローラーを取付けて、このローラーをガイドレールとなる支柱に昇降自在に支持したことを特徴とする請求項1記載の箱昇降運搬車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6471207B1 (ja) * 2017-11-07 2019-02-13 タキゲン製造株式会社 養蜂巣箱用手押し運搬車

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