JP3117086U - 飲み口付きペットボトルキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】片手で開閉が可能であるだけでなく、唇が接触する部分がキャップの外部に露出しない衛生的な飲み口付きペットボトルを提供する。
【解決手段】略円筒状のベース部7に対して、蝶番部分17を介して開閉蓋部9が、片手で開閉が可能とする。ベース部7と開閉蓋部9とが接する境界部19は、部分的に下方へ後退する後退部分21を有するので、口部5の外周面を露出させることができる。この露出する口部5の部分に唇を接触してドリンクなどを飲み、その後に、開閉蓋部9を閉じることで、この口部5の外周面は、開閉蓋部9の出っ張り部分29で、覆われ、衛生的である。また、境界部19には、開閉蓋部9が閉る動作で、弾性によって乗り越えられる凹凸部分23が設けられ、開閉蓋部9の閉じた状態を維持できる。さらに、突条水密部11は、開閉蓋部9が閉じた状態で、口部5に挿入され、水密状態を維持する。
【選択図】図1

Description

この考案は、ペットボトルの円筒状の口部に螺合するキャップの構造に関する。
ペットボトルの円筒状の口部に螺合する略円筒状のキャップは、例えば自動車で運転中に、ペットボトルのドリンクを飲もうとするときには、片手では開けづらく、また、開けた拍子にキャップを床に落としてしまうことがあった。
このような不便さをなくすためのキャップが、下記の特許文献1に記載される。すなわち、ペットボトルの円筒状の口部に螺合する円筒状をなすベース部に対して、蝶番部分を介して開閉可能に開閉蓋部を設けるものである。また、開閉蓋部の閉じた状態を維持するための爪が設けられる。これにより、片手で、開閉が可能になる。
実用新案登録3092676
しかしながら、特許文献1の開閉蓋部は、円筒状をなすベース部の上面に位置する平面的なものであり、開けた状態で、ベース部の上面だけが開口する。このため、ペットボトルのドリンクを飲もうとすると、唇が円筒状をなすベース部の外周面に接触してしまい、開閉蓋部を閉じても、この接触部分は外部に露出したままであり、不衛生である。
特に、他の食品を食しながらドリンクを飲もうとすると、食品の食べかすが付着し、閉じたキャップの外部に露出したままということにもなり、著しく不衛生である。
この考案は、以上の問題点を解決するために、片手で開閉が可能であるだけでなく、唇が接触する部分が外部に露出しない衛生的な飲み口付きペットボトルキャップを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、ペットボトルの円筒状の口部に螺合する略円筒状をなすベース部と、このベース部に蝶番部分を介して開閉可能に設けられる開閉蓋部と、前記ベース部と前記開閉蓋部とが接することで形成される境界部と、この境界部が前記蝶番部分の反対側で部分的に下方へ後退して前記口部の外周面を露出させる後退部分と、この露出された口部の外周面を覆うように前記開閉蓋部の外周に形成された出っ張り部分と、前記開閉蓋部の閉じた状態を維持するように前記境界部に形成され前記開閉の動作で弾性によって乗り越えられる凹凸部分と、前記開閉蓋部の内側上面に設けられ、前記開閉蓋部が閉じた状態で前記口部に挿入され上端外周が接して水密状態となる突条水密部と、を有することを特徴とする飲み口付きペットボトルキャップである。
第二考案は、さらに、前記突条水密部は、略短円筒状で、上端の径よりも下端の径が小さいことで、前記開閉蓋部が閉じた状態で前記口部に挿入され上端外周が接して水密状態となることを特徴とする飲み口付きペットボトルキャップである。
第三発明は、さらに、前記境界部には、前記ベース部と前記開閉蓋部を連続し、前記開閉蓋部を開くことで破断される破断用小片が設けられることを特徴とする飲み口付きペットボトルキャップである。
第四発明は、さらに、前記ベース部および開閉蓋部の材質は、ポリプロピレンで、前記突条水密部の材質は、ポリエチレンであることを特徴とする飲み口付きペットボトルキャップである。
第一、第二、第三、又は第四考案によれば、略円筒状をなすベース部に対して蝶番部分を介して設けられる開閉蓋部が開閉し、片手で開閉が可能である。
また、ベース部と開閉蓋部とが接する境界部は、蝶番部分の反対側で部分的に下方へ後退する後退部分を有することで、口部の外周面を露出させることができ、この露出する口部の部分を飲み口として、唇を接触してドリンクなどを飲めば、その後に、開閉蓋部を閉じることで、この露出された口部の外周面は、開閉蓋部の外周に形成された出っ張り部分で、覆われる。よって、唇が接触する部分が外部に露出せず衛生的である。
また、ベース部と開閉蓋部とが接する境界部には、開閉蓋部が閉る動作で、弾性によって乗り越えられる凹凸部分が設けられるので、開閉蓋部の閉じた状態を維持する。さらに、開閉蓋部の内側上面に設けられた突条水密部は、開閉蓋部が閉じた状態で、ペットボトルの口部に容易に挿入されるが、このとき、突条水密部の上端外周が口部の縁部にうまく接して水密状態を維持する。
第三、又は第四考案によれば、さらに、開閉蓋部分を開くことで破断用小片が破断されるので、未開封状態かどうかの判断が容易になされ、また、破断前の破断用小片により、未開封状態を維持しやすい。
第四考案によれば、さらに、突条水密部の材質は、ポリエチレンであり、柔らかいので、口部との接触において、十分な水密が可能になる。
この考案の実施形態を、図1〜図3に示す。
[全体概略]
この実施形態のキャップ1は、ペットボトル3の円筒状の口部5に螺合するベース部7に対し設けられた開閉蓋部9が開閉し、開閉蓋部9に設けられた突条水密部11がペットボトル3の口部5に接して水密を維持する。ベース部7および開閉蓋部9の材質は、ポリプロピレンで、突条水密部11の材質は、ポリエチレンである。
[ベース部7]
ベース部7は、略円筒状をなし、内周面に雌ネジ13が形成され、ペットボトル3の円筒状の口部5の外周面に形成された雄ネジ15に螺合する。このベース部7には、一体的に、肉厚が薄く細い蝶番部分17が形成され、この蝶番部分17を介して開閉蓋部9が開閉可能に設けられる。
ベース部7と開閉蓋部9とが接することで形成される境界部19は複雑な曲線を描く。すなわち、この境界部19は蝶番部分17の反対側すなわち前側で、部分的に下方へ後退して後退部分21となり、口部5の外周面を大きく露出させている。この後退部分21は、図1(C)などに示すように、ベース部7の略円筒状の中心から見て、180度以上の範囲に形成される。すなわち、前方、左右方向の広い範囲に及ぶ。後方へ行くに従い、境界部19は、斜めに上昇し、よって、開閉蓋部9の上下の寸法L(図2)は小さくなり、開閉の動作の際に、開閉蓋部9と口部5の干渉が避けられる。
境界部19が斜めに上昇する部分22に、丸い曲線形状の凹凸部分23が形成される。そして、開閉の動作で、一方の丸い凸部25が他方の丸い凸部26を弾性によって乗り越え、丸い凹部27に嵌合する。この嵌合により、開閉蓋部9の閉じた状態を維持する。
[開閉蓋部9]
ベース部7に対し蝶番部分17を介して開閉蓋部9が設けられる。開閉蓋部9の外周には、境界部19の後退部分21により大きく露出された口部5の外周面を覆うように、出っ張り部分29が形成されている。出っ張り部分29は、内部が中空で、開閉蓋部9が開閉動作の際に、口部5の縁部に干渉しないようになっている。出っ張り部分29は、内部の中空を封するように、下方に縁部31が形成され、内部へ向き、先端が境界部19に接する。開く動作の際には、この出っ張り部分29の縁部31を指で押し上げる。
[突条水密部11]
開閉蓋部9の内側上面に突条水密部11が設けられる。この突条水密部11は、略短円筒状で、上端33は閉じて開閉蓋部9に固定され、上端33の径よりも下端35の径が小さいことで、略漏斗状をなす。この形状により、開閉蓋部9が閉じた状態で、突条水密部11は口部5に挿入され、上端外周が口部5の縁の上部と内部に接して水密状態となる。なお、下端35は、縁37が内側に湾曲し、仮に口部5に干渉した際にも、容易に、口部5内部へ挿入される。
なお、境界部19には、図示しないが、長手方向に沿って複数箇所に小さな破断用小片を設ける。すなわち、境界部19の長手方向にそって、ベース部7と開閉蓋部9を部分的に連続させる小さな破断用小片を、樹脂成形時に成形し、これにより開閉蓋部9を押し上げて開くことで、プチプチと小さな手ごたえと共に破断され、開かれる。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、略円筒状をなすベース部7に対して蝶番部分17を介して設けられる開閉蓋部9が上下に回動して開閉し、ネジの螺合を外す必要は無いので、親指などを用いて開閉できるので、片手で開閉が可能である。
また、ベース部7と開閉蓋部9とが接する境界部19は、蝶番部分17の反対側すなわち前側で部分的に下方へ後退する後退部分21を有することで、口部5の外周面を大きく露出させることができる。この露出する口部5の部分を飲み口として、唇を接触してドリンクなどを飲めば、その後に、開閉蓋部9を閉じることで、この露出された口部5の外周面は、開閉蓋部9の外周に形成された出っ張り部分29で、覆われる。よって、唇が接触する部分が外部に露出せず衛生的である。
また、ベース部7と開閉蓋部9とが接する境界部19には、開閉蓋部9が閉る動作で、弾性によって乗り越えられる凹凸部分23が設けられるので、開閉蓋部9の閉じた状態を維持する。さらに、開閉蓋部9の内側上面に設けられた突条水密部11は、上端33の径よりも下端35の径が小さい漏斗状であることから、開閉蓋部9が閉じた状態で、ペットボトル3の口部5に容易に挿入される。そして、このとき、突条水密部11の上端外周が、口部5の縁37の上部と内部にうまく接して水密状態を維持する。
さらに、開閉蓋部分を強く押し上げて開くことで破断用小片が破断されるので、未開封状態かどうかの判断が容易になされる。また、破断前の破断用小片により、未開封状態を維持しやすい。
さらに、突条水密部11の材質は、ポリエチレンであり、柔らかいので、口部5との接触において、十分な水密が可能になる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、突条水密部11は、略短円筒状で、上端33の径よりも下端35の径が小さいものとしたが、他の実施形態では、下向きの閉じた略半球状とすることで、開閉蓋部9が閉じた状態で口部5に挿入され上端外周が接して水密状態となるものとしてもよい。
以上の実施形態では、未開封状態かどうかの判断が容易になされ、また、未開封状態を維持しやすいために、破断用小片を設けたが、他の実施形態では、シールであっても良い。また、ペットボトル3の通常の円筒状のキャップ1を外した後に、この考案のキャップ1を装着するときは、破断用小片やシールは不要である。
以上の実施形態では、ベース部7および開閉蓋部9の材質は、ポリプロピレンで、前記突条水密部11の材質は、ポリエチレンであるとしたが、これらの樹脂材に限らず、前者に対して後者が適切に柔らかいものであれば、十分に機能することが可能である。
この考案の一実施形態を示すもので、(A)は側面図、(B)は(A)の動作を示す拡大図、(C)は(B)の開閉蓋部を示す転倒斜視図である。 図1(A)の縦断面拡大図である。 図2の動作を示す図である。
符号の説明
1…キャップ、3…ペットボトル、5…口部、7…ベース部、9…開閉蓋部、11…突条水密部、13…雌ネジ、15…雄ネジ、17…蝶番部分、19…境界部、21…後退部分、23…凹凸部分、25…凸部、27…凹部、29…出っ張り部分、31…縁部、33…上端、35…下端、37…縁。

Claims (4)

  1. ペットボトルの円筒状の口部に螺合する略円筒状をなすベース部と、このベース部に蝶番部分を介して開閉可能に設けられる開閉蓋部と、前記ベース部と前記開閉蓋部とが接することで形成される境界部と、この境界部が前記蝶番部分の反対側で部分的に下方へ後退して前記口部の外周面を露出させる後退部分と、この露出された口部の外周面を覆うように前記開閉蓋部の外周に形成された出っ張り部分と、前記開閉蓋部の閉じた状態を維持するように前記境界部に形成され前記開閉の動作で弾性によって乗り越えられる凹凸部分と、前記開閉蓋部の内側上面に設けられ、前記開閉蓋部が閉じた状態で前記口部に挿入され上端外周が接して水密状態となる突条水密部と、を有することを特徴とする飲み口付きペットボトルキャップ。
  2. 前記突条水密部は、略短円筒状で、上端の径よりも下端の径が小さいことで、前記開閉蓋部が閉じた状態で前記口部に挿入され上端外周が接して水密状態となることを特徴とする請求項1に記載の飲み口付きペットボトルキャップ。
  3. 前記境界部には、前記ベース部と前記開閉蓋部を連続し、前記開閉蓋部を開くことで破断される破断用小片が設けられることを特徴とする請求項1に記載の飲み口付きペットボトルキャップ。
  4. 前記ベース部および開閉蓋部の材質は、ポリプロピレンで、前記突条水密部の材質は、ポリエチレンであることを特徴とする請求項1、又は2に記載の飲み口付きペットボトルキャップ。
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