JP3139771B2 - 自転車ハブの動力変換装置 - Google Patents

自転車ハブの動力変換装置

Info

Publication number
JP3139771B2
JP3139771B2 JP09524238A JP52423897A JP3139771B2 JP 3139771 B2 JP3139771 B2 JP 3139771B2 JP 09524238 A JP09524238 A JP 09524238A JP 52423897 A JP52423897 A JP 52423897A JP 3139771 B2 JP3139771 B2 JP 3139771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
ratchet
gear
power converter
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09524238A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10503737A (ja
Inventor
ユー、ムーン−スー
Original Assignee
ワールド・インダストリー・カンパニー、リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワールド・インダストリー・カンパニー、リミテッド filed Critical ワールド・インダストリー・カンパニー、リミテッド
Publication of JPH10503737A publication Critical patent/JPH10503737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3139771B2 publication Critical patent/JP3139771B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M11/00Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels
    • B62M11/04Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio
    • B62M11/14Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears
    • B62M11/16Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears built in, or adjacent to, the ground-wheel hub
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2164Cranks and pedals
    • Y10T74/2165Cranks and pedals with attached gear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術の分野 本発明は、自転車の後輪ハブに取り付けられる動力変
換装置に関し、特に、片側に変速機、反対側に両方向性
のペダル装置、そして、その間にクラッチを具え、自転
車の後輪を駆動させるために、加えられる動力の方向に
拘らず、一方向にのみ動力を出力し、同時に自転車の移
動状況に合わせて自転車の回転速度を変えるための動力
変換装置に関する。
背景技術 一般的に、自転車は3つに分類される:交通手段とし
ての一般自転車、専ら山間での運動に使用されるマウン
テンバイク、及びスポーツイベントに使用される自転車
である。基本的に、上述の自転車は、すべて、自転車フ
レームの前後に前輪と後輪、そして、2つの車輪の間
に、動力供給源としての一組のペダルを含む。自転車の
駆動力は、ペダルを漕ぐことで得られ、それから、その
力は、駆動スプロケット、チェーン、従動スプロケット
を順次経由して、後輪に伝えられる。しかしながら、殆
どの自転車は、前方にペダルを漕いだときのみ、前方に
移動できる。すなわち、後方にペダルを漕いだときは、
前方に移動できない。この種の一方向性の自転車は、乗
り手が長時間自転車に乗るとき、乗り手の脚の疲労や、
足の筋肉の偏った発達の原因になりやすい。
従って、その問題を解決するため、多くの発明家が、
従来の一方向性の自転車に利用できる両方向性のペダル
装置の開発に努力してきた。今まで開発された、前方、
後方、どちらにペダルを踏んでも前方に自転車が移動す
る両方向性のペダル装置は、そのために採用された方法
に従って、大まかに3つに分類できる。すなわち、補助
歯車、傘歯車、そして遊星歯車を使った方法である。こ
こでの、両方向性のペダル装置は、前方、或いは、後方
に自転車のペダルを漕ぐときはいつでも前方に移動でき
る自転車の装置に属し、従来の自転車のように、後方に
自転車のペダルを漕ぐとき、もし、必要であれば、選択
式にレバーをコントロールすることによって、空転させ
ることも出来る。
両方向性のペダル装置に関する代表的な発明として、
マンズールソ達が、補助歯車を採用した両方向性のペダ
ル装置(EPO公告番号0.369,925)を発表し、フォスター
が傘歯車とクラッチを採用した両方向性のペダル装置
(米国特許第5,435,583号)を発表し、本出願人が遊星
歯車を採用した両方向性のペダル装置(出願番号PCT/KR
96/00236)を発表している。
前述の発明は、動力の方向を変えるために、共通して
中間歯車(補助歯車、傘歯車、遊星歯車)を具えている
が、動力の方向を変えるための方法、動力変換中の加え
られた負荷の各部分への分配の程度、部品の精度、従来
の自転車との互換性において、違いもある。しかし、発
明はすべて、後輪のシャフトではなく、ペダルシャフト
に取り付けられるように開発されている。
特に、本出願人によって発明された両方向性のペダル
装置(出願番号PCT/KR96/00236)は、部品の精度、動力
変換時の滑らかさ、従来の自転車のペダルシャフトに直
接取り付けられる互換性の面で、多くの利点がある。し
かしながら、駆動スプロケットの形とクランクの部品
は、従来の自転車のそれらとは違うので、これらの部品
は、従来の自転車に装置を取り付けるとき、新しいもの
に交換される必要がある。
また、本出願人によって発明された両方向性のペダル
装置は、上述の装置のように、ペダルシャフトの外側に
取り付けられるため、取り付けられた装置は、自転車フ
レームの外側に向かって突き出ている。突き出た装置
は、乗り手がペダルを漕ぐのを妨げることがある。さら
に、自転車枠の外側に向かって突き出た両方向性のペダ
ル装置を、持ち運び用に折り畳めるように新しく開発さ
れた自転車に取り付けることは難しい。
このように、上記の問題は、後輪のシャフトに取り付
け可能な新しい両方向性のペダル装置の開発についての
要求を高めている。
一方、ペダルを漕ぐ間の脚の疲労を減らし、ペダルに
加えられるエネルギーを有効に利用するため、ペダルを
漕ぐリズムとペダルに当てられるペダルを漕ぐ力は、一
定であるほうが良い。駆動スプロケットと従動スプロケ
ットの間の歯車比(ギア比)をコントロールし、それに
よって、駆動抵抗によるペダルを漕ぐ力を自転車の駆動
に正確に振り向ける自転車用変速機が、前述の状態を満
足させるために開発されている。
変速機(transmission)には、外付け式と内付け式が
ある。外付け式は、チェーンをペダルシャフトとハブシ
ャフトに取り付けられている多くの異なる直径を有する
スプロケットに順次接触させながら、直接、ギア比を変
える。内付け式の変速機では、遊星歯車を後輪ハブの本
体に取り付けることによって、ギア比を変える。内付け
の変速機は、外付け式の変速機と比べ、より小型化で
き、内付け式の変速機がハブシャフトに取り付けられて
いるので、埃の流入や異質物を妨止すると同時に、外部
からの衝撃から防ぐことができる。これらの利点のた
め、内付け式の変速機は、広く一般自転車に用いられて
いる。ここで、日本の公開されている特許公告平成5年
第65094号(1993年3月3日)を、内付け式の変速機に
関する発明の例として参照することができよう。
後輪ハブに取り付けられる内付け式の変速機に関する
変速機それ自体の効率を高めるため、或いは、ギア比を
コントロールするための、さらなる発明がある。しかし
ながら、動力の方向を変換するための、両方向ペダル装
置を含む内付け式の変速機は、知られていない。
上述の通り、両方向ペダル装置の多くは、後輪のハブ
シャフトではなく、ペダルシャフトに、取り付けられて
いる。また、ハブシャフトに関する発明の殆どは、変速
機のみに限られており、変速機と両方向ペダル装置の両
方を含む多目的自転車のための研究成果を見出すことは
難しい。
かくして、人間の脚の筋肉のバランスのとれた発達の
ための両方向ペダル装置とペダルに加えられるエネルギ
ーを効率よく利用するための変速機を具えた自転車と、
同時に、高い安全性とその中にすべての部品を取り付け
る扱いにおける便利さを兼ね備えた自転車の多目的装置
というものへの需要が高まっている。
発明の説明 自転車の運転中に人間の脚の筋肉を効率よく、且つ、
均等に発達させ、駆動力を最大限に利用する自転車に関
する多目的付属装置を提供することが、本発明の目的で
ある。
本発明の特徴は、両方向ペダル装置と改良された変速
機が、両方とも後輪のハブシャトに取り付けられている
ことである。従って、両方向ペダル装置は、乗り手の脚
の筋肉をバランス良く発達させ、変速機は乗り手の運動
について、効率を最大限にする。
本発明による自転車ハブの動力変換装置の基本的な構
造は次の通りである。第一に、変速部がハブシャフトの
一端に取り付けられ、両方向ペダル装置部(BDPA)がそ
の他方の端に取り付けられ、クラッチが中央部に取り付
けられる。それから、上記3つの部品のサブアセンブリ
ーが、ハブシェルに差し込まれ、ハブシェルの両端は、
一端のカバーと他端の補助駆動スプロケットによって閉
じられる。
動力変換装置の変速部は、1つの太陽歯車と1つのキ
ャリアと1つのリングギアを含む。上記構造を具えた変
速部は、クラッチ、或いは、後述されるBDPA部から動力
を受ける。変速部に加えられる動力は、異なる経路を経
由してハブシェルに伝えられる。自転車の後輪は、動力
変速装置の経路に従って、低、中、高の速度で駆動され
る。
また、本発明のクラッチは、外側の一端に複数の傾斜
したトング(tongue)と、他端に突起を具えたスプライ
ンのついた中空の円筒の形をしている。上記の構造を具
えたクラッチは、変速部に面する片側のキャリヤと分離
可能に連結され、BDPA部に面する反対側のリングギアに
接続されている。クラッチの位置は、ハブシャフトに取
り付けられたレバーによって、左右に切り替え可能であ
る。クラッチは、動力を変速部に全く伝えない(低速と
中速)か、或いは、その位置を変えることによって、動
力を変速部のキャリヤに伝える(高速)。
また、本発明のBDPA部は、1つのリングギアと1つの
ラチェットホイールと2つのキャリヤを含む。その構造
を具えたBDPA部は、後述される駆動ホイールから動力を
受け、受けた動力をクラッチと変速部へ伝える。BDPA部
は、ドライブホイールから伝えられた動力の方向に関係
なく、常に時計回りに(自転車の進行方向に関して右か
ら見た場合)動力を加える。かくして、両方向ペダル装
置から動力を受けられるように位置している構成部(ク
ラッチ、変速部、及び後述のハブシェル)は、時計回り
にのみ回転する。
一方、多段を具えた円筒形のハブシェルは、本発明の
構成部を受けるためのハウジングとして作用する。2つ
のラチェットが、動力を変速部から受けるために、ハブ
シェルの内壁に形成されている。また、フランジが、後
輪のスポークと連結されるように、その外側の両端に形
成されている。
また、本発明の駆動ホイールは、従動スプロケットと
一体に連結されているが、ハブシャフトには回転できる
ように連結される。かくして、駆動ホイールは、従動ス
プロケットを経由してペダルから生じた動力を受け、受
けられた動力をBDPA部に伝える。また、ピンレバーが、
BDPA部をコントロールするためにハブシャフトに差し込
まれる。
以上の説明をまとめると、本発明による自転車の動力
変換装置は、変速部、クラッチ、BDPA部、ハブシャフ
ト、カバー、そして、従動スプロケットを含み、これら
が順次接続される。本発明の装置は、ハブシャフトのフ
ランジをスポークに連結することによって、従来の自転
車の枠の後部のフォークの先端に装着可能であり、かく
して、自転車の後輪に取付けられる。
本発明による動力変換装置の動力変速機経路を、簡単
に説明する。第1に、ペダルから生み出された動力は、
クランク、駆動スプロケット、チェーンを次々に経由し
て、従動スプロケットに伝えられる。従動スプロケット
は、駆動ホイールとともに回転しながら動力を本発明の
装置に供給し、動力をその回転方向に関係なくBDPA部に
伝える。BDPA部は、受けられた動力をクラッチと変速部
に伝え、変速部はその伝えられた動力を末端のハブシェ
ルに供給する。かくして、ハブシェルに供給された動力
が自転車の後輪を駆動する。
上述の通り、本発明による自転車の動力変換装置にお
いては、従来の技術において突き出たペダルシャフトに
取り付けられていたBDPA部は、後輪のハブシェルに取り
付けられるため、ペダルを反対に踏むことによって、不
便もなく前方に進行でき、同時に、変速部は、自転車を
駆動させるために必要とされるエネルギーを有効に利用
するように、BDPA部とともにハブシェルに取り付けられ
る。また、自転車の動力変換装置は、従来の自転車の後
輪に簡単に装着でき、そのため、従来の自転車の部品と
の互換性が改良される。
図面の簡単な説明 図1は、本発明による自転車ハブの動力変換装置の断
面図。
図2は、図1に示されている自転車ハブの動力変換装
置の分解斜視図。
図3Aと3Bと3Cは、本発明による動力変換装置の変速部
の第1キャリヤのそれぞれ、左側面図、正面断面図、右
側面図。
図4Aと4Bと4Cは、本発明による動力変換装置の変速部
の第1リングギアのそれぞれ、左側面図、正面断面図、
右側面図。
図5Aと5Bと5Cは、本発明による動力変換装置の両方向
ペダル装置(BDPA)部の第2リングギアのそれぞれ、左
側面図、分解された正面断面図、右側面図。
図6Aと6B図は、本発明による動力変換装置のBDPA部の
第2キャリヤのそれぞれ、正面断面図、a−a線に沿っ
た断面図。
図7は、本発明による動力変換装置のBDPA部のラチェ
ットホイールの分解された正面断面図。
図8Aと8B図は、本発明による動力変換装置のBDPA部の
第3キャリヤのそれぞれ、正面断面図、a−a線に沿っ
た断面図。
図9Aと9Bと9Cは、本発明による動力変換装置のドライ
ブホイールのそれぞれ、左側面図、正面断面図、右側面
図。
図10Aと10Bと10Cは、それぞれ動力が時計回り、反時
計回りに加えられたときの運転中の状態とアイドリング
状態を説明している、図1のa−a線に沿った断面図。
図11は、本発明の動力変換装置において、速度を第1
段階に変えるときの運転中の状態を示す図。
図12は、本発明の動力変換装置において、速度を第2
段階に変えるときの運転中の状態を示す図。
図13は、本発明の動力変換装置において、速度を第3
段階に変えるときの運転中の状態を示す図。
発明を実施する最適の形態 図1及び2を参照して、本発明の動力変換装置を大ま
かに説明する。
図1と2において、本発明の動力変換装置の変速部
(transmission)Iは中央ハブシャフト10の左側、クラ
ッチ40と両方向ペダル装置(BDPA)部IIは中央ハブシャ
フト10の中央と右側に、それぞれ配置されている。ま
た、クラッチ40、BDPA部、変速部Iを含むサブアセンブ
リーは、ハブシェルによって包まれている。駆動ホイー
ル90に接続された支持ロッド2と従動スプロケット94
は、動力変換装置の左右端部にそれぞれ取付けられてい
る。
ハブシャフト10の左右の部分は、中空の筒状であり、
レバー3とピンレバー4が左右の部分にそれぞれ差し入
れられている。ここで、レバー3はクラッチ40を、ピン
レバー40は、BDPA部の第3のキャリヤ80を、それぞれ、
コントロールする。また、ハブシャフト10の左右の部分
は、従来の自転車にこの動力変換装置を取付けるとき
に、自転車のフレームに取付けられるねじ状の外表面と
なっている。ここで、支持ロッド2は、本発明の動力変
換装置を自転車のフレームに固定するための補助的な手
段として使用される。
以下に、本発明の動力変換装置を図面を参照して、詳
細に説明する。
上記のように、本発明の動力変換装置は、基本的に、
変速部I、クラッチ40、BPDA部IIを含む。また、これら
の3つの部分は、ハブシャフト10を中心にして連結さ
れ、サブアセンブリーを形成するようにハブシェル100
によって包まれている。さらに、サブアセンブリーの両
側は、最終的なユニットを形成するようにカバー5と10
3によって閉塞されている。従って、本発明は、その周
りにすべての部品が取付けられるハブシャフト10、そし
て、変速部I、クラッチ40、BPDA部II、及びその他の要
素を含む主要な構成要素の順に詳細に説明される。
詳細な記述に先立って、以下の点を明瞭にする。すな
わち、本発明の動力変換装置は回転運動をするためのも
のであるから、装置の主要部は、円形で、筒状、又は中
空の筒状をしている。また、動力変換装置中に採用され
たすべてのラチェットは、両方向ラチェットである第4
のラチェット72を除いて、前方向ラチェットである。
最初に、本発明による動力変換装置のハブシャフト10
を、図1と2を参照して説明する。図2に示されるよう
に、このハブシャフト10は、多段を具えた中空シャフト
を有している。このハブシャフト10の外側には、ねじ
部、第1のスプライン11、第1の太陽歯車12、第1のピ
ン孔13、第2のスプライン14、第2のピン孔15、及びそ
の他のねじ部が、左から右へ形成されている。また、ハ
ブシャフト10の内側にも、左右の部分に筒状の孔が形成
されているが、この筒状の孔は、ハブシャフト10を貫通
していない。後述する動力変換装置の構成要素は、上記
の順序で形状が形成されたハブシャフト10に取付けられ
る。
動力変換装置の主たる要素の1つである変速部Iを、
図1乃至4Cを参照して説明する。変速部Iは、後で、順
に説明される第1太陽歯車12、第1のキャリヤ20、及び
第1のリングギヤ30を含む。
変速部Iの第1の太陽歯車12は、回転しないように、
ハブシャフト10の左側に一体的に形成されている。
変速部Iの第1のキャリヤ20は、図1,2,3Aから3Cに示
されるように、中空の筒状である。2つの開口25が第1
のキャリヤ20の左側の外周上に形成されており、4つの
孔が周上に形成され、第3のスプライン溝24が右側の内
部に形成されている。第1の爪21が、左側の外周に沿っ
て形成された開口25内に入れられている。また、複数の
遊星歯車22が、第1のキャリヤ20の円周上に形成された
孔に配置され、各遊星歯車22の中心には、第1のキャリ
ヤ20の軸方向と同方向に回転するように、遊星歯車シャ
フト23がある。
上記の形状の第1のキャリヤ20においては、第1のキ
ャリヤ20の第1の爪21は、後述するハブシェル100の第
1のラチェット101に係合し、遊星歯車22の内側は第1
の太陽歯車12に係合し、第1のキャリヤ20の第3のスプ
ライン溝24が、後述するクラッチ40の第3のスプライン
41に係合する。
変速部Iの第1のリングギヤ30は、第1,2,4A乃至4Cに
示されるように、中空の筒状である。第1の歯車31は、
左側の内壁に形成され、2つの孔がその周上に形成さ
れ、第3のラチェット32が右側の内壁に形成されてい
る。第2の爪33はスプリング34によって弾性的に第1の
リングギヤ30の孔中に取付けられる。ここで、第2の爪
33はブーメランに似た形で、第2の爪33の中心は、第1
のリングギヤ30の軸と平行に取付けられている。
上記の形状の第1のリングギヤ30において、第1の歯
車31は遊星歯車22の外側に係合し、第2の爪33の外側は
ハブシェル100の第2のラチェット102に係合し、その内
部はクラッチ40の突起42に係合し、第3のラチェット32
は、後述するBDPA部IIの第2のリングギヤ50の第3の爪
55に係合する。
上記のような構成の変速部Iは、BDPA部IIからの動力
を受け、以下に説明されるクラッチ40の位置に応じて、
低速、中速、又は高速で、その動力をハブシェル100に
伝達する。
本発明による動力変換装置のクラッチ40は、図1と2
に示されるように中空の筒状である。クラッチ40は、左
側の外部にある多数の傾斜トングを具えた第3のスプラ
イン41と、その円周を貫通して設けられた2つの孔と、
右側の外部の4つの突起42を具えている。上記の形状の
クラッチ40において、第3のスプライン41は変速部Iの
第1のキャリヤ20の第3のスプライン溝24に係合し、4
つの突起42は、後述するBDPA部IIの第2のリングギヤ50
の4つのスロット52にスライド可能に連結されている。
ハブシャフト10を中心にクラッチ40を取付けるため
に、固定リング43、クラッチキー44、クラッチリング4
5、クラッチスプリング46等を含む補助部品が必要であ
る。それぞれの補助部品の形状は、これから説明する組
立過程を理解すれば、想像され得るであろう。クラッチ
40の組立において、その円周上に2つの孔を具えた固定
リング43は、第1のピン孔13に接触させるように、まず
ハブシャフト10に通され、クラッチ40は固定リング40の
上に置かれる。それから、ハブシャフト10の第1のピン
孔13、固定リング43の孔、クラッチ40の孔が、整合さ
れ、クラッチキー44がそれぞれの2つの孔に貫通され
る。さらに、その左側に一組の顎(jaw)を具えたクラ
ッチリング45が、クラッチキー44が貫通された上記の組
立体の上に置かれ、このようにしてクラッチキー44はク
ラッチリング45の顎によって固定される。この組み立て
られたクラッチ部の外部は、クラッチ40を弾性的にコン
トロールするクラッチスプリング46によって支持され
る。クラッチ40は、レバー3によってコントロールされ
る。すなわち、クラッチ40の位置は、レバー3を引くと
右に移動され、レバーを解除すると、クラッチ40は始め
の位置に戻る。クラッチ40は、高速走行のために左側に
移動されている間は、BDPA部IIからの動力を変速部Iへ
伝達するが、中速と低速走行のために右側に移動されて
いる間は、動力を変速部Iに伝達しない。
BDPA部IIを、図1,2,5A乃至8Cを参照して説明する。BD
PA部IIは、第2のリングギヤ50、第2のキャリヤ60、ラ
チェットホイール70、第3のキャリヤ80を含み、これら
について、以下に説明する。
BDPA部IIの第2のリングギヤ50は、図5Bに示されるよ
うに、別々に製造された3つの部品を結合させることに
よって、サブアセンブリー(図2参照)を形成してい
る。サブアセンブリーは、各要素が回転運動中に一定的
に回転するため、1つの部品とみなすことができる。
2つの開口51が左側の円周に形成され、4つのスロッ
ト52が左側の内部に形成されている。また、第2の歯車
53が中間部の内壁に形成され、第5のラチェット54が、
右側の内壁に形成されている。第3の爪55が、左側の円
周に形成された2つの開口内に配置される。
上記の形状の第2のリングギヤ50において、第3の爪
55は第1のリングギヤ30の第3のラチェット32に係合
し、4つのスロット52はクラッチ40の4つの突起42にス
ライド可能に各々取付けられている。また、第2のギヤ
53は後述の第2のキャリヤ60の2段階の遊星歯車63に係
合し、第5のラチェット54は、後述の第3のキャリヤ80
の第5の爪85に係合する。
BDPA部IIの第2のキャリヤ60の形状は、図1,2,6A,6B
に示された中空のシリンダと似ている。ナット孔61が左
側の円周を貫通し、第2のスプライン溝62が左側の内部
に形成されている。また、4つの孔が第2のキャリヤ60
の円周を貫通し、2段遊星歯車63は、各孔にある対応す
る遊星歯車シャフト64によって回転可能に取付けられて
いる。上記の形状の第2のキャリヤ60は、ハブシャフト
10の第2のスプライン14に連結され、ボルト(図示せ
ず)が、第2のキャリヤ60がハブシャフト10から滑らな
いようにナット孔61に貫通されているので、第2のキャ
リヤ60は一体的にハブ10に連結される。
図2に示されるように、2段遊星歯車63のそれぞれの
小さなギヤは、第2の太陽歯車71に係合し、それぞれの
大きなギヤは第2のリングギヤ50の第2のギヤ53に係合
する。第2のキャリヤ60自体は回転しないが、2段遊星
歯車63が回転する間だけ、反時計回りにかけられた動力
を時計回りに変換する。
2段遊星歯車63は、組になったギヤの直径と異なる割
合である他の2段遊星歯車と取替可能に設計されている
ので、そうすることによって、2段遊星歯車を含むBDPA
部IIは、変速手段としても役立つ。
BDPA部IIのラチェットホイール70は、図7に示される
ように別々に製造された2つの部品を結合させることに
よって形成されたサブアセンブリー(図2参照)であ
る。第2の太陽歯車71はラチェットホイール70の左側に
位置し、第4のラチェット72はラチェットホイール70の
右側の内壁に形成されている。
ラチェットホイール70の第2の太陽歯車71は、第2の
キャリヤ60の2段遊星歯車63に係合し、第4のラチェッ
ト72は第3のキャリヤ80の第4の爪84に係合する。周囲
の部品と係合しているラチェットホイール70は、ハブシ
ャフト10の周りに回転可能に取付けられ、受け入れた動
力を第2のキャリヤ60に伝達するように、反時計回りの
力だけを受け入れる。故に、ラチェットホイール70は、
反時計回りにのみ回転する。
最後に、BDPA部IIの第3のキャリヤ80は、図1,2,8A,8
Bに示されるように、中空の筒状である。
2つの溝81が、第3のキャリヤ80の周上に切り込ま
れ、第4と第5の爪84,85が、溝81内に爪シャフト86に
よって回転可能に連結されている。ここで、第4と第5
と爪84,85は、2つの端部が切欠かれた三角形状(図10
参照)で、爪スプリング87(図1参照)の弾性によって
対角線上に連結されている。また、4つの溝83が、第3
のキャリヤ80の軸に平行に、第3のキャリヤ80の内壁に
形成されている。上記の形状である第3のキャリヤ80に
おいて、第4の爪84がラチェットホイール70の第4のラ
チェット72に係合し、第5の爪85が第2のリングギヤ50
の第5のラチェット54に係合する。また、第3のキャリ
ヤ80の内壁に形成された溝83が、駆動ホイール90のそれ
ぞれのトング91に当接させられている。ここで、溝83の
幅は、トング91の2倍かそれ以上である(図10参照)。
第3のキャリヤ80は、動力分配機として周囲の部品に連
結され、駆動ホイール90からの時計回りの動力を、第5
の爪85と第5のラチェット52を使用して第2のリングギ
ヤ50に伝達し、駆動ホイール90からの反時計回りの動力
を、第4の爪84と第4のラチェット72を使用してラチェ
ットホイール70に伝達する。
次に、動力変換装置の駆動ホイール90を、図1,2,9A乃
至9Cを参照して説明することにする。中空の筒状である
駆動ホイー90は、左側の外部に4つのトング91を具え、
ピン98が貫通する2つの孔92が左側の円周上に形成さ
れ、開口93が右側の円周上に形成されている。ここで、
従動スプロケット94は、開口93にしっかりと固定されて
いる。
上記の形状の駆動ホイール90において、トング91は、
第3のキャリヤ80の第4の爪84と第5の爪85の下に位置
する。故に、駆動ホイール90は、従動スプロケット94の
回転方向に応じて、選択的に、動力をBDPA部IIに伝達す
る。
他方、図1,2に示されるように、第2のキー96を保持
するためのキーホルダー95は駆動ホイール90の左側の下
に位置し、中間部にねじこまれる第2のキー96はピンレ
バー4の一方の端部にねじ止めされる。キーホルダー95
の外部は、右向きにテーパ加工されており、ドライホイ
ール90の孔92に摺動可能に貫通されたピン98の上方向と
下方向の動きをコントロールするようになっている。す
なわち、ピンレバー4を引くと、キーホルダー95が右に
移動し、ピン98が上昇させられる。一方、ピンレバー4
を解放して、キーホルダー95をもとの位置に戻すと、ピ
ン98ももとの位置に戻る。
最後に、動力変換装置のハブシェル100は、図1と2
に示されるように、多段の中空の筒状である。第1と第
2のラチェット101,102は、その左側と中間の内壁にそ
れぞれ形成されている。ハブシェル100は、第1のリン
グギヤ30(中速度、又は高速)又は第1のキャリヤ(低
速)から動力を受けることによって、自転車の後輪を動
かす。また、ハブシェル100も、本発明の動力変換装置
に使用される部品を保護するハウジングとして機能す
る。ハブシェル100の右端部は、カバー103によって閉鎖
されている。
図1と2の参照番号6は、本発明の動力変換装置をハ
ブシャフト10に固定するためのナットを示し、参照番号
7は、動力変換装置をスムーズに回転させるためのベア
リングを示している。
上記の構成を有する本発明による動力変換装置の操作
上の効果を、以下に説明する。
本発明の動力変換装置は、動力の回転方向と、動力の
入力−出力の割合を同時にコントロールするものである
から、そのような動力変換装置の操作上の効果を、加え
られた動力の方向を、時計回りと反時計回りに分類する
ことによって説明することにする。
まず、動力が時計回りに加えられた場合について説明
する。ここで、動力がBDPA部IIに加えられるまでの過程
を説明した後、第1のステージ(低速)、第2のステー
ジ(中速)、及び第3のステージ(高速)の速度変換過
程を順を追って説明する。
第1に、動力変換装置に時計回りの力が加えられる
と、従動スプロケット94は時計回りに回転し、従動運転
スプロケット94と一体に形成されている駆動ホイール90
も、従動スプロケット94と一緒に時計回りに回転する。
ここで、図10Aに示すように、駆動ホイール90のトング9
1が第3のキャリヤ80の第4の爪84(点線で示されてい
る。)を上昇させる。その結果、第4の爪84がラチェッ
トホイール70の第4のラチェット72から解放され、同時
に、第3のキャリヤ80の第5の爪85(実線で示されてい
る。)は上昇されずに、爪スプリング87(図1参照)の
弾性によって、第2のリングギヤ50の第5のラチェット
54に係合する。このようにして、駆動ホイール90、第3
のキャリヤ80、第2のリングギヤ50が、一体的に、時計
回りに回転する。
時計回りに加えられた動力は、その方向を変えること
なく第2のリングギヤ50に到達し、そして、変速部I
に、第1、第2、第3のステージである回転速度に変換
するよう伝達される。
次に、回転速度が変速部Iによって、第1のステージ
に変換される過程を、図11を参照して説明する。第1の
ステージの回転速度を得るための前提条件として、ハブ
シェル100の第2のラチェット102から第2の爪33を解放
するようにレバー3を引くことによって、クラッチ40の
第3のスプライン41により第1のリングギヤ30の第2の
爪33の一端部が上昇させられなければならない。
ここで、レバー3の一方の端部が引かれると、レバー
3の他端部は、ハブシャフト10に配置された固定ピン8
を中心として右側に押されるので、クラッチ40は、図11
に示されるように右方向に移動する。故に、レバー4の
他端に接するクラッチキー44、固定リング43、及びクラ
ッチリング45が互いに押し合い、それによって、クラッ
チ40は右に移動する。
第1のステージの回転速度では、動力は、図11に示さ
れるように、第2のギヤ50、第1のリングギヤ30、第1
のキャリヤ20、ハブシェル100に、順次伝達される。動
力が第1のリングギヤ30から第1のキャリヤ20の遊星歯
車22に伝達されるとき、回転速度は減速される。ここ
で、減速の割合はギヤの割合によって左右され、ここで
の減速は、一般の減速変換手段と同じである。
変速部Iによって第2のステージに変換される回転速
度の過程が、図12を参照して説明される。第2のステー
ジの回転速度を得るための前提条件としては、クラッチ
40の第3のスプライン41が、レバー3を半分引くことに
よって、第1のリングギヤ30の第2の爪33の近くに位置
しなければならない。故に、第2のリングギヤ50から加
えられた動力は、第1のキャリヤ20ではなくて、第1の
リングギヤ30のみに伝達される。他方、クラッチ40は第
2の爪33に達していないので、第1のリングギヤ30の第
2の爪33は、ハブシェル100の第2のラチェット102に係
合している。
第2のステージの回転速度においては、図12に示され
るように、動力は第2のリングギヤ50、第1のリングギ
ヤ30、ハブシェル100に、順次、伝達される。動力が第
1のリングギヤ30から加えられ、それからハブシェル10
0に伝達される場合、動力の適用と伝達速度は、ギヤ比
が同じであるから、互いに同じとなる。ここで、第1の
リングギヤ30に係合している第1のキャリヤ20が第1の
リングギヤ30とともに回転するが、第1のキャリヤ20が
減速して回転するので、動力はハブシェル100に伝達さ
れない。
変速部Iによって、回転速度が第3のステージに変換
される過程は、図13を参照して説明される。第3のステ
ージの回転速度を得るための前提条件としては、レバー
3が動くことなく最初の位置にあり、クラッチ40の第3
のスプライン41が、第1のキャリヤ20の第3のスプライ
ン溝24に係合していなければならない。
第3のステージの回転速度において、図13に示される
ように、動力は、第2のリングギヤ50、クラッチ40、第
1のキャリヤ20、第1のリングギヤ30、ハブシェル100
に、順次、伝達される。第1のキャリヤ20から第1のリ
ングギヤ30に動力が伝達されるとき回転速度が増加して
いるので、第2のリングギヤ50から加えられた動力は、
第1のリングギヤ30を飛ばしてクラッチ40を通って、直
接、第1のキャリヤ20に伝達される。すなわち、第1の
リングギヤ30は第2のリングギヤ50よりも高速で回転し
ているので、第3の爪55は第3のラチェット32に係合し
ない。
次に、動力変換装置に加えられる動力が反時計回りの
とき、動力をBDPA部IIに伝達する過程について説明す
る。この場合、従来スプロケット94は反時計回りに回転
し、従動スプロケット94と一体に形成された駆動ホイー
ル90も、従動スプロケット94と一緒に反時計回りに回転
する。ここで、図10Bに示されるように、駆動ホイール9
0のトング91は、第3のキャリヤ80の第5の爪85(実線
で示されている。)を上昇させる。結果として、第5の
爪85は、第2のリングギヤ50の第5のラチェット54から
解放され、同時に、上昇されない第3のキャリヤ80の第
4の爪84(点線で表現)は、爪スプリング87(図1参
照)の弾性によって、ラチェットホイール70の第4のラ
チェット72に係合される。このようにして、駆動ホイー
ル90、第3のキャリヤ80、ラチェットホイール70は、一
体として反時計回りに回転する。
駆動ホイール90から反時計回りの動力が加えられ、そ
の方向を変えることなくラチェットホイール70に到達し
たとき、ラチェットホイール70は動力を第2のキャリヤ
60の2段遊星歯車の小さい方のギヤに伝達する。ここ
で、2段遊星歯車63は、それ自身のシャフトを中心に回
転する間、動力の回転方向を時計回りに変換するので、
動力は2段遊星歯車63の大きい方のギヤを通して第2の
リングギヤ50に伝達される。このようにして、駆動ホイ
ール90に加えられた反時計回りの動力の回転方向は、ラ
チェットホイール70と第2のキャリヤ60を通して変換さ
れるので、第2のリングギヤ50は時計回りに回転する。
動力をBDPA部IIを伝達した後、動力を変速部Iへ伝達す
る過程は、ドライブホイール90から時計回りの動力が加
えられたときと同様である。
本発明の動力変換装置に使用された2段遊星歯車63に
おいて、2段遊星歯車63を構成する各組の直径の比は、
第2のキャリヤ60から第2のリングギヤ50への動力伝達
速度が一定となるように、コントロールされている。し
かしながら、BDPA部IIの回転速度が減速又は増加するこ
とが望まれるから、2段遊星歯車63の小さいギヤと大き
いギヤの直径の比を変えることができよう。このように
して、変速部Iにおいて、3つのステージの速度変換の
組合せによる様々な素度に、回転速度をコントロールす
ることができる。
第3に、駆動ホイール90がアイドリングしている間の
動力変換装置の動力伝達過程を、図10Cを参照して説明
する。
駆動ホイール90のアイドリングは、動力が反時計回り
に加えられたときのみに可能であり、前述の動力が時計
回りに加えられたときと同様に、動力は伝達される。
駆動ホイール90のアイドリングのための前提条件とし
ては、ピン98(図1,2参照)が、駆動ホイール90の左側
の円周上に形成された孔92から、ピンレバー4を引き上
げることによって上昇されていなければならない。
この状態は図10Cに示されているが、他の第4の爪84
もピン98によって上昇されていることを除けば、図10B
と同様である。この状態は、第3のキャリヤ80の第4と
第5の爪84,85の双方が、第4と第5のラチェット72,54
からそれぞれ解放されていることを意味する。故に、駆
動ホイール90の動力は、BDPA部IIに伝達されず、駆動ホ
イール90はアイドルとなる。
さらに付加すると、駆動ホイール90が反時計回りのと
き、第3のキャリヤ80が回転することを防止するため
に、第3のキャリヤ80を支持するためのリング88が、第
3のキャリヤ80とラチェットホイール70の間に挿入され
る。
産業上の利用可能性 上記のように、本発明による自転車のハブの動力変換
装置は、コントロールレバーによって、加えられた動力
の方向と速度を自由に変換することができる。
本発明の装置は、従来の自転車の部品に見事に調和す
るので、本発明の装置は従来の自転車に取付けることが
できる。そして、本発明の装置は、動力が加えられる方
向を考慮せずにあらゆる場合に自転車を前進運転するこ
とができ、一般的な自転車のように、もし必要ならば、
後方向にペダリングしたときにアイドリングすることも
できる。さらに、加えられた動力の速度は、3つの段階
に変換することができる。ここで、3つ又はそれ以上の
速度変換は、装置に含まれる部品を部分的に交換するこ
とによって、可能となる。
運転者が本発明の装置の自転車を運転するとき、運転
者の足の筋肉は釣り合いを保って発達させることがで
き、同時に、ペダルにかける力は効果的に利用される。
そして、本発明のの装置は、その全ての部品を含む自転
車の多目的の付属装置となり、高い安全性と操作の快適
性を提供する。加えて、部品の精密さと回転の効率、耐
久性、操作の信頼性は、部品の精密性を増進させること
によって改善される。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の遊星歯車を採用した変速部を含む自
    転車の動力変換装置であって、 前記動力変換装置の中心シャフトとしてすべての構成要
    素を支持するためのハブシャフトであって、一端が変速
    手段に、中央部が接続手段に、他端が両方向ペダル装置
    (BDPA)手段に接続されているハブシャフトと、 接続手段とBDPA手段から得た動力を多段に変換し、結果
    として生じる動力をハブシェルに伝えるための変速手段
    と、 BDPA手段から動力を受け、受けた動力を前記変速手段に
    伝えるための接続手段と、 方向変換された動力を前記変速手段に伝えるように入力
    手段から時計回り、又は反時計回りに与えられた動力の
    方向を時計回りに変換し状況に応じて入力手段から反時
    計回りに与えられた動力をブロックするためのBDPA手段
    と、 一組のペダルから生じた動力を前記BDPA手段に提供する
    ための入力手段と、そして、 ハウジングとして前記変速手段、前記接続手段、及び前
    記BDPA手段を保護し、同時に前記変速手段から動力を受
    けることによって自転車を駆動させるために前記ハブシ
    ャフトの周りに取り付けられたハブシェルとを有してな
    る、 自転車ハブの動力変換装置。
  2. 【請求項2】前記ハブシャフトが多段を具えた中空の形
    状で、ねじ部、第1のスプライン、第1の太陽歯車、第
    1のピン孔、第の2スプライン、第2のピン孔、及びも
    う1つのねじ部が、この順序で前記ハブシャフトに形成
    されている、請求項1の動力変換装置。
  3. 【請求項3】請求項1の動力変換装置であって、前記変
    速手段が、 回転しないように前記ハブシャフトの左の部分に一体的
    に形成された第1の太陽歯車と、 中空の筒形状であって、左側の外周に少なくとも1つの
    開口を具え、そこに該開口の数と同じ数の第1の爪が取
    り付けられ、外周に少なくとも1つの開口を具え、該開
    口の数と同じ数の遊星歯車が該遊星歯車の各シャフトを
    中心にして回転できるように、前記各シャフトは前記ハ
    ブシャフトと同じ方向に取り付けられ、さらに、右側の
    内部に第3のスプラインの溝を有し、前記第1の爪は前
    記ハブシェルの第1ラチェットと係合し、前記遊星歯車
    の内側が前記第1の太陽歯車と係合し、前記第3のスプ
    ラインの溝が前記接続手段の第3のスプラインと係合し
    ている、第1キャリヤと、 中空の筒形状であって、左側の内壁に第1の歯車を具
    え、周囲に少なくとも1つの孔を具えてその中に第2の
    爪がばねによって弾性的に取り付けられており、右側の
    内壁に第3のラチェットを具え、前記第1の歯車が前記
    遊星歯車の外側と係合し、前記第2の爪の内側が前記接
    続手段と係合し、前記第3のラチェットが前記第2のリ
    ングギアの第3の爪と係合している、第1のリングギア
    とを有してなる、 動力変換装置。
  4. 【請求項4】前記第1のキャリヤの遊星歯車の数が4で
    ある、請求項3の動力変換装置。
  5. 【請求項5】前記第1のリングギアの第2の爪がブーメ
    ランの形状をしている、請求項3の動力変換装置。
  6. 【請求項6】請求項1の動力変換装置であって、中空の
    円筒の形をした前記接続手段が外周を貫通する2つの孔
    と、右側の外周にある4つの突起とを有し、前記第3の
    スプラインが第1のキャリヤの第3のスプラインの溝と
    係合し、前記4つの突起が前記第2のリングギアのスロ
    ットと滑動可能に接続されている、動力変換装置。
  7. 【請求項7】前記クラッチの位置が前記ハブシャフトに
    取り付けられたレバーによってコントロールされて、前
    記変速手段がハブシェルの回転速度を変えるようになっ
    ている、請求項6の動力変換装置。
  8. 【請求項8】請求項1の動力変換装置であって、前記BD
    PA手段が、 左側の周囲に少なくとも1つの開口があってそこに第3
    の爪が挿入され、左側の内部に少なくとも1つのスロッ
    トがあり、中間部の内壁に第2の歯車があり、右側の内
    壁に第5のラチェットがあり、前記第3の爪が第3のラ
    チェットと係合し、前記スロットが前記クラッチの突起
    に滑動可能に連結され、前記第2の歯車が複数の2段遊
    星歯車と係合し、前記第5のラチェットが第5の爪に係
    合している、第2のリングギアと、 中空の円筒形状であって、左側の周囲にナット孔と、左
    側の内部に第2のスプラインの溝と、周囲に少なくとも
    1つの孔を具えその中に2段の遊星歯車が対応する遊星
    歯車シャフトによって回転可能に取付けられ、第2のキ
    ャリヤが前記ハブシャフトの第2のスプラインに接続さ
    れ且つ前記ナット孔にボルトを差し込むことによって前
    記ハブシャフトに一体的に接続され、前記2段遊星歯車
    の小さい歯車が第2の太陽歯車に係合し、大きい歯車が
    第2の歯車に係合している、第2のキャリヤと、 多段を具えた中空の筒状で、左側の第2の太陽歯車と、
    右側の内壁に第4のラチェットを有し、前記第4のラチ
    ェットが第3のキャリヤの第4の爪と係合するように、
    前記ハブシャフトの周りに回転できるように取付けられ
    ている、ラチェットホイールと、 中空の円筒形状の第3のキャリヤであって、周囲に2つ
    の溝を有しその中に第4と第5の爪が爪シャフトにより
    回転可能に取付けられており、内壁に少なくとも1つの
    溝があり、前記第4の爪が前記第4のラチェットと係合
    し、前記第5の爪が前記第5のラチェットと係合し、前
    記内壁に形成されている溝が駆動ホイールの各トング上
    に位置している、第3のキャリヤとを有してなる、 動力変換装置。
  9. 【請求項9】中空の筒状の前記入力手段が、左側の外側
    にある第3のキャリヤの内壁に形成された溝のそれと同
    じ数のトングを有する駆動ホイールで形成されており、
    左側の外部の周囲にあってピンが貫通する孔と、補助駆
    動スプロケットがしっかり接続されている右側外周の開
    口とを有し、前記トングが前記第3のキャリヤの第4の
    爪と第5の爪の下側に位置するようになっている、請求
    項1の動力変換装置。
  10. 【請求項10】前記第4の爪が前記ラチェットホイール
    の第4のラチェットに係合又は解除されるように前記第
    4の爪の位置を制御するピンが前記駆動ホイールの外周
    部に挿入されている、請求項8の動力変換装置。
  11. 【請求項11】前記ピンがピンレバーによって前記駆動
    ホイールの径方向に作動される、請求項10の動力変換装
    置。
  12. 【請求項12】前記ハブシェルが多段を具えた中空の筒
    状で、左側の内壁に第1のラチェットを、中間部に第2
    のラチェットを有し、前記第1のラチェットが第1の爪
    に係合し、前記第2のラチェットが第2の爪に係合す
    る、請求項1又は3の動力変換装置。
JP09524238A 1995-12-30 1996-12-30 自転車ハブの動力変換装置 Expired - Fee Related JP3139771B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019950069076A KR970042080A (ko) 1995-12-30 1995-12-30 자전거의 주행장치
KR1995/69076 1995-12-30
PCT/KR1996/000262 WO1997024252A1 (en) 1995-12-30 1996-12-30 Power changing apparatus of bicycle hub

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10503737A JPH10503737A (ja) 1998-04-07
JP3139771B2 true JP3139771B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=19448295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09524238A Expired - Fee Related JP3139771B2 (ja) 1995-12-30 1996-12-30 自転車ハブの動力変換装置

Country Status (17)

Country Link
US (1) US5971884A (ja)
EP (1) EP0810945A1 (ja)
JP (1) JP3139771B2 (ja)
KR (2) KR970042080A (ja)
CN (1) CN1056578C (ja)
AU (1) AU685718B2 (ja)
BR (1) BR9607431A (ja)
CA (1) CA2213303C (ja)
CZ (1) CZ271497A3 (ja)
FI (1) FI973296A (ja)
HU (1) HUP9801145A3 (ja)
NO (1) NO309973B1 (ja)
NZ (1) NZ324849A (ja)
PL (1) PL181554B1 (ja)
RU (1) RU2144480C1 (ja)
TW (1) TW343952B (ja)
WO (1) WO1997024252A1 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100258784B1 (ko) * 1998-01-20 2000-06-15 마재열 자전거허브의 정,역구동 변환장치
EP1062148A1 (en) * 1998-03-11 2000-12-27 Lee, Yun-rak Traveling and accelerating system for bicycle
JP2971862B1 (ja) * 1998-08-07 1999-11-08 株式会社シマノ 自転車用内装変速ハブ
KR100361581B1 (ko) * 1999-02-25 2002-11-21 코오롱산업 주식회사 자전거용 전진구동 변환장치
KR20010054173A (ko) * 1999-12-03 2001-07-02 정재연 자전거용 전진구동 변환장치
KR100356734B1 (ko) * 2000-01-22 2002-10-18 김진욱 자전거의 역구동 페달링 장치
DE10134842A1 (de) * 2001-07-17 2003-02-06 Sram De Gmbh Lastschaltbare Mehrgangnabe
US6875150B2 (en) * 2001-12-27 2005-04-05 Shimano, Inc. Multiple piece planet gear carrier for a bicycle hub transmission
US6641500B2 (en) * 2001-12-27 2003-11-04 Shimano, Inc. Bicycle hub transmission with a power control mechanism for a shift assist mechanism
KR100633882B1 (ko) * 2003-08-06 2006-10-16 (주)엠비아이 자동 속도변환장치
JP4982479B2 (ja) * 2005-03-15 2012-07-25 中野 隆次 自転車用変速ハブ
WO2006135213A1 (en) * 2005-06-17 2006-12-21 Zast Co., Ltd Speed change hub for bicycle
JP4145904B2 (ja) * 2005-07-29 2008-09-03 株式会社シマノ 内装変速ハブ用玉押し
EP1849700B1 (de) * 2006-04-28 2009-04-15 Shimano Inc. Mehrgangnabe mit Planetengetriebe
US7806798B2 (en) * 2007-06-28 2010-10-05 Shimano Inc. Internal transmission hub assembly
US8353228B2 (en) * 2010-01-20 2013-01-15 Tai-Her Yang Lockable or releasable bicycle with bidirectional input and one-way output
US8357071B2 (en) * 2010-03-29 2013-01-22 Shimano Inc. Planetary gear mechanism for a bicycle internal hub transmission
TW201221416A (en) * 2010-11-22 2012-06-01 Joy Ind Co Ltd Bicycle hub structure with dual transmissions
EP2744699A1 (de) * 2011-08-17 2014-06-25 Synergy Biosurgical AG Vorrichtung zum antreiben und exzentrischen bremsen eines fahrzeugs
US20140339787A1 (en) * 2013-05-16 2014-11-20 Miguel Angel Chung Multiple Speed Planetary Gear Hub for a Stepping Motion Propelled Bicycle, tricycle or Vehicle
US9873287B2 (en) * 2016-02-29 2018-01-23 Shimano Inc. Bicycle hub assembly and bicycle transmission system
JP6705740B2 (ja) * 2016-12-21 2020-06-03 株式会社シマノ 自転車用変速機および自転車用内装変速ハブ
CN106627975B (zh) * 2017-01-20 2021-12-17 张家港川梭车业有限公司 一种直线踩踏单轮直驱变速器
CN109693496B (zh) * 2017-10-24 2024-01-23 广东洛梵狄智能科技有限公司 一种轮毂变速装置
CN107776825B (zh) * 2017-11-10 2023-06-13 广东洛梵狄智能科技有限公司 一种离合器控制机构、内变速器以及自行车
CN116867706A (zh) * 2021-06-25 2023-10-10 刘岩 一种无级变速装置、传动装置和自行车
JP7312495B1 (ja) * 2022-05-18 2023-07-21 介▲隆▼興齒輪股▲ふん▼有限公司 内装変速機のクラッチ装置
CN116495093B (zh) * 2023-06-29 2023-09-15 昆山唐泽新能源科技有限公司 一种变速花鼓

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3184230B2 (ja) * 1990-12-28 2001-07-09 株式会社シマノ 内装変速機
EP0531608B1 (en) * 1991-09-09 1995-05-24 Shimano Inc. Self-contained change speed apparatus for a bicycle
DE4203509A1 (de) * 1992-02-07 1993-08-12 Fichtel & Sachs Ag Mehrgang-antriebsnabe fuer fahrraeder
US5435583A (en) * 1993-08-09 1995-07-25 Foster, Jr.; James P. Clutch operated, bi-directional, bicycle gear box
DE4342347C1 (de) * 1993-12-11 1995-02-09 Fichtel & Sachs Ag Mehrgangnabe für Fahrräder
JP3423756B2 (ja) * 1993-12-16 2003-07-07 株式会社シマノ 自転車用動作装置の操作構造
US5551718A (en) * 1994-02-04 1996-09-03 Novator Llc Pedal mechanism for cycle and exercise equipment
JP3080534B2 (ja) * 1994-04-28 2000-08-28 株式会社シマノ 内装変速機
CA2151636C (en) * 1994-06-14 2000-03-28 Mun-Su Yoo A forward-drive apparatus for a bicycle
US5454766A (en) * 1994-06-24 1995-10-03 Speed Control, Inc. Continuously variable transmission having a double eccentric shaft and a worm gear adjusting mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
PL322026A1 (en) 1998-01-05
PL181554B1 (pl) 2001-08-31
NZ324849A (en) 1997-12-19
AU1212397A (en) 1997-07-28
HUP9801145A2 (hu) 1998-08-28
KR19980702408A (ko) 1998-07-15
BR9607431A (pt) 1998-05-26
NO309973B1 (no) 2001-04-30
JPH10503737A (ja) 1998-04-07
EP0810945A1 (en) 1997-12-10
FI973296A0 (fi) 1997-08-11
CA2213303C (en) 2000-10-10
FI973296A (fi) 1997-10-29
CZ271497A3 (en) 1997-11-12
HUP9801145A3 (en) 2000-04-28
KR100225754B1 (ko) 1999-10-15
CA2213303A1 (en) 1997-07-10
CN1166815A (zh) 1997-12-03
KR970042080A (ko) 1997-07-24
CN1056578C (zh) 2000-09-20
WO1997024252A1 (en) 1997-07-10
MX9706587A (es) 1998-06-28
RU2144480C1 (ru) 2000-01-20
US5971884A (en) 1999-10-26
AU685718B2 (en) 1998-01-22
TW343952B (en) 1998-11-01
NO973995D0 (no) 1997-09-01
NO973995L (no) 1997-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3139771B2 (ja) 自転車ハブの動力変換装置
EP1413509B1 (en) Bicycle hub transmission
EP2272744B1 (en) Internally geared hub for bycicle
KR100491743B1 (ko) 자전거의 동력 전달장치
JP4828583B2 (ja) 内装変速ハブ
JP2969378B2 (ja) 自転車用動力方向変更装置
US6875150B2 (en) Multiple piece planet gear carrier for a bicycle hub transmission
KR100225753B1 (ko) 자전거 허브의 동력 변환장치
US20120028746A1 (en) Transmission for use in a motor and a pedal-powered vehicle and transmission method thereof
US20040066017A1 (en) Bicycle drive train
US6039671A (en) Multi-speed drive hub for a bicycle
KR100225752B1 (ko) 자전거 허브의 역구동력 속도변환장치
KR100546751B1 (ko) 자전거의 속도변환장치
JP2001315682A (ja) 電動補助自転車
JPH07205874A (ja) 自転車用変速装置
JPH0735152Y2 (ja) 変速装置
KR100293323B1 (ko) 간헐마찰방식에 의한 자전거 허브의 정,역구동 변환장치
KR19990031521U (ko) 간헐마찰방식에 의한 자전거 허브의 정,역구동 변환장치
MXPA97006587A (en) Appliance to change bicycle axle power
KR20000020782A (ko) 다수의 기어를 이용한 자전거 구동수단

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees