JP3140491B2 - 自動合焦装置 - Google Patents

自動合焦装置

Info

Publication number
JP3140491B2
JP3140491B2 JP18348391A JP18348391A JP3140491B2 JP 3140491 B2 JP3140491 B2 JP 3140491B2 JP 18348391 A JP18348391 A JP 18348391A JP 18348391 A JP18348391 A JP 18348391A JP 3140491 B2 JP3140491 B2 JP 3140491B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
distance measuring
distance
focus
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18348391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0511170A (ja
Inventor
修 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP18348391A priority Critical patent/JP3140491B2/ja
Priority to US07/891,643 priority patent/US5264893A/en
Publication of JPH0511170A publication Critical patent/JPH0511170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3140491B2 publication Critical patent/JP3140491B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動合焦装置に関し、
特に動的状態の被写体に対してレリーズタイムラグを少
なくして撮影を行うカメラの自動合焦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラの各種機能の自動化が図られる中
で、カメラの被写体に対するピント合わせ技術も、不得
手とされる被写体を克服する方向で発達して来た。とこ
ろが、従来、次の2つの被写体に対する対応がせまられ
ていた。すなわち、画面中央以外に存在する被写体と、
動いている被写体であり、これらの被写体に対しても非
合焦(ピンボケ)状態にならないようにすることが要求
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、これらの被写体
について、ピンボケを防止するように考えられた技術と
しては、(i)例えば、特開昭63−159817号に
開示されているような、画面内の複数のポイントを順次
測距するマルチAF技術、(ii)特開昭62−2327
571号に開示されているような、時間をずらして測距
した複数回の測距結果に従って被写体の速度を求め、そ
れによって、レリーズタイムラグ中に生じる被写体移動
に伴う焦点ずれを防ぐ動体測距技術、の2つがあった。
【0004】しかしながら、上記2つの技術共に問題に
なるのは、測距に必要な時間が長くなることである。
(i)については、測距ポイントが増えれば増える程、
測距に要する時間が長くなってしまう。また、(ii)に
ついては、上述したように、時間をずらして何度も測距
が必要となる。このため、(i)、(ii)の何れについ
てもレリーズタイムラグが犠牲となる技術であった。つ
まり、これらの技術を単に組合わせるだけでは、シャッ
タチャンスをとらえることのできないカメラができてし
まう。
【0005】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、被写体が動体である場合、投光回数を増加させて測
距精度を向上させても、移動中の被写体に対して、タイ
ムラグが長くならずに高速処理が可能で、動体に対して
も良好なピントが得られる自動合焦装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、
影画面の中央部について、撮影レンズの光軸方向に沿っ
ての被写体の移動速度に依存した情報を出力する動体検
知手段と、撮影画面内の中央部の被写体を測距する第1
の測距手段と、撮影画面内の周辺部の被写体を測距する
第2の測距手段と、上記動体検知手段の移動速度に依存
した情報に基いて、被写体が移動していると判断された
場合には、上記第2の測距手段による測距を禁止し、上
記第1の測距手段の出力に基いて上記撮影レンズの焦点
調節を行い、被写体が静止していると判断された場合に
は、上記第1の測距手段と第2の測距手段の出力に基い
て上記撮影レンズの焦点調節を行う焦点調節手段とを具
備することを特徴とする。またこの発明は、撮影画面内
の複数の測距ポイントを測距可能な測距手段と、この測
距手段の出力に基いて撮影レンズの焦点調節を行う焦点
調節手段とを有する自動合焦装置に於いて、撮影レンズ
の光軸方向に沿っての被写体の移動速度に依存した情報
を出力する動体検知手段を有し、上記焦点調節手段は、
上記動体検知手段の移動速度に依存した情報に基いて、
被写体が移動していると判断された場合には、1つの測
距ポイントに関する測距手段のみを動作させ、その出力
に基いて上記撮影レンズの焦点調節を行い、被写体が静
止していると判断された場合には、複数の測距ポイント
に関する測距手段を動作させ、その出力に基いて上記撮
影レンズの焦点調節を行うことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明の自動合焦装置にあっては、被写体が
動体である場合にもタイムラグが長くならず高速処理が
可能で、良好なピントが得られる自動合焦装置が得られ
ると共に、被写体が静止している場合にも中抜けするこ
となく良好なピントが得られる自動合焦装置が得られ
る。
【0008】
【実施例】初めに、このタイムラグによる影響につい
て、図2を参照して説明する。
【0009】図2(a)は、カメラの撮影者が想定する
構図の写真を示したものである。この構図の状態でレリ
ーズ動作を行うが、レリーズ後に複数のポイントを測距
して、撮影までのタイムラグが長くなると、測距を行っ
ている間に、被写体が移動してしまう。このため、実際
に撮影された写真は、同図(b)に示されるように、構
図も異なり、しかも測距の最中に距離が刻々変化してい
るので、ピントの合わない写真ができてしまう。
【0010】そこで、この発明では、被写体にカメラを
向け、図2(c)の状態で、レリーズ釦を半押し状態に
操作し、被写体が動体であるか否かをカメラに検知させ
る。そして、しかる後、同図(a)のような構図でレリ
ーズ釦を押込むと、必要なポイントのみの測距を行う。
すると、タイムラグが短くして撮影がなされるので、同
図(b)のような写真になることはない。つまり、図2
(d)に示されるように、構図的に図2(a)とほとん
ど変わらず、ほぼ意図どおりの構図のピントも良好な写
真が得られる。
【0011】次に、この発明の実施例について説明す
る。
【0012】図1は、この発明の基本構成を概略的に示
したブロック図である。同図に於いて、ワンチップマイ
コン等で構成される演算制御回路(CPU)1には、フ
ァインダ内の画面中央部の測距を行う中央測距部2と、
禁止部3を介してファインダ内の画面周辺部の測距を行
う周辺測距部4と、被写体が動体か否かを検知する動体
検知部5とが接続されている。尚、上記CPU1には、
レリーズ釦半押し状態にて閉成するスイッチSW1と、
レリーズ釦押込みで閉成するスイッチSW2が、それぞ
れ接続されている。
【0013】いま、レリーズ釦を半押ししてスイッチS
W1が閉成されると、動体検知部5が作動して、被写体
が動体か否かが検知される。その結果、被写体が動体で
あると判断された場合、スイッチSW2の押込みと同時
に、中央測距部2によりファインダ内の画面中央部の測
距が行われる。この場合、禁止部3により周辺測距部4
の作動は行わず、ピント合せ動作後、露光が行われる。
【0014】一方、被写体が動体でない場合は、スイッ
チSW2の押込みと同時に、中央測距部2及び周辺測距
部4を順次作動させて、その測距結果のうち、最も近い
距離が出力されるものに対しピント合せが行われ、露光
動作に入るようにする。尚、これらのシーケンス制御は
CPU1により行われるものとする。
【0015】図3は、公知のアクティブ式三角測距方式
を採用したこの発明の自動合焦装置のブロック構成図で
ある。同図に於いて、赤外発光ダイオード(IRED)
11によるAF信号光が、投光用レンズ12を介して図
示されない被写体に投光される。そして、その被写体か
らの反射光が、受光用レンズ13を介して光位置検出素
子(PSD)14によって受光され、その入射位置によ
って距離が求められる。
【0016】但し、IRED11及びPSD14は、中
央だけでなく、左、右を測距するために3つに分割され
ており、図中には、各々11S、11L、11R及び1
4S、14L、14Rとして示されている。
【0017】つまり、IRED11Lから投射されたA
F用光は、lL1として示されるように、投光、受光用レ
ンズ12、13や、図示されない撮影用レンズの光軸か
ら、ある角度θをなして投射される。その投光位置に被
写体がある場合、上記光は、lL2の光路を通って受光用
レンズ13に入射される。
【0018】また、このlL2の入射角度は、投光、受光
用レンズ12、13の主点を結ぶ方向(基線長方向)に
対して、被写体距離に依存した傾きとなっている。した
がって、PSD14に入射される信号光スポットの位置
は、被写体距離によって、PSD14の基線長方向に対
し、異なった位置となる。すなわち、信号光のPSD上
の入射位置を検出することにより、被写体距離を求める
ことができる。
【0019】PSD14は、光の入射位置を2つの出力
電流の形で出力する素子であり、PSDの長さ方向(図
3では縦方向)の中心に信号光が入射したとき、PSD
の2つの電流信号比は1:1となる。また、PSDを長
さ方向3:1に内分する点に、信号光が入射すると、そ
の電流信号比は3:1となる。
【0020】同実施例では、この比の演算を、アナログ
回路技術に於いて公知の圧縮/伸張回路を用いて行って
いる。
【0021】上記PSD14Sの出力は、プリアンプ1
5及び16を介して圧縮回路19及び20に供給され
る。また、PSD14L及び14Rの出力は、プリアン
プ17及び18を介して圧縮回路21及び22に供給さ
れる。そして、これらの圧縮回路19、20、21、2
2の出力は、バッファ23、24、25、26を介して
伸張積分回路27に供給される。
【0022】CPU29は、この伸張積分回路27から
出力端子28を介して受けると共に、ドライバ10、デ
コーダ30、方向切換回路31及びリセット回路32を
制御している。
【0023】図4は、図3に示される圧縮回路19〜2
2、バッファ23〜26、伸張積分回路27、出力端子
28、方向切換回路31及びリセット回路32の具体的
な構成例を示したものである。PSDの2つの信号を増
幅した電流をI1 、I2 とすると、圧縮ダイオード3
3、34に発生する電圧は、それぞれ数1及び数2の如
くなる。
【0024】
【数1】
【0025】
【数2】 ここで、IS はダイオードの逆方向飽和電流であり、V
T はサーマルボルテージを表している。
【0026】また、バッファ35、36を介した後の、
図中VA 、VB の差は、トランジスタ37、38のエミ
ッタが共通であるから数3のようになる。
【0027】
【数3】 したがって、数4が求められる。
【0028】
【数4】 一方、数5の関係より数6が求められる。
【0029】
【数5】
【0030】
【数6】 したがって、IOUT は数7の如くなる。
【0031】
【数7】 ここでI0 は、電流源39の流す電流であり、IX はダ
イオード40に、IOUT はトランジスタ38のコレクタ
に流れる電流である。
【0032】また、I1 +I2 は、PSDに入射する全
光電流に比例するので、IOUT は被写体の反射率に関係
せず被写体距離のみに依存した電流信号となる。
【0033】上記トランジスタ38のコレクタには、そ
れぞれスイッチ41及び44を介してカレントミラー回
路を構成するトランジスタ42及び43が接続されてい
る。また、スイッチ44は、IOUT を充電する積分コン
デンサ45に接続されると共に、インバ―タ46を介し
て図示されないCPUにより制御される。リセット回路
47は、後述する出力Va 及びVb が積分コンデンサ4
5に充電される前に、リセットするために設けられたも
のである。尚、48は出力端子である。
【0034】尚、上述した圧縮ダイオード及びバッファ
は、中央測距用か、若しくは周辺測距用の何れか一方を
示しており、実際には2組でバッファの出力が共通にさ
れるようにして構成される。
【0035】このような構成に於いて、IREDの発光
に同期して、電流源39(図4)がオン/オフされ、I
OUT を積分コンデンサ45に充電することにより積分効
果が得られるようになっている。
【0036】図5に、このように構成された回路のIR
ED発光と積分の動作を示す。
【0037】先ず、図5(a)は、通常の測距動作時の
動作を示しており、図4に示される方向切換えを表すC
HANGE信号は、この時ハイレベル(H)となってい
る。したがって、スイッチ41はオンとなり、インバー
タの反転によりスイッチ44はオフしているため積分コ
ンデンサ45に対して、電流は流し込まれるようにな
る。故に、IREDの発光に同期して積分用のINT信
号をオン/オフすると、出力端子48に出力される積分
波形は、図示の如く階段状となる。そして、IREDの
所定回数発光後の出力Va が、被写体距離情報としてC
PU29に入力される。
【0038】ここで、IREDを複数回発光させている
のは、測距データがノイズを含んでいても、それがラン
ダムノイズであれば平均化することにより、より高精度
の測距が可能となるからである。つまり測距回数が多け
れば多いほど上記ランダムノイズが相殺されるので、こ
こではこれをアナログ的に処理するために、積分用コン
デンサ45を用いて、測距結果を順次加算していくよう
にしている。平均化は、積分結果を所定測距回数で正規
化すれば可能である。これはCPU29が行う。
【0039】この積分回路を応用し、IRED発光の前
半の積分方向と、後半の積分方向を切換えれば、図5
(b)に示されるような積分がなされ、被写体が移動し
ていない場合には、前半の積分結果と後半の積分結果が
同じ量となり、図中Vb は0となる。(Vref と一致)
しかしながら、被写体が移動していれば、1回毎の測距
結果が刻々と変化するので、同図(b)のようにVb
ref に対し、ある電圧値をとる。この積分方向の制御
は、図4のCHANGE信号がCPUによって制御され
ることによりなされる。図5(b)の例では、CHAN
GE信号はIRED発光の前半がハイレベル(H)、後
半がローレベル(L)となる。そして、前半はスイッチ
41がオン、スイッチ44がオフで、カレントミラー回
路42、43によって信号電流IOUT は正方向に積分さ
れ、後半はスイッチ41がオフ、スイッチ44がオンと
なって信号電流IOUT は負方向に積分される。
【0040】次に、図3に戻って、撮影画面内の3ポイ
ントの測距を行う切換方法について説明する。
【0041】CPU29が、ドライバ10を介してIR
ED11のうち、所定の方向に投光を行うものを選択し
駆動する。すると、IRED11の光は、被写体上で反
射して対応するPSD14に入射される。PSD14の
出力電流は、プリアンプ15、16、17、18によっ
て低入力インピーダンスで吸いとられ、増幅された後、
上述した圧縮回路19、20、21、22に流し込まれ
る。
【0042】これらの圧縮回路19、20、21、22
での圧縮出力を伸張積分回路27に導くのが、バッファ
23、24、25、26である。これらバッファ23、
24、25、26は、その撮影画面内の測距ポイントに
よって、デコーダ30の働きにより選択されて切換えら
れる。その切換表を表1に示す。
【0043】
【表1】 PSD14Lと14Rが、共通のプリアンプを用いてい
るのは、回路を単純化するためであり、一方、14Sを
独立のプリアンプに接続したのはPSDに入射するノイ
ズを極力減少させて精度を上げるためである。
【0044】ここで、例えば表1のように、左測距用の
IRED11Lが発光する場合は、バッファは25及び
26が動作され、バッファ23及び24はオフ状態とな
る。3点を連続で測距する場合、表1に従ってIRE
D、及びバッファを切換ながら、図5(a)で述べた測
距シーケンスにより、CPU29が順次Va を入力す
る。
【0045】次に、図6のフローチャートを参照して、
上述した自動合焦装置をカメラに適用した場合の動作に
ついて説明する。
【0046】初めに、ステップS1にて、CPU29は
カメラのレリーズ釦の半押しの状態を検出する。半押し
された場合は、ステップS2に進んで、上述した動体検
知動作を行い、リセット回路32により出力値をリセッ
トした後、出力Vb を入力する。
【0047】次いで、ステップS3で、レリーズ釦押込
みのタイミングを検出する。このステップS3に於い
て、レリーズ釦が押込まれるまでは、動体検知動作を繰
返し、Vb を更新する。そして、レリーズ釦の押込みを
検知すると、ステップS4に進んで、上述した画面中央
部の被写体の測距を行い、出力Va より距離lS を求め
る。
【0048】次に、ステップS5にて、動体検知結果の
判定を、上記Vb の絶対値を所定電圧と比較することに
より行う。つまり、Vb の絶対値が所定値以下であれ
ば、被写体は動いていないものとして、ステップS6に
進む。このステップS6では、CPU29はIRED1
1とバッファの組合せを、上述した表1に従って選択
し、切換えながら撮影画面の左、右に存在する被写体の
距離lL 、lR を測距する。そして、ステップS7で
は、上記lS 、lL 、lR のうち、最も近い距離を選ん
で、これをピント合せ距離とする。
【0049】一方、ステップS5に於いて、動体である
と判定された場合には、ステップS8に移行する。そし
て、このステップS8にて、上記lS をピント合せ距離
X として、ステップS9に進む。
【0050】ステップS9では、ピント合せ距離lX
対してピント合せを行う。ここで、ステップS6及びス
テップS7の動作を行った場合は、撮影画面内の左、右
の測距を行うので、いわゆる中抜けの現象ががなくな
る。一方、ステップS8の動作を行った場合は、撮影画
面内の左、右の測距はしないので、タイムラグが短くな
る。
【0051】その後、ステップS10にて、露出がなさ
れる。
【0052】尚、上述した実施例では、動体検出は、中
央部のIRED及びPSDにて行うことを想定している
が、これに限られるものではなく、左右の動体を検出す
るようにしてもよいものである。
【0053】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、被写体
が動体である場合、投光回数を増加させて測距精度を向
上させても、移動中の被写体に対して、タイムラグが長
くならずに高速処理が可能で、動体に対しても良好なピ
ントが得られる自動合焦装置を提供することができるの
で、従来のオートフォーカスカメラの不得意とした動い
ている被写体に対しても、撮影者が意図する構図、良好
なピントの写真を撮影することができ、静止している被
写体に対しては、中抜けすることなく更に良好なピント
の写真撮影が可能なカメラを、簡単な構成で実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成を概略的に示したブロック
図である。
【図2】カメラの撮影者が撮影するべく被写体が動いて
いる状態の構図を示した図である。
【図3】公知のアクティブ式三角測距方式を採用したこ
の発明の自動合焦装置のブロック構成図である。
【図4】図3の圧縮回路、バッファ、伸張積分回路、出
力端子、方向切換回路及びリセット回路の具体的な構成
例を示した図である。
【図5】(a)は通常の測距動作時のIRED発光と積
分動作のタイミングチャート、(b)は動体検知時のI
RED発光、方向切換え及び積分のタイミングチャート
である。
【図6】この発明の自動合焦装置をカメラに適用した場
合の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1、29…演算制御回路(CPU)、2…中央測距部、
3…禁止部、4…周辺測距部、5…動体検知部、10…
ドライバ、11、11L、11R、11S…赤外発光ダ
イオード(IRED)、12…投光用レンズ、13…受
光用レンズ、14、14L、14R、14S…光位置検
出素子(PSD)、15〜18…プリアンプ、19〜2
2…圧縮回路、23〜26…バッファ、27…伸張積分
回路、28…出力端子、30…デコーダ、31…方向切
換回路、32…リセット回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画面の中央部について、撮影レンズ
    の光軸方向に沿っての被写体の移動速度に依存した情報
    を出力する動体検知手段と、 撮影画面内の中央部の被写体を測距する第1の測距手段
    と、 撮影画面内の周辺部の被写体を測距する第2の測距手段
    と、 上記動体検知手段の移動速度に依存した情報に基いて、
    被写体が移動していると判断された場合には、上記第2
    の測距手段による測距を禁止し、上記第1の測距手段の
    出力に基いて上記撮影レンズの焦点調節を行い、被写体
    が静止していると判断された場合には、上記第1の測距
    手段と第2の測距手段の出力に基いて上記撮影レンズの
    焦点調節を行う焦点調節手段とを具備することを特徴と
    する自動合焦装置。
  2. 【請求項2】 撮影画面内の複数の測距ポイントを測距
    可能な測距手段と、この測距手段の出力に基いて撮影レ
    ンズの焦点調節を行う焦点調節手段とを有する自動合焦
    装置に於いて、 撮影レンズの光軸方向に沿っての被写体の移動速度に依
    存した情報を出力する動体検知手段を有し、 上記焦点調節手段は、上記動体検知手段の移動速度に依
    存した情報に基いて、被写体が移動していると判断され
    た場合には、1つの測距ポイントに関する測距手段のみ
    を動作させ、その出力に基いて上記撮影レンズの焦点調
    節を行い、被写体が静止していると判断された場合に
    は、複数の測距ポイントに関する測距手段を動作させ、
    その出力に基いて上記撮影レンズの焦点調節を行うこと
    を特徴とする自動合焦装置。
JP18348391A 1991-06-06 1991-06-28 自動合焦装置 Expired - Fee Related JP3140491B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18348391A JP3140491B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 自動合焦装置
US07/891,643 US5264893A (en) 1991-06-06 1992-05-29 Auto focus camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18348391A JP3140491B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 自動合焦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0511170A JPH0511170A (ja) 1993-01-19
JP3140491B2 true JP3140491B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=16136603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18348391A Expired - Fee Related JP3140491B2 (ja) 1991-06-06 1991-06-28 自動合焦装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3140491B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180087136A1 (en) * 2011-06-30 2018-03-29 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Method of producing high-purity erbium

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4610714B2 (ja) * 1999-11-02 2011-01-12 オリンパス株式会社 多点自動焦点カメラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180087136A1 (en) * 2011-06-30 2018-03-29 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Method of producing high-purity erbium

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0511170A (ja) 1993-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3140491B2 (ja) 自動合焦装置
US5264893A (en) Auto focus camera
JP3279315B2 (ja) 測距装置
JP2737388B2 (ja) 電子カメラのオートフォーカス装置
JP3001289B2 (ja) 自動合焦カメラ
JPS62203022A (ja) 測光装置
JP3194755B2 (ja) 測距装置
JP3233435B2 (ja) 測距装置
JP3142960B2 (ja) 測距装置
JPS62203140A (ja) カメラ
JP3050949B2 (ja) 自動合焦カメラ
JP3519782B2 (ja) 測距装置
JP2610246B2 (ja) カメラ
JP3140454B2 (ja) 動体測距装置
JP2004069953A (ja) カメラ
JP3383268B2 (ja) 測距装置
JP3009513B2 (ja) カメラのための測距装置
JP3064429B2 (ja) 動体測距装置および動体測距方法
JP3077998B2 (ja) 移動速度検出装置
JP3332948B2 (ja) カメラ
JP3174128B2 (ja) カメラ
JP2942593B2 (ja) 被写体距離検出装置
JPH052128A (ja) カメラの測距装置
JP2001343578A (ja) カメラ
JP3383291B2 (ja) 測距装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees