JP3135739U - 扉等開閉器 - Google Patents

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Abstract

【課題】過大な外力が働いて全開される場合でも内挿部材が変形することがなく、全開に保持するための保持機構、開閉動作時および全開時の異音を防止することができ、かつ部品点数の少ない扉等開閉器を提供する。
【解決手段】外筒と、前記外筒のC字断面の開放面と対向するように外筒の後端部から入れ子式に挿入された内挿部材と、前記外筒の先端部の底面に設けられ、前記内挿部材の幅方向に延びる壁を有する陥凹状の係合部を備えた係合用プレートと、前記内挿部材の外側の後端部に基部が固着され、先端に前記係合部の壁に係止される前記内挿部材の幅方向に延びる係合片を有する板バネと、前記内挿部材の後端部に設けられ、開閉動作時に外筒と当接する四隅の角が削られた摺動部材とからなる。
【選択図】図3

Description

本考案は、扉等の開閉器に関する。さらに詳しくは、外筒の先端部の底面に設けられ、内挿部材の幅方向に延びる壁を有する陥凹状の係合部を備えた係合用プレートと、内挿部材の外側の後端部に基部が固着され、先端に前記係合部の壁に係止される前記内挿部材の幅方向に延びる係合片を有する板バネと、前記内挿部材の後端部に設けられ、開閉動作時に外筒と当接する四隅の角が削られた摺動部材を有する扉等開閉器に関する。
従来の扉等開閉器としては、図1に示されるように、外筒1と該外筒1内に入れ子式に挿入される比較的長尺の内挿部材2とから構成された伸縮ステー3のように、ステー(扉等を支持するための一種のつっかえ棒)の長さを自由に調整して窓4の開度を調整する開閉器が知られている。
参照符号5は蝶番である。内挿部材2は、外筒1に対して、ラチェット機構やデテント機構などの保持機構によって、不用意に窓4が閉止しないように、全開位置において保持される仕組みになっている。図1の伸縮ステー3に内蔵された全開用の保持機構は、図2に示されるように、内挿部材2の下面の後端側に突出する凸部2aと、外筒1の内面の前端側に突出する係止突起1aとからなる。1bは外筒1内の底部に形成された浅溝であり、ステーストッパ6下面に形成された凸部2aを案内するものである。凸部2aは、内挿部材2が最大限引き出されたときに浅溝1b内に形成された係止突起1aを乗り越えて係止されるので、伸縮ステー3は全開位置で強固に保持される。
ステーストッパ6にはH型スリット6aが形成され、その中央部にテーパ状座面を有するねじ孔が形成され、このねじ孔にテーパ下面を有する調節ねじ7が螺入されている。調節ねじ7を締め込むとH型スリット6aが開き、ステーストッパ6の両側面6bが張り出し、外筒1の両内側面に押圧されて摺動抵抗が生じるようになっている。かかる抵抗により、伸縮ステー3を任意の長さで保持することができる。
また、窓4の全開状態を解除する場合には、やや強く窓4を閉めることにより、凸部2aが係止突起1aを乗り越えるため、全開状態は解除される。
しかし、従来の保持機構は、ステーストッパ6は、突風などにより過大な外力がかかって伸縮ステー3が全開する場合に変形を起こすという問題がある。また、ステー内挿部材2側の凸部2aが外筒1の内面を擦りながら移動するため、異音を発生させる場合がある。そして全開になったときに、凸部2aは、浅溝1b内に形成された係止突起1aを乗り越え、浅溝1bの端部と当接することにより係止されるが、凸部2aが係止突起1aを乗り越える際には過大な外力が必要であり、そのような外力をもって係止突起1aを乗り越えた場合、浅溝1bの端部と勢いよく当接する結果、カチンという大きな衝突音が発生し、人に不快感を与えるという問題がある。
本考案はかかる問題を解消するためになされたものであり、突風などにより過大な外力が働いて全開される場合でも内挿部材が変形することがなく、全開に保持するための保持機構、開閉動作時および全開時の係止機構による異音発生を防止することができ、かつ部品点数の少ない扉等開閉器を提供することを目的とする。
本考案の扉等の開閉器は、偏平な略C字断面を呈する長尺の外筒と、偏平な略C字状断面を呈し、開放面が前記外筒のC字断面の開放面と対向するように前記外筒内に外筒の後端部から入れ子式に挿入された長尺の内挿部材と、前記外筒の先端部の底面に設けられ、前記内挿部材の幅方向に延びる壁を有する陥凹状の係合部を備えた係合用プレートと、前記内挿部材の外側の後端部に基部が固着され、先端に前記係合部の壁に係止される前記内挿部材の幅方向に延びる係合片を有する板バネと、前記内挿部材の後端部に設けられ、開閉動作時に外筒と当接する四隅の角が削られた摺動部材とからなることを特徴とする。
また、前記摺動部材の側面上部が円弧状に削られてなることが好ましい。
また、前記内挿部材の後端部に固着された略四角形状の案内ガイドプレートが、内挿部材の本体を介して、前記板バネと固着されてなることが好ましい。
また、前記係合用プレートと前記係合片とが係合する際に、前記案内ガイドプレートと、前記外筒の先端側の近傍に設けられた当接部とが当接されるか、または前記案内ガイドプレートと、前記当接部とが近接位置で係止されることが好ましい。
本考案によれば、簡単な構成で、全開状態が確実に維持され、かつ開閉動作時や全開時に異音を生じることがなく、かつ部品点数の少ない扉等開閉器を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本考案の扉等開閉器(以下、単に開閉器という)を詳細に説明する。
図1は、従来の開閉器が取り付けられた窓の斜視図である。図2は、図1の開閉器の保持機構を説明するための概略正面図である。図3は、本考案の開閉器の一実施形態における係止機構を説明するための側面断面図であり、(a)は、係止前を説明するための側面断面図、(b)は、係止状態を説明するための側面断面図である。図4は、本考案の開閉器の一実施形態における摺動部材の正面図である。図5は、本考案の開閉器の一実施形態における開閉器が取り付けられた扉の閉状態を説明するための説明図である。
図3(a)および(b)に示されるように、開閉器8は、外筒9と、外筒9内に入れ子式に摺動自在に挿入される内挿部材10と、外筒9の内部に固着された係合用プレート11と、内挿部材10の下面に固着された板バネ12と、内挿部材10の後端部に設けられた摺動部材13から構成されている。
係合用プレート11は、それぞれ斜面と平坦面が形成された2つの楔状構造体11aおよび11bと、当該2つの楔状構造体11aおよび11bの間に形成された陥凹状の係合部11cを備えている。また、係合用プレート11は、外筒9とリベット11dにより固着されている。該係合部11cの楔状構造体11a側の壁は内挿部材10の幅方向に真っすぐ延びている。
一方、板バネ12は、略舌状の形状を呈しており、内挿部材10の本体を介して、後述する案内ガイドプレート14とともにリベット15によって固着されている。このように、案内ガイドプレート14と板バネ12を、同時に単一部材(この場合はリベット15)によって固着することにより、部品点数を減らし、かつ強度を高めることができる。また、固着部から屈曲して延びた板バネ12本体の先端に円形の係合片12aとを備えている。
しかしながら、本考案における係合部11cの楔状構造体11a側の係合壁および板バネ12の先端の係合片12aの形状は、特に限定されるものではない。たとえば、係合片12aが爪状である場合、係合部11cの形状も係合片12aと雌雄の関係を有するよう溝状のものを採用することができる。
また、摺動部材13は、前記内挿部材10の後端部に設けられ、図4に示されるように、その正面中央部には、内挿部材10の本体を挿入するための挿入孔13aが設けられている。また、内挿部材10を挿入後、摺動部材13の上面から下面にかけてリベット13bによって固着されている。固着手段としては、リベット接合以外にも種々の方法(たとえば接着、粘着、ねじによる固着など)も可能であるが、後述するように、摺動部材13は、スムーズな開閉動作、開閉動作時における異音防止の観点から極めて重要な部材であり、高い耐久性が求められる。そのため、内挿部材10との固着方法は、リベット接合が好ましい。さらに、摺動部材13は、扉等の開閉動作時に外筒9と当接する四隅が削られ、角13dを形成している。また、側面上部13cは円弧状に削られている(図3(a)および(b)参照)。四隅を削ることによって、扉等の開閉動作時に、摺動部材13の角が外筒9と接することがなくなる。また、側面上部13cを円弧状に削ることによって、摺動部材と外筒との接触面積が減り、上面にいたっては摺動部材13の先端部と後端部の点による接触のみとなる。これにより、使用者が余分なトルクを感じることなく開閉器をスムーズに開閉可能となる。さらに、動作中の異音を極端に減らすことができる。
本実施の形態の開閉器8の場合、前述したような従来の開閉器と同様に、たとえば、図5に示されるように、外筒9は取付部材16によって扉の枠部材Fなどに取り付けられ、内挿部材10は取付部材17によって扉Dなどに取り付けられる。そして、扉Dを開放すると、内挿部材10は外筒9の先端部側から繰り出され、内挿部材10が伸び切った状態になると、図3(b)に示されるように、内挿部材10の幅方向に延びるように設けられた係合片12aが、外筒9に設けられた係合部11cに嵌入して係止される。これによって扉は全開の状態が維持される。このため、ある程度の力で扉を閉める方向に押さない限り内挿部材10は外筒9内に収納されないので、扉の開放状態が確実に維持される。
図3(a)および(b)に示されるように、外筒9は、長尺の部材であり、図3(a)および(b)において紙面上側が開放された偏平な略C字形状の断面を呈している。このように、外筒9が略C字形状断面を有する(すなわち外筒9の内部が空洞になっている)形状は、内挿部材10の後端部3cにリベット13bなどの固着手段によって取り付けられる摺動部材13と相似形で、かつ僅かに大きく、摺動部材13を滑動(平滑に摺動)させることができる。
また、外筒9の先端部(図3の紙面の右側端部)側には、受部材18が嵌着されている。受部材18は、合成樹脂製の角筒状の部材であり、当該角筒状部材の内部形状は、内挿部材10の本体の断面形状とほぼ相似形を呈していると共に僅かに大きい。このため、内挿部材10の本体を外筒9内で滑動(平滑に摺動)させることができる。
また、外筒9の底面9aには、陥凹部として図示された係合部11cを形成するための係合用プレート11が、長手方向の中心線に沿ってリベット11dをかしめることによって取り付けられている。かかる係合用プレート11の取り付けはリベット11dに限られることはない。溶接や接着など、当業者に自明の他の方法でも可能である。また、係合用プレート11は外筒9と一体的に形成してもよい。たとえば、外筒9の底面9aに係合部11cに対応する孔をあけ、そののち、底面9aをプレス加工することにより、係合用プレート11を形成してもよい。
内挿部材10は、本体10aと、該本体10aの後端部(図3の紙面の左側端部)に取り付けられる摺動部材13とから構成される。
内挿部材10の本体10aは、上側が開放された偏平な略C字形状断面を呈している。内挿部材10の本体10aは、その開放面が前記外筒9のC字断面の開放面と対向するように外筒9の後端部から入れ子式に挿入されている。
なお、図3における板バネ12および係合片12aは一体であり、係合用プレート11および外筒9が別体であるが、本考案はこれに限定されるものではない。
摺動部材13は合成樹脂製であり、外筒9の底面9aに接しており、外筒9の内部に摺動自在に支持される。前述のように、摺動部材13は、扉等の開閉動作時に外筒と当接する四隅が削られ、角13dを形成いる。また、側面上部13cは円弧状に削られている。本考案では、図4で示されるように、正面からは八角形となるよう四隅の角13dが削られているが、本考案はこれに限定されるものではなく、角13dを丸く落としてもなんら問題はない。また、側面上部13cの削りの深さについて、特に限定されるものではなく、一般に1mm程度削った場合、外筒9との接触面積を減らすことができ、充分である。さらに、本考案では、摺動部材13の側面上部13cを円弧状に削ったが、これに限定されることはなく、側面下部に設けても、側面上部および下部の両方に設けても問題はない。
さらに、内挿部材10の本体10aの断面の大きさは、外筒9と内接しないように、外筒9の内部空間よりも僅かに小さく形成され、外筒9の先端部に設けられた受部材18によって支持される。
内挿部材10の先端側には、前記取付部材17を回転自在に取り付けるための円形状の孔20が穿設されている。内挿部材10は、鉄、ステンレス鋼、アルミニウムなどの金属により、プレス加工により形成したものを用いると、開閉器としての充分な強度を維持し、そのうえ低コストで製造することができるので好ましい。
板バネ12は、図3に示されるように、下向きの状態で、前記内挿部材10の内部に、リベット15によって取り付けられている。なお板バネ12は、溶接や接着など当業者に自明な固着手段によっても取り付けが可能である。
また、図3を参照すると、板バネ12の先端には、内挿部材10の幅方向に延びる係合片12aが取り付けられており、外筒9に設けられた係合用プレート11の後端部によって板バネ12本体(リベット15による接合部から係合片12aまでの部位)が押圧され、付勢が解除されつつ、係合片12aが係合部11cに招き入れられる。そのとき、係合片12aは、外筒9の底面9aに摺動するようにしてもよいが、摩擦音を小さくするために、外筒9の底面9aからわずかに離した状態で移動させるのが好ましい。なお、底面9aを摺動する場合であっても、底面9aは平坦な面であるため、摺動部に傷が発生しにくく、かつ摩擦音がほとんどしない。
板バネ12は、ばね鋼鋼材などのハガネ材、ステンレス、合成樹脂などから製造することが、耐耗性の観点から好ましい。
本実施の形態においては、前述の係合片12aが係合部11cによって係止されたのちに内挿部材10を確実に係止させるために、前記外筒9および内挿部材10には、リベット15などの固着手段によって、板バネ12とともに内挿部材10に固着された案内ガイドプレート14と、外筒9の先端側の近傍に設けられた当接部21とからなる第2の係止機構をさらに設けてもよい。
内挿部材10に固着される案内ガイドプレート14は、内挿部材10を介して板バネ12と固着されている。また、案内ガイドプレート14の高さは、内挿部材10を外筒9に挿入した際に、側面から見て外筒9とほぼ同程度の高さとなるよう調節されている。高さが極端に高い場合、外筒9から大きくはみ出す結果、外観上の見栄えを損なう可能性がある。また、高さが極端に低い場合、長期の使用により磨耗し、止機構が機能しなくなる可能性がある。外筒9に挿入した内挿部材10を図1の紙面右側に移動すると、案内ガイドプレート14も紙面の右側に移動し、当接部21と当接することにより確実に係止する。
また、前述の係合片12aが係合部11cによって係止された際、内挿部材10に固着された案内ガイドプレート14と、外筒9の先端側の近傍に設けられた当接部21が当接または近接するよう、それぞれの部位の設置位置を定めることにより、外力によって係合状態の係合片12aが係合部11cから外れた場合においても、案内ガイドプレート14と当接部21が勢いよく衝突することがなく、結果として異音(衝突音)の発生を防止することができる。また、無音衝突後、再度係合片12aと係合部11cが係合され、確実に扉等の開放状態を維持することができる。
したがって、かかる構造の案内ガイドプレート14を有すると、扉をかなりの高速で開放しても案内ガイドプレート14が当接部21と当接し、確実に係止される。
さらに、前記係合片12aを係合用プレート11の直前で減速して静かに係合できるようにするために、外筒9の係合用プレート11よりも後方の位置(すなわち、先端部から遠い方)に、制動部22を形成することもできる。
制動部22は、外筒9と一体成形、具体的には外筒9の底面9aを内方へ向かってプレス加工などによって1mm程度突出するように形成されている。制動部22を外筒9と一体的に形成すれば、加工の容易性の観点、部品点数の削減の観点、耐衝撃性、耐摩耗性など種々の機械的特性の観点からすぐれた制動部22が得られるため、好ましい。
制動部22については、本実施の形態では外筒9と一体的に形成する例をあげて説明したが、本考案はこれに限定されない。当業者に自明の他の形態の制動部を採用してもよい。たとえば、外筒9の底面9aにスチール、合成樹脂などの薄板(厚さ1mm程度)を溶接、接着などの当業者に自明な固着手段によって固着することにより制動部22を形成してもよい。この場合、外筒9とは別の材料の薄板を選択できるため、最適な制動効果と機械的特性を兼ね備えた制動部22を得ることができる。
前述の薄板からなる制動部22を採用する場合、該制動部22の周縁の少なくとも一部(全周縁も可)を面取りすれば、内挿部材10の摺動部材13が外筒9の底面9aから制動部22の表面へ円滑に移動することができるため好ましい。
本実施の形態の開閉器8においては、内挿部材10を外筒9内に隙間なく入れ子式に挿入することができるため、内挿部材10の外筒9に対する抜き差し時に異音が発生することを防止することができる。
また、本実施の形態の開閉器8においては、制動部22は、外筒9の底面9aから内方へ突設されているため、扉を全開する直前において、内挿部材10の摺動部材13が、まず、制動部22に当たり、制動部22に擦られながら移動することによって、内挿部材10は、摩擦制動を受けながら減速する。しかるのち、減速された係合片12aは、所定の速度以下で係合用プレート11の陥凹状の係合部11cに、異音を発生することなく静粛に係止される。
次に、図5を参照しながら、本考案の開閉器8を扉Dおよび枠部材Fへの取り付け例を説明する。外筒9の後端部には、扉等に取り付けるための取付部材16を回転自在に取り付けるための円形状の孔19が穿設されている。扉Dの上部付近に取り付けることにより、扉Dを全開状態で保持することができる。図5扉DはDa側が枠部材Fに蝶着されており、取付部材16は枠部材FのDa寄りにねじなどによって固着されている。取付部材16に対して、外筒9の後端部がピンなどによって回転自在に連結されている。一方、内挿部材10の先端部は、取付部材17に対して、ピンなどによって回転自在に連結されている。取付部材17は、扉Dの上部付近にねじなどによって固着されている。
外筒9も、内挿部材10と同様に、鉄、ステンレス鋼、アルミニウムなどの金属により、プレス加工により形成したものを用いると、開閉器としての充分な強度を維持し、そのうえ低コストで製造することができるので好ましい。
以上より、本考案の開閉器を使用することにより、過大な外力が働いて全開される場合でも内挿部材が変形することがなく、全開に保持するための保持機構、開閉動作時および全開時の異音を防止することができ、かつ部品点数の少ない扉等開閉器を提供することが可能である。
従来の開閉器が取り付けられた窓の斜視図である。 図1の開閉器内部の保持機構を説明するための概略正面図である。 本考案の開閉器の1実施形態(実施の形態)における係止機構を説明するための側面断面図である。 本考案の開閉器の1実施形態(実施の形態)における摺動部材の正面図である。 本考案の開閉器の1実施形態(実施の形態)における開閉器が取り付けられた扉の閉状態を説明するための説明図である。
符号の説明
1、9 外筒
1a 係止突起
1b 浅溝
2、10 内挿部材
2a 凸部
3 伸縮ステー
4 窓
5 蝶番
6 ステーストッパ
6a H型スリット
6b 側面
7 調節ねじ
8 開閉器
9a 底面
10a 本体
11 係合用プレート
11a、11b 楔状構造体
11c 係合部
11d、13b、15 リベット
12 板バネ
12a 係合片
13 摺動部材
13a 挿入孔
13c 側面上部
13d 角
14 案内ガイドプレート
16、17 取付部材
18 受部材
19、20 孔
21 当接部
22 制動部
D 扉
F 枠部材

Claims (4)

  1. 偏平な略C字断面を呈する長尺の外筒と、
    偏平な略C字断面を呈し、開放面が前記外筒のC字断面の開放面と対向するように前記外筒内に外筒の後端部から入れ子式に挿入された長尺の内挿部材と、
    前記外筒の先端部の底面に設けられ、前記内挿部材の幅方向に延びる壁を有する陥凹状の係合部を備えた係合用プレートと、
    前記内挿部材の外側の後端部に基部が固着され、先端に前記係合部の壁に係止される前記内挿部材の幅方向に延びる係合片を有する板バネと、
    前記内挿部材の後端部に設けられ、開閉動作時に外筒と当接する四隅の角が削られた摺動部材を有する扉等開閉器。
  2. 前記摺動部材の側面上部が円弧状に削られてなる請求項1記載の扉等開閉器。
  3. 前記内挿部材の後端部に固着された略四角形状の案内ガイドプレートが、内挿部材の本体を介して、前記板バネと固着された請求項1または2記載の扉等開閉器。
  4. 前記係合用プレートと前記係合片とが係合する際に、前記案内ガイドプレートと、前記外筒の先端側の近傍に設けられた当接部とが当接されるか、
    または前記案内ガイドプレートと、前記当接部とが近接位置で係止される請求項1〜3のいずれか1項に記載の扉等開閉器。
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