JP3143389B2 - バイアホールを有するプリント配線板及びその製造方法 - Google Patents
バイアホールを有するプリント配線板及びその製造方法Info
- Publication number
- JP3143389B2 JP3143389B2 JP3715596A JP3715596A JP3143389B2 JP 3143389 B2 JP3143389 B2 JP 3143389B2 JP 3715596 A JP3715596 A JP 3715596A JP 3715596 A JP3715596 A JP 3715596A JP 3143389 B2 JP3143389 B2 JP 3143389B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interlayer insulating
- layer
- insulating layer
- pad
- metal region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Description
層等の広い面積を有する金属領域を含む所定の回路パタ
ーンが形成された絶縁性基板に感光性の層間絶縁層を塗
布形成し、層間絶縁層をマスクフィルムを介して露光し
た後現像することにより導体パッドあるいはランドに対
応するバイアホールを設けたプリント配線板に関し、特
に、マスクフィルムを介して層間絶縁層を露光すること
により導体パッド、ランドに対応させてバイアホールを
形成する際に、電源層あるいはグランド層である金属領
域により散乱される光が、マスクフィルムのマスク領域
の下方に存在する層間絶縁層内に進入することを抑制し
て金属領域を確実に露出させつつバイアホールを形成可
能なプリント配線板及びその製造方法に関するものであ
る。
ト配線板については各種のプリント配線板が提案されて
いる。この種プリント配線板の製造方法について図6、
図7について説明する。図6は絶縁性基板の断面図、図
7は絶縁性基板の平面図である。
するには、先ず、図6、図7に示すような絶縁性基板2
1を作成する。絶縁性基板21は、片面又は両面に銅箔
を積層した銅張積層板において、電源層やグランド層等
の広い面積を有する金属領域22、通常の面積を有する
接続パッド23及び所定の回路パターン24となる銅箔
部分をエッチングレジストにて被覆した後、所定のエッ
チング処理を行うことにより作成される。
回路パターン24と共に絶縁性基板21上に感光性の樹
脂を塗布することにより層間絶縁層25(図8等参照)
を形成する。更に、マスクフィルム27に形成された所
定のマスク領域28(図9等参照)を金属領域22、接
続パッド23に対応させつつマスクフィルム27を層間
絶縁層25上に密着させた状態で露光した後、絶縁性基
板21の現像処理を行うことにより、金属領域22、接
続パッド23に対応してバイアホール26を形成する。
この後、各金属領域22及び接続パッド23のバイアホ
ール26の内部、及び、バイアホール26から連続する
回路パターン29が無電解メッキ処理により層間絶縁層
25上に形成されてプリント配線板20が作成される。
ような手順でプリント配線板20を作成した場合、金属
領域22に形成されたバイアホール26の内部で金属領
域22が完全に露出されずに、バイアホールの内部に形
成される回路パターン29と金属領域22とが接続され
なくなる虞が存する。かかるメカニズムについて図8乃
至図10に基づき説明する。図8は絶縁性基板21に層
間絶縁層25を形成した状態を模式的に示す断面図、図
9はマスクフィルム27により金属領域22に対応させ
て層間絶縁層25を露光している状態を示す断面図、図
10は金属領域22及び接続パッド23にバイアホール
26を形成した状態を示すプリント配線板20の断面図
である。
樹脂を塗布して層間絶縁層25を形成する場合、金属領
域22が広い面積を有することから感光性樹脂は比較的
均一化されて金属領域22上では厚さL1で塗布され、
これに対して、接続パッド23、回路パターン24の近
傍においては感光性樹脂が接続パッド23と回路パター
ン24との間や各回路パターン24間に充填されてしま
うことから、接続パッド23及び回路パターン24上に
形成される層間絶縁層25の厚さは、厚さL1よりも小
さい厚さL2で塗布されることとなる。従って、層間絶
縁層25は、図8に示すように、金属領域22上では厚
く(厚さL1)形成される一方、接続パッド23及び各
回路パターン24上では薄く(厚さL2)形成される。
領域22及び接続パッド23に対応して層間絶縁層25
にバイアホール26を形成する場合、マスクフィルム2
7(図9参照)のマスク領域28を各金属領域22、接
続パッド23に対応させた状態でマスクフィルム27の
上側から光を照射して露光が行われるが、層間絶縁層2
5の厚さは、金属領域22上と接続パッド23上とで異
なっているので、金属領域22上における層間絶縁層2
5の露光状態と接続パッド23上における層間絶縁層2
5の露光状態とは必然的に異なることとなる。即ち、接
続パッド23上の層間絶縁層25は、薄く形成されてい
ることからマスク領域28を介して十分遮光されて硬化
することはなく、従って、現像時に形成されるバイアホ
ール26内で接続パッド23が完全に露出された状態と
なる。一方、金属領域22上の層間絶縁層25は、厚く
形成されていることから露光解像度が不足することとな
り、従って、現像時に形成されるバイアホール26内で
金属領域22が完全に露出されない状態となる。
ルム27のマスク領域28を配置し、層間絶縁層25に
バイアホール26を形成すべく層間絶縁層25の露光を
行う場合、光は図9に示すようにマスクフィルム27の
上側から照射される。これにより、マスクフィルム27
の透明部から光が照射された層間絶縁層25は光硬化反
応を行って硬化され、一方、マスクフィルム27のマス
ク領域28にて遮光された部分に対応する層間絶縁層2
5は、光が照射されないので硬化されることなく未硬化
の状態を保持する。
ランドパターンを構成して広い面積を有していることか
ら、マスクフィルム27を透過した光は、図9に示すよ
うに、層間絶縁層25を経た後金属領域22上で散乱さ
れることとなる。特に、マスク領域28の近傍位置にて
マスクフィルム27、層間絶縁層25を透過した光も金
属領域22上で散乱され、その散乱された光がマスク領
域28の下側に存在する層間絶縁層25内にも進入する
こととなり、この結果、本来硬化されてはならないマス
ク領域28を介して被覆された層間絶縁層25が硬化さ
れてしまう。かかる場合には、前記のように露光処理を
した後、現像処理を行っても硬化された層間絶縁層25
の膜が金属領域22上に残存してしまう。従って、図1
0に示すように、金属領域22に対応して形成されたバ
イアホール26内に硬化された層間絶縁層25が残存す
ることとなり、バイアホール26内で接続パッド面が完
全に露出されなくなる。これにより、無電解メッキによ
りバイアホール26の内部と共に層間絶縁層25上に回
路パターン29を形成しても、かかる回路パターン29
は金属領域22に接続されなくなってしまう問題があ
る。
になされたものであり、電源層あるいはグランド層とし
て作用する金属領域が形成された基板上に感光性の層間
絶縁層が形成され、前記層間絶縁層上には導体回路が形
成されるとともに、その導体回路は層間絶縁層に形成さ
れたバイアホールを介して前記金属領域と接続してなる
多層プリント配線板であり、前記金属領域の中には、バ
イアホールと接続するパッドが形成され、そのパッドの
周囲にはブランク部が設けられて金属領域とは離間され
てなるとともに、前記パッドは、金属領域と1か所以上
で電気的に接続されることにより、金属領域と導体パタ
ーン上の層間絶縁層の厚さの均一化を図って、金属領域
上における層間絶縁層の露光解像度がばらつくことを防
止するとともに、金属領域により散乱される光がバイア
ホール形成用のパターンが描画されたマスクフィルムの
マスク領域の下方に存在する層間絶縁層内に進入するこ
とを抑制して金属領域を確実に露出させつつバイアホー
ルを形成できるプリント配線板及びその製造方法を提供
することを目的とする。
に、請求項1に係るプリント配線板は、電源層あるいは
グランド層として作用する金属領域が形成された基板上
に感光性の層間絶縁層が形成され、前記層間絶縁層上に
は導体回路が形成されるとともに、その導体回路は層間
絶縁層に形成されたバイアホールを介して前記金属領域
と接続してなる多層プリント配線板において、前記金属
領域の中には、バイアホールと接続するパッドが形成さ
れ、そのパッドの周囲にはブランク部が設けられて金属
領域とは離間されてなるとともに、前記パッドは、金属
領域と1か所以上で電気的に接続してなり、前記ブラン
ク部には、充填樹脂層又はめっきレジスト層が形成され
るとともに、前記パッドの上面と充填樹脂層又はめっき
レジスト層の上面とは同一面にされていることを特徴と
する。
配線板では、金属領域に対応してバイアホールを形成す
べくマスクフィルムを層間絶縁層上に重ねた状態でマス
クフィルムの外方から光を照射して層間絶縁層の露光を
行う場合、マスクフィルムを介して光が照射された層間
絶縁層は光硬化反応を行って硬化され、一方、マスクフ
ィルムのマスク領域にて遮光された部分に対応する層間
絶縁層は、光が照射されないので硬化されることなく未
硬化の状態を保持する。
ンを構成する金属領域において、マスクフィルムを層間
絶縁層に重ねた状態で、マスクフィルムのマスク領域に
より被覆される外側にて導体が存在しない充填樹脂層あ
るいはめっきレジスト層を有するブランク部が形成され
ているので、マスク領域の近傍位置にてマスクフィル
ム、層間絶縁層を透過した光はブランク部に照射される
こととなり、光がマスク領域の近傍位置で散乱されるこ
とはない。従って、光がマスク領域の下側に存在する層
間絶縁層内に進入されることが効率的に抑制され、マス
ク領域の下側の層間絶縁層は硬化されることなく未硬化
の状態に保持される。これにより、露光処理の後、現像
処理を行えば層間絶縁層の硬化膜が金属領域上に残存さ
れることなく、金属領域を確実に露出させてなるバイア
ホールを形成することが可能である。
部及び回路パターン間に金属領域の上面とほぼ同一面と
なるように充填樹脂層あるいはめっきレジスト層が形成
されているので、ブランク部、回路パターン及び充填樹
脂層上に感光性の層間絶縁層を形成する際に、絶縁性基
板の全面に渡ってほぼ均一な厚さに形成することが可能
となる。従って、層間絶縁層をマスクフィルムを介して
露光することにより接続パッドに対応してバイアホール
を形成するにつき、露光解像度にばらつきを発生するこ
とを防止して同一の露光条件下で層間絶縁層を露光する
ことが可能となる。これにより、内部で金属領域が完全
に露出されたバイアホールが形成され得る。なお金属領
域は、その金属領域中のバイアホールと接続する部分
(接続パッド)と少なくとも1か所で接続されている。
このため、ブランク部があっても、電源層、グランド層
の機能を損なうことがない。
方法は、基板上に、電源層あるいはグランド層として作
用する金属領域が形成された基板上に感光性の層間絶縁
