JPH0763642B2 - セメントクリンカの粉砕装置 - Google Patents

セメントクリンカの粉砕装置

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JPH0763642B2
JPH0763642B2 JP2416610A JP41661090A JPH0763642B2 JP H0763642 B2 JPH0763642 B2 JP H0763642B2 JP 2416610 A JP2416610 A JP 2416610A JP 41661090 A JP41661090 A JP 41661090A JP H0763642 B2 JPH0763642 B2 JP H0763642B2
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mill
vertical
powder
tube mill
crushing
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橋本  勲
統右 木下
博 植田
進 内山
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C21/00Disintegrating plant with or without drying of the material
    • B02C21/002Disintegrating plant with or without drying of the material using a combination of a roller mill and a drum mill

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竪型ローラミルとチュ
ーブミルとを併用して、セメントクリンカを粉砕する際
に好適に用いられる粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は第1の従来技術の粉砕装置の構成
を示す系統図である。図8を参照して、本従来技術の構
成について説明する。本従来技術は、一次粉砕工程とし
て竪型ローラミル(以下、竪型ミルと称することがあ
る)1を用い、二次粉砕工程としてチューブミル2を用
いるようにしている。竪型ミル1は、ハウジング3内に
おいて鉛直回転軸線まわりに回転駆動されるテーブル4
を含んでおり、このテーブル4とテーブル4上に圧接さ
れる複数のローラ5との間に粉砕原料が噛み込まれて圧
縮粉砕される。このような粉砕原料は、ハウジング3の
上端部の供給口6から供給され、粉砕された後に排出シ
ュート7から排出される。
【0003】竪型ミル1から排出された粉粒体は、チュ
ーブミル2に供給され、チューブミル2の排出側に設け
られた出口チャンバ8からバケットエレベータ9に排出
される。バケットエレベータ9によって搬送された粉粒
体は、分級室とサイクロンとを備える分級器10に導か
れ分級される。
【0004】分級器10からの粗粉は、チューブミル2
に戻され、再び粉砕され分級器10からの精粉は、製品
として取出される。
【0005】一方、竪型ミル1、チューブミル2、バケ
ットエレベータ9および分級器10には集塵機11に管
路によって連通されており、この集塵機11は、誘引フ
ァン12によって抽気される。すなわち集塵機11に
は、竪型ミル1、チューブミル2、バケットエレベータ
9および分級器12からの精粉補集され、これらは製品
として取出される。
【0006】上記竪型ミル1は、一般に粗粉砕効率が高
いことが知られており、またチューブミル2は微粉砕効
率が高いことが知られている。したがって、上述のよう
な構成の従来技術では、竪型ミル1によって粗粉砕を行
い、これによって得られた粉粒体をチューブミル2によ
って粉砕して、構成全体の省エネルギ効果を図りつつ所
望の粒度構成の製品を得ようとするものである。
【0007】すなわち、チューブミル2のみから得られ
る粉粒体は竪型ミル1によって粉砕して得られた粉粒体
よりも一般に格段に大径であり、したがってチューブミ
ル2に竪型ミル1に投入する粉砕原料を投入し、チュー
ブミル2で微粉砕を行おうとすると、チューブミル2と
して粗粉砕と微粉砕のためにいわゆる二室型を採用せね
ばならず構成が複雑になってしまう。また竪型ミル1の
みでは、得られる粉粒体には一般に微粉が少なく、また
粒度構成領域が狭く、得られる製品であるたとえばセメ
ントの強度に問題が生じる。したがって、竪型ミル1に
おいて粒度構成領域を拡大するような特殊な工夫が必要
であり、構成が複雑となってしまう。
【0008】したがって、上記従来技術は、このような
問題点を解決すべく用いられたものであるけれども、こ
のような従来技術では、チューブミル2に供給される竪
型ミル1からの粉粒体には製品となり得るたとえば30
%程度の微粉が含まれる場合があり、これを再びチュー
ブミル2によって粉砕するため過粉砕になってしまう。
すなわち、図8図示の構成における構成の全体的な省エ
ネルギ効果を充分に実現することができないという問題
点があった。
【0009】図9は第2の従来技術の構成を示す系統図
である。本従来技術は、前述の従来技術に類似し、対応
する部分には同一の参照符を付す。本従来技術は、前述
の従来技術の図8図示の構成において竪型ミル1を除
き、たとえばセメントクリンカなどの粉砕原料を直接チ
ューブミル2へ供給するようにしている。そのため前述
したようにこのチューブミル2には、大径の粉砕原料を
粉砕するための第1粉砕室13と、第1粉砕室13から
の比較的小径の粉砕物をさらに粉砕するための第2粉砕
室14とが設けられ、これらの間は仕切壁15によって
隔てられる。この仕切壁15は通風性を有している。
【0010】このようにチューブミル2から排出されて
出口チャンバ8から、バケットエレベータ9によって搬
送され、分級器16に導かれる。分級器16に関して抽
気ファン17が設けられており、分級器16から得られ
た粗粉は、チューブミル2に戻され、精粉は製品として
取出される。
【0011】一方、チューブミル2に関して抽気ファン
18が設けられており、分級器10を介してチューブミ
ル2内に通風する。この通風速度は、たとえば1.5〜
2.5m/secとされている。この分級器10から得
られる粗粉は、バケットエレベータ9によって搬送さ
れ、精粉は製品として取出される。また、抽気ファン1
8の抽気方向下流側に集塵機11および誘引ファン12
が設けられる。
【0012】このような図9図示の第2の従来技術の構
成では、前述したように抽気ファン18などによってチ
ューブミル2内に通風を実現しており、したがって、チ
ューブミル2内で粉砕されて得られた微粉が気流搬送に
よって速やかに排出され、第1従来技術と比較して過粉
砕が防止され、粉砕効率が向上されている。また前記ミ
ル出粉中の精粉は、空気気流式の分級器10によって分
級されるので、比較的微細なミル出粉であっても凝集せ
ず分級され、したがって、分級器10による製品回収率
が格段に向上されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】一方、このような従来
技術では、前記チューブミル2がいわゆる二室型となり
仕切壁15が設けられるため、チューブミル2における
通風に関する圧力損失が増大し、抽気ファン18などの
消費動力がむやみに大きくなってしまうという問題点が
ある。
【0014】本発明は上述の問題点を解決し、構成が格
段に簡略化されるとともに、省エネルギ効果を格段に向
上することができる粉砕装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジング
と、ハウジング内で鉛直回転軸線まわりに回転駆動され
るテーブルとテーブル上に圧接されるローラとを含み、
テーブルとハウジングとの間の隙間から、粉砕されたセ
メントクリンカのほぼ全量を排出する竪型ローラミル
と、竪型ローラミルから排出されたセメントクリンカを
ふるいによって分級し、その分級して得られるチューブ
ミルの粉砕効率を向上するのに最適な粒径を超える粒径
の粗粉を竪型ローラミルに戻すふるい装置と、ふるい装
置で分級された細粉が供給されるチューブミルとを含む
ことを特徴とする粉砕装置である。
【0016】
【作用】本発明に従う粉砕装置では、粉砕原料はまず竪
型ローラミルによって粉砕される。この竪型ローラミル
から排出された粉粒体は、ふるい装置に供給されて分級
され、その粗粉は、竪型ローラミルに戻されて再び粉砕
され、ふるい装置からの細粉はチューブミルに供給され
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明の基礎となる第1構成を示す粉
砕装置21の構成を示す系統図であり、図2は粉砕装置
21の構成を示すブロック図である。図1および図2を
参照して、この構成について説明する。この粉砕装置2
1は、一次粉砕用に竪型ローラミル(以下、竪型ミルと
略称する)22を用い、二次粉砕のために単室形のチュ
ーブミル23を用いるようにしている。竪型ミル22
は、略円筒状のハウジング24と、ハウジング24内に
鉛直回転軸線を有して設けられるテーブル25と、テー
ブル25に駆動力を伝達するモータ26と減速機27
と、テーブル25上に圧接される複数のローラ28とを
含む。
【0018】竪型ミル22のハウジング24の頂部に
は、セメントクリンカである粉砕原料を投入するための
供給口29が設けられており、供給口29から投入され
た粉砕原料は、テーブル25上に落下し、ローラ28と
の間に噛込まれ圧縮粉砕される。粉砕されて得られた粉
粒体は、テーブル25の回転駆動に伴う遠心力によって
半径方向外方に飛散され、テーブル25とハウジング2
4との間の隙間から、テーブル25より下方に設けられ
た排出シュート30を経て、粉砕されたセメントクリン
カが排出される。
【0019】またこの竪型ミル22に関連して、竪型ミ
ル22内の粉粒体がむやみに外部に漏出することを防止
するためと、竪型ミル22からの粉塵によって周囲の作
業環境の悪化を防止するために、誘引ファン31によっ
て抽気される集塵機32が連通される。この竪型ミル2
2と集塵機32との間には、誘引ファン31による気流
の速度を調整するためのダンパ37が設けられている。
集塵機32によって補集された微粉は、たとえばセメン
トとしての製品として排出される。
【0020】チューブミル23から排出される粉粒体
は、気流式分級手段であるエアー式ダイナミック分級器
(以下、分級器と略称する)33にその全量が気流搬送
によって供給される。分級器33は、分級室34と複数
のサイクロン35とを含んでおり、サイクロン35は、
集塵機32に連通され抽気される。分級器33の分級室
34によって分級されて得られた粗粉は、チューブミル
23に戻されて再び粉砕され、サイクロン35から得ら
れた精粉は、製品として取出される。この製品として、
集塵機32によって補集された粉粒体も取出される。
【0021】このような粉砕装置21においては、たと
えばセメントクリンカなどの粉砕原料をまず竪型ミル2
2によって一次粉砕する。竪型ミル22は、粗粉砕効率
がチューブミル23より優れており、したがって、チュ
ーブミル23に供給される粉砕原料の粒径を、むやみに
大きくない所望の値以下とすることができる。したがっ
てチューブミル23は、いわゆる単室形とすることがで
き、また粉砕媒体の径を、竪型ミル22から供給される
程度の粒径の粉粒体をさらに二次粉砕する程度の小径に
選ぶことができ、チューブミル23の特徴である微粉砕
効率を格段に向上することができる。
【0022】また誘引ファン31によって、竪型ミル2
2、チューブミル23および分級器33をそれぞれ抽気
して得られた微粉を、集塵機32で補集するようにして
いる。したがって、竪型ミル22においては、ハウジン
グ24内の粉粒体が、竪型ミル22外にむやみに漏出し
たり、または竪型ミル22の周囲に粉塵が飛散するなど
の事態を防ぐことができる。またチューブミル23内に
も通風が行われており、チューブミル23において微粉
砕された微粉の一部分は、この気流によって直ちに外部
に排出され、分級器33に供給される。
【0023】すなわちチューブミル23において、所定
の粒径に粉砕された粉粒体がチューブミル23内に滞留
して過粉砕され、チューブミル23の粉砕効率を低下さ
せたり、またはこのような微粉がチューブミル23の粉
砕媒体の間に介在して粉砕効率を低減させたりするなど
の事態を防ぐことができる。このようにして、図1図示
の粉砕装置21全体の省エネルギ効果を格段に向上する
ことができる。
【0024】図3は本発明の基礎となる第2構成を示す
粉砕装置21aの構成を示すブロック図である。図3を
参照して、この構成について説明する。この構成は、前
述の構成に類似し、対応する部分には同一の参照符を付
す。この構成の注目すべき点は、竪型ミル22から抽気
した気体流と微粉とを、ダンパ37を介して集塵機32
に供給するのに代えて、竪型ミル22出口に集塵機38
と誘引ファン100とを設けるようにしたことである。
集塵機38によって補集された粉粒体は、集塵機32に
よって補集された粉粒体と同じく製品として取出され
る。このような構成によっても、前述の構成で述べた効
果と同様の効果を得ることができる。
【0025】図4は本発明の第1実施例の粉砕装置21
bの構成を示す系統図であり、図5は粉砕装置21bの
構成を示すブロック図である。図4を参照して、本実施
例の構成と動作について説明する。本実施例は、前述の
第1構成に類似し、対応する部分には同一の参照符を付
す。本実施例の注目すべき点は、竪型ミル22とチュー
ブミル23との間にバケットエレベータ39と、分級手
段であるふるい装置40とを設けたことである。すなわ
ち、竪型ミル22の排出シュート30から排出された粉
粒体は、バケットエレベータ39に投入された搬送さ
れ、ふるい装置40に供給される。
【0026】ふるい装置40は、その供給口41から供
給された粉粒体を予め定められた態様に分級するように
選ばれたふるい42によって分級し、得られた粗粉は粗
粉排出シュート43を介して竪型ミル22に戻されて再
び粉砕され、細粉は細粉排出シュート44を介してチュ
ーブミル23に供給される。また本実施例においても、
第1構成と同様に竪型ミル22、チューブミル23、分
級器33は、集塵機32に連通され抽気される。また同
様にバケットエレベータ39も抽気される。
【0027】本実施例においては、ふるい装置40によ
って竪型ミル22から供給される粉粒体中のむやみに大
径の粗粉を除去し、またチューブミル23の粉砕媒体の
径などによって決定されるチューブミル23への粉砕原
料の最適粒径を超える粒径の粉粒体を排除して、これを
再び竪型ミル22で粉砕するようにしている。したがっ
て、前述の各構成におけるよりもチューブミル23の粉
砕媒体の径をさらに小径とすることができ、チューブミ
ル23における粉砕効率、ひいては本実施例の粉砕装置
21bの粉砕効率をさらに向上することができる。
【0028】図6は本発明の第2実施例の粉砕装置21
cの構成を示すブロック図である。本実施例は、前述の
第1実施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を
付す。本実施例の注目すべき点は、竪型ミル22の後
に、独立した集塵機38を設けたことである。集塵機3
8は、誘引ファン100によって抽気される。集塵機3
8によって補集された粉粒体は、集塵機32で補集され
た粉粒体と同じく製品として取出される。このような構
成によっても前述の実施例で述べた効果と同様の効果を
得ることができる。
【0029】
【0030】
【0031】図7は前述の各実施例において用いられる
分級器33の断面図である。図7を参照して、分級器3
3の構成と動作について説明する。分級器33は、鉛直
軸線を有する分級室34を構成するケーシング74と、
分級室34内で鉛直軸線まわりに多数設けられ、一体的
に回転自在の選別翼75と、選別翼75を回転駆動する
ための駆動手段76と、ケーシング74の天井板77に
同心に連結され、出口孔78を形成する排出管79と、
分級室34の下部に同心に配置された入口風管80とを
含む。
【0032】ケーシング74の下端部には、入口風管8
0の外周から外方に間隔をあけて粗大粒子の排出シュー
ト81が連結され、出口孔78に連通し選別翼75の回
転方向に沿う接線方向に外方に延設された複数の連結風
管82と、各連結風管82の外方端部にそれぞれ連結さ
れたサイクロン35とが備えられる。入口風管80に
は、チューブミル23が連結される。
【0033】図7を参照して、分級器33の動作につい
て説明する。分級すべき粉粒体を含む気体は、矢符A1
方向に上方に向けて入口風管80から分級室34内に導
入される。分級室34内に導入された気体は、破線で示
す経路を矢符A2に沿って流過する。すなわち、選別翼
75を経て出口孔78から接線方向に流過し、連結風管
82を経て、サイクロン35に導かれる。
【0034】分級室34内において気体中の粉粒体に
は、選別翼75の回転駆動に伴なって遠心力および向心
力が作用し、これらの力の差異によって粉粒体が分級さ
れる。分級されて得られた粗粉は、ケーシング74の内
壁に沿って降下し、排出シュート81から排出される。
また微粉は、サイクロン35で補集される。サイクロン
35からの清浄な気体は、出口ダクト83を経て送風機
59によって循環ダクト66に導出される。
【0035】サイクロン35で補集された微粉は、精粉
である製品とされ、排出シュート81からの粗粉は、チ
ューブミル23に投下される。
【0036】また分級器33における動力消費量は、選
別翼75を回転駆動するだけであり、格段に低いレベル
に抑制することができる。またチューブミル23からの
粉粒体は気流輸送されるので、輸送時間が極めて短く、
したがって制御の応答性が向上しており、粉砕装置2
1,21a〜21dまたはこれを構成する各構成要素の
起動または停止などに要する時間も格段に短縮すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、セメント
クリンカは先ず、竪型ローラミルによって粉砕され、テ
ーブルとハウジングとの間の隙間から、粉砕されたセメ
ントクリンカのほぼ全量が排出され、次にふるい装置に
導かれ、これによって後続のチューブミルにおいて粉砕
効率を向上するのに最適な粒径を超える粒径を除去して
細粉だけをチューブミルに導き、ふるい装置で除去され
た粗粉は、竪型ローラミルに戻し、こうしてチューブミ
ルにおける粉砕効率、ひいては本発明による粉砕装置の
粉砕効率の向上を図ることができる。 本発明では、ふるい装置を用いることが重要であり、こ
れによって消費動力の低減を図ることができるようにな
る。特に竪型ローラミル内でファンを用いた気流式分級
装置を用いた構成や、ふるい装置に代えて気流式分級装
置を用いた構成に比べて、ファンなどの消費動力の低減
を充分に図ることが可能である。 さらにふるい装置を用いることによって、設備が小形化
され、費用が節減され、設置スペースを大幅に小さくす
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基礎となる第1の構成を示す系統図で
ある。
【図2】図1に示される粉砕装置21の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の他の基礎となる第2の構成を示す粉砕
装置21aを示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例の粉砕装置21bの構成を
示す系統図である。
【図5】粉砕装置21bの構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例の粉砕装置21cの構成を
示すブロック図である。
【図7】分級器33の断面図である。
【図8】第1の従来技術の構成を示す系統図である。
【図9】第2の従来技術の構成を示す系統図である。
【符号の説明】
21,21a〜21d 粉砕装置 22 竪型ローラミル 23 チューブミル 24 ハウジング 25 テーブル 28 ローラ 31 誘引ファン 40 ふるい装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 進 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (56)参考文献 特開 昭61−33245(JP,A) 特開 昭59−42048(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、ハウジング内で鉛直回転軸
    線まわりに回転駆動されるテーブルと、テーブル上に圧
    接されるローラとを含み、テーブルとハウジングとの間
    の隙間から、粉砕されたセメントクリンカのほぼ全量を
    排出する竪型ローラミルと、 竪型ローラミルから排出されたセメントクリンカをふる
    いによって分級し、その分級して得られるチューブミル
    の粉砕効率を向上するのに最適な粒径を超える粒径の粗
    粉を竪型ローラミルに戻すふるい装置と、 ふるい装置で分級された細粉が供給されるチューブミル
    とを含むことを特徴とする粉砕装置。
JP2416610A 1990-12-29 1990-12-29 セメントクリンカの粉砕装置 Expired - Lifetime JPH0763642B2 (ja)

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