JP3089243B1 - セメントクリンカの粉砕装置 - Google Patents

セメントクリンカの粉砕装置

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JP3089243B1
JP3089243B1 JP11225770A JP22577099A JP3089243B1 JP 3089243 B1 JP3089243 B1 JP 3089243B1 JP 11225770 A JP11225770 A JP 11225770A JP 22577099 A JP22577099 A JP 22577099A JP 3089243 B1 JP3089243 B1 JP 3089243B1
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Abstract

【要約】 【課題】 構成を大形化せず、セメント製品の粒度分布
の調整を可能とし、粉砕効率を向上することができるセ
メントクリンカの粉砕装置を提供する。 【解決手段】 竪型ローラミル22によって粉砕された
セメントクリンカの砕成物をバケットエレベータ23に
よって上方に輸送し、流動層式分級機26に供給して概
略微細粉と残部の粗粒を含む砕成物とに粗分級した後、
前記概略微細粉だけをセパレータに供給して精粉と粗粉
とに分級し、精粉はセメント製品として取出され、粗粉
は前記流動層式分級機26によって分級された粗粒を含
む残部の砕成物と合流して再び竪型ローラミル22へ戻
す。こうして気流式分級機27への付加を軽減して小形
化を図るとともに、この流動層式分級機26を介さずに
バイパスする前記残部の砕成物の量を調整して、セメン
ト製品の粒度構成を調整可能とし、セメント製品の品質
の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竪型ローラミルを
備える閉回路粉砕システムによって、砕料であるセメン
トクリンカを粉砕して砕成物であるセメント製品を生成
するセメントクリンカの粉砕装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、典型的な従来の技術のセメント
クリンカの粉砕装置1を示す系統図であり、この従来の
技術は特開平9−276727号公報に示されている。
従来のセメントクリンカの粉砕装置1は、セメントクリ
ンカを粉砕するための竪型ローラミル2と、この竪型ロ
ーラミル2によって粉砕された砕成物を上方に輸送する
バケットエレベータ3と、前記バケットエレベータ3に
よって上方に輸送されたセメントクリンカを分割し、こ
の分割されたセメントクリンカの一部を竪型ローラミル
2に戻す分配ダンパ4と、分配ダンパ4によって導かれ
た砕成物を粒径に従って精粉と粗粉とに分級し、精粉を
製品として取出し、粗粉を竪型ローラミル2に戻すセパ
レータ5と、セパレータ5によって分級された精粉を、
バグフィルタなどによって実現され、セパレータ5から
気流輸送されてきた微細粉を捕捉して製品であるセメン
トを取出す集塵機6と、この集塵機6に吸引力を導入す
る吸引ファン7とを有する。
【0003】前記竪型ローラミル2にはセパレータを内
蔵しない構成のものが用いられ、ハウジング8の下方に
はテーブル9が鉛直な回転軸線10まわりにモータ11
からの回転力によって回転駆動される。原料であるセメ
ントクリンカは矢符12で示されるように、竪型ローラ
ミル2の原料投入シュート13に供給され、テーブル9
上でローラ14によって押し潰されて粉砕される。粉砕
された砕成物は、実質的にその全量がテーブル9の下方
の排出シュート15から排出され、前記バケットエレベ
ータ3によってセパレータ5よりも上方の位置まで輸送
される。セパレータ5によって分級された精粉は、集塵
機6によって捕集され、空気は吸引ファン7によって放
散され、製品である精粉だけを取出すように構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術で
は、竪型ローラミルによって粉砕された砕成物を分配ダ
ンパ4によって振り分けられ、一部はセパレータ5に導
かれて粒径に応じて精粉と粗粉とに分級されて精粉を製
品として取出し、また粗粉はそのまま竪型ローラミル2
に戻して粉砕され、再びバケットエレベータ3によって
上方へ輸送されて前記分配ダンパ4によってセパレータ
5と竪型ローラミル2とに振り分けられ、このようにし
て閉回路粉砕システムが構成されるので、前記分配ダン
パ4によってセパレータ5と竪型ローラミル2との配分
を調整することによって製品の流度分布を制御すること
が可能であり、これによってセメント製品の品質を最適
に調整することが可能であるが、前記竪型ローラミル2
によって生成される砕成物には2〜13mm程度の大き
な粒径を有する粒子が20〜30重量%も含まれてい
る。これに対してセメント製品として分級される精粉の
粒径はほぼ60μm以下の微粉であり、上記のような2
〜13mm程度の大きな粒径の粒子をセパレータ5によ
って分級することは、全く無意味であるばかりか、
(a)セパレータ5における処理量が増加してセパレー
タ5を大形化しなければならなくなり、(b)上記のよ
うに大きな粒径の粒子が20〜30重量%も含まれてい
るために分級性能が低下してしまい、さらに(c)セパ
レータ5の分級所要電力が増加し、(d)セパレータ5
の内部の摩耗を著しく増大させ、セパレータ5の耐久性
が低下してしまうという問題を有する。
【0005】このような問題(a)〜(d)を解決する
ためには、たとえば実開昭61−15045号公報に示
されるように、竪型ローラミルによって粉砕された砕成
物をセパレータに投入する前に、振動ふるい器とも呼ば
れる粗粒分離器によって粗粒と微粒とを分離し、粗粒は
竪型ローラミルに戻し、微粒だけをセパレータに投入す
るように構成されるが、さらに次のような問題が生じ
る。すなわち、(e)セパレータをバイパスして竪型ロ
ーラミルに直接戻される粗粒は、ふるい網の目開、たと
えば5mm程度以上の粗粒であり、この粒度は新たに供
給される原料であるセメントクリンカよりもむしろ大き
く、また竪型ローラミルに戻される量を自由に制御する
ことができないため、セメントの粒度構成を調整するこ
とができず、竪型ローラミルにおけるセメント特有の粒
径分布幅の非常に狭い製品となってしまい、(f)この
ような閉回路粉砕システムの循環率(=粗粒分/微粒
分)は、10〜15と非常に大きくなり、このために粗
粒分離器の処理量は膨大、たとえばセメント粉砕での平
均的な粉砕設備の粉砕量が100t/hの設備では、粗
粒分離器の処理量は上記の実開昭61−15045号公
報の従来の技術においては、100t/h×(11〜1
6)=1100〜1600t/hとなる。粗粒分離器の
処理能力を目開が5mmとして20〜30t/h/m2
としたとき、所要処理面積は約40〜80m2となり、
実際上、実現不可能である。
【0006】(g)このように粗粒分離器の所要処理面
積が膨大になるにも拘わらず、セパレータには粒度5m
m以下の粗粒が投入されることになり、セパレータの分
級性能の向上および異常摩耗の改善には充分な効果を期
待することができない。また前記分級性能の向上および
異常摩耗の改善のために粗粒分離器のふるいの目開きを
小さくすることが容易に考えられるが、このようにふる
いの目開きを小さくすれば粗粒分離器を大形化しなけれ
ばならず、実際上の実現可能性はさらに低くなる。
【0007】(h)しかも粗粒分離器に用いられるふる
い網の寿命は、類似設備から類推して約1カ月程度と予
想され、頻繁なメンテナンスが必要となり、これによっ
て稼働効率が低下するとともに、運転コストが高くな
り、経済性が悪いという問題がある。
【0008】本発明の目的は、構成を小形化を図り、セ
メント製品の粒度分布の調整を可能とし、粉砕効率の向
上されたセメントクリンカの粉砕装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、セメントクリ
ンカを粉砕するための竪型ローラミルと、竪型ローラミ
ルによって粉砕された砕成物を上方に輸送する第1輸送
手段と、第1輸送手段によって上方から供給される砕成
物を流動化して、概略微細粉を上部の排出口から取出
し、残部の砕成物を下部の排出口から取出して粗分級す
る流動層式分級機と、流動層式分級機から供給される前
記概略微細粉を、精粉と粗粉とに分級するセパレータ
と、流動層式分級機によって粗分級された前記残部の砕
成物を、前記セパレータで分級された粗粉とともに、竪
型ローラミルに戻す第2輸送手段とを含むことを特徴と
するセメントクリンカの粉砕装置である。
【0010】本発明に従えば、原料であるセメントクリ
ンカは、竪型ロールミルに砕料として投入され、衝撃、
圧潰および摩潰などの作用によって粉砕される。この竪
型ロールミルによって粉砕された砕成物は、第1輸送手
段によって上方に輸送され、流動層式分級機によって粗
分級される。この流動層式分級機は、前記セパレータな
どの一般の気流式分級機に比べて粗粉と微粉との分離性
能が低く、分級粒径の分布も比較的曖昧である。したが
って前記流動層式分級機でいう分級は、上記の気流式分
級機などによる一般的な分級概念である「精粉と粗粉と
に分級する」ものではなく、「微細粉と残部の砕成物と
に分離する」という程度のものであり、この後者の「微
細粉と残部の砕成物とに分離する」という操作を本発明
では前者と区別して「粗分級」という(以下同様)。
【0011】このような流動層式分級機内においては、
前記第1輸送手段によって上方から供給される砕成物が
空気流によって分散板上で流動化され、流動層を形成す
る。この流動層の上部には、比較的質量の小さい微細粉
が流動し、下部では質量の大きい粗粒が主として流動す
るが、この下部の粗粒の流動層には、ある程度の微粉も
含まれている。したがって上部の排出口からは概略微細
粉が取出され、下部の排出口からは残部の砕成物、すな
わち粗粒を主としてわずかに微粉を含む粉粒体が取出さ
れ、こうして流動層式分級機では第1輸送手段から供給
された砕成物を粗分級する。
【0012】このような流動層式分級機の前記上部の排
出口から取出される概略微細粉は、セパレータに供給さ
れ、精粉と粗粉とに分級され、精粉はバグフィルタなど
を備える集塵機によって捕集され、製品として取出され
る。また前記セパレータによって分級された粗粉と、前
記流動層式分級機によって粗分級された前記残部の砕成
物とは、第2輸送手段によって竪型ローラミルに戻され
る。
【0013】このようにしてセパレータには流動層式分
級機によって微細粉が除去された粗粒を主とする残部の
砕成物が含まれないようにすることができるので、セパ
レータにおいて分級するにあたって、少なくとも2〜3
mm以上の粒径を有する粗粒分約20重量%以上を除く
ことができる。したがってセパレータによる分級に適し
た粉粒体だけが供給され、これによってセパレータを小
形化することができる。またセパレータ内で粗粒による
微粉への干渉をなくすことができるので、効率よく微粉
を回収することができ、これによってセパレータの分級
効率が向上される。さらに前記セパレータには、少なく
とも2〜3mm以上の粒径を有する粗粒分が供給されな
くなるので、セパレータの摩耗を格段に少なくすること
ができ、セパレータの耐久性が向上される。
【0014】さらに上記のように流動層式分級機からセ
パレータをバイパスして竪型ローラミルに戻される残部
の砕成物には、粗粒とともにある程度の微粉も含まれる
ので、前記残部の砕成物の竪型ローラミルへの供給量ま
たは前記残部の砕成物中の粗粒と微粉との配分を調整す
ることによって、精粉の粒度構成を制御することがで
き、これによって要求されるセメント製品の粒度分布を
制御することが可能となり、製品の品位を向上すること
ができる。しかも、前記流動層式分級機は、その処理能
力が1m2当りたとえば250t/h程度であるため、
流動層式分級機としてむやみに大きな処理能力を有する
ものを用いる必要がなく、これによって構成が大形化せ
ず、運転コストが安価で済み、経済性の向上を図ること
ができる。
【0015】また本発明は、第2輸送手段は、流動層式
分級機の下部の排出口から排出される前記残部の砕成物
の排出量を調整するための排出量調整手段を備えること
を特徴とする。
【0016】本発明に従えば、前記第2輸送手段は排出
量調整手段を備え、この排出量調整手段によって流動層
式分級機の下部の排出口から排出される前記残部の砕成
物の排出量を調整する。このような排出量調整手段によ
って、流動層式分級機の下部の排出口から排出される残
部の砕成物の排出量を大きくすると、竪型ローラミルに
戻す微細粉量が多くなり、その結果竪型ローラミル粉砕
品中の微細粉の配合割合が高くなるので、セパレータに
よって分級される精粉の粒度分布の幅を大きくすること
ができる。またこれとは逆に前記排出量調整手段による
排出量を少なくすると、竪型ローラミルに戻す微細粉量
が少なくなるので竪型ローラミル粉砕品中の微細粉量も
減少し、セパレータによって分級される精粉における微
細粉の配合割合が減少し、精粉の粒度分布の幅を狭くす
ることができる。
【0017】このようにして排出量調整手段によって、
流動層式分級機の下部の排出口から竪型ローラミルへ戻
される主として粗粒の多い残部の砕成物の供給量を調整
することによって、セパレータから精粉として取出され
る微粉の粒度分布を希望する構成に容易に調整すること
ができ、目的とする粒度構成のセメント製品を簡単な構
成で容易に生成することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
セメントクリンカの粉砕装置21を示す系統図である。
本実施の形態のセメントクリンカの粉砕装置21は、原
料として投入されたセメントクリンカを粉砕するための
竪型ローラミル22と、竪型ローラミル22によって粉
砕された砕成物を上方に輸送する第1輸送手段であるバ
ケットエレベータ23と、バケットエレベータ23によ
って上方から供給される砕成物を流動化して、概略微細
粉を上部の排出口24から取出し、残部の砕成物を下部
の排出口25から取出して粗分級する流動層式分級機2
6と、流動層式分級機26から供給される前記概略微細
粉を、精粉と粗粉とに分級するセパレータである気流式
分級機27と、前記流動層式分級機26の下部の排出口
25から排出される前記残部の砕成物の排出量を調整す
るための排出量調整手段であるスクリューコンベア28
を備え、流動層式分級機26によって粗分級された前記
残部の砕成物を前記気流式分級機27によって分級され
た粗粉とともにに竪型ローラミル22に戻す第2輸送手
段の一部であるバイパス輸送路29と、前記気流式分級
機27によって分級された精粉が気流輸送によって導か
れ、前記精粉を捕集するたとえばバグフィルタなどによ
って実現される集塵機30と、集塵機30に吸引力を導
入する吸引ファン31とを含む。
【0019】前記竪型ローラミル22は、そのハウジン
グ36の下方に鉛直な回転軸線37まわりに回転駆動さ
れるテーブル38と、このテーブル38の周縁部上に周
方向に間隔をあけて配置され、テーブル38の前記鉛直
な回転軸線37まわりの回転に従動する複数のローラ3
9と、前記テーブル38を鉛直な回転軸線37まわりに
回転駆動するモータ40を有する回転駆動源41と、ハ
ウジング36の上方中央に設けられ、原料であるセメン
トクリンカをテーブル38上に導いて供給する原料投入
シュート42と、ハウジング36の上部の周縁部寄りに
設けられ、ハウジング36内でセメントクリンカの粉砕
によって発生した粉塵を排出する粉塵排出口43とを有
する。
【0020】原料投入シュート42からテーブル38上
に供給されたセメントクリンカは、テーブル38上で、
このテーブル38の前記鉛直な回転軸線37まわりの回
転に従動する各ローラ39によって、圧潰して、粉砕さ
れる。この粉砕された砕成物は、実質的に全量がテーブ
ル38の下方から機外に排出され、第1シュート44に
よって、バケットエレベータ23の下部に設けられる取
入口45に導かれ、図示しない複数のバケットに順次的
に投入されて上方へ輸送され、バケットエレベータ23
の上部に設けられる取出口46から第2シュート47に
排出される。
【0021】このようにして第2シュート47にバケッ
トエレベータ23から排出された砕成物は、前記流動層
式分級機26に上方から投入され、ルーツブロア48に
よって下方から図示しない分散板を介して吹き上げる空
気流によって流動化され、前述したように概略微細粉は
上部の排出口24から取出され、粗粒を含む残余の粉砕
物は下部の排出口25から取出され、こうしてバケット
エレベータ23から第2シュート47を介して供給され
た粉砕物が粗分級される。前記ルーツブロア48から供
給される圧縮空気の流量は、粉砕量が100t/hの設
備においてたとえば90m3/min程度に選ばれる。
この流量は、これに限るものではなく、投入される砕成
物の粒径、物理的特性、分散板の構造、圧縮空気の物性
などの多くの因子によって流動層の流動化状態が影響さ
れるため、これらの因子に応じて最適に決定される。
【0022】前記気流式分級機27には、上述の流動層
式分級機26の上部の排出口24から取出された概略微
細粉が第3シュート49によって上部から供給される。
この上部にはまた、前記集塵機30に精粉および吸引力
を導いて気流輸送路を形成する気流輸送管55が接続さ
れる。気流式分級機27にはまた、送風機50からたと
えば常温の冷却用空気が供給されるとともに、流動層式
分級機26および竪型ローラミル22の発塵を防止する
ために、抽気シュート51,52およびこれらのシュー
ト51,52によって導かれた微粉を合流して供給する
抽気合流シュート53から気流輸送されてきた微粉が供
給され、気流式分級機27によって分級され、前記流動
層式分級機26および竪型ローラミル21における発塵
の防止が図られている。
【0023】図2は、図1に示される流動層式分級機2
6の具体的構成を示す断面図である。上記の流動層式分
級機26は、大略的に直方体状の中空のケーシング61
内に多数の透孔が形成される分散板62が設けられ、ケ
ーシング61内の空間を上方の流動室63と下方の空気
室64とに仕切る。この分散板62は、周縁部に比べて
内側の領域が低くなるように傾斜して形成される。空気
室64は、仕切板65によって第1空気室66と第2空
気室67とに仕切られ、これらの空気室66,67には
第1および第2空気導入口68,69から個別に空気が
導入される。第1空気室66の上方には、抽気ダクト7
0が形成され、この抽気ダクト70は流動室63に連通
する。各空気導入口68,69から各空気室66,67
に導入された空気は、抽気ダクト70から抽気され、こ
の抽気ダクト70に接続される前記抽気シュート51か
ら抽気合流シュート53を経て、気流式分級機27に供
給されて微粉が回収される。
【0024】分散板62の上面が最も低い下部としての
部分は、粗粉排出シュート73が接続されて開口する。
またケーシング61には、バケットエレベータ23から
第2シュート47を介して砕成物が供給される砕成物供
給口74が設けられるとともに、その側壁の前記砕成物
供給口74が開口する一側部とは反対側の他側部に、微
粉排出シュート75が、前記分散板62の粗粉排出シュ
ート73の開口領域よりも上方の上部としての領域で開
口して設けられる。
【0025】前記仕切板65は、粗粉排出シュート73
の外側に設けられている。第2空気室67には、前記砕
成物供給口74から投入された砕成物を流動化させるた
めに必要な流量の空気が第2空気導入口69から供給さ
れる。この第2空気導入口69には、ルーツブロア48
からの空気が供給される。また第1空気室68には、微
粉排出シュート75に粗粉が混入しない程度の流速で分
散板62の透孔から空気を噴出するために必要な流量の
空気が第1空気導入口68から供給され、この第1空気
導入口68には前記ルーツブロア48からの空気が分岐
して供給される。
【0026】ケーシング61の前記微粉排出シュート7
5が設けられる他側部の下方には、内方に向かって下方
に傾斜する傾斜部77が形成される。この傾斜部77に
よって上昇流のみだれを形成して失速域を生じさせ、分
散板62から噴出する空気流によって上方に舞い上げら
れた砕成物のうち、比較的質量の大きい粗粉以上の粒子
の上昇速度が低下し、この粗粉が微粉排出シュート75
内の気流に混入して排出されてしまうことを防ぎ、また
は少なくし、概略微細粉と残部の砕成物とを粗分級する
ことができる。
【0027】次に、粉砕装置21の動作を説明する。竪
型ローラミル22によって粉砕されたセメントクリンカ
の砕成物は、この竪型ローラミル22の下方から実質的
に全量が取出され、第1シュート44によってバケット
エレベータ23の取入口45に供給される。バケットエ
レベータ23は、前記取入口45に供給された砕成物を
上方に輸送し、取出口46から第2シュート47に排出
し、第2シュート47を経て流動層式分級機26に上方
から供給される。
【0028】この流動層式分級機26では、2〜3mm
以下の粒径を有する微細粉と残部の粗粒を含む砕成物と
に粗分級する。この流動層式分級機26においては、分
散板62の下方の第1および第2空気室66,67に、
ルーツブロア48から個別に最適な流量で空気が供給さ
れ、分散板62の砕成物供給口74の下方の領域では、
分散板62の透孔71aから流動化に適した流速で噴出
する空気によって分散板62上の砕成物が流動化され
る。また分散板62の微粉排出シュート75側の領域で
はこの領域の分散板62の透孔71bから上方に噴出す
る空気の流速が、前記粉砕物供給口74側の領域の透孔
71aから噴出される空気の流速よりも低く設定されて
いるため、質量の大きい粗粒は、流動層中の比較的低い
位置で流動し、質量の小さい細粉および微粉は、前記流
動層中の比較的高い位置で流動化される。
【0029】このようにして仕切板65をほぼ境界とし
て1つの流動層内において砕成物供給口74の下方の領
域から微粉排出シュート75寄りの領域に向かって粒度
分布を粗から微細へ変化させ、概略的に微細粉だけを微
粉排出シュート75から取出し、粗粒を含む残余の粉砕
物を粗粉排出シュート73から取出して粗分級すること
ができる。
【0030】上記のようにして流動層式分級機26の粗
粉排出シュート73から取出された残余の砕成物は、ス
クリューコンベア28によって予め定める流量で第4シ
ュート54に排出され、原料を投入シュート42を経て
投入された原料のセメントクリンカと合流して竪型ロー
ラミル22に再び供給される。
【0031】また前記流動層式分級機26の微粉排出シ
ュート75から排出された概略微細粉は、前記第3シュ
ート49によって気流式分級機27に上方から供給され
る。この気流式分級機27では、上記のように流動層式
分級機26において粗粉排出シュート73から比較的質
量の大きい粗粉、粗粒およびある程度の微細粉が混入し
た砕成物、具体的には2〜3mm以上の粒径を有する粒
子が全体の約20重量%以上除かれているので、気流式
分級機27によって分級されるべき砕成物の処理量が少
なくて済み、したがって不所望に大きな空塔面積を必要
とせず、小形の気流式分級機27によって高い分級効率
を達成することができる。
【0032】このような気流式分級機27において分級
された精粉は、気流輸送管55によって気流輸送されて
集塵機30に導かれ、バグフィルタによって粒子だけが
捕集され、製品として取出される。このようにして気流
輸送管55によって集塵機30に精粉を気流輸送して導
くために、吸引ファン31による吸引能力は100t/
hの粉砕量の設備においてたとえば2500m3/mi
n程度に選ばれている。
【0033】前記気流式分級機27によって分級された
粗粉は、前記第4シュート54の途中位置に接続される
第5シュート56から排出され、第4シュート54内で
前記スクリューコンベア28によって制限された流量で
輸送される残部の砕成物と合流して、原料投入シュート
42から竪型ローラミル22に供給され、再び粉砕され
る。
【0034】このようにして竪型ローラミル22、第1
シュート44、バケットエレベータ23、第2シュート
47、第3シュート49、気流式分級機27、第5シュ
ート56、第4シュート54の前記第5シュート56の
連結位置よりも下流側の部分57、原料投入シュート4
2の前記第4シュート54の接続位置よりも下流側の部
分58によって、第1閉回路粉砕ルートが構成される。
また竪型ローラミル22、第1シュート44、バケット
エレベータ23、第2シュート47、流動層式分級機2
6、スクリューコンベア28、第4シュート54、およ
び原料投入シュート42の下流側部分58によって、第
2閉回路粉砕ルートが構成される。
【0035】このような第1および第2閉回路粉砕ルー
トのうち、前記第4シュート54、前記原料投入シュー
ト42の部分58、および第5シュート56ならびにス
クリューコンベア28を含んで、前記第2輸送手段を構
成し、前記スクリューコンベア28を除く第4シュート
54および原料投入シュート42の部分58は、前記バ
イパス輸送路29を構成している。
【0036】以上のようにして気流式分級機27に供給
される砕成物のうち概略微細粉を除く残余の粉砕物を、
スクリューコンベア28および第4シュート54によっ
て迂回させて竪型ローラミル22に導き、第1および第
2閉回路粉砕ルートを併用する粉砕装置21によって、
構成の小形化を図り、セメント製品の粒度分布の調整を
可能とし、粉砕効率を向上することができる。しかも、
上記のように気流式分級機に供給される砕成物のうち、
少なくとも2〜3mm以上の粒径を有する粗粒を約20
重量%以上、除くことができるので、気流式分級機27
のケーシング61および分散板62などの砕成物が当接
し、または摺動する部材の摩耗を格段に少なくすること
ができ、気流式分級機27の耐久性を向上することがで
きる。
【0037】さらにセメント製品の流動分布幅が狭い場
合には、スクリューコンベア28の回転数を大きくして
輸送量を増加させ、気流式分級機27をバイパスする砕
成物の流量を増加する。このバイパスする粉砕物には、
上記のように粗粒以外に微粉が相当量含まれているた
め、輸送量を増加することによって前記微粉量がさらに
増加し、竪型ローラミル22から取出される砕成物中の
微粉量が増加し、これによってセメント製品中の微粉量
が増加し、セメント製品の粒度分布を幅広い状態へ変更
することができる。またセメント製品の粒度分布が広い
場合には、前述のスクリューコンベア28の回転数を小
さくし、気流式分級機27をバイパスする砕成物の流量
を減少させ、これによって竪型ローラミル22に戻され
る微粉量が減少する。この結果、竪型ローラミル22か
ら取出される砕成物中の微粉量が減少し、セメント製品
中の微粉量が減少し、セメント製品の粒度分布の幅が狭
い側へ変化でき、セメント製品の粒度分布を改善するこ
とができる。
【0038】さらに流動層式分級機26の上部の排出口
24から取出される概略微細粉の粒度は、ルーツブロア
48の送風量を調整して分散板62の各透孔71a,7
1bから吹上げられる空気の流速を変化させ、流動層の
塔内風速に応じて変えることができる。この流動層式分
級機26では、実用的には、2〜3mm以下の粒径を有
する微粉および細粉を取出すことが可能である。そのた
め、本実施の他の形態では、前記スクリューコンベア2
8を省略した構成も可能である。
【0039】また流動層式分級機26は、処理能力が大
きいため、前述の実開昭61−15045号公報に示さ
れる従来の技術のように、分級するためにむやみに大き
な処理面積を必要とせず、流動層式分級機26の小形化
を図り、したがって粉砕装置21全体の構成を小形化す
ることができる。しかも前述の実開昭61−15045
号公報に示される従来の技術のように、振動ふるい器を
用いないため、頻繁なメンテナンスが不要であり、かつ
駆動電力が微小であり、運転コストが少なくて済み、経
済性の向上を図ることができる。
【0040】図3は、本発明の実施の他の形態のセメン
トクリンカの粉砕装置21aを示す系統図である。な
お、前述の実施の形態と対応する部分には同一の参照符
を付し、重複を避けて説明は省略する。本実施の形態の
セメントクリンカの粉砕装置21aでは、前記気流式分
級機27に代えて、サイクロンセパレータ81が用いら
れる。このサイクロンセパレータ81は、分級機82
と、分級機81の上部は周方向に設けられる複数のサイ
クロン83とを有するウェダダ型サイクロンエアセパレ
ータによって実現される。分級機82の上部中央から第
3シュート49を介して供給された粉砕物は、分散板上
で遠心力によって分散され、上方のファンと下方の固定
翼とによって生じた旋回上昇流によって、微粉は上昇
し、粗粉は下方に落下し、こうして分級される。上昇し
た微粉は各サイクロン83によって個別に捕集され、第
6シュート85から製品として排出される。
【0041】分級機82にはブロア86によって分級用
空気が供給され、この空気は各サイクロン83の上部か
ら排出されてブロア86へ戻り、このブロア86によっ
て加速されて再び分級機82に供給され、循環して用い
られる。このように空気を循環して用いられる空気の一
部は、集塵機30へ導かれて微粉が捕捉され、この捕捉
された微粉は、第7シュート87を経て第6シュート8
6内の微粉と合流し、製品として排出される。
【0042】このように微粉の捕集は、分級機82の外
部に設けられる複数のサイクロン83によって個別に行
われるので、高い分級性能で大容量化を図ることができ
る。またブロア86によって空気を循環して用いるの
で、外部から多くの空気を取込む必要がなく、したがっ
て外部空気の取込みによる製品の温度低下が防がれる。
【0043】図4は、本実施の実施のさらに他の形態の
セメントクリンカの粉砕装置21bを示す系統図であ
る。本実施の形態のセメントクリンカの粉砕装置21b
においては、前記スクリューコンベア28に代えてロー
タリフィーダ82が備えられる。このようなロータリフ
ィーダ82は、図示しないモータの回転数を調整するこ
とによって、流動層式分級機26の下部の排出口25か
ら第4シュート54に払い出される残部の砕成物の吐出
量を調整することができ、前記スクリューコンベア28
と同様な効果が得られる。なお、前述の実施の形態と対
応する部分には同一の参照符を付し、重複を避けて説明
は省略する。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、セパレータには流動層
式分級機によって粗分級された粗粒を含む残部の砕成物
が供給されないようにして、前記流動層式分級機から供
給される概略微細粉を精粉と粗粉とに分級するようにし
たので、セパレータの構造を小さくすることができ、セ
パレータの高性能小形化および簡略化を図ることができ
る。またセパレータ内において前記残部の粉砕物に含ま
れる粗粒による微粉への干渉がなくなるので、セパレー
タの分級効率の向上を図ることができる。さらにセパレ
ータには粗粒が供給されないことによって、セパレータ
の摩耗を格段に少なくすることができ、耐久性が向上さ
れる。
【0045】また流動層式分級機からセパレータを介さ
ずにバイパスして竪型ローラミルに戻される残部の砕成
物には粗粒とともにある程度の微粉も含まれるので、流
動層式分級機の流動化するための空気量、微細粉を取出
すための上部の排出口の高さおよびその他の分級特性を
変える因子の調整によって、前記竪型ローラミルに戻さ
れる残部の砕成物の量を調整し、セメント製品の粒度構
成の調整を行うことができ、これによって最適な粒度構
成のセメント製品を安定して得ることができる。
【0046】しかも前記流動層式分級機の処理能力は、
たとえば1m2当り250t/h程度と大きいため、む
やみに大きな流動層式分級機を用いる必要がなく、小さ
な設備で所望の粗分級を行うことができ、経済性を向上
することができる。
【0047】また本発明によれば、前記第2輸送手段は
排出量調整手段を備え、この排出量調整手段によって流
動層式分級機の下部の排出口から排出される前記残部の
砕成物の排出量を調整する。このような排出量調整手段
によって、流動層式分級機の下部の排出口から排出され
る残部の砕成物の排出量を大きくすると、竪型ローラミ
ルに戻す微細粉量が多くなり、その結果竪型ローラミル
粉砕品中の微細粉の配合割合が高くなるので、セパレー
タによって分級される精粉の粒度分布の幅を大きくする
ことができる。またこれとは逆に前記排出量調整手段に
よる排出量を少なくすると、竪型ローラミルに戻す微細
粉量が少なくなるので竪型ローラミル粉砕品中の微細粉
量も減少し、セパレータによって分級される精粉におけ
る微細粉の配合割合が減少し、精粉の粒度分布の幅を狭
くすることができる。
【0048】このようにして排出量調整手段によって、
流動層式分級機の下部の排出口から竪型ローラミルへ戻
される主として粗粒の多い残部の砕成物の供給量を調整
することによって、セパレータから精粉として取出され
る微粉の粒度分布を希望する構成に容易に調整すること
ができ、目的とする粒度構成のセメント製品を簡単な構
成で容易に生成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のセメントクリンカの粉
砕装置21を示す系統図である。
【図2】図1に示される流動層式分級機26の具体的構
成を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の他の形態のセメントクリンカの
粉砕装置21aを系統図である。
【図4】本発明の実施のさらに他の形態のセメントクリ
ンカの粉砕装置21bを示す系統図である。
【図5】典型的な従来の技術のセメントクリンカの粉砕
装置1を示す系統図である。
【符号の説明】
21,21a,21b 粉砕装置 22 竪型ローラミル 23 バケットエレベータ 24 上部の排出口 25 下部の排出口 26 流動層式分級機 27 気流式分級機 28 スクリューコンベア 29 バイパス輸送路 30 集塵機 31 吸引ファン 42 原料投入シュート 44 第1シュート 47 第2シュート 49 第3シュート 51,52 抽気シュート 53 抽気合流シュート 54 第4シュート 55 気流輸送管 56 第5シュート 61 ケーシング 62 分散板 63 流動室 64 空気室 65 仕切板 81 サイクロンセパレータ 82 ロータリフィーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 文典 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (72)発明者 須藤 勘三郎 東京都千代田区西神田3丁目8番1号 太平洋セメント株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−276727(JP,A) 特開 平8−309225(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 15/00 - 15/16 B02C 19/00 - 25/00 B07B 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントクリンカを粉砕するための竪型
    ローラミルと、 竪型ローラミルによって粉砕された砕成物を上方に輸送
    する第1輸送手段と、第1輸送手段によって上方から供
    給される砕成物を流動化して、概略微細粉を上部の排出
    口から取出し、残部の砕成物を下部の排出口から取出し
    て粗分級する流動層式分級機と、 流動層式分級機から供給される前記概略微細粉を、精粉
    と粗粉とに分級するセパレータと、 流動層式分級機によって粗分級された前記残部の砕成物
    を、前記セパレータで分級された粗粉とともに、竪型ロ
    ーラミルに戻す第2輸送手段とを含むことを特徴とする
    セメントクリンカの粉砕装置。
  2. 【請求項2】 第2輸送手段は、流動層式分級機の下部
    の排出口から排出される前記残部の砕成物の排出量を調
    整するための排出量調整手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載のセメントクリンカの粉砕装置。
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