JP3124949B2 - アンプル収集装置 - Google Patents

アンプル収集装置

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JP3124949B2
JP3124949B2 JP09142473A JP14247397A JP3124949B2 JP 3124949 B2 JP3124949 B2 JP 3124949B2 JP 09142473 A JP09142473 A JP 09142473A JP 14247397 A JP14247397 A JP 14247397A JP 3124949 B2 JP3124949 B2 JP 3124949B2
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正二 湯山
直樹 小池
洋介 石村
仲治 竹田
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/045Storage devices mechanical in a circular arrangement, e.g. towers

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、処方箋の指示に
従ってアンプルフィーダから各患者毎に必要な同種、異
種のものを含めて払い出される注射薬のアンプルを収集
するアンプル収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院等内で各患者毎に必要な注射薬のア
ンプルを処方箋の指示に従って収集するアンプル収集装
置が、例えば特開平2−28416号公報、特開平2−
28417号公報により公知である。上記公報はいずれ
も同一出願人のものであり、これに開示された装置は同
種又は異種の注射薬を入れたサイズの異なるアンプル
(LL特大、L大、M中、S小)をカセット収納した棚
から各患者毎に指定されたものを選択して取り出し、こ
れを各サイズ毎に設けられた複数段の水平コンベアに乗
せ、水平コンベアの片端で移載手段により垂直方向コン
ベアに移載し、このコンベアの頂上を過ぎた位置で整列
させて払い出すセット手段を備えている。
【0003】上記装置では移載手段として水平コンベア
からのアンプルを傾斜ストック板上に一時的にストック
し、傾斜下方のアンプルを突上げ部材で1つずつ突き上
げて垂直方向コンベアへ移載するようにしている。この
アンプル収集装置は、1人の患者用として選択されたア
ンプルが垂直コンベアへ移載されると未だ最終のセット
手段での作業が完了しない段階で次の患者用のアンプル
の選択をしてアンプル供給作業を開始し、複数患者用の
アンプルの選択、供給を効率よく短時間に処理できると
いうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
よるアンプル収集装置は複数患者用のアンプルを効率よ
く短時間に搬送処理できるとされているが、移載手段が
突き上げ方式であるためアンプルを連続処理する際にア
ンプルが破損しないように比較的ゆっくりとした速度で
突き上げる必要があり、コンベアによる送り速度を一定
以上に上げようとすると連動して移載手段での突き上げ
速度も大きくなりアンプルが破損することとなる。
【0005】又、移載手段やセット装置ではアンプルが
高さの異なる部材へ移載されるため送り速度がゆっくり
でもアンプル同士で又は各部材に衝突して割れ易いとい
う不利や、又カセット棚、水平コンベア、移載手段、垂
直コンベア、セット手段など多くの構成部材の組合わせ
から成るため装置が極めて複雑で大型化するという問題
もある。
【0006】この発明は、上記のような従来のアンプル
収集装置における問題点に留意して、アンプルフィーダ
から払い出されるアンプルが装置から排出、供給される
までにアンプルの詰り、破損を防止しつつアンプルを短
時間に高効率で収集して排出し得るアンプル収集装置を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決する手段として、多数のアンプルを収納するアンプ
ル収納容器からアンプルを1つずつ供給するアンプルフ
ィーダの複数組を積層配置し、これらフィーダからのア
ンプルを各層レベルで収集するため積層状のフィーダに
沿って昇降するアンプル収集手段を設け、この収集手段
にアンプルを攪拌する攪拌手段とアンプルの排出口を設
けて成るアンプル収集装置としたのである。
【0008】上記の構成としたこの発明のアンプル収集
装置では、多数のアンプルフィーダが積層配置され、そ
のアンプルフィーダに沿ってアンプル収集手段が昇降
し、連続又は断続的に払い出されるアンプルを詰まりが
生じず破損しないように収集して特定の患者に必要な複
数又は複数種類のアンプルを供給する。
【0009】アンプル収集手段は払い出されるアンプル
の払出レベルに合致する高さまで上昇又は下降しアンプ
ルフィーダからのアンプルを受入れるから、払出口との
間に払出落差のない状態でアンプルが受入れられる。
又、アンプル収集手段にはアンプルを攪拌する手段が設
けられているから、受入れたアンプルが1箇所に集中し
て詰まることがなく全体的に分散して収集され、破損が
極力生じないように集められる。
【0010】特定患者に必要な所要のアンプルが収集さ
れると、アンプル収集手段は下降してアンプルを排出口
から排出する。このとき、アンプル収集手段の下降位置
の直ぐ下に接近してアンプルストッカを設けておけば、
排出口から排出されるアンプルを破損せず受渡すことが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は実施形態のアンプル
収集装置の概略主要断面図、図2は平面図である。図に
おいて、10はアンプルフィーダ、20はアンプル収集
容器、30はこのアンプル収集容器20を昇降させるた
めの昇降機構、40は容器底蓋の開閉機構である。な
お、図示の例は多数のアンプルをランダムに収納するア
ンプルフィーダ10を複数組円筒状に積層した例を示し
ているが、アンプルフィーダ10は必らずしもランダム
収納方式でなくても整列収納方式を採用してもよい。
【0012】図示のアンプルフィーダ10は単なる一例
であるから、以下簡単に構成を説明する。図3、図4に
示すように、アンプルフィーダ10は、アンプルをラン
ダムに収納するアンプル収納容器1と、その一側壁内側
に沿って昇降するアンプル整列受部材2と、この受部材
2に組込まれた払出手段3とを備えている。
【0013】アンプル収納容器1の底板1aは、図示の
ように一方向に傾斜状に設けられ、その傾斜でアンプル
Aを整列受部材2の方へ移動させるようにしている。ア
ンプル整列受部材2は幅がアンプル径と略同程度で、長
さがアンプルAの長さの少なくとも1.5倍以上のもの
とし、側壁5に沿って上昇することによりその上に乗っ
たアンプルAを必然的に整列させて持上げるようにして
いる。
【0014】払出手段3は、この例では水平な無端ベル
ト14から成り、これをアンプル整列受部材2の上方に
組込んでいる。アンプル整列受部材2は、側壁外に設け
られた昇降体11をモータ(図示省略)で昇降させ、こ
れに連結アーム12を介して連結されており、昇降体1
1が支持柱13に沿って昇降するとそれに伴なって側壁
5内で昇降する。
【0015】昇降体11には支持アーム(図示省略)が
設けられており、この支持アームで支持されたモータ
(図示省略)の回転を回転連結軸を介して無端ベルト1
4の両端のプーリ15に伝達して払出手段3を駆動す
る。
【0016】払出手段3の排出口の延長線上にはアンプ
ルを一時的にストックする貯留路16が設けられてお
り、この貯留路の適当な位置に少なくとも2つのソレノ
イド17が設けられ、ソレノイドのロッドを突出させ、
払出手段3の外側の払出口18から払い出すアンプルA
が1つずつ払い出されるように2つのソレノイドで払い
出される前のアンプルAを1つずつ貯留路16上に停止
させておき、2つのソレノイドを交互に作動させ先頭の
アンプルAが1つ払い出されると次のアンプルAを先頭
位置へ送り、これを繰り返すことによりアンプルAを1
つずつ払い出すようにしている。
【0017】以上のようなアンプルフィーダ10から1
つずつ払い出されるアンプルAを破損しないように各層
ごとのフィーダ10のレベルで収集するために図1に示
すよように、複数のアンプルフィーダ10の特定のもの
のレベルに昇降できるアンプル収集容器20が多数のア
ンプルフィーダ10に沿って、特にこの例では円筒状に
設けられたアンプルフィーダ10の中央空間スペース内
でアンプルフィーダ10の全てからアンプルAを収集で
きるように断面視円錐状に形成されて設けられている。
【0018】アンプル収集容器20は、図5に詳細を示
すように、その中心部がアリ地獄のように垂下せる円錐
状であり、その中央部下底に底蓋21が設けられてい
る。収集容器20の円錐内面上には、図6に示すよう
に、螺旋状の案内羽根27が一定の間隔で複数箇所設け
られている。落下するアンプルAの方向を変えるためで
ある。なお、28は収集容器20が昇降する際の案内ロ
ーラ、28Gはそのガイドロッドである。底蓋21は容
器20の中央に支持フレーム22で支持したモータ23
の出力軸に連結された長さが可変の連結ロッド24を下
方に延長したその下端に設けた連結部材25の下方に固
定されている。底蓋21の収集容器20内周面側には突
起21aが複数箇所(図示の例では2ヶ所)設けられて
いる。アンプルを撹拌するためである。
【0019】連結ロッド24の下端は連結部材25にス
プラインを設けて連結ロッド24の回転に対しては一体
となり、長さ方向には連結部材内に設けた弾性部材(こ
の例ではコイルばね)を介して長さ可変に弾性的に連結
され、連結部材25を押し下げない限り底蓋21が収集
容器20の下底の排出口26を閉じるようになってい
る。
【0020】底蓋21を排出口26から開放する場合
は、容器底蓋開閉機構40の開閉アーム41の先端で上
記連結部材25を押し下げて開放する。上記開閉機構4
0は、円筒状に配置されるアンプルフィーダ群10の下
方の適宜固定部材に固定される開閉ブロック42(図7
参照)と、収集容器20の上方にこの収集容器20を囲
むように設けた垂直の支持フレーム22aに回転自在に
支持される開閉アーム41とを備えている。
【0021】図示のように、開閉アーム41はへ字状に
屈曲したアーム部材を外側基部が収集容器20外へ、内
側先端部分が上記連結部材25まで延びるように設けら
れ、基部寄りの位置に設けた円弧状の長穴44に支持フ
レームの垂直部に設けたピン45が係合してアーム部材
41が案内されながら変位し、アーム部材の中間位置か
ら斜め外方へ向けて延びる延長アーム43の先端を上記
支持フレーム22aの垂直部に設けた水平支持軸46の
回りに回転自在に支持して開閉アーム41を回転自在に
支持している。上記屈曲アーム部材の基部には回転自在
なローラ47が設けられ、先端には上記連結部材25を
押し下げるための押圧ヘッド48が設けられている。
【0022】アンプル収集容器20を昇降させるための
昇降機構30は、円筒状に積層されたアンプルフィーダ
10群の上板19に支持アーム31が水平に固定して設
けられ、この支持アーム31の先端、基端寄りにそれぞ
れ設けたプーリ32、32に係合する歯付ベルト33を
駆動モータ34で駆動して、プーリ片端は収集容器20
の中央位置のアンプル攪拌用モータ23の外周に、他端
はアンプルフィーダ群10の下板19’から下方へ突出
するように設けたもう1つのプーリ32を介して収集容
器20の外周適宜位置に固定した状態で収集容器20を
昇降動自在としている。
【0023】アンプル収集容器20が下降した位置で
は、その下方に収集容器20下端の底蓋21を開放した
ときに排出されるアンプルを受けるためのアンプルスト
ッカSが待機している。このアンプルストッカSは受入
れられたアンプルストッカSをさらに降下させ、その下
方を通過する搬送装置で送られるバケットTにアンプル
を排出するため開放できるよう開閉機構Uが設けられて
いる。これらは本発明の範囲外のものであるから説明は
省略する。
【0024】以上のような構成としたアンプル収集装置
は次のようにアンプルAをアンプルフィーダ10から収
集してアンプルストッカへ供給する。
【0025】円筒状に積層して設けられるアンプルフィ
ーダ10群に対し特定の患者に必要なアンプルが処方箋
の指示に従って指定されると、その指示に対応するアン
プルフィーダ10が動作を開始してアンプルを1つずつ
払出口から払い出す。この実施形態のアンプルフィーダ
10については単なる一例であり、詳細な説明は省略す
る。
【0026】特定の患者に必要なアンプルが指定される
と、そのアンプルを供給するアンプルフィーダ10の高
さ位置へ初期状態では最下位置に待機しているアンプル
収集容器20を昇降機構30を駆動して上昇させてアン
プルフィーダ10から払い出されるアンプルを収集す
る。この場合アンプル収集容器20の底蓋21は当然閉
じられており、下部からアンプルが落下することはな
い。
【0027】特定の患者に必要なアンプルが複数種類で
あるときは、待機状態のアンプル収集容器20に最も近
い順のアンプルフィーダ10の高さ位置に上昇、停止、
上昇、停止を繰り返してアンプルを収集する。但し、必
らずしもこの順序通りでなくても他の合理的な順序であ
ればよい。
【0028】特定の患者に必要なアンプルが1種類につ
き例えば8〜10本、あるいは複数種類であるとき、1
つのアンプルがアンプルフィーダ10の払出口18から
払い出された位置に払い出されたままであると、2本目
以降のアンプルが連続して又は断続的にその上に払い出
されてくるとアンプル同士が重なり払い出しの勢いでア
ンプルが破損する虞れがある。
【0029】しかし、この実施形態のアンプル収集容器
20ではアンプルの収集中には少なくとも底蓋21が回
転するから、容器傾斜により中央付近に集まったアンプ
ルは底蓋21の回転で払い出し位置から円形状に移動し
て攪拌され、このため次々と複数のアンプルが払い出さ
れてもアンプル同士が衝突して破損することがなくな
る。
【0030】又、底蓋の上面には突起部材が容器底板の
円錐内面上へ突出しているため、底蓋が回転することに
より円錐上に集まってくる複数のアンプルが攪拌される
から、底蓋の回転による攪拌と突起部材による攪拌とに
よりアンプルが分散し、アンプルが重なりによる破損が
確実に防止される。
【0031】さらに、容器底板の円錐内面には螺旋状の
案内羽根27が所定の間隔で複数箇所設けられているか
ら、図6に示すように、アンプルフィーダから払い出さ
れたアンプルは底蓋21に当る前にこの案内羽根27に
当って方向が変わり、先のアンプルに後のアンプルが直
接当らないで底蓋21の回転で順次円形状に送られアン
プルが分散し、アンプルが1箇所に集中して詰まること
も避けられる。
【0032】こうして特定の患者用のアンプルが全て揃
えば、アンプル収集容器20は下降して下方のアンプル
ストッカへアンプルAを次のようにして排出する。アン
プル収集容器20が下降すると最下限位置の少し手前で
容器底蓋開閉機構40の開閉アーム基端のローラ47が
開閉ブロック42に当接する。収集容器20がさらに下
降すると開閉アーム基端のローラ47を開閉ブロック4
2が押すことにより開閉アーム41が水平支持軸46の
周りに回転し、その結果開閉アーム先端が押し下げられ
る。
【0033】開閉アーム先端が押し下げられると連結ロ
ッド下端の連結部材25を押し下げて底蓋21が一緒に
下がり収集容器20の下底の排出口26が開かれ、これ
により収集されたアンプルAは排出口26から排出さ
れ、その下方に設けられているアンプルストッカに供給
される。この場合、アンプルストッカSに対してその底
板に収集容器20の底蓋が接触する直前まで挿入されて
アンプルが排出されるから、排出口からアンプルが落下
する際の落差が大きくなく、アンプルが割れたりするの
が防止される。
【0034】なお、上記実施形態ではアンプルをランダ
ム状に収納し整列させて取り出し、1つずつ払い出す形
式のアンプルフィーダを円筒状に積層配置したアンプル
供給装置の例を示したが、アンプルフィーダは上記以外
の他の形式や整列形のものでもよく、又円筒状に積層し
たもの以外の積層形式のものでもよい。
【0035】図8〜図10に第2実施形態のアンプル収
集装置を示す。図8は図5に相当する上部詳細断面図、
図9は図6に相当する平面図である。この実施形態で
は、アンプルフィーダ10の数を増加(7→18)さ
せ、払出口18を各フィーダ毎に単独に設けるのではな
く、全周に一体に設けた点、及びアンプル収集容器20
の断面傾斜を複数(図示の例では3つ)に異なる傾きと
し、中間傾斜部とアンプルの案内羽根27の形状を変
え、アンプルが落下する経路を変えた点が主として第1
実施形態と異なる。以下、第1実施形態と同じ機能部材
は同じ符号を付して説明は省略し、異なる機能部材を中
心に説明する。又、図5、図6に示されているが図示省
略されている部材は同様にこの実施例でも設けられてい
る。
【0036】まず、払出口18は、図8に示すように、
各アンプルフィーダ10の貯留路16の出口に対応する
位置、出口大きさであることには変更はないが、払出部
18Gとしてリング状の帯板上にアンプルフィーダ10
の幅より払出口18の幅程狭い断面台形状の案内部材1
8aを所定のピッチで複数個一体に設け、隣接する案内
部材18aとの間に払出口18を形成している。上記一
体形の払出部18Gは各層のアンプルフィーダ10のレ
ベル毎に設けられている。
【0037】次に、アンプル収集容器20は、第1実施
形態では断面の傾きが一定のものであったのに対して、
この実施形態では3つの傾きを持つ傾斜部20a、20
b、20cを重ねて形成されている。
【0038】各傾斜部の傾きは、上段の傾斜部20aよ
り中間の傾斜部20bの傾きの方がゆるやかで、下段の
傾斜部20cの傾きが上段の傾きより急傾斜となるよう
に適宜角度に設定されている。
【0039】又、中間の傾斜部20bはその幅が収集さ
れる最大アンプル径又はバイアル径のほぼ半分に等しい
幅として形成され、後で説明するように、この中間傾斜
部20bのゆるやかな傾き上をアンプルがその周上に沿
って移動できるようにしている。
【0040】上段の傾斜部20aにはその略半径方向に
複数のアンプル羽根27がその半径方向幅に亘って設け
られており、この案内羽根27は半径方向に落下して来
るアンプルを円周方向に回転するように案内するため傾
斜面に沿って曲線状で、かつその曲線がアンプルに対し
て凹形状で(第1実施形態では凸)受入れるように設け
られている。
【0041】案内羽根27は、アンプルフィーダ10と
同数を所定の間隔で設け、その上縁が上述した払出部1
8Gの各案内部材18aの払出口18が形成される面と
反対側の端面に一致するように対応させて設ける。但
し、アンプル収集容器20は各層のアンプルフィーダ1
0から払い出されるアンプルを収集するため上下方向に
昇降するから、上記案内羽根27の上縁と案内部材18
aの端面はわずかな隙間で不連続である。
【0042】なお、下段の傾斜部20cは傾きが最も大
きいが、その深さは中間の傾斜部20bからアンプルが
落下する際に底蓋21に当たって割れない程のものとす
る。又、収集容器20の傾斜段数は図示の例では3段と
しているが、例えば上段の傾斜部20aをさらに2つの
異なる傾斜のものとして3段以上の複数段の傾斜部とし
てもよい。案内羽根27と27の間には払出口18より
広い幅の案内路18’が形成されている。
【0043】上記の構成とした第2実施形態のアンプル
収集装置は、基本的な作用では第1実施形態と同様であ
るから説明を省略するが、上述したアンプルの払出部1
8Gや収集容器20の内部形状の変更によりアンプルの
収集容器20内での作用が若干異なるから、その異なる
作用を中心に説明する。
【0044】図10に上述したアンプル収集装置の収集
容器20の斜視図を示す。各アンプルフィーダ10から
半径方向にそれぞれの払出口18にアンプルAが払い出
されると案内路18’を経由して案内羽根27の曲線部
でアンプルは半径方向から円周方向に案内されて中間傾
斜部20b上に乗り、その上を落下した勢いで回転する
ように進む。
【0045】落下の勢いで進む力がなくなってくると中
間傾斜部20b上に乗っていることができなくなり、終
端位置で下段の傾斜部に沿って落下し底蓋21上へ落ち
る。上記動作は図示の例では数個のアンプルのみを示し
たが実際には多数のアンプルAが次々と連続的に落下し
て底蓋21上に収集される。
【0046】以上のようにしてアンプルAを収集する場
合、第1実施例と異なり収集容器20内で半径方向の落
下の勢いで半径方向にのみ底蓋21上に収集するのでは
なく、中間の傾斜部20bで半径方向の落下による衝撃
を緩和することによりアンプルの割れが劇的に減少し、
効率のよい収集効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
アンプル収集装置は複数のアンプルフィーダを積層配置
し、これらフィーダに沿って昇降するアンプル収集手段
を設け、この収集手段にアンプル攪拌手段と排出口を設
けたものとしたから、積層状の各アンプルフィーダのレ
ベルに合せてアンプル収集手段を昇降停止させ、アンプ
ルフィーダから払い出されるアンプルを落差のない状態
で受入れ、かつ払出口に対応する位置に連続又は断続し
てアンプルが払い出されても攪拌手段で攪拌することに
よりアンプルが払出位置に集中せず分散して収集される
から詰りや破損が防止され、かつ収集手段自体が昇降す
るから、アンプルフィーダの払出口から収集手段の排出
口が降下して排出するまでの経路が短かくなり短時間に
効率よくアンプル排出できるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のアンプル収集装置の概略主要断面図
【図2】同上の平面図
【図3】アンプルフィーダ正面図
【図4】図3の矢視IV−IVから見た断面側面図
【図5】アンプル収集装置の上部詳細断面図
【図6】アンプル収集容器の平面図
【図7】アンプル収集装置の作用の説明図
【図8】第2実施形態のアンプル収集装置の上部詳細断
面図
【図9】同上の平面図
【図10】作用の説明図
【符号の説明】
10 アンプルフィーダ 18 払出口 20 アンプル収集容器 21 底蓋 21a 突起 22 支持フレーム 23 モータ 24 連結ロッド 25 連結部材 26 排出口 27 案内羽根 30 昇降機構 40 開閉機構 42 開閉ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 仲治 豊中市名神口3丁目3番1号 株式会社 湯山製作所内 (56)参考文献 特開 平2−62304(JP,A) 特開 平8−198434(JP,A) 特開 平9−215729(JP,A) 実開 平5−86308(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B65G 47/00 - 47/20 A61J 3/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のアンプルを収納するアンプル収納
    容器からアンプルを1つずつ供給するアンプルフィーダ
    の複数組を積層配置し、これらフィーダからのアンプル
    を各層レベルで収集するため積層状のフィーダに沿って
    昇降するアンプル収集手段を設け、この収集手段にアン
    プルを攪拌する攪拌手段とアンプルの排出口を設けて成
    るアンプル収集装置。
  2. 【請求項2】 前記アンプル収集手段がアンプルを収集
    手段中心に集める円錐形状の容器から成り、この容器中
    心の周りに回転自在でかつ開閉自在な底蓋を設け、この
    底蓋を閉の状態で回転させてアンプルを攪拌し、開の状
    態とすることによりアンプルを排出するアンプル攪拌手
    段としたことを特徴とする請求項1に記載のアンプル収
    集装置。
  3. 【請求項3】 前記底蓋に底蓋が閉の状態でアンプルに
    作用を及ぼす突起を設けたことを特徴とする請求項2に
    記載のアンプル収集装置。
  4. 【請求項4】 前記アンプル収集手段の内側にアンプル
    案内羽根を、収集されるアンプルの方向を変えるように
    設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載のアンプ
    ル収集装置。
  5. 【請求項5】 前記アンプル収集手段の円錐形状の容器
    を、容器断面視の傾きが異なる複数種類の傾斜部から成
    るものとし、中間傾斜部はその傾きが上方の傾斜部より
    ゆるやかでかつアンプル径以下の幅とし、上方の傾斜部
    には落下するアンプルを円周方向へ導くように曲線状に
    アンプル案内羽根を設けたことを特徴とする請求項4に
    記載のアンプル収集装置。
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