JP2017077911A - パッケージ用シート - Google Patents

パッケージ用シート Download PDF

Info

Publication number
JP2017077911A
JP2017077911A JP2015207095A JP2015207095A JP2017077911A JP 2017077911 A JP2017077911 A JP 2017077911A JP 2015207095 A JP2015207095 A JP 2015207095A JP 2015207095 A JP2015207095 A JP 2015207095A JP 2017077911 A JP2017077911 A JP 2017077911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
envelope
flap
punching
dove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015207095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6593091B2 (ja
Inventor
浅山 良行
Yoshiyuki Asayama
良行 浅山
田口 頼幸
Yoriyuki Taguchi
頼幸 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2015207095A priority Critical patent/JP6593091B2/ja
Publication of JP2017077911A publication Critical patent/JP2017077911A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6593091B2 publication Critical patent/JP6593091B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Wrappers (AREA)

Abstract

【課題】印刷機に投入して印刷することができ、かつ、組み立てて封筒等の運送用梱包材とすることが容易なパッケージ用シートを提供する。【解決手段】封筒用シート10には、下側両サイドの側面ドブ11a、11b及び上側両サイドのフラップ側ドブ12a、12bが、つなぎ部を有する打ち抜き(側面外形打ち抜き13a、13b、フラップ外形打ち抜き15a、15b)によって分離可能に形成されている。封筒用シート10には印刷が施されておらず、印刷機で印刷可能な形状となっており、特に、側面外形打ち抜き13a、13b、フラップ外形打ち抜き15a、15bが封筒用シート10の外形部分と交差する部分はつなぎ部50となって、印刷機に給紙されても不具合が生じない。【選択図】図2

Description

本発明は、パッケージ用シートに係り、例えば、印刷機に投入して印刷することができ、かつ、組み立てて封筒等の運送用梱包材とすることができるパッケージ用シートに関する。
印刷物や板状の物品等のようなそれほど厚さの無い物品が宅配等の輸送手段で配送される場合、それら物品は、厚手の封筒等の運送用梱包材に封入され、運送用梱包材に所定の伝票が貼付されて、配送されることが増えている。
そのような運送用梱包材として各種技術が提案されている。例えば、一枚の厚紙から形成されており、封緘に宛先ラベルを用いた封筒が知られている(例えば特許文献1参照)。利用者は、荷物を袋部の内部に収納し、フラップ部を正面側に折り曲げて、フラップ部の差し込み部を袋部の切れ込みに差し込み、封を仮固定する。その後、利用者は、フラップ部の先端側を覆うように、宛先ラベルをラベル貼付欄に貼り付けることによって、封を固定する。
ところで、ダイレクトメールのコンテンツ封入及び配送を請け負うサービスを提供する運送会社がある。図9は、そのようなコンテンツ封入及び配送のサービスの流れの一部を示したフローチャートである。封筒用シートの納入業者は、オフセット印刷によって封筒用シートに所定の印刷を施し(S110)、さらに印刷された封筒用シートに罫線・打ち抜き加工を施す(S112)。その後、納入業者は、印刷・加工済みの封筒用シートを運送業者に納入する(S114)。配送された封筒用シートは、封筒の展開状態となっているので、運送業者は、展開状態の封筒用シートを組み立て(S116)、印刷物等のコンテンツを封入する(S118)。
特開平11−301768号公報
近年、上述のサービス事業の展開にあたり、運送業者は、封筒に封入するコンテンツを印刷する作業から請け負うようになっている。すなわち、運送業者は、専用の印刷機を導入することで、コンテンツの印刷、封入、配送までのトータルのサービスを提供するようになっている。そのようなサービス展開においては、厳しいビジネス環境下、コスト低減及び付加価値の増大が求められている。上述のコンテンツ封入用の封筒についても、作業の内製化の動きがあるが、単に封筒の製造を内製しただけでは、十分なメリットの創出が難しく、新たな技術の導入が求められていた。
本発明は、このような従来の事情に鑑みなされたもので、上記課題を解決することを目的とする。
本発明のデジタル印刷機を用いて印刷するパッケージ用シートは、シートに罫線と打ち抜きとが施され、該打ち抜きには、パッケージとして使用される本体とドブとを接続するつなぎ部が設けられている。
また、前記シートは、紙、合成紙、フィルムのいずれかで形成されてもよい。
また、前記シートは、坪量300〜400g/mの紙で形成されてもよい。
また、前記シートは、略方形の形状を呈しており、前記デジタル印刷機に給紙される際の先頭側となる方形の両角が残存してもよい。
また、前記ドブは、前記シートの外縁部分に形成されてもよい。
また、少なくとも前記ドブの端部に前記つなぎ部が設けられてもよい。
なお、本発明でいう「ドブ」とは、シートにおいて、パッケージ用途として必要な形状領域以外の余分な領域で、印刷後に切り落としされる領域のことである。
以上、本発明によると、組み立てることで封筒等の運送用梱包材とするパッケージ用シートにおいて、印刷を施すことができ、かつ印刷後に簡易的な作業で組み立てることができる技術を提供できる。
実施形態に係る、コンテンツ封入及び配送のサービスの流れの一部を示したフローチャートである。 実施形態に係る、パッケージ用シート(封筒用シート)を示した図である。 実施形態に係る、封筒の展開図である。 実施形態に係る、組み立て途中の状態にある封筒を示した図である。 実施形態に係る、組み立て途中の状態にある封筒を示した図である。 実施形態に係る、組み立て完了状態にある封筒を示した図である。 実施形態に係る、封緘状態にある封筒を示した図である。 実施形態に係る、図2の第1〜第4領域A1〜A4を拡大して示した図である。 背景技術に係る、コンテンツ封入及び配送のサービスの流れの一部を示したフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。なお、パッケージ用シートの代表例として封筒用シートについて説明するが、本発明は例示する封筒用シートの例に限定されるものではない。
図1は、本実施形態で実現するコンテンツ封入及び配送のサービスの流れの一部を示したフローチャートである。図2〜8で後述する封筒用シート10(封筒20)を導入することで、事業コスト低減及び付加価値の増大を図るものである。
封筒用シート10の納入業者(製造業者を含む)は、坪量300〜600g/mのシートに対して、罫線加工及び打ち抜き加工を施し、後述の図2に示すような封筒用シート10を得る(S10)。その後、納入業者は、加工した封筒用シート10を運送業者に納品する(S12)。このとき、上述の図9の背景技術で示したものとは異なり、封筒用シート10には印刷が施されておらず、また、デジタル印刷機で印刷可能な構造(外形形状及び罫線、抜き打ち)となっている。構造の詳細については後述する。
なお、用いられるシートは、組み立てて封筒20として機能しうるもので、かつ、印刷可能なものであれば特に限定するものではない。例えば、シートの材質は紙、合成紙、フィルム等であり適宜使用することができる。必要に応じてこれらの積層物も使用できる。例えば、水分を嫌う製品を防水性の層を付与した紙や、フィルムをラミネートした紙なども使用できる。また、用いるデジタル印刷方式に合わせて、印刷適性を高める顔料や樹脂等の塗工層を設けたシートも好ましく使用できる。シートの特性は、給紙特性や印字特性等の印刷機適性と、封筒としての強度・作業性等のパッケージ適正を考慮して選択される。例えば、紙の場合、運送業者が用いるデジタル印刷機の対応可能範囲となるが、作業性や強度等を考慮すると、坪量は250〜450g/m程度、より好ましくは300〜400g/mである。デジタル印刷機の汎用性の観点から310〜400g/mが更に好ましい。厚さは、例えば、300〜380μm程度が好ましい。特に、印刷機内部においては、ロールに挟まれて搬送されたり、200℃程度まで加熱されたりする工程がある場合、シートは紙であることが好ましく、多層抄きされた紙が特に好ましい。
運送業者は、納品された加工済みの封筒用シート10へ、自身が所有するオンデマンドの印刷機(例えば、デジタル印刷機)でデジタル印刷を施す(S14)。なお、デジタル印刷機としては、電子写真方式、インクジェット方式、感熱転写方式などが例示できる。ここで、印刷される封筒用シート10は、実際に配送する数だけである。印刷面は片面であってもよいし、両面であってもよい。また、印刷内容は、配送先に応じて変更することができる。例えば、組み立て後に封筒外部になる面に、届出先の宛名情報、送り主の情報、配送情報や製品情報をコード化したバーコード、2次元バーコード、QRコード(登録商標)類、先のユーザの特性や嗜好等に応じて広告等を印刷するといったことができる。組み立て後に封筒内部になる面に、配送先のユーザの特性や嗜好等に応じて写真画像や広告等を印刷したり、クジを印刷したり、製品情報そのものや、関連するURL、コード化したもの等を印刷するといったことができる。さらに、封筒用シート10と封入するコンテンツを一組としてそれらを連続して印刷することができ、その場合には、コンテンツの仕分け作業が不用となる。
封筒用シート10に印刷されると、運送業者の作業者は、封筒20を組み立てる(S16)。具体的には、作業者は、図2の封筒用シート10の四隅の不要部分(側面ドブ11a、11b、フラップ側ドブ12a、12b)を取り除き、後述の図3に示す展開状態の封筒20を得る。その後、後述の図4〜図5に示す手順で封筒20を組み立てる。封筒20の組み立て後、作業者は、コンテンツの封入作業を行う(S18)。すなわち、作業者は、図5の状態の封筒20に所定のコンテンツを収納し、図6に示すように封止フラップ23を閉め、最後に図7に示すように伝票80を添付して封止フラップ23を固定し、封緘を完了する。
つづいて、図2〜図8を参照して、上記のサービスで用いられる封筒用シート10及び封筒20について具体的に説明する。図2は、封筒用シート10を示した図である。図3は封筒20の展開図である。図4、図5は、組み立て途中の状態にある封筒20を示した図である。図6は、組み立て完了状態の封筒20を示した図である。図7は、伝票80を貼付して封緘完了した封筒20を示した図である。さらに、図8は、図2の第1〜第4領域A1〜A4を拡大して示した図である。
図2は、罫線加工及び打ち抜き加工が施された状態の封筒用シート10を示した図である。封筒用シート10は、外形略方形で左右対称の形状となっている。印刷機に給紙されるときに、封筒用シート10の図示下側の下辺17側が挟持され印刷機内に給紙される。
具体的の形状として、封筒用シート10の上辺18の中央部分において所定幅だけシート内部方向に所定量凹んだフラップ打ち抜き凹部25が形成されている。また、外形の右辺19a及び左辺19bにおいて、中心より若干上の位置で、所定幅だけシート内部方向に所定量凹んだ側面打ち抜き凹部26a、26bが形成されている。これら凹んだ量は、後述する封止用差し込み部32a、32b及び側面差し込み部31a、31bの突出量(高さ)に対応するもので、かつ、印刷機に給紙され印刷されるときに、不具合が生じない量に設定される。
封筒用シート10には、下側両サイドの側面ドブ11a、11b及び上側両サイドのフラップ側ドブ12a、12bが、つなぎ部50を有する打ち抜き側面外形打ち抜き13a、13b及びフラップ外形打ち抜き15a、15bによって分離可能に形成されている。作業者は、これら側面ドブ11a、11b及びフラップ側ドブ12a、12bをむしり取ることで、展開状態の封筒20を得ることができる。封筒20は、図3に示すように、概略で、組み立てた際に袋部(コンテンツを収容する部分)となる背面側パネル21と、前面側パネル22、袋部の左右を押さえる側面フラップ24a、24b、及び袋部(背面側パネル21、前面側パネル22)の開口部を封緘する封止フラップ23とを有する。
図2を参照して、封筒用シート10の詳細な構造について説明する。図示右下において、右辺19aの近傍には、所定幅の側面ドブ11aを形成する線状の切れ込みである側面外形打ち抜き13aが形成されている。側面外形打ち抜き13aには、つなぎ部50が設けられ、側面ドブ11aが封筒20となる領域と繋がれている。
側面外形打ち抜き13aは、下辺17(第1領域A1参照)から上方に直線状に延伸しており、上下中央より若干下側位置で、後述の側面フラップ24aの形状に合わせて外方向に向けて曲がって右辺19a(第2領域A2参照)に達するように形成されている。ここで、側面ドブ11aが分離したときに、側面打ち抜き凹部26aと側面ドブ11aとの間の領域が、側面差し込み部31aとなるように、側面外形打ち抜き13aが形成されている。
同様に、図示左下において、左辺19bの近傍には、所定幅の側面ドブ11bを分離可能に形成する線状の切れ込みである側面外形打ち抜き13bが形成されている。また、側面ドブ11bが分離したときに、側面打ち抜き凹部26bと側面ドブ11bとの間の領域が、側面差し込み部31bとなるように、側面外形打ち抜き13bが形成されている。側面外形打ち抜き13bには、つなぎ部50が設けられ、側面ドブ11bが封筒20となる領域と繋がれている。
なお、前面側パネル22には、封筒20を組み立てる際に側面差し込み部31a、31bを挿入可能とする所定の位置に側面切り刃38a、38bが形成されている。側面切り刃38a、38bは、側面差し込み部31a、31bを挿入容易とするために、外方向に突状に湾曲している。
図示右上には、右辺19aと上辺18との間をわたすように、フラップ側ドブ12aを分離可能に形成する線状の切れ込みであるフラップ外形打ち抜き15aが形成されている。フラップ外形打ち抜き15aには、側面外形打ち抜き13a、13bと同様につなぎ部50が設けられている。具体的には、フラップ外形打ち抜き15aは、側面フラップ24aの上側外形を形成するように右辺19a(第3領域A3参照)から左斜め上方向に所定量延びし、封止フラップ23の右側外形を形成するように上辺18(第4領域A4参照)に達するように形成されている。ここで、フラップ側ドブ12aが分離したときに、フラップ打ち抜き凹部25とフラップ側ドブ12aとの間の領域が封止用差し込み部32aとなるように、フラップ外形打ち抜き15aが形成されている。
同様に、図示左上には、左辺19bと上辺18との間をわたすように、フラップ側ドブ12bを分離可能に形成する線状の切れ込みであるフラップ外形打ち抜き15bが形成されている。また、フラップ側ドブ12bが分離したときに、フラップ打ち抜き凹部25とフラップ側ドブ12bとの間の領域が封止用差し込み部32bとなるように、フラップ外形打ち抜き15bが形成されている。
なお、前面側パネル22には、封筒20を組み立てる際に封止用差し込み部32a、32bを挿入可能とする所定の位置に封止フラップ用切り刃37a、37bが形成されている。封止フラップ用切り刃37a、37bは、封止用差し込み部32a、32bを挿入容易とするために、外方向に突状に湾曲している。
封筒20の組み立て作業の際に、作業者は、側面外形打ち抜き13a、13bの部分で側面ドブ11a、11bをむしり取り、フラップ外形打ち抜き15a、15bの部分でフラップ側ドブ12a、12bをむしり取り、図3に示す展開状態の封筒20を得る。
つづいて罫線について説明する。封筒用シート10には、封筒20を組み立てる際の折り曲げ箇所となる罫線が設けられている。具体的には、封筒20の背面側パネル21と前面側パネル22との境界となる本体罫線34が、側面外形打ち抜き13a、13b間を渡すように図示横方向に延びて形成されている。
背面側パネル21の右側には、側面フラップ24aとの境界となる側面罫線33aが図示縦方向に形成されている。同様に、背面側パネル21の左側には、側面フラップ24bとの境界となる側面罫線33bが図示縦方向に形成されている。
また、背面側パネル21の上側に設けられている封止フラップ23の折り曲げ箇所となる複数の封止フラップ罫線35が、横方向に延びて形成されている。作業者は、封緘作業の際に、収容されたコンテンツのサイズに応じて、適当な封止フラップ罫線35を折り曲げる。なお、封止フラップ23には、封止フラップ罫線35より上辺18側に横方向に延びるジッパー36が形成されている。封緘された封筒20を開封する際にジッパー36が分離される。
図8は、図2の第1領域A1〜第4領域A4の領域を拡大して示した図である。図8(a)は第1領域A1の拡大図、図8(b)は第2領域A2の拡大図、図8(c)は第3領域A3の拡大図、図8(d)は第4領域A4の拡大図である。
図8(a)に示すように、側面外形打ち抜き13aには、つなぎ部50が形成されている。側面外形打ち抜き13aは、封筒用シート10の外形部分、すなわち下辺17との交点となる領域では、つなぎ部51となっており、切り込みが無い状態となっている。
図8(b)でも同様に、側面外形打ち抜き13aと右辺19aとの交点となる領域では、つなぎ部52となっており、切り込みが無い。図8(c)でも同様に、フラップ外形打ち抜き15aと右辺19aとの交点となる領域では、つなぎ部53となっており、切り込みが無い。さらに図8(d)でも同様に、フラップ外形打ち抜き15aと上辺18との交点となる領域では、つなぎ部54となっており、切り込みが無い。このように、ドブ(側面ドブ11a、11b、フラップ側ドブ12a、12b)の端部につなぎ部51〜54が設けられた構造とすることで、封筒用シート10が印刷機に給紙される際に、側面外形打ち抜き13a、13bやフラップ外形打ち抜き15a、15bの打ち抜き部分が分離してしまい、印刷エラーとなってしまうことを防止できる。
つぎに、図3〜図7を参照して、封筒20の組み立て手順を説明する。図3で示す展開状態の封筒20が得られたら、作業者は、本体罫線34で前面側パネル22を背面側パネル21側に折り曲げる。これによって、図4に示す封筒20の状態となる。
つぎに、作業者は、側面フラップ24a、24bを側面罫線33a、33bで前面側パネル22側に折り曲げる。このとき、作業者は、側面差し込み部31a、31bを側面切り刃38a、38bに挿入する。これによって、図5に示す封筒20の状態となり、側面フラップ24a、24bは、前面側パネル22に固定される。
つづいて、作業者は、コンテンツを収容した後に、封止フラップ23を所望の封止フラップ罫線35で前面側パネル22側に折り曲げる。このとき、作業者は、封止用差し込み部32a、32bを封止フラップ用切り刃37a、37bに挿入する。これによって、図6に示す封筒20の状態となり、封止フラップ23は、側面フラップ24a、24bの押さえ部39a、39bを押さえつつ前面側パネル22に固定される。
最後に、作業者は、伝票80を前面側パネル22に貼付する。このとき、伝票80の一部が封止フラップ23の先端部分、特に封止フラップ用切り刃37a、37bに挿入位置を覆うように、貼付される。これによって、封止フラップ23が確実に固定される。
このように、封筒用シート10から得られる封筒20では、組み立ての際に、接着材及びシール等が不要であり、差し込みによる固定構造となっている。輸送時の開封トラブルに対応して、封緘材料として伝票80を用いた封緘となっている。すなわち、不適切に開封された場合には、伝票80が破かれた状態になるため、容易に判断が可能である。
以上、本実施形態の封筒用シート10は、オンデマンドの印刷機に挿入して印刷可能であって、印刷後に封筒20として容易に組み立てができる。印刷機に挿入する封筒用シート10は、予め打ち抜き加工(側面外形打ち抜き13a、13b、フラップ外形打ち抜き15a、15b)が施され、四隅(側面ドブ11a、11b、フラップ側ドブ12a、12b)を残したものとし、印刷機への挿入に必要な最低限の外形線を有したシート形状となっている。その結果、「印刷」→「抜き加工」の順から、「抜き加工」→「印刷」の順にすることができ、他品種、個別印刷が可能となる梱包資材を提供できる。また、封筒20へ他品種、個別印刷が可能であることから、配送先に応じてタイムリーに内容を変えた広告を印刷することができる。特に、宅配便のように、ユーザへ荷物を送るような場合、ユーザは確実に封筒20を開封することから、非常に有効な広告ツールとなる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば、上述の封筒用シート10では、四隅(側面ドブ11a、11b、フラップ側ドブ12a、12b)が残存していたが、印刷機内部で不具合が生じないようであれば、給紙先頭側の両角(側面ドブ11a、11b)のみが残存する構成とし、フラップ側ドブ12a、12bについては取り除かれた状態であってもよい。
10 封筒用シート(パッケージ用シート)
11a、11b 側面ドブ
12a、12b フラップ側ドブ
13a、13b 側面外形打ち抜き
15a、15b フラップ外形打ち抜き
17 下辺
18 上辺
19a 右辺
19b 左辺
20 封筒
21 背面側パネル
22 前面側パネル
23 封止フラップ
24a、24b 側面フラップ
25 フラップ打ち抜き凹部
26a、26b 側面打ち抜き凹部
31a、31b 側面差し込み部
32a、32b 封止用差し込み部
33a、33b 側面罫線
34 本体罫線
35 封止フラップ罫線
36 ジッパー
37a、37b 封止フラップ用切り刃
38a、38b 側面切り刃
39a、39b 押さえ部
50、51、52、53、54 つなぎ部
80 伝票

Claims (6)

  1. シートに罫線と打ち抜きとが施され、該打ち抜きには、パッケージとして使用される本体とドブとを接続するつなぎ部が設けられていることを特徴とするデジタル印刷機を用いて印刷するパッケージ用シート。
  2. 前記シートは、紙、合成紙、フィルムのいずれかで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ用シート。
  3. 前記シートは、坪量300〜400g/mの紙で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のパッケージ用シート。
  4. 前記シートは、略方形の形状を呈しており、
    前記デジタル印刷機に給紙される際の先頭側となる方形の両角が残存していることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載のパッケージ用シート。
  5. 前記ドブは、前記シートの外縁部分に形成されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載のパッケージ用シート。
  6. 少なくとも前記ドブの端部に前記つなぎ部が設けられていることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載のパッケージ用シート。
JP2015207095A 2015-10-21 2015-10-21 パッケージ用シート Active JP6593091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015207095A JP6593091B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 パッケージ用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015207095A JP6593091B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 パッケージ用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017077911A true JP2017077911A (ja) 2017-04-27
JP6593091B2 JP6593091B2 (ja) 2019-10-23

Family

ID=58665634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015207095A Active JP6593091B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 パッケージ用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6593091B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50158429A (ja) * 1974-06-10 1975-12-22
JPS5186320U (ja) * 1974-12-28 1976-07-10
JPS6432344U (ja) * 1987-08-21 1989-02-28
JPH0612340U (ja) * 1992-07-20 1994-02-15 愼一郎 横江 封筒用紙
JPH08689U (ja) * 1988-08-11 1996-04-23 ムーア.ビジネス.フォームス.インコーポレイテッド 封筒構成体
JP3104650U (ja) * 2004-04-15 2004-10-07 株式会社ワイズ 組立式ポケットティッシュ用函
JP2008094460A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Fuji Xerox Co Ltd 包装箱、及び包装箱の製造方法
JP2009263000A (ja) * 2008-04-04 2009-11-12 Toppan Printing Co Ltd 包装用箱
JP2013050711A (ja) * 2011-07-29 2013-03-14 Fuji Seal International Inc ストレッチラベル、及びラベル付き容器

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50158429A (ja) * 1974-06-10 1975-12-22
JPS5186320U (ja) * 1974-12-28 1976-07-10
JPS6432344U (ja) * 1987-08-21 1989-02-28
JPH08689U (ja) * 1988-08-11 1996-04-23 ムーア.ビジネス.フォームス.インコーポレイテッド 封筒構成体
JPH0612340U (ja) * 1992-07-20 1994-02-15 愼一郎 横江 封筒用紙
JP3104650U (ja) * 2004-04-15 2004-10-07 株式会社ワイズ 組立式ポケットティッシュ用函
JP2008094460A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Fuji Xerox Co Ltd 包装箱、及び包装箱の製造方法
JP2009263000A (ja) * 2008-04-04 2009-11-12 Toppan Printing Co Ltd 包装用箱
JP2013050711A (ja) * 2011-07-29 2013-03-14 Fuji Seal International Inc ストレッチラベル、及びラベル付き容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6593091B2 (ja) 2019-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6209779B1 (en) Laminated mailer blank with transparent window
EP1033695A1 (en) Returnable shipping label
US6644538B1 (en) Shipping envelope
JP2006281739A (ja) ラベル帳票
JP3152137U (ja) 折り込み明細書付き配送伝票
JP6593091B2 (ja) パッケージ用シート
US7124881B2 (en) Method and apparatus for associating documents with shipping containers
JP2019108133A (ja) 包装材
US8716178B2 (en) One-ply two-sided thermal imaging labels
US20050252954A1 (en) Sealable business form construction having one or more removable field effect inserts
JP4684898B2 (ja) 冊子送付物
US9165480B2 (en) Shipping document and method and apparatus for applying a shipping document to a surface
JP5104566B2 (ja) 冊子状フォーム
JP4357903B2 (ja) 伝票付き封筒
JP2012071430A (ja) 冊子状物および冊子状送付物
JP2009120255A (ja) 封筒
US20060162864A1 (en) Methods and envelopes for rational sealing of documents and inserts of different kinds in envelopes
JP6090411B2 (ja) 送付物
JP2004054074A (ja) ポケット付きラベル式伝票
JP2001315795A (ja) 封筒及び封筒本体
JP5835406B2 (ja) 封書用紙付き帳票
EP3348417A1 (en) Cold seal paper apparatus and method for manufacturing mailpieces
JP2005225565A (ja) ダブル・フラップ封筒用紙
JPH11309959A (ja) 送付用台紙
JP2006347035A (ja) 感圧接着シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6593091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250