JP3132687B2 - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

Info

Publication number
JP3132687B2
JP3132687B2 JP04144751A JP14475192A JP3132687B2 JP 3132687 B2 JP3132687 B2 JP 3132687B2 JP 04144751 A JP04144751 A JP 04144751A JP 14475192 A JP14475192 A JP 14475192A JP 3132687 B2 JP3132687 B2 JP 3132687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
pilot signal
error information
recording
tracking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04144751A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05314595A (ja
Inventor
光俊 真貝
貢 吉弘
和之 杉▲ざき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP04144751A priority Critical patent/JP3132687B2/ja
Publication of JPH05314595A publication Critical patent/JPH05314595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3132687B2 publication Critical patent/JP3132687B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図5) 作用(図1〜図5) 実施例 (1)記録フオーマツト(図1及び図2) (2)トラツキング制御の原理(図3及び図4) (3)立ち上がり特性の向上(図5) (4)ビデオテープレコーダの構成(図6) (5)実施例の効果 (6)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は磁気再生装置に関し、例
えばデイジタルビデオ信号を記録再生するビデオテープ
レコーダに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダにおいて
は、ビデオ信号をデイジタル信号に変換して(以下デイ
ジタルビデオ信号と呼ぶ)記録再生し得るようになされ
たものがある。すなわちデイジタルビデオ信号において
は、信号処理を繰り返しても画質が劣化しないことによ
り、誤り訂正処理等を組み合わせて使用して、何度ダビ
ングを繰り返しても再生画像の画質劣化を有効に回避し
得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のビデ
オテープレコーダにおいて、さらに一段と高密度に記録
トラツクを形成することができれば、その分全体の記録
密度を向上し得ると考えられる。ところが従来のビデオ
テープレコーダに適用されているトラツキング制御にお
いては、精度の高いトラツキング制御が困難な特徴があ
り、記録トラツクを高密度に形成した場合、確実にトラ
ツキング制御することが困難になる問題がある。
【0005】すなわち従来のトラツキング制御において
は、磁気テープの長手方向に形成したコントロールトラ
ツクにコントロール信号(CTL)を記録し、このコン
トロール信号を使用してトラツキング制御するようにな
されている(以下CTL方式と呼ぶ)。すなわちこの方
法の場合、ビデオテープレコーダにおいては、記録時、
磁気テープの長手方向にコントロールトラツクを形成
し、回転ドラムの回転に同期して信号レベルが変化する
コントロール信号を、このコントロールトラツクに記録
する。これに対して再生時、ビデオテープレコーダにお
いては、このコントロール信号と回転ドラムの回転に同
期した基準信号との間で位相比較結果を得、この位相比
較結果に基づいてキヤプスタンモータを位相制御する。
【0006】ところが磁気テープにおいては、記録再生
時のテープテンシヨンのばらつき、磁気テープの経時変
化、磁気テープ走行系の変化等により、コントロール信
号の記録位置と磁気テープ上に斜めに形成した記録トラ
ツクとの距離が変化する場合がある。このためこのCT
L方式においては、結局精度の高いトラツキング制御が
困難な特徴があり、記録トラツクを高密度に形成した場
合、ジヤストトラツキングし得なくなる場合がある。
【0007】これに対して従来のトラツキング制御にお
いては、映像信号と共に所定のパイロツト信号を記録ト
ラツクに記録し、このパイロツト信号を基準にしてトラ
ツキング制御する方法もある。
【0008】すなわちこの方法の場合、アジマス損失の
少ない低周波のバースト信号をパイロツト信号に選定
し、記録時、このパイロツト信号を記録トラツクに記録
する。これに対して再生時、このトラツキング制御にお
いては、前後の隣接トラツクから漏れ込むこのパイロツ
ト信号の信号レベルを検出し、この信号レベルが最も小
さくなるように、キヤプスタンモータを位相制御する。
【0009】ところがこの方法の場合、磁気ヘツドの記