層を形成し、ついでバイアホール形成用のパターンが形
成されたマスクフィルムを載置して露光、現像処理して
バイアホール用の孔を形成し、さらに導体回路およびバ
イアホールを形成する多層プリント配線板の製造方法に
おいて、金属領域の中のバイアホールと接続するパッド
の形成にあたり、そのパッドの周囲にブランク部を設け
て金属領域と離間するとともに、前記パッドを該金属領
域と1か所以上で電気的に接続させて形成し、前記ブラ
ンク部に樹脂を充填するとともに、前記パッドの上面と
充填樹脂の上面とを同一面にすることを特徴とするもの
であり、この製造方法によれば、請求項1のプリント配
線板を製造することが可能であり、従って、前記にて説
明したと同様の作用効果が得られる。
のプリント配線板の製造方法において、前記ブランク部
は金属領域のエッチング処理により形成し、前記パッド
の上面と前記充填樹脂の上面とを、研磨により同一面に
することを特徴とする。ブランク部には樹脂が充填され
ており、かかる充填樹脂を研磨することによりパッドの
上面と充填樹脂の上面とが同一面にされることから、そ
の上に層間絶縁層を形成した場合でも、厚さを均一にす
ることができ、厚さバラツキに伴う、現像不足、現像過
剰の問題がなくなり良好なバイアホール用の穴を形成で
きる。
2のプリント配線板の製造方法において、前記金属領域
の中のバイアホールと接続するパッドの形成にあたり、
パッドと金属領域を1か所以上で電気的に接続できるよ
うに、パッドの周囲のブランク部に対応するめっきレジ
スト層を形成した後、無電解めっき処理を施して金属領
域とパッドを形成して、パッドの周囲にブランク部を設
けて金属領域と離間するものである。ブランク部には、
めっきレジストが存在するため、導体回路の上面が同一
平面とできる。
板及びその製造方法について、本発明を具体化した実施
の形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先
ず、本実施の形態に係るプリント配線板の構造について
図1(a)、(b)及び図2に基づき説明する。図1は
プリント配線板の断面図、図2はプリント配線板の平面
図である。
は、電源層又はグランド層のように広い面積を有する金
属領域2、金属領域2よりも狭い通常の面積を有する接
続パッド3、及び、所定の回路パターン4が形成された
絶縁性基板5を核として構成されている。ここに、絶縁
性基板5としては片面又は両面に銅箔を積層した銅張積
層板が使用され、また、金属領域2、接続パッド3、及
び、回路パターン4は、銅張積層板に所定のエッチング
処理を行うことにより片面又は両面に形成される。尚、
絶縁基板5は、ガラスエポキシ基板、ポリイミド基板、
セラミック基板、金属基板等に無電解メッキ用接着剤層
を形成した後、これを粗化して粗化面を形成し、ここに
無電解メッキを施して銅回路パターンを形成したものを
使用してもよい。
に、複数箇所でブランク部6が形成されている。かかる
ブランク部6は、金属領域2の形成と同時にエッチング
処理により形成されるものであり、後述するように層間
絶縁層9を形成した後層間絶縁層9上にマスクフィルム
11を重ねて密着させた状態で露光処理する際に、マス
クフィルム11のマスク領域12により被覆される外側
にて金属領域2中で導体(銅箔)が存在しない部分であ
る。このようにブランク部6を形成することにより、マ
スクフィルム11を介して層間絶縁層9の露光処理を行
う際に、マスク領域12の近傍位置にてマスクフィルム
11から層間絶縁層9に照射された光は、ブランク部6
を介してその散乱が抑制されることとなり、これにより
マスク領域12の下側に存在する層間絶縁層9内には光
が入射されることが防止されてマスク領域12による層
間絶縁層9の露光処理を確実に行うことが可能となるも
のである。尚、この点についは後述する。
に基づき詳細に説明する。図2において、ブランク部6
は、所定幅を有する円状の窓を4分割した円弧状の窓部
6Aから構成されている。内側円により区画され、また
ブランク部6により金属領域2より離間される導体部7
はマスクフィルム11のマスク領域12の面積よりも広
く形成されており、導体部7の中央部は、層間絶縁層9
上にマスクフィルム11を重ねた状態で、マスク領域1
2を介して被覆される。ブランク部6の具体例を示す
と、内側円の直径は125μm〜350μm、外側円の
直径は225μm〜800μm、各窓部6A間の間隙は
50μm〜250μm程度が望ましい。また、ブランク
部6の形状については、更に各種の形状のバリエーショ
ンが考えられる。ブランク部6のバリエーションについ
て図4に基づき説明する。図4はブランク部6のバリエ
ーションを示す説明図である。
例としては、図4(A)に示すように、導体部7の周囲
で円状の窓を2分割した窓部6Aから構成したもの(図
4(A)中、左上のブランク部6)、導体部7の周囲で
1つの円弧状の窓部6Aから構成したもの(図4(A)
中、右上のブランク部6)、導体部7の周囲で円状の窓
を3分割した窓部6Aから構成したもの(図4(A)
中、左下のブランク部6)、導体部7の周囲で円状の窓
を5分割した窓部6Aから構成したもの(図4(A)
中、右下のブランク部6)等が考えられる。
る例としては、図4(B)に示すように、四角形状の導
体部7の周囲で1つの四角形状の窓部6Aから構成した
もの(図4(B)中、左上のブランク部6)、四角形状
の導体部7の周囲で四角形状の窓を4分割した窓部6A
から構成したもの(図4(B)中、右上のブランク部
6)、四角形状の導体部7の周囲で四角形状の窓を2分
割した窓部6Aから構成したもの(図4(B)中、左下
のブランク部6)、四角形状の導体部7の周囲で四角形
状の窓を不均等に3分割した窓部6Aから構成したもの
(図4(B)中、右下のブランク部6)等が考えられ。
る例としては、図4(C)に示すように、六角形状の導
体部7の周囲で1つの六角形状の窓部6Aから構成した
もの(図4(C)中、左上のブランク部6)、六角形状
の導体部7の周囲で六角形状の窓を不均等に3分割した
窓部6Aから構成したもの(図4(C)中、右上のブラ
ンク部6)、六角形状の導体部7の周囲で六角形状の窓
を3分割した窓部6Aから構成したもの(図4(C)
中、左下のブランク部6)等が考えられる。
部6、金属領域2と回路パターン4との間、回路パター
ン4間、及び、接続パッド3と回路パターン4との間の
それぞれには、充填用樹脂が充填されており、充填樹脂
層8が形成されている。かかる充填樹脂層8は、金属領
域2、接続パッド3、回路パターン4の各上面とほぼ同
一面となるように形成されており、充填樹脂層8、金属
領域2、接続パッド3、回路パターン4の各上面は面一
となる。これに基づき、層間絶縁層9(後述する)を均
一な厚さで塗布形成することができる。
脂が望ましく、エポキシ樹脂が好適である。無溶剤とし
たのは、充填樹脂層8中に溶剤が残留すると、加熱処理
を行った場合に充填樹脂層8が剥離する原因となること
を考慮したものである。また、充填用樹脂はシリカ等の
無機粒子を含有させると、充填樹脂層8の硬化収縮を低
減して絶縁性基板5の反りを防止できる。
3、回路パターン4等を形成する場合には、金属領域
2、接続パッド3、回路パターン4の間それぞれには、
めっきレジストが形成されることになる。金属領域2、
接続パッド3、回路パターン4の上面とめっきレジスト
の上面が面一となる。このため、層間絶縁層9を均一な
厚さで形成できる。なお、金属領域2、接続パッド3、
回路パターン4の上面とめっきレジストの上面を面一と
するため、表面をベルトサンダーなどで研磨してもよ
い。
2、接続パッド3、回路パターン4、充填樹脂層6ある
いはめっきレジスト層8’の各上面には層間絶縁層9が
塗布形成されている。かかる層間絶縁層9の塗布形成
時、前記したように各ブランク部6、金属領域2と回路
パターン4との間、回路パターン4間、及び、接続パッ
ド3と回路パターン4との間のそれぞれには充填樹脂層
8あるいはめっきレジスト層8’が形成されて各上面は
面一にされているで、層間絶縁層9は均一な厚さをもっ
て塗布形成され得る。また、層間絶縁層9は、各種の感
光性樹脂を使用して塗布形成することが可能であり、例
えば、層間絶縁層9を形成する樹脂材料としては、無電
解メッキ用接着剤が好適である。無電解メッキ用接着剤
としては、酸或いは酸化剤に難溶性の耐熱性樹脂中に、
酸或いは酸化剤に可溶性の耐熱性樹脂粒子を分散させて
なる接着剤を使用できる。尚、無電解接着剤は、特公平
4−55555号公報、特公平5−18476号公報、
特公平7−34505号公報等に記載された接着剤と同
様の組成を有する。
は酸化剤に難溶性の耐熱性樹脂中に酸あるいは酸化剤に
可溶性の耐熱性樹脂粒子が分散されてなるものが最適で
ある。これは、酸あるいは酸化剤に可溶性の耐熱性樹脂
粒子を粗化して除去することにより、表面に蛸壺状のア
ンカーを形成でき、導体回路との密着性を改善できるか
らである。酸あるいは酸化剤に難溶性の耐熱性樹脂とし
ては、感光化した熱硬化性樹脂や感光化した熱硬化性樹
脂と熱可塑性樹脂の複合体が望ましい。感光化すること
により、露光、現像により、バイアホールを容易に形成
できるからである。また、熱可塑性樹脂と複合化するこ
とにより靱性を向上させることができ、導体回路のピー
ル強度の向上、ヒートサイクルによるバイアホール部分
のクラック発生を防止できる。
メタクリル酸などと反応させたエポキシアクリレートや
エポキシアクリレートとポリエーテルスルホンとの複合
体がよい。エポキシアクリレートは、全エポキシ基の2
0〜80%がアクリル酸やメタクリル酸などと反応した
ものが望ましい。
平均粒径が10μm以下の耐熱性樹脂粉末、平均粒径
が2μm以下の耐熱性樹脂粉末を凝集させて平均粒径が
前記粒子の粒子径の3倍以上の大きさとした凝集粒子、
平均粒径が10μm以下の耐熱性樹脂粉末と、平均粒
径が前記粒子の粒子径の1/5以下かつ2μm以下の耐
熱性樹脂粉末との混合物、平均粒径が2μm〜10μ
mの耐熱性樹脂粉末の表面に、平均粒径が2μm以下の
耐熱性樹脂粉末または無機粉末のいずれか少なくとも1
種を付着させてなる疑似粒子から選ばれることが望まし
い。これらは、複雑なアンカーを形成できるからであ
る。
脂、アミノ樹脂(メラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン
樹脂)などがよい。なお、エポキシ樹脂は、そのオリゴ
マーの種類、硬化剤の種類、架橋密度を変えることによ
り任意に酸や酸化剤に対する溶解度を変えることができ
る。例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂オリゴマ
ーをアミン系硬化剤で硬化処理したものは、酸化剤に溶
解しやすい。しかし、ノボラックエポキシ樹脂オリゴマ
ーをイミダゾール系硬化剤で硬化させたものは、酸化剤
に溶解しにくい。
酸、硫酸、又は蟻酸、酢酸などの有機酸があるが、特に
有機酸が望ましい。粗化処理した場合に、バイアホール
から露出する金属導体層を腐食させにくいからである。
また、酸化剤は、クロム酸、過マンガン酸塩(過マンガ
ン酸カリウムなど)、が望ましい。特に、アミノ樹脂を
溶解除去する場合は、酸と酸化剤で交互に粗化処理する
ことが望ましい。
層でもよい。複数層にする場合は、次の形態がある。 1)上層導体回路と下層導体回路の間に設けられてなる
層間絶縁剤層において、上層導体回路に近い側を、酸あ
るいは酸化剤に難溶性の耐熱性樹脂中に酸あるいは酸化
剤に可溶性の耐熱性樹脂粒子が分散されてなる無電解め
っき用接着剤とし、下層導体回路に近い側を酸あるいは
酸化剤に難溶性の耐熱性樹脂とする2層構造としたも
の。この構成では、無電解めっき用接着剤層を粗化処理
しても粗化しすぎて、層間を短絡させてしまうことがな
い。
けられてなる層間絶縁剤層において、下層導体回路間に
充填樹脂材を埋め込み、下層導体回路とこの充填樹脂材
の表面を同一平面になるようにし、この上に酸あるいは
酸化剤に難溶性の耐熱性樹脂層を形成、さらにその上に
酸あるいは酸化剤に難溶性の耐熱性樹脂中に酸あるいは
酸化剤に可溶性の耐熱性樹脂粒子が分散されてなる無電
解めっき用接着剤を形成した3層構造としたもの。
6の各窓部6Aにより囲まれた導体部7、及び、接続パ
ッド3に対応して、バイアホール10が形成されてい
る。かかるバイアホール10は、マスクフィルム11の
マスク領域12が導体部7、接続パッド3に対応するよ
うに、マスクフィルム11を層間絶縁層9上に密着させ
て重ねた状態で、光源によりマスクフィルム11の上方
から光を照射して露光した後、所定の現像処理を行うこ
とにより形成される。尚、現像処理は公知の方法で行わ
れるので、ここでは詳細な説明を省略する。
けるブランク部6の作用について図3に基づき説明す
る。図3は金属領域上の層間絶縁層9を露光している状
態を模式的に示す拡大部分断面図である。層間絶縁層9
を露光するには、先ず、マスクフィルム11のマスク領
域12が、金属領域2に形成されているブランク部6の
各窓部6Aにて囲まれた導体部7に対応するように、マ
スクフィルム11が層間絶縁層9上に密着させて重ねら
れる。この状態で、図3に示すように、マスクフィルム
11の上方から光を照射して層間絶縁層9の露光が行わ
れる。かかる露光時、マスクフィルム11は黒色のマス
ク領域12を除いて透明に形成されていることから、照
射光は、マスク領域12にて遮光されるとともに、マス
ク領域12以外の部分ではマスクフィルム11を透過し
て層間絶縁層9内に至る。これにより、マスク領域12
にて被覆された層間絶縁層9の部分は、硬化されること
なく未硬化状態に保持され、一方、マスク領域12にて
被覆されていない層間絶縁層9におけるその他の部分は
光硬化される。
充填樹脂層8等の上面で均一な厚さに塗布形成されてい
ることから、マスクフィルム11のマスク領域12の境
界等において良好な露光解像度をもって層間絶縁層9を
露光することができる。また、マスク領域12に対応す
る導体部7の周囲には各窓部6Aからなる導体の存在し
ないブランク部6が形成され、各窓部6Aには充填樹脂
層8が充填形成されているか又はめっきレジスト層8’
が形成されていることから、前記のように照射された光
の内マスク領域12の外側近傍に照射された光は、その
大部分が充填樹脂層8にて吸収されて散乱されることは
なく、また、ブランク部6よりも外側において金属領域
2上で散乱された光がマスク領域12の下方に存在する
層間絶縁層9内に進入することは殆どない。これによ
り、前記のように層間絶縁層9がマスク領域12の境界
等で良好な解像度をもって露光され得ることとも相まっ
て、マスク領域12の下側に存在する層間絶縁層9が金
属領域2から散乱される散乱光により硬化されてしまう
ことを効率的に抑制することができる。この結果、前記
のように露光した後、プリント配線板1を現像すること
により、導体部7上で未硬化状態で存在する層間絶縁層
9を完全に除去することができ、導体部7上に層間絶縁
層9の被膜を残存させることなく導体部7を完全に露出
させたバイアホール10を形成することができるもので
ある。
ール10の内部に渡って連続して回路パターン13が形
成されている。回路パターン13は、バイアホール10
を形成した後の絶縁性基板5の粗化処理、メッキ触媒核
付与処理を行った後、無電解メッキ浴中に浸漬してメッ
キ被膜を形成することにより設けられる。尚、無電解メ
ッキ法については公知の方法が使用され、従って、ここ
ではその詳細な説明については省略する。
配線板1の製造方法について図5に基づき説明する。図
5はプリント配線板1の製造工程を示す工程図である。
図5において、先ず、銅張積層板に所定のエッチング処
理を施すことにより、上面に電源パターン又はグランド
パターンのように広い面積を有する金属領域2、金属領
域2中の複数箇所にて導体の存在しないブランク部6
(4つの円弧状の窓部6Aからなり、各窓部6Aの中央
には導体部7が存在する)、接続パッド3、及び、回路
パターン4を形成した絶縁性基板を作成する(図5
(A)参照)。
塗布し、各ブランク部6の窓部6A、金属領域2と回路
パターン4との間、回路パターン4間、及び、接続パッ
ド3と回路パターン4との間のそれぞれに充填用樹脂を
充填してなる充填樹脂層8を形成する(図5(B)参
照)。更に、この状態では絶縁性基板5の上面に充填用
樹脂の凹凸が存在するので、絶縁性基板5の上面を公知
の研磨方法を介して研磨する。これにより、充填樹脂層
8、金属領域2、接続パッド3、回路パターン4の各上
面は面一となる(図5(C)参照)。
金属領域2、接続パッド3、回路パターン4、充填樹脂
層8の各上面に感光性樹脂を塗布することにより、層間
絶縁層9が塗布形成される(図5(D)参照)。このと
き、層間絶縁層9は、充填樹脂層8、金属領域2、接続
パッド3、回路パターン4の各上面が面一にされている
ことに基づき、均一な厚さで塗布形成することができ
る。
2が、金属領域2の導体部7、接続パッド3に対応する
ようにマスクフィルム11を層間絶縁層9上に密着させ
て重ねる。この後、光源より光をマスクフィルム11の
上方から照射し、層間絶縁層9の露光を行う(図5
(E)参照)。このとき、前記したように、層間絶縁層
9は、金属領域2、充填樹脂層8等の上面で均一な厚さ
に塗布形成されていることから、マスクフィルム11の
マスク領域12の境界等において良好な露光解像度をも
って層間絶縁層9を露光することができる。また、マス
ク領域12に対応する導体部7の周囲には各窓部6Aか
らなる導体の存在しないブランク部6が形成され、各窓
部6Aには充填樹脂層8が充填形成されていることか
ら、前記のように照射された光の内マスク領域12の外
側近傍に照射された光は、その大部分が充填樹脂層8に
て吸収されて散乱されることはなく、また、ブランク部
6よりも外側において金属領域2上で散乱された光がマ
スク領域12の下方に存在する層間絶縁層9内に進入す
ることは殆どない。これにより、前記のように層間絶縁
層9がマスク領域12の境界等で良好な解像度をもって
露光され得ることとも相まって、マスク領域12の下側
に存在する層間絶縁層9が金属領域2から散乱される散
乱光により硬化されてしまうことを効率的に抑制するこ
とができる。
より、層間絶縁層9においてマスク領域12にて被覆さ
れた導体部7上の部分は完全に未硬化の状態に保持さ
れ、且つ、マスク領域12にて被覆された部分以外の層
間絶縁層9は、光硬化反応により完全に硬化される。
1を現像することにより、導体部7上にて未硬化状態で
存在する層間絶縁層9を完全に除去することができ、導
体部7上に層間絶縁層9の被膜を残存させることなく導
体部7を完全に露出させたバイアホール10を形成する
ことができるものである。この後、前記したように無電
解メッキ法により、層間絶縁層9上、及び、バイアホー
ル10の内部に渡って連続する回路パターン13が形成
される。これによりプリント配線板1が製造される(図
5(F)参照)。尚、露光処理により硬化された層間絶
縁層9はそのまま絶縁性基板5上に残存する。
るプリント配線板1では、金属領域2に対応してバイア
ホール10を形成すべくマスクフィルム11を層間絶縁
層9上に重ねた状態でマスク領域12の上方から光を照
射して層間絶縁層9の露光を行う場合、層間絶縁層9
は、金属領域2、充填樹脂層8、めっきレジスト層8’
の上面で均一な厚さに塗布形成されていることから、マ
スクフィルム11のマスク領域12の境界等において良
好な露光解像度をもって層間絶縁層9を露光することが
できる。
(これは接続パッドとして機能する)の周囲には各窓部
6Aからなる導体の存在しないブランク部6が形成さ
れ、各窓部6Aには充填樹脂層8が充填形成あるいはめ
っきレジスト層8’が形成されていることから、前記の
ように照射された光の内マスク領域12の外側近傍に照
射された光は、その大部分が充填樹脂層8にて吸収され
て散乱されることはなく、また、ブランク部6よりも外
側において金属領域2上で散乱された光がマスク領域1
2の下方に存在する層間絶縁層9内に進入することは殆
どない。これにより、前記のように層間絶縁層9がマス
ク領域12の境界等で良好な解像度をもって露光され得
ることとも相まって、マスク領域12の下側に存在する
層間絶縁層9が金属領域2から散乱される散乱光により
硬化されてしまうことを効率的に抑制することができ
る。この結果、前記のように露光した後、プリント配線
板1を現像することにより、導体部7上で未硬化状態で
存在する層間絶縁層9を完全に除去することができ、導
体部7上に層間絶縁層9の被膜を残存させることなく導
体部7を完全に露出させたバイアホール10を形成する
ことができるものである。
にはブランク部6が設けられ、またこのブランク部6に
は充填樹脂8が充填形成、めっきレジスト層8’が形成
されているため、ブランク部が形成されていない場合に
比べて、その上に形成される層間絶縁層との密着性に優
れる。金属領域上にそのまま層間絶縁層を形成しても、
樹脂と金属とは馴染みが悪いため、剥離しやすい。まし
て、金属領域にはバイアホールが接続するため、ヒート
サイクルなどにより応力が生じた場合、バイアホール付
近で金属領域と層間絶縁層との剥離が発生しやすい。
ホールが接続する接続パッドである導体部7の周囲に
は、充填樹脂8やめっきレジスト層8’がブランク部6
に形成されており、金属にくらべて層間絶縁層との馴染
みがよいため、層間絶縁層の剥離を防止できる。尚、本
発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能
であることは勿論である。例えば、前記実施の形態にお
けるプリント配線板1では、絶縁性基板5の片面に金属
領域2等を形成してるが、絶縁性基板5の両面で、且
つ、更に多層構造に形成してもよい。
ルムを介して層間絶縁層を露光することによりバイアホ
ールを形成する際に、電源あるいはグランド層として作
用する金属領域を含む回路パターン上に形成される層間
絶縁層の厚さの均一化を図って接続パッド等上における
層間絶縁層の露光解像度がばらつくことを防止すること
ができるとともに、金属領域により散乱される光がマス
クフィルムのマスク領域の下方に存在する層間絶縁層内
に進入することを抑制して接続パッドを確実に露出させ
つつバイアホールを形成可能なプリント配線板及びその
製造方法を提供することができる。また、本願発明で
は、金属領域において、バイアホールが接続する接続パ
ッドである導体部7の周囲には、充填樹脂8やめっきレ
ジスト層8’がブランク部6に形成されており、金属に
くらべて層間絶縁層との馴染みがよいため、層間絶縁層
の剥離を防止できる。
模式的に示す拡大部分断面図である。
る。
る。
を模式的に示す断面図である。
を露光している状態を示す断面図である。
アホールを形成した状態を示すプリント配線板の断面図
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電源層あるいはグランド層として作用す
る金属領域が形成された基板上に感光性の層間絶縁層が
形成され、前記層間絶縁層上には導体回路が形成される
とともに、その導体回路は層間絶縁層に形成されたバイ
アホールを介して前記金属領域と接続してなる多層プリ
ント配線板において、 前記金属領域の中には、バイアホールと接続するパッド
が形成され、そのパッドの周囲にはブランク部が設けら
れて金属領域とは離間されてなるとともに、前記パッド
は、金属領域と1か所以上で電気的に接続してなり、 前記ブランク部には、充填樹脂層又はめっきレジスト層
が形成されるとともに、前記パッドの上面と充填樹脂層
又はめっきレジスト層の上面とは同一面にされている こ
とを特徴とする多層プリント配線板。 - 【請求項2】 基板上に、電源層あるいはグランド層と
して作用する金属領域が形成された基板上に感光性の層
間絶縁層を形成し、ついでバイアホール形成用のパター
ンが形成されたマスクフィルムを載置して露光、現像処
理してバイアホール用の孔を形成し、さらに導体回路お
よびバイアホールを形成する多層プリント配線板の製造
方法において、 金属領域の中のバイアホールと接続するパッドの形成に
あたり、そのパッドの周囲にブランク部を設けて金属領
域と離間するとともに、前記パッドを該金属領域と1か
所以上で電気的に接続させて形成し、 前記ブランク部に樹脂を充填するとともに、前記パッド
の上面と充填樹脂の上面とを同一面にする ことを特徴と
する多層プリント配線板の製造方法。 - 【請求項3】 前記ブランク部は金属領域のエッチング
処理により形成し、前記パッドの上面と前記充填樹脂の
上面とを、研磨により同一面にすることを特徴とする請
求項2に記載の多層プリント配線板の製造方法。 - 【請求項4】 前記金属領域の中のバイアホールと接続
するパッドの形成にあたり、パッドと金属領域を1か所
以上で電気的に接続できるように、パッドの周囲のブラ
ンク部に対応するめっきレジスト層を形成した後、無電
解めっき処理を施して金属領域とパッドを形成して、パ
ッドの周囲にブランク部を設けて金属領域と離間する請
求項2に記載の多層プリント配線板の製造方法。
Priority Applications (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3715596A JP3143389B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | バイアホールを有するプリント配線板及びその製造方法 |
PCT/JP1996/003718 WO1997025839A1 (fr) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | Tableau d'interconnexions imprime et son procede de fabrication |
EP96942586A EP0817548B1 (en) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | Printed wiring board and method for manufacturing the same |
EP05027867A EP1677582B1 (en) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | Multilayer printed wiring board |
KR10-2004-7015188A KR20040108691A (ko) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | 프린트 배선판 및 그의 제조방법 |
KR10-2004-7015189A KR20040088592A (ko) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | 프린트 배선판 및 그의 제조방법 |
DE69636010T DE69636010T2 (de) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | Gedruckte schaltungsplatte und verfahren zu deren herstellung |
KR1019970706293A KR100485628B1 (ko) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | 프린트배선판및그의제조방법 |
EP08011580A EP1981317A3 (en) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | Multilayer printed wiring board and manufacturing method thereof |
US08/894,342 US6316738B1 (en) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | Printed wiring board and manufacturing method thereof |
