JP3152997B2 - 正帯電性トナー用バインダーレジンの製造方法 - Google Patents

正帯電性トナー用バインダーレジンの製造方法

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JP3152997B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法、静電印刷
法等に用いられる非オフセット性、定着性、耐ブロッキ
ング性に優れるとともに、優れた正帯電性を示し、環境
汚染のないトナー用バインダーレジンの製造方法を提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真法によるコピー機やプリンター
等に用いられるトナー及びトナー用バインダーレジンの
要求される性能としては、第1に紙への定着性、ローラ
ーに対する非オフセット性、トナー保存時の耐ブロッキ
ング性等が挙げられ、第2に画像形成に影響を与える帯
電特性が挙げられる。
【0003】定着性に関しては印刷速度の増大により定
着温度の低温化が最も重要視され、トナー用バインダー
レジンとしては溶融流動性の良いものが用いられてき
た。また、非オフセット性に関しては、比較的高い温度
領域でもローラーにトナーがオフセットしないことが重
要であり、トナー用バインダーレジンとしては弾性力の
高いものが用いられてきた。そして、耐ブロッキング性
に関しては、トナー保存時の温度が高くともトナーがブ
ロッキングしないことが重要であり、トナー用バインダ
ーレジンとして比較的高いガラス転移温度(Tg)を有
するものが用いられてきた。
【0004】さらに、画像形成に最も影響のある帯電特
性が重要であり、帯電量の問題と帯電安定性(耐湿性)
に大別される。帯電量の問題については、コピー機やプ
リンター等の感光体によりトナー及びトナー用バインダ
ーレジンの帯電量を決定しなくてはならず、トナー用バ
インダーレジンとしては使用モノマー及び分子構造によ
りその帯電量をコントロールしてきた。また、帯電安定
性については、印刷時に帯電量が経時変化しないこと
と、高湿時においてトナーの帯電量が低下しないことが
必要であり、トナー用バインダーレジンとしてはレジン
の製造方法によりこれを防止してきた。
【0005】トナー及びトナー用バインダーレジンの帯
電には、負帯電のものと正帯電のものがあり、負帯電性
のトナーは負帯電性のレジンと負帯電性の荷電制御剤に
より帯電量が調整されている。また、正帯電性トナーも
負帯電性トナーと同様に正帯電性のレジンと荷電制御剤
が用いられているが、正帯電性のトナーの帯電量のコン
トロールは数々の問題点を抱えており、正帯電性のトナ
ー用バインダーレジンに関する種々の研究が行われてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】正帯電性のバインダー
レジンを得るためには、アミン系あるいはアミド系のモ
ノマーが一般的に使用されているが、アミン系あるいは
アミド系のモノマーを用いた場合には、バインダーレジ
ンの合成にあたってアゾ系の重合開始剤を用いなくては
ならず、過酸化物系の重合開始剤を用いた時と比較する
と、レジンの反応条件、特性値が異なったり、トナー特
性については耐湿性が悪くなり帯電安定性が不良となる
とともに、トナーの熱的特性が異なり、トナーの発色性
が劣るという問題点を有している。さらに、アゾ系の重
合開始剤として一般的に使用されているアゾビスイソブ
チロニトリルは、分解副生物にCN基を持つ毒性物質が
発生し、環境汚染という問題を有している。
【0007】そこで、本発明の目的は、非オフセット
性、定着性、耐ブロッキング性に優れるとともに、環境
汚染のない優れた正帯電性を有するトナー用バインダー
レジンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な状況に鑑み、トナー用レジンの製造方法について鋭意
検討した結果、非オフセット性、定着性、耐ブロッキン
グ性に優れるとともに、優れた正帯電性を示し、環境汚
染のない本発明のトナー用バインダーレジンの製造方法
を見いだしたものである。すなわち、本発明の正帯電性
トナー用バインダーレジンの製造方法は、エーテル基を
しアミノ基を有さないアクリル酸エステル成分および
/またはメタクリル酸エステル成分を1〜40重量%含
むポリマー成分を、全ポリマー成分に対して0.5〜1
0重量%の少なくとも1種以上の過酸化物系重合開始剤
を用いて乳化重合および/または懸濁重合することを特
徴とするものである。
【0009】本発明で使用されるエーテル基を有しアミ
ノ基を有さないアクリル酸エステル成分あるいはメタク
リル酸エステル成分としては、例えば、アクリル酸2ー
エトキシエチル、アクリル酸2ーメトキシエチル、アク
リル酸2ーブドキシエチル、メタクリル酸2ーエトキシ
エチル、メタクリル酸2ーメトキシエチル、メタクリル
酸2ーブドキシエチル等が挙げられ、中でもメタクリル
酸2ーエトキシエチルが特に好ましい。本発明において
は、これらのエーテル基を有しアミノ基を有さないアク
リル酸エステル成分あるいはメタクリル酸エステル成分
を単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用し
てもよい。エーテル基を有しアミノ基を有さないアクリ
ル酸エステル成分あるいはメタクリル酸エステル成分の
使用量は、全ポリマー成分中に1〜40重量%であるこ
とが必要であり、好ましくは5〜30重量%の範囲であ
る。これは、使用量が1重量%未満では、正帯電性に劣
り満足のいく帯電量が得られ難いためであり、逆に、使
用量が40重量%を越えると、トナーのガラス転移温度
が低くなり耐ブロッキング性が劣るためである。
【0010】本発明で使用される上記のエーテル基を有
しアミノ基を有さないアクリル酸エステル成分あるいは
メタクリル酸エステル成分以外の成分としては、スチレ
ン成分、アクリル酸エステル成分、メタクリル酸エステ
ル成分あるいは不飽和二塩基酸成分等が挙げられる。こ
れらスチレン成分、アクリル酸エステル成分、メタクリ
ル酸エステル成分、不飽和二塩基酸成分等の他の成分の
使用量は、本発明のバインダーレジンのガラス転移温
度、軟化温度および酸価の領域に合わせて選択され、こ
れらの総量で全ポリマー成分中に好ましくは60〜99
重量%、さらに好ましくは70〜95重量%の範囲で使
用される。また、これらの成分において、スチレン成
分、アクリル酸エステル成分およびメタクリル酸エステ
ル成分との組合わせ、アクリル酸エステル成分およびメ
タクリル酸エステル成分との組合わせ、スチレン成分、
アクリル酸エステル成分および/またはメタクリル酸エ
ステル成分、不飽和二塩基酸成分との組合わせが特に好
ましい。
【0011】スチレン成分としては、例えば、スチレ
ン、Oーメチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルス
チレン、p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレ
ン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、
p−n−ブチルスチレン、p−tertブチルスチレ
ン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチ
レン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレ
ン、p−n−ドデシルスチレン、αーメチルスチレン等
が挙げられる。中でも、スチレン、p−メチルスチレ
ン、αーメチルスチレンが特に好ましい。この様なスチ
レン成分を用いることにより、トナーの耐湿性を良好に
することができるものである。
【0012】また、アクリル酸エステル成分あるいはメ
タクリル酸エステル成分とは、エーテル基を有するアク
リル酸エステル成分あるいはメタクリル酸エステル成分
以外の成分である。アクリル酸エステル成分としては、
例えば、アクリル酸、アクリル酸エチル、アクリル酸メ
チル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、
アクリル酸プロピル、アクリル酸2ーエチルヘキシル、
アクリル酸ステアリル、アクリル酸ラウリル等のが挙げ
られ、中でも、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2ー
エチルヘキシルが特に好ましい。また、メタクリル酸エ
ステル成分としては、例えば、メタクリル酸、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸n−ブ
チル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸2ーエチルヘキシル、メタクリル酸ス
テアリル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸グリシ
ジル、メタクリル酸シクロヘキシル等が挙げられ、中で
も、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
n−ブチルが特に好ましい。この様なアクリル酸エステ
ル成分あるいはメタクリル酸エステル成分は、トナーの
正帯電性を良好とすることができ、エーテル基を有しア
ミノ基を有さないアクリル酸エステル成分あるいはメタ
クリル酸エステル成分との相乗効果が得られ易いもので
ある。
【0013】さらに、不飽和二塩基酸成分としては、例
えば、マレイン酸、マレイン酸ブチル、マレイン酸メチ
ル、マレイン酸ジメチル、フマル酸、フマル酸ブチル、
フマル酸ジブチル、フマル酸ジイソブチル、フマル酸ジ
メチル、フマル酸ジエチル等が挙げられ、中でも、フマ
ル酸ジブチルが特に好ましい。この様な不飽和二塩基酸
成分を用いることにより、トナーの正帯電性を良好とす
ることができるものである。本発明においては、上記ス
チレン成分、アクリル酸エステル成分、メタクリル酸エ
ステル成分、不飽和二塩基酸成分以外のものであって
も、ラジカル重合が可能な二重結合を有する成分であれ
ば使用することができる。例えば、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、カプロン酸ビニル、ラウリル酸ビニル等
のビニル脂肪族カルボン酸エステル成分が挙げられ、中
でも酢酸ビニルが特に好ましい。また、ブタジエン系モ
ノマー、不飽和ポリエステルとの反応を行ってもよい。
【0014】また、本発明においては、軟化温度および
分子量調整剤として連鎖移動剤成分を用いてもよく、連
鎖移動剤成分としては、例えば、αーメチルスチレンダ
イマー、nードデシルメルカプタン、チオグリコール酸
エステル、n−オクチルメルカプタン等が挙げられ、中
でも、αーメチルスチレンダイマー、チオグリコール酸
エステルが特に好ましい。本発明のバインダーレジンの
製造方法としては、塊状重合、懸濁重合、乳化重合、溶
液重合等の方法が挙げられ、これらの重合方法の2種以
上を組合わせてもよい。これら製造方法は、トナーの要
求特性に合わせて選択することが好ましい。
【0015】また、本発明においては、過酸化物系の重
合開始剤を使用することが重要である。過酸化物系の重
合開始剤として例えば、過酸化ベンゾイル、t−ブチル
パーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシ2エ
チルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシベンゾエイ
ト、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネイト、
ジーt−ブチルジパーオキシイソフタレート等が挙げら
れ、これら単独で使用してもよいし、複数組合わせて使
用してもよい。中でも、過酸化ベンゾイル、t−ブチル
パーオキシベンゾエイトの使用が特に好ましい。さら
に、上述した過酸化物系の重合開始剤は重合温度に合わ
せて選択することが好ましく、100℃以下の領域で重
合を行うには過酸化ベンゾイル、100℃以上の領域で
重合を行うには過酸化ベンゾイルとt−ブチルパーオキ
シベンゾエイトとを組合わせて使用することが好まし
い。
【0016】これら過酸化物系の重合開始剤の使用量
は、全ポリマー成分に対して0.5〜10重量%であ
り、好ましくは1〜9重量%の範囲である。これは、こ
の領域で過酸化物系の重合開始剤を使用することによ
り、トナーの正帯電レベルを損なうことがないためであ
る。
【0017】本発明において、乳化重合あるいは懸濁重
合を行う場合には、通常の乳化剤、分散剤を使用するこ
とができる。乳化剤、分散剤としては、ポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸ソーダ系の分散剤、ポリエーテ
ル系分散剤、エチレンオキサイド系の分散剤等が挙げら
れる。これらの使用量は2%未満が好ましい。また、分
散助剤として通常の分散助剤を使用することもできる。
分散助剤としては、例えば、硫酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、過酸化水素水、ほう酸等が挙げられる。特に、
酸価の高い領域では炭酸ナトリウム、ほう酸を用いるこ
とが好ましく、またポリアクリル酸ソーダ系の分散剤を
用いる場合には硫酸ナトリウムを用いるのが好ましい。
【0018】さらに、本発明においては、乳化重合及び
/叉は懸濁重合を行った後に、全ポリマーに対して0.
1〜3重量%、好ましくは0.2〜2.5重量%の水酸
化ナトリウムを用いて、85℃以上、好ましくは90℃
以上で、15分〜5時間アルカリ処理を行うことが好ま
しい。この範囲の添加量で水酸化ナトリウムを用い、こ
の温度条件下でアルカリ処理を行うことにより、過酸化
物系の重合開始剤の副生物を効率的に処理することがで
きるものである。
【0019】本発明の製造方法によって得られたバイン
ダーレジンの分子構造としては、架橋構造を有するも
の、分子量分布において超高分子量領域と低分子量領域
にそれぞれピークを1つ以上有する非架橋構造のもの、
分子量分布において一つ以上のピークを有するもの等が
挙げられ、トナーの定着性、非オフセット性を考慮して
適宜選択することができる。
【0020】架橋構造を有するバインダーレジンとは、
テトラヒドロフランやクロロホルム等の溶剤に不溶な成
分(ゲル分率)を1〜75%含有したものである。架橋
構造を与えるモノマーとしては、反応において架橋構造
を構成するものであれば特に限定するものではないが、
例えば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン等の芳
香族ジビニル化合物、ジアクリル酸エチレングリコー
ル、ジアクリル酸トリエチレングリコール、ジアクリル
酸テトラエチレングリコール、ジアクリル酸ポリエチレ
ングリコール、ジアクリル酸プロピレングリコール、ジ
アクリル酸1,3−ブチレングリコール、トリアクリル
酸トリメチロールプロパン、トリアクリル酸テトラメチ
ロールメタン、テトラアクリル酸テトラメチロールメタ
ン、ビスフェノールA誘導体系のアクリレート等、およ
びこれら化合物のアクリル酸をメタクリル酸に変えたも
の等が挙げられる。
【0021】分子量分布において超高分子量と極低分子
量にそれぞれピークを1つ以上有する非架橋構造のバイ
ンダーレジンとしては、分子量分布において分子量が3
×105 〜2×106 の超高分子領域にピークを1つ以
上有し、分子量が3×103〜8×104 の低分子量領
域にピークを1つ以上有するバインダーレジンが好まし
い。また、分子量分布において一つ以上のピークを有す
るバインダーレジンとは、上記非架橋構造のものとは別
に分子量分布に一つ以上のピークを有する非架橋構造を
有するバインダーレジンである。
【0022】本発明の製造方法によって得られたバイン
ダーレジンは、ガラス転移温度が40〜68℃の範囲で
あること好ましく、さらに好ましくは50〜65℃の範
囲である。また、軟化温度が80〜180℃の範囲であ
ること好ましく、さらに好ましくは90〜170℃の範
囲である。さらに、酸価が20mgKOH/g以下であ
ることが好ましく、さらに好ましくは15mgKOH/
g以下の範囲である。これは、ガラス転移温度について
は、40℃未満ではトナーの耐ブロッキング性が劣るた
めであり、逆に68℃を越えるとトナーの定着性に劣る
ためである。軟化温度については、80℃未満ではトナ
ーの非オフセット性に劣るためであり、逆に180℃を
越えるとトナーの定着性に劣るためである。酸価につい
ては、20mgKOH/gを越えるとトナーの耐湿性能
が劣るためである。
【0023】本発明の製造方法で得られたバインダーレ
ジンは、トナー用バインダーレジンとして単独で使用す
ることもできるが、通常使用されているスチレン/アク
リル系、スチレン/ブタジエン系、ポリエステル系等の
バインダーレジン、あるいはこれらを混合したものと併
用して使用することもできる。
【0024】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明
する。実施例において、ガラス転移温度(Tg)は、サ
ンプルを100℃まで昇温してメルトクエンチした後、
示差型熱量計によって昇温速度10℃/minで測定し
た。軟化温度は、1.0mmφ×10mmのノズルを有
する島津製作所社製フローテスターCFT−500を使
用して、荷重30Kgf、昇温速度3℃/分の条件で測
定し、サンプルが1/2流出した時の温度を軟化温度と
した。酸価は、トルエン溶媒中でKOHによる適定法に
より求めた。
【0025】分子量はゲルパーミェーションクロマトグ
ラフィーHCL−8020(東ソ社製)を用いポリスチ
レン換算により求めた。ゲル分率は、試料0.5gをテ
トラヒドロフラン50ml中に入れ、60℃で3時間加
熱溶解しセライト#545を敷き詰めたガラスフィルタ
ーで濾過し、真空乾燥機を用い80℃で充分に乾燥した
ときの重量を最初の重量で割った値で示した。正帯電性
は、トナー0.45重量部と正帯電用キャリア10重量
とを50ccのポリエチレン製容器に秤量し、温度20
℃、湿度60%の環境下で約24時間放置した後、ボー
ルミル撹拌機で約200rpmの速度で約30分間撹拌
混合した混合物0.2重量部を秤量し、ブローオフ帯電
量測定装置(東芝ケミカル社製TB−500)を用いて
帯電量を測定し、符号を反転してトナー1g当たりの帯
電量を計算した。その結果、以下の基準に従って評価し
た。
【0026】◎:帯電量20μC/g以上 ○:帯電量15〜19μC/g △:帯電量10〜14μC/g ×:帯電量10μC/g未満 耐湿性は、正帯電性と同一の方法で、温度35℃、湿度
85%の環境下で約24時間放置した後の帯電量を求
め、上記温度20℃、湿度60%の環境下で約24時間
放置した後の帯電量との差によって、以下の基準に従っ
て評価した。
【0027】◎:2μC/g未満 ○:2〜3μC/g未満 △:3〜4μC/g未満 ×:4μC/g以上 定着性は、温度および速度を自由に変えることの可能な
定着試験機を使用して定着温度を測定し、その結果を以
下の基準に従って評価した。
【0028】◎:140℃未満 ○:140〜159℃ △:160〜179℃ ×:180℃以上 非オフセット性は、温度および速度を自由に変えること
の可能な定着試験機を使用して、オフセット発生温度を
測定し、その結果を以下の基準に従って評価した。
【0029】◎:201℃以上 ○:185〜200℃ △:170〜184℃ ×:170℃未満 耐ブロッキング性は、トナー約10gを200ccのカ
ラス容器に入れ、約40℃に保った熱風乾燥機に入れ約
120時間放置後、取出したガラス容器を逆さにしとき
のトナーの凝集状態を、以下の基準に従って評価した。
【0030】◎:トナーが均一に分散する ○:2回叩くとトナーが均一に分散する △:4回叩くとトナーが均一に分散する ×:トナーが凝集して分散しない なお、上記正帯電性、耐湿性、定着性、非オフセット性
および耐ブロッキング性の評価においては、◎〜△のも
のであれば実用上使用可能である。
【0031】分散剤Aの製造方法 攪拌機、温度計、ガス導入管をつけた反応容器に、脱イ
オン水900重量部、メタクリル酸メチル25重量部、
メタクリル酸3−ナトリウムスルホプロピル75重量部
を仕込み、N2 ガスを約30分吹き込み反応系内の空気
を追い出した。次いで、攪拌しながら湯浴で外部より加
熱し60℃に昇温させ、過硫酸アンモニウム0.5重量
部を添加した。同温度で約3時間攪拌を続け、青白色の
外観を呈する粘度340センチポイズ(25℃)の重合
体液(固形分3.3%)を得た。
【0032】実施例1〜4 脱イオン水220重量部、ポリアクリル酸ソーダ(固形
分3.3%)0.60重量部、分散剤A2.42重量
部、硫酸ナトリウム0.55重量部を混合し、攪拌機、
蒸留塔、温度を計備え付けた反応容器に投入し、次いで
表1の組成に示す量のモノマー及び添加剤を混合し投入
し、攪拌回転数を300rpmに保ち、さらに表1に示
す量の重合開始剤を投入した。そして、反応容器を湯浴
で外部より加熱し約30分かけて反応系内の温度を88
℃まで昇温し懸濁重合を始めた。懸濁重合を約5時間行
った後、反応系内の温度を約100℃まで昇温し反応系
内の残存モノマー及び脱イオン水を反応系外へ約44重
量部流出させ、反応系内の重合体の残存モノマーを低減
させた。その後、反応系内の温度を約90℃とし、水酸
化ナトリウム0.5重量部を投入し、90℃に保持した
まま約30分間アルカリ処理を行った。そして、反応系
内の温度を室温まで下げ、反応容器からレジンを取り出
し、脱イオン水で約5分間洗浄を行った後、50℃の熱
風乾燥機にて約48時間乾燥させレジンを得た。得られ
たレジンの特性値を表2に示した。
【0033】次に、得られたレジンをそれぞれ95重量
部とカーボンブラック5重量部とを約20分間混合し、
ミキサーで約20分間溶融混練した。溶融混練の温度は
レジンの軟化温度より10℃高い温度で行った。そし
て、混練物を水冷で間接的に冷却し粗粉砕した後、ジェ
ットミル微粉砕機で微粉化し分級機で粒径を整え、最終
的に面積平均粒径で10〜11μmのトナーを得た。得
られたトナーの正帯電性、耐湿性および耐ブロッキング
性の評価結果を表2に示した。また、定着試験機の印刷
速度を300mm/secとして、得られたトナーの定
着性および耐オフセット性の評価結果を表2に示した。
【0034】表2に示した通り、実施例1、2および4
のトナーは、正帯電性を示し優れた帯電レベルであっ
た。また、実施例3のトナーは、正帯電性を示し帯電量
はやや低くかったが実用可能なレベルであった。さら
に、実施例1〜4のトナーは、帯電量の減衰は少なく優
れた耐湿性を示した。定着性に関しては、実施例1およ
び4のトナーは良好であり、実施例3のトナーは優れ、
実施例2のトナーはやや劣っていたが実用可能レベルで
あった。また、非オフセット性に関しては、実施例1、
2および4のトナーは優れ、実施例3のトナーはやや劣
ったが実用可能レベルであった。耐ブロッキング性に関
しては、実施例1〜3のトナーは優れた耐ブロッキング
性を示し、実施例4のトナーも良好な耐ブロッキング性
を示した。
【0035】実施例5〜7 懸濁重合温度を92℃とし、100℃で脱イオン水及び
残存モノマー流出させる工程を除き、表1の組成に示す
モノマー、添加剤、重合開始剤を用いた以外は実施例1
〜4と同一条件においてレジンを得、それぞれのレジン
特性について表2に示した。さらにポリプロピレン系ワ
ックス4重量を用いた以外は実施例1〜4と同一条件
で、得られたレジンをトナー化した。得られたトナーの
正帯電性、耐湿性および耐ブロッキング性の評価結果を
表2に示した。また、ローラー表面にシリコーンオイル
を塗布した定着試験機を用いて、印刷速度50mm/s
ecで定着性および耐オフセット性評価し、その結果を
表2に示した。
【0036】表2に示した通り、正帯電性に関しては、
実施例5のトナーは正帯電性を示し優れた帯電レベルで
あり、実施例6および7のトナーは正帯電性を示し良好
な帯電レベルを示した。また、実施例5〜7のトナーは
いずれも優れた耐湿性および定着性を示した。非オフセ
ット性および耐ブロッキング性に関しては、実施例5お
よび6のトナーは良好であり、実施例7のトナーはやや
劣っていたが使用可能であった。
【0037】実施例8〜12 表1の組成に示したモノマー、添加剤、重合開始剤を用
い、水酸化ナトリウムを1重量部投入してアルカリ処理
を行った以外は実施例1〜4と同一条件でレジンを得
た。レジンの特性値については表2に示した。さらに、
得られたレジンを実施例1〜4と同一条件でトナー化し
た。得られたトナーの正帯電性、耐湿性および耐ブロッ
キング性の評価結果を表2に示した。また、定着試験機
の印刷速度を300mm/secとして、得られたトナ
ーの定着性および耐オフセット性の評価結果を表2に示
した。
【0038】表2に示した通り、正帯電性に関しては、
実施例8〜12のトナーは正帯電性を示し、実施例9〜
12のトナーは優れた帯電レベルを示し、実施例8のト
ナーは良好な帯電レベルであった。また、実施例8〜1
2のトナーはいずれも耐湿性に優れていた。定着性は、
実施例8〜12のトナーはいずれも良好であった。非オ
フセット性に関しては、実施例8〜12のトナーはいず
れも優れていた。耐ブロッキング性に関しては、実施例
8および10は良好であり、実施例9、11および12
は優れていた。
【0039】比較例1〜2 表1に示された組成のモノマー、添加剤、重合開始剤を
用いた以外は実施例1〜4と同一の方法を用いてレジン
を得た。得られたレジンの特性値を表2に示した。さら
に、得られたレジンを実施例1〜4と同一条件でトナー
化した。得られたトナーの正帯電性、耐湿性および耐ブ
ロッキング性の評価結果を表2に示した。また、定着試
験機の印刷速度を300mm/secとして、得られた
トナーの定着性および耐オフセット性の評価結果を表2
に示した。表2に示した通り、比較例1のトナーは正帯
電性に劣り、満足のいく帯電レベルでなかった。比較例
2のトナーは耐ブロッキング性に劣り実用不可能なもの
であった。
【0040】比較例3 表1に示された組成のモノマー、添加剤、重合開始剤を
用いた以外は実施例5〜7と同一の方法を用いてレジン
を得た。得られたレジンの特性値を表2に示した。さら
に、得られたレジンを実施例5〜7と同一条件でトナー
化した。得られたトナーの正帯電性、耐湿性および耐ブ
ロッキング性の評価結果を表2に示した。また、ローラ
ー表面にシリコーンオイルを塗布した定着試験機を用い
て、印刷速度50mm/secで定着性および耐オフセ
ット性評価し、その結果を表2に示した。表2に示した
通り、正帯電性に劣り満足のいく帯電レベルでなかっ
た。
【0041】比較例4 表1に示された組成のモノマー、添加剤、重合開始剤を
用いた以外は実施例1〜4と同一の方法を用いてレジン
を得た。得られたレジンの特性値を表2に示した。さら
に、得られたレジンを実施例1〜4と同一条件でトナー
化した。得られたトナーの正帯電性、耐湿性および耐ブ
ロッキング性の評価結果を表2に示した。また、定着試
験機の印刷速度を300mm/secとして、得られた
トナーの定着性および耐オフセット性の評価結果を表2
に示した。表2に示した通り、耐湿性は劣り実用不可能
なものであった。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】実施例13 脱イオン水120重量部、分散剤A4.85重量部を混
合し反応容器に投入し、表3の乳化重合組成に示すモノ
マーを投入し、攪拌しながらN2 ガスを導入しバブリン
グを約1時間行った。その後、N2 ガスを止め表3に示
す量の過硫酸カリウムを投入し、N2 ガスをフローさせ
攪拌回転数を150rpmに保ち、反応系内の温度を約
30分かけて70℃まで昇温し、乳化重合を6時間行っ
た。その後、N2 ガスを止め、反応系内の温度を40℃
まで冷却し、さらに脱イオン水80重量部、分散剤A
4.85重量部、ポリアクリル酸ソーダ9.70重量
部、硫酸ナトリウム8.0重量部を混合し反応容器に投
入し、表3の懸濁組成に示すモノマーを混合し投入し
た。その後、攪拌回転数を300rpmとし反応系内の
温度を40℃に保ちエマルジョンとモノマーとの含浸を
約1時間行った。次いで、表3に示す量の重合開始剤を
投入し、反応系内の温度を90℃まで昇温させ懸濁重合
を約3時間行った。懸濁重合終了後、実施例1〜4と同
一条件にて脱イオン水と残存モノマーを反応系外に流出
させ、次いで水酸化ナトリウム1.5重量部を用いて9
0℃で約3時間アルカリ処理を行いレジンを得た。得ら
れたレジンの特性値を表4に示した。
【0045】さらに、得られたレジンを実施例1〜4と
同一条件でトナー化した。得られたトナーの正帯電性、
耐湿性および耐ブロッキング性の評価結果を表4に示し
た。また、定着試験機の印刷速度を300mm/sec
として、得られたトナーの定着性および耐オフセット性
の評価結果を表2に示した。表4に示した通り、正帯電
性を示し良好な帯電レベルであり、耐湿性も良好であっ
た。また、定着性および非オフセット性に優れ、耐ブロ
ッキング性も良好であった。
【0046】実施例14 反応容器を密封状態とし懸濁重合温度を140℃とし、
表3に示した組成、添加剤、重合開始剤を用い、水酸化
ナトリウムを2重量部用いてアルカリ処理を行ったた以
外は、実施例13と同一条件にてレジンを得た。得られ
たレジンの特性値を表4に示した。さらに、得られたレ
ジンを実施例1〜4と同一条件でトナー化した。得られ
たトナーの正帯電性、耐湿性および耐ブロッキング性の
