JP3104650U - 組立式ポケットティッシュ用函 - Google Patents

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Abstract

【課題】配布時には平面状の広告媒体あるいは公報媒体として機能し、組立て時には立体的な広告媒体あるいは公報媒体として機能し、必要に応じて個人情報採取用カードも回収可能な形態に構成されている組立式ポケットティッシュ用函を提供する。
【解決手段】配布時には平面形状の広告媒体あるいは広報媒体で、ミシン目で切断し折線にて折曲し一部を接着することによりポケットティッシュ用函となり、さらには必要に応じて個人情報採取用カードも得られるように構成した組立式ポケットティッシュ用函。
【選択図】図1

Description

本考案は、組立式ポケットティッシュ用函に関するものであり、さらに詳しくは、下記の構成を有する組立式ポケットティッシュ用函に関するものである。
<構成1>
組立式ポケットティッシュ用函であって、配布時には、広告が印刷された平面形状の広告媒体として機能する状態で、上記平面形状の広告媒体を切断し、組立てることにより広告が印刷されたポケットティッシュ用函として構成できることを特徴とする組立式ポケットティッシュ用函。
<構成2>
組立式ポケットティッシュ用函であって、配布時には、広報が印刷された平面形状の公報媒体として機能する状態で、上記平面形状の公報媒体を切断し、組立てることにより広報が印刷されたポケットティッシュ用函として構成できることを特徴とする組立式ポケットティッシュ用函。
<構成3>
上記広告媒体が、配布時には、広告が印刷され且ミシン目である切断線が穿設され折曲用の折線が刻設されキリトリ線が印刷された平面形状の厚紙製広告媒体の状態で、該厚紙製広告媒体を上記ミシン目である切断線にて切断し上記折線にて折曲し一部を接着することによりポケットティッシュ用函が組立てられるように構成してあり、且上記厚紙製広告媒体のポケットティッシュ用函として用いない部分の一部を上記キリトリ線にて切断することにより住所、氏名等の個人情報を採取できる個人情報採取用カードとして使用できるように構成してあることを特徴とする構成1に記載の組立式ポケットティッシュ用函。
<構成4>
上記厚紙製広告媒体が印刷用紙の規格サイズの一種であるA列3番の寸法、すなわち1辺が297mmで他辺が420mmの寸法に構成されていること、あるいは上記A列3番の寸法に近い寸法、すなわち1辺が、297mmを除く270mm〜340mmの範囲内の寸法に構成され、他辺が、420mmを除く390mm〜470mmの範囲内の寸法に構成されていることを特徴とする構成3に記載の組立式ポケットティッシュ用函。
従来、街角等において無料配布されているポケットティッシュには、該ポケットティッシュの包装膜体に広告や広報が印刷されていたり、あるいは透明の包装膜体の内部に広告や広報を印刷した紙媒体が同封されていて、該ポケットティッシュ自体が一種の広告媒体あるいは広報媒体として機能するという構成のものが多かった。
また、通常、ポケットティッシュは薄いフィルム状の膜体に包装されているだけなので、持ち歩くにはコンパクトで都合が良いが、家庭内や車両内で使う場合には、函入りの普通サイズの所謂ボックスティッシュと比較するとやや使い勝手が悪い場合が多い。その理由は、上記ボックスティッシュは複数のティッシュペーパーを重ねて厚紙製の函に収納してあるので、該函の上面の取出口から片手でティッシュペーパーをつまんで取出すだけでよいが、ポケットティッシュの場合には、片手で全体を把持して、もう一方の手でティッシュペーパーをつまんで取出すこととなり、両手の動作が必要となる煩わしさにあると思われる。
このため、ポケットティッシュ全体を収納し、かつ簡単にティッシュペーパーを取出すことのできるポケットティッシュ用の函が発明・考案されているが、そのうちのいくつかを、下記特許文献1〜7に示す。これらのうち、特許文献1、特許文献5には、「ポケットティッシュ箱」、「ポケットティッシュボックス」を広告宣伝の媒体に使用するという記載が開示されているが、それは、単に上記「ポケットティッシュ箱」、「ポケットティッシュボックス」に絵柄や文字を印刷して広告宣伝の媒体に使用するということに過ぎず、このような考案の場合、組立式になっていても、配布時には、受け取った人は、組立式ポケットティッシュ用函、あるいはその型紙を貰ったという意識が強く、配布時に、配布されたものそのものが平面形状の広告媒体あるいは公報媒体として充分に機能するものではなかった。つまり、ポケットティッシュ用函として組立てられた場合にはじめて充分に機能するように絵柄や文字が構成されている結果として、配布時には絵柄や文字が倒立あるいは横向きになって配置される部分も生じ、結果として1枚の平面形状の広告媒体あるいは公報媒体として充分に機能するとは言い難いものであった。
また、上記「ポケットティッシュ箱」、「ポケットティッシュボックス」は、上記広告宣伝を行う側から使用者に対する1方向性の広告宣伝の媒体として使用されるだけのものである。したがって、前記街頭等で配布されていた広告宣伝の媒体としてのポケットティッシュでの広告宣伝方法を、ポケットティッシュ用の函に応用する、つまり、ポケットティッシュ用の函を1方向性の広告宣伝用の媒体として使用するという段階のものである。
しかしながら、最近、叙上のように単に1方向性の広告宣伝を行うだけではなく、消費者の方からも広告宣伝を行う側(以下「広告主」と記載する)になんらかの情報を提供する形の広告宣伝の方法が注目されるようになってきた。上記の情報は、例えば消費者の住所、氏名、電話番号、年齢、性別等所謂個人情報であり、広告主はこれらの情報をもとにして、ダイレクトメール等の形で特定の個人宛に広告宣伝媒体を受け渡すことが可能となり、不特定多数の消費者に対して広告宣伝を発していく場合に比較してより的確で効率的な広告宣伝を行うことができる。
しかしながら、消費者の方としては、上記個人情報を無償で広告主に提供するということは少なく、なんらかの特典を享受できる代償として広告主に上記個人情報を提供するという場合が多い。例えば、新製品のモニターであるとか、クイズに応募して当選者は景品が貰える等の広告宣伝方法において、はじめて消費者は広告主に上記個人情報を提供することとなる。
しかるに、前記のようにポケットティッシュを街頭等で無償配布するという方法においては、確かに広告宣伝の内容は消費者に伝達されるものの、ポケットティッシュを受け取った消費者が広告主に上記個人情報を提供するということはありえない。したがって、広告主の側としては、全くの不特定多数の消費者に広告宣伝を行う結果となり、広告宣伝の効果も確かめにくく、また、上記個人情報を得てさらに確実な広告宣伝を行うということもできない状況にあった。
ポケットティッシュではないが、ボックスティッシュの函に関しては、函の一部を個人情報の収集手段として活用するという技術内容は開示されている。下記特許文献8に示す「ボックスティッシュ」は、「ボックスティッシュ」の上面のティッシュペーパーの「取り出し口」の「切り取り片」を郵便はがきの大きさとし、該「切り取り片」をミシン目により切り取った後、アンケート欄、商品発注書、資料請求書、情報通信等記載欄のいずれかに利用し、消費者から広告主に返送してもらうという方法である。しかしながら、この場合には、消費者が郵便切手をわざわざ貼って投函しなければならないので、高い回収率はあまり期待できない。また、通常のボックスティッシュより遥かに小さなポケットティッシュの函においては、このように一部を郵便はがきとして利用するということはもとより不可能である。
実用新案第号3002269号 実用新案第号3016444号 実用新案第号3021157号 実用新案第号3038734号 実用新案第号3072130号 実願平5−65881 実願平6−47175 特開2003−327280
上記のような状況に鑑みて、本考案における解決すべき課題を以下のように設定した。
<課題1>
組立式ポケットティッシュ用函を広告媒体あるいは広報媒体として利用する場合において、配布時に、受け取った人が、組立式ポケットティッシュ用函、あるいはその型紙を貰ったという意識よりも、配布時にそのものが平面形状の広告媒体あるいは平面形状の公報媒体として充分に機能することにより広告媒体の広告内容あるいは公報媒体の公報内容の方に注意が引かれるような組立式ポケットティッシュ用函を開発する。
<課題2>
ポケットティッシュ用函を広告媒体として利用する場合において、単に広告主から消費者へ配布される1方向性の広告媒体としてではなく、消費者の個人情報を効率的に回収できる手段としても機能し得るような組立式ポケットティッシュ用函を開発する。
<課題3>
上記組立式ポケットティッシュ用函は、1枚の厚紙を切り取って組立てる組立式とし、消費者に手渡された状態では厚紙製の平面形状の広告媒体であり、消費者が自分で切り取り、組立てることによりポケットティッシュ用函として構成されるものであり、同時に個人情報採取用のカードも得られるような構成とする。
<課題4>
上記厚紙の寸法形状を、二つ折程度にした場合に消費者に配布し易いA列4番の用紙が入る大きさの封筒(通常「角2」と呼称される封筒で、寸法は240mm×332mm)に入る大きさとする。
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであって、以下の解決手段を提供するものである。
<解決手段1>
組立式ポケットティッシュ用函であって、配布時には、広告が印刷された平面形状の広告媒体として機能する状態で、上記平面形状の広告媒体を切断し、組立てることにより広告が印刷されたポケットティッシュ用函として構成できることを特徴とする組立式ポケットティッシュ用函。
<解決手段2>
組立式ポケットティッシュ用函であって、配布時には、広報が印刷された平面形状の公報媒体として機能する状態で、上記平面形状の公報媒体を切断し、組立てることにより広報が印刷されたポケットティッシュ用函として構成できることを特徴とする組立式ポケットティッシュ用函。
<解決手段3>
上記広告媒体が、配布時には、広告が印刷され且ミシン目である切断線が穿設され折曲用の折線が刻設されキリトリ線が印刷された平面形状の厚紙製広告媒体の状態で、該厚紙製広告媒体を上記ミシン目である切断線にて切断し上記折線にて折曲し一部を接着することによりポケットティッシュ用函が組立てられるように構成してあり、且上記厚紙製広告媒体のポケットティッシュ用函として用いない部分の一部を上記キリトリ線にて切断することにより住所、氏名等の個人情報を採取できる個人情報採取用カードとして使用できるように構成してあることを特徴とする解決手段1に記載の組立式ポケットティッシュ用函。
<解決手段4>
上記厚紙製広告媒体が印刷用紙の規格サイズの一種であるA列3番の寸法、すなわち1辺が297mmで他辺が420mmの寸法に構成されていること、あるいは上記A列3番の寸法に近い寸法、すなわち1辺が、297mmを除く270mm〜340mmの範囲内の寸法に構成され、他辺が、420mmを除く390mm〜470mmの範囲内の寸法に構成されていることを特徴とする解決手段3に記載の組立式ポケットティッシュ用函。
なお、解決手段4の上記数値限定の根拠は以下のとおりである。すなわち、上記1辺が270mmを下回るとポケットティッシュ用函の型紙を得るのに充分な面積を確保し難くなり、340mmを上回ると、上記厚紙製広告媒体を二つ折とした場合にA列4番の用紙が入る大きさの封筒(所謂角2封筒)に入りにくくなる。この場合、角2封筒の長辺は332mmなので、332mmを上回る場合は、封筒の蓋を開けたままにしておく。また、上記他辺が390mmを下回るとポケットティッシュ用函の型紙を得るのに充分な面積を確保し難くなり、470mmを上回ると、上記厚紙製広告媒体を二つ折とした場合にA列4番の用紙が入る大きさの封筒(所謂角2封筒)に入りにくくなるという理由による。
本考案の解決手段1の考案によれば、組立式ポケットティッシュ用函であって、配布時には、広告が印刷された平面形状の広告媒体として機能する状態で、該平面形状の広告媒体を切断し、組立てることにより広告が印刷されたポケットティッシュ用函として構成できるので、配布時には、平面形状の広告媒体として充分に機能することにより、受け取った人の注意を、組立式ポケットティッシュ用函、あるいはその型紙を貰ったという意識よりも、広告媒体の広告内容の方に引き付けることができ、ポケットティッシュ用函として組立てられたあとは立体的な広告媒体として機能することができる。
本考案の解決手段2の考案によれば、組立式ポケットティッシュ用函であって、配布時には、広報が印刷された平面形状の公報媒体として機能する状態で、該平面形状の公報媒体を切断し、組立てることにより広報が印刷されたポケットティッシュ用函として構成できるので、配布時には、平面形状の公報媒体として充分に機能することにより、受け取った人の注意を、組立式ポケットティッシュ用函、あるいはその型紙を貰ったという意識よりも、公報媒体の公報内容の方に引き付けることができ、ポケットティッシュ用函として組立てられたあとは立体的な公報媒体として機能することができる。
本考案の解決手段3の考案によれば、配布時には、広告が印刷され且ミシン目である切断線が穿設され折曲用の折線が刻設されキリトリ線が印刷された平面形状の厚紙製広告媒体の状態で、該厚紙製広告媒体を上記ミシン目である切断線にて切断し上記折線にて折曲し一部を接着することによりポケットティッシュ用函が組立てられるように構成してあるので、広告主側が消費者に上記平面形状の厚紙製広告媒体を配布することにより、消費者は自分で上記切断線にて切離し上記折線にて折曲することによりポケットティッシュ用函を組立てることができ、完成したポケットティッシュ用函はそのまま広告媒体として機能する。すなわち、平面形状の厚紙製広告媒体の段階ではチラシ広告的な広告媒体としての効果を奏し、ポケットティッシュ用函として組立てられた場合には立体形状の広告媒体としての効果を奏することができ、1つの広告媒体によって2重の広告媒体としての効果を奏することができるものである。特に、ポケットティッシュ用函として組立てられた場合の表面になる面は組立てられた場合に広告媒体として成立するように絵柄や文字等の配置を工夫する必要があるが、組立てられた場合の裏面になる面については、レイアウトが完全に自由なチラシ的広告媒体として使用することが可能である。
本考案の解決手段3の考案によれば、上記厚紙製広告媒体のポケットティッシュ用函として用いない部分の一部を上記キリトリ線にて切断することにより住所、氏名等の個人情報を採取できる個人情報採取用カードとして使用できるように構成してあるので、回収方法を工夫することにより、消費者の個人情報を効率的に収集し、より的確な広告宣伝方法を実施するための資料とすることができる。上記回収方法に関しては、例えばイベント等の勧誘として配布する場合には、上記個人情報採取用カードをプレゼントの引換券とし、イベント等にて個人情報を記載した該引換券を持参した人に限りプレゼントを提供するという方法により、極めて効率的に個人情報を収集することが可能である。また、平面形状の広告媒体は、通常消費者が必要な情報を得た後は廃棄されるのが普通であるが、本考案の解決手段2の考案によれば、消費者が必要な情報を得た後も組立ててポケットティッシュ用函として用いることができ、さらに上記厚紙製広告媒体のポケットティッシュ用函として用いない部分も個人情報採取用カードとして使用できるように構成してあるので、材料の無駄が殆ど無く、ゴミを殆ど出さないという点で省資源と環境美化に貢献するものである。
本考案の解決手段4の考案によれば、上記厚紙製広告媒体が印刷用紙の規格サイズの一種であるA列3番の寸法、すなわち1辺が297mmで他辺が420mmの寸法に構成されていること、あるいは上記A列3番の寸法に近い寸法、すなわち1辺が、297mmを除く270mm〜340mmの範囲内の寸法に構成され、他辺が、420mmを除く390mm〜470mmの範囲内の寸法に構成されていることから、上記厚紙製広告媒体を2つ折にした場合に消費者に配布し易いA列4番の用紙が入る大きさの封筒(所謂角2封筒)に入れて消費者に配布することが可能である。この際、上記封筒にポケットティッシュを同封して配布することにより、さらに広告宣伝効果は高められるものである。
考案を実施するための最良の形態を、以下に、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施例1の構成>
本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函Kは、当初の形態は図1、図2に示すとおりのものであり、当初はチラシ広告として消費者に配布される厚紙製広告媒体Cの状態であって、図1は厚紙製広告媒体Cの表面C1を示し、広告用に印刷された文字Lや絵柄F等を表示した状態で示している。また、図2は厚紙製広告媒体Cの裏面C2を示し、やはり広告用に印刷された文字Lや絵柄F等を表示した状態で示している。
図1において、チラシ広告として消費者に配布される厚紙製広告媒体Cの表面C1には切断線A1、A2、A3が穿設され、折線B1、B2、B3が刻設されている。切断線A1、A2、A3は切れ目を点線状に入れた所謂ミシン目で、使用者が指にて容易に切断可能なように構成されている。また、折線B1、B2、B3も使用者が指にて容易に折曲可能なように構成されている。切断線A1はポケットティッシュ用函1(図4c参照)を組立てるための函用型紙10を切り離すためのものであり、切断線A2は取出口11a(図4c参照)を穿設するためのものであり、切断線A3はポケットティッシュ用函1(図4c参照)の内部に設置するポケットティッシュP用の台座2(図4c参照)を構成するための台座用型紙20を切り離すためのものである。また、折線B1はポケットティッシュ用函1(図4c参照)を組立てるためのものであり、折線B2はポケットティッシュ用函1(図4c参照)を組立てるためのものであると同時に厚紙製広告媒体Cを丁度半分のサイズに二つ折りするためのものであり、折線B3は台座用型紙20を組立てるためのものである。なお、厚紙製広告媒体Cは印刷用紙の規格サイズの一種であるA列3番の寸法、すなわち1辺が297mmで他辺が420mmの寸法に構成されている。
厚紙製広告媒体Cの表面C1には、図1に示すように各種の絵柄F、F、…や文字L、L、…、また地図Tが印刷されている。図1に示す厚紙製広告媒体Cは自動車の展示会というイベントを告知するために配布されるチラシ広告として構成されたものであるので、絵柄F、F、…や文字L、L、…、また地図Tは上記イベントの内容に即したものとなっており、同時に、函用型紙10がポケットティッシュ用函1(図4c参照)として組立てられた場合に適合するように配設されている。J、Jは厚紙製広告媒体Cを受け取った消費者が個人情報を記載するための情報記載欄であり、キリトリ線D1、D2(図2参照)によって切断された後はプレゼント引換券として機能する個人情報採取用カード3、4を構成するためのカード用型紙30、40の部分に印刷されている。なお、E1、E2はポケットティッシュ用函1と台座2(図4c参照)の作り方の説明である。
図2は厚紙製広告媒体Cの裏面C2を示す。切断線A1、A2、A3と折線B1、B2、B3に関しては表面C1(図1参照)と同一である。D1、D2は上記のようにキリトリ線で、破線が裏面C2に単に印刷されただけのものであり、穿設されたものではない。キリトリ線D1、D2は、厚紙製広告媒体Cを受け取った消費者がハサミ(図示せず)等にて切断することにより個人情報採取用カード3、4(図3b、図3c参照)となるカード用型紙30、40を構成するものである。厚紙製広告媒体Cの裏面C2にも、図2に示すように各種の絵柄F、F、…や文字L、L、…、また地図Tが印刷されているが、これらの絵柄F、F、…や文字L、L、…、また地図Tは、やはり自動車の展示会というイベントを告知するために配布されるチラシ広告として構成されたものである。なお、裏面C2は函用型紙10がポケットティッシュ用函1(図4c参照)として組立てられた場合にはポケットティッシュ用函1の内部に隠されてしまうので、裏面C2に配設された各種の絵柄F、F、…や文字L、L、…、地図Tの配置はポケットティッシュ用函1の構成には関係なく、裏面C2自体が独立したチラシ広告として機能することのみを目的として構成されているものである。また、Lp、Lpはプレゼント引換券として機能することを表示する文字で、カード用型紙30、40の部分に印刷されている。
図3aは、切断線A1、A2(図1、図2参照)により函用型紙10を切り離した状態を示すものであり、11はポケットティッシュ用函1(図4c参照)が組立てられた場合の上面であり、11aはポケットティッシュの取出口、12は底面、13は左側面、14は右側面、15は正面、16は背面である。また、12aは糊代、13a、14a、15a、15b、16a、16bは折込片である。図3bはキリトリ線D1(図2参照)によりカード用型紙30を切り離した状態を示すものであり、カード用型紙30はそのまま個人情報採取用カード3となる。また、図3cはキリトリ線D2(図2参照)によりカード用型紙40を切り離した状態を示すものであり、カード用型紙40はそのまま個人情報採取用カード4となる。なお、カード用型紙30、40には情報記載欄J、Jが印刷されている。図3dは、切断線A3(図1、図2参照)により台座用型紙20を切り離した状態を示すものであり、21は台座2(図4b参照)が組立てられた場合の上面であり、22、23は台座2の脚である。また、22a、23aは脚22、23を組み合わせる際の凹部である。
<実施例1の作用>
実施例1の組立式ポケットティッシュ用函Kは、図5に示すように厚紙製広告媒体Cを折線B2にて二つ折りした状態で封筒Gに入れられ(方向l)、消費者に配布される。この際、厚紙製広告媒体Cは、裏面C2の方を表にして二つ折りにされるものである。また、図5に示す封筒Gは透明の蓋なしの封筒であるが、透明の蓋ありの封筒あるいは不透明の封筒(図示せず)を用いてもなんらさしつかえはない。なお、封筒Gの大きさは、所謂角2と呼ばれるサイズのもので、二つ折りにされた状態でA列4番の寸法となる厚紙製広告媒体Cが余裕をもって入る寸法となっている。実施例1の組立式ポケットティッシュ用函Kは、さらに、封筒GにポケットティッシュPを入れて(方向m)消費者に配布される。
図5に示す封筒G入りの組立式ポケットティッシュ用函Kを配布された消費者は、厚紙製広告媒体Cの状態の組立式ポケットティッシュ用函Kを封筒Gから取出し、二つ折りにされた厚紙製広告媒体Cを広げると、図1、図2に示す状態となる。ここで、消費者は、切断線A1〜A3を指にて切断し、キリトリ線D1、D2をハサミ等にて切断すると、図3a〜図3dに示す状態となる。なお、図3a〜図3dにては、厚紙製広告媒体Cから函用型紙10、台座用型紙20、カード用型紙30、40を切り取った剰余の部分は省いて示してある。
図4aは、函用型紙10を図3aの折線B1、B2にて折曲した状態を示す。なお、図4a〜図4dは立体的な構成を示すのが主眼であるので、印刷された絵柄や文字は省いて示してある。図4aにて、底面12の糊代12aを背面16の内側下部に両面テープ(図示せず)等にて接着し(方向a)、折込片15aを折込み(方向b)、折込片16aを折込み(方向c)、さらに左側面13と折込片13aを折込む(方向d)と、図4bに示す状態となり、ポケットティッシュ用函1が略完成する。
次に、図3dの台座用型紙20を折線B3、B3にて折曲し、台座用型紙20の脚22を方向jに、脚23を方向kに折込んで凹部22aと凹部23aを係合させると図4bに示す台座2が完成するので、台座2をポケットティッシュ用函1に対して図4bに示す向きにして台座2の上面21にポケットティッシュPを載置して(方向e)、台座2とポケットティッシュPの両方をポケットティッシュ用函1の右側面開口部14bからポケットティッシュ用函1内部に挿嵌収納する(方向f)。この際、台座2とポケットティッシュPを合体させたまま上下を圧迫しつつ挿嵌収納する。そして収納が完了したら、折込片15bを折込み(方向g)、折込片16bを折込み(方向h)、さらに右側面14と折込片14aを折込む(方向i)と、図4cに示す状態となり、内部に台座2とポケットティッシュPが収納された状態のポケットティッシュ用函1が完成する。
次に、消費者は、図3bに示す個人情報採取用カード3の情報記載欄J、及び図3cに示す個人情報採取用カード4の情報記載欄Jに個人情報を記載する。個人情報採取用カード3、4は裏面が図2に示すようにプレゼント引換券になっているので、消費者は、個人情報を記載した個人情報採取用カード3、4をイベント会場に持参することにより、個人情報採取用カード3、4と交換という形でプレゼント(図示せず)を受領する。広告主は、このような方法で採取した個人情報を、ダイレクトメール(図示せず)等のより確実な広告媒体を用いるための資料とするものである。なお、実施例1にては、自動車関連のイベントとして絵柄や文字を構成しているが、むろん内容は自動車関連に限定されず、住宅関連のイベント、趣味関連のイベントや食品関連のイベント等、その対象は何でも良い。
本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函の表面の外観斜視図である。 本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函の裏面の外観斜視図である。 (a)本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函の函用型紙の外観斜視図である。(b)本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函の個人情報採取用カードの外観斜視図である。(c)本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函の個人情報採取用カードの外観斜視図である。(d)本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函の台座用型紙の外観斜視図である。 (a)本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函のポケットティッシュ用函を組立てる工程を説明する説明図である。 (b)本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函のポケットティッシュ用函を組立てる工程を説明する説明図である。 (c)本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函のポケットティッシュ用函を組立てる工程を説明する説明図である。 (d)本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函のポケットティッシュ用函を組立てる工程を説明する説明図である。 本考案の実施例1の組立式ポケットティッシュ用函を封筒に収納する工程を説明する説明図である。
符号の説明
1 ポケットティッシュ用函
10 函用型紙
11 上面
11a 取出口
12 底面
12a 糊代
13 左側面
13a 折込片
14 右側面
14a 折込片
14b 右側面開口部
15 正面
15a 折込片
15b 折込片
16 背面
16a 折込片
16b 折込片
2 台座
20 台座用型紙
21 上面
22 脚
22a 凹部
23 脚
23a 凹部
3 個人情報採取用カード
30 カード用型紙
4 個人情報採取用カード
40 カード用型紙
A1 切断線
A2 切断線
A3 切断線
B1 折線
B2 折線
B3 折線
C 厚紙製広告媒体
C1 表面
C2 裏面
D1 キリトリ線
D2 キリトリ線
E1 作り方の説明
E2 作り方の説明
F 絵柄
G 封筒
J 情報記載欄
K 組立式ポケットティッシュ用函
L 文字
Lp 文字
P ポケットティッシュ
T 地図
a 方向
b 方向
c 方向
d 方向
e 方向
f 方向
g 方向
h 方向
i 方向
j 方向
k 方向
l 方向
m 方向














Claims (4)

  1. 組立式ポケットティッシュ用函であって、配布時には、広告が印刷された平面形状の広告媒体として機能する状態で、上記平面形状の広告媒体を切断し、組立てることにより広告が印刷されたポケットティッシュ用函として構成できることを特徴とする組立式ポケットティッシュ用函。
  2. 組立式ポケットティッシュ用函であって、配布時には、広報が印刷された平面形状の公報媒体として機能する状態で、上記平面形状の公報媒体を切断し、組立てることにより広報が印刷されたポケットティッシュ用函として構成できることを特徴とする組立式ポケットティッシュ用函。
  3. 上記広告媒体が、配布時には、広告が印刷され且ミシン目である切断線が穿設され折曲用の折線が刻設されキリトリ線が印刷された平面形状の厚紙製広告媒体の状態で、該厚紙製広告媒体を上記ミシン目である切断線にて切断し上記折線にて折曲し一部を接着することによりポケットティッシュ用函が組立てられるように構成してあり、且上記厚紙製広告媒体のポケットティッシュ用函として用いない部分の一部を上記キリトリ線にて切断することにより住所、氏名等の個人情報を採取できる個人情報採取用カードとして使用できるように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の組立式ポケットティッシュ用函。
  4. 上記厚紙製広告媒体が印刷用紙の規格サイズの一種であるA列3番の寸法、すなわち1辺が297mmで他辺が420mmの寸法に構成されていること、あるいは上記A列3番の寸法に近い寸法、すなわち1辺が、297mmを除く270mm〜340mmの範囲内の寸法に構成され、他辺が、420mmを除く390mm〜470mmの範囲内の寸法に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の組立式ポケットティッシュ用函。

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