JPH0568508U - 注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構造 - Google Patents

注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構造

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JPH0568508U
JPH0568508U JP1838192U JP1838192U JPH0568508U JP H0568508 U JPH0568508 U JP H0568508U JP 1838192 U JP1838192 U JP 1838192U JP 1838192 U JP1838192 U JP 1838192U JP H0568508 U JPH0568508 U JP H0568508U
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JP
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injection needle
storage case
storing
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needle
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JP1838192U
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朋来 末廣
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朋来 末廣
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 注射針の取外しが容易で、再度、注射針を収
納ケースに収納すると、廃棄処理中の振動、あるいは温
度変化では容易に注射針が抜け出ない注射針と注射針の
収納ケースを提供する。 【構成】 注射針10の取付部12の外側に突起15を
設け、該突起15と係合する屈曲した係合溝20を収納
ケース16の基端部内側に形成して構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、病院等で使用される注射針及び該注射針の収納ケースとの装着構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来病院等で使用される注射針60は、図5に示すように、先端が鋭利な金属 製細管61と、合成樹脂からなる筒状の取付部62とからなり、該取付部62は 先部から中間部にかけて周囲に4枚の板状ガイド63を備えて構成されていた。 そして、該注射針60の収納ケース64は、入口側に設けられている径の大きい 鍔部65と有底筒状で底方向に向かって径がやや細くなる筒状部66とからなり 、該筒状部66の外側中央には滑り止めの多数の線状突起67が設けられ、挿入 口68の内部には注射針60の深侵入を防止するストッパー69が設けられてい る。 そして、前記注射針60を、前記収納ケース64に収納する場合は注射針60 を前記挿入口68に押し込み、前記板状ガイド63を挿入口68の周壁に押しつ け、固定した状態で販売され、使用後は再度注射針60を収納ケース64に収納 して廃棄していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、収納ケース64の挿入孔はストレートとなって、注射針60の 板状ガイド63は単に周壁に押圧されて固定されているのみであるから、廃棄の 過程においてあるいは温度変化があると、注射針60が収納ケース64から抜け 出る場合があり、使用後の注射針60が露出すると、廃棄作業を行う看護婦ある いはその他の作業者に刺さり、それが原因で急性肝炎やエイズ等に感染すること が生じていた。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、注射針の取外しが容易で、 再度、注射針を収納ケースに収納すると、廃棄処理中の振動、あるいは温度変化 では容易に注射針が抜け出ない注射針と注射針の収納ケースを提供することを目 的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着 構造は、注射針の取付部の外側に突起を設け、該突起と係合する屈曲した係合溝 を収納ケースの基端部内側に備えて構成されている。 そして、前記目的に沿う請求項2記載の注射針と注射針を収納する収納ケース との装着構造は、注射針の取付部の外側に屈曲した係合溝を設け、該係合溝と嵌 入する突起を収納ケースの内側に備えて構成されている。 また、前記目的に沿う請求項3記載の注射針と注射針を収納する収納ケースと の装着構造は、注射針の取付部の外側に雄ねじを形成し、該雄ねじと螺合する雌 ねじを前記収納ケースの内側に形成して構成されている。
【0005】
【作用】
請求項1及び請求項2記載の注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構 造は、一方に形成された屈曲した係合溝に、他方に形成された突起を嵌入させて 固定させるので、使用済の注射針が収納ケースに収納されたものを使用済箱に投 げ入れる場合等の衝撃等により長手方向の力が加わっても収納ケースから注射針 が容易に外れない。また、周囲に温度変化があって、収納ケースと注射針との間 に微小の隙間を生じても一方の突起が屈曲した係合溝に嵌入しているので、突起 が係合溝に引っ掛かって注射針が収納ケースから容易に抜け出ない。 また、請求項3記載の注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構造にお いては、取付部の外側に雄ねじを形成し、該雄ねじと螺合する雌ねじを前記収納 ケースの内側に形成されており、これらを螺合することにより衝撃等よる外力を 受けても収納ケースから注射針が容易に外れない。
【0006】
【実施例】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案をそれぞれ具体化した実施例につ き説明し、本考案の理解に供する。 図1は本考案の第1の実施例に係る注射針と注射針を収納する収納ケースとの 装着構造を示す側面図、図2は前記収納ケースの正面図である。 図1及び図2に示すように注射針10は先端が鋭利な金属製細管11と筒状の 取付部12とからなり、該取付部12は金属製細管11方向に順次縮径し、該縮 径部13にはガイド14が形成されている。そして、前記取付部12の周囲には 2個の突起15が反対位置に設けられている。
【0007】 前記注射針10を収納する収納ケース16は、挿入口17の基端に形成された 径の大きい鍔部18と、該鍔部18に一体として連結される筒状部19とからな り、前記挿入口17の内側には、対向してその端部より長手方向に先部が屈曲し た略L字状の2個の係合溝20が設けられている。
【0008】 従って、前記注射針10を前記収納ケース16に装着する場合は、注射針10 を挿入して、適当に回転させた注射針10の取付部12に形成された突起15を 前記係合溝20に嵌入させ、注射針10または収納ケース16を少し回転させて 固定する。以上のようにして収納ケース16と注射針10とを固定しているため 、使用済箱に投げ入れた場合等の衝撃などで収納ケース16から注射針10が容 易に外れない。また、温度変化があって係合関係が緩んでも係合溝20が屈曲し ているので、注射針10が収納ケース16から外れ難いという利点を有する。
【0009】 次に、本考案の第2の実施例に係る注射針及び該注射針の収納ケースについて 説明する。図3は本考案の第2の実施例に係る注射針と注射針を収納する収納ケ ースとの装着構造の一部省略切欠き図である。なお、前記実施例と同一の構成要 素については同一の番号を付してその詳しい説明を省略する(以下、同じ)。 図3に示すように本考案の第2の実施例を構成する注射針21は先端が鋭利な 金属製細管11と取付部22とからなり、該取付部22には縮径部13から長手 方向に先部が屈曲した略L字状の係合溝24が対向して設けられている。 そして、収納ケース26は、鍔部18と筒状部19とからなり、前記鍔部18 内には前記係合溝24と係合する突起27が対向して設けられている。
【0010】 前記注射針21を前記収納ケース26に装着する場合は、注射針21を収納ケ ース26内に押し込んで、係合溝24に突起27を嵌入させ、注射針21または 収納ケース26を少し回転させて固定する。以上のようにして収納ケース26と 注射針21とを固定しているため、使用済箱に投げ入れた場合の衝撃等で、ある いは熱膨張の差による緩みがあっても収納ケース26から注射針21が容易に外 れない。 以上の実施例においては係合溝と突起を2組対向して設けたが1組または2組 以上設けてもよく、又、屈曲した係合溝を略L字状としたが他の形状であっても 良い。
【0011】 更に、本考案の第3の実施例に係る注射針及び該注射針の収納ケースについて 説明する。図4は本考案の第3の実施例に係る注射針と注射針を収納する収納ケ ースとの装着構造一部省略切欠き図である。 図4に示すように注射針30は、先端が鋭利な金属製細管11と、該金属製細 管の基端部に連接される取付部31とからなり、該取付部31の拡径部分32に は金属製細管11方向から該拡径部分32より外径の大きい雄ねじ33が形成さ れている。 また、収納ケース34は、内側に挿入口35が形成された鍔部37と筒状部1 9からなり、前記鍔部37の内側には前記雄ねじ33と螺合する雌ねじ38が形 成されている。従って、該注射針30を収納ケース34に収納するには、前記注 射針30を先端部から収納ケース34内に入れて、注射針30の最後の部分を収 納ケース34にねじ込んで固定する。
【0012】 なお、注射針の取付部及び収納ケースはこの実施例においてはポリプロピレン 等のプラスチックを使用したが、他の材質を使用することも可能であり、更には 注射針及び収納ケースの種類によって個々にそれぞれを着色しても良い。
【0013】
【考案の効果】
請求項1記載の注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構造は、注射針 の取付部に突起が、収納ケースには屈曲した係合溝が設けられているので、該注 射針を収納する場合には、注射針の取付部に設けられた突起を収納ケースに設け られた屈曲した係合溝に嵌入させることによって、投げ捨てた場合などの衝撃等 で長手方向に力が加わっても、あるいは温度変化で係合状態に緩みが生じても収 納ケースから注射針は容易に外れない。 また、請求項2記載の注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構造は注 射針の取付部には屈曲した係合溝が、収納ケースには該係合溝に係合する突起が 設けられているので、前記突起を係合溝に嵌入させるようにして注射針を収納ケ ースに収納することによって、投げ捨てた場合などの衝撃等で長手方向に力が加 わっても、あるいは温度変化で係合状態に緩みが生じても収納ケースから注射針 は容易に外れないという利点を有する。 そして、請求項3記載の注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構造は 、注射針の取付部には雄ねじが、収納ケースには雄ねじと螺合する雌ねじが設け られているので、それらを螺合すると外力が加わっても注射針と収納ケースは容 易には外れない。 従って、請求項1〜3記載の注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構 造においては、注射針と収納ケースとを取外し可能に装着し一度装着すると衝撃 等の力あるいは温度変化による緩み等によっても容易に外れないので、これまで に作業中に使用済みの注射針が作業者の身体に刺さり、それが原因で発生する急 性肝炎、エイズ等に感染する機会を無くす事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る注射針と注射針を
収納する収納ケースとの装着構造を示す一部省略側面図
である。
【図2】同収納ケースの正面図である。
【図3】本考案の第2の実施例に係る注射針と注射針を
収納する収納ケースとの装着構造を示す一部省略側面図
である。
【図4】本考案の第3の実施例に係る注射針と注射針を
収納する収納ケースとの装着構造を示す一部省略側面図
である。
【図5】従来例に係る注射針及び注射針の収納ケースの
側面図である。
【符号の説明】
10 注射針 11 金属製細管 12 取付部 13 縮径部 14 ガイド 15 突起 16 収納ケース 17 挿入口 18 鍔部 19 筒状部 20 係合溝 21 注射針 22 取付部 24 係合溝 26 収納ケース 27 突起 30 注射針 31 取付部 32 拡径部分 33 雄ねじ 34 収納ケース 35 挿入口 37 鍔部 38 雌ねじ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が鋭利な金属製細管の基端部に筒状
    の取付部を備えた注射針と、該注射針を収納する収納ケ
    ースとの取外し可能な装着構造であって、 前記取付部の外側に突起を設け、該突起と係合する屈曲
    した係合溝を収納ケースの基端部内側に形成したことを
    特徴とする注射針と注射針を収納する収納ケースとの装
    着構造。
  2. 【請求項2】 先端が鋭利な金属製細管の基端部に筒状
    の取付部を備えた注射針と、該注射針を収納する収納ケ
    ースとの取外し可能な装着構造であって、 前記取付部の外側に屈曲した係合溝を設け、該係合溝と
    嵌入する突起を収納ケースの内側に形成したことを特徴
    とする注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構
    造。
  3. 【請求項3】 先端が鋭利な金属製細管の基端部に筒状
    の取付部を備えた注射針と、該注射針を収納する収納ケ
    ースとの取外し可能な装着構造であって、 前記取付部の外側に雄ねじを形成し、該雄ねじと螺合す
    る雌ねじを前記収納ケースの内側に形成したことを特徴
    とする注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構
    造。
JP1838192U 1992-02-26 1992-02-26 注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構造 Pending JPH0568508U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998047559A1 (fr) * 1997-04-21 1998-10-29 Aki Web Agency Ltd. Orifice et joint d'identification du type de transfusion
JP2003033415A (ja) * 2001-07-26 2003-02-04 Nippon Soda Co Ltd 滅菌剤用容器
WO2007011009A1 (ja) * 2005-07-22 2007-01-25 Ajinomoto Co., Inc. 液体収容バッグ
US11484662B2 (en) 2015-11-27 2022-11-01 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Medicament injection device

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