JP3153211U - 包装用箱 - Google Patents

包装用箱 Download PDF

Info

Publication number
JP3153211U
JP3153211U JP2009004092U JP2009004092U JP3153211U JP 3153211 U JP3153211 U JP 3153211U JP 2009004092 U JP2009004092 U JP 2009004092U JP 2009004092 U JP2009004092 U JP 2009004092U JP 3153211 U JP3153211 U JP 3153211U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer bottom
bottom flap
flap
portions
projecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009004092U
Other languages
English (en)
Inventor
佐藤 寛之
寛之 佐藤
Original Assignee
中津川包装工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中津川包装工業株式会社 filed Critical 中津川包装工業株式会社
Priority to JP2009004092U priority Critical patent/JP3153211U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3153211U publication Critical patent/JP3153211U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】荷梱包作業の迅速化を図る。【解決手段】第1外底フラップ10の先端部に複数の突片部18、18aを間隔をおいて形成し、第2外底フラップ12の先端部にして前記突片部18、18aの隣接箇所の入込部19、19aに対応する部位に突片部20、20aを設けると共に、該突片部20、20aの隣接箇所を入込部21、21aとして、前記突片部18、18aに対応させることによって、フラップ折り曲げ順序を簡潔にし、組み立て時の心理的な負担を軽減させ、また突片部18、18aにおける入込部19、19a側の側端に係止片部22、22aを夫々突設し、突片部20、20aにおける前記係止片部22、22aに対応する側端に係止片部23、23aを夫々突設することによって、両外底フラップ10、12の係止片部どうしを相互に係止させて、各突片部の対応する入込部からの出脱を防止する。【選択図】図1

Description

本考案は、段ボール箱等の様に底面部がフラップで構成される包装用箱に関する。
従来、キャベツやバナナ等の野菜や果物を種別に所定数量分をひとまとめに梱包して運搬する際、一般に段ボール箱が用いられている。
段ボール箱の形式は多種有り(例えば、非特許文献1参照)、内容物その他の諸条件により適宜選択使用されるが、底面部を構成する各フラップを、ステープラー等の留具を用いず、フラップどうしを係合させることで封緘をするものとしては、上記非特許文献1の第2頁表2中のコード番号0215及びコード番号0216のもの等が見受けられる。
これらは、底面部の組み立てに際し、先ず一方の長さ面の下端に設けた第1底面フラップをその基端で内側に折り曲げ、次いで両幅面下端に設けた第2底面フラップ、第4底面フラップを共に折り曲げ、最後に他方の長さ面の下端に設けた第3底面フラップを折り曲げ、該第3底面フラップ先端に設けた突片部を、第1底面フラップ先端中央に設けた入込部に差し込み、この差し込まれた突片部を第1底面フラップ上面上に重ねることで、底面部を封緘する様にしている。
つまり、最後に折り曲げられ最下方に位置する第3底面フラップの両脇の上に第2底面フラップ、第4底面フラップが重なり、これらの上に第1底面フラップの両脇が重なり、この第1底面フラップ中央の上であり各フラップの重ね合わせの最上方に、基端側が最下方に位置している第3底面フラップの先端に設けた突片部が重なり、各フラップは相互に束縛しあって底面部が封緘されるのである。
「段ボール箱の形式 JIS Z 1507」、財団法人日本規 格協会、平成元年7月31日発行、2〜3頁、表2
ところが、梱包作業の現場においては、作業者が必ずしも熟練した者ばかりでなく、また一般に大量の箱を迅速に組み立てなければならないため、上記箱の様に、フラップ折り曲げ順序が決まっており、その上、第1底面フラップ折り曲げ後に、この第1底面フラップ対向位置ではなく、両脇に位置する第2底面フラップ及び第4底面フラップを折り曲げる工程を挟んで、最後に第3底面フラップを折り曲げる、との工程順序は、迅速に作業を勧める上で、心理的な煩わしさを伴う手順であり、特に非熟練者にとっては、正確な作業が妨げられ、作業遅延の原因となっていた。
本考案は、上記課題に鑑み、胴体部下端の周囲に、第1外底フラップ、第1内底フラップ、第2外底フラップ、第2内底フラップを順に連設し、各フラップをその基端で内側に折り曲げると共に、両外底フラップ先端部を係合させることで、底面部を形成する様にした包装用箱であり、第1外底フラップ先端部に複数の突片部を間隔をおいて形成し、第2外底フラップ先端部にして第1外底フラップ突片部の隣接箇所の入込部に対応する部位に突片部を設けると共に、該第2外底フラップ突片部の隣接箇所を入込部として、前記第1外底フラップ突片部に対応させることによって、両内底フラップを折り曲げた後、両外底フラップを折り曲げさせ、対向する一対のフラップを一組ずつ順に折り曲げさせることで、フラップ折り曲げ順序を簡潔にし、組み立て時の心理的な負担を軽減させ、作業効率の向上を図る。
又、第1外底フラップの突片部における入込部側の側端に係止片部を夫々突設し、第2外底フラップの突片部における前記第1外底フラップ突片部の係止片部に対応する側端に係止片部を夫々突設することによって、両外底フラップの係止片部どうしを相互に係止させて、突片部の入込部からの出脱を防止する様にして、上記課題を解決する。
要するに本考案は、胴体部下端の周囲に、第1外底フラップ、第1内底フラップ、第2外底フラップ、第2内底フラップを順に連設し、各フラップをその基端で内側に折り曲げると共に、両外底フラップ先端部を係合させることで、底面部を形成する様にした包装用箱であり、第1外底フラップ先端部に複数の突片部を間隔をおいて形成し、第2外底フラップ先端部にして第1外底フラップ突片部の隣接箇所の入込部に対応する部位に突片部を設けると共に、該第2外底フラップ突片部の隣接箇所を入込部として、前記第1外底フラップ突片部に対応させたので、つまり対向する両外底フラップに突片部を設けて、これらを係合させることから、フラップの折り曲げに際し、先ず両内底フラップを折り曲げ、次いで両外底フラップを折り曲げ、対向する一対のフラップを一組ずつ順に折り曲げれば良いため、フラップ折り曲げ順序が簡潔であり、初心者でも作業手順を習熟し易く、また作業者の折り曲げ動作に無理なく、人の動作特性に合致しているため、心理的な負担を軽減して、組立て作業を容易化することが出来る。
又、第1外底フラップの突片部における入込部側の側端に係止片部を夫々突設し、第2外底フラップの突片部における前記第1外底フラップ突片部の係止片部に対応する側端に係止片部を夫々突設したので、両外底フラップの係止片部どうしを相互に係止させることにより、突片部の入込部からの出脱を防止し、ステープラー等の留具を用いなくとも、底面部を堅牢に封緘することが出来る。
従って、上記の組立て作業が容易であること、並びに、留具が不要で作業項目数が少ないことにより、荷梱包作業の効率を向上させ、迅速化を図ることが出来る。
底面部を形成するに際し、先ず胴体部を上下逆さにして、両内底フラップを折り曲げた後、両外底フラップを折り曲げ、外底フラップにより、内底フラップを押し下げ、揺動させつつ、一旦外底フラップ先端部を胴体部下端(各フラップ基端であり、この時上端)よりも更に下方に押し下げ、これを上方に戻しながら、一方の外底フラップ突片部と、他方の外底フラップ入込部を噛み合わせて、外底フラップ先端部どうしを係合させるのであるが、外底フラップは、その側縁部を内側傾斜の斜辺として、基端側に比して先端側の幅を狭く形成し、略台形としたので、外底フラップ先端隅角部が内底フラップ基端部から幾分離れて、内底フラップ基端部近くに当たらないため、外底フラップにより、内底フラップを押し下げ、揺動させねばならない角度が、内底フラップ基端部近くに外底フラップ先端隅角部が当たる場合に比べて小さくなり、押し下げに対する内底フラップの復元抵抗力が弱くなって、底面部の形成作業が更に容易となる等その実用的効果甚だ大である。
本考案に係る包装用箱の展開図である。 同上包装用箱の組み立て後の底面図である。
以下、本考案の包装用箱につき、実施例を示し、詳細に説明する。
図1は本考案に係る包装用箱の展開図、図2は組み立て後の底面図である。
本実施例の包装用箱は、段ボールから成り、図1に示す様に、ワンピース形のもので、組み立て後に四角筒形の胴体部1となる側壁2〜5が、罫線(クリーズ)Cを介して、直列に連設され、各側壁2〜5の上端に罫線(スコアー)Sを介して天面フラップ6〜9を連設し、側壁2〜5の下端に、罫線(スコアー)Sを介して、第1外底フラップ10、第1内底フラップ11、第2外底フラップ12、第2内底フラップ13を夫々連設している。
外底フラップ10、12は、その側縁部14、15、16、17を内側傾斜の斜辺として、基端側に比して先端側の幅を狭く形成し、外底フラップ10、12の外形を略台形としている。
第1外底フラップ10の先端部には、突片部18、18aが所定の間隔をおいて形成され、第2外底フラップ12の先端部にして第1外底フラップ10の突片部18、18aの隣接箇所の入込部19、19aに対応する部位に突片部20、20aを設けると共に、該突片部20、20aの隣接箇所を入込部21、21aとして、前記突片部18、18aに対応させている。
そして、突片部18、18aにおける入込部19、19a側の側端に係止片部22、22aを夫々突設し、また突片部20、20aにおける前記係止片部22、22aに対応する側端に係止片部23、23aを夫々突設している。
尚。本実施例のものでは、突片部は各外底フラップ10、12に夫々2枚が形成されているが、突片部の枚数に制限はなく、各外底フラップ10、12に複数形成され、一方の外底フラップ10、12に設けられた突片部と、他方の外底フラップ10、12に形成された入込部の数量が合致し、両外底フラップ10、12が係合可能であれば良い。
尚、図1中、符号24を付した部分は、側壁2の側端に罫線(クリーズ)Cを介して設けた継ぎ代であり、該継ぎ代24により、側壁2と側壁5とが連結され、側壁2〜5により、図2に示す様に、四角筒形の胴体部1が形成され、該胴体部1の下端の周囲に、第1外底フラップ10、第1内底フラップ11、第2外底フラップ12、第2内底フラップ13が順に連設されることになるのである。
底面部を形成する際は、図2に示す様に、先ず胴体部1を上下逆さにして、両内底フラップ11、13を折り曲げた後、両外底フラップ10、12を折り曲げ、係止片部22、22a、23、23aを下方に折り曲げた状態にて、外底フラップ10、12により、内底フラップ11、13を押し下げ、揺動させつつ、一旦外底フラップ10、12の先端部を胴体部1の下端(各フラップ10、11、12、13基端であり、この時上端)よりも更に下方に押し下げ、これを上方に戻しながら、一方の外底フラップ10、12の突片部18、18a、20、20aを、他方の外底フラップ10、12の入込部21、21a 、19、19aの奥の上面に積重し噛み合わせて、外底フラップ10、12の先端部どうしを係合させる。
この時、外底フラップ10、12が略台形であることから、外底フラップ10、12の先端隅角部(側縁部14、15、16、17の先端)が内底フラップ11、13の基端部から幾分離れて、内底フラップ11、13の基端部近くに当らないため、外底フラップ10、12により、内底フラップ11、13を押し下げ、揺動させねばならない角度が、例えば、外底フラップ10、12が略長方形で、内底フラップ11、13基端部近くに外底フラップ10、12の先端隅角部が当たる場合に比べて小さくなる。
その後、胴体部1の上下を元に戻し、立ち上がった状態の係止片部22、22a、23、23aを横倒し外底フラップ10、12上に重ねる。
すると、使用時に内底面に荷重が加わっても、係止片部22と係止片部23、係止片部22aと係止片部23aとが相互に係止しあって、突片部18、18a、20、20aの入込部21、21a、19、19aからの出脱が防止される。
1 胴体部
10 外底フラップ
11 内底フラップ
12 外底フラップ
13 内底フラップ
14 側縁部
15 側縁部
16 側縁部
17 側縁部
18、18a 突片部
19、19a 入込部
20、20a 突片部
21、21a 入込部
22、22a 係止片部
23、23a 係止片部

Claims (2)

  1. 胴体部下端の周囲に、第1外底フラップ、第1内底フラップ、第2外底フラップ、第2内底フラップを順に連設し、各フラップをその基端で内側に折り曲げると共に、両外底フラップ先端部を係合させることで、底面部を形成する様にした包装用箱であり、
    第1外底フラップ先端部に複数の突片部を間隔をおいて形成し、第2外底フラップ先端部にして第1外底フラップ突片部の隣接箇所の入込部に対応する部位に突片部を設けると共に、該第2外底フラップ突片部の隣接箇所を入込部として、前記第1外底フラップ突片部に対応させ、第1外底フラップの突片部における入込部側の側端に係止片部を夫々突設し、第2外底フラップの突片部における前記第1外底フラップ突片部の係止片部に対応する側端に係止片部を夫々突設したことを特徴とする包装用箱。
  2. 外底フラップは、その側縁部を内側傾斜の斜辺として、基端側に比して先端側の幅を狭く形成したことを特徴とする請求項1記載の包装用箱。
JP2009004092U 2009-06-16 2009-06-16 包装用箱 Expired - Lifetime JP3153211U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009004092U JP3153211U (ja) 2009-06-16 2009-06-16 包装用箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009004092U JP3153211U (ja) 2009-06-16 2009-06-16 包装用箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3153211U true JP3153211U (ja) 2009-08-27

Family

ID=54857463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009004092U Expired - Lifetime JP3153211U (ja) 2009-06-16 2009-06-16 包装用箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3153211U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018138468A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 吉沢工業株式会社 底組み方形箱
JP2022067819A (ja) * 2020-10-21 2022-05-09 王子ホールディングス株式会社 包装箱

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018138468A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 吉沢工業株式会社 底組み方形箱
JP2022067819A (ja) * 2020-10-21 2022-05-09 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP7380516B2 (ja) 2020-10-21 2023-11-15 王子ホールディングス株式会社 包装箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2053857A (en) Knock-down interlocking carton closure
US2711282A (en) Container with locking cover
US7007837B2 (en) Box with article-retaining structure
JP3153211U (ja) 包装用箱
KR20140135976A (ko) 담배 제품용 패킷
WO2003004363A1 (en) Interlocking storage carton
EP2418156B1 (en) Bottom or top part of an octagonal package, and a flat folded structure thereof
JP2009113818A (ja) 包装用箱
US2772042A (en) Cartons
US20160120748A1 (en) Packaging
JP3210971U (ja) 仕切付き折畳箱
JP3912537B2 (ja) 梱包箱
JP3160659U (ja) 身蓋一体の組立包装箱
JP2000203562A (ja) 梱包箱
JP2011207482A (ja) 紙製組立仕切り
RU159340U1 (ru) Складной лоток
JP2007055629A (ja) 包装箱
JP3222242U (ja) 寸法可変トレイ
JP2019524574A5 (ja)
JP3186259U (ja) 包装容器
JP2006076631A (ja) 包装用箱
JP7113616B2 (ja) 包装箱
JP3127187U (ja) 梱包箱
JP3985951B2 (ja) 包装箱
JP3146574U (ja) 底面複合ロック箱

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3153211

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120805

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130805

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term