JP3104176B2 - 同軸ケーブル用の電気コネクタ - Google Patents
同軸ケーブル用の電気コネクタInfo
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/38—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts
- H01R24/40—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency
- H01R24/42—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency comprising impedance matching means or electrical components, e.g. filters or switches
- H01R24/44—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency comprising impedance matching means or electrical components, e.g. filters or switches comprising impedance matching means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/03—Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
- H01R9/05—Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
- H01R9/0518—Connection to outer conductor by crimping or by crimping ferrule
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2103/00—Two poles
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気コネ
クタに係り、より詳細には、同軸ケーブルを終端接続す
るための電気コネクタに係る。
クタに係り、より詳細には、同軸ケーブルを終端接続す
るための電気コネクタに係る。
【０００２】
【従来の技術】同軸ケーブルを他の接続装置、例えば、
相補的嵌合コネクタの端子やプリント回路板上の回路ト
レース等に接続できるように同軸ケーブルを終端する電
気コネクタが知られている。良く知られているように、
典型的な同軸ケーブルは、中心のコア導体と、これを取
り巻く絶縁シースとを有している。通常、金属編組線で
ある導電性シールドが絶縁シースを取り巻く。シールド
編組線は、ケーブルのチューブ状絶縁外皮によって取り
巻かれる。
相補的嵌合コネクタの端子やプリント回路板上の回路ト
レース等に接続できるように同軸ケーブルを終端する電
気コネクタが知られている。良く知られているように、
典型的な同軸ケーブルは、中心のコア導体と、これを取
り巻く絶縁シースとを有している。通常、金属編組線で
ある導電性シールドが絶縁シースを取り巻く。シールド
編組線は、ケーブルのチューブ状絶縁外皮によって取り
巻かれる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】コネクタに同軸ケーブ
ルを終端するときには種々の問題に遭遇し、これら問題
の多くは、ケーブルのサイズが非常に小さいことに起因
する。例えば、高周波同軸ケーブルのコア導体は直径が
非常に小さい。ケーブルの導体をコネクタの信号端子に
接続しなければならないだけでなく、ケーブルのシール
ド編組をコネクタの殻又は接地端子に接続又は係合しな
ければならない。このような同軸ケーブルコネクタは、
製造が非常に複雑である上に、特に手作業でケーブルを
組み立てて終端することが困難である。又、コネクタ全
体にわたって一貫したインピーダンスを確保するために
コネクタ内における端子の適切な位置及び間隔を維持す
ることも困難である。本発明は、組立及び終端が非常に
容易な効率の高い同軸ケーブルコネクタを提供すること
によりこれら種々の問題を解消することに向けられる。
ルを終端するときには種々の問題に遭遇し、これら問題
の多くは、ケーブルのサイズが非常に小さいことに起因
する。例えば、高周波同軸ケーブルのコア導体は直径が
非常に小さい。ケーブルの導体をコネクタの信号端子に
接続しなければならないだけでなく、ケーブルのシール
ド編組をコネクタの殻又は接地端子に接続又は係合しな
ければならない。このような同軸ケーブルコネクタは、
製造が非常に複雑である上に、特に手作業でケーブルを
組み立てて終端することが困難である。又、コネクタ全
体にわたって一貫したインピーダンスを確保するために
コネクタ内における端子の適切な位置及び間隔を維持す
ることも困難である。本発明は、組立及び終端が非常に
容易な効率の高い同軸ケーブルコネクタを提供すること
によりこれら種々の問題を解消することに向けられる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、同軸ケーブルを終端するための新規で且つ改良され
た電気コネクタを提供することである。上述したよう
に、ケーブルは、少なくとも内部導体と、外部導電性シ
ールドとを有する。
は、同軸ケーブルを終端するための新規で且つ改良され
た電気コネクタを提供することである。上述したよう
に、ケーブルは、少なくとも内部導体と、外部導電性シ
ールドとを有する。
【０００５】本発明のコネクタは、同軸ケーブルを保持
するための同軸ケーブルキャリアを備えている。このキ
ャリアは、前方に突出する接地端子を含み、そしてキャ
リアは、ケーブルの導電性シールドに係合される。前方
に突出する信号端子を取り付ける絶縁ブロックを含む端
子モジュールをキャリアに取り付けてサブ組立体を形成
することができ、信号端子は接地端子とほぼ平行にされ
る。導電性シールド殻がこのサブ組立体を受け入れ、導
電性の殻は、導電性キャリアに係合される。ケーブルの
導体を端子モジュールの信号端子と係合状態に保持する
ために殻にはカバーが取り付けられる。
するための同軸ケーブルキャリアを備えている。このキ
ャリアは、前方に突出する接地端子を含み、そしてキャ
リアは、ケーブルの導電性シールドに係合される。前方
に突出する信号端子を取り付ける絶縁ブロックを含む端
子モジュールをキャリアに取り付けてサブ組立体を形成
することができ、信号端子は接地端子とほぼ平行にされ
る。導電性シールド殻がこのサブ組立体を受け入れ、導
電性の殻は、導電性キャリアに係合される。ケーブルの
導体を端子モジュールの信号端子と係合状態に保持する
ために殻にはカバーが取り付けられる。
【０００６】同軸ケーブルキャリアは、シートメタル材
料から型抜き成形されたもので、同軸ケーブルを受け入
れるためのクレードルを形成する直立側部アームを有す
る細長いベースを備えている。このベースは、少なくと
も１つの穴を有し、この穴を通してケーブルの導電性シ
ールドがキャリアに半田付けされる。導電性シールド殻
も、シートメタル材料で型抜き成形される。
料から型抜き成形されたもので、同軸ケーブルを受け入
れるためのクレードルを形成する直立側部アームを有す
る細長いベースを備えている。このベースは、少なくと
も１つの穴を有し、この穴を通してケーブルの導電性シ
ールドがキャリアに半田付けされる。導電性シールド殻
も、シートメタル材料で型抜き成形される。
【０００７】端子モジュールの信号端子は、これを正確
に配置するためにモジュールの絶縁ブロックにインサー
トモールドされる。信号端子は、前方の接触端と、柔軟
な終端接続端とを有し、この終端接続端に対してケーブ
ルの導体がカバーによりバイアスされる。カバーは、シ
ールド殻に枢着される。
に配置するためにモジュールの絶縁ブロックにインサー
トモールドされる。信号端子は、前方の接触端と、柔軟
な終端接続端とを有し、この終端接続端に対してケーブ
ルの導体がカバーによりバイアスされる。カバーは、シ
ールド殻に枢着される。
【０００８】更に、本発明によれば、カバーを閉位置に
保持するために殻とカバーとの間に相補的な相互係合ラ
ッチ手段が形成されると共に、同軸ケーブルをキャリア
とカバーとの間にクランプするためにキャリアとカバー
との間に相補的なストレインレリーフ手段が形成され
る。
保持するために殻とカバーとの間に相補的な相互係合ラ
ッチ手段が形成されると共に、同軸ケーブルをキャリア
とカバーとの間にクランプするためにキャリアとカバー
との間に相補的なストレインレリーフ手段が形成され
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適な実施形態を詳細に説明する。添付図面の先ず
図１を参照すれば、本発明の電気コネクタは、端子モジ
ュール１０を備え、これは同軸ケーブルキャリア１２に
取り付けることができる。端子モジュール１０は、信号
端子１４を含み、これは、プラスチック等の絶縁材料で
成形された１部片構造体である絶縁ブロック１６内にイ
ンサートモールドされる。信号端子１４は、前方に突出
する接触端１４ａと、後方の柔軟な終端接続端１４ｂと
を有する。端子１４の前方接触端１４ａは、絶縁ブロッ
ク１６の前方突出部１６ａから突出している。
明の好適な実施形態を詳細に説明する。添付図面の先ず
図１を参照すれば、本発明の電気コネクタは、端子モジ
ュール１０を備え、これは同軸ケーブルキャリア１２に
取り付けることができる。端子モジュール１０は、信号
端子１４を含み、これは、プラスチック等の絶縁材料で
成形された１部片構造体である絶縁ブロック１６内にイ
ンサートモールドされる。信号端子１４は、前方に突出
する接触端１４ａと、後方の柔軟な終端接続端１４ｂと
を有する。端子１４の前方接触端１４ａは、絶縁ブロッ
ク１６の前方突出部１６ａから突出している。
【００１０】図１と共に図３を参照すれば、同軸ケーブ
ルキャリア１２は、導電性のシートメタル材料で型抜き
成形され、以下に述べるように、同軸ケーブルを受け入
れるクレードルを形成する二対の直立した側部アーム２
０を有する細長いベース１８を含む。キャリア１２の後
端には複数のストレインレリーフリブ２２が形成され
る。ベース１８には穴２４が形成され、この穴を経てケ
ーブルのシールド編組にキャリア１２が半田付けされ
る。一対の前部の直立したアーム２６は、端子モジュー
ル１０の絶縁ブロック１６の前方突出部１６ａを受け入
れる。一方のアーム２６は、前方突出部１６ａのスロッ
トに嵌合し、そして他方のアーム２６は、スロットとは
反対の前方突出部の側面に接触する。更に、接地端子２
８がキャリア１２の前方に突出する。
ルキャリア１２は、導電性のシートメタル材料で型抜き
成形され、以下に述べるように、同軸ケーブルを受け入
れるクレードルを形成する二対の直立した側部アーム２
０を有する細長いベース１８を含む。キャリア１２の後
端には複数のストレインレリーフリブ２２が形成され
る。ベース１８には穴２４が形成され、この穴を経てケ
ーブルのシールド編組にキャリア１２が半田付けされ
る。一対の前部の直立したアーム２６は、端子モジュー
ル１０の絶縁ブロック１６の前方突出部１６ａを受け入
れる。一方のアーム２６は、前方突出部１６ａのスロッ
トに嵌合し、そして他方のアーム２６は、スロットとは
反対の前方突出部の側面に接触する。更に、接地端子２
８がキャリア１２の前方に突出する。
【００１１】図１と共に図４を参照すれば、上述したよ
うに、信号端子１４は、前方の接触端１４ａと、後方の
柔軟な終端接続端１４ｂとを有している。端子１４は、
導電性のシートメタル材料で型抜き成形される。端子１
４の中央部分１４ｃは、一対の外方に突出する翼１４ｄ
を有する。中央部分１４ｃ及び翼１４ｄは、絶縁ブロッ
ク１６内にインサートモールドされ、そして翼１４ｄ
は、端子１４を絶縁ブロック１６に容易にしっかりと保
持できるようにする。端子１４の後部には一対の外方に
突出するロックタブ１４ｅが形成される。
うに、信号端子１４は、前方の接触端１４ａと、後方の
柔軟な終端接続端１４ｂとを有している。端子１４は、
導電性のシートメタル材料で型抜き成形される。端子１
４の中央部分１４ｃは、一対の外方に突出する翼１４ｄ
を有する。中央部分１４ｃ及び翼１４ｄは、絶縁ブロッ
ク１６内にインサートモールドされ、そして翼１４ｄ
は、端子１４を絶縁ブロック１６に容易にしっかりと保
持できるようにする。端子１４の後部には一対の外方に
突出するロックタブ１４ｅが形成される。
【００１２】図２は、端子モジュール１０及び同軸ケー
ブルキャリア１２を含むサブ組立体３０を示す。端子モ
ジュール１０の絶縁ブロック１６の前方突出部１６ａ
は、キャリア１２の前方の直立アーム２６間に圧入さ
れ、そしてモジュール１０の絶縁ブロック１６は、キャ
リア１２のベース１８の上面に配置される。キャリア１
２の接地端子２８は、信号端子１４の前方に突出する接
触端１４ａの側部に沿ってそれとほぼ平行に延びる。
ブルキャリア１２を含むサブ組立体３０を示す。端子モ
ジュール１０の絶縁ブロック１６の前方突出部１６ａ
は、キャリア１２の前方の直立アーム２６間に圧入さ
れ、そしてモジュール１０の絶縁ブロック１６は、キャ
リア１２のベース１８の上面に配置される。キャリア１
２の接地端子２８は、信号端子１４の前方に突出する接
触端１４ａの側部に沿ってそれとほぼ平行に延びる。
【００１３】図２を参照すれば、端子モジュール１０及
び同軸ケーブルキャリア１２を含むサブ組立体３０は、
これを矢印Ａの方向にシールド殻３２へ挿入することに
よりシールド殻３２に組み立てられる。サブ組立体３０
は、図５にも、側面図で示されている。
び同軸ケーブルキャリア１２を含むサブ組立体３０は、
これを矢印Ａの方向にシールド殻３２へ挿入することに
よりシールド殻３２に組み立てられる。サブ組立体３０
は、図５にも、側面図で示されている。
【００１４】シールド殻３２は、導電性シートメタル材
料で型抜き成形された１部片構造体である。殻３２は閉
じた前端３４を有し、その中には信号端子１４の接触端
１４ａ及びキャリア１２の接地端子２８が配置され、こ
れら端子は、殻３２の閉じた前方端３４によって完全に
包囲される。殻３２の後端は、ほぼＵ字型で、一対の離
間された直立する側壁３６を有している。各側壁３６
は、一対のラッチ穴３８と、インターロックノッチ４０
とを有している。又、各側壁３６は、その前方の上角に
ピボット穴４２も有している。
料で型抜き成形された１部片構造体である。殻３２は閉
じた前端３４を有し、その中には信号端子１４の接触端
１４ａ及びキャリア１２の接地端子２８が配置され、こ
れら端子は、殻３２の閉じた前方端３４によって完全に
包囲される。殻３２の後端は、ほぼＵ字型で、一対の離
間された直立する側壁３６を有している。各側壁３６
は、一対のラッチ穴３８と、インターロックノッチ４０
とを有している。又、各側壁３６は、その前方の上角に
ピボット穴４２も有している。
【００１５】更に、図２を参照すれば、カバー４４はプ
ラスチック等の絶縁材料で一体成形される。カバー４４
は、その両側に一対のピボットトラニオン４６を有し、
これは、殻３２のピボット穴４２にスナップ係合して、
カバー４４を殻３２に枢着する。カバー４４の反対端に
はＵ字型のストレインレリーフフランジ４８が形成さ
れ、これは、同軸ケーブルキャリア１２のストレインレ
リーフリブ２２と整列されて、それらの間にケーブルを
クランプする。カバー４４は、その各側に一対の面取り
されたラッチボス５０を有し、これは、殻３２の側壁３
６に形成されたラッチ穴３８内にスナップ係合してロッ
クされる。カバー４４は、その各側にインターロックボ
ス５２も有し、これは、殻３２の側壁３６に形成された
インターロックノッチ４０に入れられる。以下に述べる
ように、カバー４４がその閉位置へ枢着回転されると、
カバー４４の交差フランジ５４が同軸ケーブルの導電性
コアに係合してこれを信号端子１４の柔軟な終端接続端
１４ｂにバイアスする。これにより、柔軟な終端接続端
１４ｂは、接地端子２８に平行な位置へ移動し、端子の
その部分を通して一貫したインピーダンスを確保する。
カバー４４の交差フランジ５４の両端には一対のロック
突起５６が形成され、これは、信号端子１４のロックタ
ブ１４ｅ（図４）の後方にロック係合する。
ラスチック等の絶縁材料で一体成形される。カバー４４
は、その両側に一対のピボットトラニオン４６を有し、
これは、殻３２のピボット穴４２にスナップ係合して、
カバー４４を殻３２に枢着する。カバー４４の反対端に
はＵ字型のストレインレリーフフランジ４８が形成さ
れ、これは、同軸ケーブルキャリア１２のストレインレ
リーフリブ２２と整列されて、それらの間にケーブルを
クランプする。カバー４４は、その各側に一対の面取り
されたラッチボス５０を有し、これは、殻３２の側壁３
６に形成されたラッチ穴３８内にスナップ係合してロッ
クされる。カバー４４は、その各側にインターロックボ
ス５２も有し、これは、殻３２の側壁３６に形成された
インターロックノッチ４０に入れられる。以下に述べる
ように、カバー４４がその閉位置へ枢着回転されると、
カバー４４の交差フランジ５４が同軸ケーブルの導電性
コアに係合してこれを信号端子１４の柔軟な終端接続端
１４ｂにバイアスする。これにより、柔軟な終端接続端
１４ｂは、接地端子２８に平行な位置へ移動し、端子の
その部分を通して一貫したインピーダンスを確保する。
カバー４４の交差フランジ５４の両端には一対のロック
突起５６が形成され、これは、信号端子１４のロックタ
ブ１４ｅ（図４）の後方にロック係合する。
【００１６】図７は、カバー４４が殻３２に枢着されそ
してカバー４４がその閉位置にある本発明の完全に組み
立てられた電気コネクタ６６を示す。図６は、同軸ケー
ブル６８が準備処理された状態を示している。より詳細
には、ケーブル６８は、金属編組の形態の導電性シール
ド７２の周りに絶縁性のチューブ状外皮７０を含む。金
属編組は、内部絶縁シース７４を取り巻き、そしてこの
絶縁シース７４は、ケーブルの中心コア導体７６を取り
巻く。外皮７０は、編組シールド７２を露出するように
カットされる。編組シールド７２及び内部絶縁シース７
４は、コア導体７６を露出するようにカットされる。ケ
ーブル６８は、カバー４４が開いた状態にあるときに矢
印Ｂの方向にコネクタ６６に組み立てられる。ケーブル
６８がコネクタ６６に組み立てられると、絶縁外皮７０
がキャリア１２のストレインレリーフリブ２２（図３）
に整列される。編組シールド７２は、キャリア１２の半
田穴２４に整列される。ケーブル６８のコア導体７６
は、信号端子１４の柔軟な終端接続端１４ｂに整列され
る。
してカバー４４がその閉位置にある本発明の完全に組み
立てられた電気コネクタ６６を示す。図６は、同軸ケー
ブル６８が準備処理された状態を示している。より詳細
には、ケーブル６８は、金属編組の形態の導電性シール
ド７２の周りに絶縁性のチューブ状外皮７０を含む。金
属編組は、内部絶縁シース７４を取り巻き、そしてこの
絶縁シース７４は、ケーブルの中心コア導体７６を取り
巻く。外皮７０は、編組シールド７２を露出するように
カットされる。編組シールド７２及び内部絶縁シース７
４は、コア導体７６を露出するようにカットされる。ケ
ーブル６８は、カバー４４が開いた状態にあるときに矢
印Ｂの方向にコネクタ６６に組み立てられる。ケーブル
６８がコネクタ６６に組み立てられると、絶縁外皮７０
がキャリア１２のストレインレリーフリブ２２（図３）
に整列される。編組シールド７２は、キャリア１２の半
田穴２４に整列される。ケーブル６８のコア導体７６
は、信号端子１４の柔軟な終端接続端１４ｂに整列され
る。
【００１７】同軸ケーブル６８をコネクタ６６に完全に
終端接続するために、カバー４４は、矢印Ｃ（図６）の
方向に、図７ないし９に示す閉じたラッチ位置へと枢着
回転される。カバー４４の閉位置では、カバー４４の面
取りされたラッチボス５０が殻３２のラッチ穴３８内に
スナップ式にロック係合され、一方、インターロックボ
ス５２が殻３２のインターロックノッチ４０へと移動す
る。上述したように、カバー４４が閉じたときには、カ
バー４４のストレインレリーフフランジ４８が、キャリ
ア１２のストレインレリーフリブ２２（図３）に対しケ
ーブル６８の絶縁外皮７０をクランプし、そしてカバー
４４の交差フランジ５４が信号端子１４の柔軟な終端接
続端１４ｂに対してケーブル６８のコア導体７６をバイ
アスする。
終端接続するために、カバー４４は、矢印Ｃ（図６）の
方向に、図７ないし９に示す閉じたラッチ位置へと枢着
回転される。カバー４４の閉位置では、カバー４４の面
取りされたラッチボス５０が殻３２のラッチ穴３８内に
スナップ式にロック係合され、一方、インターロックボ
ス５２が殻３２のインターロックノッチ４０へと移動す
る。上述したように、カバー４４が閉じたときには、カ
バー４４のストレインレリーフフランジ４８が、キャリ
ア１２のストレインレリーフリブ２２（図３）に対しケ
ーブル６８の絶縁外皮７０をクランプし、そしてカバー
４４の交差フランジ５４が信号端子１４の柔軟な終端接
続端１４ｂに対してケーブル６８のコア導体７６をバイ
アスする。
【００１８】図９を参照すれば、殻３２の下面は、ケー
ブル６８の編組シールド７２を、殻３２に係合したキャ
リア１２に半田付けするために、キャリア１２の半田穴
２４と整列された半田穴７８を有する。又、図９に示す
ように、型抜き成形された殻３２の下面には、同軸ケー
ブルキャリア１２を信号端子１４から所定の距離に支持
することにより正しいインピーダンスを確保すると共
に、導電性の殻３２と導電性の同軸ケーブルキャリア１
２との係合を改善するために、剪断部８０が設けられて
いる。
ブル６８の編組シールド７２を、殻３２に係合したキャ
リア１２に半田付けするために、キャリア１２の半田穴
２４と整列された半田穴７８を有する。又、図９に示す
ように、型抜き成形された殻３２の下面には、同軸ケー
ブルキャリア１２を信号端子１４から所定の距離に支持
することにより正しいインピーダンスを確保すると共
に、導電性の殻３２と導電性の同軸ケーブルキャリア１
２との係合を改善するために、剪断部８０が設けられて
いる。
【００１９】カバー４４が殻３２に対して閉じて、同軸
ケーブル６８をコネクタ６６に完全に終端接続するとき
には、キャリア１２の接地端子２８及び信号端子１４の
前方接触端１４ａが、殻３２の閉じた前端３４により包
囲されてその中をほぼ平行に延びる。編組シールド７２
がキャリア１２に電気的に接続され、そしてキャリア１
２が導電性シールド殻３２に係合された状態では、コネ
クタ６６が安定な接地電位を与えると共に、コネクタを
通して一貫したインピーダンスが与えられ、ケーブルの
終端接続界面における電磁干渉が回避される。
ケーブル６８をコネクタ６６に完全に終端接続するとき
には、キャリア１２の接地端子２８及び信号端子１４の
前方接触端１４ａが、殻３２の閉じた前端３４により包
囲されてその中をほぼ平行に延びる。編組シールド７２
がキャリア１２に電気的に接続され、そしてキャリア１
２が導電性シールド殻３２に係合された状態では、コネ
クタ６６が安定な接地電位を与えると共に、コネクタを
通して一貫したインピーダンスが与えられ、ケーブルの
終端接続界面における電磁干渉が回避される。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、組立及び終端が非常に容易な効率の高い同軸ケ
ーブルコネクタが提供され、そして同軸ケーブルを終端
するための新規で且つ改良された電気コネクタが提供さ
れた。
により、組立及び終端が非常に容易な効率の高い同軸ケ
ーブルコネクタが提供され、そして同軸ケーブルを終端
するための新規で且つ改良された電気コネクタが提供さ
れた。
【図１】端子モジュール及び同軸ケーブルキャリアを分
解状態で示す斜視図である。
解状態で示す斜視図である。
【図２】端子モジュール及び同軸ケーブルキャリアを組
立状態で示すと共に、コネクタのシールド殻及びカバー
を一緒に示した図である。
立状態で示すと共に、コネクタのシールド殻及びカバー
を一緒に示した図である。
【図３】同軸ケーブルキャリアを示す斜視図である。
【図４】端子モジュールの信号端子を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】端子モジュール及び同軸ケーブルキャリアを組
立状態で示す側面図である。
立状態で示す側面図である。
【図６】カバーが開位置にある組み立てられたコネクタ
を、準備処理された同軸ケーブルと共に示す側面図であ
る。
を、準備処理された同軸ケーブルと共に示す側面図であ
る。
【図７】カバーを閉じた状態でコネクタを示す側面図で
ある。
ある。
【図８】完全に組み立てられそして終端されたコネクタ
の上方斜視図である。
の上方斜視図である。
【図９】完全に組み立てられそして終端されたコネクタ
の下方斜視図である。
の下方斜視図である。
１０ 端子モジュール １２ 同軸ケーブルキャリア １４ 信号端子 １４ａ 接触端 １４ｂ 終端接続端 １４ｃ 中央部分 １４ｄ 翼 １６ 絶縁ブロック ２０ 側部アーム ２２ ストレインレリーフリブ ２６ 全部アーム ２８ 接地端子 ３０ サブ組立体 ３２ シールド殻 ３６ 側壁 ３８ ラッチ穴 ４０ ノッチ ４４ カバー ４６ ピボットトラニオン ４８ ストレインレリーフフランジ ５０ ラッチボス ５２ インターロックボス ５４ 交差フランジ ５６ ロック突起 ６６ 電気コネクタ ６８ 同軸ケーブル ７０ 外皮 ７２ 導電性シールド ７４ 絶縁シース ７６ コア導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 12/08 H01R 24/02
Claims (25)
- 【請求項１】 少なくとも内部導体７６及び外部導電性
シールド７２を有する同軸ケーブル６８を終端接続する
ための電気コネクタ６６において、 同軸ケーブル６８を保持するための同軸ケーブルキャリ
ア１２であって、前方に突出する接地端子２８を含み、
同軸ケーブル６８の導電性シールド７２に係合される同
軸ケーブルキャリア１２と、 前方に突出する信号端子１４を取り付ける絶縁ブロック
１６を含む端子モジュール１０であって、信号端子１４
が接地端子２８とほぼ平行であるサブ組立体３０を形成
するように上記キャリア１２に取り付けられる端子モジ
ュール１０と、 上記サブ組立体３０を受け入れ、同軸ケーブルキャリア
１２と係合される導電性シールド殻３２と、 端子モジュール１０の信号端子１４と係合状態で同軸ケ
ーブル６８の導体７６を保持するようにシールド殻３２
に取り付けられるカバー４４とを備えたことを特徴とす
る電気コネクタ６６。 - 【請求項２】 上記同軸ケーブルキャリア１２は、シー
トメタル材料から型抜き成形される請求項１に記載の電
気コネクタ６６。 - 【請求項３】 上記同軸ケーブルキャリア１２は、同軸
ケーブル６８を受け入れるクレードルを形成する直立し
た側部アーム２０を有する細長いベース１８を含む請求
項２に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項４】 上記ベース１８は、同軸ケーブル６８の
導電性シールド７２をキャリア１２に半田付けするため
の少なくとも１つの穴２４を有する請求項３に記載の電
気コネクタ６６。 - 【請求項５】 上記端子モジュール１０の信号端子１４
は、その絶縁ブロック１６にインサートモールドされる
請求項１に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項６】 上記信号端子１４は、前方接触端１４ａ
と、柔軟な終端接続端１４ｂとを有し、この終端接続端
１４ｂに対し同軸ケーブル６８の導体７６がカバー４４
によってバイアスされて、終端接続端１４ｂを接地端子
２８に平行に配置する請求項１に記載の電気コネクタ６
６。 - 【請求項７】 上記殻３２は、シートメタル材料から型
抜き成形される請求項１に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項８】 カバー４４を閉位置に保持するために殻
３２とカバー４４との間に相補的な相互係合ラッチ手段
３８、５０を含む請求項１に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項９】 キャリア１２とカバー４４との間に同軸
ケーブル６８をクランプするためにそれらの間に相補的
なストレインレリーフ手段２２、４８を含む請求項１に
記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項１０】 上記カバー４４は、殻３２に枢着され
る請求項１に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項１１】 少なくとも内部導体７６及び外部導電
性シールド７２を有する同軸ケーブル６８を終端接続す
るための電気コネクタ６６において、 同軸ケーブル６８を保持するための同軸ケーブルキャリ
ア１２であって、前方に突出する接地端子２８を含み、
シートメタル材料で型抜き成形され、同軸ケーブル６８
の導電性シールド７２に係合される同軸ケーブルキャリ
ア１２と、 前方に突出する信号端子１４の少なくとも一部分の周り
にインサートモールドされた絶縁ブロック１６を含む端
子モジュール１０であって、上記信号端子１４が接地端
子２８とほぼ平行であるサブ組立体３０を形成するよう
に上記キャリア１２に取り付けられる端子モジュール１
０と、 上記サブ組立体３０を受け入れ、シートメタル材料で型
抜き成形され、そして同軸ケーブルキャリア１２と係合
される導電性シールド殻３２と、 コネクタ６６に同軸ケーブル６８を組み立てることので
きる開位置と、端子モジュール１０の信号端子１４と係
合状態で同軸ケーブル６８の導体７６を保持する閉位置
との間で移動するようにシールド殻３２に枢着されるカ
バー４４とを備えたことを特徴とする電気コネクタ６
６。 - 【請求項１２】 上記同軸ケーブルキャリア１２は、同
軸ケーブル６８を受け入れるクレードルを形成する直立
した側部アーム２０を有する細長いベース１８を含む請
求項１１に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項１３】 上記ベース１８は、同軸ケーブル６８
の導電性シールド７２をキャリア１２に半田付けするた
めの少なくとも１つの穴２４を有する請求項１２に記載
の電気コネクタ６６。 - 【請求項１４】 上記信号端子１４は、前方の接触端１
４ａと、柔軟な終端接続端１４ｂとを有し、この終端接
続端１４ｂに対し同軸ケーブル６８の導体７６がカバー
４４によってバイアスされて、終端接続端１４ｂを接地
端子２８に平行に配置する請求項１１に記載の電気コネ
クタ６６。 - 【請求項１５】 カバー４４を閉位置に保持するために
殻３２とカバー４４との間に相補的な相互係合ラッチ手
段３８、５０を含む請求項１１に記載の電気コネクタ６
６。 - 【請求項１６】 キャリア１２とカバー４４との間に同
軸ケーブル６８をクランプするためにそれらの間に相補
的なストレインレリーフ手段２２、４８を含む請求項１
１に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項１７】 少なくとも内部導体７６及び外部導電
性シールド７２を有する同軸ケーブル６８を終端接続す
るための電気コネクタ６６において、 同軸ケーブル６８を受け入れ、同軸ケーブル６８の導電
性シールド７２に係合される同軸ケーブルキャリア１２
であって、接地端子２８を有している同軸ケーブルキャ
リア１２と、 信号端子１４を取り付ける絶縁ブロック１６を含む端子
モジュール１０であって、上記キャリア１２に取り付け
られる端子モジュール１０と、 同軸ケーブルキャリア１２及び端子モジュール１０を受
け入れ、同軸ケーブルキャリア１２に係合される導電性
シールド殻３２と、 端子モジュール１０の信号端子１４と係合状態で同軸ケ
ーブル６８の導体７６を保持するようにシールド殻３２
に取り付けられるカバー４４とを備えたことを特徴とす
る電気コネクタ６６。 - 【請求項１８】 上記同軸ケーブルキャリア１２及び導
電性シールド殻３２は、各々、シートメタル材料から型
抜き成形される請求項１７に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項１９】 上記端子モジュール１０の信号端子１
４は、その絶縁ブロック１６にインサートモールドされ
る請求項１７に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項２０】 上記信号端子１４は、前方の接触端１
４ａと、柔軟な終端接続端１４ｂとを有し、この終端接
続端１４ｂに対し同軸ケーブル６８の導体７６がカバー
４４によってバイアスされて、終端接続端１４ｂを接地
端子２８に平行に配置する請求項１７に記載の電気コネ
クタ６６。 - 【請求項２１】 キャリア１２とカバー４４との間に同
軸ケーブル６８をクランプするためにそれらの間に相補
的なストレインレリーフ手段２２、４８を含む請求項１
７に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項２２】 上記カバー４４は、殻３２に枢着され
る請求項１７に記載の電気コネクタ６６。 - 【請求項２３】 カバー４４を閉位置に保持するために
殻３２とカバー４４との間に相補的な相互係合ラッチ手
段３８、５０を含む請求項１７に記載の電気コネクタ６
６。 - 【請求項２４】 少なくとも内部導体７６及び外部導電
性シールド７２を有する同軸ケーブル６８を終端接続す
るための電気コネクタ６６において、 信号端子１４及び接地端子２８を含むサブ組立体３０
と、 上記サブ組立体３０を受け入れる導電性シールド殻３２
であって、上記接地端子２８と導通されるシールド殻３
２と、 同軸ケーブル６８を組み立てることのできる開位置と、
信号端子１４と係合状態で同軸ケーブル６８の導体７６
を保持する閉位置との間で移動するようにシールド殻３
２に枢着される絶縁カバー４４とを備えたことを特徴と
する電気コネクタ６６。 - 【請求項２５】 上記サブ組立体３０は、接地端子２８
に接続されたベース１８であって、シールド殻３２に係
合されるベース１８を含み、上記カバー４４は、同軸ケ
ーブル６８の導電性シールド７２をベース１８と係合す
るためのバイアス手段を含む請求項２４に記載の電気コ
ネクタ６６。
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