JPH0823861A - 鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵 - Google Patents
鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵Info
- Publication number
- JPH0823861A JPH0823861A JP18384494A JP18384494A JPH0823861A JP H0823861 A JPH0823861 A JP H0823861A JP 18384494 A JP18384494 A JP 18384494A JP 18384494 A JP18384494 A JP 18384494A JP H0823861 A JPH0823861 A JP H0823861A
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- JP
- Japan
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- barbed
- string
- net
- fence
- unit
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Protection Of Plants (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】設定間隔を置いて刺を突設したプラスチック製
で長尺の、鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵を
提供する。 【構成】長尺の紐状体１、設定幅で長尺のシート状の網
状体若しくは等間隔の設定長の小棒を紐状体１で連結し
た長尺の柵状体の周面に、設定間隔を置いて針状、樹枝
状その他の形状の刺５を突設して設けたものであり、紐
状体１と刺５、網状体と刺５、及び小棒と紐状体１と刺
５を、それぞれプラスチックの一体成形で設けて、鳥獣
除け用の有刺紐Ａ、有刺網若しくは有刺柵を構成したも
のである。
で長尺の、鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵を
提供する。 【構成】長尺の紐状体１、設定幅で長尺のシート状の網
状体若しくは等間隔の設定長の小棒を紐状体１で連結し
た長尺の柵状体の周面に、設定間隔を置いて針状、樹枝
状その他の形状の刺５を突設して設けたものであり、紐
状体１と刺５、網状体と刺５、及び小棒と紐状体１と刺
５を、それぞれプラスチックの一体成形で設けて、鳥獣
除け用の有刺紐Ａ、有刺網若しくは有刺柵を構成したも
のである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】設定間隔を置いて刺を突設したプ
ラスチック製で長尺の有刺紐、有刺網若しくは有刺柵に
係り、それらを田畑、果樹園の周囲や上面に張りめぐら
せ、或は直接果樹等に巻き付け、被せることによって、
直接鳥や獣を傷付けることなしに、鳥や獣の侵入を防げ
るようにした、鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺
柵を提供する。
ラスチック製で長尺の有刺紐、有刺網若しくは有刺柵に
係り、それらを田畑、果樹園の周囲や上面に張りめぐら
せ、或は直接果樹等に巻き付け、被せることによって、
直接鳥や獣を傷付けることなしに、鳥や獣の侵入を防げ
るようにした、鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺
柵を提供する。
【０００２】
【従来の課題】近時、農耕地、果樹園、魚類養殖場その
他の農水産関係ばかりでなく、都市地域においても、烏
その他の鳥類による種々の被害の増加が話題となってお
り、特に烏に対する有効な防御対策が殆んど無いため各
方面で苦慮している。
他の農水産関係ばかりでなく、都市地域においても、烏
その他の鳥類による種々の被害の増加が話題となってお
り、特に烏に対する有効な防御対策が殆んど無いため各
方面で苦慮している。
【０００３】また、山間部等の耕地、果樹園等では、
猪、猿、野兎、狸等の野性獣による被害が多発している
がこれに対しても有効な防御策は皆無とされている。
猪、猿、野兎、狸等の野性獣による被害が多発している
がこれに対しても有効な防御策は皆無とされている。
【０００４】一方、自然保護、動物愛護等の観点から、
銃砲、わな、毒餌等による殺害、捕獲の手段は特別な場
合に限定されているため、なおのこと、有効な対策の提
供を困難にしている。
銃砲、わな、毒餌等による殺害、捕獲の手段は特別な場
合に限定されているため、なおのこと、有効な対策の提
供を困難にしている。
【０００５】そこで、鳥獣を傷付けることなしに、防御
し得る手段の提供が大きな課題とされてきたものであ
る。そして、本発明は下記の手段によって、上記の課題
を有効に解決したものである。
し得る手段の提供が大きな課題とされてきたものであ
る。そして、本発明は下記の手段によって、上記の課題
を有効に解決したものである。
【０００６】
【課題を解決する手段】即ち本発明は、長尺の紐状体、
設定幅で長尺のシート状の網状体若しくは等間隔の設定
長の小棒を紐状体で連結した長尺の柵状体の周面に、設
定間隔を置いて針状、樹枝状その他の形状の刺を突設し
て設けたものであり、紐状体と刺、網状体と刺、及び小
棒と紐状体と刺を、それぞれプラスチックの一体成形で
設けたものである、鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは
有刺柵によって課題を解決したものである。
設定幅で長尺のシート状の網状体若しくは等間隔の設定
長の小棒を紐状体で連結した長尺の柵状体の周面に、設
定間隔を置いて針状、樹枝状その他の形状の刺を突設し
て設けたものであり、紐状体と刺、網状体と刺、及び小
棒と紐状体と刺を、それぞれプラスチックの一体成形で
設けたものである、鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは
有刺柵によって課題を解決したものである。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面につき説明する
と、長尺の紐状体１、設定幅で長尺のシート状の網状体
２若しくは等間隔の設定長の小棒４を紐状体１で連結し
た長尺の柵状体３の周面に、設定間隔を置いて針状、樹
枝状その他の形状の刺５を突設して設けたものであり、
紐状体１と刺５、網状体２と刺５、及び小棒４と紐状体
１と刺５を、それぞれプラスチックの一体成形で設け
て、鳥獣除け用の有刺紐Ａ、有刺網Ｂ若しくは有刺柵Ｃ
を構成したものである。
と、長尺の紐状体１、設定幅で長尺のシート状の網状体
２若しくは等間隔の設定長の小棒４を紐状体１で連結し
た長尺の柵状体３の周面に、設定間隔を置いて針状、樹
枝状その他の形状の刺５を突設して設けたものであり、
紐状体１と刺５、網状体２と刺５、及び小棒４と紐状体
１と刺５を、それぞれプラスチックの一体成形で設け
て、鳥獣除け用の有刺紐Ａ、有刺網Ｂ若しくは有刺柵Ｃ
を構成したものである。
【０００８】また、有刺紐Ａを設けるにつき、紐状体１
に刺５をプラスチックの一体成形で設けた有刺紐Ａを、
２本以上撚り合わせる等により１本に組合せて有刺紐Ａ
を設てもよい。
に刺５をプラスチックの一体成形で設けた有刺紐Ａを、
２本以上撚り合わせる等により１本に組合せて有刺紐Ａ
を設てもよい。
【０００９】更に、有刺網Ｂを設けるにつき、網状体２
と刺５をプラスチックの一体成形して設ける他、２本以
上の有刺紐Ａを編む等によって組合わせて有刺網Ｂを設
けてもよく、また、有刺柵Ｃを設けるにつき、小棒４と
紐状体２を刺５をプラスチックの一体成形で設ける他、
有刺小棒４と有刺紐Ａを組合わせて棚状に形成して有刺
柵を設けてもよい。
と刺５をプラスチックの一体成形して設ける他、２本以
上の有刺紐Ａを編む等によって組合わせて有刺網Ｂを設
けてもよく、また、有刺柵Ｃを設けるにつき、小棒４と
紐状体２を刺５をプラスチックの一体成形で設ける他、
有刺小棒４と有刺紐Ａを組合わせて棚状に形成して有刺
柵を設けてもよい。
【００１０】本発明は、鳥獣を殺したり、傷付けたり、
捕えたりすることが目的ではなく、第一に防御対象であ
る田畑等に近付かないように或は侵入しないようにする
ことが目的であるので、その目的に沿って、鳥獣を直接
傷付けないように、刺の設定間隔、刺の長さ形状、硬
さ、鋭利さ等、紐状体の太さ、柔軟性、網状体の網目の
大小、柵状体の小棒の間隔等を、対象となる鳥獣の種
類、大小、習性等にに応じて調整して設ける。
捕えたりすることが目的ではなく、第一に防御対象であ
る田畑等に近付かないように或は侵入しないようにする
ことが目的であるので、その目的に沿って、鳥獣を直接
傷付けないように、刺の設定間隔、刺の長さ形状、硬
さ、鋭利さ等、紐状体の太さ、柔軟性、網状体の網目の
大小、柵状体の小棒の間隔等を、対象となる鳥獣の種
類、大小、習性等にに応じて調整して設ける。
【００１１】
【作用及び効果】本発明有刺紐、有刺網若しくは有刺柵
を田畑、果樹園等の防御対象区域の周囲に張りめぐら
せ、必要（鳥対策）に応じて田畑等の上面も被うよう張
りめぐらせ、或は、果樹等の防御対象物の周面に直接巻