録再生効率がばらつく場合等、パイロツト信号の信号レ
ベルが最も小さくなる位置と、磁気ヘツドの最適走査位
置(すなわちトラツクセンタでなる)とがずれる場合が
あり、記録トラツクを高密度に形成すると、この方法の
場合も確実にトラツキング制御することが困難になる。
さらにこの方法の場合、インサート編集を繰り返すと、
このずれが累積され、結局インサート編集の前後で、再
生画像が乱れる欠点がある。
【0010】これに対して記録トラツクから得られる再
生信号の信号レベルを検出し、この信号レベルが最大に
なるようにトラツキング制御する方法もある。ところが
この場合、映像信号の信号レベルを検出することによ
り、絵柄等によつても再生信号の信号レベルが変化し、
結局精度の高いトラツキング制御が困難な特徴がある。
【0011】さらにこの方法の場合、ビデオテープレコ
ーダにおいてはアジマス記録方式を採用することによ
り、1トラツク以上オフトラツクすると、ほとんど再生
信号を検出し得なくなり、トラツキング制御すること自
体が困難になる。また1トラツク以上オフトラツクしな
い場合でも、ジヤストトラツキングするまでに時間を要
する問題もある。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、記録トラツクを高密度に形成した場合でも確実にト
ラツキング制御することができる磁気再生装置を提案し
ようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、磁気テープ2の長手方向に順
次斜めに形成した記録トラツクTA、TB、TC、T
D、……から、所定の記録信号を再生する磁気再生装置
10において、磁気テープ2の長手方向に形成されたコ
ントロールトラツクCTLからコントロール信号CTL
を再生するコントロール信号再生手段48、49と、コ
ントロール信号CTLでリセツトされて、キヤプスタン
モータ22の回転位相に応じて値の変化する回転位相基
準情報FGNOを出力する回転位相基準情報検出手段4
5、46、47と、トラツキングエラー情報を検出する
トラツキングエラー情報検出手段28、30、32、3
5、36、37、38、39、40、41、44と、回
転位相基準情報FGNOに基づいて、トラツキングエラ
ー情報を補正するトラツキングエラー情報補正手段4
2、51と、トラツキングエラー情報補正手段42、5
1の補正結果DPに基づいて、磁気テープ2の走行系を
制御する磁気テープ走行系制御手段とを備えるようにす
る。
【0014】さらに第2の発明において、回転位相基準
情報検出手段45、46、47は、キヤプスタンモータ
22の回転周波数に応じて変化する回転周波数信号FG
1をカウントし、コントロール信号CTLでリセツトさ
れ、カウント結果を順次回転位相基準情報FGNOとし
て出力し、トラツキングエラー情報補正手段42、51
は、回転ドラムの回転に同期した所定のタイミングで回
転位相基準情報FGNOを検出し、該検出結果に基づい
てトラツキングエラー情報を補正する。
【0015】さらに第3の発明において、磁気テープ2
は、記録トラツクTA、TB、TC、TD、……上に所
定のパイロツト信号SP2を記録し、トラツキングエラ
ー情報検出手段28、30、32、35、36、37、
38、39、40、41、44は、磁気ヘツドA〜Dの
出力信号SRからパイロツト信号SP2を検出し、パイ
ロツト信号SP2が検出されるタイミングに基づいてト
ラツキングエラー情報を検出する。
【0016】さらに第4の発明において、磁気テープ2
は、アジマス損失を受ける周波数の高い第1のパイロツ
ト信号SP1と、アジマス損失を受けない周波数の低い
第2のパイロツト信号SP2とを記録トラツクTA、T
B、TC、TD、……に記録し、トラツキングエラー情
報検出手段28、30、32、35、36、37、3
8、39、40、41、44は、第2のパイロツト信号
SP2が再生されるタイミングと、第1のパイロツト信
号SP1の再生信号レベルとに基づいて、トラツキング
エラー情報を生成する。
【0017】
【作用】コントロール信号CTLでリセツトされて、キ
ヤプスタンモータ22の回転位相に応じて値の変化する
回転位相基準情報FGNOを得、この回転位相基準情報
FGNOに基づいて、トラツキングエラー情報を補正し
て磁気テープ2の走行系を制御すれば、キヤプスタン位
相サーボが安定しない場合でも正しいトラツキングエラ
ー情報を得ることができ、これにより立ち上がり特性を
向上することができる。
【0018】従つて回転ドラムの回転に同期した所定の
タイミングで回転位相基準情報FGNOを検出し、該検
出結果に基づいてトラツキングエラー情報を補正するこ
とにより、正しいトラツキングエラー情報を得ることが
できる。
【0019】さらに磁気ヘツドA〜Dの出力信号SRか
らパイロツト信号SP2を検出し、パイロツト信号SP
2が再生されるタイミングに基づいてトラツキングエラ
ー情報を検出する場合でも、キヤプスタン位相サーボが
安定しないうちに正しいトラツキングエラー情報を得る
ことができる。
【0020】さらにアジマス損失を受ける周波数の高い
第1のパイロツト信号SP1と、アジマス損失を受けな
い周波数の低い第2のパイロツト信号SP2とを記録ト
ラツクTA、TB、TC、TD、……に記録してトラツ
キング精度を向上した場合にも、立ち上がりの特性を向
上し得る。
【0021】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0022】(1)記録フオーマツト 図1において、1は全体として本発明を適用したビデオ
テープレコーダの記録フオーマツトを示し、磁気テープ
2の長手方向に3本の記録トラツクCUE、CTL、T
CCを形成する。
【0023】このうち磁気テープ2の上側に形成する記
録トラツクCUEにおいては、1チヤンネルのオーデイ
オ信号をアナログ信号の形式で記録し、これにより磁気
テープ2を早送りした場合でも、オーデイオ信号を再生
し得るようになされている。これに対して下側に形成す
る記録トラツクCTL、TCCにおいては、それぞれコ
ントロール信号及びタイムコード信号を記録するように
なされ、これによりタイムコード信号を再生して編集処
理等に利用すると共に、早送り再生等の場合に必要に応
じてコントロール信号を基準にしてタイムコード信号を
補間処理し得るようになされている。
【0024】さらにこの記録フオーマツト1において
は、磁気テープ2の中央部分に順次斜めに記録トラツク
TA、TB、TC、TD、……を形成し、この記録トラ
ツクTA、TB、TC、TD、……にデイジタルビデオ
信号を記録する。
【0025】このときこの記録フオーマツト1において
は、従来の1/4の0.012 〔mm〕のトラツクピツチで順
次記録トラツクTA、TB、TC、TD、……を密接し
て形成し、これにより記録トラツクTA、TB、TC、
TD、……を高密度に形成して、デイジタルビデオ信号
を効率良く記録し得るようになされている。
【0026】記録トラツクTA、TB、TC、TD、…
…においては、それぞれ正及び負のアジマス角の磁気ヘ
ツドを用いてデイジタルビデオ信号を記録するようにな
され、これにより連続する記録トラツクTA及びTB、
TC及びTD、……でそれぞれ対を形成してアジマス記
録し得るようになされている。さらにこの対をなす記録
トラツクTA及びTB、TC及びTD、……において
は、走査開始端及び走査終了端がほぼ一致するように形
成され、各記録トラツクTA、TB、TC、TD、……
の長手方向に記録領域を分割するようになされている。
【0027】このうち各記録トラツクTA、TB、T
C、TD、……の中央部分においては、各記録トラツク
の中心位置にオーデイオ信号の記録領域ARAが形成さ
れ、このオーデイオ信号の記録領域ARAに4チヤンネ
ルのオーデイオ信号がPCM録音されるようになされて
いる。さらにオーデイオ信号の記録領域ARAの両端に
は、所定の記録領域を間に挟んでビデオ信号の記録領域
ARVが形成され、このビデオ信号の記録領域ARVに
デイジタルビデオ信号が記録されるようになされてい
る。
【0028】なおビデオ信号の記録領域ARVについて
は、6本の記録トラツクで1フレーム分のビデオ信号を
記録するようになされ、さらにこのデイジタルビデオ信
号及びオーデイオ信号はクラス4パーシヤルレスポンス
方式を適用して記録するようになされている。
【0029】図2に示すように、オーデイオ信号記録領
域ARA及びビデオ信号記録領域ARV間においては、
第1及び第2の記録領域ARP1及びARP2が形成さ
れ、この第1及び第2の記録領域ARP1及びARP2
にトラツキング制御用のパイロツト信号を記録するよう
になされている。
【0030】このうち走査開始端側の第2の記録領域A
RP2においては、対をなす記録トラツクTA及びT
B、TC及びTDに対して2記録トラツク周期で、前後
に所定距離だけ離間して第2のパイロツト信号SP2が
記録され、このフオーマツトの場合、アジマス損失をほ
とんど受けない周波数417 〔 kHz〕のバースト信号が第
2のパイロツト信号SP2に選定されるようになされて
いる。このとき記録トラツクTA及びTBにおいては、
記録トラツクの長手方向に第2のパイロツト信号SP2
の位相が一致するように記録され、これにより再生時磁
気ヘツドが記録トラツクTA及びTBを跨いで走査した
場合でも、波形歪みのないパイロツト信号SP2を再生
し得るようになされている。
【0031】さらに第2の記録領域ARP2において
は、第2のパイロツト信号SP2を記録しない領域にア
ジマス損失の大きな周波数16〔MHz〕のバースト信号
(以下ガード信号と呼ぶ)が記録され、これによりオー
デイオ信号記録領域ARA及びビデオ信号記憶領域AR
V、さらには隣接トラツクから分離して第2のパイロツ
ト信号SP2を記録するようになされている。これによ
り第2の記録領域ARP2においては、第2のパイロツ
ト信号SP2を記録した領域に対して、これに隣接する
領域に磁気ヘツドがオフトラツクして走査した場合で
も、第2のパイロツト信号SP2だけを確実に検出し得
るようになされている。
【0032】従つてアジマス損失のほとんどない第2の
パイロツト信号SP2を2記録トラツク周期で記録した
ことにより、対をなす記録トラツクTA及びTB、TC
及びTDに対して2つの磁気ヘツドが前後に2トラツク
の範囲でオフトラツクした場合でも、第2のパイロツト
信号SP2を再生することができ、これにより磁気ヘツ
ドの走査位置が変化した場合でも、確実に第2のパイロ
ツト信号SP2を検出することができる。ちなみに2ト
ラツク以上オフトラツクすると、この実施例の場合、4
トラツク離れた記録トラツクから第2のパイロツト信号
を再生し得ることにより、結局磁気テープ上のどの位置
を走査しても第2のパイロツト信号を検出し得る。
【0033】さらにこのときガード信号を記録して隣接
する記録トラツクに磁気ヘツドがオフトラツクして走査
した場合でも、第2のパイロツト信号SP2だけを検出
し得ることにより、隣接する記録トラツクからの有害な
信号の漏れ込みを防止し得、これにより目的トラツクか
らだけ、確実に第2のパイロツト信号SP2を検出する
ことができ、この実施例においては、この第2のパイロ
ツト信号SP2の再生信号に基づいて大まかにトラツキ
ングするようになされている。
【0034】実際上、この種のビデオテープレコーダに
おいては、アジマス記録することにより、隣接トラツク
からの信号の漏れ込みを防止するようになされており、
このため周波数の高いパイロツト信号を用いてトラツキ
ング制御する場合、1トラツク以上オフトラツクする
と、このパイロツト信号を検出し得なくなり、トラツキ
ング制御することが困難になる特徴がある。
【0035】これに対して周波数の低いパイロツト信号
を用いてトラツキング制御する場合、アジマス損失がな
いことにより、オフトラツク量が大きくなつてもパイロ
ツト信号を検出し得る特徴があるが、これとは逆に隣接
する記録トラツクからの漏れ込みが発生する欠点があ
り、結局精度の高いトラツキング制御が困難になる特徴
がある。
【0036】特にこの実施例のようにクラス4パーシヤ
ルレスポンスを適用してビデオ信号及びオーデイオ信号
を記録する場合、ビデオ信号及びオーデイオ信号におい
ても周波数の低い信号成分が記録される場合があり、こ
の信号成分の漏れ込みもトラツキング精度を劣化させる
恐れがある。ところがこの実施例のように周波数の低い
パイロツト信号を2トラツク周期で記録し、隣接する記
録トラツク、オーデイオ信号記録領域ARA、ビデオ信
号記録領域ARVとの間にガード信号を介挿して第2の
パイロツト信号SP2を分離記録すれば、隣接する記録
トラツク、オーデイオ信号記録領域ARA、ビデオ信号
記録領域ARVからの信号の漏れ込みを防止して、かつ
1トラツク以上オフトラツクしてもパイロツト信号を検
出することができ、これにより簡易かつ確実にトラツキ
ング制御することができる。さらにジヤストトラツキン
グに立ち上がる時間も短縮することができる。
【0037】さらに第1の記録領域ARP1に記録した
パイロツト信号SP1と組み合わせてトラツキング制御
することにより、高い精度でトラツキング制御すること
ができる。また記録トラツクTA及びTB間で位相が一
致するようにパイロツト信号SP2を記録して波形歪み
のない再生信号を出力し得ることにより、その分確実に
パイロツト信号SP2を検出し得、その分トラツキング
制御の精度を向上することができる。
【0038】これに対応して第1の記録領域ARP1に
おいては、1トラツク毎に第1のパイロツト信号SP1
を記録し、このフオーマツトの場合、アジマス損失の大
きい周波数5〔MHz〕のバースト信号が第1のパイロツ
ト信号SP1に選定されるようになされている。この第
1のパイロツト信号SP1は、1記録トラツク毎に記録
することにより、隣接トラツクから離間して記録され、
かつ前後のオーデイオ信号記録領域ARA及びビデオ信
号記録領域ARVと所定距離だけ離間して記録され、こ
の実施例の場合各記録領域ARA、ARV及び隣接トラ
ツクとの間に無信号の領域が形成されるようになされて
いる。
【0039】これにより第1のパイロツト信号SP1に
おいては、磁気ヘツドA〜Dがオフトラツクして走査す
ると、そのオフトラツク量に応じて再生信号の信号レベ
ルが低下し、オフトラツク量が1トラツク以上になる
と、再生し得なくなるようになされている。これにより
このフオーマツトにおいては、第2のパイロツト信号S
Pの再生信号に基づいてトラツキング制御を粗調整し、
第1のパイロツト信号SP1の再生信号に基づいてトラ
ツキング制御を微調整し得るようになされ、これにより
高い精度でトラツキング制御し得るようになされてい
る。
【0040】すなわち第2のパイロツト信号SP2にお
いては、周波数が低いことにより、1トラツク以上オフ
トラツクしても再生信号を検出し得る特徴がある反面、
トラツキング精度が低い特徴がある。これに対して第1
のパイロツト信号においては、周波数が高いことによ
り、トラツキング精度を高くし得る反面、1トラツク以
上オフトラツクすると、トラツキング制御し得なくなる
特徴がある。
【0041】従つてこの実施例においては、第2のパイ
ロツト信号SPに基づいてトラツキング制御を粗調整
し、第1のパイロツト信号SP1に基づいてトラツキン
グ制御を微調整することにより、第1及び第2のパイロ
ツト信号SP1及びSP2の互いの欠点を補い合い、こ
れにより1トラツク以上オフトラツクしても、高い精度
でトラツキング制御し得るようになされている。
【0042】さらにこのときビデオテープレコーダにお
いては、オーデイオ信号記録領域ARAを中心にして前
後に第1及び第2の記録領域ARP1及びARP2を配
置したことにより、各記録トラツクのほぼ中心位置を基
準にしてトラツキング制御し得るようになされ、これに
より高い精度でトラツキング制御し得るようになされて
いる。
【0043】実際上、走査開始端等にこの種のパイロツ
ト信号SP1及びSP2を記録してトラツキング制御す
る場合、磁気テープ2の長手方向の伸縮、走査角度の機
器間のばらつき等により、パイロツト信号SP1及びS
P2の記録位置と逆側端で、オフトラツク量が大きくな
る特徴があり、その分再生信号のCN比が大幅に劣化す
る問題がある。ところがこの実施例のように、ほぼ走査
方向の中央位置にパイロツト信号SP1及びSP2を記
録すれば、その分大きなオフトラツクの発生を走査開始
端側及び走査終了端側に分散し得、再生信号のCN比の
大幅な劣化を未然に防止することができる。
【0044】(2)トラツキング制御の原理 図3は、本発明によるトラツキング制御の原理を示し、
走査軌跡SCが記録トラツクTと一致するようにトラツ
キング制御する。この場合ビデオテープレコーダにおい
ては、記録トラツクTと直交する方向に距離Trだけオ
フトラツクしており、磁気テープ走行系を制御して、記
録トラツクTの位置を磁気テープ2の長手方向に距離X
だけ移動させれば、ジヤストトラツキングし得ることが
わかる。
【0045】すなわちトラツキング制御においては、こ
の距離Xが0になるように磁気テープ走行系を制御すれ
ばよいことになり、この実施例の場合、第2の記録領域
ARP2を基準にしてこの距離Xを時間計測(すなわち
この場合時間tを検出する)することにより、トラツキ
ングエラー量を大まかに検出する。このためこの実施例
においては、回転ドラムの回転に同期して信号レベルが
立ち上がるドラムPG信号PGを基準にして、このドラ
ムPG信号PGが立ち上がつた後、第2のパイロツト信
号SP2が立ち上がるまでの時間t1を検出する。
【0046】この場合磁気ヘツドが正確に記録トラツク
上を走査している場合、ドラムPG信号PGに対して所
定の期間t2だけ経過して第2のパイロツト信号SP2
が立ち上がることにより、この時間t1及びt2の時間
差tがオフトラツク量Trに比例することがわかる。と
ころがこのように周波数の低いパイロツト信号SP2に
おいては、信号自体の周期が長いことにより、このよう
に時間計測によつてオフトラツク量を検出する場合、高
い精度でオフトラツク量を検出し得ない特徴がある。
【0047】このため第2のパイロツト信号SP2にお
いては、1トラツク以上オフセツトしてもオフトラツク
量を検出し得る特徴を生かして大まかなトラツキング制
御に使用し、第1のパイロツト信号SP1でオフトラツ
ク量を微調整する。
【0048】すなわち図4に示すように、第1のパイロ
ツト信号SP1においては、アジマス損失の大きな信号
を1トラツク毎にバースト状に記録してなることによ
り、トラツクセンタTCから少しでもオフトラツクする
と、再生信号SRの信号レベルが急激に低下する特徴が
ある。これにより矢印aで示すように、微小範囲でオフ
トラツクするように磁気テープ走行系を制御し、矢印b
及びcで示すように信号レベルが急激に低下したとき、
オフトラツクしたと判断して磁気テープ走行系を制御す
ることにより、高い精度でトラツキング制御することが
できる。
【0049】ところで従来のビデオテープレコーダ(磁
気テープ幅が8〔mm〕のビデオテープレコーダでなる)
においても、この実施例のようにパイロツト信号の信号
レベルを検出してトラツキング制御する方法が使用され
ている。ところが、この従来のトラツキング制御におい
ては、隣接トラツクからの漏れ込みを検出してトラツキ
ング制御することを特徴としており、この実施例のよう
な精度の高いトラツキング制御は困難な特徴がある。
【0050】かくしてアジマス損失のない第2のパイロ
ツト信号とアジマス損失の大きな第1のパイロツト信号
とを記録し、この第2のパイロツト信号で大まかにオフ
トラツクを補正すると共に、第1のパイロツト信号でオ
フトラツクを微調整することにより、高い精度でトラツ
キング制御し得、これにより記録トラツクを高密度に形
成した場合でも、確実にトラツキング制御することがで
きる。
【0051】(3)立ち上がり特性の向上 ところでこのように第2のパイロツト信号SP2のタイ
ミングを検出してトラツキング制御する方法において
は、磁気テープ2の走行速度が変化している場合、正し
いトラツキングエラー量を検出し得ない特徴がある。
【0052】すなわち第2のパイロツト信号SP2の時
間計測結果においては、磁気テープ2の走行速度が一定
値に保持されて始めて正しいトラツキングエラー情報と
して検出されることにより、結局この種のトラツキング
サーボにおいては、キヤプスタン位相サーボが立ち上が
つて安定した後でなければ安定にトラツキング制御し得
ない。このためこの種のトラツキング制御においては、
磁気テープ2の走行速度を切り換えた際の応答特性が悪
くなる欠点があり、その分再生開始時、再生速度を可変
した際のトラツキング精度が劣化する欠点がある。
【0053】このためこの実施例においては、コントロ
ール信号CTLを基準にしてキヤプスタンモータの回転
位相を検出し、この回転位相の変化に基づいてトラツキ
ングエラー情報を補正することにより、磁気テープ2の
走行速度を切り換えた際の立ち上がり特性を向上する。
【0054】すなわち図5に示すように、キヤプスタン
位相サーボが立ち上がつて安定した後においては、所定
の基準位相TP0 を基準にして第2のパイロツト信号S
P2を検出することにより、基準位相TP0 からのパイ
ロツト信号検出のタイミングTP1のずれTPTがトラ
ツキングエラー量を表すことになり、このずれTPTに
応じて磁気テープ走行系を制御すればよい(図5
(A))。
【0055】ところがキヤプスタン位相サーボが立ち上
がつていない場合に検出されるパイロツト信号SP2の
タイミングTP2は、キヤプスタン位相サーボのずれも
含んでおり、この場合トラツキングエラー情報を正しく
検出することが困難になる。この場合コントロール信号
CTLにおいては、キヤプスタン位相サーボが立ち上が
つて安定した際に得られるコントロール信号CTLのタ
イミングCTL1に対して、キヤプスタン位相サーボの
ずれ分だけずれたタイミングCTL2で出力され、この
タイミングCTL2が基準位相CTL1と一致したと
き、キヤプスタン位相サーボが立ち上がつて安定したこ
とになる。
【0056】従つてこの基準位相CTL1に対するタイ
ミングCTL2の位相ずれを検出し、この検出結果でず
れTPTを補正すれば、キヤプスタン位相サーボが立ち
上がらないうちから最終的な制御目標に向けてトラツキ
ング制御することができ、立ち上がり特性を向上するこ
とができる。
【0057】ところがコントロール信号においては、立
ち上がり時、一定周期で得られないことにより、直接コ
ントロール信号を用いたのでは、基準位相CTL1に対
するタイミングCTL2の位相ずれを検出し得ない特徴
がある。このためこの実施例においては、キヤプスタン
モータの回転周波数信号をカウンタでカウントすると共
に、コントロール信号CTLが立ち上がるタイミングで
このカウンタをリセツトし、これにより回転位相検出の
ための基準カウント信号FGNOを生成する(図5
(B))。
【0058】さらにこの基準カウント信号FGNOを基
準位相CTL1のタイミングで取り込むことにより、基
準位相CTL1に対するタイミングCTL2の位相ずれ
を検出し、この検出結果に基づいてトラツキングエラー
情報を補正する。
【0059】(4)ビデオテープレコーダの構成 実際のビデオテープレコーダにおいては、図6に示す構
成のトラツキングサーボ回路10を用いてトラツキング
制御する。すなわちビデオテープレコーダにおいては、
回転ドラム上に配置した複数の磁気ヘツドA〜Dを切り
換えて使用することにより、上述の記録フオーマツトに
従つてビデオ信号及びオーデイオ信号を記録する。
【0060】これに対してトラツキングサーボ回路10
は、所定の速度制御回路(図示せず)でキヤプスタンモ
ータ22を駆動し、これによりキヤプスタンモータ22
を所定の回転速度で駆動する。さらにトラツキングサー
ボ回路10は、磁気ヘツドA〜Dから出力される再生信
号SRを再生増幅回路28で増幅した後、タイミングパ
ルス発生回路30及び最大値検出回路32に出力する。
【0061】ここでタイミングパルス発生回路30は、
バンドパスフイルタ回路で第2のパイロツト信号SP2
の信号成分を抽出してエンベロープ検波し、これにより
第2のパイロツト信号SP2の信号レベルを検出する。
さらにタイミングパルス発生回路30は、エンベロープ
検波出力を比較回路に与え、ここで所定の基準レベルと
の比較結果を得ることにより、第2のパイロツト信号S
P2の立ち上がりを検出する。
【0062】ドラムモータ34は、回転ドラムを所定の
回転速度で回転駆動し、このとき回転速度及び回転位相
に応じて信号レベルが変化する回転周波数信号FG及び
回転位相信号PGをそれぞれFG発生器35及びPG発
生器36で生成する。FG選択回路39は、増幅回路3
7及び38を介して、この回転周波数信号FG及び回転
位相信号PGを取り込み、これにより回転ドラムの回転
に同期して所定のタイミングで立ち上がるドラムPG信
号PGを出力する。
【0063】間隔測定カウンタ回路40は、ドラムPG
信号PGの立ち上がりでカウンタの動作を立ち上げた
後、タイミングパルス発生回路30の検出結果に基づい
て第2のパイロツト信号SP2の立ち上がりでカウント
動作を停止制御し、これにより第2のパイロツト信号S
P2の立ち上がりを時間計測する。さらに間隔測定カウ
ンタ回路40は、このカウント結果を減算回路41に出
力し、ここで所定の基準値REFとの比較結果を得、こ
の比較結果を減算回路42を介して加算回路44に出力
する。
【0064】これによりトラツキングサーボ回路10に
おいては、加算回路44の出力信号を速度制御回路の速
度制御情報に加算し、この加算結果に基づいてキヤプス
タンモータ22を駆動することにより、第2のパイロツ
ト信号SP2を基準にして大まかにトラツキング制御す
るようになされている。
【0065】これに対して最大値検出回路32は、バン
ドパスフイルタ回路で第1のパイロツト信号SP1の信
号成分を抽出してエンベロープ検波し、これにより第1
のパイロツト信号SP1の信号レベルを検出する。さら
に最大値検出回路32は、このエンベロープ検波出力
と、所定のメモリ手段に蓄積した1周期前のエンベロー
プ検波出力との比較結果を得ることにより、第1のパイ
ロツト信号SP1の信号レベルの増減を検出し、この検
出結果に基づいて位相制御情報を出力する。
【0066】これによりトラツキングサーボ回路10に
おいては、加算回路44で減算回路42の出力信号にこ
の位相制御情報を加算し、その結果得られる加算信号で
キヤプスタンモータ22を駆動することにより、第1の
パイロツト信号SP1を基準にして細かくトラツキング
制御するようになされている。さらにトラツキングサー
ボ回路10においては、FG検出器45でキヤプスタン
モータ22の回転周波数信号FG1を生成し、この回転
周波数信号FG1に基づいて基準カウント信号FGNO
を生成する。
【0067】すなわちトラツキングサーボ回路10にお
いては、増幅回路46を介して回転周波数信号FG1を
FGカウンタ47に与えると共に、増幅回路49を介し
てコントロールヘツド48から出力されるコントロール
信号CTLをFGカウンタ47に与える。これによりF
Gカウンタ47は、コントロール信号CTLを基準にし
て回転周波数信号FG1をカウントし、そのカウント結
果を数値換算回路51に出力する。
【0068】ここで数値換算回路51は、回転ドラムの
回転に同期した基準位相信号RCTLを基準にしてカウ
ント結果を取り込んだ後、このカウント値と定常状態の
基準値との比較結果を検出する。さらに数値換算回路5
1は、この比較結果の変化を検出し、これにより間隔測
定カウンタ回路40のカウント結果に含まれるキヤプス
タン位相サーボのずれを検出する。
【0069】さらに数値換算回路51は、このずれ量が
検出されると、このずれ量を位相補正値に換算した後、
減算回路41に出力し、ここで間隔測定カウンタ回路4
0のカウント結果から減算する。これによりトラツキン
グサーボ回路10においては、キヤプスタン位相サーボ
が立ち上がつていない場合、数値換算回路51から出力
される補正値に基づいて間隔測定カウンタ回路40のカ
ウント結果を補正し、これによりトラツキングエラー情
報を補正して立ち上がり特性を向上する。これに対し
て、キヤプスタン位相サーボが立ち上がると、トラツキ
ングサーボ回路10は、数値換算回路51から出力され
る補正値が値0に収束することにより、間隔測定カウン
タ回路40のカウント結果に基づいてトラツキング制御
することができる。
【0070】(5)実施例の効果 以上の構成によれば、アジマス損失の大きい第1のパイ
ロツト信号及びアジマス損失のない第2のパイロツト信
号を記録してトラツキング精度を向上する際に、キヤプ
スタンモータの回転周波数信号を基準にして基準カウン
ト信号FGNOを生成し、この基準カウント信号FGN
Oに基づいて、トラツキングエラー情報を補正すること
により、トラツキング精度を向上し、かつ立ち上がり特
性を向上することができる。
【0071】(6)他の実施例 なお上述の実施例においては、第1及び第2のパイロツ
ト信号を用いてトラツキング制御する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、種々のトラツキング制御
方法と組み合わせて、立ち上がり特性を向上することが
できる。
【0072】さらに上述の実施例においては、クラス4
パーシヤルレスポンスを適用してデイジタルビデオ信号
を記録再生する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、種々の記録方式を適用してデイジタルビデオ信
号を記録再生する場合、さらにはデイジタルビデオ信号
以外のデイジタル信号を記録再生する磁気再生装置に広
く適用することができる。
【0073】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、コントロ
ール信号を基準にしてキヤプスタンモータの回転位相に
応じて値の変化する回転位相基準情報を生成し、この回
転位相基準情報に基づいて、トラツキングエラー情報を
補正してトラツキング制御することにより、キヤプスタ
ン位相サーボが安定しないうちにも正しいトラツキング
エラー情報を得ることができ、これにより立ち上がり特
性を向上した磁気再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるビデオテープレコーダ
の記録フオーマツトを示す略線図である。
【図2】その詳細構成を示す略線図である。
【図3】その第2のパイロツト信号を用いたトラツキン
グサーボの説明に供する略線図である。
【図4】その第1のパイロツト信号を用いたトラツキン
グサーボの説明に供する略線図である。
【図5】立ち上がり特性を向上するための説明に供する
略線図である。
【図6】そのトラツキングサーボを適用したビデオテー
プレコーダを示すブロツク図である。
【符号の説明】
2……磁気テープ、10……トラツキングサーボ回路、
22……キヤプスタンモータ、30……タイミングパル
ス発生回路、32……最大値検出回路、40……間隔測
定カウンタ回路、47……FGカウンタ回路、51……
数値換算回路、A〜D……磁気ヘツド、TA〜TD……
記録トラツク、SP1、SP2……パイロツト信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/467

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープの長手方向に順次斜めに形成し
    た記録トラツクから、所定の記録信号を再生する磁気再
    生装置において、 磁気テープの長手方向に形成されたコントロールトラツ
    クからコントロール信号を再生するコントロール信号再
    生手段と、 上記コントロール信号でリセツトされて、キヤプスタン
    モータの回転位相に応じて値の変化する回転位相基準情
    報を出力する回転位相基準情報検出手段と、 トラツキングエラー情報を検出するトラツキングエラー
    情報検出手段と、 上記回転位相基準情報に基づいて、上記トラツキングエ
    ラー情報を補正するトラツキングエラー情報補正手段
    と、 上記トラツキングエラー情報補正手段の補正結果に基づ
    いて、上記磁気テープの走行系を制御する磁気テープ走
    行系制御手段とを具えることを特徴とする磁気再生装
    置。
  2. 【請求項2】上記回転位相基準情報検出手段は、上記キ
    ヤプスタンモータの回転周波数に応じて変化する回転周
    波数信号をカウントし、上記コントロール信号でリセツ
    トされ、カウント結果を順次上記回転位相基準情報とし
    て出力し、 上記トラツキングエラー情報補正手段は、上記回転ドラ
    ムの回転に同期した所定のタイミングで上記回転位相基
    準情報を検出し、該検出結果に基づいて上記トラツキン
    グエラー情報を補正することを特徴とする請求項1に記
    載の磁気再生装置。
  3. 【請求項3】上記磁気テープは、上記記録トラツク上に
    所定のパイロツト信号を記録し、 上記トラツキングエラー情報検出手段は、上記磁気ヘツ
    ドの出力信号から上記パイロツト信号を検出し、上記パ
    イロツト信号が検出されるタイミングに基づいて上記ト
    ラツキングエラー情報を検出することを特徴とする請求
    項2に記載の磁気再生装置。
  4. 【請求項4】上記磁気テープは、アジマス損失を受ける
    周波数の高い第1のパイロツト信号と、アジマス損失を
    受けない周波数の低い第2のパイロツト信号とを上記記
    録トラツクに記録し、 上記トラツキングエラー情報検出手段は、上記第2のパ
    イロツト信号が再生されるタイミングと、上記第1のパ
    イロツト信号の再生信号レベルとに基づいて、上記トラ
    ツキングエラー情報を生成することを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の磁気再生装置。
JP04144751A 1992-05-11 1992-05-11 磁気再生装置 Expired - Fee Related JP3132687B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04144751A JP3132687B2 (ja) 1992-05-11 1992-05-11 磁気再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04144751A JP3132687B2 (ja) 1992-05-11 1992-05-11 磁気再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05314595A JPH05314595A (ja) 1993-11-26
JP3132687B2 true JP3132687B2 (ja) 2001-02-05

Family

ID=15369532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04144751A Expired - Fee Related JP3132687B2 (ja) 1992-05-11 1992-05-11 磁気再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3132687B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05314595A (ja) 1993-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5490017A (en) Signal reproducing apparatus
JP3132687B2 (ja) 磁気再生装置
JPH0614723B2 (ja) Vtrのトラツキング制御方式
JP3161628B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2728544B2 (ja) 磁気記録再生装置の自動トラッキング装置
JPH05174456A (ja) 記録再生装置
JP3894170B2 (ja) 再生装置及びトラッキング方法
KR100254177B1 (ko) 트랙킹 조정회로
JP2644594B2 (ja) トラッキング制御方法
EP0357352B1 (en) Video signal recording/reproducing apparatus
JP3484967B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0766588B2 (ja) 再生装置
JP2799093B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS63104254A (ja) 磁気録画再生装置
JPH0652604A (ja) データ記録再生装置
JPH0531223B2 (ja)
JPH03292661A (ja) 磁気記録再生装置の調整装置
JPH0132569B2 (ja)
JPH0421959A (ja) トラッキング制御回路
JPH071530B2 (ja) 記録再生装置
JPH04186515A (ja) トラッキング誤差検出装置
JPH0552579B2 (ja)
JPH079724B2 (ja) 記録再生装置
JPH08263898A (ja) 磁気記録再生装置
JPH10188410A (ja) デジタル映像再生装置におけるトラッキング回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071124

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees