JP3152363B2 - 面実装形チョークコイル - Google Patents
面実装形チョークコイルInfo
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- JP3152363B2 JP3152363B2 JP10211792A JP10211792A JP3152363B2 JP 3152363 B2 JP3152363 B2 JP 3152363B2 JP 10211792 A JP10211792 A JP 10211792A JP 10211792 A JP10211792 A JP 10211792A JP 3152363 B2 JP3152363 B2 JP 3152363B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は小形コイル、特にディジ
タル機器のプリント基板上に装着し、電子機器における
不要輻射電磁ノイズの防止に用いる面実装形チョークコ
イルに関する。
タル機器のプリント基板上に装着し、電子機器における
不要輻射電磁ノイズの防止に用いる面実装形チョークコ
イルに関する。
【０００２】
【従来の技術】ディジタル機器において取り扱う信号の
ディジタル化、高速化に伴い、信号ライン、電源ライン
で発生、或は受信される不要輻射電磁ノイズによる信号
の混信、誤動作への対応が重要となっている。従来、こ
れらの対策としてプリント基板上に装着、又はディジタ
ル機器間の信号線ケーブルにフェライトコアを貫通させ
たチョークコイルが用いられる。従来、この種の小形ト
ロイダルチョークコイル（以下小形チョークコイルと称
す）にあっては図５に示す如く、高い比透磁率特性と高
い固有抵抗を有するフェライト材よりなる小径トロイダ
ルコアと、信号線は絶縁被覆付銅線よりなり、該トロイ
ダルコアに絶縁被覆付銅線を巻線して小形のチョークコ
イル５１を得ている。これらの小形チョークコイルはそ
の巻線端末の絶縁被覆を剥離処理した後、直接プリント
基板上に装着され、巻線端部５４を基板端子５３へ接続
されチョークコイルは接着剤５５により基板に固定され
る。又、取り扱いの利便を図るため専用端子付ケースに
一旦収納した上で、プリント基板上に装着され接続する
小型チョークコイルもある。
ディジタル化、高速化に伴い、信号ライン、電源ライン
で発生、或は受信される不要輻射電磁ノイズによる信号
の混信、誤動作への対応が重要となっている。従来、こ
れらの対策としてプリント基板上に装着、又はディジタ
ル機器間の信号線ケーブルにフェライトコアを貫通させ
たチョークコイルが用いられる。従来、この種の小形ト
ロイダルチョークコイル（以下小形チョークコイルと称
す）にあっては図５に示す如く、高い比透磁率特性と高
い固有抵抗を有するフェライト材よりなる小径トロイダ
ルコアと、信号線は絶縁被覆付銅線よりなり、該トロイ
ダルコアに絶縁被覆付銅線を巻線して小形のチョークコ
イル５１を得ている。これらの小形チョークコイルはそ
の巻線端末の絶縁被覆を剥離処理した後、直接プリント
基板上に装着され、巻線端部５４を基板端子５３へ接続
されチョークコイルは接着剤５５により基板に固定され
る。又、取り扱いの利便を図るため専用端子付ケースに
一旦収納した上で、プリント基板上に装着され接続する
小型チョークコイルもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の小型チ
ョークコイルは、ディジタル機器などで取り扱う信号の
ディジタル化、高速化に伴うプリント基板の高密度実装
化にあって、自動化、小スペース化、低姿勢化などの表
面実装部品化への市場のニーズに充分に応えることがで
きないという欠点を有していた。
ョークコイルは、ディジタル機器などで取り扱う信号の
ディジタル化、高速化に伴うプリント基板の高密度実装
化にあって、自動化、小スペース化、低姿勢化などの表
面実装部品化への市場のニーズに充分に応えることがで
きないという欠点を有していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、小径トロイダ
ルコアに被覆付絶縁銅線を巻線してなる小形トロイダル
チョークコイルにおいて、電気絶縁材料からなる厚板の
主面に、前記トロイダルコアを収納するに充分な深さの
環状溝を有し、かつその中央に小形チョークコイルの位
置決め用突起を有し、小形チョークコイルを実装する面
に対向する平らな裏面と、主面の側面に植設してピン端
子を設けてあり、小形チョークコイルの取り付け部分
は、小形チョークコイルの取り付け面よりピン端子の根
元部まで延び、かつ一方は前記主面の環状溝の底面より
