JP3141023U - リビング空間とベッド空間を備えた集合型宿泊施設の居室 - Google Patents

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Abstract

【課題】リビング空間とベッド空間を備え、接客などの用にも使用可能で、且つプライバシーも確保できる。
【解決手段】居室Aの出入り口2側にリビング空間Bを、部屋奥側にベッド空間Cを配する。リビング空間Bとベッド空間Cとの間の居室Aの奥行方向中間部に、トイレ空間Dとバス空間Eとを配置するものである。バス空間Dとベッド空間Eとは、それら出入り口が互いに向き合うように配置する。リビング空間Bとベッド空間Cと、トイレ空間Dとバス空間Eとの境には、開閉可能な扉若しくは引き戸15・16を設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、ホテルや寮などとして使用する集合型宿泊施設の居室に関するもので、特にリビング空間とベッド空間を備えている集合型宿泊施設の居室に関するものである。
ホテルや寮などとして使用される宿泊施設は、その居室を宿泊のために使用することは勿論のこと、商談や来客の応対にも使用することがある。
つまりは、ベッドを置く空間とは別に、リビング空間を備えた、いわゆるスイートと呼ばれる客室が望まれることがある。
しかしながら、来客の応対の時などは、ベッドが来客の眼に触れることは好ましくなく、従って、ベッド空間はリビング空間からは見えにくいことが望ましい。
ホテルなどの宿泊施設は、各個室が宿泊者のプライバシーを守る空間である。
従って、各居室が個別にトイレやバスを有することが望ましい。
しかしながら、宿泊者を多くするには、出来るだけ各部屋が占める面積を小さくして、多数の居室を、ひとつのフロアに設けることが望まれる。
その手段として、トイレ空間とバス空間を一つにしたユニット形式のバスを使用することが広く採用されている。
このようにバスとトイレを一つの共用空間の中に設けることで、出来る限りその他の空間を大きく取ることが可能となるものである。
しかしながら、このようなバス空間とトイレ空間が一つとなったユニット形式のバスでは、バスタブもトイレも標準よりも小さ目のものが使用されており、ゆったりとした姿勢で入浴や洗面などが行えないという不満があった。
他方、宿泊者の中には、バスとトイレが同じ空間にあるというのには、衛生面でどうにも馴染めない人もいる。
出来れば、バスとトイレは別のスペースに配置して、バスからはトイレが、トイレからバスが見えないようにすることが望ましい。
しかしながら、トイレとバスを別々の空間にすると、部屋の空間をそれだけ広く占めてしまうもので、寝室や簡易の執務室などとしての空間が大きく取れないという課題となっていた。
実開平6−82304号公報
解決しようとする課題は、接客や商談なども行える、いわゆるスイートルームと呼ばれる居室を、出来る限り小さなスペースの中で実現し、プライバシーも確保でき、また充分な広さを有するトイレ空間やバス空間を別個に確保することを実現することである。
本考案にかかるリビング空間とベッド空間を備える集合型宿泊施設の居室は、
居室の出入り口側にリビング空間を、
居室の部屋奥側にベッド空間を配し、
リビング空間とベッド空間との間の居室の奥行方向中間部に、トイレ空間とバス空間とを配置するものである。
また、他の集合型宿泊施設の居室は、
バス空間とベッド空間とは、それら出入り口が互いに向き合うように配置するものである。
更に、他の集合型宿泊施設の居室は、
リビング空間とベッド空間と、トイレ空間とバス空間とを結ぶ線のいずれか一方、或いは双方に、開閉可能な扉若しくは引き戸を設けるものである。
本考案は以上のような構成よりなり、少なくとも次のいずれか一つの効果を達成するものである。
<a>ベッド空間とは別にリビング空間を備えるため、宿泊だけでなく、接客、商談などのため使用にも供することが出来る、いわゆるスイートルームとして使用可能となる。
<b>リビング空間は居室の出入り口側に、ベッド空間は居室の部屋奥側に配置したため、リビング空間で接客する場合、来客はベッド空間を通ることがなく、プライバシーが確保できる。
<c>リビング空間とベッド空間との間に、バス空間とトイレ空間を配したため、それら空間が仕切りを兼ね、リビング空間からベッド空間が見えにくく、プライバシーを確保することが可能である。
<d>バス空間とトイレ空間は、それら出入り口が互いに向き合うように配置することで、ドアなどの開閉の際に、リビング空間やベッド空間から即見えるようなことがなく、不快な感覚を与えない。
<e>リビング空間とベッド空間と、トイレ空間とバス空間とを結ぶ線のいずれか一方、或いは双方に、開閉可能な扉若しくは引き戸を設けることで、リビング空間とベッド空間とは、トイレ空間とバス空間と扉などによって完全に仕切ることが出来、プライバシーをより完全に確保できる。
以下、図に示す実施例に基づき、本考案を詳細に説明する。
<1> 全体の配置
図1に示すのは、本考案にかかる集合型宿泊施設の居室Aを二部屋並べて配置した例である。
廊下1側には出入り口となる開口部2が設けられ、居室Aの出入り口側空間はリビング空間Bとなっており、出入り口から遠くの部屋奥側は、ベッド空間Cとなっている。
リビング空間Bとベッド空間Cとの間の、居室Aの奥行方向中間部に、バス空間Dとトイレ空間Eが設けられている。
実施例では、各居室Aの幅Wは4000mmであり、奥行きLは7600mmとなっている。
<2> リビング空間
開口部2にはドア3が取付けられ、ドア3を開けるとリビング空間Bへ入室可能となる。
リビング空間Bのふたつの居室A・Aを仕切る壁4側には、出切り口側からロッカー5とカウンター6が設けられている。
リビング空間Bの中には、ソファ7やテーブルなどが設置可能である。
<3> ベッド空間
居室Aの奥行き側には、室外にはバルコニー8が設けられ、ベッド空間Cから掃き出し窓9からバルコニー8へ出入り可能である。
ベッド空間Cの、ふたつの居室A・Aを仕切る壁4側には、カウンター10が設けられ、その上にテレビ11が載せられている。
ベッド空間C内には、ベッド12が設置されている。ベッド12は、いわゆるダブルベッドタイプの大型のベッドが配置可能である。
<4> バス空間とトイレ空間
バス空間Dとトイレ空間Eとは、居室Aの奥行方向中間部に、左右の壁際に接してそれぞれ配されている。
バス空間Dとトイレ空間Eの出入り口は、互いに向き合うように配置されており、地トイレ空間Eにはドア13が、バス空間Eには引き戸14が取付けられている。
リビング空間Bとベッド空間Cと、バス空間Dとトイレ空間Eとを結ぶ線との間、つまりはバス空間Dとトイレ空間Eの間の通路空間との境には、引き戸15・16がそれぞれ取付けられて開閉可能となっている。
引き戸15・16は、いずれか一つを取り付けることも採用できる。
バス空間D内には、大型のバスタブが採用可能で、トイレ空間Eもゆったりとしたスペースが確保できた。
バス空間Dとトイレ空間Eは、左右の壁際に配せずに、一方側の壁側へ並べて配することも可能である。
<5> スペース
実施例の居室Aは、一つの居室A当たり30.40m2という広さの中に、リビング空間Bとベッド空間Cを確保し、バス空間Dとトイレ空間Eを別個に備えるという極めて効率的なスペース活用を実現出来た。
しかし当然のことながら、それ以上の広さのスペースにも、本考案を実施できることは言うまでもない。
図において17はパイプシャフトである。
集合型宿泊施設の居室の平面図 居室の内部説明図
符号の説明
A:居室
B:リビング空間
C:ベッド空間
D:バス空間
E:トイレ空間
1:廊下
2:開口部
3:ドア
4:壁
5:ロッカー
6:カウンター
7:ソファ
8:バルコニー
9:掃き出し窓
10:カウンター
11:テレビ
12:ベッド
13:ドア
14:引き戸
15:引き戸
16:引き戸
17:パイプシャフト

Claims (3)

  1. 多数個の居室を有する集合型宿泊施設において、
    居室の出入り口側にリビング空間を、
    居室の部屋奥側にベッド空間を配し、
    リビング空間とベッド空間との間の居室の奥行方向中間部に、トイレ空間とバス空間とを配置してなる、
    リビング空間とベッド空間を備えた集合型宿泊施設の居室。
  2. バス空間とベッド空間とは、それら出入り口が互いに向き合うように配置してなる、
    請求項1に記載のリビング空間とベッド空間を備えた集合型宿泊施設の居室。
  3. リビング空間とベッド空間と、トイレ空間とバス空間とを結ぶ線のいずれか一方、或いは双方に、開閉可能な扉若しくは引き戸を設けてなる、
    請求項1又は2に記載のリビング空間とベッド空間を備えた集合型宿泊施設の居室。
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