JP3113775B2 - 2値化回路 - Google Patents

2値化回路

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JP3113775B2
JP3113775B2 JP06140116A JP14011694A JP3113775B2 JP 3113775 B2 JP3113775 B2 JP 3113775B2 JP 06140116 A JP06140116 A JP 06140116A JP 14011694 A JP14011694 A JP 14011694A JP 3113775 B2 JP3113775 B2 JP 3113775B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力されたアナログ
信号を2値信号に変換する2値化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2値化回路は、例えば図3に示す
ような2次元コードを読み取るスキャナにおいて、その
読み取った電気信号を、白と黒とに対応する2値に変換
する。
【0003】図4は、従来の2値化回路の一例を示す回
路図である。
【0004】INから入力された検出信号は、コンパレ
ータ1の非反転入力端子に入力され、このコンパレータ
1の反転入力端子には、D/A(digital/analogue)コン
バータ2からの基準電圧信号が入力されるようになって
いる。前記コンパレータ1の出力端子から2値化された
信号が出力される。
【0005】前記D/Aコンバータ2は、図示しないが
コンピュータ等の制御部から供給された基準値データ(
デジタルデータ )をアナログ信号( 基準電圧信号 )に変
換して出力するようになっている。
【0006】図5は、入力された検出信号波形( 実線 )
及びD/Aコンバータ2から出力される基準電圧信号(
破線 )を示す図である。
【0007】このように、図4に示す従来の2値化回路
では、照明むらや検出対象の汚れ等により、検出信号波
形が全体的に低レベルになることがあるが、制御部から
のデジタルデータを変化させない限り、D/Aコンバー
タ2からの基準電圧信号は変化しない。
【0008】図6は、従来の2値化回路の他の例を示す
回路図である。
【0009】INから入力された検出信号は、コンパレ
ータ11の非反転入力端子に入力される。このコンパレ
ータ11の非反転入力端子とグラウンドとの間には、第
1の抵抗12と第2の抵抗13とからなる直列分圧回路
が接続されている。この直列分圧回路の分圧出力が前記
コンパレータ11の反転入力端子に入力されるようにな
っている。
【0010】前記第2の抵抗13には並列に、コンデン
サ14が接続されている。前記コンパレータ11の出力
端子から2値化された信号が出力される。
【0011】図7は、入力された検出信号波形( 実線 )
及び第1の抵抗12と第2の抵抗13とからなる直列分
圧回路の分圧出力波形( 破線 )を示す図である。
【0012】このように、検出信号波形の変化に追従し
て、分圧出力波形もコンデンサ14により遅延されて変
化する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した図4
に示す2値化回路の例では、制御部からのデジタルデー
タを変化させない限り、基準電圧信号のレベルが変化し
ないので、照明むら等の原因により、検出信号の全体の
レベルが変化したときに、例えば、図5の後半の信号波
形のように、検出信号のレベルが全体的に低下すると、
白の幅が狭くなり、黒の幅が広くなってしまうことがあ
る。また、白のレベルが基準電圧信号より低いこともあ
りうる。すなわち、2次元コードの白と黒との幅が正確
に検出できなくなるという問題があった。
【0014】また、図6に示す2値化回路の例では、コ
ンデンサ14の充放電により、検出信号の変化に追従し
て基準電圧信号が変化するが、例えば図7の後半の信号
波形のように、ローレベル( 黒に対応するレベル )が長
く続いて、コンデンサ14が十分放電してしまうと、基
準電圧信号がこのローレベルの検出信号よりもさらに低
いレベルになり、黒を正確に検出することができないと
いう問題があった。
【0015】そこでこの発明は、基準電圧信号を検出信
号のレベルの変化に対応させることができ、白及び黒を
正確に検出することができる2値化回路を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力された
アナログ信号を2値信号に変換する2値化回路におい
て、前記アナログ信号を基準電圧と比較し、この比較結
果に基づいて2値信号を出力する比較手段と、前記アナ
ログ信号の低周波成分の変動に追従して前記基準電圧を
変動させる第1の基準電圧変動手段と、前記アナログ信
号の高周波成分の変動に追従して前記基準電圧を変動さ
せる第2の基準電圧変動手段と、高い電位側から順に第
1のないし第3の分圧抵抗を直列に接続し、第1の分圧
抵抗と第2の分圧抵抗との接続点に上記第1の基準電圧
変動手段の出力を接続し、第2の分圧抵抗と第3の分圧
抵抗との接続点に上記第2の基準電圧変動手段の出力を
接続し、上記比較手段に第2の分圧抵抗と第3の分圧抵
抗との接続点の電位を基準電圧として供給する基準電圧
発生手段とを具備したことを特徴とする。
【0017】
【作用】このような構成の本発明において、基準電圧発
生手段から比較手段に供給される基準電圧は、第1の基
準電圧変動手段によりアナログ信号の低周波成分の変動
に追従して変動させられ、第2の基準電圧変動手段によ
りアナログ信号の高周波成分の変動に追従して変動させ
られる。
【0018】比較手段は、この変動させられた基準電圧
とアナログ信号とを比較し、この比較結果に基づいて2
値化信号が出力される。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0020】図1は、この発明を適用した2値化回路を
示す回路図である。
【0021】INから入力された検出信号は、比較手段
としてのコンパレータ21の非反転入力端子に入力され
ると共に、第1のダイオード22のアノード端子に入力
される。
【0022】この第1のダイオード22のカソード端子
は、第1の抵抗23と第1のコンデンサ24とからなる
並列回路の一端に接続され、この並列回路の他端はグラ
ウンドに接続されている。前記第1のダイオード22の
カソード端子とその並列回路の一端との接続点は、第2
のダイオード25のカソード端子に接続され、この第2
のダイオード25のアノード端子は、電源Vcとグラウ
ンドとの間に接続された第2の抵抗26と第3の抵抗2
7と第4の抵抗28とからなる直列回路の第2の抵抗2
6と第3の抵抗27との接続点に接続されている。
【0023】前記第1の抵抗23と前記第1のコンデン
サ24とからなる並列回路は積分回路( ローパスフィル
タ )で、入力された検出信号の低周波成分の変動に応じ
て、後述する基準電圧信号を変動させる為のものであ
る。なお、前記第1の抵抗23及び前記第1のコンデン
サ24は、これらから構成されるローパスフィルタが2
次元コードに読取りにおける白と黒との境界での検出信
号のレベル変化に対して変化せず、照明や用紙の汚れ等
の変化に対して適切に基準電圧信号を変化させるように
設定されている。
【0024】また、INから入力された検出信号は、第
3のダイオード29のカソード端子に接続されている。
この第3のダイオード29のアノード端子は、第5の抵
抗30を介して、前記第3の抵抗27と前記第4の抵抗
28との接続点に接続され、この第4の抵抗28に並列
に高周波ノイズ除去用の第2のコンデンサ31が接続さ
れている。なお、この第2のコンデンサ31は、前記第
3のダイオード29と前記第5の抵抗30とからなるハ
イパスフィルタが、白と黒との境界での検出信号のレベ
ル変化に対して基準電圧信号を適切に変化させる障害と
ならず、しかも高周波ノイズを除去できる程度の容量に
設定されている。
【0025】前記第3の抵抗27と前記第4の抵抗28
との接続点から基準電圧信号が、前記コンパレータ21
の反転入力端子に入力されるようになっている。このコ
ンパレータ21の出力端子から、2値化された信号が出
力される。
【0026】この第1のダイオード22のカソード端子
は、第1の抵抗23と第1のコンデンサ24とからなる
並列回路の一端に接続され、この並列回路の他端はグラ
ウンドに接続されている。前記第1のダイオード22の
カソード端子とその並列回路の一端との接続点は、第2
のダイオード25のカソード端子に接続され、この第2
のダイオード25のアノード端子は、電源Vcとグラウ
ンドとの間に接続された第2の抵抗(第1の分圧抵抗)
26と第3の抵抗(第2の分圧抵抗)27と第4の抵抗
(第3の分圧抵抗)28とからなる直列回路の第2の抵
抗26と第3の抵抗27との接続点に接続されている。
【0027】このような構成の本実施例においては、例
えば図3に示すような2次元コードを読み取ったとき、
その検出信号の変動に対して基準電圧信号は図2に示す
ように変化する。
【0028】すなわち、例えば、照明むらや用紙の汚れ
等によりINから入力された検出信号のレベルが低周波
的に( 全体的になだらかに )下降すると、第2のダイオ
ード25のカソード端子の電位が低周波的に下降する。
すると、第2の抵抗26と第3の抵抗27との接続点の
電位が下降して、第3の抵抗27と第4の抵抗28との
接続点の電位が低周波的に下降する。
【0029】また、検出信号のレベルが低周波的に上昇
すると、第2のダイオード25のカソード端子の電位が
低周波的に上昇する。すると、第2の抵抗26と第3の
抵抗27との接続点の電位が上昇して、第3の抵抗27
と第4の抵抗28との接続点の電位が低周波的に上昇す
る。
【0030】しかし、第2のダイオード25のカソード
端子の電位が、第2の抵抗26と、第3の抵抗27と第
4の抵抗28と直列回路との分圧出力値より上昇する
と、第2のダイオード25が断線状態となり、第1の基
準電圧変動手段42による基準電圧発生回路41への影
響を遮断することができる。
【0031】また、2次元コードの白から黒への境界で
の検出信号の変動に対して、すなわち、検出信号のレベ
ルが高周波的に( 急激に )下降する( 白から黒を示す信
号に変化するので、その検出信号は基準電圧信号を下回
る )と、第3のダイオード29を介して、第5の抵抗3
0、第3の抵抗27、第4の抵抗28との接続点の電位
が下降する。
【0032】また、検出信号レベルが高周波的に上昇す
る( 黒から白に示す信号に変化するので、その検出信号
は基準信号を上回る )と、第3のダイオード29を介し
て、第5の抵抗30、第3の抵抗27、第4の抵抗28
との接続点の電位が上昇する。
【0033】すなわち、第1の基準電圧変動手段42
は、INから入力される検出信号の低周波の変動に対し
て、基準電圧発生回路41からの基準電圧を追従させ、
第2の基準電圧変動手段43は、検出信号の高周波の変
動に対して、基準電圧発生回路41からの基準電圧を追
従させると共に、検出信号が第2の抵抗26と第3の抵
抗27との接続点の電位より上昇すると、第1の基準電
圧変動手段42の基準電圧発生回路41への影響が遮断
され、検出信号が第3の抵抗27と第4の抵抗28との
接続点の電位より上昇すると、第2の基準電圧変動手段
43の基準電圧発生回路41への影響が遮断されるの
で、基準電圧のレベルは、検出信号の電圧のレベルに必
要以上に接近することはない。
【0034】従って、二次元コードのように黒色の部分
が長く続く場合でも、基準レベルが検出信号より下回る
ことがない。
【0035】このように本実施例によれば、基準電圧を
発生させる第2の抵抗26、第3の抵抗27、第4の抵
抗28からなる基準電圧発生回路41と、INから入力
される検出信号の低周波成分の変動に追従して基準電圧
を変動させる第1のダイオード22、第1の抵抗23、
第1のコンデンサ24、第2のダイオード25からなる
第1の基準電圧変動手段42と、検出信号の高周波成分
の変動に追従して基準電圧を変動させる第3のダイオー
ド29、第5の抵抗30、第2のコンデンサ31からな
る第2の基準電圧変動手段43とを設けたことにより、
基準電圧信号を検出信号のレベルの変動に追従して変動
させることができ、白及び黒を正確に検出することがで
きる。
【0036】従って、白及び黒のそれぞれの幅を正確に
検出することができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
基準電圧信号を検出信号のレベルの変化に対応させるこ
とができ、白及び黒を正確に検出することができる2値
化回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の2値化回路を示す回路
図。
【図2】同実施例の2値化回路における検出信号と基準
電圧信号の波形を示す図。
【図3】2次元コードを示す図。
【図4】従来例の2値化回路を示す回路図。
【図5】同従来例の2値化回路における検出信号と基準
電圧信号の波形を示す図。
【図6】他の従来例の2値化回路を示す回路図。
【図7】同従来例の2値化回路における検出信号と基準
電圧信号の波形を示す図。
【符号の説明】
21・・・コンパレータ、 22,25,29・・・ダイオード、 23,26,27,28,30・・・抵抗、 24,31・・・コンデンサ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 G06T 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたアナログ信号を2値信号に変
    換する2値化回路において、前記アナログ信号を基準電
    圧と比較し、この比較結果に基づいて2値信号を出力す
    る比較手段と、前記アナログ信号の低周波成分の変動に
    追従して前記基準電圧を変動させる第1の基準電圧変動
    手段と、前記アナログ信号の高周波成分の変動に追従し
    て前記基準電圧を変動させる第2の基準電圧変動手段
    と、高い電位側から順に第1のないし第3の分圧抵抗を
    直列に接続し、第1の分圧抵抗と第2の分圧抵抗との接
    続点に上記第1の基準電圧変動手段の出力を接続し、第
    2の分圧抵抗と第3の分圧抵抗との接続点に上記第2の
    基準電圧変動手段の出力を接続し、上記比較手段に第2
    の分圧抵抗と第3の分圧抵抗との接続点の電位を基準電
    圧として供給する基準電圧発生手段とを具備したことを
    特徴とする2値化回路。
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