適度の傾斜角度を有するガイド溝を設けた開口溝と、他
方は主面環状溝より直角に中段より開口溝を設けた絶縁
ケースとし、前記トロイダルコアに巻線したトロイダル
コイルを前記絶縁ケースの環状溝に収納し、小形チョー
クコイルの巻線端部を、底面側を傾斜角を持つガイド溝
を設けた開口溝より、又上面側は環状溝の底面に直角
に、中段よりの開口溝を通じて引き出しピン端子夫々に
接続した後、前記主面の環状溝側を下面にして、ピン端
子の先端を主面と同一面にプレス機械により平坦に面実
装型に整形することにより、面実装時、絶縁ケースの平
らな面を吸着できる平面を有する面実装形チョークコイ
ルとする。
ルコアに被覆付絶縁銅線を巻線してなる小形トロイダル
チョークコイルにおいて、電気絶縁材料からなる厚板の
主面に、前記トロイダルコアを収納するに充分な深さの
環状溝を有し、かつその中央に小形チョークコイルの位
置決め用突起を有し、小形チョークコイルを実装する面
に対向する平らな裏面と、主面の側面に植設してピン端
子を設けてあり、小形チョークコイルの取り付け部分
は、小形チョークコイルの取り付け面よりピン端子の根
元部まで延び、かつ一方は前記主面の環状溝の底面より
適度の傾斜角度を有するガイド溝を設けた開口溝と、他
方は主面環状溝より直角に中段より開口溝を設けた絶縁
ケースとし、前記トロイダルコアに巻線したトロイダル
コイルを前記絶縁ケースの環状溝に収納し、小形チョー
クコイルの巻線端部を、底面側を傾斜角を持つガイド溝
を設けた開口溝より、又上面側は環状溝の底面に直角
に、中段よりの開口溝を通じて引き出しピン端子夫々に
接続した後、前記主面の環状溝側を下面にして、ピン端
子の先端を主面と同一面にプレス機械により平坦に面実
装型に整形することにより、面実装時、絶縁ケースの平
らな面を吸着できる平面を有する面実装形チョークコイ
ルとする。
【０００５】即ち本考案は、トロイダルコアに被覆付絶
縁銅線を巻線し樹脂成型体に収納してなる小形チョーク
コイルにおいて、電気絶縁材料からなる厚板の主面に、
前記トロイダルコアを収納するに充分な深さで、中央に
位置決め用円柱突起を取り付けた環状溝と、該環状溝の
巻線端部引き出し側の一方に環状溝の底面より適度の傾
斜角度のガイド溝を設けた開口溝を取り付け、該開口溝
が主面の両側面に植設したピン端子の根元部まで延びた
絶縁ケースと、前記トロイダルコアに巻線したトロイダ
ルコイルを前記絶縁ケースの環状溝にトロイダルコイル
の中央穴を位置決め用円柱突起に取り付け固定し、巻線
の端部を前記開口溝を通して引き出してピン端子に接続
した後、前記主面環状溝を下面に置き、ピン端子の先端
を前記主面の面と同一面に平坦に成形してなることを特
徴とする面実装形チョークコイルである。
縁銅線を巻線し樹脂成型体に収納してなる小形チョーク
コイルにおいて、電気絶縁材料からなる厚板の主面に、
前記トロイダルコアを収納するに充分な深さで、中央に
位置決め用円柱突起を取り付けた環状溝と、該環状溝の
巻線端部引き出し側の一方に環状溝の底面より適度の傾
斜角度のガイド溝を設けた開口溝を取り付け、該開口溝
が主面の両側面に植設したピン端子の根元部まで延びた
絶縁ケースと、前記トロイダルコアに巻線したトロイダ
ルコイルを前記絶縁ケースの環状溝にトロイダルコイル
の中央穴を位置決め用円柱突起に取り付け固定し、巻線
の端部を前記開口溝を通して引き出してピン端子に接続
した後、前記主面環状溝を下面に置き、ピン端子の先端
を前記主面の面と同一面に平坦に成形してなることを特
徴とする面実装形チョークコイルである。
【０００６】
【作用】中央にトロイダルコイルの中央穴を挿入位置決
めする位置決め用円柱突起を取り付けたトロイダルコイ
ルを挿入する環状溝を有し、環状溝の一方には底面から
傾斜のある形状に整形されたガイド溝を設けた開口溝
と、他方に環状溝の底面から垂直に中段より外側端迄通
された開口溝と、開口溝取り付け端面にピン端子を設け
た絶縁ケースであるから、巻線端部をピン端子にからげ
半田接続した後、絶縁ケースの環状溝を設けた開口側を
下面にしてピン端子の先端を成型加工して面実装可能の
形状に成型することにより、部品上面を吸着パッドで吸
着して自動機により実装可能な面実装形チョークコイル
とする。
めする位置決め用円柱突起を取り付けたトロイダルコイ
ルを挿入する環状溝を有し、環状溝の一方には底面から
傾斜のある形状に整形されたガイド溝を設けた開口溝
と、他方に環状溝の底面から垂直に中段より外側端迄通
された開口溝と、開口溝取り付け端面にピン端子を設け
た絶縁ケースであるから、巻線端部をピン端子にからげ
半田接続した後、絶縁ケースの環状溝を設けた開口側を
下面にしてピン端子の先端を成型加工して面実装可能の
形状に成型することにより、部品上面を吸着パッドで吸
着して自動機により実装可能な面実装形チョークコイル
とする。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明による面実装形チョークコイ
ルの一実施例の完成外観斜視図であり、図２は本発明に
用いるトロイダルコアに被覆付絶縁銅線をバイファイラ
巻きしたトロイダルコイルの外観斜視図であり、図３は
本発明に用いる面実装用の絶縁ケースの外観斜視図を示
し、図４は図３に示す面実装用の絶縁ケースにおけるＡ
−Ａ線切断断面図を示す。絶縁ケース３１は電気絶縁材
料よりなる長方形の厚板体であり、その表面に絶縁ケー
スを自動装着機が吸着するための吸着用平面３６を有
し、図３に、図２に示すトロイダルコイルを収納するに
充分な深さ寸法で、その中心に該環状溝内壁とトロイダ
ルコイル２１の中央穴により位置決め挟持する位置決め
用円柱突起３３を設けた環状溝３２が形成され、対向す
る二辺の該絶縁ケース側面に向かって、環状溝３２に通
じ両端面に開口した夫々一対の開口溝３４が穿設されて
いる。該開口溝３４の一方の穿設深さは、前記トロイダ
ルコイルの巻線端部２４の太さを収納するに充分な深さ
で、かつ外側のピン端子３７の根元部に達する深さであ
り、他方は図４に示すように外部ピン端子３７の根元部
に達する深さであり、かつ環状溝３２に通じる部分にお
いては、前記トロイダルコイルの厚み寸法より高い深さ
の環状溝３２の底面より適度の傾斜角度を設けて開口溝
に通ずるガイド溝３５を有している。更に、ケース側面
より水平方向に延びる外部ピン端子３７（例えば、直径
が０．６ｍｍ，厚板０．３ｍｍ）が前記絶縁ケース両側
の開口溝３４に根元をつなぐ形に植設されている。
ルの一実施例の完成外観斜視図であり、図２は本発明に
用いるトロイダルコアに被覆付絶縁銅線をバイファイラ
巻きしたトロイダルコイルの外観斜視図であり、図３は
本発明に用いる面実装用の絶縁ケースの外観斜視図を示
し、図４は図３に示す面実装用の絶縁ケースにおけるＡ
−Ａ線切断断面図を示す。絶縁ケース３１は電気絶縁材
料よりなる長方形の厚板体であり、その表面に絶縁ケー
スを自動装着機が吸着するための吸着用平面３６を有
し、図３に、図２に示すトロイダルコイルを収納するに
充分な深さ寸法で、その中心に該環状溝内壁とトロイダ
ルコイル２１の中央穴により位置決め挟持する位置決め
用円柱突起３３を設けた環状溝３２が形成され、対向す
る二辺の該絶縁ケース側面に向かって、環状溝３２に通
じ両端面に開口した夫々一対の開口溝３４が穿設されて
いる。該開口溝３４の一方の穿設深さは、前記トロイダ
ルコイルの巻線端部２４の太さを収納するに充分な深さ
で、かつ外側のピン端子３７の根元部に達する深さであ
り、他方は図４に示すように外部ピン端子３７の根元部
に達する深さであり、かつ環状溝３２に通じる部分にお
いては、前記トロイダルコイルの厚み寸法より高い深さ
の環状溝３２の底面より適度の傾斜角度を設けて開口溝
に通ずるガイド溝３５を有している。更に、ケース側面
より水平方向に延びる外部ピン端子３７（例えば、直径
が０．６ｍｍ，厚板０．３ｍｍ）が前記絶縁ケース両側
の開口溝３４に根元をつなぐ形に植設されている。
【０００８】次に本発明の面実装形チョークコイルにつ
いて説明する。高い比透磁率特性を有するＮｉ−Ｚｎ系
小径トロイダルコア２２に、二つの導体が平行する被覆
付絶縁銅線の巻線２３を、例えばバイファイラ巻きにし
て図２に示すようなトロイダルコイル２１を得る。例え
ばトロイダルコアの外径はφ４ｍｍ，線径がφ０．１ｍ
／ｍの単線、或は平行線などを用いる。図３に示す前記
絶縁ケース３１の環状溝３２内に巻線を施して作られた
トロイダルコイル２１の中央穴を位置決め用円柱突起３
３にはめ込み、巻線端部２４を開口溝３４から絶縁ケー
ス３１の外へ引き出し、ピン端子３７の根元にからげ
る。この時、トロイダルコイル２１は巻線の底部より引
き出される巻線端部２４のトロイダルコイルの底面側
は、図４に示す環状溝の底面より傾斜角度を設けたガイ
ド溝３５を通し開口溝３４を経てピン端子３７の根元に
からげる。半田付けは前記絶縁ケース３１の一方のピン
端子３７を線用治具（例えばマグネットなどによって吸
着、バネ力によるクランプなど）に数個一括し保持した
上、溶融半田槽内に数秒間浸漬し、巻線端部２４の絶縁
皮膜を熱剥離すると同時に、ピン端子３７に半田付けし
接続する。ピン端子３７は、例えばガルウィング形状に
端子成形するのにあっては、プレス金型の構造はケース
保持部、端子押え部、端子曲げ部などをバネ力で保持す
る比較的簡単な金型で、端子曲げ、端子切断を一動作工
程内で加工できる。比較的簡単なインダクタンス、直流
