JP3146741U - 工具収納ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】内外ケースの抜き差しが容易でかつ、外ケースの外れ防止作用を高めた工具収納ケースを提供する。
【解決手段】工具収納ケース1は、内ケース10と外ケース20とによって構成される。外ケース20の対角位置にある2つのコーナー部には、H字状の切り込みにより上向きバネ片22aと下向きバネ片22bが形成される。各バネ片22a,22bの内面には内向き突起が一体に形成される。内ケース10のコーナー部14a〜14dには、内向き突起と同一断面形状の外向き突起15が等間隔で形成された突起群16を備える。工具収納ケース1は、長さ可変の工具収納容器として使用することができ、外ケース20を引き抜こうとするとき、上向きバネ片22aと下向きバネ片22bが独立の撓み動作をし、外ケース20の外れ防止作用を高める。
【選択図】図1

Description

本考案は、収納ケースに係り、特に、ドリルやエンドミル等の棒状の工具を収納するための工具収納ケースに関するものである。
従来、棒状の工具などを収納する工具収納ケースとして、内ケースの外面に形成した凹凸と外ケースの内面に形成した凹凸とを嵌合させて閉じた状態とする構造のものが知られている(特許文献1〜5)。
特許文献1に記載された工具収納ケースはブロー成形品で、外ケースの4つのコーナー部に内面に飛び出すウェブを形成し、内ケースの対角位置の2つのコーナー部に外へ膨らむ様に凸部列を形成している(図8(A)参照)。
特許文献2に記載された工具収納ケースもブロー成形品で、内ケースの壁面中心に凹凸面を形成し、外ケース下端から伸びるストッパ片を係合させて閉じる様にしている(図8(B)参照)。
特許文献3に記載された工具収納ケースもブロー成形品で、内ケースの嵌合部分の対角位置外面に鋸刃状の突起列を形成し、外ケースの4つのコーナー部内面に鋸刃状の突起列を形成したものとなっている(図8(C)参照)。
特許文献4に記載された工具収納ケースは射出成形品で、内ケースの4つのコーナー部に凹部列が刻設され、外ケースの対角位置の2つのコーナー部に板バネ状可動片をU字状の切り込みによって形成し、この可動片の下端部内面に内ケースの凹部とほぼ同一の断面形状の突起を一体形成している(図8(D)参照)。
特許文献3に記載された工具収納ケースは射出成形品で、内ケースの4つのコーナー部の直近外面に各2列の凸部列を一体形成し、外ケースの4つのコーナー部の直近内面に2個ずつの凸部を一体形成している(図8(E)参照)。
米国特許明細書4,509,656号 実開昭62−105134号 特開平7−315381号 特開平10−316141号 特開2000−313442
これら従来の工具収納ケースは、いずれも長さ可変のものとして使用できるという利点がある。しかし、特許文献1,3,5は、壁面に凸設された突起同士を係合させる構造であることから強い係合が得られる様な設計とするとケースの開閉が困難になるため、遊びを大きくする必要があり、結果的にケースが外れやすいという問題がある。
これに対し、特許文献2,4は外ケース側のバネ片を係合手段として採用しているので、遊びを小さくしても抜き差しが可能となっている。しかし、外ケースに対して引き抜き方向の力が作用すると、バネ片が押し広げられ方向に変形されるため、外ケースの外れやすさ防止という作用には若干弱いものがある。
そこで、本考案は、棒状の工具を収納するための工具収納ケースにおいて、内外ケースの抜き差しが容易でかつ、外ケースの外れ防止作用をより高めることを目的としている。
上記目的を達成するためになされた本考案の工具収納ケースは、上端開口・下端閉鎖の筒状の内ケースと、下端開口・上端閉鎖の筒状の外ケースとによって構成され、以下の構成を備えたことを特徴とする。
(1)前記内ケースは、少なくとも上端から所定範囲の部分に外へ飛び出す様に一体成形された同一形状の外向き突起が軸方向等間隔に並んだ突起群を備えていること。
(2)前記外ケースは、内外ケースとの嵌合時に前記突起群の突起間に嵌り込む形状の内向き突起を内面に備えたバネ片を備えていること。
(3)前記外ケースは、前記バネ片として、下から上に伸びる上向きバネ片と上から下に伸びる下向きバネ片とを備えていること。
本考案の工具収納ケースによれば、閉じた状態で外ケースに引き抜き方向の力が作用したとき、下向きバネ片に加わる力と上向きバネ片に加わる力にはその作用方向等に相違が生じ、簡単に引き抜かれてしまうことがない。よって、外ケースの外れ防止作用が高まる。
ここで、本考案の工具収納ケースは、さらに、以下の構成をも採用するとよい。
(4)前記上向きバネ片及び下向きバネ片は、前記外ケースの壁面に形成されたH字状の切り込みによってその本体が形成されていること。
上向きバネ片と下向きバネ片の各本体をH字状の切り込みで同時に形成することができ、成形用の金型の構成をシンプルにすることができるからである。
また、本考案の工具収納ケースは、さらに、以下の構成をも採用するとよい。
(5)前記内ケースは、断面矩形状を呈する角筒体で構成され、前記突起群は、各コーナー部の外面に形成されていること。
(6)前記外ケースは、断面矩形状を呈する角筒体で構成され、前記上向きバネ片及び下向きバネ片は、対角位置にある少なくとも一組のコーナー部の下端開口の近傍に形成されていること。
外ケースと内ケースの嵌め合い位置を意識することなく外ケースのバネ片の内向き突起と、内ケースの外向き突起とを係合させることができるからである。
加えて、本考案の工具収納ケースは、さらに、以下の構成をも採用するとよい。
(7)前記内ケース及び外ケースは、互いに嵌まり合う範囲のコーナー部が面取りされており、前記突起群,上向きバネ片及び下向きバネ片は、当該面取りされた部分に形成されていること。
突起群やバネ片を精度良く形成できるからである。また、バネ片の本体を平板で構成できるので、バネ片自体の変形能力を十分に発揮させ、ケースが閉じ難くなり過ぎないからである。
また、本考案の工具収納ケースは、さらに、以下の構成をも採用するとよい。
(8)前記内ケースは、断面矩形状で各コーナー部が面取りされた形状を呈し、対面位置にある少なくとも2つの壁面に軸方向2本の切り込みと当該切り込み同士の上下一方の端部同士を連結する水平な切り込みとによって形成され、外面に外へ飛び出す水平な突条を有するバネ片を備えていること。
(9)前記内ケースに備えられたバネ片の突条の高さは、前記外ケースを閉じたときに外ケースの内壁面によって押されて当該バネ片を内方向へ撓ませる高さとされていること。
(10)前記内ケースは、前記各壁面の内面側に、垂直方向に伸びる垂直片が一体に形成されていること。
嵌合のための突起群以外に、内ケースに上述の様な水平突条付きのバネ片を壁面部に設けることにより、ケースを閉じたときに、内ケース内の垂直片を内側へと移動させる様な変形を生じさせ、垂直片で収納した工具のシャンクをしっかりと保持した状態にもすることができるからである。
この(8)〜(10)に加えて、本考案の工具収納ケースは、さらに、以下の構成をも採用するとよい。
(11)前記内ケースは、前記突条付きのバネ片として、前記突起群の上側に前記突条が位置する上側バネ片と、前記突起群の下側に前記突条が位置する下側バネ片とを備えていること。
シャンクホールド力をより高めることができると共に、内外ケースの開閉作業に対する邪魔になり難いからである。
これら本考案の工具収納ケースは、さらに、以下の構成をも採用するとよい。
(12)前記内ケースは、下端から所定高さの位置に前記外ケースの下端がそれ以上下降しない様にするストッパ用段部を備えていること。
本考案の工具収納ケースは、内外ケースの抜き差しが容易でかつ、外ケースの外れ防止作用をより高めることができる。
次に、本考案の実施の形態について説明する。第1実施形態の工具収納ケース1は、図1に示す様に、上端開口・下端閉鎖の筒状の内ケース10と、下端開口・上端閉鎖の筒状の外ケース20とによって構成されている。これら内ケース10及び外ケース20は、プラスチックスを材料とする射出成形によって製造されている。
内ケース10には、図2に示す様に、外ケース20を閉じたときのストッパとして作用する段部11を備えたグリップ部12が下端部に形成されている。また、内ケース10は、このグリップ部12より上側は正方形断面の各コーナーが面取りされた形状の嵌合部本体13とされている。この嵌合部本体13の面取りがなされた各コーナー部14a〜14dには、外へ飛び出す様に一体成形された同一形状の外向き突起15が軸方向等間隔に多数並んだ突起群16が備えられている。各外向き突起15は、垂直断面において二等辺台形形状となっており、窪みに相当する部分も同じ形状の二等辺台形が抜けた状態とされている。なお、内ケース10の底部には補強用のリブ等が一体成形されているこの。内ケース10は、開口端のエッジ以外の部分については、それぞれの角にRが取られている。従って、図面上は面取り部分の直線は正面図等には表れない。
外ケース20は、図3に示す様に、内壁面が内ケース10の嵌合本体13の外形形状に対して突起15の高さ分だけ広くなる様な内面形状をした筒体として構成されている。そして、外ケース20の全長は、内ケース10の嵌合本体13の長さよりも長くされている。そして、外ケース20の4つのコーナー部(面取りされた部分)21a〜21dの内、対角位置にある2つのコーナー部21a,21cには、H字状の切り込みが入れられ、下から上に伸びる上向きバネ片22aと上から下に伸びる下向きバネ片22bとが形成されている。外ケース20も、開口端のエッジ及びバネ片の切り込み以外の部分については、それぞれの角にRが取られている。従って、図面上は面取り部分の直線は正面図等には表れない。
これらのバネ片22a,22bの内面には、それぞれ内ケース10の外向き突起15と同一の断面形状をした内向き突起23a,23bが一体に突設形成されている。また、これら上下の内向き突起23a,23bの間隔は、突起群16における外向き突起15同士の間隔と等しくされている。
また、内ケース10の突起群16の外向き突起15と、外ケース20の各バネ片22a,22bの内向き突起23a,23bとの位置関係は次の様にも構成されている。即ち、図4(C)に示す様に、外ケース20の下端を内ケース10の段部11に当接する状態としたときに、内ケース10の一番下の外向き突起15が、外ケース20の内向き突起23a,23bに挟まれた状態となる様な位置関係とされている。なお、外ケース20の天井部にも補強用のリブ等が一体成形されている。
本実施形態の工具収納ケース1は、図4に示す様に、内ケース10のコーナー部14a〜14dに縦に並んでいる外向き突起15のいずれか一つを、外ケース10の内向き突起23a,23bの間に挟む状態とすることで、長さ可変の工具収納容器として使用することができる。そして、閉じた状態から外ケース20を引き抜こうとするとき、上向きバネ片22aと下向きバネ片22bは、それぞれ内外へ撓む作用をしながら内向き突起23a,23bが外向き突起15をかわしながら抜き出されていく。このとき、上向きバネ片22aと下向きバネ片22bは独立の動作をするので、それぞれが内外への撓むタイミングには少しズレている。この結果、引き抜き力が作用したときの外ケース20の外れ防止作用が高くなっている。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の工具収納ケース2は、図5に示す様に、上端開口・下端閉鎖の筒状の内ケース30と、下端開口・上端閉鎖の筒状の外ケース20とによって構成されている。なお、外ケース20は、第1実施形態と同じものである。
内ケース30には、図6に示す様に、外ケース20を閉じたときのストッパとして作用する段部31を備えたグリップ部32が下端部に形成されている。また、内ケース30は、このグリップ部32より上側は正方形断面の各コーナーが面取りされた形状の嵌合部本体33とされている。この嵌合部本体33の面取りがなされた各コーナー部34a〜34dには、外へ飛び出す様に一体成形された同一形状の外向き突起35が軸方向等間隔に並んだ突起群36が備えられている。各外向き突起35は、垂直断面において二等辺台形形状となっており、窪みに相当する部分も同じ形状の二等辺台形が抜けた状態とされている。第2実施形態においても、内ケース30は、開口端のエッジ以外の部分については、それぞれの角にRが取られている。従って、図面上は面取り部分の直線は正面図等には表れない。
本実施形態においても、外ケース20は、内壁面が内ケース30の嵌合本体33の外形形状に対して突起35の高さ分だけ広くなる様な内面形状をした筒体として構成されている。そして、外ケース20の全長は、内ケース30の嵌合本体33の長さよりも長くされている。そして、外ケース20の4つのコーナー部(面取りされた部分)21a〜21dの内、対角位置にある2つのコーナー部21a,21cには、H字状の切り込みが入れられ、下から上に伸びる上向きバネ片22aと上から下に伸びる下向きバネ片22bとが形成されている。これらのバネ片22a,22bの内面には、それぞれ内ケース30の外向き突起35と同一の断面形状をした内向き突起23a,23bが一体に突設形成されている。また、これら上下の内向き突起23a,23bの間隔は、突起群36における外向き突起35同士の間隔と等しくされている。また、内ケース30の突起群36の外向き突起35と、外ケース20の各バネ片22a,22bの内向き突起23a,23bとの位置関係は次の様にも構成されている。即ち、図7(B)に示す様に、外ケース20の下端を内ケース30の段部31に当接する状態としたときに、内ケース30の一番下の外向き突起35が、外ケース20の内向き突起23a,23bに挟まれた状態となる様な位置関係とされている。なお、外ケース20の天井部にも補強用のリブ等が一体成形されている。この第2実施形態においても、外ケース20は、開口端のエッジ及びバネ片の切り込み以外の部分については、それぞれの角にRが取られている。従って、図面上は面取り部分の直線は正面図等には表れない。
また、本実施形態では、内ケース30には、対面位置にある2つの壁面41a,41cに、軸方向2本の切り込みの上端部同士を連結する水平な切り込みとによって逆U字状に形成され、外面に外へ飛び出す水平な突条42a,42bを有する上下のバネ片43a,43bも形成されている。上側の突条付きバネ片43aは突起群36の上側に突条42aが位置する様に形成され、下側の突状付きバネ片43bは突起群36の下側に突条42bが位置する様に形成されている。また、これらの突条42a,42bの高さは、外ケース20を閉じたときに外ケース20の内壁面によって押されてバネ片43a,43bを内方向へ撓ませる高さとされている。
さらに、内ケース30には、各壁面41a〜41dの内面側に、垂直方向に伸びる垂直片45a〜45dが一体に形成されている。これら4つの垂直片45a〜45dの中心部は工具のシャンクの直径とほぼ同じ程度の隙間ができる様になっている。
この第2実施形態の工具収納ケース2においても、外ケース20が係合手段としてH字状のバネ片22a,22bと内向き突起23a,23bを備えているから、閉じた状態において外ケースの脱落防止効果が高くなっている。即ち、第2実施形態の工具収納ケース2は、図7に示す様に、内ケース30のコーナー部34a〜34dに縦に並んでいる外向き突起35のいずれか一つを、外ケース20の内向き突起23a,23bの間に挟む状態とすることで、長さ可変の工具収納容器として使用することができる。そして、閉じた状態から外ケース20を引き抜こうとするとき、上向きバネ片22aと下向きバネ片22bは、それぞれ内外へ撓む作用をしながら内向き突起23a,23bが外向き突起35をかわしながら抜き出されていく。このとき、上向きバネ片22aと下向きバネ片22bは独立の動作をするので、それぞれが内外への撓むタイミングには少しズレている。この結果、引き抜き力が作用したときの外ケース20の外れ防止作用が高くなっている。
そして、内ケース30に突条付きバネ片43a,43bを備えさせ、外ケース20を閉じたときに突状42a,42bが外ケース内面に押されてバネ片43a,43bを内へ撓ませ、垂直片45a,45cで工具のシャンクをしっかりとホールドすることができる構造にもなっている。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、本考案はこの実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態を採用することができることはもちろんである。
第1実施形態の工具収納ケースの説明図である。 第1実施形態の工具収納ケースの内ケースを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は正面左45度から見た図、(D)はg−g断面図、(E)はh−h断面図である。 第1実施形態の工具収納ケースの外ケースを示し、(A)は平面図、(B)は底面図、(C)は正面図、(D)は正面左45度から見た図、(E)は正面右45度から見た図、(F)はi−i断面図、(G)はj−j断面図、(H)はk−k断面図である。 第1実施形態の工具収納ケースのj−j線と同じ切断面を示し、(A)は内外ケースを分離した状態、(B)は内外ケースを途中まで嵌め合った状態、(C)は内外ケースの嵌め合いを最も短くした状態の各断面図である。 第2実施形態の工具収納ケースの説明図である。 第2実施形態の工具収納ケースの内ケースを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)はe−e断面図、(D)は右側面図、(E)はf−f断面図、(F)は正面左45度から見た図、(G)はg−g断面図、(H)は正面右45度から見た図、(I)h−h断面図である。 第2実施形態の工具収納ケースのj−j線と同じ切断面を示し、(A)は内外ケースを分離した状態、(B)は内外ケースの嵌め合いを最も短くした状態、(C)は内外ケースの嵌め合いを最も長くした状態の各断面図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
1・・・第1実施形態の工具収納ケース
10・・・内ケース
11・・・段部
12・・・グリップ部
13・・・嵌合部本体
14a〜14d・・・コーナー部
15・・・外向き突起
16・・・突起群
20・・・外ケース
21a〜21d・・・コーナー部
22a・・・上向きバネ片
22b・・・下向きバネ片
23a,23b・・・内向き突起
2・・・第2実施形態の工具収納ケース
30・・・内ケース
31・・・段部
32・・・グリップ部
33・・・嵌合部本体
34a〜34d・・・コーナー部
35・・・外向き突起
36・・・突起群
41a〜41d・・・壁面
42a,42b・・・水平な突条
43a,43b・・・突条付きバネ片
45a〜45d・・・垂直片

Claims (7)

  1. 上端開口・下端閉鎖の筒状の内ケースと、下端開口・上端閉鎖の筒状の外ケースとによって構成され、以下の構成を備えたことを特徴とする工具収納ケース。
    (1)前記内ケースは、少なくとも上端から所定範囲の部分に外へ飛び出す様に一体成形された同一形状の外向き突起が軸方向等間隔に並んだ突起群を備えていること。
    (2)前記外ケースは、内外ケースとの嵌合時に前記突起群の突起間に嵌り込む形状の内向き突起を内面に備えたバネ片を備えていること。
    (3)前記外ケースは、前記バネ片として、下から上に伸びる上向きバネ片と上から下に伸びる下向きバネ片とを備えていること。
  2. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1記載の工具収納ケース。
    (4)前記上向きバネ片及び下向きバネ片は、前記外ケースの壁面に形成されたH字状の切り込みによってその本体が形成されていること。
  3. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の工具収納ケース。
    (5)前記内ケースは、断面矩形状を呈する角筒体で構成され、前記突起群は、各コーナー部の外面に形成されていること。
    (6)前記外ケースは、断面矩形状を呈する角筒体で構成され、前記上向きバネ片及び下向きバネ片は、対角位置にある少なくとも一組のコーナー部の下端開口の近傍に形成されていること。
  4. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項3記載の工具収納ケース。
    (7)前記内ケース及び外ケースは、互いに嵌まり合う範囲のコーナー部が面取りされており、前記突起群,上向きバネ片及び下向きバネ片は、当該面取りされた部分に形成されていること。
  5. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項3記載の工具収納ケース。
    (8)前記内ケースは、断面矩形状で各コーナー部が面取りされた形状を呈し、対面位置にある少なくとも2つの壁面に軸方向2本の切り込みと当該切り込み同士の上下一方の端部同士を連結する水平な切り込みとによって形成され、外面に外へ飛び出す水平な突条を有するバネ片を備えていること。
    (9)前記内ケースに備えられたバネ片の突条の高さは、前記外ケースを閉じたときに外ケースの内壁面によって押されて当該バネ片を内方向へ撓ませる高さとされていること。
    (10)前記内ケースは、前記各壁面の内面側に、垂直方向に伸びる垂直片が一体に形成されていること。
  6. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項5記載の工具収納ケース。
    (11)前記内ケースは、前記突条付きのバネ片として、前記突起群の上側に前記突条が位置する上側バネ片と、前記突起群の下側に前記突条が位置する下側バネ片とを備えていること。
  7. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の工具収納ケース。
    (12)前記内ケースは、下端から所定高さの位置に前記外ケースの下端がそれ以上下降しない様にするストッパ用段部を備えていること。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101868876B1 (ko) * 2018-04-17 2018-06-19 김영휘 절삭공구용 보관함

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