JPH11251754A - 多層プリント配線板 - Google Patents

多層プリント配線板

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JPH11251754A
JPH11251754A JP10367911A JP36791198A JPH11251754A JP H11251754 A JPH11251754 A JP H11251754A JP 10367911 A JP10367911 A JP 10367911A JP 36791198 A JP36791198 A JP 36791198A JP H11251754 A JPH11251754 A JP H11251754A
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Seiji Shirai
誠二 白井
Kenichi Shimada
憲一 島田
Motoo Asai
元雄 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイアホールとバイアホールとの間の接続信
頼性に優れたフィルドビア構造を有する多層プリント配
線板を提供する。 【解決手段】 下層の層間樹脂絶縁層40に設けられた
開口部42にめっき48を充填し下層バイアホール50
を析出した後、表面に粗化層58を形成する。そして、
当該下層バイアホール50の上層の層間樹脂絶縁層60
に開口62を設け、上層バイアホール70を形成する。
ここで、下層バイアホール50の表面に粗化層58が形
成されているため、下層バイアホール50と上層バイア
ホール70との接続信頼性を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下層のバイアホ
ールの直上に上層のバイアホールを形成するフィルドビ
ア構造を有する多層プリント配線板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】いわゆるビルドアップ多層プリント配線
板においては、図20(A)に示すようにバイアホール
250によって、下層の導体回路234と上層の導体回
路252とが電気的に接続されている。該バイアホール
250は、層間樹脂絶縁層240に穿設された開口部2
42の内面にめっき膜248を設けることにより形成さ
れている。このバイアホール250を形成するめっき層
248の内側には、上層の層間樹脂絶縁層260を形成
する樹脂260aが充填されている。このため、該バイ
アホール250の上側にバイアホールを図中点線に示す
ように形成すると、めっき層248の内側に充填された
樹脂260aにより両バイアホール間の接続が困難と成
る。
【0003】このため、バイアホールの上にバイアホー
ルを形成する際、即ち、高密度化を図るため、配線を介
さずバイアホールにバイアホールを直接接続するときに
は、図21(I)に示すように層間樹脂絶縁層140の
開口部142をめっき148にて充填するいわゆるフィ
ルドビア構造により多層プリント配線板を形成してい
る。係る技術が本出願人に係る特開平2−188992
号、特開平3−3298号、特開平7−34048号に
開示されている。
【0004】このバイアホールの上にバイアホールを形
成する方法について図20(B)〜図21(I)を参照
して説明する。先ず、表面に導体回路134を形成した
基板130の上下面に下層層間樹脂絶縁層を形成する樹
脂140を塗布する(図20(B)参照)。そして、該
層間樹脂絶縁層140にバイアホールを形成するための
開口部142を形成する(図20(C)参照)。引き続
き、基板130の表面に均一に無電解めっき膜144を
析出させた後に、レジスト層146を形成する(図20
(D)参照)。そして、該レジスト層146の非形成部
に電解めっき膜148を析出させることで、バイアホー
ル150及び導体回路152を形成する(図20(E)
参照)。その後、レジスト層146及びレジスト層の下
層の無電解めっき膜144を剥離してから、基板130
の表面に上層の層間樹脂絶縁層となる樹脂160と塗布
する(図21(F)参照)。そして、フォトエッチング
により該層間樹脂絶縁層160にバイアホールを形成す
るための開口部162を形成する(図21(G)参
照)。引き続き、基板130の表面に均一に無電解めっ
き膜164を析出させた後に、レジスト層166を形成
し、該レジスト形成166の非形成部に電解めっき膜1
68を析出させる(図21(H)参照)。最後に、レジ
スト層166及びレジスト層の下層の無電解めっき膜1
64を剥離することで、上層バイアホール170及び導
体回路172を完成する(図21(I)参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た製造方法に係る多層プリント配線板においては、下層
のバイアホール150と上層のバイアホール170との
接続信頼性が低かった。この原因を本発明者が研究した
ところ、図20(E)に示すように電解めっき層148
により下層バイアホール150を形成した際に、該下層
バイアホール150の表面に酸化皮膜が形成されるため
であることが判明した。即ち、図21(I)に示すよう
に、上層層間樹脂絶縁層160は、熱収縮を繰り返す際
に該下層バイアホール50と上層バイアホール70とを
引き離す方向に応力を加わえる。この際に、下層バイア
ホール150と上層バイアホール170との界面、、即
ち、下層バイアホール150の表面に酸化皮膜が形成さ
れていると、該下層バイアホール150の表面と上層バ
イアホール170の下面とが分断され、下層バイアホー
ル150と上層バイアホール170との電気接続が断た
れることが分かった。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、バイア
ホールとバイアホールとの間の接続信頼性に優れたフィ
ルドビア構造を有する多層プリント配線板を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明は、層間樹脂絶縁層と導体回路とを交互に積
層してなる多層プリント配線板において、下層の層間樹
脂絶縁層には開口部が設けられ、該開口部には金属(め
っき)が充填されて下層バイアホールが形成され、当該
下層バイアホールの表面の粗化層を介して上層バイアホ
ールが形成されてなることを技術的特徴とする。
【0008】本発明においては、下層のバイアホールと
上層のバイアホールとが、下層バイアホールの表面に形
成された粗化層を介して接続されているため、該下層バ
イアホールの表面に酸化皮膜が形成されたとしても、下
層バイアホールと上層バイアホールとの接続信頼性を保
つことができる。
【0009】本発明の好適な態様において、下層バイア
ホールの中央部に窪みが形成されているため、該窪みに
垂直に粗化層が設けられている。このため、下層バイア
ホールと上層バイアホールとを強固に接続し、下層バイ
アホールと上層バイアホールとの接続信頼性を保つこと
ができる。
【0010】本発明の好適な態様においては、下層の層
間樹脂絶縁層の開口部の側面が粗化処理されているた
め、該開口部内に形成されるバイアホールとの密着性を
高めることができる。
【0011】本発明の好適な態様においては、上層バイ
アホール及び導体回路の表面が粗化処理されているた
め、該上層バイアホール及び導体回路の上に形成される
半田パッド或いは層間樹脂絶縁層との間の密着性を高め
ることができる。
【0012】本発明の好適な態様においては、下層の層
間樹脂絶縁層が、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の複合体
又は主として熱可塑性樹脂からなり、靱性が高いため、
該層間樹脂絶縁層の開口部にバイアホール用のめっきを
充填しても、層間樹脂絶縁層にクラックが発生し難い。
【0013】本発明の好適な態様においては、バイアホ
ール径:層層間樹脂絶縁層の厚みの比が1を越える。即
ち、めっきによりバイアホールを形成する工程におい
て、バイアホールを形成する開口部は、開口径に対して
深みが深過ぎないので、金属(めっき液)が該開口部内
に十分に回り込み、効率的にバイアホールをめっきにて
形成できる。他方、バイアホール径:層層間樹脂絶縁層
の厚みの比は4以下に設定される。即ち、めっきにより
バイアホールを形成する工程において、バイアホールを
形成する開口部の開口径が深みに対して広すぎないの
で、バイアホールの中央に窪みを形成することができ
る。窪みの深さは、導体回路の厚み範囲(即ち、窪みが
開口部に達しない範囲)であることが望ましく、具体的
には0.5〜30μmである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態に係る多層
プリント配線板の構成について、多層プリント配線板の
断面を示す図19を参照して説明する。図中に示す多層
プリント配線板10は、上面に図示しないICチップの
バンプ側に接続するための半田バンプ88Uが設けら
れ、下面側に図示しないマザーボードのバンプに接続す
るための半田バンプ88Dが配設され、該ICチップ−
マザーボード間の信号等の受け渡しの役割を果たすパッ
ケージ基板として構成されている。
【0015】多層プリント配線板10のコア基板30の
上面側上層及び下面側上層(ここで、上層とは基板30
を中心として上面については上側を、基板の下面につい
ては下側を意味する)には、グランド層となる内層銅パ
ターン34、34が形成されている。また、内層銅パタ
ーン34の上層には、下層層間樹脂絶縁層40を介在さ
せて信号線を形成する導体回路52、又、該層間樹脂絶
縁層40を貫通して下層バイアホール50が形成されて
いる。下層バイアホール50及び導体回路52の上層に
は、上層層間樹脂絶縁層60を介して最外層の導体回路
72、及び該上層層間樹脂絶縁層60を貫通する上層バ
イアホール70が形成されている。
【0016】上面側の該導体回路72、上層バイアホー
ル70には半田バンプ88Uを支持する半田パッド86
Uが形成されている。ここで、ICチップ側の半田パッ
ド86Uは、直径133μmに形成されている。他方、
下面側の該導体回路72、上層バイアホール(図示せ
ず)には半田バンプ88Dを支持する半田パッド86D
が形成されている。ここで、マザーボード側の半田パッ
ド86Dは、直径600μmに形成されている。
【0017】第1実施形態の多層プリント配線板におい
ては、下層バイアホール50の表面、即ち、下層バイア
ホール50と上層バイアホール70との界面は、粗化処
理された粗化層58が形成されているので、両者は強固
に接合している。このため、該下層バイアホール50の
表面に酸化皮膜が形成され、層間樹脂絶縁層60の熱収
縮により該下層バイアホール50と上層バイアホール7
0とを引き離す方向に応力が加わったとしても、下層バ
イアホール50と上層バイアホール70との接続信頼性
を保つことができる。更に、下層バイアホール50の中
央部に窪み50aが形成され、該窪み50aの曲面に対
して垂直に粗化層58が設けられている。このため、下
層バイアホール50と上層バイアホール70との間に加
わる両者を剥離させる図中上下方向の応力に対して、両
者を強固に接続し、下層バイアホール50と上層バイア
ホール70との接続を維持することができる。そして、
下層層間樹脂絶縁層40及び上層層間樹脂絶縁層60の
開口部42、62の側面42a、62aは、図中に示す
ように粗化処理されているため、該開口部42、62内
に形成されるバイアホール50、70との密着性を高め
ることができる。
【0018】銅からなるバイアホール50と、該バイア
ホール50の形成された樹脂からなる層間樹脂絶縁層4
0との間には、両者の熱膨張率の違いから熱収縮の際に
大きな応力が加わる。ここで、図20(A)を参照して
上述した従来技術に係る内側に樹脂260aを充填する
構成のバイアホール250においては、発生した応力を
銅めっき248内部の樹脂260a側へ逃がすことがで
きた。これに対して、本実施形態の多層プリント配線板
10においては、層間樹脂絶縁層40、60の開口部4
2、62にバイアホール用の電解銅めっき48、68を
充填してあるため、内側へ応力を逃がすことができな
い。このため、該多層プリント配線板10においては、
下層層間樹脂絶縁層40及び上層層間樹脂絶縁層60
に、靱性の高い熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の複合体を
用いることで、該応力によるクラックの発生を防止して
いる。ここでは、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の複合体
を用いているが、この代わりに靱性の高いフッ素樹脂等
の熱可塑性樹脂を主に用いて層間樹脂絶縁層40、60
を形成することも可能である。
【0019】更に、上層バイアホール70及び導体回路
72、52の表面は粗化処理され、粗化層78、58が
形成されているため、該上層バイアホール70、導体回
路72上に形成される半田パッド86Uとの密着性、及
び、導体回路52上に形成される層間樹脂絶縁層60と
の間の密着性を高めることができる。
【0020】引き続き、図19に示すパッケージ基板の
製造工程について図1〜図19を参照して説明する。 (1)厚さ1mmのBT(ビスマレイミドトリアジン)
樹脂またはガラスエポキシ樹脂からなるコア基板30の
両面に18μmの銅箔32がラミネートされている銅張
積層板30Aを出発材料とする(図1参照)。まず、こ
の銅張積層板30Aをパターン状にエッチングすること
により、基板30の両面に内層銅パターン(導体回路)
34を形成する(図2参照)。
【0021】さらに、内層銅パターン34を形成した基
板30を、水洗いして乾燥した後、硫酸銅8g/l、硫
酸ニッケル0.6g/l、クエン酸15g/l、次亜リ
ン酸ナトリウム29g/l、ホウ酸31g/l、界面活
性剤0.1g/lからなるpH=9の無電解めっき液に
浸漬し、該内層銅パターン34の表面に厚さ3μmの銅
−ニッケル−リンからなる粗化層38を形成する(図3
参照)。その基板30を水洗いし、0.1mol/lホ
ウふっ化スズ−1.0mol/lチオ尿素液からなる無
電解スズ置換めっき浴に50℃で1時間浸漬し、粗化層
表面に0.3μmのスズ層(図示せず)を設ける。
【0022】(2)ここで、層間樹脂絶縁層を形成する
無電解めっき用接着剤を用意する。ここでは、 クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬製:
分子量2500)の25%アクリル化物を35重量部
(固形分80%)、感光性モノマー(東亜合成製:商品
名アロニックスM315)4重量部、消泡剤(サンノプ
コ製 S−65)0.5重量部、NMPを3.6重量部
を撹拌混合する。 熱可塑性樹脂としてポリエーテルスルフォン(PE
S)8重量部、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂粒子
(三洋化成製商品名 ポリマーポール)の平均粒径0.
5μmのものを7.245重量部、を混合した後、さら
にNMP20重量部を添加し撹拌混合する。 イミダゾール硬化剤(四国化成製:商品名2E4MZ
−CN)2重量部、光開始剤(チバガイギー製イルガキ
ュア −907)2重量部、光増感剤(日本化薬製:
DETX−S)0.2重量部、NMP1.5重量部を撹
拌混合する。 からを混合撹拌して無電解めっき用接着剤を得る。
【0023】(3)(1)の無電解めっき用接着剤を
(2)の基板30にロールコ一夕で塗布し、水平状態で
20分間放置してから、60℃で30分の乾燥(プリベ
ーク)を行い、層間樹脂絶縁層40を形成する(図4参
照)。
【0024】下層層間樹脂絶縁層40を形成した基板3
0の両面に、所定径の黒円が印刷されたフォトマスクフ
ィルムを密着させ、超高圧水銀灯により500mJ/c
m2で露光する。これをDMDG溶液でスプレー現像
し、さらに、当該基板を超高圧水銀灯により3000m
J/cm2 で露光し、100℃で1時間、その後15
0℃で5時間の加熱処理(ポストベーク)をすることに
より、フォトマスクフィルムに相当する寸法精度に優れ
た60μmφの開口(バイアホール形成用開口部42:
底部61μm、上部67μm)を有する厚さ20μmの
層間樹脂絶縁層40を形成する(図5参照)。
【0025】(4)開口部42が形成された基板30
を、クロム酸に2分間浸漬し、層間樹脂絶縁層40の表
面のエポキシ樹脂粒子を溶解除去することにより、該層
間樹脂絶縁層40の表面に深さ4μm粗化面を形成す
る。この粗化面は、開口部42内部の側面42aに対し
ても同様に形成される(図6参照)。その後、中和溶液
(シプレイ社製)に浸漬してから水洗いする。さらに、
粗面化処理した該基板の表面に、パラジウム触媒(アト
テック製)を付与することにより、層間樹脂絶縁層40
の表面およびバイアホール用開口部42の内壁面に触媒
核を付ける。
【0026】(5)以下の組成の無電解銅めっき浴中に
基板を浸漬して、粗面全体に厚さ0.6μmの無電解銅
めっき膜44を形成する(図7参照)。 〔無電解めっき液〕 EDTA 150 g/l 硫酸銅 20 g/l HCHO 30ml/l NaOH 40 g/l α、α’−ビピリジル 80 mg/l PEG 0.1g/l
【0027】(6)上記(5)で形成した無電解銅めっ
き膜44上に市販の感光性ドライフィルムを張り付け、
マスクを載置して、100mJ/cm2 で露光、0.
8%炭酸ナトリウムで現像処理し、厚さ15μmで、L
/S=25/25μmのめっきレジスト46を設ける
(図8参照)。
【0028】(7)ついで、レジスト非形成部分に以下
の条件で電解銅めっきを施し、厚さ20μmの電解銅め
っき膜58を析出し、該めっき膜により開口部42内を
充填する(図9参照)。 液条件:硫酸銅・5水和物 60g/l 硫酸 190g/l 塩素イオン 40ppm レベリング剤(アトテック製 HL)40ml/l 光沢剤 (アトテック製 UV)0.5ml/l 操作条件:バブリング 3.00l/分 電流密度 0.5A/dm2 設定電流値 0.18A めっき時間100分 本実施形態の製造方法では、バイアホール50を形成す
る部位の電解銅めっき48の中央部に深さ10μmの窪
み50aができるように電解めっきを行う。この実施形
態では、めっきにより充填を行ったが、めっきの代わり
に、導電性ペーストを充填することもできる。導電性ペ
ーストとしては、タッタ電線製DDペースト(AE16
001)などが挙げられる。
【0029】(8)めっきレジスト46を5%KOHで
剥離除去した後、そのめっきレジスト46下の無電解め
っき膜44を硫酸と過酸化水素の混合液でエッチング処
理して溶解除去し、無電解めっき膜44と電解銅めっき
膜48からなる厚さ約15μmの導体回路52及びバイ
アホール50を形成する(図10参照)。
【0030】本実施形態では、バイアホール径(開口部
42の開口径:67μm)と層層間樹脂絶縁層40の厚
み(20μm)との比が、3.35に設定してある。こ
こで、バイアホール径と層層間樹脂絶縁層の厚みとの比
が1以下では、上記めっき工程において、開口部42の
開口径に対して深みが深過ぎて、めっき液が該開口部4
2内に十分に回り込めず、効率的にめっきを行い得な
い。他方、バイアホール径:層層間樹脂絶縁層の厚みの
比が4を越えると、バイアホールを形成する開口部の開
口径が深みに対して広すぎるため、バイアホールの中央
部に窪みを形成することができない。このため、バイア
ホール径:層層間樹脂絶縁層の厚みの比は、1を越え4
以下であることが望ましい。
【0031】また、導電回路52の厚みは20μm以下
が好適で、40μm以下であることが望ましい。これ
は、導電回路の厚みは、上述しためっきレジスト46の
厚みにより決まるが、該光学的に形成されるめっきレジ
ストの厚みが40μmを越えるようにすると、解像度が
低下して所望の形状が構成し難いからである。
【0032】(9)引き続き、基板30の導体回路52
及びバイアホール50に対して、上記(2)と同様にし
て粗化層58を形成する(図11参照)。この粗化層5
8は、バイアホール50の中央の窪み50aの曲面に対
しては、該曲面に垂直に形成される。
【0033】(10)上記(2)〜(8)の工程を繰り
返すことにより、さらに上層の導体回路を形成する。即
ち、基板30の両面に、無電解めっき用接着剤を塗布
し、水平状態で放置してから乾燥を行い、その後、フォ
トマスクフィルムを密着させ、露光・現像し、バイアホ
ール形成用開口62を有する厚さ20μmの層間樹脂絶
縁層60を形成する(図12参照)。次に、該層間樹脂
絶縁層60の表面を粗面とした後、該粗面化処理した該
基板30の表面に、無電解銅めっき膜64を形成する
(図13参照)。引き続き、無電解銅めっき膜64上に
めっきレジスト66を設けた後、レジスト非形成部分に
電解銅めっき膜68を形成する(図14参照)。そし
て、めっきレジスト66を剥離除去した後、そのめっき
レジスト66下の無電解めっき膜64を溶解除去し上層
バイアホール70及び導体回路72を形成する(図15
参照)。さらに、該上層バイアホール70及び導体回路
72の表面に粗化層78を形成し、パッケージ基板を完
成する(図16参照)。
【0034】(11)引き続き、上述したパッケージ基
板にはんだバンプを形成する。先ず、はんだバンプ用の
ソルダーレジスト組成物の調整について説明する。ここ
では、DMDGに溶解させた80重量%のクレゾールノ
ボラック型エポキシ樹脂(日本化薬製)のエポキシ基5
0%をアクリル化した感光性付与のオリゴマー(分子量
4000)を46.67g、メチルエチルケトンに溶解
させた80重量%のビスフェノールA型エポキシ樹脂
(油化シェル製、エピコート1001)15.0g、イ
ミダゾール硬化剤(四国化成製、商品名:2E4MZ−
CN)1.6g、感光性モノマーである多価アクリルモ
ノマー(日本化薬製、商品名:R604)3g、同じく
多価アクリルモノマー(共栄社化学製、商品名:DPE
6A)1.5g、分散系消泡剤(サンノプコ社製、商品
名:S−65)0.71gを混合し、さらにこの混合物
に対して光開始剤としてのベンゾフェノン(関東化学
製)を2g、光増感剤としてのミヒラーケトン(関東化
学製)を0.2g加えて、粘度を25℃で2.0Pa・
sに調整したソルダーレジスト組成物を得る。なお、粘
度測定は、B型粘度計(東京計器、DVL−B型)で6
0rpmの場合はローターNo.4、6rpmの場合は
ローターNo.3によった。
【0035】(12)基板にソルダーレジスト組成物を
20μmの厚さで塗布する。次いで、70℃で20分
間、70℃で30分間の乾燥処理を行った後、1000
mJ/cm2 の紫外線で露光し、DMTG現像処理
し、パッド部81が開口したソルダーレジスト層80を
得る(図17参照)。パッド部81の開口径は上面側1
33μm、下面側600μmである。
【0036】(13)次に、ソルダーレジスト層80を
形成した基板30を、塩化ニッケル30g/l、次亜リ
ン酸ナトリウム10g/l、クエン酸ナトリウム10g
/lからなるpH=5の無電解ニッケルめっき液に20
分間浸漬して、パッド部(開口部)81に厚さ5μmの
ニッケルめっき層82を形成する(図18参照)。さら
に、その基板30を、シアン化金カリウム2g/l、塩
化アンモニウム75g/l、クエン酸ナトリウム50g
/l、次亜リン酸ナトリウム10g/lからなる無電解
金めっき液に93℃の条件で23秒間浸漬して、ニッケ
ルめっき層82上に厚さ0.03μmの金めっき層84
を析出し、上面に直径133μmの半田パッド86U
を、下面に直径600μmの半田パッド86Dを形成す
る。
【0037】(14)厚さ40μm、直径160μmの
開口をもつメタルマスク(図示せず)を載置し、ソルダ
ーレジスト層80の開口部81内の上面側半田パッド8
6Uに、平均粒子径20μmの半田ペーストを印刷し、
同様に下面側の半田パッド86Dに半田ペーストを印刷
した後、200℃で加熱リフローし、上面側半田パッド
86Uに直径133μmの半田バンプ88Uを、下面側
半田パッド86Dに直径600μmの半田バンプ88D
を設け、半田バンプの形成を完了する(図19参照)。
【0038】ここで、本発明者が図19に示す構造の多
層プリント配線板について、加熱試験及びヒートサイク
ル試験を行った結果について説明する。128°Cで4
8時間加熱した後、下層バイアホール50と上層バイア
ホール70との間の剥離の有無について断面を光学顕微
鏡で観察した結果、剥離が生じていなかった。同様に、
−55〜125°Cで1000回のヒートサイクルを繰
り返した後、光学顕微鏡で観察した結果、下層バイアホ
ール50と上層バイアホール70との間で剥離が生じて
いなかった。上記の試験結果から本実施形態の多層プリ
ント配線板では、粗化層58を介在させることで、下層
バイアホール50と上層バイアホール70とを強固に接
合できることが判明した。
【0039】なお、上述した実施形態では、セミアディ
ティブ法により形成するパッケージ基板を例示したが、
本発明の構成は、フルアディティブ法により形成するパ
ッケージ基板にも適用し得る。また、上述した実施形態
では、多層プリント配線板としてパッケージ基板を例に
挙げたが、本発明の構成をパッケージ基板以外の多層プ
リント配線板に好適に適用し得ることは言うまでもな
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の多層プリン
ト基板において、バイアホールにバイアホールを直接接
続し、接続を配線を介さず行うため高密度化を達成する
ことができる。この下層バイアホールと上層バイアホー
ルとの接続する際に、下層バイアホールの表面に形成し
た粗化層を介在させて接続しているため、上下層のバイ
アホールの接続信頼性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配線
板の製造工程を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配線
板の製造工程を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配線
板の製造工程を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配線
板の製造工程を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配線
板の製造工程を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配線
板の製造工程を示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配線
板の製造工程を示す図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配線
板の製造工程を示す図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配線
板の製造工程を示す図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板の製造工程を示す図である。
【図11】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板の製造工程を示す図である。
【図12】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板の製造工程を示す図である。
【図13】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板の製造工程を示す図である。
【図14】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板の製造工程を示す図である。
【図15】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板の製造工程を示す図である。
【図16】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板の製造工程を示す図である。
【図17】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板の製造工程を示す図である。
【図18】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板の製造工程を示す図である。
【図19】本発明の第1実施形態に係る多層プリント配
線板を示す断面図である。
【図20】図20(A)は、従来技術に係る多層プリン
ト配線板の断面図であり、図20(B)、図20
(C)、図20(D)、図20(E)は、従来技術に係
る多層プリント配線板の製造工程を示す図である。
【図21】図21(F)、図21(G)、図21
(H)、図21(I)は、従来技術に係る多層プリント
配線板の製造工程を示す図である。
【符号の説明】
30 コア基板 40 下層層間樹脂絶縁層 42 開口部 42a 側面 50 下層バイアホール 50a 窪み 52 導体回路 58 粗化層 60 上層層間樹脂絶縁層 62 開口部 70 上層バイアホール 72 導体回路 80 ソルダーレジスト層 84 金めっき 86U、86D 半田パッド 88U、88D 半田バンプ 1/1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層間樹脂絶縁層と導体回路とを交互に積
    層してなる多層プリント配線板において、 下層の層間樹脂絶縁層には開口部が設けられ、該開口部
    には金属が充填されて下層バイアホールが形成され、当
    該下層バイアホールの表面の粗化層を介して上層バイア
    ホールが形成されてなることを特徴とする多層プリント
    配線板。
  2. 【請求項2】 前記下層バイアホールの中央部には、窪
    みが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    多層プリント配線板。
  3. 【請求項3】 前記下層の層間樹脂絶縁層の開口部の側
    面が粗化処理されていることを特徴とする請求項1又は
    2の多層プリント配線板。
  4. 【請求項4】 前記上層バイアホール及び前記導体回路
    の表面が粗化処理されていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1つに記載の多層プリント配線板。
  5. 【請求項5】 前記下層の層間樹脂絶縁層は、熱可塑性
    樹脂と熱硬化性樹脂の複合体又は主として熱可塑性樹脂
    からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載の多層プリント配線板。
  6. 【請求項6】 前記下層バイアホールは、バイアホール
    径:層層間樹脂絶縁層の厚みの比が1を越え、4以下に
    形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の多層プリント配線板。
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