抵抗などの電気検査、端子の曲げ寸法など検査を行い、
性能を確認する。
いて説明する。高い比透磁率特性を有するＮｉ−Ｚｎ系
小径トロイダルコア２２に、二つの導体が平行する被覆
付絶縁銅線の巻線２３を、例えばバイファイラ巻きにし
て図２に示すようなトロイダルコイル２１を得る。例え
ばトロイダルコアの外径はφ４ｍｍ，線径がφ０．１ｍ
／ｍの単線、或は平行線などを用いる。図３に示す前記
絶縁ケース３１の環状溝３２内に巻線を施して作られた
トロイダルコイル２１の中央穴を位置決め用円柱突起３
３にはめ込み、巻線端部２４を開口溝３４から絶縁ケー
ス３１の外へ引き出し、ピン端子３７の根元にからげ
る。この時、トロイダルコイル２１は巻線の底部より引
き出される巻線端部２４のトロイダルコイルの底面側
は、図４に示す環状溝の底面より傾斜角度を設けたガイ
ド溝３５を通し開口溝３４を経てピン端子３７の根元に
からげる。半田付けは前記絶縁ケース３１の一方のピン
端子３７を線用治具（例えばマグネットなどによって吸
着、バネ力によるクランプなど）に数個一括し保持した
上、溶融半田槽内に数秒間浸漬し、巻線端部２４の絶縁
皮膜を熱剥離すると同時に、ピン端子３７に半田付けし
接続する。ピン端子３７は、例えばガルウィング形状に
端子成形するのにあっては、プレス金型の構造はケース
保持部、端子押え部、端子曲げ部などをバネ力で保持す
る比較的簡単な金型で、端子曲げ、端子切断を一動作工
程内で加工できる。比較的簡単なインダクタンス、直流
抵抗などの電気検査、端子の曲げ寸法など検査を行い、
性能を確認する。
【０００９】
【発明の効果】本発明は、小径トロイダルコアに被覆付
絶縁銅線を巻線してなる小形チョークコイルにおいて、
電気絶縁材料からなる厚板の主面に、前記トロイダルコ
アを収納するに充分な深さの環状溝を設け、かつその中
央にトロイダルコイルを位置決めする位置決め用円柱突
起を有し、トロイダルコイルを実装する開口面に対する
裏面は平坦な面を呈しており、該開口面の側面には植設
したピン端子を有し、該ピン端子の根元部まで延び、か
つ前記主面環状溝の底面より一方は適度の傾斜角度を設
けて開口溝を設けた絶縁ケースとし、前記トロイダルコ
アに巻線したトロイダルコイルを前記絶縁ケースの環状
溝に収納し、巻線の端部を前記開口溝を通じて引き出し
ピン端子に接続した後、前記主面の環状溝が下面になる
よう開口側の環状溝を下面にして該ピン端子の先端をプ
レス機械により表面実装可能な形状に成形することによ
り、自動チップマウンタなどの自動実装機械により吸着
可能な平面を有し、かつ、トロイダルコイルを樹脂など
により封止成形しないので、小形チョークコイルを形成
するトロイダルコイルの磁気特性を損なうことのない面
実装形チョークコイルを得る。
絶縁銅線を巻線してなる小形チョークコイルにおいて、
電気絶縁材料からなる厚板の主面に、前記トロイダルコ
アを収納するに充分な深さの環状溝を設け、かつその中
央にトロイダルコイルを位置決めする位置決め用円柱突
起を有し、トロイダルコイルを実装する開口面に対する
裏面は平坦な面を呈しており、該開口面の側面には植設
したピン端子を有し、該ピン端子の根元部まで延び、か
つ前記主面環状溝の底面より一方は適度の傾斜角度を設
けて開口溝を設けた絶縁ケースとし、前記トロイダルコ
アに巻線したトロイダルコイルを前記絶縁ケースの環状
溝に収納し、巻線の端部を前記開口溝を通じて引き出し
ピン端子に接続した後、前記主面の環状溝が下面になる
よう開口側の環状溝を下面にして該ピン端子の先端をプ
レス機械により表面実装可能な形状に成形することによ
り、自動チップマウンタなどの自動実装機械により吸着
可能な平面を有し、かつ、トロイダルコイルを樹脂など
により封止成形しないので、小形チョークコイルを形成
するトロイダルコイルの磁気特性を損なうことのない面
実装形チョークコイルを得る。
【図１】本発明による面実装形チョークコイルの一実施
例の完成外観斜視図。
例の完成外観斜視図。
【図２】本発明に用いるトロイダルコアにバイファイラ
巻きの巻線を施したトロイダルコイルの外観斜視図。
巻きの巻線を施したトロイダルコイルの外観斜視図。
【図３】本発明に用いる面実装用の絶縁ケースの外観斜
視図。
視図。
【図４】図３に示す面実装用の絶縁ケースのＡ−Ａ線切
断断面図。
断断面図。
【図５】従来の小形チョークコイルを示す外観斜視図。
２１ トロイダルコイル ２２ トロイダルコア ２３ 巻線 ２４，５４ 巻線端部 ３１ 絶縁ケース ３２ 環状溝 ３３ 位置決め用円柱突起 ３４ 開口溝 ３５ ガイド溝 ３６ 吸着用平面 ３７ ピン端子 ５１ チョークコイル ５３ 基板端子 ５５ 接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】 トロイダルコアに被覆付絶縁銅線を巻線
し樹脂成型体に収納してなる小形チョークコイルにおい
て、電気絶縁材料からなる厚板の主面に、前記トロイダ
ルコアを収納するに充分な深さで、中央に位置決め用円
柱突起を取り付けた環状溝と、該環状溝の巻線端部引き
出し側の一方に環状溝の底面より適度の傾斜角度のガイ
ド溝を設けた開口溝を取り付け、該開口溝が主面の両側
面に植設したピン端子の根元部まで延びた絶縁ケース
と、前記トロイダルコアに巻線したトロイダルコイルを
前記絶縁ケースの環状溝にトロイダルコイルの中央穴を
位置決め用円柱突起に取り付け固定し、巻線の端部を前
記開口溝を通して引き出してピン端子に接続した後、前
記主面環状溝を下面に置き、ピン端子の先端を前記主面
の面と同一面に平坦に成形してなることを特徴とする面
実装形チョークコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10211792A JP3152363B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 面実装形チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10211792A JP3152363B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 面実装形チョークコイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05275253A JPH05275253A (ja) | 1993-10-22 |
| JP3152363B2 true JP3152363B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=14318861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10211792A Expired - Fee Related JP3152363B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 面実装形チョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3152363B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5656985A (en) * | 1995-08-10 | 1997-08-12 | Halo Electronics, Inc. | Electronic surface mount package |
| US6297720B1 (en) | 1995-08-10 | 2001-10-02 | Halo Electronics, Inc. | Electronic surface mount package |
| FR2767979B1 (fr) * | 1997-09-03 | 2000-01-21 | M S A Diffusion | Alimentation basse tension destinee a etre encastree dans une faible epaisseur |
| JP3204243B2 (ja) * | 1999-03-12 | 2001-09-04 | 株式会社村田製作所 | 表面実装型コイル部品 |
| US6570478B2 (en) * | 2000-06-15 | 2003-05-27 | Standex Electronics | Surface mounted low profile inductor |
| JP4855227B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2012-01-18 | 三菱電機株式会社 | チョークコイルユニット、およびこれを用いたパワー機器 |
| JP4407692B2 (ja) | 2006-12-14 | 2010-02-03 | Ｔｄｋ株式会社 | コイル部品 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP10211792A patent/JP3152363B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05275253A (ja) | 1993-10-22 |
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