JP3145642U - 動物鑑賞ケージ若しくはスポーツ鑑賞フェンス用のネット - Google Patents

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鈴木克己
小林駿一
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小岩金網株式会社
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Abstract

【課題】ケージやフェンスの形状に適応し、動物が怪我をしたりしないようにし、更に観客たちが中の動物やスポーツを視認し易くするネットを提供する。
【解決手段】猛獣、小動物、鳥類等を入れ、観賞、観察に供するための動物飼育ケージや、野球などのスポーツを鑑賞するためのフェンスに使用するネットAであって、金属製の撚り線1を二本づつ束ねて止め結びにより結び目2を造り、網状に編む。金属製の縁り線1として、ステンレス製の撚り線を使用する。また、撚り線1表面には、暗色メッキを施す。
【選択図】図1

Description

本考案は、猛獣、小動物、鳥類などの動物を、観賞や観察するためのケージ、或いは野球などの球技をフェンス越しに鑑賞するときのそのフェンスに使用するネットに関するものである。
動物園などで、猛獣や小動物や鳥類などの動物を飼育し、観客が鑑賞や観察するために供する設備として、特開2001−346467号公報や特開2004−8096号公報に記載されたような、鉄格子や金網で覆った檻(ケージ)が使用されている。
野球などのスポーツを鑑賞する場合も、ボールなどの直撃を避けるために、フェンス越しに鑑賞することが採用され、金網やネットをフェンスの材料として使用することがある。
これらのケージやフェンスの材料として金網などを使用する場合には、以下のような不都合があった。
従来のひし形金網は、屈曲しようとすると、互いにからみあった線材がオーバーラップするように重なり合ってしまうので、自在に屈曲することや、屈曲してもその形状の維持などが難しく、ドーム形状や球面形状などの三次元的な斬新な形状を形造るには余り適していない。
従って、これまでの動物を収納する檻としては、直方体形のありきたりの形状の檻が一般的で、外観的に面白味のない施設となっていた。
また、球技などを観客が鑑賞する際に、フェンスの形状が自在となって、様々な要望にも応えられることが望まれていた。
また、鉄格子や金網であると、それらの剛性が高すぎて、例えば鳥類が飛行して鉄格子や金網にぶつかったとき、その衝撃によって、それら動物が負傷することがあった。
このために、合成樹脂などのシナる材質による撚り糸を使用し、それを網状に編んだネットを使用することが考えられる。
鳥などがぶつかったとき、ネットがタワんで衝撃を吸収し、負傷することが少なくなるが、他方、そのケージとしての信頼性が充分でなくなるという不安がある。
例えば小動物の中には、ネットを噛んだり齧って切断し、ケージから抜けだす可能性があり、少し大きな動物であれば、体をぶつけることでネットを突き破って逃げ出すことも考えられる。
また、野球などの球技であると、ボールがフェンスのネットを直撃し、損傷したり、突き破ったりする事故の発生が考えられる。
これらネットが合成樹脂製のネットであると、恒常的なメンテナンスが必要となるとともに、比較的寿命も短期となる。
また、これまでのケージにおいて、観客が動物たちを観察する際に、鉄格子や金網であると、観客たちの視線を遮る、或いは視界の中に鉄格子や金網が印象深く存在し過ぎて、中に収納された動物を良好に視認出来ないという課題が生じていた。
これはスポーツの鑑賞においても同様であって、フェンスが視界を出来るだけ遮らないことが望まれている。
特開2001−346467号公報 特開2004−8096号公報
解決しようとする課題は、ケージやフェンスの形状を斬新なデザインにすることが難しかったことであり、動物がぶつかるなどの衝撃によって怪我を負ったりすることであり、更に動物を観察する観客やスポーツを鑑賞する観客たちが、ケージやフェンス越しに動物やスポーツを視認・鑑賞し難かったことである。
本発明にかかる動物鑑賞ケージ若しくはスポーツ鑑賞フェンス用のネットは、猛獣、小動物、鳥類等を入れ、観賞、観察に供するための動物鑑賞ケージ若しくはスポーツ鑑賞フェンスに使用するネットであって、
金属製の撚り線を二本づつ束ねて止め結びにより結び目を造り、網状に編んで成るものである。
また、本発明にかかる動物鑑賞ケージ若しくはスポーツ鑑賞フェンス用のネットは、金属製の縁り線として、ステンレス製の撚り線を使用している。
更に、本発明にかかる動物鑑賞ケージ若しくはスポーツ鑑賞フェンス用のネットは、撚り線表面に、暗色メッキを施してある。
本考案は以上のような構成より成り、以下のうちいずれか一つの効果を達成することが出来る。
<a>金属製の撚り線を網状に編んだネットであるので、網目形状が自在に縦横に自在に平行四辺形となって変形してフレキシビリティーが高く、そしてその維持が可能で、三次元形状にも対応し易く、斬新で面白みのあるデザインのケージやフェンスの形状にも自在に対応して、施工性が良好で、趣のある動物園施設や球場などのスポーツ施設を建築可能となる。
<b>金属製のネットであるために、メンテナンスに必要性も少なく、寿命も長期となる。
<c>鉄格子や通常の針金で製造した金網と比較して、撚り線を使用したネットは網目のひし形形状が縦横に平行四辺形となるよう弾性変形するため、動物や鳥類がぶつかっても網目形状が自在に変形して、ネット自体が柔軟にタワんで衝撃を吸収するため、動物らの負傷事故が生じ難くなる。
また、衝突するボールなどにも柔軟にしなって、破損や損傷が生じ難い。
<d>撚り線そのものの強度が大きく、動物が噛んだり齧ったり、或いはボールなどが直撃しても、切断や破損する危険性は極めて低い。
<e>撚り線表面に暗色メッキを施すことによって、観客には視認し難いネットとなり、中にいる動物や競技、ゲームの観察を妨げることがない。
以下、図に示す実施例に基づき、本考案を詳細に説明する。
<1> 撚り線
本考案では、金属製撚り線1を使用するものである。
実施例で使用するのは、ステンレス製線材複数本撚って製造したステンレス製撚り線1であって、つまりはステンレス線材製のワイヤである。
撚り線1であるために、通常の線材から成る金網などのように折り曲げると形状復帰が困難であるのと比較して、形状復帰が容易で、様々な形状に屈曲可能である。
更に、撚り線1表面には、茶色、黒や灰色などの暗色メッキを施してある。
<2>ネット
この撚り線1多数本を、適宜間隔づつ離れて二本づつ束ねて止め結びによる結び目2を造って結び、全体を網状に編み、ネットAとするものである。
前記したように、撚り線1自体に焼きなまし処理が施してあるため、ネットAとしても形状復帰力が高く、自在な形状に曲げることが可能である。
ネットAの網目寸法Sは、使用する目的、つまりは収納する動物の大きさや種類にもよるが、ネットAを真っすぐに伸ばしたとき、数センチメートル程度である。
<3>ケージ
図2に示すのは、本考案にかかるネットAを使用して構築した鳥類用ケージ3であって、鉄骨によって骨組み4を組んだ後、骨組み4の間に、ネットAを張設する。
骨組み4が斬新な曲線などを描いていても、ネットAの網目が縦横に伸びる平行四辺形に自在に変形して比較的柔軟に対応するため、独創的なデザインのケージ3にも良く馴染んでユニークな施設としての面白みを得ることが出来る。
また、そのネットAの屈曲形状の維持も可能で、施工が著しく容易となる。
また、ネットAは暗色メッキを施した撚り線1を使用しているため、観客が視認し難い。
つまりは、撚り線1が観客の視界に入ることなく、鑑賞や観察を妨げることなく、より良く動物を観察することが出来る。
<4>衝撃の吸収・切断抵抗
鳥類がケージ3の中で飛行するが、例えネットAに衝突しても、ネットAがシナるため、その衝撃を吸収し、怪我などの発生が非常に少なくなる。
また、猛獣や小動物を収納したケージにあっては、それら動物がネットAの撚り線1を噛んだり、齧ったりしても、切断することがない。
本考案にかかるネットは、動物鑑賞用のケージだけでなく、野球やサッカーなどのスポーツの鑑賞に使用されるフェンスなどにも使用できる。
ネットの一部正面図 ケージの一実施例の斜視図
符号の説明
A:ネット
1:撚り線
2:結び目
3:ケージ
4:骨組み

Claims (3)

  1. 猛獣、小動物、鳥類等を入れ、観賞、観察に供するための動物鑑賞ケージ若しくはスポーツ鑑賞フェンスに使用するネットであって、
    金属製の撚り線を二本づつ束ねて止め結びにより結び目を造り、網状に編んで成る
    動物鑑賞ケージ若しくはスポーツ鑑賞フェンス用のネット。
  2. 金属製の撚り線として、ステンレス製の撚り線を使用してなる請求項1記載の
    動物鑑賞ケージ若しくはスポーツ鑑賞フェンス用のネット。
  3. 撚り線表面には、暗色メッキを施してなる請求項1又は2に記載の
    動物鑑賞ケージ若しくはスポーツ鑑賞フェンス用のネット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160128242A (ko) * 2015-04-28 2016-11-07 류재하 옥외용 공기투과 망점 스크린

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KR20160128242A (ko) * 2015-04-28 2016-11-07 류재하 옥외용 공기투과 망점 스크린
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