JP3103090B2 - シートベルト装置のバックル照明機構 - Google Patents

シートベルト装置のバックル照明機構

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シートベルト装置のバックル照明機構に関
する。
〔従来の技術〕
車両等の乗物に装備されているシートベルト装置は、
通常ベルトを挿通したトングをバックルに挿入すること
によって乗員の身体に装着されるが、夜間、照明のない
乗物内でバックルのトング挿入部を探すことは容易では
ない。
このようなことから、従来、バックルに照明機構を内
蔵させ、トング挿入口部等を暗闇でも目視可能に照明す
るものが種々提案されている。
例えば、特開昭48−49126号公報、特公昭55−30367号
公報に開示のものや、実開昭61−3155号公報、実開昭61
−36469号公報、実公昭63−42809号公報に開示のもので
は、いずれもバックルの機構部や照明部自体に光源を組
込んだ構成が採られている。
一方、特公昭55−30366号公報に開示のものでは、バ
ックルの機構部の支持板とカバーとの間にオプティカル
ファイバーを通して、その先端をタング挿入口方向に指
向させる構成が採られており、実公昭63−42807号公報
に開示のものでは、カバーの後部に光源を設け、バック
ル機構部の空間を光路としてタング挿入口縁部と解離ボ
タンを照射する構成が採られており、実公昭57−22803
号公報に開示のものでは、光源としての発光ダイオード
をケース半体の最先端部に取付けてタング挿入口縁部材
を直接照射する構成が採られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記した従来のもののうち、バックルの機
構部や照明部自体に光源を組込んだものは、少ない電力
消費で十分な光量を確保すべく発光源としての電球、LE
D等を照明部にできるだけ近接して配置することを狙っ
たものである。しかしながら、このように、バックルの
機構部に照明手段を組込むことは、機構部の構成を制約
しその構成の変更を余儀なくするものであり、通常の機
構部をもつバックルへの適用は困難である。
他方、機構部への組込みをさけて、カバーと機構部と
の間の空間に照明手段を設けた後者の形式のものにあっ
ては、機構部への影響は避けられるものの、光路の構成
に無理があり、したがって、十分な光量を照明部に導い
て、均一な明るさで照明部を照らすことができない等の
問題点がある。
そこで、レンズ部材を光路として、カバーの外部から
バックル内の照明部に光を導く構成(実開昭55−114209
号参照)を採るものもあるが、こうした構成を採って
も、光源を十分大きなものとしないと、照明部の光量の
確保は困難である。
本発明は、上述のような事情に鑑み、バックルの機構
部に格別の影響を与えることなく、しかも十分な光量で
照明部を均一に照射することのできる照明機構の実現に
より、機構部の形式を問わず、種々のシートベールト装
置のバックルに適用することができる照明機構を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、第1の特徴として本発明
は、シートベルト装置のバックル照明機構であって、光
源からの光をバックル内で屈折させて照明部に導くプリ
ズム状の導光体を備えるものにおいて、前記導光体は、
異なる光源の近傍から照明部の近傍まで光を屈折させて
導く別個の光路と、該別個の光路から導かれた光を集合
させて照明部に導く放出面とを有する構成とされる。
また、第2の特徴として本発明は、シートベルト装置
のバックル照明機構であって、光源からの光をバックル
内で屈折させて照明部に導くプリズム状の導光体を備え
るものにおいて、前記照明部は、光透過性材料からなる
からなるエジェクタとされ、該エジェクタは、前記導光
体と協働する光路を構成するものとされる。
そして、前記照明部は、プリズム状の光透過性材料か
らなるエジェクタとされ、該エジェクタは、前記導光体
と協働して、導光体により集合させた光をエジェクタの
前面に導く光路を構成するものとするのが有効である。
〔作用〕
上述の第1の構成に従う本発明のバックル照明機構で
は、プリズム状の導光体が、異なる光源からの光をバッ
クル内の光路の屈曲部においてプリズムの原理により屈
折させ、ロスなく方向変換させて、照明部の近傍まで導
き、これにより別個の光路から導かれた光を放出面で集
合させて、集合させた光で照明部を照射する作用が行わ
れる。
また、第2の構成に従う本発明のバックル照明機構で
は、同様にプリズム状の導光体が、光源からの光をバッ
クル内の光路の屈曲部においてプリズムの原理により屈
折させ、ロスなく方向変換させて、エジェクタに導き、
更にエジェクタを光路として自身を照明する作用が生じ
る。
更に、第3の構成に従うバックル照明機構では、プリ
ズム状の導光体が、異なる光源からの光をバックル内の
光路の屈曲部においてプリズムの原理により屈折させ、
ロスなく方向変換させて、エジェクタの近傍まで導き、
これにより別個の光路から導かれた光を放出面で集合さ
せてエジェクタに導き、更にエジェクタを光路として自
身の前面を照明する作用が生じる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
先ず、第1図は本発明の構成を適用したバックルの第
1実施例を示す分解斜視図である。
図に示すように、このバックルは、従来知られている
通常のものと同様の機構部10〜90を有するもので、この
機構部がアッパーカバー4とロアカバー3からなるカバ
ー内に収容される。
機構部10〜90は、溝形のベース10と、その底壁に形成
された縦スリット11に嵌装されてベース10に沿い長手方
向に摺動するエジェクタ20と、ベース10の縦スリット11
の後端(以下、バックルの構成に関しては、便宜上、ス
トーク側を後ろ、押ボタン側を前、アッパーカバー側を
上そしてロアカバー側を下として説明する。)に連なる
横スリット12に下部突起を嵌合し、ベース10の後壁突起
15に後端左右突起33を当接して取付けられたスプリング
ホルダ30と、スプリングホルダ30から前方に突出する突
軸31に嵌挿され、一端をスプリングホルダ30の前面に支
持され、他端をエジェクタ20の後向き孔底に当接支持さ
れたプッシュアウトスプリング40と、ベース10の側壁開
口部13に枢支腕51を係合されスプリングホルダ30の前縁
により抜止めされてベース10に揺動自在に装着されたラ
ッチプレート50と、その上面に重合して支持されたロッ
クプレート60と、ラッチプレート50及びロックプレート
60に被さる押ボタン70と、ラッチプレート50の前部突起
52とロックプレート60の後部突起61とに掛渡された引張
バネ80と、押ボタン70上面のバネ支持突起71とラッチプ
レート50の後部突起53とに掛渡された引張バネ90と、ス
プリングホルダ30から前方に突出する軸32に嵌められて
スプリングホルダ30の前面に一端を当接し、押ボタン70
の後方開放孔底に他端を当接した圧縮戻しバネ71とから
構成されている。
一方、カバーは、アッパーカバー4とロアカバー3と
から構成されており、アッパーカバー4は底部が開放し
た箱状に構成され、その前壁には押ボタン70の前面を露
出させる開口4aが形成されるとともに、その後壁にはバ
ックルストークが挿通する開口が形成されている。な
お、第1図において、バックルストーク及びそれへの連
結機構は図示を省略してある。
そして、本発明に係る構成は、この実施例では、ロア
カバー3内側の空間をバックル内の光路とする形で施さ
れている。すなわち、発光ダイオード(以下「LED」と
いう。)1からなる光源からの光をバックル内でエジェ
クタ20からなる照明部に導く屈曲した航路中にプリズム
状の導光体2を介装して、この導光体2により光を屈折
させて方向変換させる構成が採られている。
導光体2はは、プラスチック等の光透過性材料で構成
されており、バックルの前後方向に延びる縦導光部2a
と、バックルを横断する方向に延びる横導光部2bを備え
た全体としてコの字に形成されている。縦導光部2aと横
導光部2bとをつなぐ屈曲部には両部に対して45゜の傾斜
面が設けられて第1のプリズム部2cが形成されており、
さらに、横導光部2bの中央部下側には浅いV形の切込み
が設けられて第2のプリズム部2dが形成されている。
ロアカバー3における導光体2と光源としてのLED1の
収容部は、補強リブの一部を切除することにより形成さ
れており、縦リブの最前部3a及び横リブのうちの前方部
3bのものが前記導光体2を収容する部分だけ切欠かれて
いる。
この例では、光源としてのLED1は抵抗体Rを経て直列
に2個接続されて車両等のバッテリー電源に連結されて
おり、それぞれ導光体2の縦導光部2aの端面に近接配置
されている。LED1のリード線はロアカバー3の横リブに
形成されたスリット3cを通して後部開口に導出されてい
る。
この例において照明部を構成するエジェクタ20は、透
明のプラスチック等の光透過性材料で構成され、その上
面にはV溝形の切込み21が設けられている。この切込み
21は、前記導光体2のプリズム部と同様に機能するもの
で、導光体2を経て下方から導かれた光を直角に屈折さ
せて前方に導く機能を果たすものである。したがって、
導光体2の光放出面2eは、前進時におけるエジェクタ2
の前記切込み21と上下に対向する配置とされている。
第2図は、上記バックルの照明機構のみを模式的に表
し、その光路を示すもので、同図(a)の平面図に示す
ように、LED1から発せられた光は、縦導光部2aの端面か
ら導光体2内に入り、第1のプリズム部2cに達し、そこ
で屈折して今度は横導光部2bに沿って進み、次に、第2
図(b)の正面図に示すように、第2のプリズム部2dで
屈折し、集合して光放出面2eから放出される。光放出面
2eを出た光は、第2図(c)の側断面図に示すように、
エジェクタ20の下面から入って今度はエジェクタ20の切
欠き21で屈折し、前方に進んでその前面から放出され
る。なお、図示されてはいないが、第2のプリズム部2d
には細かい凹凸が設けられているため、光の第2のプリ
ズム部2dでの屈折時に適度の拡散が生じ光放出面2eから
出る光で照射されるエジェクタ20の前面は均一な明るさ
で光るようになり、照明部の品位を高める効果が得られ
ている。
第3図はこのように構成されたバックルの動作を示す
断面図(ただし、カバー3,4と引張バネ90については図
示を省略してある。)であって、同図(a)に示すトン
グTの未挿入状態では、エジェクタ20はその摺動駒部22
の前面が縦スリット11の前端に当接した最前進位置にあ
る。この状態では、ラッチプレート50は、その下面に設
けられてトングTの開口T1と係合する突起54(第1図も
参照、以下細部構成について同じ。)がエジェクタ20の
上面に当接しているため押し上げられた状態にあり、ロ
ックプレート60は、引張バネ80に抗して後退した位置
で、ベース10の側壁に形成された開口の縁部から下方に
突出形成された突起14の後側カム面に翼部63の前縁を当
接した位置にある。このような状態では、エジェクタ20
の露出面は、その背後からの光で照明されて、バックル
の外部から暗闇でも視認可能な状態になる。
次に、トングTが挿入されると、エジェクタ20はトン
グTの前縁に押されてプッシュアウトスプリング40に抗
して後退し、エジェクタ20の前縁がラッチプレート50の
下面突起54から外れ、更にそれと当接して後退してくる
トングTの開口T1の縁がラッチプレート50の下面突起54
を通過する位置となったとき、ロックプレート60の前進
を阻止していたラッチプレート50の下方への動きの拘束
が解除されるため、ロックプレート60が引張バネ80によ
り前進する力が勝るようになり、ロックプレート60の翼
部63前縁が突起14の後側カム面へ乗上げるのに伴い、ラ
ッチプレート50の前側が押下げられて反時計回りに揺動
し、ラッチプレート50の下面突起54はトングTの開口T1
内に入り、その開口T1の縁と係合して、トングTを抜止
め状態に保持する働きをする。こうして、トングTが挿
入されるとき、エジェクタ20はベース10の奥深く押し込
まれるため、トングTによりエジェクタ開口は遮蔽され
てバックルの外部に光が洩れることがない。
第3図(b)はこのようなトングTの抜止め状態を示
している。この状態から、トングTを外すために押ボタ
ン70が押し込まれると、その後面がロックプレート60の
前縁62に当接して後方に押される結果、ロックプレート
60は、引張バネ80に抗して後退し、その翼63の前縁が突
起14から外れる位置になったとき、押ボタン70の押圧突
起72がラッチプレート50の後端の縦壁55に突き当たって
それを押すため、ラッチプレート50は枢支腕51を中心に
時計回りに揺動し、トングTの開口T1と突起54との係合
が解かれて、エジェクタ20はプッシュアウトスプリング
40に押されて前進し、トングTはバックルから弾き出さ
れる。この動作の結果、エジェクタ20の前面は再びバッ
クルの外面に露呈し、エジェクタ20と導光体2の光路が
整列するため、トングTの挿入位置を直接照明しながら
視認可能な状態に復帰する。これが、もとに戻った第3
図(a)に示す状態である。
こうして、この実施例の構成によれば、第1図及び第
2図に示すように光路をロアカバー3内に形成している
ので、従来のバックルの構成を大きく変更することなく
照明機構を実現できる。また、トングを挿入する部分で
あるエジェクタ20そのものが十分な光量で発光している
ことになるので、トングの挿入操作が極めて容易となる
効果が得られるばかりでなく、トングの挿脱によりバッ
クルの外観側から観たときに、自動的にエジェクタ20の
照明、非照明状態が実現することとなり、スイッチの設
置を省略することもできる。
次に、第4〜6図は本発明の第2実施例を示すもの
で、この例では、前述の実施例と異なり、カバーの一部
を照明する構成が採られている。
第4図の分解斜視図に示すように、アッパーカバー4
の前面下方には透明に構成された照明窓4Cが設けられる
一方、ロアカバー3内には照明機構が組込まれている。
この照明機構は、前述の例と同様、LED1と導光体2とか
ら構成されているが、導光体2の形状が若干異なってい
る。すなわち、導光体2は、プラスチック等の光透過性
材料で構成され、バックルの前後方向に延びる縦導光部
2Aと、バックルを横断する方向に延びる横導光部2Bを備
えた全体としてコの字に形成され、縦導光部2Aと横導光
部2Bとをつなぐ屈曲部には両部に対して45゜の傾斜面が
設けられて第1のプリズム部2Cが形成されている点まで
は同様であるが、この例では、横導光部2Bの中央部後側
に浅いV形の切込みが設けられて第2のプリズム部2Dが
形成されている。
一方、ロアカバー3における導光体2とLED1の収容部
は、補強リブの一部を切除することにより形成されてお
り、横リブのうちの前方部3Bのものが前記導光体2及び
LED1を収容する部分だけ切欠かれている。
この例でも、光源としてのLED1は抵抗体Rを経て直列
に2個接続されており、それぞれ導光体2の縦導光部2A
の端面に近接配置されている。LED1のリード線はカバー
3の横リブに形成されたスリット3Cを通して後部に導か
れ、必要に応じて機構部に組込まれたあるいは外部に設
けられたスイッチを介して電源に接続されている。な
お、図において、LED1及びそのリード線は実際の取付け
位置より上方にずらして示されている。
第5図はこのバックルの組立状態を示す断面図であっ
て、導光体2の光放出面2Eはアッパーカバー4の照明窓
4Cと対向して近接した位置関係に組付けられることとな
る。
第6図はこのバックルの照明機構のみを模式的に表
し、この光路を示す平面図であって、LED1から発せられ
た光は、縦導光部2Aの端面から導光体2内に入り、第1
のプリズム部2Cに達し、そこで屈折して今度は横導光部
2Bに沿って進み、次に第2のプリズム部2Dで屈折し、集
合して光放出面2Eから放出される。光放出面2Eを出た光
応は、第4,5図に示す照明窓4Cに達し、該窓を照明す
る。なお、図示されてはいないが、この例でも、第2の
プリズム部2Dには細かい凹凸が設けられ、光の第2のプ
リズム部2Dでの屈折時に適度の拡散が生じ、光放出面2E
から出る光で照射される照明窓4Cは全面に亘って均一な
明るさで光り、照明部の品位を高める役割を果たしてい
る。
こうして、この第2実施例の構成によれば、光路が全
てロアカー3内に形成されるので、従来のバックルの機
構部の構成を全く変更することなく照明機構を実現でき
る。
このようにして、本発明の照明機構によれば、プリズ
ムの原理を利用により、バックル内の微小スペースで光
路を極端に変更することができるようになるため、広く
一般的な構成の機構部を有するバックルを格別の改変を
要することなく照明バックル化するととができるように
なる。
以上、本発明を二つの実施例に基づき詳述したが、本
発明は、上述の実施例のみに限定されることなく、特許
請求の範囲に記載の事項の範囲内で、種々に各部の具体
的構成を変更して実施可能なものであることは言うまで
もない。
特に、本発明における導光体は必要に応じて種々異な
る形状を採りうるものであり、また、他の導光手段例え
ば光ファイバーあるいはレンズ等と組合わせて光路を構
成してもよく、一方、光源については、それを外部に設
けて光ファイバ等の導光手段で導光体に光を導く構成と
することもできる。また、本発明の照明機構は、必ずし
もカバー内に設けることを必須とするのではなく、バッ
クルの機構部に組込むことを妨げるものではない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、バックル内の
僅かのスペースに極端に屈曲した光路を形成することが
できるので、照明手段の組込みによる機構部の構成の大
幅な変更を不要とすることができ、従来のものに容易に
適用して照明バックルを提供することができる効果が得
られる。しかも、第1の構成によれば、小さな光源を用
いて十分な照明部の光量を確保することができ、それに
より照明の品位を向上させることができる。また、第2
の構成によれば、光源からエジェクタの照明部まで、実
質上連続した光路を形成させることができ、光量ロスを
抑えて光を導くことができるため、エジェクタに光源を
埋設したと同様の照明効果を得ることができる。更に、
第3の構成によれば、導光体による光の集合と、導光体
とエジェクタの協働によるロスを抑えた導光により、エ
ジェクタの照明部の光量を一層大きくして、照明品位を
更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を適用したバックルの第1実施例
を示す分解斜視図、第2図はその内部に形成される光路
を模式的に示すもので(a)は平面図、(b)は正面
図、(c)は側断面図、第3図はその動作を示す側断面
図であり、第4図は本発明の構成を適用したバックルの
第2実施例を示す分解斜視図、第5図はその側断面図、
第6図はその光路を示す平面図である。 1……LED(光源)、2……導光体、2a,2A……縦導光
部、2b,2B……横導光部、2c,2C……第1のプリズム部、
2d,2D……第2のプリズム部、2e,2E……光放出面、4C…
…照明窓(照明部)、20……エジェクタ(照明部)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートベルト装置のバックル照明機構であ
    って、光源からの光をバックル内で屈折させて照明部に
    導くプリズム状の導光体を備えるものにおいて、 前記導光体は、異なる光源の近傍から照明部の近傍まで
    光を屈折させて導く別個の光路と、該別個の光路から導
    かれた光を集合させて照明部に導く放出面とを有するこ
    とを特徴とするシートベルト装置のバックル照明機構。
  2. 【請求項2】シートベルト装置のバックル照明機構であ
    って、光源からの光をバックル内で屈折させて照明部に
    導くプリズム状の導光体を備えるものにおいて、 前記照明部は、光透過性材料からなるエジェクタとさ
    れ、 該エジェクタは、前記導光体と協働する光路を構成する
    ことを特徴とするシートベルト装置のバックル照明機
    構。
  3. 【請求項3】前記照明部は、プリズム状の光透過性材料
    からなるエジェクタとされ、該エジェクタは、前記導光
    体と協働して、導光体により集合させた光をエジェクタ
    の前面に導く光路を構成する、請求項1記載のシートベ
    ルト装置のバックル照明機構。
JP02122570A 1990-05-11 1990-05-11 シートベルト装置のバックル照明機構 Expired - Fee Related JP3103090B2 (ja)

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