きつけ、若しくは被せる。
を田畑、果樹園等の防御対象区域の周囲に張りめぐら
せ、必要（鳥対策）に応じて田畑等の上面も被うよう張
りめぐらせ、或は、果樹等の防御対象物の周面に直接巻
きつけ、若しくは被せる。
【００１２】上記のように防御準備した状態で、烏等の
鳥の場合は、飛んできて止まろうとすると刺に邪魔され
て止まることができず、また、無理に侵入せんとすると
羽根や身体に刺が当って痛いと共に、特に、羽ばたく羽
根が刺や紐状体、網状体等にぶつかり、からまって飛べ
なくなり、落下する恐れがあるため、恐れて近づけず、
更に、強引に内部に侵入した場合も、侵入時と脱出時に
刺で痛い思いをすることとなり、上記を体験、学習して
近付かなくなる。
鳥の場合は、飛んできて止まろうとすると刺に邪魔され
て止まることができず、また、無理に侵入せんとすると
羽根や身体に刺が当って痛いと共に、特に、羽ばたく羽
根が刺や紐状体、網状体等にぶつかり、からまって飛べ
なくなり、落下する恐れがあるため、恐れて近づけず、
更に、強引に内部に侵入した場合も、侵入時と脱出時に
刺で痛い思いをすることとなり、上記を体験、学習して
近付かなくなる。
【００１３】獣の例えば猿、野兎、狸等の場合、鼻づ
ら、頭から侵入せんとするため、その時、柔らかい鼻づ
らや額面に刺が当って痛いので近づくことができず、侵
入を止める。猿は、まず、手足で様子をさぐるが刺に当
たって痛いため手足を中に入れることができず、侵入を
あきらめる。そして、何れの獣の場合も、強引に侵入せ
んとすると、侵入、脱出の度に身体中に刺が当って痛い
ので、これを体験、学習して近づかなくなる。
ら、頭から侵入せんとするため、その時、柔らかい鼻づ
らや額面に刺が当って痛いので近づくことができず、侵
入を止める。猿は、まず、手足で様子をさぐるが刺に当
たって痛いため手足を中に入れることができず、侵入を
あきらめる。そして、何れの獣の場合も、強引に侵入せ
んとすると、侵入、脱出の度に身体中に刺が当って痛い
ので、これを体験、学習して近づかなくなる。
【００１４】なお、特に、刺の硬さと鋭さを調節して設
ければ、痛さを感じるだけで鳥獣を直接傷付ける恐れが
なく、当然、人間も怪我などしないようにし得る。
ければ、痛さを感じるだけで鳥獣を直接傷付ける恐れが
なく、当然、人間も怪我などしないようにし得る。
【００１５】また、必要に応じて、光線に反射して光る
よう設け、或は夜光性に設けることによって、光に敏感
な野性鳥獣に有効に対処し得る利点もある。
よう設け、或は夜光性に設けることによって、光に敏感
な野性鳥獣に有効に対処し得る利点もある。
【図１】紐状体に針状の刺を突設した実施例有刺紐の一
部正面図。
部正面図。
【図２】図１のＤ−Ｄ矢視断面図。
【図３】紐状体に樹枝状の刺を突設した実施例有刺紐の
一部正面図。
一部正面図。
【図４】図３のＥ−Ｅ矢視断面図。
【図５】紐状体に針状の刺を突設した実施例有刺紐の一
部正面図及び側面図。
部正面図及び側面図。
【図６】図５の実施例有刺紐を３本撚り合わせて設けた
実施例有刺紐の一部正面図及び側面図。
実施例有刺紐の一部正面図及び側面図。
【図７】網状体に針状の刺を突設した実施例有刺網の一
部正面図。
部正面図。
【図８】図７のＦ−Ｆ矢視断面図。
【図９】柵状体の紐状体に針状の刺を突設した実施例有
刺柵の一部正面図。
刺柵の一部正面図。
【図１０】図９のＧ−Ｇ矢視断面図。
Ａ 有刺紐 Ｂ 有刺網 Ｃ 有刺柵 １ 紐状体 ２ 網状体 ３ 柵状体 ４ 小棒 ５ 刺
Claims (6)
- 【請求項１】長尺の紐状体、設定幅で長尺のシート状の
網状体若しくは等間隔の設定長の小棒を紐状体で連結し
た長尺の柵状体の周面に、設定間隔を置いて針状、樹枝
状その他の形状の刺を突設して設けたものであり、紐状
体と刺、網状体と刺、及び小棒と紐状体と刺を、それぞ
れプラスチックの一体成形で設けたものである、 鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵。 - 【請求項２】２本以上の有刺紐を撚り合わせる等により
１本に組合せて設けたものである、 請求項１の鳥獣除け用有刺紐。 - 【請求項３】２本以上の有刺紐を網状に組合せて、若し
くは有刺紐と有刺小棒を柵状に組合せて設けたものであ
る、 請求項１の鳥獣除け用有刺網若しくは有刺柵。 - 【請求項４】刺の設定間隔、刺の長さ形状、硬さ、鋭利
さ等、紐状体の太さ、柔軟性、網状体の網目の大小、柵
状体の小棒の間隔等を、対象となる鳥獣の種類、大小、
習性等に応じて調整して設けるようにした、 請求項３の鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵。 - 【請求項５】光線を反射して光る物質の塗装、メッキそ
の他の手段で、有刺紐の表面が光るように設けた、 請求項１の鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵。 - 【請求項６】有刺紐、有刺網若しくは有刺柵を設けるプ
ラスチック材料に夜光性物質を混入して、夜光性を保有
せしめた、 請求項３の鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18384494A JPH0823861A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18384494A JPH0823861A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0823861A true JPH0823861A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16142832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18384494A Pending JPH0823861A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 鳥獣除け用有刺紐、有刺網若しくは有刺柵 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0823861A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110214338A1 (en) * | 2010-03-08 | 2011-09-08 | Crimson Prime Enterprise, Inc. | Pest deterrent system |
| GB2513911A (en) * | 2013-05-10 | 2014-11-12 | Edward J L Head | Improvements relating to slug control |
| JP2016123413A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 有限会社 佐藤住研 | 歩行動物若しくは鳥類の侵入防止装置 |
| CN106719581A (zh) * | 2017-03-16 | 2017-05-31 | 国网黑龙江省电力有限公司牡丹江供电公司 | 一种电力设备驱鸟装置 |
| CN111493059A (zh) * | 2020-04-22 | 2020-08-07 | 重庆市佰恒科技有限公司 | 一种用于电线杆的防蛇装置 |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP18384494A patent/JPH0823861A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110214338A1 (en) * | 2010-03-08 | 2011-09-08 | Crimson Prime Enterprise, Inc. | Pest deterrent system |
| GB2513911A (en) * | 2013-05-10 | 2014-11-12 | Edward J L Head | Improvements relating to slug control |
| GB2513911B (en) * | 2013-05-10 | 2018-04-18 | J L Head Edward | Improvements relating to slug control |
| JP2016123413A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 有限会社 佐藤住研 | 歩行動物若しくは鳥類の侵入防止装置 |
| CN106719581A (zh) * | 2017-03-16 | 2017-05-31 | 国网黑龙江省电力有限公司牡丹江供电公司 | 一种电力设备驱鸟装置 |
| CN111493059A (zh) * | 2020-04-22 | 2020-08-07 | 重庆市佰恒科技有限公司 | 一种用于电线杆的防蛇装置 |
| CN111493059B (zh) * | 2020-04-22 | 2021-10-22 | 重庆典吉网络科技有限公司 | 一种用于电线杆的防蛇装置 |
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