JP3144093B2 - 車体構造 - Google Patents

車体構造

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JP3144093B2
JP3144093B2 JP04292289A JP29228992A JP3144093B2 JP 3144093 B2 JP3144093 B2 JP 3144093B2 JP 04292289 A JP04292289 A JP 04292289A JP 29228992 A JP29228992 A JP 29228992A JP 3144093 B2 JP3144093 B2 JP 3144093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドアの内部に張力に
よってドアを補強するワイヤ等の可撓性長尺部材を備え
た車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車体構造としては、例え
ばドイツ公開特許第2006498号公報に記載された
図24,図25に示すようなものがある。
【0003】この図24で示す車体構造は、4ドア車を
示し、車体側面を開閉自在なフロントドア1およびリア
ドア3を備え、各ドア1,3の内部に張力によって各ド
ア1,3を補強する可撓性長尺部材としてのワイヤ5,
7が車体前後方向へ指向して配置されている。
【0004】前記フロントドア1のワイヤ5は、図25
のように連結部材25によってその先端側がフロントピ
ラー17に結合され、後端側は固定ブラケット26によ
ってフロントドア1の後部に結合されている。固定ブラ
ケット26の端部はドア1外へ突出し、リヤドア3のフ
ック27に結合されている。リヤドア3のワイヤ7の一
端はフック27に結合され、後端は固定ブラケット29
を介してリヤドア3に結合され、固定ブラケット29は
リヤピラー21側のフック30へ係脱自在に結合されて
いる。
【0005】前記固定ブラケット26とフック27との
結合は、ワイヤ5,7を張力方向に係合するが、フロン
トドア1のフロントピラー17をヒンジ中心とした開閉
動作に対しては、容易に係脱するようになっている。
【0006】そして、側面衝突等によって例えばフロン
トドア1に衝突荷重が入力されると、フロントドア1の
変形によってワイヤ5に張力が発生する。このワイヤ5
の張力は一方で連結部材25を介しフロントピラー17
へ伝達され、他方で取付ブラケット26,フック27,
リヤドア3、及びリヤドア3をセンターピラー28に支
持するヒンジ部材(図示せず)を介してセンターピラー
28へ主に伝達される。したがってワイヤ5の張力はフ
ロントピラー17,センターピラー28等によって強く
支えられ、衝突エネルギを吸収しながらドア1の車幅方
向内側への変形を抑制することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うにワイヤ5に発生する張力の全成分がセンターピラー
28やリヤドア3のヒンジ部材等に作用する構造では、
センターピラー28に多大な補強が必要であり、かつ大
型のヒンジ部材等を用いなければならず、著しい重量増
を招く恐れがある。
【0008】そこでこの発明は、ワイヤに発生する張力
を車体骨格部材へ確実に伝達して衝突エネルギの吸収と
ドア変形の抑制とを達成し、しかもワイヤに発生する張
力の各方向成分を複数の車体骨格部材へ分散して働かせ
るようにし、軽量化を図ることが可能な車体構造の提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、車体骨格部材にヒンジ部材を介し
て回転自在に支持され車体側面に開閉自在なドアを備
え、当該ドアの内部に張力によってドアを補強する可撓
性長尺部材を車体前後方向へ指向して張設した車体構造
であって、前記可撓性長尺部材の端部を連結して車体前
後方向に位置する車体骨格部材側へ張力を伝達可能と
し、ドア開閉に応じて当該連結を断続する連結部を設
け、前記ドアを支持する車体骨格部材側に、前記可撓性
長尺部材を支持すると共に、前記可撓性長尺部材の張力
の張設方向成分の伝達を許容する支持部を設けたことを
特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、車体骨格部材にヒンジ
部材を介して回転自在に支持され車体側面に開閉自在な
フロントドア及びリヤドアを備え、両ドアの内部に張力
によってドアを補強する第1、第2の可撓性長尺部材を
車体前後方向へ指向して張設した車体構造であって、前
記両ドア間に、前記可撓性長尺部材の端部相互を連結
し、ドア開閉に応じて当該連結を断続する連結部を設
け、前記リヤドアを支持する車体骨格部材側に、前記可
撓性長尺部材を支持すると共に、前記可撓性長尺部材間
の張力の張設方向成分の伝達を許容する支持部を設けた
ことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載の車体構
造であって、前記フロントドア側の可撓性長尺部材の前
側を車体前部又は下部の車体骨格部材に連結し、前記リ
ヤドア側の可撓性長尺部材の後側を車体後部又は下部の
車体骨格部材に連結したことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
記載の車体構造であって、前記フロントドア側の可撓性
長尺部材の後端部と前記リヤドア側の可撓性長尺部材の
前端部との少なくとも一方に係合用の頭部を設け、前記
連結部を、箱状の連結部材とし、この連結部材の車幅方
向の側壁に、前記頭部を有した可撓性長尺部材の端部を
ドア開閉に応じて離脱、挿入させる溝を設けたことを特
徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項4記載の車体構
造であって、前記フロントドア側の可撓性長尺部材の端
部及びリヤドア側の可撓性長尺部材の端部の前記連結部
材に対する連結位置を、車幅方向へ相互にずらして設け
たことを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項2又は請求項3
又は請求項4若しくは請求項5記載の車体構造であっ
て、前記支持部は、前記可撓性長尺部材を嵌合支持させ
ると共に、可撓性長尺部材の張力の内、張設方向成分以
外の少なくとも車幅方向成分を前記リヤドアを支持する
車体骨格部材へ伝達することを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項6記載の車体構
造であって、前記可撓性長尺部材に、前記嵌合部に保持
される筒状の保護部材を設け、前記保護部材の端部にテ
ーパを設けたことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記構成の請求項1の発明では、側面衝突等に
より可撓性長尺部材に張力が働くと、連結部を介して車
体前後方向に位置する車体骨格部材側へ直接張力を伝達
することができる。その際支持部は可撓性長尺部材を支
持すると共に、可撓性長尺部材の張力の張設方向成分の
伝達を許容することができる。又ドアの開閉に際しては
連結部によって、可撓性長尺部材の端部の連結を断続す
る。
【0017】請求項2の発明では、側面衝突等により第
1,第2の可撓性長尺部材の一方に張力が働くと、連結
部を介して他方の可撓性長尺部材に張設方向の張力伝達
が行なわれ、車体前部及び後部の車体骨格部材へ張力を
伝達することができる。支持部は、可撓性長尺部材を支
持すると共に、可撓性長尺部材間の張力の張設方向成分
の伝達を許容することができる。又、ドアの開閉に際し
ては連結部によって、両可撓性長尺部材が端部の連結を
断続する。
【0018】請求項3の発明では、可撓性長尺部材の張
設方向の張力を車体前部又は下部の骨格部材及び車体後
部又は下部の車体骨格部材に伝達することができる。
【0019】請求項4の発明では、可撓性長尺部材の頭
部を設けた端部をドア開閉に応じて箱状の連結部材の側
壁に設けた溝に対し離脱挿入させることで可撓性長尺部
材の連結を断続させることができる。
【0020】請求項5の発明では、両可撓性長尺部材の
端部の連結部材に対する連結位置が車幅方向へずれてい
るため、可撓性長尺部材に張力が発生すると、可撓性長
尺部材が一直線上になろうとして連結部材が若干回転す
る。したがって、可撓性長尺部材の端部と連結部材の連
結とを強めることができる。
【0021】請求項6の発明では、可撓性長尺部材の張
力の内、張設方向成分以外の少なくとも車幅方向成分を
前記リヤドアを支持する車体骨格部材へ伝達することが
できる。
【0022】請求項7の発明では、張力伝達に際し、保
護部材によって嵌合部に対し可撓性長尺部材を保護する
ことができる。又保護部材の端部に設けたテーパによっ
て保護部材自体がその端部において変形し易いものとな
り、可撓性長尺部材の変位を徐々に行なわせることがで
きる。
【0023】
【実施例】以下この発明の実施例を説明する。
【0024】図1は、この発明の実施例を適用した自動
車の側面をフロントドア1及びリヤドア3を中心に示
し、その他は省略した図であり、可撓性長尺部材である
ワイヤ31,33,35,37,39,41を透視した
状態で示している。なお、各ワイヤ31,33,35,
37,39,41は織を入れない一本の線材で構成され
ている。但し、縒を入れた線材で構成することもでき
る。
【0025】第1の可撓性長尺部材であるワイヤ33は
Aの部分で車体骨格部材であるセンターピラー28及び
第2の可撓性長尺部材であるワイヤ41に結合され、B
の部分で車体骨格部材であるフロントピラー17に結合
されている。ワイヤ31はB′の部分でフロントピラー
17に結合され、Dの部分でサイドシル23に結合され
ている。ワイヤ35はA′の部分でセンターピラー28
及びワイヤ37に結合され、Dの部分ではサイドシル2
3に結合されている。ワイヤ41はAの部分でセンター
ピラー28及びワイヤ33に結合され、Cの部分で車体
骨格部材であるリヤピラー21側に連結されている。ワ
イヤ37はA′の部分でセンターピラー28及びワイヤ
35に連結され、D′の部分でサイドシル23に連結さ
れている。ワイヤ39はCの部分でリヤピラー21に連
結され、D′の部分でサイドシル23に連結されてい
る。このようなワイヤ31,33,35,37,39,
41の配置により、フロントドア1及びリヤドア3は側
面衝突時の他の車両のバンパ対応位置を主に補強するこ
ととなる。
【0026】なお、A′部の連結構造はA部と略同じで
あり、B′部の構造はB部と同じであり、D′部の連結
構造はD部と同じである。したがって、A,B,C,D
の部分での連結構造について説明し、他は省略する。
【0027】図2はこの発明の第1実施例を示し、図1
のII−II線矢視において、A部のセンターピラー28周
辺における断面図を示している。この図2は概略を示す
ものであり、実際には、フロントドア1及びリヤドア3
或いはセンターピラー28等は所定の板厚を有し、両ド
ア1,3とセンターピラー28との間にはシール用のウ
エザーストリップ等が介設されている。
【0028】図2において、リヤドア3はヒンジ部材4
3を介して回転自在に支持され、車体側面を開閉自在な
構成となっている。このヒンジ部材43はセンターピラ
ー28にボルトナット44で固定されたピラー側ヒンジ
43aと、リヤドア3の前端部3aに固定したドア側ヒ
ンジ43bとをヒンジピン45を介して連結したもので
ある。なお、後述するようにフロントドア1はヒンジ部
材を介し図1で示すフロントピラー17に連結されてい
る。
【0029】前記両ドア1,3間には連結部としての連
結部材47が設けられている。この連結部材47は、第
1,第2の可撓性長尺部材としてのワイヤ33,41の
端部相互を張力伝達可能に連結し、ドア1,3の回転に
応じて当該連結を断続する構成となっている。
【0030】すなわち、連結部材47は箱状を呈し、フ
ロントドア1の後端部1aにおいて車幅方向内側の面1
bに溶接等によって結合固定されている。そしてフロン
トドア1の後端部1aから延出したワイヤ33の後端に
第1の頭部49が設けられ、リヤドア3の前端部3aか
ら延出したワイヤ41の前端に第2の頭部51が設けら
れ、各ワイヤ33,41の頭部49,51が連結部材4
7内に係合するように両ワイヤ33,41が連結されて
いる。
【0031】図3は前記連結部材47の詳細を示す斜視
図である。この連結部材47は矩形の箱状を呈してお
り、車幅方向の両側壁47a,47bに溝53,55が
設けられている。
【0032】一方の側壁47aに設けられた溝53は第
1の頭部49を設けたワイヤ33の後端部を挿入させる
ものである。
【0033】他方の側壁47bに設けた溝55は第2の
頭部51を設けたワイヤ41の端部をドア1,3の開閉
に応じて離脱挿入させるものである。各溝53,55は
同一形状であり、対称位置に設けられている。
【0034】溝53は車幅方向外側の側壁47aに設け
られた拡大穴部53a及び前壁47cに設けた長溝部5
3bから成っている。溝55は溝53と同一形状となっ
ており、車幅方向内側の側壁47bに設けた拡大穴部5
5a及び後壁47dに設けた長溝部55bとから成って
いる。両長溝部53b,55bの奥部53c,55c間
の距離はHとなっており、奥部53cはより車幅方向内
側へ、奥部55cはより車幅方向外側へ位置する構成と
なっている。
【0035】図2で示すフロントドア1側のワイヤ33
はその第1の頭部49が、図3の連結部材47の溝53
の拡大穴部53aから挿入され、ワイヤ33が長溝部5
3bの頂部53cに突き当った位置で位置決められ、そ
の状態で連結部材47の車幅方向外側の面47aがフロ
ントドア1の後端部1aにおける車幅方向内側の面1b
に溶接等によって固定されている。なお、ワイヤ33の
溝53bにおける奥部53cでの位置決めは溶接或いは
接着等によって行なうことができる。更に長溝部53b
の一部若干幅狭に形成しておき、ワイヤ33を無理に通
過させることにより、ワイヤ33を奥部53c側に位置
決めることもできる。
【0036】一方、図2で示すワイヤ41の第2の頭部
51は、図3の連結部材47の拡大穴部55aから連結
部材47内に挿入され、ワイヤ41自体は長溝部55b
の奥部55cに位置し、図2のように設定される構成と
なっている。
【0037】この状態でワイヤ33は車幅方向内側へ、
ワイヤ41は車幅方向外側へ設定され、各中心軸の位置
ずれはhとなっている。したがって、フロントドア1側
の可撓性長尺部材の端部とリヤドア3側の可撓性長尺部
材の端部との連結部材に対する連結位置を前者が車幅方
向内側となり後者が同外側となるように車幅方向へずら
して設けた構成となっている。
【0038】前記ヒンジ部材43には支持部である嵌合
部57が設けられている。嵌合部57はリヤドア3を支
持する車体骨格部材であるセンターピラー28側に設け
られ、前記可撓性長尺部材であるワイヤ41を支持する
と共に、前記可撓性長尺部材であるワイヤ33,41間
の張設方向の張力伝達を許容する構成となっている。
【0039】具体的には、図4,図5のように、ヒンジ
部材43がピラー側ヒンジ43aとドア側ヒンジ43b
とで構成され、ヒンジピン45で回転自在に連結されて
いる。ヒンジピン45は上下2分割のものであり、ドア
側ヒンジ43bの内側にワイヤ41を貫通嵌合させる空
間57aが設けられ、ドア側ヒンジ43bの縦壁59に
は凹部57bが設けられている。これら空間57a,凹
部57bによって前記嵌合部57が構成されている。こ
の嵌合部57は可撓性長尺部材としてのワイヤ41の張
力の内、張設方向成分以外の成分である車幅方向成分と
上下方向成分とをリヤドア3を支持する車体骨格部材で
あるセンターピラー28へ伝達する構成となっている。
【0040】前記ワイヤ41には、前記嵌合部57に保
持される筒状の保護部材61が嵌合固定されている。前
記保護部材61の両端部にはテーパ61a,61bが設
けられている。
【0041】保護部材61の一方の端部はゴム等の弾性
体63によって凹部57bに位置決めされている。
【0042】図5において65はヒンジキャップであ
り、このヒンジキャップ65と前記保護部材61との間
には隙間Sが設けられている。
【0043】図2のB,C,Dにおける各ワイヤの結合
は図6,図7,図8のようになっている。
【0044】まず、図6は図1のB部におけるワイヤ3
