JP3118096B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3118096B2
JP3118096B2 JP04261833A JP26183392A JP3118096B2 JP 3118096 B2 JP3118096 B2 JP 3118096B2 JP 04261833 A JP04261833 A JP 04261833A JP 26183392 A JP26183392 A JP 26183392A JP 3118096 B2 JP3118096 B2 JP 3118096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録材を挟持搬送して定
着を行なう定着回転体と、この定着回転体に離型剤を塗
布する塗布手段を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子写真装置、静電記録装置等
の画像形成装置では未定着トナー像を熱ローラ定着器で
定着することが広く行なわれている。
【0003】この熱ローラ定着器ではトナーのオフセッ
トを防止するために熱ローラに離型液を塗布することが
一般的である。
【0004】図1に熱ローラ定着器を有する画像形成装
置の一例を示す。
【0005】本例は電子写真方式のフルカラー画像形成
装置である。
【0006】図1に示されるカラー電子写真装置は、装
置本体1の右側(図1右側)から装置本体の略中央部に
亘って設けられている転写材搬送系Iと、装置本体1の
略中央部に、上記転写材搬送系Iを構成している転写ド
ラム15に近接して設けられている潜像形成部IIと、
上記潜像形成部IIと近接して配設されている現像手
段、すなわち回転式現像装置IIIとに大別される。
【0007】上記転写材搬送系Iは、以下のような構成
となっている。先ず、上記装置本体1の右壁(図1右
側)に開口部が形成されており、該開口部に着脱自在な
転写材供給用トレイ2、3が一部機外に突出して配設さ
れている。該トレイ2、3の略直上部には給紙用ローラ
4、5が配設され、これら給紙用ローラ4、5と左方に
配された矢印A方向に回転自在な転写手段たる転写ドラ
ム15とを連絡するように、給紙ローラ6及び給紙ガイ
ド7、8が設けられている。上記転写ドラム15の外周
面近傍には回転方向上流側から下流側に向って当接用ロ
ーラ9、グリッパ10、転写材分離用帯電器11、分離
爪12が順次配設されている。また、上記転写ドラム1
5の内周側には転写帯電器13、転写材分離用帯電器1
4が配設されている。転写ドラム15の転写材が巻き付
く部分にはポリ弗化ビニリデン等により成る転写シート
(図示せず)が貼り付けられており、転写材は該転写シ
ート上に静電的に密着貼り付けされている。上記転写ド
ラム15の右側上部には上記分離爪12と近接して搬送
ベルト手段16が、そして該搬送ベルト手段16の転写
材搬送方向終(右)端には定着装置18が配設されてい
る。該定着装置18よりもさらに搬送方向後流には装置
本体1外へと延在し、装置本体1に対して着脱自在な排
出用トレイ17が配設されている。
【0008】次に、上記潜像形成部IIの構成を説明す
る。先ず、図1矢印B方向に回転自在な潜像担持体たる
感光ドラム19が、外周面を上記転写ドラム15の外周
面と当接して配設されている。上記感光ドラム19の上
方でその外周面近傍には、該感光ドラム19の回転方向
上流側から下流側に向って除電用帯電器20、クリーニ
ング手段21及び一次帯電器23が順次配設され、さら
に上記感光ドラム19の外周面上に静電潜像を形成する
ためのレーザビームスキャナのごとき像露光手段24、
及びミラーのごとき像露光反射手段25が配設されてい
る。
【0009】最後に上記回転式現像装置IIIの構成は
以下のごとくである。上記感光ドラム19の外周面と対
向する位置に、回転自在な筐体(以下「回転体」とい
う)26が配設され、該回転体26中には4種類の現像
装置が周方向の4位置に搭載され、上記感光ドラム19
の外周面上に形成された静電潜像を可視化(すなわち現
像化)するようになっている。上記4種類の現像装置
は、それぞれイエロー現像装置27Y、マゼンタ現像装
置27M、シアン現像装置27C及びブラック現像装置
27BKとなっている。
【0010】上述したごとき構成の画像形成装置全体の
シーケンスについて、まず、フルカラーモードの場合を
例として簡単に説明する。上述した感光ドラム19が図
1矢印B方向に回転すると、該感光ドラム19上の感光
体は一次帯電器23によって均等に帯電される。なお、
図1装置においては、各部動作速度(以下、プロセスス
ピードとする)は160mm/secである。一次帯電
器23による感光体に対する均等な帯電が行われると、
原稿28のイエロー画像信号にて変調されたレーザ光E
により画像露光が行われ、感光ドラム19上に静電潜像
が形成され、回転体26の回転によりあらかじめ現像位
置に定置されたイエロー現像装置27Yによって上記静
電潜像の現像が行われる。
【0011】一方、給紙カイド7、給紙ローラ6、給紙
ガイド8を経由して搬送されてきた転写材は、所定のタ
イミングにてグリッパ10により保持され、当接用ロー
ラ9と該当接用ローラ9と対向している電極とによって
静電的に転写ドラム15に巻き付けられる。転写ドラム
15は、感光ドラム19と同期して図1矢印A方向に回
転しており、イエロー現像装置27Yで現像された顕画
像は、上記感光ドラム19の外周面と上記転写ドラム1
5の外周面とが当接している部位にて転写帯電器13に
よって転写される。転写ドラム15はそのまま、回転を
継続し、次の色(図1においてはマゼンタ)の転写に備
える。
【0012】一方、感光ドラム19は上記除電用帯電器
20により除電され、従来公知のブレード法によるクリ
ーニング手段21によってクリーニングされた後、再び
一次帯電器23によって帯電され、次のマゼンタ画像信
号により上記のような像露光を受ける。上記回転式現像
装置は、感光ドラム19上に上記像露光によってマゼン
タ画像信号による静電潜像が形成される間に回転して、
マゼンタ現像装置27Mを上述した所定の現像位置に定
置せしめ所定のマゼンタ現像を行う。引き続いて、上述
したごときプロセスをそれぞれシアン色及びブラック色
に対しても実施し、4色分の転写が終了すると、転写材
上に形成された4色顕画像は各帯電器20、14により
除電され、上記グリッパ10による転写材の把持が解除
されると共に、該転写材は、分離爪12によって転写ド
ラム15より分離され、搬送ベルト16で定着装置18
に送られ、熱と圧力により定着され、一連のフルカラー
プリントシーケンスが終了し、所要のフルカラープリン
ト画像が形成されることとなる。
【0013】このとき、定着装置18での定着動作速度
は、本体のプロセススピード160mm/secより遅
い90mm/secで行われる。これは、後述するよう
にトナーが2層から4層積載された未定着画像を溶融混
色させる場合、十分な加熱量をトナーに与えなければな
らないためで、本体速度より遅い速度で定着を行うこと
によりトナーに対する加熱量を多くしているのである。
【0014】定着装置18は、定着ローラ29と、この
定着ローラ29と圧接する加圧ローラ30と、定着ロー
ラ29にシリコンオイルを塗布するオイル塗布手段Oを
有している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このようなフルカラー
画像形成装置はトナーの親和力が大きく、トナーが非常
にオフセットし易いためシリコンオイルの塗布量は多
い。
【0016】図1に示した装置は転写材の片面のみの画
像形成であるため一度定着装置を通過した転写材が再度
給送されることは無い。
【0017】しかし、両面複写のために再度給送する
と、トナー面(すなわちオイルが付着した面)が転写ド
ラム15側に向くことになる。したがって、転写材が転
写ドラム15に巻き付くことによりトナー上や転写材上
に付着しているオイルが転写シート上に転着し、その後
転写材が転写ドラム15より分離された後の該転写ドラ
ム15の回転により転写ドラム上のオイルが感光ドラム
19へ転移する。
【0018】このようにオイルが感光ドラム19に転移
すると、感光ドラム19上のクリーニング装置Cによっ
てもトナーをクリーニングすることができなくなった
り、所望の潜像形成部以外のところでオイル上にトナー
が付着するため、最終的に、以降のコピーにおいては余
分なトナーが付着した汚い画像となってしまう問題点を
有していた。また、被記録材上に付着したオイルにより
給紙ローラ50の搬送力が低下し、給紙不良も生じてし
まう。この現象は、給紙ローラに接触する部分がベタ画
像の場合、特に顕著である。
【0019】また、両面カラー複写の場合、2面目の定
着工程の際に、被記録材にシワが発生しやすい。
【0020】前記、2面目の定着工程におけるシワの発
生のしやすさは、1面目の画像依存性が高く、1面目の
画像が図5に示すように、中央部にベタ画像(又はベタ
画像に近い、トナーが多量に乗った画像)かつ、周辺部
に画像が無い(又は、トナーが少量乗った画像の)場合
に、特に生じやすい。これは1面目の定着工程で、被記
録材が加熱される際に、トナーの多量に乗ったベタ画像
部と、白地部とで収縮量が相違するために歪が生じ、こ
れが2面目の定着工程において、シワとなって現れるも
のである。
【0021】このメカニズムは図5に示す如く、転写材
101が紙の如きものの場合、この紙の中央部にトナー
像102を形成し定着させると、トナーの有無によって
紙の収縮が異なり、a−a′軸にて切断すると図5Bの
如く中央部がふくらんだ形状をとる。この紙のトナー側
102の反対面にトナー像を形成し再度定着器に図面垂
直方向に通過させるとC及びC′の部分はトナー像がな
くかつ粘着性のローラー表面に強く挟持され送られる
為、通紙巾が規制され、この紙のふくらみ部について距
離を緩和することができなくなる。この為に微小なふく
らみであってもA3等の如く縦方向に長い紙上でこの現
象が発生した場合紙シワを発生してしまう。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、記録材上に未定着画像を形成する画像形成手
段と、記録材上の未定着画像と接し未定着画像を記録材
上に定着する定着回転体と、前記定着回転体に離型剤を
塗布する塗布手段と、前記定着回転体をクリーニングす
るクリーニング手段と、を有し、記録材の両面に画像形
成可能な画像形成装置において、記録材の第1面定着
時、前記塗布手段は少なくとも前記定着回転体の記録材
に対応する部分には離型剤を塗布せず、且つ前記クリー
ニング手段で前記定着回転体をクリーニングし、記録材
の第2面定着時、前記塗布手段は前記定着回転体に離型
剤を塗布することを特徴とするものであり、また記録材
をカセット給紙するカセット給紙手段と、手差し給紙す
る手差し給紙手段と、給紙された記録材上に未定着画像
を形成する画像形成手段と、記録材上の未定着画像と接
し未定着画像を記録材上に定着する定着回転体と、前記
定着回転体に離型剤を塗布する塗布手段と、を有する画
像形成装置において、前記塗布手段は、手差し給紙時は
少なくとも前記定着回転体の記録材に対応する部分には
離型剤を塗布せず、カセット給紙時は前記定着回転体に
離型剤を塗布することを特徴とするものであり、また記
録材上に未定着画像を形成する画像形成手段と、未定着
画像を担持した記録材をニップで挟持搬送し未定着画像
を記録材上に定着する一対の定着回転体と、記録材上の
未定着画像と接する前記定着回転体に離型剤を塗布する
塗布手段と、を有し、記録材の両面に画像形成可能な画
像形成装置において、記録材の第1面定着時、前記塗布
手段により離型剤が塗布された前記定着回転体の離型剤
塗布部分が前記ニップを通過する時、前記離型剤塗布部
分は記録材と接触せず、前記離型剤塗布部分は前記定着
回転体の1周以上であることを特徴とするものである。
【0023】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の実施例を説明する。
【0024】図4は本発明の実施例のフルカラー画像形
成装置の断面図である。
【0025】尚、図1に示した装置と同じ部分の説明は
省略する。
【0026】先ず、本装置に用いられるトナーについて
説明する。
【0027】このトナーには、熱を印加した際の溶融
性、混色性が良いことが要求されるため、軟化点が低
く、かつ溶融粘度の低いシャープメルト性のトナーが使
用される。こうしたシャープメルトトナーを使用するこ
とにより、複写物の色再現範囲を広め、原稿の多色また
はフルカラー像に忠実なカラーコピーを得ることができ
るからである。
【0028】このようなシャープメルトトナーは、例え
ばポリエステル樹脂またはスチレン−アクリルエステル
樹脂のごとき結着樹脂、着色剤(染料、昇華性染料)、
荷電制御剤等のトナー形成用材料を溶融混練、粉砕、分
級することにより製造される。必要とあらば、トナーに
各種外添剤(例えば、疎水性コロイダルシリカ)を添加
する外添工程を付加してもよい。このようなカラートナ
ーとしては定着性、シャープメルト性を考慮すると結着
樹脂としてポリエステル樹脂を使用したものが特に好ま
しい。シャープメルト性ポリエステル樹脂としてはジオ
ール化合物とジカルボン酸とから合成される分子の主鎖
にエステル結合を有する高分子化合物が例示される。
【0029】特に、次式
【0030】
【外1】 (式中Rはエチレンまたはプロピレン基であり、x、y
はそれぞれ1以上の正の整数であり、かつx+yの平均
値は2〜10である。)で代表されるビスフェノール誘
導体もしくはその置換体をジオール成分とし、2価以上
のカルボン酸又はその酸無水物又はその低級アルキルエ
ステルとからなるカルボン酸成分(例えばフマル酸、マ
レイン酸、無水マレイン酸、フタル酸、テレフタル酸、
トリメリット酸、ピロメリット酸等)とを少なくとも共
縮重合したポリエステル樹脂がシャープな溶融特性を有
するのでより好ましい。
【0031】ポリエステル樹脂の軟化点は、75〜15
0℃、好ましくは80〜120℃が良い。
【0032】このポリエステル樹脂を結着樹脂として含
有するシャープメルトトナーの軟化特性の例を図2に示
す。測定条件は以下の通りである。
【0033】フローテスターCFT−500A型(島津
製作所製)を使用し、ダイ(ノズル)の直径0.2m
m、厚み1.0mmとして20kgの押出荷重を加え初
期設定温度70℃で、予熱時間300秒の後、6℃/分
の速度で等速昇温したとき描かれるトナーのプランジャ
ー降下量−温度曲線(以下軟化S字曲線という)を求め
た。試料となるトナーは1〜3g精秤した微粉末を用
い、プランジャー断面積は1.0cm2とする。軟化S
字曲線は図2のようなカーブとなる。等速昇温するのに
従い、トナーは徐々に加熱され流出が開始される(プラ
ンジャー降下A→B)。さらに昇温すると溶融状態とな
ったトナーは大きく流出し(B→C→D)プランジャー
降下が停止し終了する(D→E)。
【0034】S字曲線の高さHは全流出量を示し、H/
2のC点に対応する温度T0はトナーの軟化点を示す。
【0035】トナー及び結着樹脂がシャープメルト性を
有するか否かは、トナーまたは結着樹脂の見掛けの溶融
粘度を測定することにより判定できる。
【0036】このようなシャープメルト性を有するトナ
ーまたは結着樹脂とは、見掛けの溶融粘度が103 ポイ
ズを示すときの温度をT1.5×102 ポイズを示すと
きの温度をT2としたとき、 T1=90〜150℃ |ΔT|=|T1−T2|=5〜20℃ の条件を満たすものをいう。
【0037】これらの温度−溶融粘度特性を有するシャ
ープメルト性樹脂は加熱されることにより極めてシャー
プに粘度低下を起こすことが特徴である。このような粘
度低下が最上部トナー層と最下部トナー層との適度な混
合を生じせしめ、さらにトナー層自体の透明性を急激に
増加させ、良好な減色混合を起こすものである。
【0038】このようなシャープメルト性のカラートナ
ーは、親和力が大きく、定着ローラにオフセットし易い
という性質も有している。
【0039】図3に定着装置18の拡大断面図を示す。
【0040】図3において、定着回転体である定着ロー
ラ29はアルミ製の芯金31上に2mm厚のHTV(高
温加硫型)シリコーンゴム層32、この外側に200μ
m厚のRTV(室温加硫型)シリコーンゴム層33を有
し、直径40mmに形成されている。
【0041】同じく定着回転体である加圧ローラ30は
アルミの芯金34の上に1mm厚のHTVシリコーンゴ
ム層35と、さらにその表面に200μm厚のRTVシ
リコーンゴム層36を設け、直径が40mmとなってい
る。
【0042】上記定着ローラ29には発熱手段であるハ
ロゲンヒータ37が配設され、加圧ローラ30には同じ
くヒータ38が芯金内に配設されて両面からの加熱を行
っている。加圧ローラ30に当接されたサーミスタ39
により加圧ローラの温度が検知され、この検知温度に基
づき制御装置45によりハロゲンヒータ37、38が制
御され、定着ローラ29の温度及び加圧ローラ30の温
度が共に約170℃の一定に保つように制御される。な
お、上記定着ローラ29と加圧ローラ30は加圧機構
(図示せず)によって総圧約40kgで加圧されてい
る。
【0043】また、図3においてOは離型剤塗布手段た
るオイル塗布装置、Cはクリーニング装置、C1は加圧
ローラのオイル、汚れを除去するクリーニングブレード
である。オイル塗布装置Oはオイルパン40内のジメチ
ルシリコーンオイル41(信越化学製KF96 300
cs)をオイル汲み上げローラ42及びオイル塗布ロー
ラ43を経由させオイル塗布量調整ブレード44でオイ
ル塗布量を規制して定着ローラ29上に塗布させる。図
3に示す装置では塗布量として後述する測定方法により
0.02g/A4の量を塗布している。
【0044】上記オイル塗布装置Oによりシリコーンオ
イルの塗布量は、次のようにして求める。
【0045】先ず、A4サイズの白紙50枚の重量をA
1(g)とし、この白紙上への画像の転写もせず、定着
ローラのゴム層へのシリコーンオイルの塗布もせずに、
定着ローラと加圧ローラとの間を通紙した後の白紙50
枚の重量をB(g)とする。次に同様に別のA4サイズ
の白紙50枚の重量をA2(g)とし、この白紙上への
画像の転写をしないが、定着ローラのゴム層へのシリコ
ーンオイルの塗布は行って、定着ローラと加圧ローラと
の間を通紙した後の白紙50枚の重量をC(g)とす
る。以上のA1、B、A2、Cを用いるとA4サイズの
白紙1枚当たりのシリコーンオイルの塗布量X(g)
は、次式のように求められる。
【0046】X=(C+A1−B−A2)/50 一方、クリーニング装置Cはノーメックス(商品名)よ
り成る不織布に金属粒子を含有させるべくニッケルメッ
キをしたウェブ46を押圧ローラ45にて定着ローラ2
9に押し当ててクリーニングしている。また、該ウェブ
46は巻き取り装置(図示せず)により適宜巻き取ら
れ、当接部にトナー等が堆積しないようにされている。
【0047】本実施例では記録材である転写材の両面に
画像を形成可能である。
【0048】本装置は、両面画像形成のための搬送機構
たる再給紙ローラ50と搬送通路51を備えている。
【0049】排紙ローラ52の下方において排紙トレイ
17に一度載せた転写材を再び潜像形成部IIへと送り
込む再給紙ローラ50が配設され、該再給紙ローラ50
の後方には転写材を搬送する搬送通路51が配設されて
いる。
【0050】次に以上のような本装置においてカラー画
像の両面コピーを行うときの動作について説明する。
【0051】現像装置IIIにおいて現像され、未定着
トナー像を表面に担持した転写材は搬送ベルト手段16
により搬送され定着ローラ29及び加圧ローラ30によ
り定着された後、排紙ローラ52によって排紙トレイ1
7にもたらされる。この後、再給紙ローラ50により再
び給紙されて搬送通路51を通り、再び潜像形成部II
へ搬送されて表面と同様にして裏面にカラー画像を形成
する。こうして、表面にすでに定着されたカラー画像を
もち、裏面に転写された未定着カラートナー像を担持し
た転写材は搬送ベルト手段16により定着ローラ29及
び加圧ローラ30まで運ばれて定着が行なわれ、最終的
に排紙トレイ17へ運ばれて両面カラーコピーが終了す
る。
【0052】図6に操作パネル上の必要部分を簡易的に
示す。
【0053】図6で、61はコピーボタン、62は両面
ボタン、63は枚数設定ボタン、64は液晶ディスプレ
イである。図7は本発明の要旨をフローチャートに示し
たものである。まず、枚数設定ボタン63で、複写必要
枚数がセットされ(S1)両面ボタン62がセットされ
(S2)、コピーボタン61が押されると(S3)、1
面目コピーが開始される(S5)。コピー紙(被記録
材)は前記したのと同様な工程を経て(フルカラーコピ
ーの場合にはY、M、C、BKの4色のトナー像をコピ
ー紙に転写した後に)、定着ローラ対29、30間に挾
圧搬送されて、排紙トレー上に排出される。このとき、
少くとも定着ローラ29がコピー紙と接触する間は、オ
イル塗布装置Oを図示せぬ接離機構により定着ローラ2
9から離脱させる(S6)。
【0054】次いでカウントを1つ増やして(S7)、
セットされた枚数になるまで、上記工程を繰り返す。
【0055】本実施例ではオイル塗布装置は、上記期間
中、ずっと定着ローラ29から離脱させたままである。
定着ローラの寿命や、オフセットに対する安全性を考慮
すると、コピー中でかつ、定着ローラ29が記録材と接
触しない部分に対応するタイミングで、定着ローラの一
回転分以上、オイル塗布装置Oを、定着ローラ29に接
触させて、オイル供給を行なうことが、より好ましい。
【0056】接触させるタイミングとしては、定着ロー
ラ対29、30のニップから、コピー紙が排出された直
後に毎回行なうことが最も好ましい。この場合、定着ロ
ーラ上に供給されたオイルは、ローラ対の回転により均
らされていき、一部は定着ローラ対の表層のシリコンゴ
ム中に浸透し、他の一部は、前回のコピー紙定着時に定
着ローラ29上に極微量オフセットしたトナーととも
に、クリーニングウエブで清掃され定着ローラ29上か
ら除去される。よって次のコピー紙の定着時には、コピ
ー紙へのオイル転着は、ほとんど無く、良好な結果が得
られる。
【0057】またシリコンゴム中に浸透したオイルによ
り離型性は確保される。但し、接触させるタイミングが
上記に限定されることはなく別のタイミングで、塗布を
行なっても有効であること勿論である。必要枚数のコピ
ーが終了すると、液晶ディスプレイ64上に「2面目コ
ピー(又は裏面コピー)を開始します。原稿を取り換え
て下さい」表示が出され、再びコピーボタン61が押さ
れると2面目コピーが開始される(S9)。
【0058】排紙トレー上の1面目複写が終了している
コピー紙は、給紙ローラ50により、再給紙され、前記
と同様な工程を経て定着ローラ対29、30間に挾圧搬
送されて、排紙トレー上に排出される。このとき少くと
も定着ローラ対29、30間にコピー紙が存在する間は
オイル塗布装置Oを(図示せぬ接離機構により)定着ロ
ーラ29に接触させる(S11)。
【0059】次いでカウントを1つ増やして(S1
2)、セットされた枚数になるまで上記工程を繰り返
し、所定枚数に到達するとコピー動作が終了する。
【0060】また、両面ボタンが押されていない片面コ
ピーの場合は、少くとも定着ローラ対29、30間にコ
ピー紙が存在する間は、オイル塗布装置Oを、定着ロー
ラ29に接触させる(S15)。
【0061】この実施例によれば記録材の両面に画像を
形成しても離型剤による画像劣化もなく、またしわも無
い高品位な画像の形成を長期にわたって得ることができ
る。
【0062】(実施例2)図8のフローチャートに本発
明の第2実施例を示す。
【0063】尚、装置の断面構成は図1、操作パネルは
図6のものを用いる。
【0064】両面ボタン62が押されると、液晶ディス
プレイ64に、「1面目コピーします。枚数セットして
下さい」のメッセージが出され(S2)必要複写枚数が
セットされ(S3)、コピーボタン61が押されると
(S4)1面目コピーが開始される。コピー紙は前記と
同様な工程を経て、フルカラー画像が形成された後、定
着ローラ対29、30間に挾圧搬送されて、コピー紙上
の未定着トナー像は定着され、排紙トレー上に排出され
る。このとき少くとも定着ローラ対29、30間にコピ
ー紙が存在する間はオイル塗布装置Oを定着ローラ29
から離脱させる(S5)。次いでカウントを1つ増やし
て(S6)、セットされた枚数に到達するまで上記工程
を繰り返す(S7)。
【0065】本実施例では、オイル塗布装置は、上記期
間中ずっと定着ローラ29から離脱させたままである
が、定着ローラの寿命や、オフセットに対する安全性を
考慮すると、実施例1と同様に、コピー中で、かつ定着
ローラ対29、30間にコピー紙が存在していないとき
に、定着ローラの一回転分程度コピー1枚当りオイル塗
布装置Oを定着ローラ29に接触させてオイル供給を行
なう方がより好ましい。必要枚数のコピーが終了する
と、液晶ディスプレイ64上に「2面目コピーします、
排紙トレー上のコピー紙をカセットにセットして原稿を
取り換えたら、再びコピーボタンを押して下さい」表示
が出され、再びコピーボタンが押されると(S10)、
カウントが1にリセットされた(S11)後に、2面目
コピーが開始される。コピー紙は、前記と同様な工程を
経て、フルカラー画像が形成された後、定着ローラ対2
9、30間に挾圧搬送されてコピー紙上の未定着トナー
像は定着され、排紙トレー上に排出される。このとき少
くとも定着ローラ対29、30間にコピー紙が存在する
間はオイル塗布装置Oを定着ローラ29に接触させる
(S12)。所定枚数に到達するまで、上記工程を繰り
返す(S13、S14)。所定枚数に到達すると、コピ
ーは終了する。
【0066】また、片面コピーの場合は少くとも定着ロ
ーラ間29、39間にコピー紙が存在する間は、オイル
塗布装置Oを定着ローラに接触させる(S16〜S1
9)。
【0067】上記実施例により、オイルによる画像劣化
がなく、シワも無い高品質なコピーが長期にわたって安
定して得られた。
【0068】(実施例3)図9、図10、図11を用い
て本発明の第3実施例を説明する。
【0069】図9に示す装置は記録材を手差しで給紙す
る手差し給紙手段29を有する。
【0070】本実施例の装置では、両面コピーは全て手
差しから行う。
【0071】図10は、操作パネル上の必要部分を簡易
的に表示したものである。図6と同様な機能のものは、
同一番号で示した65は、両面、2面目ボタンである。
【0072】両面の2面目をコピーする場合、このボタ
ン65を押す。
【0073】図11は本実施例のフローチャートであ
る。
【0074】まず、手差し給紙部にある図示せぬ手差し
レバーがON状態になっていて手差しモード(S1)。
両面、2面目ボタンが押された場合(S2)。必要複写
枚数がセットされ(S3)コピーボタンが押されると
(S4)コピーが開始される。コピー紙は前記と同様な
工程を経て、フルカラー画像が形成された後、定着ロー
ラ対29、30間に挾圧搬送されてコピー紙上の未定着
トナー像は定着され、排紙トレー上に排出される。
【0075】このとき少くとも定着ローラ対29、30
間にコピー紙が存在する間は、オイル塗布装置Oを定着
ローラ29に接触させ、定着ローラ29表面にオイルを
塗布する(S5)。次いでカウントを1つ増やして(S
6)セットされた枚数に到達するまで、上記工程を繰り
返す(S7)。次に、手差しモードで、かつ、両面2面
目ボタンが押されていない場合、必要複写枚数がセット
され(S8)コピーボタンが押されると(S9)コピー
が開始される。
【0076】コピー紙は前記と同様な工程を経て、フル
カラー画像が形成された後、定着ローラ対29、30間
に挾圧搬送されて、コピー紙上の未定着トナー像は定着
され、排紙トレー上に排出される。このとき少なくとも
定着ローラ29、30間にコピー紙が存在する間は、オ
イル塗布装置Oを定着ローラ29から離脱させる(S1
0)。次いでカウントを1つ増やして(S11)セット
された枚数に到達するまで、上記工程を繰り返す(S1
2)。本実施例では、上記期間中、ずっと定着ローラ2
9から離脱させたままであるが、定着ローラの寿命や、
オフセットに対する安全性を考慮すると、実施例1と同
様に、コピー中で、かつ、定着ローラ対29、30間に
コピー紙が存在していないときに定着ローラの一回転分
/コピー1枚当り、程度、オイル塗布装置Oを定着ロー
ラ29に接触させてオイル供給を行なう方が、より好ま
しい。
【0077】次に手差しモードでない場合(カセット給
紙モードS13)、枚数がセットされ(S14)、コピ
ーボタンが押されると(S15)コピーが開始される。
このとき、少くとも定着ローラ対29、30間にコピー
紙が存在する間は、オイル塗布装置Oを定着ローラ29
に接触させ、定着ローラ29表面にオイルを塗布する
(S16)。次いでカウントを1つ増やして(S17)
セットされた枚数に到達するまで、上記工程を繰り返す
(S18)。
【0078】上記したように、両面コピーを手差しモー
ドのみに限定することにより、低コストの画像形成装置
においても、オイルにより画像劣化がなく、シワの発生
も無い高品質なコピーが、長期にわたって安定して得ら
れた。
【0079】(実施例4)図12は本発明の第4実施例
のフローチャートである。
【0080】尚、装置構成は図9のものを用いる。
【0081】図12において、まずカセット給紙と選択
された場合は、オイル塗布を行なうものとする。次に、
手差し給紙と選択された場合は、不図示の判別センサで
記録材が普通紙かOHPフィルムかを判別する。
【0082】記録材が普通紙の場合は、オイル塗布を行
なわず、OHPフィルムの場合には従来と同様にオイル
塗布を行なう様にする。
【0083】すなわち、本実施例は手差し給紙且つ普通
紙が送られた時のみオイル塗布を行なわない様にし、そ
の他は従事と同様にオイル塗布を行なう様にするもので
ある。この様なシーケンスをとり、その上で、両面画像
を形成する場合は手差しのみの限定で行なう様にする。
すなわち、両面画像形成をする場合は、その1面目及び
2面目ともに手差し給紙をし、その時にはオイル塗布は
行われないため、画像不良や給紙時のスリップ等の問題
は起こらない。
【0084】OHPフィルムの場合は、透過率を高くし
なければならない為、普通紙よりも充分に定着をしなけ
ればならず、低速で定着を行う為定着ローラ表面にトナ
ーが付着しやすくなる。またOHPフィルムの場合に
は、両面に画像を形成することはないので、手差し給紙
でOHPフィルムの場合は従来と同様にOHPフィルム
先端から後端までオイル塗布を行なう様にする。
【0085】この様にすることで、画像形成の頻度の高
いカセット給紙の場合、及び定着ローラにトナーが付着
しやすいOHPの場合には従来通りオイル塗布を行なっ
ている為、常にオイル塗布量を少なくするよりも、定着
ローラの寿命は長くなる。また手差しで普通紙を給紙す
る場合には、オイル塗布は行なわない為、両面画像形成
をこの時にのみに限定すれば従来発生していた問題点も
起こらない。
【0086】このため両面画像を形成しても定着ローラ
の寿命を短くすることもない。
【0087】(実施例5)図13、図14に本発明の第
5実施例を示す。
【0088】図13は本実施例における定着装置のオイ
ル塗布シーケンスを示すフローチャート、図14はオイ
ル塗布時間を決定する為の換算テーブルである。本実施
例は第1の実施例と異なり、普通紙の手差し給紙時に
は、定着終了後、定着ローラ31、及び加圧ローラ32
の前回転時又は後回転時に、オイル塗布を行なう様にし
たものである。図14において、カセット給紙及び手差
し給紙のOHPの場合は第1の実施例と同様に通常のオ
イル塗布を行なう様にする。
【0089】次に手差し給紙で普通紙が送られた場合
は、定着時にはオイル塗布を行わない様にする。
【0090】この時に、両面画像形成を手差し給紙のみ
に制限することで両面画像形成が可能となるのは第4、
5実施例と同様である。
【0091】しかし、実際に、手差し給紙で普通紙が送
られた場合には、オイル塗布が行われない為、定着ロー
ラ31の表面の微小部分には微量のトナーが付着してし
まう。
【0092】この微量に付着したトナーは、クリーニン
グ手段34、35において清掃されるが、オイル塗布が
行われていない為に、定着ローラ31から離型しずら
く、定着ローラ31、及び加圧ローラ32の寿命に対し
てはあまり好ましくはない。
【0093】そこで本実施例は、定着前または定着終了
後にオイル塗布を行ない、定着時にローラ表面に付着し
た微量トナーを離型しやすくし、実際に定着を行なうま
でに、定着ローラ31及び加圧ローラ32の表層にオイ
ルを浸み込ませておき、定着時にオイル塗布を行なわな
い場合においても、その離型効果を向上させるものであ
る。
【0094】この時のオイル塗布時間は、図14に示す
様な換算テーブルによって決定すると、より効果的とな
る。本実施例はこのオイル塗布時間(オイル塗布量)を
記録材のサイズによって決定するものである。すなわ
ち、定着ローラ31の表面に付着するトナー量は記録材
のサイズが大きいほど多くなる可能性が高い為、記録材
が定着ニップ部を通過する時間にあわせて、オイル塗布
時間を決定したものである。図14は定着速度が100
mm/secの場合における記録材のサイズに対するオ
イル塗布時間を表したもので、記録材の先端が定着ニッ
プに入り、後端がニップから出ているまでの時間にあわ
せてオイル塗布を行う様に設定したものである。例え
ば、A4サイズ(210×297mm)の記録材が定着
速度100mm/secでニップ部を通過するときの時
間は2.1秒であるから、その時の前回転又は後回転時
のオイル塗布時間は2.1秒となり、A3サイズ(42
0×297mm)の場合は4.2秒のオイル塗布時間と
なる。
【0095】この様にすることで、カセット給紙、手差
し給紙のOHPフィルムのときは従来通りオイル塗布を
行ない手差し給紙の普通紙のときのみ、オイル塗布を前
回転時、または後回転時に行なう為、両面画像形成を手
差しのみに限定することで、従来発生していた問題は起
こらなくなった。
【0096】また、手差し給紙の普通紙の場合には、記
録材と接触する部分にはオイル塗布を行わないが、前回
転又は後回転時に記録材のサイズに応じてオイル塗布を
行う為、実施例4よりも定着ローラの寿命は向上した。
【0097】(実施例6)図13、図15に本発明の第
6実施例を示す。
【0098】図15はオイル塗布時間の換算テーブルで
ある。
【0099】図15に示すオイル塗布時間換算テーブル
は画像形成モード(単色画像、2色画像、3色画像、4
色画像)によってオイル塗布時間を設定したものであ
る。画像形成に使用するトナー量が多くなると、定着ロ
ーラ表面に付着するトナー量は多くなる。そこで本実施
例では手差しで普通紙が給紙された場合は、オイル塗布
を前回転時または後回転時に行なうとし、かつその時間
は画像形成モードによってトナーの使用量が多いほど長
くなる様に設定した。本実施例においては単色画像形成
時のオイル塗布時間を1とすると2色画像の場合は2
倍、3色画像は3倍、4色画像は4倍という様にオイル
塗布時間を長くした。
【0100】(実施例7)図13、図16、図17に本
発明の第7実施例を示す。
【0101】本実施例はコピー時にビデオカウント方式
により画素毎のデジタル画素信号の出力レベルを積算し
オイル塗布時間を制御する様にしたものである。
【0102】図17は本実施例の概略構成を示す図であ
り、リーダからの入力画像信号をA/D変換し画素毎に
そのデジタル信号の出力レベルを積算してビデオカウン
ト数とする。このビデオカウントに応じて図16に示す
様にオイル塗布時間が決定される。すなわち、画像情報
量が多く、画像形成に必要なトナー量が多くなる場合は
オイル塗布時間が長くなり、逆に画像情報量が少ない場
合はオイル塗布時間は短くなる。
【0103】本実施例は、図13に示す様に手差し給紙
の普通紙のときのみ上記の様に画像情報量に応じてオイ
ル塗布時間を決定し、記録材が定着ニップに存在しない
時にオイル塗布を行うようにしもたのである。この様に
することでカセット給紙、手差し給紙のOHPフィルム
の時は、従来通りオイル塗布を行ない、手差し給紙の普
通紙のときのみオイル塗布を前回転時または後回転時に
行なう為、両面画像形成を手差しのみに限定すること
で、従来発生していた問題は起こらなくなった。
【0104】また、手差し給紙の普通紙の場合には、定
着ローラの記録材と接触する部分には、オイル塗布を行
わないが、前回転または後回転時に画像情報量に応じて
オイル塗布を行なう為、定着ローラの寿命は向上した。
なお、本実施例においては、オイル塗布時間を画像情報
量に応じて設定したが、必ずしもオイル塗布時間の設定
は本実施例に限るものではない。
【0105】次に塗布するオイルの量について説明す
る。
【0106】両面時の2面目のオイルの塗布量は20m
g/A4以上であることが好ましい。
【0107】これにより十分なすべり効果が得られ両面
時の記録材のしわを防止できる。
【0108】逆に両面時の1面目のオイルの塗布量は感
光体へのオイルの転移による画像不良を防止するために
1mg/A4以下、特には0.1mg/A4以下が好ま
しい。
【0109】また、両面時の1面目と2面目の塗布量の
差は2面目が1面目の20倍以上、特には200倍以上
が好ましい。
【0110】(実施例8)図18に本発明の別の実施例
の定着装置を示す。
【0111】本実施例では定着回転体としての加圧ロー
ラ30にオイル塗布装置Oによりオイルを塗布してい
る。
【0112】但し、連続的な多数枚定着時のオフセット
防止効果を考えると定着ローラに塗布することが好まし
い。
【0113】(実施例9)図19に本発明の別の実施例
の定着装置を示す。
【0114】本実施例では、オイル塗布装置Oを0a、
0bと定着、加圧の各々のローラに持つものであって、
通常の1面目の定着には0aのみ動作させれば十分であ
る。但し、2面目におけるシワ防止効果としては、定着
ローラ29だけでなく、加圧ローラ30のスベリ性も向
上させている事からより好ましい形態である。又、加圧
ローラ側のオイル塗布装置は、スベリ効果用であるので
塗布オイルの均一性等において、余り精度を要求されな
いことから、ローラ塗布でなく、フェルト塗布、パッド
塗布等の簡易な方法をもちいてもよい。又、加圧ローラ
側は既に定着された画像に接触する為、離型効果の高い
シリコーンオイルをあえて使わず、加圧ローラ温度で液
化する固型のワックスの棒状のものを押しつけて代用し
ても問題はない。
【0115】(実施例10)これまでの実施例では両面
時の1面目と2面目でオイルの塗布量を変えたが、次に
オイルの種類を変える実施例について説明する。
【0116】1面目定着用はオイル粘度100cs以
下、好ましくは50cs以下のオイル53を用いて定着
を行う。この場合、オイル粘度を低く設定している事で
実質オイル塗布量が減少するだけでなく、低粘度オイル
の使用によって、オイルの感光ドラム付着によるカブリ
をも低減することが可能である。次に、2面目の定着用
にはオイル54を用いる。このオイルは定着時の離型性
と定着・加圧ローラニップ間でのスベリ性を確保する
為、1面目より多くの量を必要とする。この目的の為オ
イル塗布スピードが1面目、2面目ともに同じ場合、オ
イル粘度を上げ、150cs以上、好ましくは250c
s以上のシリコーンオイルを用いて塗布オイル量を増加
すれば良い。但し、1000cs以上のオイルを用いた
場合、塗布オイル過多となり紙にオイルしみ等を発生さ
せるので適宜定めれば良い。
【0117】(実施例11)これまでの実施例は、定着
ローラあるいは加圧ローラに塗布する離型剤の量、種類
を1面目、2面目で変更したが、2面目の紙のニップ間
でのスベリを確保するためには、定着器に進入する直前
において定着時の加熱によって液化する粉体ワックスを
紙上に散布する機構を定着装置に付属させ、2面目定着
前に紙に付与しても良い。
【0118】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、記録
材の両面に画像を形成しても画像不良、しわの発生を防
止できる。
【0119】また、記録材に多量のオイルを付着させる
ことなく、十分な離型性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像形成装置の断面図である。
【図2】本発明の実施例に用いられるトナーの説明図で
ある。
【図3】本発明の実施例に用いられる定着装置の断面図
である。
【図4】本発明の実施例の画像形成装置の断面図であ
る。
【図5】記録材のしわの発生を説明する図で、Aは斜視
図、Bは断面図である。
【図6】操作パネルの平面図である。
【図7】本発明の実施例のフローチャートである。
【図8】本発明の別の実施例のフローチャートである。
【図9】本発明の別の実施例の画像形成装置の断面図で
ある。
【図10】本発明の別の実施例の操作パネルの平面図で
ある。
【図11】本発明の別の実施例のフローチャートであ
る。
【図12】本発明の別の実施例のフローチャートであ
る。
【図13】本発明の別の実施例のフローチャートであ
る。
【図14】離型剤の塗布時間の換算テーブルである。
【図15】離型剤の塗布時間の換算テーブルである。
【図16】離型剤の塗布時間の換算テーブルである。
【図17】本発明の別の実施例のブロック図である。
【図18】本発明の別の実施例に用いられる定着装置の
断面図である。
【図19】本発明の別の実施例に用いられる定着装置の
断面図である。
【符号の説明】
O オイル塗布装置 29 定着ローラ 30 加圧ローラ 36、37 ヒータ 41 離型オイル 59 手差し給紙台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 雅博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−106086(JP,A) 特開 平1−244488(JP,A) 実開 昭55−169551(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/20 G03G 15/01

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上に未定着画像を形成する画像形
    成手段と、記録材上の未定着画像と接し未定着画像を記
    録材上に定着する定着回転体と、前記定着回転体に離型
    剤を塗布する塗布手段と、前記定着回転体をクリーニン
    グするクリーニング手段と、を有し、記録材の両面に画
    像形成可能な画像形成装置において、記録材の第1面定
    着時、前記塗布手段は少なくとも前記定着回転体の記録
    材に対応する部分には離型剤を塗布せず、且つ前記クリ
    ーニング手段で前記定着回転体をクリーニングし、記録
    材の第2面定着時、前記塗布手段は前記定着回転体に離
    型剤を塗布することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成手段は記録材上に複数色の
    未定着画像を積層し、前記定着回転体は複数色の未定着
    画像を混色定着することを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記録材をカセット給紙するカセット給紙
    手段と、手差し給紙する手差し給紙手段と、給紙された
    記録材上に未定着画像を形成する画像形成手段と、記録
    材上の未定着画像と接し未定着画像を記録材上に定着す
    る定着回転体と、前記定着回転体に離型剤を塗布する塗
    布手段と、を有する画像形成装置において、 前記塗布手段は、手差し給紙時は少なくとも前記定着回
    転体の記録材に対応する部分には離型剤を塗布せず、カ
    セット給紙時は前記定着回転体に離型剤を塗布すること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成手段は記録材上に複数色の
    未定着画像を積層し、前記定着回転体は複数色の未定着
    画像を混色定着することを特徴とする請求項3に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録材上に未定着画像を形成する画像形
    成手段と、未定着画像を担持した記録材をニップで挟持
    搬送し未定着画像を記録材上に定着する一対の定着回転
    体と、記録材上の未定着画像と接する前記定着回転体に
    離型剤を塗布する塗布手段と、を有し、記録材の両面に
    画像形成可能な画像形成装置において、 記録材の第1面定着時、前記塗布手段により離型剤が塗
    布された前記定着回転体の離型剤塗布部分が前記ニップ
    を通過する時、前記離型剤塗布部分は記録材と接触せ
    ず、前記離型剤塗布部分は前記定着回転体の1周以上で
    あることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は未定着画像を担持す
    る像担持体と、記録材及び像担持体と接触する回転体を
    有することを特徴とする請求項1、3、5のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記定着回転体はシリコンゴムからなる
    表面層を有し、前記離型剤はシリコンオイルであること
    を特徴とする請求項1、3、5のいずれか1項に記載の
    画像形成装置。
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