JP3117421B2 - コアレス加工形状判別方法、装置及びコアレス加工形状判別プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

コアレス加工形状判別方法、装置及びコアレス加工形状判別プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP3117421B2
JP3117421B2 JP09212696A JP21269697A JP3117421B2 JP 3117421 B2 JP3117421 B2 JP 3117421B2 JP 09212696 A JP09212696 A JP 09212696A JP 21269697 A JP21269697 A JP 21269697A JP 3117421 B2 JP3117421 B2 JP 3117421B2
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    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/14Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply
    • B23H7/20Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply for programme-control, e.g. adaptive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/06Control of the travel curve of the relative movement between electrode and workpiece
    • B23H7/065Electric circuits specially adapted therefor

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  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動プログラミン
グ装置、CAD/CAMシステム、数値制御装置、ワイ
ヤ放電加工機等のワイヤカット用NCデータを作成する
装置におけるコアレス加工形状判別方法、装置及びコア
レス加工形状判別プログラムを記録する記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワイヤカットによる除去加工としては、
加工形状を輪郭に沿って切断して中子を手作業で取り除
く輪郭加工と、加工形状内の下穴から加工を開始し、加
工形状の輪郭の内部領域を全て放電加工によって除去す
るコアレス加工とが知られている。前者は比較的大きな
加工形状に適し、また、後者は中子除去の手作業が省略
できることから、比較的小さな加工形状に適用して全体
的な加工所要時間の短縮に役立つ。
【0003】つまり、ワイヤカットにおいて全体的な加
工所要時間を短縮するためには、加工形状の大小に応じ
て輪郭加工やコアレス加工を使い分けることが重要であ
る。
【0004】また、自動プログラミング装置やCAD/
CAMシステムを利用して製品の加工形状を設計するこ
とが一般に行われ、システム内におけるオブジェクト
(この場合は加工形状)の属性管理はオブジェクト毎に
独立して行われている。オブジェクトに対して属性を指
定するには、オブジェクトを一つずつ選択して属性を指
定するか、予め複数のオブジェクトを選択してグループ
化しておき、グループに対して一括して属性を指定する
か、または、特定のレイヤに含まれるオブジェクトに対
して一括して属性を指定するなどの方法があるが、いず
れにせよ、どの様なオブジェクトに対してどの様な属性
を指定するかの判断は全てオペレータに任されている。
【0005】つまり、加工形状に対して輪郭加工の属性
を指定するかコアレス加工の属性を指定するかは、オペ
レータ自身が決定する必要があり、特に、設計の全工程
が完了して多数のオブジェクトが生成された後では、加
工形状の大小の判定が難しいという問題がある。また、
オブジェクトを一つずつ選択したりグループ化したりす
る場合に見落としが生じ、属性を指定すべき加工形状に
対して適切な属性が指定されなくなる恐れもある。輪郭
加工用のレイヤとコアレス加工用のレイヤを予め設定し
ておいて輪郭加工の加工形状とコアレス加工の加工形状
とをレイヤで管理するということも技術的には可能であ
るが、後で大きさの判定規準を変えて属性の指定を変更
する必要が生じたような場合には、加工形状の大小判定
や見落とし等の問題に関して前述と同様の問題が生じ
る。
【0006】また、市販されるCAD用ソフトの中に
は、オブジェクトの属性を表示するための情報パレット
等を備え、選択されたオブジェクトのX−Y座標上の位
置、横および縦の最大寸法、直径や半径等の属性情報を
数値化して簡単に確認できるようにしたものもあり、輪
郭加工の属性を指定するかコアレス加工の属性を指定す
るかといった判断に役立てることができるが、オブジェ
クトを一つずつ選択して情報を確認してから属性を指定
する必要が生じるので、器械操作が煩わしく、また、前
述した見落とし等の問題も解消されない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の欠点を解消し、加工形状に対してコアレス加
か輪郭加工かを自動的に判別し、さらには指定するこ
とのできるコアレス加工形状判別方法、装置及びコアレ
ス加工形状判別プログラムを記録したコンピュータで読
取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のコアレス加工形
状判別方法は、加工形状のデータに基づいて前記加工形
状の大きさを判別するための複数の判別方法を記憶して
おき、この記憶された判別方法を1以上選択すると共
に、2以上の判別方法を選択する場合には選択判別方法
による判別結果の論理演算を指定し、1つの判別方法の
みが選択された場合にはその判別方法による判別結果に
基づいて、または、2以上の判別方法が選択されている
場合には、各選択判別方法の判別結果に対して指定され
た論理演算を行なって得られた結果に基づいて加工形
状に対してコアレス加工か輪郭加工かを自動的に判別す
るようにした。
【0009】本発明のワイヤカット放電加工用NCデー
タを作成する装置は、加工形状のデータに基いて前記加
工形状の大きさを判別する複数の判別方法を記憶する記
憶手段と、記憶した複数の判別方法から1以上選択する
判別方法選択手段と、判別結果の論理演算を指定する論
理演算指定手段と、前記判別方法選択手段で選択された
判別方法を実行して得られた判別結果に対して前記論理
演算指定手段で指定された論理演算を実行する論理演算
実行手段と、前記論理演算によって得られた結果、若し
くは1つの判別方法のみが選択されたときのその判別結
果、に基づいて加工形状に対してコアレス加工か輪郭加
工かを自動的に判別する手段とを設けることによってコ
アレス加工か輪郭加工かを自動的に判別できるようにし
た。
【0010】又、本発明は、ワイヤカット放電加工用N
Cデータを作成する装置のコンピュータによって読取り
可能な記録媒体であって、この記録媒体には、加工形状
の大きさを判別するための異なる複数の加工形状判別
ログラムを有し、該加工形状判別プログラムが1つ選択
された場合にはそのプログラムを実行して得られた結果
に基づいて、若しくは2以上の加工形状判別プログラム
が選択された場合には、各選択加工形状判別プムグラム
を実行して得られた結果に対して選択された論理演算を
行いその結果に基づいて加工形状に対してコアレス加
工か輪郭加工かを自動的に判別するコアレス加工形状判
別プログラムが記録されているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明を適用した一実施形態
のNC自動プログラミング装置の要部を示すブロック図
である。
【0012】1はマイクロプロセッサ(以下、CPUと
いう)、6は該NC自動プログラミング装置の起動プロ
グラムを格納したROM、8は各種の制御プログラムや
システムプログラム等を保存したハードディスク、7は
演算や表示処理の過程で利用されるデータ等を一時記憶
するRAM、9はフロッピーディスク10に記憶された
加工形状のデータおよび加工プログラム等の読み込みや
新たなデータの書き込みに使用されるディスクドライブ
ユニット、3はキーボード、2はディスプレイ、4はカ
ーソルの移動や選択操作等のためのマウスであり、これ
らの各要素はバス5を介してCPU1に接続されてい
る。
【0013】このNC自動プログラミング装置は、キー
ボード3やマウス4を利用した入力操作によって加工形
状の形状データを作成するための形状入力機能や、作成
された加工形状や切削条件等に従って一連の加工プログ
ラムを自動作成するための自動プログラミング機能、ま
た、加工プログラムを自動作成しながら、もしくは、作
成済みの加工プログラムを走らせながらシミュレーショ
ンを行って、工具経路や工具位置を描画する描画機能等
を従来のNC自動プログラミング装置と同様に備え、こ
れを実現するためのシステムプログラムはハードディス
ク8に格納されている。これらの各種機能の選択は、マ
ウス4でディスプレイ2上のカーソルを移動させ、メニ
ュー表示から対応するメニュー項目を選択することで行
う。
【0014】また、加工形状の情報はオブジェクトの各
々に対して独立して管理されるようになっており、従来
と同様、加工形状の横および縦の最大寸法、つまり、X
軸方向の最大寸法とY軸方向の最大寸法、および、オブ
ジェクトが円である場合には、その直径または半径がオ
ブジェクト毎の情報として管理されている。
【0015】更に、本実施形態においては、その他のオ
ブジェクト情報、例えば、加工形状の周長(パスの長
さ)や加工形状の幅(ダブルラインやオフセット機能を
利用して生成されたオブジェクトの場合)、加工形状の
面積(閉じたパスで囲まれた部分の大きさ)等がオブジ
ェクト毎に管理されている。
【0016】また、加工形状の大小を横および縦の最大
寸法を基準に判別するためのプログラム、加工形状の大
小を円の直径または半径の寸法を基準に判別するための
プログラム、加工形状の大小を周長を基準に判別するた
めのプログラム、加工形状の大小を幅を基準に判別する
ためのプログラム、加工形状の大小を面積を基準に判別
するためのプログラム、加工計上に対して対応するコア
レス加工か輪郭加工かの属性を自動設定プログラム等か
らなるコアレス加工形状判別プログラムがプロッピーデ
イスク等からハードディスク8内に格納されており、C
PU1からの呼び出しによってRAM7に展開して必要
な演算処理が行われるようになっている。
【0017】以下、加工形状の設計作業が既に完了して
いるものとして、本実施形態のNC自動プログラミング
装置によるコアレス加工形状判別処理について図3乃至
図4を参照して説明する。
【0018】コアレス加工形状判別処理を開始したCP
U1は、まず、ディスプレイ2上に判別条件選択のため
のウインドウを開いて、選択可能な各種判別条件を示す
名称、つまり、“横および縦の最大寸法”と“直径また
は半径の寸法”と“周長”と“幅”と“面積”とをウイ
ンドウ内に表示すると共に、各判別条件の設定値のデフ
ォルト値をウインドウ内のテキスト入力ボックスに表示
し、更に、選択可能な論理演算の方法を示す名称とし
て、“論理積”と“論理和”をウインドウ内に表示し
て、オペレータによる選択操作を待つ待機状態に入る
(ステップS1)。
【0019】ウインドウに表示する判別条件選択のため
のユーザーインターフェイスの形式については特に問わ
ないが、例えば、ウインドウ内に左右2つのボックスを
表示して左側のボックスに全5項目の判別条件の名称の
選択肢を表示し、マウス4による名称の選択操作とウイ
ンドウ内の追加ボタンのクリック操作とによって、選択
された判別条件の名称を右側のボックスに追加表示して
いくようにすると分かりやすい。また、誤って判別条件
の名称を選択した場合には、右側のボックスに表示され
た判別条件の名称から非選択の対象となる名称をマウス
4で選択し、ウインドウ内の削除ボタンをクリックして
選択対象から外すようにする。
【0020】判別規準となる横および縦の最大寸法や円
の直径または半径ならびに周長や幅および面積の設定値
は、前回のコアレス加工形状判別処理で使用された設定
値がプレファランスファイルに保存されており、その値
がデフォルト値としてウインドウ内のテキスト入力ボッ
クスに表示されるが、変更の必要があれば、テキスト入
力ボックスへの数値入力を実行して設定値を書き替える
ようにする。なお、この設定値は、判別条件選択のため
のウインドウが閉じられた段階で自動的にプレファラン
スファイルに更新記憶される。
【0021】論理演算の方法に関しては、“論理積”と
“論理和”からの二者択一であるから、複数の判別条件
を選択して全ての判別条件の結果の論理積もしくは論理
和のみで最終的な判別作業を行うような構成において
は、“論理積”と“論理和”の各々の名称表示の先頭に
ラジオボタン等を配置してクリックさせるようにすると
分かりやすい。選択可能なラジオボタンは一つのみであ
る。
【0022】また、判別条件を3個以上選択し、更に、
論理和と論理積の演算を併用して、例えば、“横および
縦の最大寸法”の条件または(=論理和)“周長”の条
件かつ(=論理積)“面積”の条件といった論理演算を
実施させる必要があるような場合には、“横および縦の
最大寸法”,“直径または半径の寸法”,“周長”,
“幅”,“面積”といった判別条件の名称と、論理積”
および“論理和”に相当する演算記号とをパレット上に
配備し、これらの名称および演算記号をテキスト入力ボ
ッス上にドラッグ&ドロップして実質的な論理演算式を
構築することによって、CPU1に実行すべき処理を認
識させる等の方法がある。
【0023】そして、最終的に、ウインドウ内の設定完
了ボタンがクリックされると、CPU1は、選択された
判別条件と判別基準としての設定値および論理演算の方
法を記憶し(ステップS2)、判別条件選択のためのウ
インドウを閉じて、判別対象となる加工形状がオペレー
タによって選択されるのを待つ待機状態に入る(ステッ
プS3)。
【0024】この段階でカーソルの機能は自動的に選択
ツールに変更されるので、オペレータはマウス4を操作
してオブジェクトをクリックするだけで容易に加工形状
を選択することができるようになる。一般に、マウス4
のクリック操作で選択操作を連続して行った場合には、
先に選択されたオブジェクトが自動的に選択の対象から
外されるが、マウス4とキーボード3とのコンビネーシ
ョン操作、例えば、SHIFT キーを押しながらのクリック
操作等によって、複数のオブジェクトを連続的に選択で
きるように配慮されている。
【0025】また、マウス4のドラッグ操作もしくはマ
ウス4のドラッグ操作とキーボード3とのコンビネーシ
ョン操作によって対角線を指定することにより、ラバー
バンド内の選択領域、つまり、ラバーバンド内の選択領
域に完全に含まれるか、もしくは、この選択領域と僅か
でも重複する部分を有するオブジェクトを纏めて選択す
ることが可能である。誤ったオブジェクトまで選択して
しまったような場合には、マウス4による再選択操作に
よってそのオブジェクトを選択対象から除外することが
できる。また、全オブジェクトの一括選択は、ショート
カットキーのコンビネーション操作、例えば、COMAND+A
等のキー操作で達成され得る。
【0026】オペレータが選択操作を終了してリターン
キーを操作すると、CPU1は、選択されたオブジェク
トの情報に判別対象としての属性を付加することによっ
てそのオブジェクトを判別対象として記憶し(ステップ
S4)、加工方法に関わる属性情報の付加方法を選択さ
せるための新たなウインドウを開いて属性情報の付加方
法を示す名称を表示し、オペレータの選択操作を待つ待
機状態に入る(ステップS5)。
【0027】属性情報の付加方法には“コアレス加工に
のみ属性を設定する”と“輪郭加工にのみ属性を設定す
る”と“コアレス加工と輪郭加工の各々に属性を設定す
る”の3種がある。この場合も、選択操作は択一式であ
るから、各々の名称表示の先頭にラジオボタン等を配置
してクリックさせるようにすればよい。選択可能なラジ
オボタンは一つのみである。
【0028】また、“コアレス加工にのみ属性を設定す
る”と“輪郭加工にのみ属性を設定する”の2つだけを
選択肢として表示し、マウス4のクリック操作によって
チェックボックスにチェックを入れる方式でも構わな
い。当然、両方のチェックボックスにチェックを入れれ
ば“コアレス加工と輪郭加工の各々に属性を設定する”
の意となる。
【0029】次いで、オペレータが属性情報の付加方法
に関する選択操作を終了してウインドウ内の選択完了ボ
タンをクリックすると、CPU1は、選択された属性情
報の付加方法を記憶して(ステップS6)、オペレータ
によるリターンキーの操作を待つ待機状態に入る(ステ
ップS7)。
【0030】そして、オペレータがリターンキーを操作
すると、CPU1は、ステップS4の処理で判別対象の
属性を付加されたオブジェクトがあるか否かを判別し
(ステップS8)、判別対象の属性を付加されたオブジ
ェクトがあれば、まず、判別対象の属性を付加された一
つのオブジェクトに関する情報を読み出して(ステップ
S9)、ステップS2の処理で設定された各種判別条件
に対応するハードディスク8内の判別プログラムと、各
判別条件毎の比較規準となる設定値および論理演算の方
法を適用して、このオブジェクトの情報がコアレス加工
の条件に一致するか否かを判別する(ステップS1
0)。
【0031】例えば、ステップS2の処理において“横
および縦の最大寸法”と“直径または半径の寸法”を判
別条件の組み合わせとして選択し、“横および縦の最大
寸法”の判別規準の設定値として6mmと1.5mmを設定
すると共に“直径または半径の寸法”の判別規準の設定
値として直径3mm(半径1.5mm)を設定し、論理演算
の方法として“論理和”が選択されていたとする。図2
に示されるような加工形状の全てがステップS4の処理
で判別対象として選択されており、C1〜C4が直径2
mmの円、C5〜C8が直径4mmの円、SQ1〜SQ2が
5mm×1mmの矩形、SQ3〜SQ4が10mm×7mmの矩
形であったとすると、前述の条件を満たしてコアレス加
工と判定されるのはC1〜C4の円とSQ1〜SQ2の
矩形(図2で破線で示した領域内のオブジェクト)であ
る。
【0032】ステップS9で読み込まれた一つのオブジ
ェクトの情報がコアレス加工の条件に一致した場合、つ
まり、ステップS10における判別結果が真となった場
合には、CPU1は、次いで、ステップS6の処理で選
択された属性情報の付加方法が“コアレス加工にのみ属
性を設定する”であったか否かを判別し(ステップS1
1)、“コアレス加工にのみ属性を設定する”であれ
ば、ステップS9で読み込まれたオブジェクトの情報に
コアレス加工の属性を付加する(ステップS13)。
【0033】また、属性情報の付加方法が“コアレス加
工にのみ属性を設定する”でなかった場合、つまり、ス
テップS11における判別結果が偽となった場合には、
CPU1は、更に、ステップS6の処理で選択された属
性情報の付加方法が“輪郭加工にのみ属性を設定する”
であったか否かを判別し(ステップS12)、“輪郭加
工にのみ属性を設定する”であれば、オブジェクトの情
報にコアレス加工の属性を付加するステップS13の処
理をスキップする。
【0034】また、属性情報の付加方法が“輪郭加工に
のみ属性を設定する”でなかった場合、つまり、ステッ
プS12における判別結果が偽となった場合には、“コ
アレス加工と輪郭加工の各々に属性を設定する”が選択
されていることを意味するので、CPU1は、前記と同
様、ステップS9で読み込まれたオブジェクトの情報に
コアレス加工の属性を付加する(ステップS13)。
【0035】一方、ステップS9で読み込まれた一つの
オブジェクトの情報がコアレス加工の条件に一致しなか
った場合、つまり、ステップS10における判別結果が
偽となった場合には、CPU1は、次いで、ステップS
6の処理で選択された属性情報の付加方法が“輪郭加工
にのみ属性を設定する”であったか否かを判別し(ステ
ップS14)、“輪郭加工にのみ属性を設定する”であ
れば、ステップS9で読み込まれたオブジェクトの情報
に輪郭加工の属性を付加する(ステップS16)。
【0036】また、属性情報の付加方法が“輪郭加工に
のみ属性を設定する”でなかった場合、つまり、ステッ
プS14における判別結果が偽となった場合には、CP
U1は、更に、ステップS6の処理で選択された属性情
報の付加方法が“コアレス加工にのみ属性を設定する”
であったか否かを判別し(ステップS15)、“コアレ
ス加工にのみ属性を設定する”であれば、オブジェクト
の情報に輪郭加工の属性を付加するステップS16の処
理をスキップする。
【0037】また、属性情報の付加方法が“コアレス加
工にのみ属性を設定する”でなかった場合、つまり、ス
テップS15における判別結果が偽となった場合には、
“コアレス加工と輪郭加工の各々に属性を設定する”が
選択されていることを意味するので、CPU1は、前記
と同様、ステップS9で読み込まれたオブジェクトの情
報に輪郭加工の属性を付加する(ステップS16)。
【0038】これらの処理を終えたCPU1は、再びス
テップS8の処理に移行し、判別対象としての属性を付
加された別のオブジェクトがあるか否かを判別し、判別
対象の属性を付加された別のオブジェクトがあれば、判
別対象としての属性を有する別のオブジェクトの情報を
一つ読み込んで(ステップS9)、前記と同様にしてス
テップS10乃至ステップS16の処理を繰り返し実行
し、コアレス加工を行うべきオブジェクトに対してのみ
コアレス加工の属性を設定する処理、輪郭加工を行うべ
きオブジェクトに対してのみ輪郭加工の属性を設定する
処理、コアレス加工を行うべきオブジェクトに対してコ
アレス加工の属性を設定すると共に輪郭加工を行うべき
オブジェクトに対しては輪郭加工の属性を設定する処理
のいずれか一つを選択的に実行する。
【0039】最終的に、ステップS4の処理で判別対象
としての属性を付加されたオブジェクトの全てに対して
ステップS9乃至ステップS16の処理が行われ、新た
に情報を読み込むべきオブジェクトがなくなった段階
で、ステップS8の判別結果が偽となり、コアレス加工
形状判別処理が終了する。
【0040】更に、ステップS8の判別結果が偽となっ
てコアレス加工形状判別処理が終了した段階でNC加工
プログラムの自動作成処理を開始させるようにしてもよ
い。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、予め生成された形状デ
ータに対してオペレータが大小判定の作業を行わなくて
も、コアレス加工または輪郭加工の属性をワイヤカット
用NCデータを作成する装置によって自動的に判定し、
さらには指定することができるので、加工形状の見落と
しや大小判定のミスがなくなり、コアレス加工を行うべ
き加工形状と輪郭加工を行うべき加工形状の各々に対し
て適確に加工属性を設定することができる。
【0042】さらに、加工形状の大きさを判定するため
の方法として、複数の判別方法を複数選択して各々の判
別結果の論理積または論理和によって最終的な大小判別
を行う方法を任意に設定することができるので、加工形
状の特性に応じて最適の大小判別を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態のNC自動プログ
ラミング装置の要部を示すブロック図である。
【図2】同実施形態のNC自動プログラミング装置にお
けるディスプレイの表示例である。
【図3】本実施形態のNC自動プログラミング装置によ
るコアレス加工形状判別処理のプログラムのフローチャ
ートである。
【図4】本実施形態のNC自動プログラミング装置によ
るコアレス加工形状判別処理のプログラムのフローチャ
ートの続きである。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ(CPU) 2 ディスプレイ 3 キーボード 4 マウス 5 バス 6 ROM 7 RAM 8 ハードディスク 9 ディスクドライブユニット 10 フロッピーディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−304818(JP,A) 特開 平3−104518(JP,A) 特開 平5−277835(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23H 7/02 - 7/20 G05B 19/18 - 19/46 B23Q 15/00 - 15/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤカット放電加工用NCデータを作
    成する装置を用いたコアレス加工形状の判別方法であっ
    て、 (a)予め生成されている加工形状のデータに基づいて
    前記加工形状の大きさを判別するための複数の判別方法
    を記憶するステップと、 (b)前記ステップ(a)で記憶された判別方法を1以
    上選択するステップと、 (c)前記ステップ(b)で2以上の判別方法が選択さ
    れた場合にその判別方法による判別結果の論理演算を指
    定するステップと、 (d)前記ステップ(c)選択された判別方法による
    判別結果に対して指定された論理演算を行なって得られ
    た結果、若しくは前記ステップ(b)で1つの判別方法
    のみが選択されたときのその判別結果、に基づいて加工
    形状に対してコアレス加工か輪郭加工かを自動的に判別
    するステップとを備えた、コアレス加工形状判別方法。
  2. 【請求項2】 予め生成されている加工形状のデータに
    基いて前記加工形状の大きさを判別する複数の判別方法
    を記憶する記憶手段と、 前記複数の判別方法から1以上選択する判別方法選択手
    段と、 判別結果の論理演算を指定する論理演算指定手段と、 前記判別方法選択手段で選択された判別方法を実行して
    得られた判別結果に対して前記論理演算指定手段で指定
    された論理演算を実行する論理演算実行手段と、 前記論理演算によって得られた結果、若しくは1つの判
    別方法のみが選択されたときのその判別結果、に基づい
    て加工形状に対してコアレス加工か輪郭加工かを自動的
    に判別する手段とを備える、ワイヤカット放電加工用N
    Cデータを作成する装置。
  3. 【請求項3】 ワイヤカット放電加工用NCデータを作
    成する装置のコンピュータによって読取り可能な記録媒
    体であって、加工形状の大きさを判別するための異なる
    複数の加工形状判別プログラムを有し、該加工形状判別
    プログラムが1つ選択された場合にはそのプログラムを
    実行して得られた結果に基づいて、若 しくは2以上の加
    工形状判別プログラムが選択された場合には、各選択加
    工形状判別プムグラムを実行して得られた結果に対して
    選択された論理演算を行いその結果に基づいて加工形
    状に対してコアレス加工か輪郭加工かを自動的に判別す
    るコアレス加工形状判別プログラムが記録されている、
    記録媒体。
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