3の結合を示した概略断面図である。すなわち、フロン
トドア1の前端部1cから延出したワイヤ33の前端部
33bは連結部材67によってフロントピラー17に結
合されている。連結部材67は箱部69と脚部71とか
らなっている。脚部71はボルトナット73によってフ
ロントピラー17に締結固定されている。箱部69の形
状は、前記図3で示す連結部材47と略同様に構成され
ており、車幅方向内側の側壁69aに形成されて拡大穴
部75aと車体後方側の側壁69bに形成された長溝部
75bとからなる溝75が形成されている。そして、ワ
イヤ33の前端部33bには第3の頭部77が設けら
れ、頭部77は拡大穴部75aから箱部69内に挿入さ
れ、ワイヤ33の前端部33bは長溝部75bの奥部7
5cで位置決められている。
【0045】ワイヤ33のヒンジ部材79での支持は、
図2で示すヒンジ部材43によるワイヤ41の支持と同
様に構成されている。したがってヒンジ部材79はピラ
ー側ヒンジ79aとドア側ヒンジ79bとが上下2分割
のヒンジピン81で結合され、このヒンジ部材79の嵌
合部83にワイヤ33に設けた保護部材85が貫通嵌合
され、弾性体87で位置決められている。なお、保護部
材85にはテーパ85a,85bが形成されている。
【0046】図7は図2のC部におけるワイヤ41の結
合を示した概略断面図である。すなわち、ワイヤ41の
後端部41bは、連結部材89を介してリヤピラー21
に結合されている。連結部材89は図6の連結部材67
と同様に箱部91と脚部93とからなっている。脚部9
3はボルトナット95によりリヤピラー21に締結固定
されている。箱部91には車幅方向外側の側壁91aに
溝97の拡大穴部97aが設けられ、前方の側壁91b
に同長溝部97bが設けられている。ワイヤ41の後端
部41bには第4の頭部99が設けられ、頭部99は箱
部91の拡大穴部97aから内部に挿入され、ワイヤ4
1の後端部41bは長溝部97bの奥部97cで位置決
められるようになっている。ワイヤ41の支持はワイヤ
41がリヤドア3の後端部3bを単に貫通することで行
なわれ、後端部3bが支持部を構成する。
【0047】なお、図2のC部におけるワイヤ39の結
合は、ワイヤ39の端部をワイヤ41に絡めることによ
って一体結合している。但し、ワイヤ39の端部もワイ
ヤ41の端部41bと同様に構成し、連結部材89にワ
イヤ39専用の拡大穴部及び長溝部を設けることによっ
て連結させることも可能である。
【0048】図8は図2のD部における結合を示した概
略断面図である。すなわち、ワイヤ31は連結部材10
1を介してサイドシル23に結合されている。連結部材
101は図6,図7の連結部材67,89と同様に構成
されており、箱部103,脚部105とからなってい
る。脚部105はボルトナット107によってサイドシ
ル23に締結固定されている。箱部103は車幅方向外
側の側壁103aに形成された拡大穴部109aと上側
の壁103bに形成された長溝部109bとからなる溝
109を有している。ワイヤ31の端部31aには第5
の頭部111が形成され、頭部111は拡大穴部109
aから箱部103内に挿入され、ワイヤ31の端部31
aは長溝部109bの奥部109cによって位置決めら
れる。ワイヤ31の端部31aの支持はフロントドア1
の下部1dを単に貫通することによって行なわれ、下部
1dが支持部を構成する。ワイヤ35についてはその端
部をワイヤ31に巻き付け、或いは連結部材101にワ
イヤ35専用の溝を設けることもできる。
【0049】次に作用を説明する。
【0050】まず、側面衝突等により例えばフロントド
ア1に車幅方向内側向きの荷重入力があった場合につい
て述べる。
【0051】前記入力荷重が軽微な場合はフロントドア
1自体の剛性によって荷重が吸収される。
【0052】入力荷重が大きくなると、フロントドア1
は変形してワイヤ31,33,35に張力が発生する。
各張力は図2のA,A′部においてセンターピラー2
8,ワイヤ37,41等へ伝達され、B,B′部におい
てフロントピラー17へ伝達され、D部においてサイド
シル23へ伝達される。ワイヤ37へ伝達された張力は
D′部においてサイドシル23へ伝達され、ワイヤ41
へ伝達された張力はC部においてリヤピラー21へ伝達
される。
【0053】このような張力伝達に際し、特にこの発明
の実施例では、センターピラー28に対し、ワイヤ張力
の張設方向成分は作用せず、車幅方向成分、上下方向成
分のみが作用するようになっている。
【0054】この点について詳述すると、図1のA部に
おいて、ワイヤ33,41に働く張力の張設方向成分
は、センターピラー28に伝達されない。すなわち、図
2において、ワイヤ41はヒンジ部材43の嵌合部57
に対し、図4のように弾性体63で位置決められている
のみであるから、ワイヤ33,41に軸方向の張力すな
わち張設方向の張力が発生すると、ワイヤ41はヒンジ
部材43に対し、張設方向へ相対移動することができ
る。このとき、図9(c) のように、ワイヤ33,41の
ずれhによって連結部材47が回転し、連結部材47に
対する連結を強めることができる。従って、連結部材4
7を介してワイヤ33,41相互に当該張設方向の張力
伝達が行なわれる。この張力はワイヤ33及び41を介
してフロントピラー17及びリヤピラー21へ伝達さ
れ、後述するように強く支えることができる。こうし
て、張設方向の張力がセンターピラー28へ直接入力さ
れることがないので、センターピラー28はワイヤ3
3,41の張設方向の張力を支える必要がなくなる。。
【0055】次に図1のA部において、ワイヤ33,4
1に働く張力の車幅方向成分はヒンジ部材43を介して
センターピラー28へ伝達され、張力の車幅方向成分を
支えることができる。すなわち、図9(a) のようにフロ
ントドア1へ車幅方向外側から荷重Fを受けると、ワイ
ヤ33は(イ)のように車幅方向内側へ変形する。この
時、ヒンジキャップ65が反力Pをもってワイヤ41の
保護部材61を支えるから、ワイヤ33はヒンジキャッ
プ65を支点にして変形することとなる。したがって、
ワイヤ33,41に発生する張力の車幅方向成分はヒン
ジキャップ65、ピラー側ヒンジ43aを介してセンタ
ーピラー28へ伝達される。なお、この場合ワイヤ33
の後端部33aは連結部材47の長溝部53bにおいて
奥部53cへより強く押し付けられる状態となり、ワイ
ヤ41の前端部41aは同様に長溝部55bにおいて奥
部55cへより強く押し付けられる状態となる。したが
って、ワイヤ33,41が連結部材47へより強く連結
され、確実な張力伝達が実現できる。
【0056】次に図1のA部においてワイヤ33,41
の張力の上下方向成分は、図2のヒンジ部材43を介し
てセンターピラー28へ伝達され、支えることができ
る。すなわち、ワイヤ33,41の張力上下方向成分に
よって、ワイヤ41の保護部材61は、ドア側ヒンジ4
3bの凹部57bやヒンジピン45に押し付けられ、そ
の力がドア側ヒンジ43b、ピラー側ヒンジ43aを介
してセンターピラー28へ伝達される。
【0057】図1のリヤドア3に車幅方向内側向きの荷
重入力があるとフロントドア1同様に軽微な荷重の場合
にはリヤドア3自体の剛性によって荷重が吸収される。
【0058】入力荷重が大きくなるとリヤドア3は変形
してワイヤ37,41,39に張力が発生する。各張力
は図1のA,A′部においてセンターピラー28,ワイ
ヤ33,35へ伝達され、B,B′部においてフロント
ピラー17へ伝達され、D部においてサイドシル23へ
伝達される。又、ワイヤ37の張力はD′部においてサ
イドシル23へ伝達されると共に、ワイヤ39へ伝達さ
れ、ワイヤ39,41の張力はC部においてリヤピラー
21に伝達される。
【0059】この場合、ワイヤ33,41の張力の張設
方向成分は上記同様にしてフロントピラー17とリヤピ
ラー21とへ伝達される。
【0060】また、ワイヤ33,41の張力の車幅方向
成分は、上記同様ヒンジ部材43を介してセンターピラ
ー28へ伝達される。この場合は、図9(b) のようにリ
ヤドア3への荷重Fによってワイヤ41は車幅方向内側
へ(ロ)のように変形する。この時ヒンジキャップ65
が反力Pをもって支点となり、ワイヤ41の前端部41
aのように(ハ)のように車幅方向外側へ変形する。し
たがって、ワイヤ33,41に発生する張力の車幅方向
成分を上部同様にセンターピラー28へ伝達することが
できる。なお、上記同様にワイヤ33,41の連結部材
47に対する連結が強まり、確実な張力伝達が実現でき
る。
【0061】リヤドア3への荷重入力によるワイヤ3
3,41の張力の上下方向成分は、フロントドアの場合
と同様にヒンジ部材43を介してセンターピラー28へ
伝達される。
【0062】このような張力伝達によって、ワイヤ3
3,41の張力は、張設方向成分がフロントピラー17
及びリヤピラー21で支持され、車幅方向成分及び上下
方向成分がセンターピラー28で支えられる。従って、
張力の各方向成分を分散して支持することとなり、セン
ターピラー28や、センターピラー28へ張力伝達を行
なうヒンジ部材43を格別大型化しなくとも張力を十分
支持させることができる。このため車体の重量増を抑制
することができ、その分、多くのワイヤを設定すること
が可能となる。
【0063】なお、図1のA′における張力伝達も略同
様であり、同様に張力成分の分散支持を行なわせること
ができる。
【0064】前記フロントピラー17への張力伝達は、
図6のように行なわれる。すなわち、フロントピラー1
7部でのヒンジ部材79に対するワイヤ33の支持はセ
ンターピラー28部におけるヒンジ部材43に対するワ
イヤ41の支持と同様であるため、ワイヤ33の張設方
向の張力は連結部材67へ伝達され、この連結部材67
を介してフロントピラー27へ伝達される。ワイヤ33
の張力の車幅方向成分と上下方向成分は上記同様にして
ヒンジ部材79を介し、フロントピラー17へ伝達され
る。
【0065】前記リヤピラー21への張力伝達は、図7
のようにして行なわれる。ワイヤ41の張力は連結部材
89を介して上記同様リヤピラー21へ伝達される。
【0066】前記サイドシル23への張力伝達は、図8
のようにして行なわれる。ワイヤ31に作用した張力は
連結部材101を介してサイドシル23へ伝達される。
【0067】したがって各ワイヤの張力が車体骨格部材
であるフロントピラー17,センターピラー28,サイ
ドシル23及びリヤピラー21によって強く支えられ、
衝突エネルギを吸収しながらフロントドア1の変形が大
きく抑制される。
【0068】図10は、前記保護部材61の機能を示し
たものである。すなわち、保護部材61はワイヤ張力の
車幅方向成分をヒンジ部材43へ伝達するとき、ワイヤ
を保護する。そして保護部材61はテーパ61a,61
bを設けることによって、その端部ほど変形し易い構造
となっており、保護部材61に荷重が掛った場合、ワイ
ヤの変形を穏やかなものとし、局所歪の発生を押えるこ
とができる。すなわち、図10の(a)から(b)のよ
うにワイヤ41が変形した場合、保護部材61はテーパ
61a,61bによってその端部がワイヤ41に沿って
変形することができ、局所歪を押えることができるので
ある。
【0069】図10(c)はテーパを設けていない保護
部材113とした場合であり、保護部材の両端において
局所歪115が発生するため、ワイヤ41としては強度
の高いものを用いなければならない。又、同図(d)で
は保護部材を設けておらず、この場合も局所歪115が
発生している。したがってこの場合もワイヤ41を強度
の高いものにしなければなららず、いずれの場合も重量
増を招く結果となる。これに対し、保護部材61にテー
パ61a,61bを設けた(a),(b)の場合は、局
所歪を発生しない分だけワイヤ41の強度を下げること
ができ、重量軽減を図ることができる。
【0070】なお、フロントドア1の開閉に際しては、
図1のA部においては連結部材47がワイヤ41の前端
部41aに対して連結の断続を行なう。すなわち、図
2,図3においてドア1を開くと連結部材47はドア1
と共に移動し、ワイヤ41aの前端部が連結部材47の
長溝部55bを相対的に移動し、第2の頭部51が拡大
穴部55aから連結部材47外へ外れる。又ドア1を閉
めた時は逆にワイヤ41の第2の頭部51が連結部材4
7の拡大穴部55aから進入し、ワイヤ41の前端部4
1aが長溝部55bを移動して頂部55cで位置決めら
れる。この状態でフロントドア1側のワイヤ33とリヤ
ドア3側のワイヤ41とが車幅方向へhだけ位置ずれし
ている。
【0071】又図1のB部ではフロントドア1の開閉に
より図6のように、ワイヤ33の前端部33bが連結部
材67に対して連結を断続する。この連結の断続は前記
ワイヤ41の前端部41aと連結部材47との関係と同
様であり、拡大穴部75a,長溝部75bを介して行な
われる。
【0072】図1のC部では、図7で示すワイヤ41の
後端部41bが連結部材89に対して連結を断続する。
この連結断続は図6と同様に行なわれ、拡大穴部97
a,長溝部97bを介して行なわれる。
【0073】図1のD部では、図8のようにワイヤ31
の下端部31aが連結部材101に対して連結を断続す
る。この連結の断続も図6,図7と同様に行なわれ、拡
大穴部109a,長溝部109bを介して行なわれる。
その他の図2のA′はAと、B′はBと、D′はDと同
様に連結を断続する。
【0074】図11,図12,図13は第1実施例の変
形例を示している。図11は図2,図12は図4,図1
3は図5にそれぞれ対応している。基本的な構成は、第
1実施例と同一であるため同符号を付して説明する。
【0075】この変形例では、ヒンジピン117として
分割タイプではなく、ピラー側ヒンジ43a,ドア側ヒ
ンジ43bを上下に貫通するタイプのものを用いてい
る。したがって、ヒンジピン117はワイヤ41の保護
部材61から外れる位置に位置ずれして設けられ、ドア
側ヒンジ43bにはヒンジピン117と結合するブラケ
ット部119が設けられている。したがって、この変形
例でも第1実施例と同様な作用効果を奏するほか、貫通
タイプのヒンジピン117の場合にも適用することが可
能である。
【0076】図14,図15,図16は第2実施例を示
している。
【0077】図14は図2,図15は図4,図16は図
5にそれぞれ対応している。第1実施例と同一構成部分
には同符号を付して説明する。
【0078】この実施例では図2のA,A′部分以外に
おいてワイヤを張設する場合について示している。すな
わち、支持部である嵌合部57はヒンジ部材に設けるの
でなく、センターピラー28に別途設けた支持ブラケッ
ト121に設けたものである。ヒンジ部材43に設ける
第1実施例と異なる所はドア側ヒンジ43bに代えて支
持ブラケット121に備えた回転支持部123とし、ヒ
ンジキャップ65に代えて支持ブラケット121に設け
た当部121aとした点である。当部121aはワイヤ
の変形時に保護部材61を反力をもって支持する部分で
ある。したがってこの実施例においても、上記第1実施
例と同様な作用効果を奏するほか、ヒンジ部材を設けた
部分以外でも適用することが可能となる。
【0079】図17,図18は第3実施例を示してい
る。
【0080】図17は図2,図18は図6に対応してい
る。第1実施例と同一構成部分は同符号を付して説明す
る。そしてこの実施例ではフロントドア1のワイヤ33
に代えてガードバー125を設けたものである。この実
施例ではこのガードバー125が連結部を構成する。し
たがってガードバー125の後端部125aと、ワイヤ
41の前端部41aとの連結構造は図2に示す第1実施
例のワイヤ41の前端部41aと連結部材47との連結
構造と同一となっている。又、図18のようにガードバ
ー125の前端部125bはフロントドア1内において
短ワイヤ127に結合されている。短ワイヤ127とヒ
ンジ部材79及び連結部材67との関係は第1実施例と
同様である。したがってこの実施例においても第1実施
例と同様な作用効果を奏するほか、フロントドア1にお
いてはガードバー125自体の変形によってもエネルギ
吸収を行なわせることができる。
【0081】図19は第1実施例に用いた連結部材の変
形例を示している。この変形例はドア開閉時に挿入離脱
の必要のないフロントドア1側のワイヤ33についての
結合を溝53に代えて穴131としたものである。この
例では、ワイヤ33の後端部33aに頭部は設けられ
ず、ワイヤ33は穴129に挿入した後、連結部材12
9に溶接等によって固定されるものである。したがっ
て、この変形例においても上記第1実施例と同様な作用
効果を奏するほか連結部材129の構造が簡単となる。
【0082】図20は第1実施例に用いた保護部材61
の変形例を示している。この保護部材133は、ワイヤ
41よりも細いワイヤを巻き付けて構成した保護部材1
33の両端部にはテーパ133a,133bを構成して
いる。したがってこの変形例でも第1実施例の保護部材
61と略同様な作用効果を奏するほか、ワイヤ41をよ
り変形しやすいものにすることができる。
【0083】図21は2ドア車における適用例を示して
いる。この場合ワイヤ31,33,35の結合はB,
B′,D,D′C,C′で示した部分で行なわれてい
る。この部分は図2で同符号で示した部分と同一の連結
構造であり、B,B′の部分は図6、Cの部分は図7,
Dの部分は図8の連結構造が用いられている。したがっ
てこの適用例においてもフロントピラー17,リヤピラ
ー21,サイドシル23等へ張力伝達を行なわせ、同様
の作用効果を奏することができる。
【0084】図22は車体側面の片側に3枚以上のドア
が設けられている車両についての適用例を示している。
この車両ではフロントドア1及びリヤドア3のほかにセ
ンタードア1′を備えており、各ワイヤ31,33,3
5,37,39,41はA,A′,B,B′,C,C′
D,D′においてフロントピラー17,リヤピラー2
1,サイドシル23,センターピラー28にそれぞれ連
結されている。各部での連結構造は図2で同符号で示す
部分での連結構造が採用されている。したがってこの実
施例においても各ワイヤの張力をフロントピラー17,
リヤピラー21,サイドシル23,センターピラー28
等へ伝達することができ、上記第1実施例と同様な作用
効果を奏するほか、3枚以上のドアが設けられている場
合にもエネルギ吸収とドア変形抑制とを行なうことがで
きる。
【0085】なおこの実施例では可撓性長尺部材として
ワイヤを用いているが、例えば樹脂性紐状のもの、チェ
ーン板状の駒部材を連続的に連結したもの等、張力によ
ってドアを補強することができるものであればよい。
【0086】図23はワイヤ33,41の端部に設けら
れる頭部49,51の変形例を示したものである。これ
は図示するように頭部49,51をかまぼこ型の部材1
40を介して支持したもので、車両衝突時にワイヤがあ
る角度を持って引張ってもその方向に向けて頭部49,
51が変位することができるので、ワイヤに不自然な力
がかかることがないようにすることができる。
【0087】この形式のものは特にリヤ側のワイヤでは
斜めにワイヤが引張られるため有用である。
【0088】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、可撓性長尺部材に発生した張力を連結部を
介して車体前後の車体骨格部材側へ伝達することがで
き、張力を強く支えることができ、ドアの変形を抑制す
ることができる。更に支持部は可撓性長尺部材の張力の
張設方向成分の伝達を許容することができるため、支持
部の強度はそれほど強くする必要がなく、重量軽減を図
ることができる。また、連結部によってドア開閉を無理
なく行なわせることができる。
【0089】請求項2の発明で、フロントドア及びリヤ
ドアの第1,第2の可撓性長尺部材の張力伝達を連結部
を介して行なわせることができ、リヤドアを支持する車
体骨格部材に可撓性長尺部材間の張力の張設方向成分の
張力が作用するのを抑制することができる。又、支持部
は可撓性長尺部材間の張力の張設方向成分の張力伝達を
許容することができる。したがって、リヤドアを支持す
る車体骨格部材或いは支持部の小型化を図ることがで
き、重量軽減を図ることができる。
【0090】請求項3の発明では、第1,第2の可撓性
長尺部材に発生した張力を車体前部又は下部の車体骨格
部材或いは車体後部又は車体下部の車体骨格部材に確実
に伝達することができ、ドアの変形を抑制することがで
きる。
【0091】請求項4に記載の発明では、ドア開閉に応
じて箱状の連結部材に対し、可撓性長尺部材の頭部を離
脱挿入させることができ、ドア開閉を無理なく行なわせ
ることができると共に、第1,第2の可撓性長尺部材の
連結を連結部材を介して確実に行なわせることができ
る。
【0092】請求項5に記載の発明では、可撓性長尺部
材に張力が発生した時、連結部材との結合をより強める
方向に変位し、確実な張力伝達を行なわせることができ
る。
【0093】請求項6の発明では、連結部材による可撓
性長尺部材の張力の張設方向成分の張力伝達を可能とし
ながら、張設方向成分以外の少なくとも車幅方向成分を
リヤドアを支持する車体骨格部材へ伝達することがで
き、リヤドアを支持する車体骨格部材の大型化を防止す
ることができる。
【0094】請求項7の発明では、保護部材によって可
撓性長尺部材を保護しながら、保護部材の端部の変形を
促進させ、可撓性長尺部材の局所歪を抑制することがで
きる。したがって、可撓性長尺部材の強度を必要以上に
上げる必要はなく、重量軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を適用した車体構造の概略を
ドア部において示す側面図である。
【図2】この発明の第1実施例に係り、図1のII−II線
矢視におけるA部の概略断面図である。
【図3】連結部材の斜視図である。
【図4】ヒンジ部材を車幅方向外側から見た側面図であ
る。
【図5】同平面図である。
【図6】図2のB部における概略断面図である。
【図7】図2のC部における概略断面図である。
【図8】図2のD部における概略断面図である。
【図9】作用説明図である。
【図10】作用説明図である。
【図11】第1実施例の変形例を示す図1に対応する断
面図である。
【図12】同図4に対応する側面図である。
【図13】同5に対応する平面図である。
【図14】第2実施例に係り、図1に対応する断面図で
ある。
【図15】同図4に対応する側面図である。
【図16】同図5に対応する平面図である。
【図17】第3実施例に係り、図1に対応する断面図で
ある。
【図18】同図6に対応する断面図である。
【図19】連結部材の変形例を示す斜視図である。
【図20】保護部材の変形例を示す斜視図である。
【図21】2ドア車に適用した場合の車体構造の概略を
ドア部で示す側面図である。
【図22】3枚のドアを備えた自動車に適用した車体構
造の概略をドア部において示す側面図である。
【図23】連続部材の変形例を示す図。
【図24】従来の車体構造を示す側面図である。
【図25】図24のP−P線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 フロントドア 3 リヤドア 17 フロントピラー(車体骨格部材) 21 リヤピラー(車体骨格部材) 28 センターピラー(車体骨格部材) 23 サイドシル(車体骨格部材) 31,33,35,37,39,41 ワイヤ(可撓性
長尺部材) 47,67,89,101, 連結部材(連結部) 57,81 嵌合部(支持部) 61,85,133 保護部材 61a,61b,133a,133b テーパ 121 支持ブラケット(支持部)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体骨格部材にヒンジ部材を介して回転
    自在に支持され車体側面に開閉自在なドアを備え、当該
    ドアの内部に張力によってドアを補強する可撓性長尺部
    材を車体前後方向へ指向して張設した車体構造であっ
    て、 前記可撓性長尺部材の端部を連結して車体前後方向に位
    置する車体骨格部材側へ張力を伝達可能とし、ドア開閉
    に応じて当該連結を断続する連結部を設け、 前記ドアを支持する車体骨格部材側に、前記可撓性長尺
    部材を支持すると共に、前記可撓性長尺部材の張力の張
    設方向成分の伝達を許容する支持部を設けたことを特徴
    とする車体構造。
  2. 【請求項2】 車体骨格部材にヒンジ部材を介して回転
    自在に支持され車体側面に開閉自在なフロントドア及び
    リヤドアを備え、両ドアの内部に張力によってドアを補
    強する第1、第2の可撓性長尺部材を車体前後方向へ指
    向して張設した車体構造であって、 前記両ドア間に、前記可撓性長尺部材の端部相互を連結
    し、ドア開閉に応じて当該連結を断続する連結部を設
    け、 前記リヤドアを支持する車体骨格部材側に、前記可撓性
    長尺部材を支持すると共に、前記可撓性長尺部材間の張
    力の張設方向成分の伝達を許容する支持部を設けたこと
    を特徴とする車体構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車体構造であって、 前記フロントドア側の可撓性長尺部材の前側を車体前部
    又は下部の車体骨格部材に連結し、前記リヤドア側の可
    撓性長尺部材の後側を車体後部又は下部の車体骨格部材
    に連結したことを特徴とする車体構造。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の車体構造で
    あって、 前記フロントドア側の可撓性長尺部材の後端部と前記リ
    ヤドア側の可撓性長尺部材の前端部との少なくとも一方
    に係合用の頭部を設け、 前記連結部を、箱状の連結部材とし、 この連結部材の車幅方向の側壁に、前記頭部を有した可
    撓性長尺部材の端部をドア開閉に応じて離脱、挿入させ
    る溝を設けたことを特徴とする車体構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車体構造であって、 前記フロントドア側の可撓性長尺部材の端部及びリヤド
    ア側の可撓性長尺部材の端部の前記連結部材に対する連
    結位置を、車幅方向へ相互にずらして設けたことを特徴
    とする車体構造。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項3又は請求項4若し
    くは請求項5記載の車体構造であって、 前記支持部は、前記可撓性長尺部材を嵌合支持させると
    共に、可撓性長尺部材の張力の内、張設方向成分以外の
    少なくとも車幅方向成分を前記リヤドアを支持する車体
    骨格部材へ伝達することを特徴とする車体構造。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の車体構造であって、 前記可撓性長尺部材に、前記嵌合部に保持される筒状の
    保護部材を設け、 前記保護部材の端部にテーパを設けたことを特徴とする
    車体構造。
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