評価結果を表4に示した。また、定着試験機の印刷速度
を300mm/secとして、得られたトナーの定着性
および耐オフセット性の評価結果を表4に示した。表4
に示した通り、正帯電性を示し優れた帯電レベルであ
り、耐湿性は良好であった。また、定着性、非オフセッ
ト性に優れ、耐ブロッキング性は良好であった。
【0047】比較例5 表3に示された組成のモノマー、添加剤、重合開始剤を
用いた以外は実施例14と同一の方法を用いてレジンを
得た。得られたレジンの特性値を表4に示した。
【0048】さらに、得られたレジンを実施例1〜4と
同一条件でトナー化した。得られたトナーの正帯電性、
耐湿性および耐ブロッキング性の評価結果を表2に示し
た。また、定着試験機の印刷速度を300mm/sec
として、得られたトナーの定着性および耐オフセット性
の評価結果を表2に示した。表4に示した通り、比較例
5のトナーは耐湿性に劣り実用不可能なものであった。
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】なお、表1および3の記号は、それぞれ以
下の成分を示す。 St :スチレン nBA :アクリル酸n−ブチル 2EHA:アクリル酸2−エチルヘキシル MAA :メタクリル酸 MMA :メタクリル酸メチル nBMA:メタクリル酸n−ブチル ET :メタクリル酸2−エトキシエチル AET :アクリル酸2−エトキシエチル MT :メタクリル酸2−メトキシエチル DBF :フマル酸ジブチル VAC :酢酸ビニル DVB :ジビニルベンゼン DE :メタクリル酸ジエチルアミノエチル BDMA:ジメタクリル酸1,3−ブチレングリコール MSD :α−メチルスチレンダイマー BPO :過酸化ベンゾイル tBP :t−ブチルパーオキシベンゾエイト V−59:2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニト
リル) AIBN:アゾビスイソブチロニトリル KPS :過硫酸カリウム
【0052】
【発明の効果】本発明の製造方法によって得られたバイ
ンダーレジンを用いたトナーは、定着性、非オフセット
性、耐ブロッキング性に優れ、優れた正帯電性を示し、
また安定した帯電量を有するものである。さらに、毒性
の問題のあるアゾビスイソブチロニトリルを用いず、ま
た過酸化物系の重合開始剤を用いることによって、良好
な正帯電性のトナーを得ることができ、環境汚染のない
もいのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−3150(JP,A) 特開 平1−288863(JP,A) 特開 昭60−254052(JP,A) 特開 昭61−176603(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エーテル基を有しアミノ基を有さない
    クリル酸エステル成分および/またはメタクリル酸エス
    テル成分を1〜40重量%含むポリマー成分を、全ポリ
    マー成分に対して0.5〜10重量%の少なくとも1種
    以上の過酸化物系重合開始剤を用いて乳化重合および/
    または懸濁重合することを特徴とする正帯電性トナー用
    バインダーレジンの製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリマー成分が、スチレン成分、アクリ
    ル酸エステル成分、メタクリル酸エステル成分、不飽和
    二塩基酸成分の中から選ばれる少なくとも1種以上の成
    分を含有し、これらの総量が全ポリマー成分中に60〜
    99重量%であることを特徴とする請求項1記載の正帯
    電性トナー用バインダーレジンの製造方法。
  3. 【請求項3】 重合したポリマーを85℃以上でアルカ
    リ処理を行うことを特徴とする請求項1記載の正帯電性
    トナー用バインダーレジンの製造方法。
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