CN96192508A CN1098023C (zh) | 1996-01-11 | 1996-12-19 | 印制布线板及其制造方法 |
MYPI97000026A MY128551A (en) | 1996-01-11 | 1997-01-03 | Printed wiring board and manufacturing method thereof |
US09/633,881 US6342682B1 (en) | 1996-01-11 | 2000-08-07 | Printed wiring board and manufacturing method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3715596A JP3143389B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | バイアホールを有するプリント配線板及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09214138A JPH09214138A (ja) | 1997-08-15 |
JP3143389B2 true JP3143389B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=12489721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3715596A Expired - Lifetime JP3143389B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-30 | バイアホールを有するプリント配線板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3143389B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5926898B2 (ja) * | 2011-06-24 | 2016-05-25 | 日本特殊陶業株式会社 | 配線基板の製造方法 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP3715596A patent/JP3143389B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09214138A (ja) | 1997-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5258094A (en) | Method for producing multilayer printed wiring boards | |
KR100485628B1 (ko) | 프린트배선판및그의제조방법 | |
JP2000349435A (ja) | 多層プリント配線板及び多層プリント配線板の製造方法 | |
JPH09246719A (ja) | 基板の導体層の形成方法 | |
JP3317652B2 (ja) | 多層プリント配線板 | |
US6455783B1 (en) | Multilayer printed wiring board and method for manufacturing the same | |
JP3143389B2 (ja) | バイアホールを有するプリント配線板及びその製造方法 | |
JPH0710029B2 (ja) | 積層回路基板の製造方法 | |
JP4187049B2 (ja) | 多層配線基板とそれを用いた半導体装置 | |
JP2003209359A (ja) | コア基板およびその製造方法 | |
JP3143408B2 (ja) | プリント配線板の製造方法 | |
JP3575783B2 (ja) | プリント配線板およびその製造方法 | |
KR100548612B1 (ko) | 도금 인입선이 없는 인쇄회로기판 및 그 제조 방법 | |
JP2625968B2 (ja) | 印刷配線板 | |
JP2005236220A (ja) | 配線基板と配線基板の製造方法、および半導パッケージ | |
JP2004095582A (ja) | コア基板およびその製造方法 | |
JP2004152935A (ja) | 印刷配線板 | |
JPH11251754A (ja) | 多層プリント配線板 | |
JP2000315867A (ja) | 多層プリント配線板 | |
JPH08264955A (ja) | 多層回路基板及びその製造方法 | |
JP2002185140A (ja) | 多層プリント基板及びその製造方法 | |
JPH11261232A (ja) | 多層プリント配線板 | |
JPH06314859A (ja) | 電子部品搭載用基板及びその製造方法 | |
JPH11186731A (ja) | ブラインドビアホールの形成方法および多層プリント配線板の製造方法 | |
JP3327189B2 (ja) | 多層配線tabテープの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071222 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 13 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |